JP2001354383A - エスカレータ踏段の養生装置 - Google Patents

エスカレータ踏段の養生装置

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JP2001354383A
JP2001354383A JP2000177210A JP2000177210A JP2001354383A JP 2001354383 A JP2001354383 A JP 2001354383A JP 2000177210 A JP2000177210 A JP 2000177210A JP 2000177210 A JP2000177210 A JP 2000177210A JP 2001354383 A JP2001354383 A JP 2001354383A
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JP
Japan
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cleat
sheet member
curing device
riser
longitudinal direction
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Application number
JP2000177210A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kitazawa
光広 北澤
Tsuguhiko Nakada
次彦 中田
Kaizo Ogano
會三 小鹿野
Hiroyuki Matsuoka
弘行 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に設置可能であるとともに、収納性の向
上を図ることのできるエスカレータ踏段の養生装置の提
供。 【解決手段】 乗降口10、11間で露出するクリート
面3およびライザ面4を覆うとともに、乗降口10、1
1を結ぶ方向を長手方向とする可撓性のシート部材1a
と、このシート部材1aのクリート面3と対向する部位
に具備され、長手方向と直交する方向に延設される棒状
の滑り止め部材1bとを備え、かつ、シート部材1aに
よりクリート面3およびライザ面4を覆った際に、滑り
止め部材1bをクリート面3とライザ面4の当接部近傍
5に配置するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータの据
付時等に用いられ、乗降口間で露出するクリート面およ
びライザ面を養生するエスカレータ踏段の養生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エスカレータの踏段は、複数個
無端状に連結されて上下乗降口間を走行するとともに、
乗客の踏み面となるクリート面および隣接する他の踏段
と接合する側に湾曲して形成されたライザ面とを有して
構成されている。そして、エスカレータの据付時等にあ
って、前記乗降口間で露出する前記クリート面および前
記ライザ面には汚損防止を目的として養生装置が設置さ
れる。
【0003】従来のエスカレータ踏段の養生装置とし
て、各踏段のクリート面の溝部に勘合される突起部を滑
り止めとして備えたシート部材が提案されている。
【0004】なお、この種のものとして、例えば実開平
6−35274号公報に記載されるものを挙げることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のエスカレータ踏段の養生装置では、突起部をクリー
ト面の溝部に勘合する作業を各踏段に渡って行わなけれ
ばならず、煩雑な作業を要するという問題があった。ま
た、前記シート部材はその長手方向に巻いた状態で収
納、運搬されるが、前記突起部が長手方向に沿って複数
設けられているため思うように巻くことができず、収納
性に優れないという不都合があった。
【0006】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、容易に設置可能
であるとともに、収納性の向上を図ることのできるエス
カレータ踏段の養生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、複数個無端状に連結されて上下乗降口間を
走行するとともに、乗客の踏み面となるクリート面およ
び隣接する他の踏段と接合する側に湾曲して形成された
ライザ面とを有するエスカレータ踏段の養生装置におい
て、前記乗降口間で露出する前記踏段の前記クリート面
および前記ライザ面を覆うとともに、前記乗降口を結ぶ
方向を長手方向とする可撓性のシート部材と、このシー
ト部材の前記クリート面と対向する部位に具備され、長
手方向と直交する方向に延設される棒状の滑り止め部材
とを備えた構成にしてある。
【0008】前記のように構成した本発明によれば、養
生装置によりエスカレータの踏段を養生する場合、シー
ト部材により乗降口間で露出する前記踏段のクリート面
およびライザ面を覆うとともに、棒状の滑り止め部材の
それぞれを各踏段のクリート面と対向するように配置す
る。このように、滑り止め部材をクリート面に配置して
シート部材を保持する構成であるため、従来のように突
起部を溝部に勘合するといった特別な作業を要すること
なく、容易に設置可能である。また、前記棒状の滑り止
め部材はシート部材の長手方向と直交する方向、すなわ
ち幅方向にそれぞれが延設されるため、シート部材を巻
く際に障害となることがなく、したがって、収納性の向
上を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエスカレータ踏段
の養生装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明のエスカレータ踏段の養生装
置の一実施形態を示す斜視図、図2は図1の養生装置の
設置状態を示す側面図、図3は図1の養生装置のシート
部材および滑り止め部材を示す平面図である。
【0011】一般に、エスカレータは図2に示すよう
に、無端状に連結されて上部乗降口10と下部乗降口1
1間を走行する複数の踏段2と、これらの踏段2の両側
に立設される欄干14を有している。また、前記の踏段
2は、図1に示すように、乗客の踏み面となるクリート面
3と、隣接する他の踏段と接合する側に湾曲して形成さ
れたライザ面4とを備えており、これらのクリート面3
およびライザ面4は往路側2aで露出した状態となると
ともに、戻り側2bで反転した状態となる。
【0012】そして、本実施形態の養生装置は図1に示
すように、乗降口10、11間で露出するクリート面3
およびライザ面4を覆うとともに、乗降口10、11を
結ぶ方向を長手方向とする可撓性のシート部材1aと、
このシート部材1aのクリート面3と対向する部位に具
備され、長手方向と直交する方向に延設される棒状の滑
り止め部材1bとを備えている。
【0013】また、滑り止め部材1bのシート部材1a
への取付間隔は、クリート面3の奥行き寸法とライザ面
4の高さ寸法を合わせた寸法となっており、それぞれの
滑り止め部材1bはクリート面3とライザ面4の当接部
近傍5に配置される。すなわち、1つの滑り止め部材1
bをクリート面3とライザ面4の当接部近傍5に配置す
れば、他の滑り止め部材1bもそれぞれクリート面3と
ライザ面4の当接部近傍5に配置されるように取付寸法
が設定されている。
【0014】この実施形態にあっては、養生装置により
エスカレータの踏段2を養生する場合、シート部材1a
により上部乗降口10から下部乗降口11間に渡って踏
段2のクリート面3およびライザ面4を覆う。このと
き、図1に示すように棒状の滑り止め部材1bのそれぞ
れは、各踏段2のクリート面3とライザ面4の当接部近
傍5に設置する。
【0015】また、踏段2の養生が終了し、養生装置を
撤去する場合、シート部材1aの長手方向の一端側から
他端側に向かって巻いてゆき、ロール状にして収納、運
搬を行う。このとき、滑り止め部材1bのそれぞれはシ
ート部材1aに順次巻き取られる形で収納される。
【0016】このように構成した実施形態では、滑り止
め部材1bをクリート面3に配置してシート部材1aを
保持する構成であるため、従来のように突起部を溝部に
勘合するといった特別な作業を要することなく、容易に
設置可能である。また、棒状の滑り止め部材1bはシー
ト部材1aの長手方向と直交する方向、すなわち幅方向
にそれぞれが延設されるため、シート部材1aを巻く際
に障害となることがなく、したがって、収納性の向上を
図ることができる。さらに、滑り止め部材1bはクリー
ト面3とライザ面4の当接部近傍にそれぞれが配置され
るため、シート部材1aを踏段2のクリート面3および
ライザ面4の形状に沿って弛むことなく設置可能であ
り、したがって、養生装置を設置した状態で踏段2上を
歩行しても安全である。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、滑
り止め部材をクリート面に配置してシート部材を保持す
る構成であるため、従来のように突起部を溝部に勘合す
るといった特別な作業を要することなく、容易に設置可
能である。また、棒状の滑り止め部材はシート部材の長
手方向と直交する方向、すなわち幅方向にそれぞれが延
設されるため、シート部材を巻く際に障害となることが
なく、したがって、収納性の向上を図ることができる。
これによって、養生装置の設置作業および撤去作業の効
率を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエスカレータ踏段の養生装置の一実施
形態を示す斜視図である。
【図2】図1の養生装置の設置状態を示す側面図であ
る。
【図3】図1の養生装置のシート部材および滑り止め部
材を示す平面図である。
【符号の説明】
1a シート部材 1b 滑り止め部材 2 踏段 3 クリート面 4 ライザ面 5 当接部近傍 10 上部乗降口 11 下部乗降口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小鹿野 會三 東京都足立区中川4丁目16番29号 日立エ レベータテクノサービス株式会社内 (72)発明者 松岡 弘行 東京都足立区中川4丁目16番29号 日立エ レベータテクノサービス株式会社内 Fターム(参考) 3F321 AA01 AA13 CD00 EA15 HA00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個無端状に連結されて上下乗降口間
    を走行するとともに、乗客の踏み面となるクリート面お
    よび隣接する他の踏段と接合する側に湾曲して形成され
    たライザ面とを有するエスカレータ踏段の養生装置にお
    いて、 前記乗降口間で露出する前記踏段の前記クリート面およ
    び前記ライザ面を覆うとともに、前記乗降口を結ぶ方向
    を長手方向とする可撓性のシート部材と、このシート部
    材の前記クリート面と対向する部位に具備され、長手方
    向と直交する方向に延設される棒状の滑り止め部材とを
    備えたことを特徴とするエスカレータ踏段の養生装置。
  2. 【請求項2】 前記滑り止め部材は、前記クリート面と
    前記ライザ面の当接部近傍に配置されることを特徴とす
    る請求項1記載のエスカレータ踏段の養生装置。
JP2000177210A 2000-06-13 2000-06-13 エスカレータ踏段の養生装置 Pending JP2001354383A (ja)

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