JPH06305416A - 搬送車走行装置 - Google Patents

搬送車走行装置

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Publication number
JPH06305416A
JPH06305416A JP11659193A JP11659193A JPH06305416A JP H06305416 A JPH06305416 A JP H06305416A JP 11659193 A JP11659193 A JP 11659193A JP 11659193 A JP11659193 A JP 11659193A JP H06305416 A JPH06305416 A JP H06305416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
rail
elastic material
plate
perforated plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11659193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Hosaka
正仁 保坂
Shinji Hori
信次 堀
Hisatsugu Watanabe
久嗣 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kito KK
Kito Corp
Original Assignee
Kito KK
Kito Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kito KK, Kito Corp filed Critical Kito KK
Priority to JP11659193A priority Critical patent/JPH06305416A/ja
Publication of JPH06305416A publication Critical patent/JPH06305416A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送車の車輪をスリップしないようにしてレ
ール上を走行させる。 【構成】 レール1の車輪踏面2に多数の凹凸28を設
け、搬送車4の車輪5の表面部分を弾性材料6により構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送車の車輪をスリッ
プしないようにして走行させることができる搬送車走行
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送車走行装置としては、特開平
2−53660号公報により公表されているものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の搬送車走行
装置の場合は、機械部品加工を行うときの油煙が発生
し、すなわち、搬送車走行装置をオイルミスト雰囲気で
使用することになり、したがって、レールの車輪踏面お
よび車輪におけるレール接触面に油が付着して、搬送車
の車輪がレールの車輪踏面に対しスリップすることにな
る。また冬期においては、レールの踏面に結露が発生し
て、搬送車の車輪がレールの車輪踏面をスリップするこ
とになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の搬送車走行装置においては、レー
ル1の車輪踏面2に多数の凹凸28を設け、搬送車4の
車輪5の表面部分を弾性材料6により構成するか、また
はレール1の車輪踏面2に多孔板3を固着し、搬送車4
の車輪5の表面部分を弾性材料6により構成するか、あ
るいはレール1の車輪踏面2に凹凸28を有する合成樹
脂板29を固着し、搬送車4の車輪5の表面部分を弾性
材料6により構成する。また多孔板3としては、パンチ
プレート3Aまたは金網3Bを使用してもよい。
【0005】
【実施例】図1ないし図5は本発明の第1実施例を示す
ものであって、溝底版7の巾方向の両側に溝側版8が一
体に連設されて、コ字状の溝形レール本体9が構成さ
れ、前記溝底版7に多数のボルト挿通用透孔10が溝底
版方向および溝底版長手方向に間隔をおいて設けられ、
さらに各溝側版8の先端側の内側に、溝底版7から等距
離だけ離れた位置において溝底版長手方向に延長するコ
字状断面の内側ガイド溝11が設けられている。
【0006】各溝側版の先端側の外側に、溝底版7から
等距離において、両側に内向きフランジ12を有すると
共に外向きに開口する取付用係止溝13が、溝側版長手
方向に延長するように設けられ、かつ前記溝側版8の基
端側の外側に、溝底版7に平行な平面上に位置する外側
ローラ支承面14と、その外側ローラ支承面14に直角
な外側ガイド面15とが、溝底版長手方向に延長するよ
うに設けられ、前記各内側ガイド溝11は互いに平行に
延長し、かつ前記各外側ガイド面15も互いに平行に延
長している。
【0007】下側の内側ガイド溝11における溝底面か
らなる車輪踏面2に、ローレット加工が施されて多数の
凹凸28が設けられ、前記溝形レール本体9は横向きに
開口するように配置されて、レール1が構成されてい
る。
【0008】建築物の梁材または保持部材に、多数の支
持部材18の上部が固定され、各支持部材18の下部
に、前記レール1における溝底版7がボルト19により
固定されている。
【0009】走行用駆動装置20を備えている搬送車本
体21は、前記凹凸28に載置される車輪5と、下部の
内側ガイド溝11に嵌入される複数の下部ガイドローラ
22と、上部の内側ガイド溝11に嵌入される上部ガイ
ドローラ23と、下側の外側ガイド面15に係合される
浮き上がり防止ローラ24とを備え、前記車輪5は、金
属製本体25と、その周囲に固着されたゴム,ウレタン
ゴムその他の弾性材料6により構成され、その車輪5の
弾性材料6は、前記凹凸28に載置されている。
【0010】図6ないし図12は、本発明の第2実施例
を示すものであって、金属板16に多数の円形孔17が
近接して設けられて、パンチプレート3Aからなる多孔
板3が構成され、前記溝形レール本体9は横向きに開口
するように配置され、かつ上下の内側ガイド溝11のう
ち、下側の内側ガイド溝11における車輪踏面2に、前
記多孔板3が接着剤により固着されて、多孔板3を有す
るレール1が構成されている。
【0011】図13および図14は、本発明の第3実施
例を示すものであって、表面に多数の凹凸28を備えて
いるポリプロピレンからなる合成樹脂板29が、レール
1の車輪踏面2に接着剤により固着されているが、その
他の構成は前記第1実施例の場合と同様である。
【0012】図15および図16は、本発明の第4実施
例を示すものであって、溝形レール本体9における下側
の内側ガイド溝11の車輪踏面2に、金網3Bからなる
多孔板3が接着剤により固着されているが、その他の構
成は前記第1実施例の場合と同様である。
【0013】本発明を実施する場合、パンチプレート3
Aの孔の形状は、長孔その他の任意形状であってもよ
い。またレール1の向きは、特開平2−53660号公
報の場合と同様に任意の向きで設置してもよい。
【0014】図17は本発明と比較試験を行うために製
作した突条付き車輪26を示すものであって、金属製本
体25の周面に固着された弾性材料6の表面に、レール
長手方向にX字状に傾斜する突条27が設けられてい
る。
【0015】前記突条付き車輪26をレールにおける平
坦な車輪踏面2に直接載置して、搬送車を走行させた場
合と、本発明の場合とについて、スリップの比較試験を
行ったところ、本発明の場合は、比較例に比べて優れた
スリップ防止効果が得られた。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、レール1の車輪踏面2
に多数の凹凸28を設け、搬送車4の車輪5の表面部分
を弾性材料6により構成するか、またはレール1の車輪
踏面2にパンチプレート3Aまたは金網3B等の多孔板
3を固着し、搬送車4の車輪5の表面部分を弾性材料6
により構成するか、あるいは表面に多数の凹凸28を備
えている合成樹脂板29を、レール1の車輪踏面2に固
着したので、前記車輪5の弾性材料6の表面部分を、前
記凹凸28における多数の凹部に喰い込ませるか、ある
いは前記多孔板3における多数の孔または凹部に喰い込
ませることができ、そのためオイルミスト雰囲気で搬送
車走行装置を使用したり、あるいはレール1における凹
凸28または多孔板3の表面に結露していても、搬送車
4の車輪5の表面が凹凸28または多孔板3の上をスリ
ップすることはなく、したがって、簡単な手段によっ
て、搬送車4の車輪5のスリップを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る搬送車走行装置を示
す一部切欠側面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る搬送車走行装置を示
す縦断正面図である。
【図4】本発明の第1実施例において用いられる凹凸付
きレールを示す縦断斜視図である。
【図5】本発明の第1実施例において用いられる凹凸付
近を拡大して示す縦断正面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る搬送車走行装置を示
す一部切欠側面図である。
【図7】図6の一部を拡大して示す側面図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る搬送車走行装置を示
す縦断正面図である。
【図9】本発明の第2実施例において用いられる多孔板
付きレールを示す縦断斜視図である。
【図10】本発明の第2実施例において用いられる多孔
板付きレールを示す横断平面図である。
【図11】本発明の第2実施例において用いられるパン
チプレートを示す平面図である。
【図12】図11のAーA線拡大断面図である。
【図13】本発明の第3実施例に係る搬送車走行装置を
示す一部切欠側面図である。
【図14】本発明の第3実施例に係る搬送車走行装置を
示す縦断正面図である。
【図15】本発明の第4実施例において用いられる金網
付きレールを示す縦断正面図である。
【図16】図15のBーB線断面図である。
【図17】本発明の第4実施例において用いられる金網
付きレールの下部と弾性材料付き車輪の下部とを示す縦
断正面図である。
【図18】比較試験のために製作した車輪の一部を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 レール 2 車輪踏面 3 多孔板 3A パンチプレート 3B 金網 4 搬送車 5 車輪 6 弾性材料 7 溝底版 8 溝側板 9 溝形レール本体 10 ボルト挿通用透孔 11 内側ガイド溝 12 内向きフランジ 13 取付用係止溝 14 外側ローラ支承面 15 外側ガイド面 16 金属板 17 円形孔 18 支持部材 19 ボルト 20 走行用駆動装置 21 搬送車本体 22 下部ガイドローラ 23 上部ガイドローラ 24 浮き上がり防止ローラ 25 金属製本体 26 突条付き車輪 27 突条 28 凹凸 29 合成樹脂板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール1の車輪踏面2に多数の凹凸28
    を設け、搬送車4の車輪5の表面部分を弾性材料6によ
    り構成した搬送車走行装置。
  2. 【請求項2】 レール1の車輪踏面2に多孔板3を固着
    し、搬送車4の車輪5の表面部分を弾性材料6により構
    成した搬送車走行装置。
  3. 【請求項3】 レール1の車輪踏面2に、表面に凹凸2
    8を有する合成樹脂板29を固着し、搬送車4の車輪5
    の表面部分を弾性材料6により構成した搬送車走行装
    置。
  4. 【請求項4】 多孔板3がパンチプレート3Aである請
    求項2の搬送車走行装置。
  5. 【請求項5】 多孔板3が金網3Bである請求項2の搬
    送車走行装置。
JP11659193A 1993-04-21 1993-04-21 搬送車走行装置 Pending JPH06305416A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009214712A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Nakanishi Metal Works Co Ltd 傾斜経路に対応した搬送車走行装置
JP2010116003A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Nakanishi Metal Works Co Ltd フリクション駆動ホイールを備えた搬送装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52141915A (en) * 1976-05-21 1977-11-26 Katsuji Takayama Method of overhead monorail running of truck etc*

Patent Citations (1)

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