JP2001354148A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2001354148A JP2000179009A JP2000179009A JP2001354148A JP 2001354148 A JP2001354148 A JP 2001354148A JP 2000179009 A JP2000179009 A JP 2000179009A JP 2000179009 A JP2000179009 A JP 2000179009A JP 2001354148 A JP2001354148 A JP 2001354148A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動モータに結合される駆動軸に設けた駆動
ギヤの軸方向移動と回転方向移動を許容して衝撃吸収可
能とする電動パワーステアリング装置において、電動モ
ータに結合される駆動軸の結合状態を向上するととも
に、駆動ギヤの軸方向移動による衝撃吸収性と回転方向
移動による衝撃吸収性を簡素な構成により向上するこ
と。 【解決手段】 電動パワーステアリング装置10におい
て、駆動軸32は電動モータ30の出力軸31に軸方向
に相対移動することなくトルク伝達だけ可能に結合さ
れ、ウォームギヤ37(駆動ギヤ)を駆動軸32に軸方
向と回転方向の両方で弾性連結したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動パワーステアリ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動パワーステアリング装置は、ステア
リング入力軸に接続されたピニオン軸のピニオンをラッ
ク軸のラックに噛合いさせるとともに、電動モータに結
合された駆動軸にウォームギヤを設け、該ウォームギヤ
に噛合うウォームホイールをピニオン軸に接続し、モー
タのトルクをラック軸に伝えることで操舵アシストす
る。
【0003】然るに、ウォームギヤとウォームホイール
の歯面同士は加工上、作動上の必要から適度なバックラ
ッシュが設定されている。ところが、電動パワーステア
リング装置では、ステアリングホイールの操作或いは路
面から入力される振動等により、動力の伝達方向が反転
することがある。このような反転駆動時には、ウォーム
ギヤ又はウォームホイールの今まで当接していた歯面の
裏側の歯面が、バックラッシュ分だけ急に移動して相手
の歯面に衝突し、叩き音を生ずる虞がある。
【0004】また、電動パワーステアリング装置では、
操舵中にタイヤが縁石に乗り上げる等により、ラック軸
のストロークが急停止せしめられたとき、電動モータは
たとえ給電を停止しても慣性により回転し続けようとす
るため、電動モータの慣性力により減速機構を介するト
ルク伝達経路に損傷を招く虞もある。
【0005】従来技術では、特開平11-171027号公報に
記載の如く、上述の叩き音を低減するため、ウォームギ
ヤを設けた駆動軸を電動モータの出力軸に対し軸方向移
動可能にセレーション結合するとともに、該駆動軸をハ
ウジングに支持する軸受にブッシュを設け、かつ該駆動
軸と軸受の間に緩衝部材を介装することにより、ウォー
ムギヤの駆動軸を軸方向に移動して緩衝部材を圧縮可能
とし、ウォームギヤの歯面に生ずる衝撃力を緩衝部材の
撓み変形により吸収して緩和させることとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、ウォームギヤを設けた駆動軸が電動モータの出力
軸にセレーション結合し、セレーションの軸方向移動部
分でトルクも伝達している。セレーションはトルクの伝
達と摺動によって磨耗してがたを生じ易く、このがた
が、電動モータのトルク伝達性を損なうばかりか、駆動
軸及びウォームギヤの軸方向移動の円滑を損なうものと
なり、ひいては駆動軸又はウォームギヤに生じた過大推
力によって駆動軸及びウォームギヤを軸方向に円滑に移
動して緩衝部材を適度に撓み変形させることを困難にす
る。
【0007】また、従来技術では、電動モータのトルク
伝達経路に生ずる衝撃力を、ウォームギヤの軸方向移動
によって吸収するものであり、ウォームギヤの相対回転
移動によって吸収するところがない。従来技術におい
て、ウォームギヤの軸方向移動だけでなく、弾発的な回
転方向移動も許容してそれらの両方向で衝撃力を吸収す
るには、構成が複雑化する。
【0008】本発明の課題は、電動モータに結合される
駆動軸に設けた駆動ギヤの軸方向変位と回転方向変位を
許容して衝撃吸収可能とする電動パワーステアリング装
置において、電動モータに結合される駆動軸の結合状態
を向上するとともに、駆動ギヤの軸方向移動による衝撃
吸収性と回転方向移動による衝撃吸収性を簡素な構成に
より向上することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ステ
アリング入力軸に接続されたピニオン軸のピニオンをラ
ック軸のラックに噛合いさせ、電動モータに結合された
駆動軸を軸受を介してハウジングに支持し、該駆動軸に
駆動ギヤを設け、該駆動ギヤに噛合う中間ギヤを上記ピ
ニオン軸に接続し、前記電動モータの出力を前記ギヤ列
を介して前記ラック軸に伝え、該ラック軸に連動する車
輪を転舵し、操舵力をアシストする電動パワーステアリ
ング装置において、前記ハウジングに前記駆動ギヤを回
転かつ軸方向移動可能に支持するに際し、前記駆動軸は
前記ハウジングに軸方向には相対移動することなく回転
可能に軸受支持され、前記駆動ギヤを前記駆動軸に軸方
向と回転方向の両方で弾性連結してなるようにしたもの
である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記駆動ギヤの一端の互いに異なる位置のそれ
ぞれに、前記駆動軸に同軸をなして軸方向に摺動する摺
動部と、前記駆動軸と回転方向で係合する係合部とを設
け、前記駆動ギヤの軸方向の一方への変位を吸収する緩
衝部材と、他方への変位を吸収する緩衝部材と、回転方
向の変位を吸収する緩衝部材を備えてなるようにしたも
のである。
【0011】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て更に、前記ハウジングに軸受を介して支軸を支持し、
前記駆動ギヤの他端に上記支軸に同軸をなして軸方向に
摺動する摺動部を設け、前記駆動ギヤの一端と前記駆動
軸又は該駆動軸のための前記軸受との間に前記軸方向の
一方への変位と回転方向の変位を吸収するための緩衝部
材を介装し、前記駆動ギヤの他端と前記支軸又は該支軸
のための前記軸受との間に前記軸方向の他方への変位を
吸収するための緩衝部材を介装するようにしたものであ
る。
【0012】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て更に、前記駆動ギヤの他端を前記ハウジングに設けた
軸受に軸方向へ摺動可能に支持し、前記駆動ギヤの一端
と前記駆動軸又は該駆動軸のための前記軸受との間に前
記軸方向の一方への変位と回転方向の変位を吸収するた
めの緩衝部材を介装し、前記駆動ギヤの他端と該駆動ギ
ヤのための前記軸受との間に前記軸方向の他方への変位
を吸収するための緩衝部材を介装するようにしたもので
ある。
【0013】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て更に、前記駆動ギヤの他端を前記ハウジングに対し軸
方向へ摺動可能に支持し、前記駆動ギヤの一端と前記駆
動軸又は該駆動軸のための前記軸受との間に前記軸方向
の一方と他方への変位と、回転方向の変位を吸収するた
めの緩衝部材を介装するようにしたものである。
【0014】
【作用】請求項1〜5の発明によれば下記〜の作用
がある。 駆動ギヤを駆動軸に軸方向と回転方向の両方で弾性連
結したから、電動パワーステアリング装置の反転駆動時
や、タイヤの縁石乗り上げ時等に、駆動ギヤに過大推力
や過大回転力が作用すると、駆動ギヤは駆動軸に対し軸
方向と回転方向に移動する。これにより、駆動ギヤの歯
面に生ずる衝撃力を緩衝部材等の弾性変位によって吸収
することにより緩和して歯面同士の叩き音を低減し、或
いは駆動ギヤの慣性推力と慣性回転力を緩衝部材等の弾
性変位によって合わせて吸収することによりトルク伝達
経路の損傷を回避する。
【0015】駆動ギヤは駆動軸と軸方向と回転方向の
両方で弾性連結されて軸方向と回転方向へ相対移動可能
に接続されている。このとき、駆動軸は電動モータの出
力軸に軸方向に相対移動することなくトルク伝達だけ可
能に強固に結合されており、その結合部にがたを生じに
くい。即ち、電動モータに結合される駆動軸の結合状態
を向上できる。
【0016】駆動ギヤを駆動軸に軸方向と回転方向の
両方で弾性連結したから、駆動ギヤの軸方向移動による
衝撃吸収性と回転方向移動による衝撃吸収性を簡素な構
成により向上でき、トルク伝達経路からの不要な振動回
転変動の伝達を抑制できる。
【0017】請求項2〜4の発明によれば下記の作用
がある。 駆動ギヤは駆動軸との接続部分を、駆動軸と軸方向に
移動する摺動部と、駆動軸と回転方向に係合する係合部
とに分けられることにより、駆動軸との間で伝えられる
トルクを全て係合部の部分で負担して摺動部には及ばな
いようにし、摺動部がトルクの伝達によって磨耗してが
たを生ずることを排除できるから、駆動ギヤは駆動軸に
対しこの摺動部を介することによって常に円滑に軸方向
に移動できる。従って、駆動ギヤは前述の過大推力や
過大回転力によって円滑に軸方向に移動して緩衝部材を
適度に撓み変形させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は電動パワーステアリング装
置を一部破断して示す正面図、図2は図1のII−II 線
に沿う断面図、図3は図2のIII−III 線に沿う断面
図、図4は図3の要部拡大断面図、図5は図4のV−V線
に沿う断面図、図6は緩衝部材を取り出して示す斜視
図、図7は第2実施形態を示す断面図、図8は第3実施
形態を示す断面図、図9は第4実施形態を示す断面図、
図10は図9の緩衝部材の断面を示し、(A)はA−A線
に沿う断面図、(B)はB−B線に沿う断面図である。
【0019】(第1実施形態)(図1〜図6) 電動パワーステアリング装置10は、図1、図2に示す
如く、不図示のブラケットにより車体フレーム等に固定
されるハウジング11(第1〜第3のハウジング11A
〜11C)を有する。そして、ステアリングホイールが
結合されるステアリング入力軸12にトーションバー1
3を介してピニオン軸14を連結し、このピニオン軸1
4にピニオン14Aを設け、このピニオン14Aに噛合
うラック16Aを備えたラック軸16を第1ハウジング
11Aに左右動可能に支持している。ステアリング入力
軸12とピニオン軸14の間には、操舵トルク検出装置
17を設けてある。尚、ステアリング入力軸12とピニ
オン軸14は軸受12A、15A、15Bを介してハウ
ジング11に支持される。
【0020】操舵トルク検出装置17は、図2に示す如
く、ステアリング入力軸12、ピニオン軸14に係合し
ている円筒状のコア17Cを囲む2個の検出コイル17
A、17Bを第3ハウジング11Cに設けている。コア
17Cは、ピニオン軸14のガイドピン17Dに係合す
る縦溝17Eを備えて軸方向にのみ移動可能とされると
ともに、ステアリング入力軸12のスライダピン17F
に係合するスパイラル溝17Gを備える。これにより、
ステアリングホイールに加えた操舵トルクがステアリン
グ入力軸12に付与され、トーションバー13の弾性ね
じり変形により、ステアリング入力軸12とピニオン軸
14の間に回転方向の相対変位を生ずると、ステアリン
グ入力軸12とピニオン軸14の回転方向の変位がコア
17Cを軸方向に変位させるものとなり、このコア17
Cの変位による検出コイル17A、17Bの周辺の磁気
的変化に起因する検出コイル17A、17Bのインダク
タンスが変化する。即ち、コア17Cがステアリング入
力軸12側へ移動すると、コア17Cが近づく方の検出
コイル17Aのインダクタンスが減少し、コア17Cが
遠ざかる方の検出コイル17Bのインダクタンスが増加
し、このインダクタンスの変化により操舵トルクを検出
できる。
【0021】第1ハウジング11A内でラック軸16の
一端を挟んでピニオン軸14と相対する部分に設けられ
ているシリンダ部18には、図2に示す如く、ラックガ
イド19が内蔵され、ラックガイド19(ブッシュ19
A)はシリンダ部18に被着されるキャップ20により
背面支持されるばね21によりラック軸16の側に弾発
され、ラック軸16のラック16Aをピニオン14Aに
押し付けるとともに、ラック軸16の一端を摺動自在に
支持する。尚、ラック軸16の他端側は軸受22により
支持される。また、ラック軸16の中間部には連結ボル
ト22A、22Bにより左右のタイロッド23A、23
Bが連結される。
【0022】第2ハウジング11Bは、図3に示す如
く、電動モータ30を支持する。電動モータ30の出力
軸31には駆動軸32がスプライン部33でスプライン
結合され、駆動軸32は軸受34を介してハウジング1
1Bに回転可能に支持されている。そして、駆動軸32
には後述する如くにウォームギヤ(駆動ギヤ)37が接続
され、ウォームギヤ37に噛合うウォームホィール(中
間ギヤ)38をピニオン軸14の中間部に固定してあ
る。電動モータ30の出力トルクは、上記ギヤ列(ウォ
ームギヤ37とウォームホィール38の噛合い、ピニオ
ン14Aとラック16Aの噛合い)を介してラック軸1
6に伝えられ、ラック軸16に連動する車輪を転舵し、
運転者がステアリング入力軸12に付与する操舵力をア
シストする。
【0023】然るに、電動パワーステアリング装置10
にあっては、ウォームギヤ37を下記(1)〜(5)により、
ハウジング11B内で回転かつ軸方向移動可能に支持す
る(図4〜図6)。 (1)電動モータ30の出力軸31に駆動軸32を軸方向
に相対移動することなくトルク伝達だけ可能にスプライ
ン部33でスプライン結合し、駆動軸32の中間部を軸
受34でハウジング11Bに支持する。軸受34の内輪
は駆動軸32のフランジ32Aと該駆動軸32に係着し
たストッパリング35の間に固定され、軸受34の外輪
はハウジング11Bの段差部と該ハウジング11Bに螺
着したロックナット36の間に固定される。駆動軸32
は、一端にスプライン部33を、中間部にフランジ32
Aを備える他、他端に摺動支持部41を備え、摺動支持
部41とフランジ32Aの間に該フランジ32Aの端面
から立ち上がる十字状の係合突片42を備える。
【0024】(2)ハウジング11Bにおいて、駆動軸3
2、軸受34と相対する位置に軸受43の外輪が固定的
に装填され、軸受43の内輪に支軸44が固定的に嵌入
保持されている。支軸44は、軸受43の内輪端面に接
するフランジ44Aと、フランジ44Aから突出する摺
動支持部45を備える。
【0025】(3)ウォームギヤ37の一端の先端側とそ
の奥側の2位置のそれぞれに、駆動軸32の係合突片4
2と後述する緩衝部材51の回転方向緩衝部51Bを介
して回転方向で係合する十字状の係合突片46と、駆動
軸32と同軸をなして駆動軸32の摺動支持部41を軸
方向に摺動可能とするブッシュ47Aを圧入等して備え
た摺動部47とを設ける。他方、ウォームギヤ37の他
端に、支軸44と同軸をなして支軸44の摺動支持部4
5を軸方向に摺動可能とするブッシュ48Aを圧入等し
て備えた摺動部48を設ける。
【0026】(4)ハウジング11Bに軸受43を介して
支持した支軸44の摺動支持部45に、ウォームギヤ3
7の摺動部48を嵌合する。このとき、支軸44のフラ
ンジ44Aとウォームギヤ37の端面との間に孔あき円
板状のゴム等からなる緩衝部材52を一定の予圧縮を付
与して組込む。緩衝部材52は、支軸44のフランジ4
4Aに焼付、接着等により固定化されても良い。他方、
ハウジング11Bに軸受34を介して支持される駆動軸
32の摺動支持部41をウォームギヤ37の摺動部47
に嵌合し、駆動軸32の係合突片42をウォームギヤ3
7の係合突片46に係入する。このとき、駆動軸32と
ウォームギヤ37の周方向4位置のそれぞれにそれらの
周方向にて4分割されたゴム樹脂等からなる緩衝部材
(トルクダンパ)51を介装し、緩衝部材51の軸方向
緩衝部51Aを駆動軸32のフランジ32Aとウォーム
ギヤ37の係合突片46の端面との間に一定の予圧縮を
付与して組込み、かつ緩衝部材51の軸方向緩衝部51
Aから立ち上がる2条の回転方向緩衝部51Bを駆動軸
32の係合突片42とウォームギヤ37の係合突片46
との間に一定の予圧縮を付与して組込む。緩衝部材51
は、駆動軸32のフランジ32A上で該フランジ32A
の端面と相隣る係合突片42の側面に焼付、接着等によ
り固定化されても良い。また、緩衝部材51は分割形成
することなく一体形成されても良い。緩衝部材51の軸
方向緩衝部51Aはウォームギヤ37の軸方向の一方
(駆動軸32に近づく方向)への変位を弾性撓みによっ
て吸収し、緩衝部材52はウォームギヤ37の軸方向の
他方(駆動軸32から遠ざかる方向)への変位を弾性撓
みによって吸収する。また、緩衝部材51の回転方向緩
衝部51Bはウォームギヤ37の回転方向の変位を弾性
撓みによって吸収する。
【0027】尚、緩衝部材51の軸方向緩衝部51A、
緩衝部材52に付与する予圧縮量は、ウォームギヤ37
からウォームホイール38に最大操舵アシスト力が伝達
されたときに、一方の緩衝部材51の軸方向緩衝部51
A(又は緩衝部材52)が撓んでウォームギヤ37が一
方向に最大限移動しても、他方の緩衝部材52(又は緩
衝部材51の軸方向緩衝部51A)の撓みが残存するよ
うに設定される。
【0028】(5)前述(1)、(4)により、ウォームギヤ3
7は駆動軸32に軸方向と回転方向の両方で弾性連結さ
れる。
【0029】以下、電動パワーステアリング装置10の
動作について説明する。 (1)操舵トルク検出装置17が検出した操舵トルクが所
定値より低いとき、操舵アシスト力は不要であり、電動
モータ30は駆動されない。
【0030】(2)操舵トルク検出装置17が検出した操
舵トルクが所定値を越えるとき、操舵アシスト力を必要
とするから、電動モータ30が駆動される。電動モータ
30の発生トルクが、駆動軸32を回転させ、ウォーム
ギヤ37とウォームホイール38の噛合い、ピニオン1
4Aとラック16Aの噛合いを介してラック軸16に付
与される。
【0031】(2-1)通常作動時には、ウォームギヤ37
とウォームホイール38との間に反力が生ずるが、緩衝
部材51の軸方向緩衝部51A、回転方向緩衝部51
B、緩衝部材52がウォームギヤ37に付与している予
圧力がその反力より大きく設定されているから、ウォー
ムギヤ37は駆動軸32に対しほとんど軸方向にも回転
方向にも相対移動しない。従って、電動モータ30の発
生トルクはそのままウォームホイール38に伝えられ
る。
【0032】(2-2)ステアリングホイールの操舵或いは
路面から入力される振動により、動力の伝達方向が反転
する反転駆動時に、ウォームギヤ37とウォームホイー
ル38がそれらのバックラッシュの存在によってそれら
の歯面同士を当接せしめるときには、ウォームギヤ37
とウォームホイール38との間に上述(2-1) より大きな
反力Fが生ずる。この場合には、緩衝部材51の軸方向
緩衝部51A、回転方向緩衝部51B、緩衝部材52が
ウォームギヤ37に付与している予圧力よりもその反力
の方が大きくなり、緩衝部材51の軸方向緩衝部51A
と緩衝部材52の一方、及び緩衝部材51の回転方向緩
衝部51Bが圧縮変形し、ウォームギヤ37が軸方向と
回転方向に移動する。これにより、ウォームギヤ37の
歯面に生ずる衝撃力を緩衝部材51、52の弾性変形に
より緩和し、歯面同士の叩き音を低減する。
【0033】(2-3)上述(2-1) の操舵中にタイヤが縁石
に乗り上げる等により、ラック軸16のストロークが急
停止せしめられると、電動モータ30がたとえ給電を停
止されても慣性により回転し続けようとし、電動モータ
30に結合されている駆動軸32を介してウォームギヤ
37に慣性推力と慣性回転力が作用する。このとき、慣
性推力と慣性回転力は緩衝部材51の軸方向緩衝部51
A、回転方向緩衝部51B、緩衝部材52がウォームギ
ヤ37に付与している予圧力を上回り、緩衝部材51の
軸方向緩衝部51Aと緩衝部材52の一方、及び緩衝部
材51の回転方向緩衝部51Bが圧縮変形し、ウォーム
ギヤ37が駆動軸32に対して軸方向と回転方向に移動
する。これにより、ウォームギヤ37に作用する慣性推
力と慣性回転力を緩衝部材51、52の弾性変形によっ
て吸収し、トルク伝達経路の損傷を回避する。
【0034】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。 ウォームギヤ37を駆動軸32に軸方向と回転方向の
両方で弾性連結したから、電動パワーステアリング装置
10の反転駆動時や、タイヤの縁石乗り上げ時等に、ウ
ォームギヤ37に過大推力や過大回転力が作用すると、
ウォームギヤ37は駆動軸32に対し軸方向と回転方向
に移動する。これにより、ウォームギヤ37の歯面に生
ずる衝撃力を緩衝部材51、52の弾性変位によって吸
収することにより緩和して歯面同士の叩き音を低減し、
或いはウォームギヤ37の慣性推力と慣性回転力を緩衝
部材51、52の弾性変位によって吸収することにより
トルク伝達経路の損傷を回避する。
【0035】ウォームギヤ37は駆動軸32と軸方向
と回転方向の両方で弾性連結されて軸方向と回転方向へ
相対移動可能に接続されている。このとき、駆動軸32
は電動モータ30の出力軸31に軸方向に相対移動する
ことなくトルク伝達だけ可能に強固に結合でき、その結
合部にがたを生じにくい。即ち、電動モータ30に結合
される駆動軸32の結合状態を向上できる。
【0036】ウォームギヤ37を単一の緩衝部材51
により駆動軸32に軸方向と回転方向の両方で弾性連結
したから、ウォームギヤ37の軸方向移動による衝撃吸
収性と回転方向移動による衝撃吸収性を簡素な構成によ
り向上できる。ウォームギヤ37は駆動軸32との接
続部分を、駆動軸32と軸方向に移動する摺動部47
と、駆動軸32と回転方向に係合する係合突片46とに
分けられることにより、駆動軸32との間で伝えられる
トルクを全て係合突片46の部分で負担して摺動部47
には及ばないようにし、摺動部47がトルクの伝達によ
って磨耗してがたを生ずることを排除できるから、ウォ
ームギヤ37は駆動軸32に対しこの摺動部47を介す
ることによって常に円滑に軸方向に移動できる。従っ
て、ウォームギヤ37は前述の過大推力や過大回転力
によって円滑に軸方向に移動して緩衝部材51、52を
適度に撓み変形させることができる。
【0037】(第2実施形態)(図7) 第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、ウォームギ
ヤ37の駆動軸32と反対側の端部を、ハウジング11
Bに設けた軸受43に直接的に支持したことにある。即
ち、ウォームギヤ37の駆動軸32と反対側の端部で下
記(1)、(2)の如くにした。
【0038】(1)ウォームギヤ37の駆動軸32と反対
側の端部に支軸61を一体形成した。そして、ウォーム
ギヤ37の支軸61をハウジング11Bに設けた軸受4
3の内輪に軸方向へ摺動可能に支持した。軸受43の内
輪は、支軸61の摺動性を向上するためのL字断面状ブ
ッシュ62を備えることができる。
【0039】(2)ウォームギヤ37における支軸61が
設けられている部分の近傍にフランジ61Aを設け、こ
のフランジ61Aに緩衝部材63を保持し、フランジ6
1Aと軸受43の内輪端面との間に緩衝部材63を介装
した。緩衝部材63は、電動パワーステアリング装置1
0の緩衝部材52に相当する。また、この場合、支軸6
1と軸受43の内輪とを一体的に連結し、軸受43の外
輪をハウジング11Bに対し軸方向へ摺動可能に支持
し、この外輪端面とハウジング11Bとの間に緩衝部材
63を挟持しても良い。
【0040】第2実施形態にあっても、ウォームギヤ3
7に作用する過大推力と過大回転力を緩衝部材51、6
3により吸収するものとなり、第1実施形態におけると
同一の作用を奏する。
【0041】(第3実施形態)(図8) 第3実施形態が第1実施形態と異なる点は、ウォームギ
ヤ37を下記(1)〜(6)により、ハウジング11B内で回
転かつ軸方向移動可能に支持したことにある。 (1)電動モータ30の出力軸31に駆動軸32を軸方向
に相対移動することなく、トルク伝達だけ可能にスプラ
イン部33でスプライン結合し、駆動軸32の中間部を
軸受34でハウジング11Bに支持する。駆動軸32
は、一端にスプライン部33を、中間部にフランジ32
Aを備える他、他端に摺動支持部41を備える。
【0042】(2)ハウジング11Bにおいて、駆動軸3
2、軸受34と相対する位置に軸受43の外輪が固定的
に装填される。
【0043】(3)ウォームギヤ37の一端に、駆動軸3
2と同軸をなして摺動支持部41を軸方向に相対移動可
能とするブッシュ47Aを圧入等して備えた摺動部47
を設ける。他方、ウォームギヤ37の他端に摺動部48
を設ける。
【0044】(4)ウォームギヤ37の摺動部48をハウ
ジング11Bに設けた軸受43の内輪に軸方向へ摺動可
能に嵌合する。軸受43の内輪は、摺動部48の摺動性
を向上するためのブッシュ(不図示)を備えても良い。
【0045】(5)ハウジング11Bに軸受34を介して
支持される駆動軸32の摺動支持部41をウォームギヤ
37の摺動部47に嵌合する。そして、駆動軸32のフ
ランジ32Aと、ウォームギヤ37の一端面のそれぞれ
に、コイルばねからなる緩衝部材71(トルクダンパ)
の両端部のそれぞれを溶接等により一体に固定する。緩
衝部材71は、ウォームギヤ37の軸方向の一方と他方
への変位と、回転方向の変位を吸収する。
【0046】(6)前述(1)、(5)により、ウォームギヤ3
7は駆動軸32に軸方向と回転方向の両方で弾性連結さ
れる。
【0047】第3実施形態にあっても、ウォームギヤ3
7を駆動軸32に軸方向と回転方向の両方で弾性連結し
たから、第1実施形態におけると同一の作用を奏する。
【0048】(第4実施形態)(図9、図10) 第4実施形態が第1実施形態と異なる点は、ウォームギ
ヤ37を下記(1)〜(4)により、ハウジング11B内で回
転かつ軸方向移動可能に支持したことにある。 (1)電動モータ30の出力軸31に駆動軸32を軸方向
に相対移動することなく、トルク伝達だけ可能にスプラ
イン部33でスプライン結合し、駆動軸32の中間部を
軸受34でハウジング11Bに支持する。
【0049】(2)ハウジング11Bにおいて、駆動軸3
2、軸受34と相対する位置に軸受43の外輪が固定的
に装填される。
【0050】(3)駆動軸32は弾性連結部(トルクダン
パ)81によりウォームギヤ37の一端を軸方向と回転
方向の両方で弾性連結する。そして、ウォームギヤ37
の他端に設けた摺動部84を軸受43の内輪に軸方向へ
移動可能に嵌合する。軸受43の内輪は、摺動部84の
摺動性を向上するためのブッシュ(不図示)を備えても
良い。
【0051】弾性連結部81は、駆動軸32の軸受34
の内輪の端面に接する一端からウォームギヤ37に至る
までの軸方向複数位置のそれぞれに、図10(A)、
(B)に示す如くのスリット82、83・・・を付与さ
れ、相隣るスリット82、83の基部82A、83Aを
弾性連結部81の中心軸回りで互いに一定角度ずつずら
している。これにより、弾性連結部81は、ウォームギ
ヤ37の軸方向の一方と他方への変位、回転方向の変位
を吸収する。
【0052】尚、弾性連結部81は、駆動軸32とウォ
ームギヤ37の一方又は両方と一体の材料により形成さ
れ、或いは駆動軸32及び/又はウォームギヤ37に溶
接等により接合されて一体化されるものであっても良
い。
【0053】(4)前述(1)、(3)により、ウォームギヤ3
7は駆動軸32に軸方向と回転方向の両方で弾性連結さ
れる。
【0054】第4実施形態にあっても、ウォームギヤ3
7を駆動軸32に軸方向と回転方向の両方で弾性連結し
たから、第1実施形態におけると同一の作用を奏する。
【0055】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の実施において、緩衝部材はゴム、ばね、スプリン
グワッシャ等を採用できる。
【0056】また、本発明の電動パワーステアリング装
置は、ステアリングホイールに連結されて該ステアリン
グホイールの操舵力をラック軸に伝えるピニオン軸を電
動モータによりアシストするものに限らず、ステアリン
グホイールには連結されずに電動モータの回転力をラッ
ク軸に伝えるアシスト専用のピニオン軸を、ステアリン
グホイールが連結されている上記ピニオン軸と別に併設
してなるものであっても良い。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電動モー
タに結合される駆動軸に設けた駆動ギヤの軸方向移動と
回転方向移動を許容して衝撃吸収可能とする電動パワー
ステアリング装置において、電動モータに結合される駆
動軸の結合状態を向上するとともに、駆動ギヤの軸方向
移動による衝撃吸収性と回転方向移動による衝撃吸収性
を簡素な構成により向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は電動パワーステアリング装置を一部破断
して示す正面図である。
【図2】図2は図1のII−II 線に沿う断面図である。
【図3】図3は図2のIII−III 線に沿う断面図であ
る。
【図4】図4は図3の要部拡大断面図である。
【図5】図5は図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図6は緩衝部材を取り出して示す斜視図であ
る。
【図7】図7は第2実施形態を示す断面図である。
【図8】図8は第3実施形態を示す断面図である。
【図9】図9は第4実施形態を示す断面図である。
【図10】図10は図9の緩衝部材の断面を示し、
(A)はA−A線に沿う断面図、(B)はB−B線に沿う断
面図である。
【符号の説明】
10 電動パワーステアリング装置 11B ハウジング 12 ステアリング入力軸 14 ピニオン軸 16 ラック軸 30 電動モータ 32 駆動軸 34 軸受 37 ウォームギヤ(駆動ギヤ) 38 ウォームホイール(中間ギヤ) 44 支軸 46 係合凸片(係合部) 47、48 摺動部 51、52 緩衝部材 61 支軸 63 緩衝部材 71 緩衝部材 81 弾性連結部 84 摺動部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング入力軸に接続されたピニオ
    ン軸のピニオンをラック軸のラックに噛合いさせ、 電動モータに結合された駆動軸を軸受を介してハウジン
    グに支持し、該駆動軸に駆動ギヤを設け、該駆動ギヤに
    噛合う中間ギヤを上記ピニオン軸に接続し、 前記電動モータの出力を前記ギヤ列を介して前記ラック
    軸に伝え、該ラック軸に連動する車輪を転舵し、操舵力
    をアシストする電動パワーステアリング装置において、 前記ハウジングに前記駆動ギヤを回転かつ軸方向移動可
    能に支持するに際し、前記駆動軸は前記ハウジングに軸
    方向には相対移動することなく回転可能に軸受支持さ
    れ、前記駆動ギヤを前記駆動軸に軸方向と回転方向の両
    方で弾性連結してなることを特徴とする電動パワーステ
    アリング装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動ギヤの一端の互いに異なる位置
    のそれぞれに、前記駆動軸に同軸をなして軸方向に摺動
    する摺動部と、前記駆動軸と回転方向で係合する係合部
    とを設け、 前記駆動ギヤの軸方向の一方への変位を吸収する緩衝部
    材と、他方への変位を吸収する緩衝部材と、回転方向の
    変位を吸収する緩衝部材を備えてなる請求項1記載の電
    動パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングに軸受を介して支軸を支
    持し、前記駆動ギヤの他端に上記支軸に同軸をなして軸
    方向に摺動する摺動部を設け、 前記駆動ギヤの一端と前記駆動軸又は該駆動軸のための
    前記軸受との間に前記軸方向の一方への変位と回転方向
    の変位を吸収するための緩衝部材を介装し、前記駆動ギ
    ヤの他端と前記支軸又は該支軸のための前記軸受との間
    に前記軸方向の他方への変位を吸収するための緩衝部材
    を介装した請求項2記載の電動パワーステアリング装
    置。
  4. 【請求項4】 前記駆動ギヤの他端を前記ハウジングに
    設けた軸受に軸方向へ摺動可能に支持し、 前記駆動ギヤの一端と前記駆動軸又は該駆動軸のための
    前記軸受との間に前記軸方向の一方への変位と回転方向
    の変位を吸収するための緩衝部材を介装し、前記駆動ギ
    ヤの他端と該駆動ギヤのための前記軸受との間に前記軸
    方向の他方への変位を吸収するための緩衝部材を介装し
    た請求項2記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動ギヤの他端を前記ハウジングに
    対し軸方向へ摺動可能に支持し、 前記駆動ギヤの一端と前記駆動軸又は該駆動軸のための
    前記軸受との間に前記軸方向の一方と他方への変位と、
    回転方向の変位を吸収するための緩衝部材を介装した請
    求項2記載の電動パワーステアリング装置。
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