JP2001354064A - 車両用コラムスイッチの照明構造 - Google Patents

車両用コラムスイッチの照明構造

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JP2001354064A
JP2001354064A JP2000176308A JP2000176308A JP2001354064A JP 2001354064 A JP2001354064 A JP 2001354064A JP 2000176308 A JP2000176308 A JP 2000176308A JP 2000176308 A JP2000176308 A JP 2000176308A JP 2001354064 A JP2001354064 A JP 2001354064A
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switch
steering
column switch
vehicle
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Koichi Someya
公一 染谷
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Niles Parts Co Ltd
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作レバー内に照明装置の部品を配設するこ
となく、操作レバーを照明することができる車両用コラ
ムスイッチの照明構造を提供すること。 【解決手段】 ステアリングハンドル1は、近傍にコラ
ムスイッチSを配設している。該ステアリングハンドル
1は、前記コラムスイッチSを照明する発光体5を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングコラムに設置したターンシグナルスイッチや前照灯
スイッチや、ワイパースイッチ等の操作レバーを照明す
ることを特徴とする車両用コラムスイッチの照明構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車のステアリングコラム
に設置されるコンビネーションスイッチの操作レバーに
は、照明装置が装備されていない。このため、夜間、運
転する自動車に慣れていないドライバーが自動車を運転
する場合は、コンビネーションスイッチの操作レバーに
装備されている各種スイッチノブの表示マークを確認し
ずらいという問題点があった。
【0003】そこで、自動車に不慣れなドライバーは、
夜間において、車室内が暗いため、ルームランプを点灯
して、各種スイッチノブの表示マークを確認できるよう
に明るくして対処するという場合があった。しかし、車
外が暗い夜間に、ルームランプを点灯して車室内全体を
明るくすると、車室内のものがフロントガラスに映り、
ドライバーの運転がし難くなるという問題点がある。
【0004】このような問題点を解消するものとして、
例えば実開昭54ー158583号公報に開示された照
明装置付き自動車用操作レバーがある。該操作レバー
は、操作レバー内に銘板を照明するランプを設置するこ
とで、暗い車室内でも操作レバーの位置と、スイッチ機
能と、が判るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た照明装置付き自動車用操作レバーは、操作レバー内に
照明用ランプ、差し込みソケット、電極端子を有する基
板、及びリード線を配設している。このため、該操作レ
バーは、径が太く成ると共に、操作レバーの先端部分が
複雑化してしまう。これにより、更に幾つかのノブスイ
ッチを操作レバーの先端部分に設置しようとした場合、
前記照明装置の各部品が邪魔と成り、設置できないとい
う問題点がある。
【0006】近年自動車に搭載されているコンビネーシ
ョンスイッチは、一方、例えば、右側の操作レバーには
ターンシグナルスイッチ、メイン・ディマ切換スイッ
チ、パッシングスイッチ、ライティングスイッチ、及び
フォグランプスイッチが配置されており、他方の左側の
操作レバーにはワイパスイッチ、ウオッシャスイッチ、
ミストスイッチ、間欠ワイパボリュム、リアウオッシャ
スイッチ、ハザードスイッチ、及びASCD(定速走行
制御)スイッチ等を設置しており、操作レバー内が複雑
でランプや発光素子を操作レバーに内設するのが困難と
なる場合が多い。
【0007】本発明は、操作レバー内に照明装置の部品
を配設することなく、操作レバーを照明することができ
る車両用コラムスイッチの照明構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
の技術の課題を解消すべく発明したものであり、請求項
1の発明は、近傍にコラムスイッチを配設したステアリ
ングハンドルに、前記コラムスイッチを照明する発光体
を設けたことで成る。
【0009】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記コラムスイッチは、操作レバーを有
し、前記発光体は、前記ステアリングハンドルのスポー
ク部の下面に於ける前記操作レバーの近傍に設置したこ
とで成る。
【0010】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記ステアリングハンドルは、自動車が直
進する状態のときに、前記スポーク部を前記操作レバー
に空間を介して重なり合うように配設すると共に、前記
発光体は、前記操作レバーに付記したマークの近傍に配
設したことで成る。
【0011】請求項4の発明は、前記請求項3記載の発
明において、前記発光体は、前記ステアリングハンドル
が所定の操舵角内に存在するときに点灯し、前記ステア
リングハンドルが所定の操舵角外に存在するときに消灯
することで成る。
【0012】請求項5の発明は、前記請求項4記載の発
明において、前記発光体は、一方を前記ステアリングハ
ンドルに配設した導電体、及び該導電体に接続した回転
コネクタ装置を介して前照灯回路に接続し、他方を前記
ステアリングハンドルに配設した導電体を介してステア
リングシャフトからアースして成る。
【0013】請求項6の発明は、前記請求項5記載の発
明において、前記回転コネクタ装置は、円弧状の固定接
片、又は可動接片と、該固定接片、又は可動接片に接触
する可動接片又は固定接点で成る。
【0014】請求項7の発明は、前記請求項4記載の発
明において、前記回転コネクタ装置は、ステアリングハ
ンドル側に固定したロータハウジングと、コンビネーシ
ョンスイッチのベースに載設したステータハウジング
と、該ステータハウジングと前記ロータハウジングとで
成るケース体に内設され、かつ一端を前記発光体側に接
続し他端をバッテリ側に電気的に接続したスリップリン
グ装置又はフラットケーブルと、ステアリングハンドル
の回転角度を検出するセンサと、で成ると共に、前記発
光体は、前記センサが前記ステアリングハンドルが発光
体の照明範囲角度内に存在することを検出したときに、
点灯することで成る。
【0015】
【発明の実施の形態】先ず、図1、図2、及び図3に基
づいて本発明の第1の実施の形態を詳述する。尚、本発
明の実施の形態は、以下右ハンドル車についてのみ詳述
するが、各部材を対称形状にすることで、左ハンドル車
にも容易に適用できる。
【0016】1は、自動車のステアリングハンドルであ
り、該ステアリングハンドル1の下側にスリップリング
装置2a、該スリップリング装置2aの下側には、コン
ビネーションスイッチ3等のコラムスイッチSを配設し
ている。該ステアリングハンドル1は、中央部のパッド
部1eと、外周部のリム部1fと、該リム部1fとパッ
ド部1eとを結ぶ複数のスポーク部1a,1b,1c,
1dと、で成る。
【0017】該ステアリングハンドル1は、少なくて
も、図2に示すように自動車が直進するステアリングハ
ンドル1の状態において、左右横方向のコンビネーショ
ンスイッチ3の操作レバー3a,3bの近傍にスポーク
1a,1bを配設している。該ステアリングハンドル1
は、自動車が直進する状態のときに、発光体5を備えた
前記スポーク部1a,1bを前記操作レバー3a,3b
に空間を介して重なり合うように配設する。
【0018】該スポーク部1a,1b以外は、あっても
なくてもどちでもよい。該ステアリングハンドル1は、
例えば、図2に示すように前記左右方向以外の任意の方
向に、2本のスポーク部1c,1dを配設している。
【0019】該ステアリングハンドル1は、図2に示す
ように中央下側にはステアリングシャフト4、中央上側
のパッド部1eには、エアバッグ装置7を配設し、該エ
アバッグ装置7の周囲にホーンスイッチ8を配設し、ス
ポーク部1a,1bの下面の操作レバー3a,3bの近
傍には前記操作レバー3a,3bを照明する発光体5を
設置している。
【0020】ステアリングハンドル1の下方には、スリ
ップリング装置2a、又はケーブルリール装置(図示せ
ず)等で成る回転コネクタ装置2を介して、ステアリン
グコラム6に固定したベース3cを配設している。回転
コネクタ装置2は、回転するステアリングハンドル1に
設置した発光体5、エアバッグ装置7、及びホーンスイ
ッチ8と、車体側に設けたそれらに関係する電気回路、
及びバッテリに接続するたものものである。
【0021】該ベース3cは、左右にスイッチボディ3
d,3eを配設し、該スイッチボディ3d,3eから前
後左右方向に揺動操作可能な操作レバー3a,3bを配
設している。該ベース3cは、図1に示すようにコラム
カバー9により覆われている。
【0022】前記コラムスイッチSは、コンビネーショ
ンスイッチ3に限定されるものではなく、ステアリング
ハンドル1のコラム部に設置されるスイッチ類であれば
よく。例えば、前記操作レバー3a,3b以外にコラム
部に設置されるSACD(定速走行制御装置)用の操作
レバーやコラム型のATレバーやコラム型マニュアル変
速操作レバー等でもよい。
【0023】操作レバー3aは、例えばターンシグナル
スイッチ、メインディマ切換スイッチ、及びライティン
グスイッチ等を備えて成る。操作レバー3bは、例え
ば、フロントガラスやリアガラスを洗浄及び払拭するウ
オッシャ装置及びワイパ装置用のウオッシャワイパスイ
ッチで成る。該操作レバー3bに配設するスイッチは、
比較的使用頻度の高いスイッチであればよく、例えばハ
ザードスイッチや、自動定速走行装置用のASCDスイ
ッチなどを備えていてもよい。
【0024】前記発光体5は、操作レバー3a,3bに
付記した各操作部の機能を表わすマーク3f,3gを照
明するためもので、ランプ又は発光ダイオード等の発光
素子で成る。該発光体5は、右側の操作レバー3aを照
明する右側発光体5aと、左側の操作レバー3bを照明
する左側発光体5bと、で成る。該発光体5は、バッテ
リから前照灯回路、ハーネス10、コンビネーションス
イッチ3、回転コネクタ装置2からステアリングハンド
ル内の導電体11a,11bを介して該発光体5に電気
が流れ、導電体11c,11dを介してステアリングシ
ャフト4からアースされることで、点灯する。
【0025】該発光体5は、例えば前照灯回路のスモー
ルランプ点灯端子に接続し、ライティングスイッチの開
閉に伴って点灯・消灯する。該発光体5は、スポーク部
1a,1bにおけるマーク部3f,3gの近傍の対向面
に設置した開口部1g,1hに挿設される。
【0026】該開口部1g,1hは、例えば図1に示す
ように発光体5の光を所定範囲内に集光すべく、擂り鉢
状に成っている。発光体5は、図1に示すように、該開
口部1g,1h内に設け、ステアリングハンドル1の下
面から突出してドライバーの指に触れないように設置す
る。
【0027】尚、該操作レバー3bの下側近傍に、コラ
ム型AT操作レバー(図示せず)を設置した場合、左側
発光体5bで照明しても、該左側発光体5bの他に設置
した発光体5で照明してもよい。
【0028】次に図3に基づきスリップリング装置2a
の一例を詳述する。2bは、ベース3cにネジ止めされ
るステータハウジングで、円弧状の固定接片2c,2d
と、環状の固定接片2eで成る。該固定接片2c,2
d,2eは、下側に向けて折曲片2f,2g,2hを突
出形成して前記ステータハウジング2bに固定してい
る。該固定接片2c,2d,2eは、コンビネーション
スイッチ3を介してハーネス10に電気的に接続してい
る。尚、固定接点2c,2d,2eは、コンビネーショ
ンスイッチ3を介さず直接、ハーネス10に接続しても
よい。
【0029】該固定接片2c,2dは、ステアリングハ
ンドル1を回転した場合、操作レバー3a,3bの操作
角度θ3,θ4よりやや広いか、同じ角度範囲で成る照
明範囲角度θ1,θ2内に発光体5があるときに、該発
光体5を点灯して操作レバー3a,3bを照明すべく、
照明範囲角度θ1,θ2に合わせて円弧形状の導電体で
成っている。例えば、操作レバー3aの操作角度θ3は
約30°で、操作レバー3bの操作角度θ4は約40°
で成り、ステアリングハンドル1に於ける照明範囲角度
θ1,θ2は約40°である。固定接片2c,2dは、
前記照明範囲角度θ1,θ2に合わせて中心から約40
°の円弧形状に形成する。
【0030】尚、操作レバー3a,3bは、左右に揺動
しない、操作角度θ3,θ4が0°のレバーであっても
よい。また、照明範囲角度θ1,θ2は、40°に限定
するされるものではなく、ステアリングハンドル1が前
進状態のときに操作レバー3a,3bを照明できるばよ
く、例えば10°から60°で、その角度は特に限定し
ない。
【0031】前記固定接片2c,2dは、ライティング
スイッチをONし、ステアリングハンドル1が照明範囲
角度θ1,θ2内に位置したときに、可動接片2i,2
jに接触して発光体5が点灯する。該固定接点2c,2
dは、ステアリングハンドル1が照明範囲角度θ1,θ
2以外に位置したときには、可動接片2i,2jと非接
触状態になり、発光体5が消灯する。また、該発光体5
は、ライティングスイッチがOFFのときは消灯してい
る。
【0032】前記固定接片2eは、リング状の導電板で
成り、常に可動接片2kが接触している。該固定接片2
e及び可動接片2kは、例えばホーンスイッチ8やエア
バック装置7用の接点部材であり、数はその用途により
適宜に増やせばよい。
【0033】前記可動接片2i,2j,2kは、ターミ
ナル2m,2n,2oをロータハウジング2lの上面に
固定するときに共に、ロータハウジング2lの下面に固
定される。ターミナル2m,2n,2oは、回転コネク
タ装置2の上にステアリングハンドル1を配置すること
で、導電体11a,11b,11c,11dに接続され
る。
【0034】尚、本発明おいて、回転コネクタ装置2の
スリップリング装置2aは上述したものに限定されるも
のではなく、例えば図4及び図5に示すような回転コネ
クタ装置2でもよい。
【0035】即ち、ステアリングハンドル1の下面に
は、前記固定接片2c,2d,2eと各々同形状の可動
接片2p,2q,2rを固着し、該可動接片2p,2
q,2rに圧接する固定接点2s,2tをコンビネーシ
ョンスイッチ3のベース3cに配設したものである。
【0036】前記可動接片2p,2q,2rは、前記発
光体5に導通している導電体11a,11b,11c,
11dに接続され、ステアリングハンドル1が照明範囲
角度θ1,θ2内に位置したときに、固定接点2s,2
tに接触して発光体5が点灯させる。
【0037】固定接点2s,2tは、図5に示すように
スプリング2u,2vを介してベース3cの上面に挿入
して、該ベース3cの下面で接続板ばね2w,2xを固
定している。該固定接点2s,2tは、ベース3cとの
間にスプリング2u,2vを介在したことで、ステアリ
ングハンドル1側に付勢され、上端が該ステアリングハ
ンドル1の下面に圧接している。該固定接点2s,2t
の下端には、図4及び図5に示すように、ハーネス10
に接続する端子3jに導通したターミナル3h,3iに
圧接した接続板ばね2w,2xを加締固定している。
【0038】本発明は、以上のような構成で成り、次に
その作用を詳述する。ライティングスイッチがOFFの
ときは、発光体5は消灯している。自動車がトンネル内
に入ったときや夜間等で、ライティングスイッチをON
し、かつステアリングハンドル1の発光体5が操作レバ
ー3a,3bの近傍の照明範囲角度θ1,θ2内に位置
したときに、可動接片2i,2j,2p,2qが固定接
片2c,2d,2s,2tに接触して発光体5が点灯す
る。
【0039】右側発光体5aは、ターンシグナルスイッ
チ等で成る操作レバー3aを照明する。左側発光体5b
は、ワイパウオッシャスイッチ等で成る操作レバー3b
を照明する。これにより、暗闇状態にある車室内の操作
レバー3a,3bのマーク3f,3gを照明して視認し
易くすることができ、安全運転に寄与する。
【0040】前記操作レバー3a,3bの照明範囲角度
θ1,θ2は、約40°であるため、自動車が直進する
ときや、高速道路等でレーンチェンジを行うときには、
この照明範囲角度θ1,θ2内にある。自動車がまっす
ぐに前進又は後退するときや若干斜めに前進及び後退す
るときに、ライティングスイッチがONしていれば、発
光体5は、点灯している。
【0041】ステアリングハンドル1を右又は左方向に
回転し、ステアリングハンドル1が照明範囲角度θ1,
θ2外まで回転されると、可動接片2i,2jが固定接
片2c,2dから離れて非接触状態になり、発光体5が
消灯する。
【0042】また、ライティングスイッチをOFFする
と、発光体5は、操作レバー3a,3bが照明範囲角度
θ1,θ2内にあっても消灯する。
【0043】更にステアリングハンドル1を回転操作し
て、発光体5が操作レバー3a,3bの照明範囲角度θ
1,θ2内に入り、該操作レバー3a,3bに近づく
と、再度点灯する。
【0044】尚、前記発光体5をステアリングハンドル
1の照明範囲角度θ1,θ2内で照明させるための手段
は、前述した円弧状の可動接片2i,2jと固定接片2
c、2dや、固定接片2p,2qと固定接点2s,2t
による電気接続手段以外に、例えば図6に示すようにス
テアリングセンサ、又は舵角センサと称されているセン
サ12によるものでもよい。即ち、前記センサ12で、
ステアリングハンドル1の操舵角度を検出して、ステア
リングハンドル1が所定の角度位置にあるときに発光体
1を点灯・消灯させるようにしてもよい。
【0045】前記回転コネクタ装置2は、例えば、図6
に示すようなスパイラルケーブルリール13で成る。該
スパイラルケーブルリール13は、ステアリングハンド
ル1側に固定したロータハウジング13aと、コンビネ
ーションスイッチ3のベース3cに載設したステータハ
ウジング13bと、該ステータハウジング13bと前記
ロータハウジング13aとで成るケース体内に巻回さ
れ、かつ一端を前記発光体5側に接続し他端をバッテリ
側に接続したフラットケーブル13cと、ステアリング
ハンドル1の操舵角を検出するセンサ12と、で成る。
【0046】前記センサ12は、コンビネーションスイ
ッチ3のキャンセルロータ3k、又はスパイラルケーブ
ルリール13のアタッチメント13dと共に回動するセ
ンサーボード12aと、該センサーボード12aの周囲
に穿設したスリット12bの回動を検出するフォトセン
サ12cと、で構成される。フォトセンサ12cは、発
光素子と受光素子とで成り、該発光素子と受光素子との
間を前記スリット12bが移動することで、ステアリン
グハンドル1の操舵角を検出する。
【0047】そして、前記発光体5は、前記センサ12
が前記ステアリングハンドル1が発光体5の照明範囲角
度θ1,θ2内に存在することを検出したときに、点灯
する。
【0048】このように、ステアリングハンドル1の操
舵角を検出できるセンサ12を配備して発光体5を点灯
・消灯させるならば、前述した図3に示す固定接片2
c,2dと、図5に示す可動接片2p,2qは、従来の
スリップリング装置のように輪形にして、ステアリング
ハンドル1側の電気回路と、車体側の電気回路とを常時
接続状態にしていてもよい。
【0049】また、発光体5は、図7に示すようにステ
アリングハンドル1のパッド部1eの下面側の斜面等に
設置して、コラムスイッチSの操作レバー3aを照明し
てもよい。即ち、発光体5は、ステアリングハンドル1
の下面側で操作レバー3a,3bに向けて光を出せる位
置であれば、特にその位置は限定しない。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成・作用で成
るので次のような効果を奏する。請求項1の発明は、請
求項1の発明は、近傍にコラムスイッチを配設したステ
アリングハンドルに、前記コラムスイッチを照明する発
光体を設けたことで、車室内が暗いときにコラムスイッ
チを照明することができ、コラムスイッチの操作性を向
上させることができる。また、発光体を、内部構造が複
雑な操作レバー以外のステアリングハンドルに設置でき
るので、操作レバーの構造をそれ以上複雑化させること
を防止すると共に、該操作レバーが太く成ることを防止
することができる。
【0051】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記コラムスイッチは、操作レバーを有
し、前記発光体は、前記ステアリングハンドルのスポー
ク部の下面に於ける前記操作レバーの近傍に設置したこ
とで、前記発光体をドライバーから見えない位置に設置
することができるので、ステアリングハンドルの外観形
状や見栄えを壊すことなく発光体を設置することができ
ると共に、発光体から発散された光がドライバーの目に
直接入ることがないので、眩しくなく、運転に支障を来
すことがない。
【0052】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記ステアリングハンドルは、自動車が直
進する状態のときに、前記スポーク部を前記操作レバー
に空間を介して重なり合うように配設すると共に、前記
発光体は、前記操作レバーに付記したマークの近傍に配
設したことで、前記マークを鮮明に照明することがで
き、暗い車室内に於ける操作レバーの視認性を向上させ
ることができる。
【0053】請求項4の発明は、前記請求項3記載の発
明において、前記発光体は、前記ステアリングハンドル
が所定の操舵角内に存在するときに点灯し、前記ステア
リングハンドルが所定の操舵角外に存在するときに消灯
することで、ドライバーがステアリングハンドルを回転
操作して自動車の前方方向を視認しているときには発光
体を消灯し、ドライバーが操作レバーのマークを視認す
る可能性がある直進位置状態のときには発光体を自動的
点灯させることができ、操作レバーをドライバーが視認
することがない余分な状態のときには発光体を消灯させ
ることができ、不必要な箇所を照明することがなくて、
ドライバーに違和感を与えない。
【0054】請求項5の発明は、前記請求項4記載の発
明において、前記発光体は、一方を前記ステアリングハ
ンドルに配設した導電体、及び導電板に接続した回転コ
ネクタ装置を介して前照灯回路に接続し、他方を前記ス
テアリングハンドルに配設した導電体を介してステアリ
ングシャフトからアースしたことで、発光体を点灯・消
灯させる電気回路の配線構造が簡単で、配線作業や取付
作業が容易である。
【0055】請求項6の発明は、前記請求項5記載の発
明において、前記回転コネクタ装置は、円弧状の固定接
片、又は可動接片と、該固定接片、又は可動接片に接触
する可動接片又は固定接点で成ることで、前記回転コネ
クタ装置の固定接片及び可動接片により、発光体が点灯
・消灯するステアリングハンドルの操作角度を調整し
て、該ステアリングハンドルと共に回動する発光体が操
作レバーの近傍に存在するときだけ発光体を点灯させ、
発光体が操作レバーから離れた位置に存在するときは発
光体を消灯して、不必要なときに発光体が点灯すること
を防止することができる。
【0056】請求項7の発明は、前記請求項4記載の発
明において、前記回転コネクタ装置は、ステアリングハ
ンドル側に固定したロータハウジングと、コンビネーシ
ョンスイッチのベースに載設したステータハウジング
と、該ステータハウジングと前記ロータハウジングとで
成るケース体に内設され、かつ一端を前記発光体側に接
続し他端をバッテリ側に電気的に接続したスリップリン
グ装置又はフラットケーブルと、ステアリングハンドル
の回転角度を検出するセンサと、で成ると共に、前記発
光体は、前記センサが前記ステアリングハンドルが発光
体の照明範囲角度内に存在することを検出したときに、
点灯することで、ステアリングハンドルと共に回転する
発光体に電気を供給する手段として、従来と同じ構造の
回転コネクタ装置を使用することが可能となり、又、既
に前記センサが設定されてる自動車では、その出力を利
用して発光体の点・消灯を行うことができるので、新た
に装置を設ける必要がなく、コストの低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図面で、発光体の設
置状態を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図面で、発光体の設
置状態を示すステアリングハンドルの平面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す図面で、回転コネク
タ装置の1例を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す図面で、コラム
スイッチの要部斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す図面で、コラム
スイッチの要部拡大断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す図面で、回転コ
ネクタ装置の概略図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す図面で、発光体
の組付け状態を示す要部概略図である。
【符号の説明】
1 ステアリングハンドル 1a,1b スポーク部 2 回転コネクタ装置 2a スリップリング装置 2b,13b ステータハウジング 2c,2d 固定接片 2i,2j,2p,2q 可動接片 2l,13a ロータハウジング 2s,2t 固定接点 3 コンビネーションスイッチ 3a,3b 操作レバー 3c ベース 3f,3g マーク 4 ステアリングシャフト 5 発光体 11a,11b 導電体 12 センサ 13c フラットケーブル S コラムスイッチ θ1,θ2 照明範囲角度 θ3,θ4 操作角度

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近傍にコラムスイッチ(S)を配設した
    ステアリングハンドル(1)に、前記コラムスイッチ
    (S)を照明する発光体(5)を設けたことを特徴とす
    る車両用コラムスイッチの照明構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記コラムスイッチ(S)は、操作レバー(3a,3
    b)を有し、 前記発光体(5)は、前記ステアリングハンドル(1)
    のスポーク部(1a,1b)の下面に於ける前記操作レ
    バー(3a,3b)の近傍に設置したことを特徴とする
    車両用コラムスイッチの照明構造。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載の発明において、 前記ステアリングハンドル(1)は、自動車が直進する
    状態のときに、前記スポーク部(1a,1b)を前記操
    作レバー(3a,3b)に空間を介して重なり合うよう
    に配設すると共に、 前記発光体(5)は、前記操作レバー(3a,3b)に
    付記したマーク(3f,3g)の近傍に配設したことを
    特徴とする車両用コラムスイッチの照明構造。
  4. 【請求項4】 前記請求項3記載の発明において、 前記発光体(5)は、前記ステアリングハンドル(1)
    が所定の操舵角内に存在するときに点灯し、 前記ステアリングハンドル(1)が所定の操舵角外に存
    在するときに消灯することを特徴とする車両用コラムス
    イッチの照明構造。
  5. 【請求項5】 前記請求項4記載の発明において、 前記発光体(5)は、一方を前記ステアリングハンドル
    (1)に配設した導電体(11a,11b)、及び該導
    電体(11a,11b)に接続した回転コネクタ装置
    (2)を介して前照灯回路に接続し、 他方を前記ステアリングハンドル(1)に配設した導電
    体(11c,11d)を介してステアリングシャフト
    (4)からアースして成ることを特徴とする車両用コラ
    ムスイッチの照明構造。
  6. 【請求項6】 前記請求項5記載の発明において、 前記回転コネクタ装置(2)は、円弧状の固定接片(2
    c,2d)、又は可動接片(2p,2q)と、 該固定接片(2c,2d)、又は可動接片(2p,2
    q)に接触する可動接片(2i,2j)又は固定接点
    (2s,2t)で成ることを特徴とする車両用コラムス
    イッチの照明構造。
  7. 【請求項7】 前記請求項4記載の発明において、 前記回転コネクタ装置(2)は、ステアリングハンドル
    (1)側に固定したロータハウジング(2l,13a)
    と、コンビネーションスイッチ(3)のベース(3c)
    に載設したステータハウジング(2b,13b)と、該
    ステータハウジング(2b,13b)と前記ロータハウ
    ジング(2l,13a)とで成るケース体に内設され、
    かつ一端を前記発光体(5)側に接続し他端をバッテリ
    側に電気的に接続したスリップリング装置(2a)又は
    フラットケーブル(13c)と、ステアリングハンドル
    (1)の回転角度を検出するセンサ(12)と、で成る
    と共に、 前記発光体(5)は、前記センサ(12)が前記ステア
    リングハンドル(1)が発光体(5)の照明範囲角度
    (θ1,θ2)内に存在することを検出したときに、点
    灯することを特徴とする車両用コラムスイッチの照明構
    造。
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