JP2001353574A - 溶接システム及び溶接方法 - Google Patents

溶接システム及び溶接方法

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JP2001353574A
JP2001353574A JP2000178146A JP2000178146A JP2001353574A JP 2001353574 A JP2001353574 A JP 2001353574A JP 2000178146 A JP2000178146 A JP 2000178146A JP 2000178146 A JP2000178146 A JP 2000178146A JP 2001353574 A JP2001353574 A JP 2001353574A
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孝夫 中野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接ロボットの教示データが簡便に生成でき
る溶接システムを提供する。 【解決手段】 本発明による溶接システムは、溶接ロボ
ット教示手段(1〜4、8)と、溶接ロボット(6)と
を具備する。溶接ロボット教示手段(1〜4、8)は、
被溶接体(7)の立体的形状を示す被溶接体形状データ
(a)と、当該溶接システムの外部から入力される接合
位置データ(b)とに基づいて教示データ(h)を生成
する。ここで接合位置データ(b)は、被溶接体(7)
が溶接により接合されるべき接合位置(11)を示す。
溶接ロボット(6)は、教示データ(h)に応答して、
被溶接体(7)を接合位置(11)において接合する。
その被溶接体形状データ(a)は、三次元CAD(Co
mputer AidedDesign)により作成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接システムに関
する。本発明は、特に、溶接ロボットの動作を指示する
教示データを簡便に生成できる溶接システムに関する。
【0002】
【従来の技術】溶接ロボットを動作させるためには、溶
接ロボットを教示する(ティーチングする)必要があ
る。溶接ロボットは、教示されることにより生成された
教示データに従って、被溶接体の所望の位置を溶接す
る。
【0003】溶接ロボットの教示データの生成は、従
来、人が溶接ロボットを操作し、操作されている間の溶
接ロボットの動作を記録することにより行われている。
しかし、溶接ロボットを教示している間は、その溶接ロ
ボットは、製品の生産のために稼動しない。しかも、人
が溶接ロボットを操作することは、工数が必要となる点
で好ましくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、溶接
ロボットの教示データが簡便に生成できる溶接システム
を提供することにある。
【0005】本発明の他の課題は、溶接ロボットの教示
データの生成が簡便で、且つ、多彩な製品に適用が可能
な溶接システムを提供することにある。
【0006】本発明の更に他の課題は、切断断面の形状
を示すデータを元にして、教示データを生成できる溶接
システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段は、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の複数の実
施の形態のうちの、少なくとも1つの実施の形態を構成
する技術的事項、特に、その実施の形態に対応する図面
に表現されている技術的事項に付せられている参照番
号、参照記号等に一致している。このような参照番号、
参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態の技
術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよう
な対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形
態の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しな
い。
【0008】本発明による溶接システムは、溶接ロボッ
ト教示手段(1〜4、8、21〜25、28)と、溶接
ロボット(6、27)とを具備する。溶接ロボット教示
手段(1〜4、8、21〜25、28)は、被溶接体
(7、28)の立体的形状を示す被溶接体形状データ
(a、i)と、当該溶接システムの外部から入力される
接合位置データ(b)とに基づいて教示データ(h、
p)を生成する。ここで接合位置データ(b)は、被溶
接体(7、28)が溶接により接合されるべき接合位置
(11)を示す。溶接ロボット(6、27)は、教示デ
ータ(h、p)に応答して、被溶接体(7、28)を接
合位置(11)において接合する。本発明による溶接シ
ステムは、溶接ロボット(6、27)を教示するための
教示データ(h、p)が簡便に、自動的に生成できる。
【0009】当該溶接システムにおいて、被溶接体形状
データ(a)は、三次元CAD(Computer A
ided Design)により作成されることが望ま
しい。これにより、製品の設計に広く使用される三次元
CADにより生成されたデータに基づいて、簡便に溶接
ロボット(6)を教示するための教示データ(h)が生
成できる。
【0010】また、当該溶接システムにおいて、溶接ロ
ボット教示手段(1〜4、8)は、接合位置データ
(b)から、被溶接体(7)が実際に溶接される一又は
複数の溶接線(22〜24)を算出する溶接線算出手段
(2)と、一又は複数の溶接線(22〜24)に対応し
て教示データ(h)を生成する教示データ生成手段
(3)を含むことが望ましい。このとき、溶接ロボット
(6)は、その一又は複数の溶接線(22〜24)を溶
接する。これにより、断続溶接が行われる場合の教示デ
ータが生成される。断続溶接は、溶接の効率を向上し、
被溶接体(7)の歪を低減する上で有効である。
【0011】また、当該溶接システムにおいて、前記溶
接ロボット教示手段(1〜4、8)には、当該溶接シス
テムの外部から、被溶接体(7)が溶接される溶接条件
を示す溶接条件データ(c)が入力され、且つ、溶接ロ
ボット教示手段(1〜4、8)は、溶接条件データ
(c)に基づいて教示データ(h)を生成する。このと
き、溶接ロボット(6)は、溶接条件に従って被溶接体
(7)を溶接する。
【0012】また、当該溶接システムにおいて、溶接ロ
ボット教示手段(1〜4、8)は、三次元CADシステ
ム(1)と、溶接条件標準データベース(8)と、変換
手段(2)と、三次元シミュレータ(3)とを含む。三
次元CADシステム(1)には、被溶接体形状データ
(a)と接合位置データ(b)と溶接条件データ(c)
とが入力される。ここで三次元CADシステム(1)
は、被溶接体形状データ(a)と接合位置データ(b)
と溶接条件データ(c)とから、溶接ロボット(6)に
依存しない溶接条件と被溶接体(7、28)が溶接によ
り接合されるべき溶接位置とを示すプロダクトモデル
(d)を生成する。溶接条件標準データベース(8)
は、溶接ロボット(6)に固有な属性を示す。変換手段
(2)は、溶接条件標準データベース(8)を参照しな
がら、プロダクトモデル(d)に基づいて、溶接ロボッ
ト(6)に依存する溶接条件と、被溶接体(7、28)
が溶接により接合されるべき溶接位置とを示す溶接属性
データ(f)を生成する。三次元シミュレータ(3)
は、溶接属性データ(f)に基づいて、教示データ
(h)を生成する。
【0013】プロダクトモデル(d)は、被溶接体
(7)に固有な溶接条件を示す情報を含むが、溶接ロボ
ット(6)に依存して定められる溶接条件を示す情報は
含まない。溶接ロボット(6)としては様々な種類のも
のが使用され得る。プロダクトモデル(d)は、溶接ロ
ボット(6)に依存して定められる溶接条件は含まない
ようにその内容が定められているので、様々な種類の溶
接ロボット(6)について、共通に使用され得る。
【0014】当該溶接システムにおいて、被溶接体(2
8)は、第1部材(28a)と、第2部材(28b)と
を含み、且つ、被溶接体形状データ(i)は、第1部材
(28a)の断面形状を示す第1断面データ(i
と、第2部材(28b)の断面形状を示す第2断面デー
タ(i)とを含むことがある。ここで第1断面データ
(i)と第2断面データ(i)とは、第2部材(2
8b)が第1部材(28a)に取り付けられる位置を示
す記号(31〜33)を有する。このとき、溶接ロボッ
ト教示手段(21〜25、28)は、記号(31〜3
3)に基づいて、第1断面データ(i)と第2断面デ
ータ(i)から被溶接体(28)の立体的形状を示す
三次元データ(k)を生成する三次元データ生成手段
(21、22、23)と、三次元データ(k)に基づい
て、教示データ(p)を生成する三次元シミュレータ
(25)とを含むことがある。当該溶接システムは、被
溶接体(28)の切断断面の形状を示すデータを元にし
て、教示データ(p)を生成できる。
【0015】当該溶接システムにおいて、三次元データ
生成手段(21、22、23)は、記号(31〜33)
に基づいて、第1断面データ(i)と第2断面データ
(i )から、被溶接体(28)の立体的形状を概ね示
す修正前三次元データ(j)を生成する部材構成認識部
(21)と、当該溶接システムの外部から入力される指
示情報(m)に応答して、修正前三次元データ(j)を
三次元データ(k)に修正する修正手段(22,23)
とを具備することがある。このとき、被溶接体(28)
の立体的形状が誤認識されたために、誤った修正前三次
元データ(j)が生成されても、被溶接体(28)の立
体的形状を正確に示す三次元データ(k)を生成でき
る。
【0016】当該溶接システムにおいて、第1断面デー
タ(i)と、第2断面データ(i )とは、NC(N
umeric Control)切断機用の切断データ
であることがある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の溶接システムを説明する。
【0018】第1の実施の形態:図1は、本発明の第1
の実施の形態の溶接システムの構成を示す。図1に示さ
れているように、第1の実施の形態の溶接システムは、
三次元CADシステム1、変換プログラム処理部2、三
次元シミュレータ3、部材形状変換処理部4、溶接ロボ
ットコントローラ5、溶接ロボット6、溶接条件標準デ
ータベース8からなる。
【0019】溶接ロボット6はアーム6aと、溶接トー
チ6bを含む。アーム6aは、溶接トーチ6bの位置及
び姿勢を調整する。溶接トーチ6bにより、被溶接体7
が溶接される。
【0020】三次元CADシステム1には、被溶接体7
の立体的形状を示す三次元CADデータaが入力され
る。三次元CADデータaは、三次元CAD(Comp
uter Aided Design)により作成され
たデータである。三次元CADシステム1は、三次元C
ADデータaを作業者(図示されない)に表示する。作
業者は、三次元CADデータaを参照しながら、被溶接
体7が溶接されるべき位置である溶接位置を入力する。
作業者によって入力された溶接位置を示すデータは、以
下、溶接位置データbと表現される。溶接位置データb
において、入力された溶接位置は、溶接線という形式で
表現されている。
【0021】更に作業者により、被溶接体7が入力され
る際の溶接条件が三次元CADシステム1に入力され
る。具体的には、脚長、開先角度及び溶接ピッチが三次
元CADシステム1に入力される。作業者により入力さ
れた脚長、開先角度及び溶接ピッチは、以下、溶接条件
データcと表現される。三次元CADシステム1は、三
次元CADデータaと溶接位置データbと、溶接条件デ
ータcとに基づいて、被溶接体7を溶接する際の溶接順
序を決定する。
【0022】三次元CADシステム1は、三次元CAD
データaと溶接位置データbと、溶接条件データcとに
基づいて、プロダクトモデルdを生成する。プロダクト
モデルdには、被溶接体7が溶接されるべき位置である
溶接位置、脚長、開先角度、溶接ピッチ、及び被溶接体
7を溶接する際の溶接順序を示す情報が含まれている。
ここで、プロダクトモデルdにおいて、被溶接体7が溶
接されるべき位置である溶接位置は、溶接位置データb
と同様に溶接線として表現されている。
【0023】プロダクトモデルdは、被溶接体7に固有
な溶接条件を示す情報を含むが、溶接ロボット6に依存
して定められる溶接条件を示す情報は含まない。なぜな
ら、溶接ロボット6としては様々な種類のものが使用さ
れ得るからである。様々な種類の溶接ロボット6に対し
て共通に使用され得るように、プロダクトモデルdは、
溶接ロボット6に依存して定められる溶接条件は含まな
いようにその内容が定められている。
【0024】更に三次元CADシステム1は、三次元C
ADデータaに基づいて、IGESデータeを生成す
る。IGESデータeは、被溶接体7を構成する各部材
の立体的形状を示す。IGESデータeは、IGES
(Initial Graphics Exchang
e Specification)フォーマットを有す
る。IGESフォーマットとは、実質的に世界標準とな
っている、CADデータ交換の中間ファイルフォーマッ
トである。IGESデータeがIGESフォーマットを
有することは、被溶接体7を構成する各部材の立体的形
状を示すデータを、他者と交換する場合の利便性を向上
する。
【0025】生成されたプロダクトモデルdと、IGE
Sデータeとは、変換プログラム処理部2に入力され
る。
【0026】変換プログラム処理部2は、溶接条件標準
データベース8を参照しながら、プロダクトモデルd
と、IGESデータeに基づいて、溶接属性データfを
生成する。
【0027】溶接条件標準データベース8とは、溶接ロ
ボット6の固有の属性、即ち、仕様を示すデータベース
である。溶接条件標準データベース8には、溶接ロボッ
ト6の動作パターンの決定方法、動作パターン毎の教示
点のデータ、溶接ロボット6に含まれるアーム6aの可
動範囲、溶接ロボット6が有するセンサーのセンシング
ポイントのデータが記録されている。更に、溶接条件標
準データベース8には、溶接トーチ6bに印加される電
流、電圧、並びに溶接が進行する溶接速度を決めるため
のテーブルが格納されている。
【0028】溶接属性データfは、溶接ロボット6によ
って実際に溶接される溶接線の位置を示す情報を含む。
ここで、「実際に溶接される」という記載は、プロダク
トモデルdに示されている溶接線の全体が溶接されると
は限らず、プロダクトモデルdに示されている溶接線の
一部のみが溶接される場合があることを意味する。即
ち、プロダクトモデルdに示されている溶接線の位置
は、単に溶接により接続されるべき位置を示すものであ
って、実際に溶接される位置とは異なる場合がある。
【0029】プロダクトモデルdに示されている溶接線
の一部のみが溶接される場合とは、プロダクトモデルd
に示されている一の溶接線について断続溶接が行われる
場合のことである。断続溶接は、溶接の効率を向上し、
被溶接体7の歪を低減する上で有効である。変換プログ
ラム処理部2は、必要に応じて、プロダクトモデルdに
示されている一の溶接線について断続溶接を行うことと
定める。変換プログラム処理部2は、断続溶接を行う場
合、プロダクトモデルdに示されている一の溶接線を複
数の溶接線に展開する。溶接属性データfは、その複数
の溶接線の位置を示す情報を含む。
【0030】図2に示されているのは、プロダクトモデ
ルdに示されている溶接線の位置である。被溶接体7
は、部材7a、7bを含む。部材7aと部材7bとが溶
接によって接続されるべき位置が溶接線11で示されて
いる。溶接線11は、始点11a、終点11bを結ぶ線
分である。
【0031】一方、溶接属性データfでは、図3に示さ
れているように、溶接線11が溶接線12〜14に展開
されている。溶接線12〜14は、部材7aと部材7b
とが、実際に溶接ロボット6により溶接される位置を示
している。溶接線12〜14は、それぞれ所定の溶接長
さLを有している。更に、溶接線12〜14それぞれの
中点12a〜14aは、所定の溶接ピッチP毎に位置し
ている。
【0032】更に溶接属性データfは、溶接ロボット6
に依存した溶接条件を示す情報を含む。具体的には、溶
接属性データfは、 1) 溶接線12〜14のそれぞれについて定められ
た、始点座標、終点座標、脚長、溶接ロボット6の溶接
トーチ6bの先端姿勢、溶接トーチ6bが被溶接体7に
接近するアプローチ経路、溶接トーチ6bが被溶接体7
から離脱するリトラクト経路、タッチセンシング、溶接
ロボット6の動作パターンを示す情報と、 2) 溶接線12〜14のそれぞれについて定められ
た、溶接の際に溶接トーチ6bに印加される電流並びに
電圧、及び、溶接が進行する溶接速度を示す情報と、 3) 被溶接体7を溶接する際の溶接順序を示す情報と
を含む。
【0033】変換プログラム処理部2は、以上のような
内容を有する溶接属性データfを、三次元シミュレータ
3に出力する。
【0034】一方、前述のIGESデータeは、更に、
部材形状変換処理部4に入力される。部材形状変換処理
部4は、IGESデータeを、三次元シミュレータ3が
処理できる形式を有する部材データgに変換する。部材
データgは、IGESデータeと同様に、被溶接体7を
構成する各部材の立体的形状を示す。部材形状変換処理
部4は、部材データgを三次元シミュレータ3に出力す
る。
【0035】三次元シミュレータ3は、溶接条件標準デ
ータベース8を参照しながら、溶接属性データf、及び
部材データgに基づいて、溶接ロボット7を教示するた
めのデータである教示データhを生成する。
【0036】教示データhは、アーム6aが動作する経
路であるアーム動作経路と、溶接ロボット6自体が被溶
接体7を溶接する際に移動する経路であるガントリ移動
経路とを示す情報を含む。溶接ロボット6に含まれるア
ーム6aが動作する経路であるアーム動作経路と、溶接
ロボット6自体が被溶接体7を溶接する際に移動する経
路であるガントリ移動経路とは、溶接条件標準データベ
ース8に基づいて定められる。溶接条件標準データベー
ス8には、アーム6aの可動範囲が記載されている。溶
接線の全体が、アーム6aの可動範囲によりカバーされ
ていれば、アーム6aが溶接線の全体をカバーし、且
つ、溶接ロボット6が移動しないとしてガントリ移動経
路が定められる。溶接線の全体が、アーム6aの可動範
囲によりカバーされていない場合、溶接ロボット6自体
が移動するとして、ガントリ移動経路が定められる。
【0037】教示データhには、更に、被溶接体7を溶
接する際の溶接条件を示す情報が含まれている。具体的
には、教示データhには、溶接トーチ6bに印加される
電流並びに電圧、及び溶接速度を示す情報が含まれてい
る。これらは、三次元シミュレータ3に入力される溶接
属性データfに含まれている情報と同一である。
【0038】教示データhは、溶接ロボットコントロー
ラ5に入力される。溶接ロボットコントローラ5は、教
示データhにより教示されたとおりに、溶接ロボット6
を動作する。溶接ロボット6は、教示データhにより教
示された溶接条件のもと、教示データhに示されたアー
ム動作経路にそってアーム6aを移動させ、教示データ
hに示されたガントリ移動経路にそって移動しながら、
被溶接体7を溶接する。以上の過程により、被溶接体7
は、作業者によって指定された溶接位置で溶接される。
【0039】本実施の形態による溶接システムは、人が
溶接ロボットを操作して教示データを生成する必要がな
い。本実施の形態による溶接システムは、溶接ロボット
の教示データが簡便に生成できる。
【0040】当該溶接システムは、三次元CADにより
設計されるものであれば、いかなる製品に対しても適用
できる。当該溶接システムは、多彩な製品に適用が可能
である。
【0041】第2の実施の形態:
【0042】図4は、本発明による第2の実施の形態の
溶接システムを示す。第2の実施の形態の溶接システム
は、部材構成認識部21、部材構成修正部22、端末2
3、変換プログラム処理部24、三次元シミュレータ2
4、溶接ロボットコントローラ26、溶接ロボット2
7、及び溶接条件標準データベース29からなる。溶接
ロボット27は、被溶接体28を溶接する。被溶接体2
8は、部材28a、28bを含む。被溶接体28のう
ち、部材28a、28bが接する位置が溶接される。
【0043】第2の実施の形態の溶接システムは、平面
的形状を示すデータから、立体的形状を示すデータを生
成し、その立体的形状を示すデータから溶接ロボットを
教示する教示データを生成する点で、第1の実施の形態
の溶接システムと異なる。
【0044】第2の実施の形態の溶接システムは、被溶
接体28の立体的形状を示すデータとして、JIP−C
L形式のデータであるJIP−CLデータ41を使用す
る。JIP−CL形式とは、NC切断機用のデータとし
て使用されるフォーマットである。
【0045】図5は、JIP−CLデータiのうち、部
材28aの形状を示す部分である第1断面データi
示す。図6は、JIP−CLデータiのうち、部材28
bの形状を示す部分である第2断面データiを示す。
JIP−CLデータiは、部材28a、28bの寸法を
示す記号を実際には含むが、図5、図6においては、部
材28a、28bの寸法を示す記号は図示されていな
い。
【0046】図5に示されているように、第1断面デー
タiは、部材28aについて定められた、他の部材が
取付けられる位置を示す取付位置記号31と、その位置
に取付けられる部材の名称を示す部材名記号32とを含
む。即ち、第1断面データi は、取付位置記号31に
示されている位置に、”DC1VA”という名称を有す
る部材が取付けられることを示している。
【0047】更に、図6に示されているように、第2断
面データiには、部材の名称を示す部材名記号33が
含まれている。部材名記号33は、部材28bの名称
が”DC1VA”であることを示している。
【0048】従って、第1断面データiと第2断面デ
ータiとは、部材28aの取付位置記号31により示
された位置に、部材28bが取付けられることを示して
いる。
【0049】かかる内容を示すJIP−CLデータ41
が、部材構成認識部21に入力される。部材構成認識部
21は、第1断面データiから、取付位置記号31及
び部材名記号32を抽出する。部材構成認識部21は、
更に、第2断面データiに含まれている部材名記号3
3を抽出する。部材構成認識部21は、取付位置記号3
1、部材名記号32及び部材名記号33から、部材28
a上の取付位置記号31により示された位置に、部材2
8bが取付けられることを認識し、概ね被溶接体28の
立体的形状を示している修正前三次元データjを生成す
る。
【0050】ここで、「概ね」と記載されているのは、
修正前三次元データjが被溶接体28の立体的形状を正
確に示さないことがあるからである。即ち、取付位置記
号31、部材名記号32及び部材名記号33のみでは、
部材28bのどの辺が部材28aに取付けられるか、又
は、部材28bの表裏を完全に既定することができな
い。そこで、以下に述べられているように、修正前三次
元データjは、部材構成修正部22と端末23により、
被溶接体28の立体的形状を正確に示す三次元データk
に変換される。
【0051】部材構成認識部21が生成する修正前三次
元データjは、部材構成修正部22に入力される。部材
構成修正部22は、修正前三次元データjを端末23に
表示する。作業者は、表示された修正前三次元データj
を参照し、端末23を介して部材28a、28bの位置
の関係を指示する指示情報mを入力する。部材構成修正
部22は、指示情報mに基づいて、修正前三次元データ
jを被溶接体28の立体的形状を正確に示す三次元デー
タkに変換する。部材構成修正部22は、三次元データ
kを変換プログラム処理部24に出力する。
【0052】変換プログラム処理部24は、三次元デー
タkと溶接条件標準データベース29とに基づいて、溶
接属性データnと部材データoを生成し、三次元シミュ
レータ25に出力する。溶接条件標準データベース2
9、溶接属性データn及び部材データoは、それぞれ、
第1の実施の形態で説明された溶接条件標準データベー
ス8、溶接属性データf及び部材データgと同様の内容
を有するデータである。
【0053】三次元シミュレータ25は、溶接属性デー
タnと部材データoに基づいて、教示データpを生成
し、溶接ロボットコントローラ26に出力する。三次元
シミュレータ25の動作は、第1の実施の形態で説明さ
れた三次元シミュレータ4の動作と同様であり、教示デ
ータpの内容は、第1の実施の形態で説明された教示デ
ータhの内容と同様である。
【0054】溶接ロボットコントローラ26は、教示デ
ータpの指示に従って、溶接ロボット27を動作させ
る。溶接ロボット27は、教示データpに応答して、被
溶接体28の部材28a、28bが接する位置を溶接す
る。
【0055】第2の実施の形態の溶接システムは、切断
断面の形状を示すデータを元にして、教示データを生成
することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明により、溶接ロボットの教示デー
タが簡便に生成できる溶接システムが提供される。
【0057】また、本発明により、溶接ロボットの教示
データの生成が簡便で、且つ、多彩な製品に適用が可能
な溶接システムが提供される。
【0058】また、本発明により、切断断面の形状を示
すデータを元にして、教示データを生成できる溶接シス
テムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の実施の形態の溶接システムを示
す。
【図2】図2は、プロダクトモデルdに記述されている
溶接線の形状を示す。
【図3】図3は、溶接属性データfに記述されている溶
接線の形状を示す。
【図4】図4は、第2の実施の形態の溶接システムを示
す。
【図5】図5は、第1断面データiの内容を示す。
【図6】図6は、第2断面データiの内容を示す。
【符号の説明】
1:三次元CADシステム 2、24:変換プログラム処理部 3、25:三次元シミュレータ 4:部材形状変換処理部 5、26:溶接ロボットコントローラ 6、27:溶接ロボット 7、28:被溶接体 8、29:溶接条件標準データベース 21:部材構成認識部 22:部材構成修正部 23:端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 孝夫 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社汎用機・特車事業本部内 (72)発明者 森本 佳行 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 Fターム(参考) 3F059 AA05 BA10 BC07 BC09 CA06 DA02 DA05 DA08 DB08 DC08 FA03 FB01 FB05 FC02 FC04 FC07 FC13 FC14 5H269 AB12 AB19 AB33 BB09 CC09 SA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接体の立体的形状を示す被溶接体形
    状データと、当該溶接システムの外部から入力される接
    合位置データとに基づいて教示データを生成する溶接ロ
    ボット教示手段と、ここで前記接合位置データは、前記
    被溶接体が溶接により接合されるべき接合位置を示し、 前記教示データに応答して、前記被溶接体を前記接合位
    置において接合する溶接ロボットとを具備する溶接シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1の溶接システムにおいて、 前記被溶接体形状データは、三次元CAD(Compu
    ter AidedDesign)により作成された溶
    接システム。
  3. 【請求項3】 請求項1の溶接システムにおいて、 前記溶接ロボット教示手段は、前記接合位置データか
    ら、前記被溶接体が実際に溶接される一又は複数の溶接
    線を算出する溶接線算出手段と、 前記一又は複数の溶接線に対応して前記教示データを生
    成する教示データ生成手段とを含み、 前記溶接ロボットは、前記一又は複数の溶接線を溶接す
    る溶接システム。
  4. 【請求項4】 請求項1の溶接システムにおいて、 前記溶接ロボット教示手段には、当該溶接システムの外
    部から前記被溶接体が溶接される溶接条件を示す溶接条
    件データが入力され、且つ、前記溶接ロボット教示手段
    は、前記溶接条件データに基づいて前記教示データを生
    成し、 前記溶接ロボットは、前記溶接条件に従って前記被溶接
    体を溶接する溶接システム。
  5. 【請求項5】 請求項4の溶接システムにおいて、 前記溶接ロボット教示手段は、 前記被溶接体形状データと前記接合位置データと前記溶
    接条件データとが入力される三次元CADシステムと、
    ここで前記三次元CADシステムは、前記被溶接体形状
    データと前記接合位置データと前記溶接条件データとか
    ら、前記溶接ロボットに依存しない溶接条件と前記溶接
    位置とを示すプロダクトモデルを生成し、 前記溶接ロボットに固有な属性を示す溶接条件標準デー
    タベースと、 前記溶接条件標準データベースを参照しながら、前記プ
    ロダクトモデルに基づいて、前記溶接ロボットに依存す
    る溶接条件と前記溶接位置とを示す溶接属性データを生
    成する変換手段と、 前記溶接属性データに基づいて、前記教示データを生成
    する三次元シミュレータとを含む溶接システム。
  6. 【請求項6】 請求項1の溶接システムにおいて、 前記被溶接体は、 第1部材と、 第2部材とを含み、 前記被溶接体形状データは、 前記第1部材の断面形状を示す第1断面データと、 前記第2部材の断面形状を示す第2断面データとを含
    み、 前記第1断面データと前記第2断面データとは、前記第
    2部材が前記第1部材に取り付けられる位置を示す記号
    を有し、 溶接ロボット教示手段は、前記記号に基づいて、前記第
    1断面データと前記第2断面データから前記被溶接体の
    前記立体的形状を示す三次元データを生成する三次元デ
    ータ生成手段と、 前記三次元データに基づいて、前記教示データを生成す
    る三次元シミュレータとを含む溶接システム。
  7. 【請求項7】 請求項6の溶接システムにおいて、 前記三次元データ生成手段は、前記記号に基づいて、前
    記第1断面データと前記第2断面データから、前記被溶
    接体の前記立体的形状を概ね示す修正前三次元データを
    生成する部材構成認識部と、 当該溶接システムの外部から入力される指示情報に従っ
    て、前記修正前三次元データを前記三次元データに修正
    する修正手段とを具備する溶接システム。
  8. 【請求項8】 請求項6の溶接システムにおいて、 前記第1断面データと、前記第2断面データとは、NC
    (Numeric Control)切断機用の切断デ
    ータである溶接システム。
  9. 【請求項9】 被溶接体の立体的形状を示す被溶接体形
    状データを入力するステップと、 ここで前記被溶接体が溶接により接合されるべき接合位
    置を示す接合位置データを入力するステップと、 前記被溶接体形状データと、前記接合位置データに基づ
    いて教示データを生成するステップと、 前記教示データに応答して、前記被溶接体を前記接合位
    置において接合するステップとを具備する溶接方法。
  10. 【請求項10】 請求項9の溶接方法において、 前記被溶接体形状データは、三次元CAD(Compu
    ter AidedDesign)により作成された溶
    接方法。
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