JP2001353521A - シーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方法 - Google Patents

シーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方法

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JP2001353521A JP2000176867A JP2000176867A JP2001353521A JP 2001353521 A JP2001353521 A JP 2001353521A JP 2000176867 A JP2000176867 A JP 2000176867A JP 2000176867 A JP2000176867 A JP 2000176867A JP 2001353521 A JP2001353521 A JP 2001353521A
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Takaaki Toyooka
高明 豊岡
Masatoshi Araya
昌利 荒谷
Motoaki Itaya
元晶 板谷
Yoshitomo Okabe
能知 岡部
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C37/00Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
    • B21C37/06Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
    • B21C37/08Making tubes with welded or soldered seams
    • B21C37/0807Tube treating or manipulating combined with, or specially adapted for use in connection with tube making machines, e.g. drawing-off devices, cutting-off
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 ビード圧延時のシーム部内面肌荒れ発生を
有効に防止できるシーム部内面性状に優れた溶接鋼管の
製造方法を提供する。 【解決手段】 オープン状態のシーム部S を加熱・圧接
した後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管
の製造方法において、次の要件1〜6のいずれか1つま
たは2つ以上の組合せを実行する。1)ビード圧延を10
00℃以上で行うこと、2)ビード圧延位置を含む管内あ
るいは管内外部分をシールド(10)し非酸化性ガス(8) で
パージすること、3)内ロール(5) あるいはさらに外ロ
ール(6) に付着したスケールをロール出側で掻き落とす
(11)こと、4)ビード圧延前のシーム部内面あるいは内
外面に非酸化性ガス(14)を吹き付けること、5)圧接の
際にシーム部増肉率を30%以下とすること、6)内ロー
ルあるいはさらに外ロールに潤滑剤LBを供給すること

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーム部内・外面
性状に優れた溶接鋼管の製造方法に関する。本発明にお
いて、溶接鋼管とは、電縫溶接法または拡散接合法によ
り造管された鋼管(電縫管または拡散接合管)を意味す
る。また、溶接鋼管の継目近傍部分をシーム部といい、
シーム部以外の部分を母材部という。
【0002】
【従来の技術】溶接鋼管を製造するときには、一般に、
オープン状態のシーム部を加熱後スクイズロールにて圧
接(加圧・接合)するが、圧接後のシーム部の内面側お
よび外面側に肉が盛り上がった部分(ビード)が形成さ
れることがある。このようなビードが存在すると、伸管
用素管、ボイラチューブ等の高寸法精度鋼管への適用が
困難になる。この問題の解決手段として、接合後シーム
部が高温状態にあるうちに前記ビードを圧延により圧潰
する技術が知られている(例えば、特公平1−42768 号
公報(電縫管)、特公平2−29439 号公報(熱間電縫
管)、特開昭62−137184号公報(熱間電縫管)、特開平
10−296493号公報(拡散接合管)等参照)。
【0003】これらの技術は、管内に内ロール、管外に
外ロールを夫々配設し、これらのロールを用いてビード
圧延を行い、シーム部の平滑化を図るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビード
圧延によりシーム部を平滑化する際に、圧接前の加熱で
生成してシーム部周辺に存在しているスケールをロール
で踏みつけることになるために、シーム部の内・外面に
あばた状の肌荒れが発生しやすい。このような肌荒れは
ユーザの許容しかねる外観不良の原因となるので解消す
る必要がある。外面の肌荒れについてはオンラインであ
るいは造管後にオフラインで手入れをして解消できるが
手間がかかり、内面の肌荒れについてはかかる手入れ自
体が困難であるため、その発生防止対策が要望されてい
た。
【0005】本発明の目的は、この要望に応えて、ビー
ド圧延時のシーム部内・外面肌荒れ発生を有効に防止で
きるシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、オープン状態のシーム部を加熱・圧接した
後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管の製
造方法において、下記要件1を実行することを特徴とす
るシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方法で
ある。
【0007】記 (要件1)ビード圧延を1000℃以上で行うことまた、本
発明は、オープン状態のシーム部を加熱・圧接した後ビ
ード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管の製造方
法において、下記要件2を実行することを特徴とするシ
ーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方法であ
る。
【0008】記 (要件2)ビード圧延位置を含む管内側あるいは管内・
外側の部分をシールドし非酸化性ガスでパージすること
また、本発明は、オープン状態のシーム部を加熱・圧接
した後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管
の製造方法において、下記要件3を実行することを特徴
とするシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方
法である。
【0009】記 (要件3)ビード圧延を行う管内側あるいは管内・外側
のロールに付着したスケールを前記ロールの出側で掻き
落とすことまた、本発明は、オープン状態のシーム部を
加熱・圧接した後ビード圧延により平滑化する工程を含
む溶接鋼管の製造方法において、下記要件4を実行する
ことを特徴とするシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼
管の製造方法である。
【0010】記 (要件4)ビード圧延前のシーム部内面あるいは内・外
面に非酸化性ガスを吹き付けることまた、本発明は、オ
ープン状態のシーム部を加熱・圧接した後ビード圧延に
より平滑化する工程を含む溶接鋼管の製造方法におい
て、下記要件5を実行することを特徴とするシーム部内
・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方法である。
【0011】記 (要件5)圧接の際にシーム部増肉率を30%以下とする
ことまた、本発明は、オープン状態のシーム部を加熱・
圧接した後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接
鋼管の製造方法において、下記要件6を実行することを
特徴とするシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製
造方法である。
【0012】記 (要件6)ビード圧延を行う管内側あるいは管内・外側
のロール表面に潤滑剤を供給することまた、本発明は、
オープン状態のシーム部を加熱・圧接した後ビード圧延
により平滑化する工程を含む溶接鋼管の製造方法におい
て、前記要件1〜6のいずれか2つ以上を組み合わせて
実行することを特徴とするシーム部内・外面性状に優れ
た溶接鋼管の製造方法である。
【0013】なお、必要に応じて圧接後ビード圧延前に
ビードを切削してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施に適した溶
接鋼管製造ラインの1例を示す要部模式図である。この
ラインでは、オープン管OPのシーム部S(オープン状態の
シーム部) が高周波誘導コイルからなるエッジヒータ1
で加熱され、スクイズロール2で圧接されて、オープン
管OPが管(溶接鋼管)P になる。そして、圧接後のシー
ム部Sに形成されたビードが、管外側に配置されたロー
ル(外ロール)6と台車4で支持されて管内側に配置さ
れたロール(内ロール)5とで圧延される。この圧延を
ビード圧延といい、内ロール5支持した台車4を内面圧
延装置3という。内面圧延装置3は、管内に通したバー
7に連結されて所定の位置に固定される。
【0015】なお、図1の例は拡散接合管の場合であ
り、電縫管の場合にはビードがより大きいので、通常、
スクイズロール2と内面圧延装置3の間にビード切削装
置(図示省略)を設けてビード圧延前にビードを切削す
る。本発明は、このような溶接鋼管製造ラインにて溶接
鋼管を製造する際に好ましく適用される。なお、バー7
は、内面圧延条件を制御するためのオイルやガスの配管
を内装できるように、中空構造のものが好ましい。
【0016】以下、本発明の要件1〜要件6について説
明する。要件1は、ビード圧延を1000℃以上で行う、す
なわち、シーム部温度が1000℃未満に降下しないうちに
ビード圧延を行う点にある。このシーム部温度は、シー
ム(継目)の中心部の温度である。要件1を満たすに
は、例えば、ラインスピードとシーム部冷却速度(例え
ば空冷速度)を考慮してシーム部温度1000℃以上を確保
しうるライン位置に内ロール5と外ロール6とを配置す
ればよい。
【0017】本発明者らの知見によれば、スケールは10
00℃以上では変形抵抗が数10MPa 以下と低く変形能(延
性)も十分大きいためビード圧延時に薄く均等に延ばさ
れ、ひび割れ等を起こしにくい。よって、ビード圧延を
1000℃以下で行うことにより、スケールを地鉄に薄く均
等に張り付かせることができて、肌荒れにつながるスケ
ールのひび割れを有効に抑えることができる。
【0018】要件2は、ビード圧延位置を含む管内側あ
るいは管内・外側部分をシールドし非酸化性ガス(例え
ばN2ガス、Arガス等)でパージする点にある。これによ
り、ビード圧延前の管内シーム部周辺を非酸化性雰囲気
にしてスケール成長を抑制し、スケールを地鉄に薄く均
等に分布したものとすることができて、肌荒れにつなが
るスケールのひび割れが有効に防止される。なお、スケ
ール成長をより確実に抑制するには、被シールド部の酸
素濃度が0.1vol% 以下になるように非酸化性ガスの供給
量を設定するのが望ましい。
【0019】要件2を実施するには、例えば図2に示す
ように、管内側をシールドする場合、内面圧延装置3の
前端部と後端部に仕切板9,9を取付けて仕切板9,9
間の管内部分を被シールド部10となし、バー7内に設け
たガス流路8を介して被シールド部10内に非酸化性ガス
を供給すればよい。仕切板9は、耐熱性の点からセラミ
ック繊維紡織布で製作したものが望ましい。また、管外
側をシールドする場合、誘導を受けにくいアルミニウム
などの素材で製作され、かつ水冷構造を伴うシールドボ
ックス17で圧延部全体を囲い、その内部に非酸化性ガス
を供給すればよい。
【0020】要件3は、内ロールあるいはさらに外ロー
ルのロール面に付着したスケールをロール出側で掻き落
とす点にある。シーム部に生成したスケールは、ビード
圧延時にその一部が剥がれてロール面の局部に付着する
ことにより該ロール面に突起をつくりやすく、この突起
がロールの回転に伴いシーム部の内面側あるいは外面側
に次々と押し込み疵を付けて肌荒れを招く。要件3によ
れば、ロール面の局部に前記突起が生じてもそれが1周
して再びシーム部に届く以前に掻き落とされるので、押
し込み疵が生じなくなり、肌荒れが有効に防止される。
【0021】要件3を実施するには、例えば図3に示す
ように、内面の場合は先端を適度に尖らせたブレード状
のスクレーパ11を、台車4に搭載し、バネ12等にて前記
先端を内ロール5の出側面に押し付けるようにすればよ
い。また、外面についても適当な治具に同様のスクレー
パ11' を取り付け、同様の方法で外ロール6の出側面に
押し付けるようにすればよい。スクレーパの素材として
は、スケールを掻き落とせる程度に硬質でかつ耐熱性に
富むもの、例えばステンレス鋼板等、が好ましく用いう
る。
【0022】要件4は、ビード圧延前のシーム部内面あ
るいは内・外面に非酸化性ガスを吹き付ける点にある。
ビード圧延時には、シーム部に生成したスケールのうち
でも特にフレーク状のものが剥がれやすく、剥がれて浮
いた状態になったものが地鉄に押し込まれて肌荒れを惹
起しやすい。要件4によれば、かかるフレーク状のスケ
ールを非酸化性ガスの吹付によりビード圧延前のシーム
部内面さらには外面から吹き飛ばして除去することがで
きて、肌荒れが有効に防止される。
【0023】要件4を実施するには、例えば図4に示す
ように、内面については台車4にノズル13をシーム部に
向けて配設しこれにバー7内に通したガス配管14から非
酸化性ガスを供給すればよく、また、外面については管
外に設けた適当な治具にノズル13' をシーム部に向けて
配設しこれに管外に敷設したガス配管から非酸化性ガス
を供給すればよい。なお、吹き飛ばされたスケール片が
内ロール5あるいは外ロール6の方に向かわないように
する必要があり、そのためこの例ではガスの吹付方向
(ノズル13,13' の向き)を管周方向に沿わせている
(図4(b)参照)。
【0024】要件5は、圧接の際にシーム部増肉率〔=
{(シーム部最大肉厚−母材部肉厚)/母材部肉厚}×
100 〕を30%以下とする点にある。シーム部増肉率の増
大に伴いビード圧延の圧延荷重(ビード圧延荷重)が高
くなって肌荒れが生じやすくなるが、シーム部増肉率を
30%以下にするとビード圧延荷重がそれほど高くなら
ず、肌荒れが有効に防止される。
【0025】要件5を実施するには、例えば、実験等で
求めた相関関係に基づいて、接合前の素材鋼板の鋼種や
肉厚などに応じてエッジヒータ1のパワーやスクイズロ
ール2のロール間隔などを調整するといった方法によれ
ばよい。要件6は、内ロール表面あるいはさらに外ロー
ル表面に潤滑剤(水、グリース等)を供給する点にあ
る。これにより、ロールとシーム部間の摩擦係数を下げ
てビード圧延荷重を低減することができ、肌荒れが有効
に防止される。なお、水には潤滑剤としての作用と、冷
却剤としての効果がある。
【0026】要件6を実施するには、例えば図5に示す
ように、管内側については台車4に潤滑剤溜め容器15を
配設し、これにバー7内に通したエア配管16からエアを
送ってその内圧を高めることにより潤滑剤LBを内ロール
5のロールバイト部に向けて押し出すといった方法によ
ればよく、また、管外側については適当な位置に敷設し
た配管により直接潤滑剤LB' を供給すればよい。潤滑剤
の供給は、連続的、断続的の何れであってもよい。な
お、潤滑剤溜め容器は高温部に配置されるため、潤滑剤
の劣化や、潤滑剤の固化による配管詰まりが生じやす
い。これらを防止するために、潤滑剤溜め容器は水冷構
造とすることが望ましい。
【0027】上記の要件1〜6は、夫々単独で実施して
も肌荒れを有効に防止しうるが、肌荒れ防止効果をより
顕著なものとするには、これらを適宜組み合わせて実施
することが好ましい。
【0028】
【実施例】図1に示したラインによる拡散接合管製造に
おいて、本発明の実施例として要件1〜6を夫々単独あ
るいは種々組み合わせて実施し、製品管の内面性状を調
査した。また、比較例として要件1〜6を全て実施しな
い場合についても同様の調査を行った。内面性状調査に
あたっては、製品管を縦割りにして内・外面側のシーム
部を目視観察し、肌荒れの程度を5段階に分級(5がベ
ストで1がワースト、3以上が合格)して評価した。な
お、製品管の鋼種はJIS SGP相当、サイズはA:肉厚
4.0mm ×外径146mm ,B:肉厚3.3mm ×外径88mmの2通
りである。
【0029】要件1〜6の組合せ条件と各条件に対応す
る内・外面肌荒れ調査結果を表1〜2に示す。実施例で
はいずれも肌荒れ評点が合格レベルに達したのに対し、
比較例では合格レベルに達しなかった。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ビード圧延時のシーム
部内・外面肌荒れ発生を有効に防止できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に適した溶接鋼管製造ラインの1
例を示す要部模式図である。
【図2】要件2の実施形態の1例を示す要部模式図であ
る。
【図3】要件3の実施形態の1例を示す要部模式図であ
る。
【図4】要件4の実施形態の1例を示す要部模式図であ
る。
【図5】要件6の実施形態の1例を示す要部模式図であ
る。
【符号の説明】
1 エッジヒータ 2 スクイズロール 3 内面圧延装置 4 台車 5 ロール(内ロール) 6 ロール(外ロール) 7 バー 8,8’ ガス流路 9 仕切板 10 被シールド部 11,11' スクレーパ 12 バネ 13,13' ノズル 14 ガス配管 15 潤滑剤溜め容器 16 エア配管 17 シールドボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板谷 元晶 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎製 鉄株式会社知多製造所内 (72)発明者 岡部 能知 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎製 鉄株式会社知多製造所内 Fターム(参考) 3H111 AA01 BA02 BA35 CA02 CA07 EA12 EA17 EA18 4E028 CA01 CA13 LA04 LA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オープン状態のシーム部を加熱・圧接し
    た後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管の
    製造方法において、下記要件1を実行することを特徴と
    するシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方
    法。 記 (要件1)ビード圧延を1000℃以上で行うこと
  2. 【請求項2】 オープン状態のシーム部を加熱・圧接し
    た後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管の
    製造方法において、下記要件2を実行することを特徴と
    するシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方
    法。 記 (要件2)ビード圧延位置を含む管内側あるいは管内・
    外側の部分をシールドし非酸化性ガスでパージすること
  3. 【請求項3】 オープン状態のシーム部を加熱・圧接し
    た後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管の
    製造方法において、下記要件3を実行することを特徴と
    するシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方
    法。 記 (要件3)ビード圧延を行う管内側あるいは管内・外側
    のロールに付着したスケールを前記ロールの出側で掻き
    落とすこと
  4. 【請求項4】 オープン状態のシーム部を加熱・圧接し
    た後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管の
    製造方法において、下記要件4を実行することを特徴と
    するシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方
    法。 記 (要件4)ビード圧延前のシーム部内面あるいは内・外
    面に非酸化性ガスを吹き付けること
  5. 【請求項5】 オープン状態のシーム部を加熱・圧接し
    た後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管の
    製造方法において、下記要件5を実行することを特徴と
    するシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方
    法。 記 (要件5)圧接の際にシーム部増肉率を30%以下とする
    こと
  6. 【請求項6】 オープン状態のシーム部を加熱・圧接し
    た後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管の
    製造方法において、下記要件6を実行することを特徴と
    するシーム部内・外面性状に優れた溶接鋼管の製造方
    法。 記 (要件6)ビード圧延を行う管内側あるいは管内・外側
    のロール表面に潤滑剤を供給すること
  7. 【請求項7】 オープン状態のシーム部を加熱・圧接し
    た後ビード圧延により平滑化する工程を含む溶接鋼管の
    製造方法において、下記要件1〜6のいずれか2つ以上
    を組み合わせて実行することを特徴とするシーム部内・
    外面性状に優れた溶接鋼管の製造方法。 記 (要件1)ビード圧延を1000℃以上で行うこと (要件2)ビード圧延位置を含む管内側あるいは管内・
    外側の部分をシールドし非酸化性ガスでパージすること (要件3)ビード圧延を行う管内側あるいは管内・外側
    のロールに付着したスケールを前記ロールの出側で掻き
    落とすこと (要件4)ビード圧延前のシーム部内面あるいは内・外
    面に非酸化性ガスを吹き付けること (要件5)圧接の際にシーム部増肉率を30%以下とする
    こと (要件6)ビード圧延を行う管内側あるいは管内・外側
    のロール表面に潤滑剤を供給すること
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162117A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Nippon Steel Engineering Co Ltd 連結被覆鋼管の防食構造
JP2007162732A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Nippon Steel Engineering Co Ltd 被覆鋼管及びその製造方法

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