JP2001353517A - 金属製条材の透孔形成方法、透孔付き金属製条材の製造方法および透孔付き金属製条材 - Google Patents

金属製条材の透孔形成方法、透孔付き金属製条材の製造方法および透孔付き金属製条材

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製条材に種々の形状や径の透孔を形成す
る方法、条材に種々の形状や径の透孔を形成した透孔付
き金属製条材及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 丸棒状の条材素材を製作する際にその条
材素材の軸心部に線材挿入孔を形成し、この線材素材孔
に金属線材を挿入した状態で、状態素材を引抜き塑性加
工して金属線材に条材素材を密着させて条材の外形を成
形するとともに透孔を成形し、次に金属線材を引抜く
と、その跡に金属線材と同サイズで同形状の透孔が形状
される。透孔の太さは数10mm〜100μm位の範囲
から自由に設定することができ、透孔の断面形状も自由
に設定可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、金属製条材の透
孔形成方法及び透孔付き金属製条材の製造方法及び透孔
付き金属製条材に関し、特に金属製条材に細径の透孔や
円形以外の異形断面の透孔を形成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、金属部材に孔開け加工する技術
としては、ボール盤などの工作機械、ワイヤカット放電
加工機、レザー加工機などが適用される。軸状の金属部
材や金属製の細長い条材に透孔を形成する場合は、主と
してボール盤などの工作機械によりドルリを用いて孔開
け加工することになる。従来、100〜300μmの径
の細径の透孔を穿孔可能なドリルも実用に供されてはい
るが、これら細径のドリルによっては、ドリル径の3倍
程度の深さの透孔を形成するのが限度であり、ドリル穿
孔では円筒状の透孔しか形成できない。
【0003】一方、金属製の細長い条材にその全長に亘
る透孔を形成してなる透孔付きの金属製条材を製作する
場合、従来では、一般にダイスとプラグを用いて外形と
透孔とを成形する引抜き成形加工が適用される。この引
抜き成形加工では、ダイスとプラグの形状如何で、種々
の形状の透孔を形成することができるし、条材の外形も
円形以外の種々の異形の形状に形成することが可能であ
る。他方、長さが比較的短い金属製条材であって前記の
ような透孔付きの条材は、熱間押出し成形加工によって
も製作することができる。
【0004】ここで、光通信系における多数の光ファイ
バの端部を光コネクタに連結し、光コネクタと光コネク
タとを光アダプタにより接続する構造においては、各光
ファイバの端部に接続フェルールが装着され、光アダプ
タにアライメントスリーブを設け、1対の接続フェルー
ルをアライメントスリーブに両側から挿嵌して、1対の
光ファイバのクラッド部の端面同士を突き合わせた状態
で接続する。
【0005】図18(a),(b)に示すように、接続
フェルール50は、ステンレス製のフェルール本体51
と、ジルコニア製の筒体52からなり、フェルール本体
51には光ファイバの芯線を導入する為の芯線導入孔5
3(例えば、内径800μm、長さ2.5mm)が形成
され、筒体52には光ファイバのクラッド部を導入する
為のクラッド部導入孔56(例えば、内径125μm、
長さ5mm)が形成されている。また、フェルール本体
51には光コネクタの嵌合穴部に嵌合させる為の嵌合部
54も形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 前記ドリルによる穿
孔では、細径の長い透孔を条材に形成することは到底不
可能であるだけでなく、ドリルによる穿孔では円形と異
なる異形断面の透孔を穿孔することはできない。ここ
で、引抜き成形加工により透孔付きの条材を製作するこ
とも可能であり、異形断面の透孔を成形することも可能
である。しかし、引抜き成形加工により成形可能な透孔
の太さ(内径)は限度があり、細径の細長い透孔を成形
することは容易ではない。しかも、ドリルや引抜き塑性
加工による穿孔では孔内面の仕上がり精度も高めにく
い。
【0007】特に、引抜き成形加工に用いるダイスの形
状とプラグの形状に応じて、加工許容限界が決まり、そ
れらの形状によっては偏肉や欠肉が生じたり、引抜き後
の歪みが大きくなったりするため、ダイスの形状とプラ
グの形状を夫々全く自由に設定できる訳ではない。しか
も、引抜き成形加工により形成した透孔では、透孔がプ
ラグの径よりも微小に大きくなったり微小に小さくなっ
たりするため、透孔の寸法精度を高めにくく、精密部品
の透孔を形成することは容易ではない。以上のことは、
押出し成形加工の場合も同様である。
【0008】図18に示すような接続フェルールの場
合、金属部材に内径が125μm程度の微細な細長い孔
を形成することが不可能であることから、フェルール本
体と筒体の2部品からなる非常に高価な接続フェルール
が適用されている。本発明の目的は、細長い条材に種々
の形状や種々の径の透孔を形成可能な金属製条材の透孔
形成方法、細長い条材に種々の形状や種々の径の透孔を
形成してなる透孔付き金属製条材の製造方法を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1の金属製条材
の透孔形成方法は、金属製の条材にその全長に亘る透孔
を形成する方法において、前記条材の素材に前記透孔よ
りも太い線材挿入孔を形成し、この線材挿入孔に金属線
材を挿入した状態で、条材素材を引抜き塑性加工して金
属線材に条材素材を密着させ、その後線材挿入孔から金
属線材を引き抜くことを特徴とするものである。
【0010】先ず、条材素材に適用する金属材料は、普
通鋼やステンレス鋼などの種々の鋼、アルミやアルミ合
金等のアルミ系金属、マクネシウム系金属、銅やその合
金など銅系金属、チタン系金属、ニッケル系金属、その
他の金属などを適用可能である。まず、最初に、細長い
条材素材に透孔よりも太い線材挿入孔を形成する。この
条材素材の製作は引抜き塑性加工や押出し塑性加工にて
製作することができ、この条材素材の長さは自由に設定
可能であるが、条材素材の長さが長過ぎる場合には金属
線材の引抜きが難しくなるため、約1〜2m程度とする
のが望ましい。条材素材の太さは、自由に設定可能であ
る。
【0011】透孔の断面形状は、円形でもよく、円形と
異なる異形(四角形、三角形、多角形、楕円形、スプラ
イン形状、歯車形状、その他)でもよい。透孔の太さは
自由に設定可能であり、例えば数10mm〜100μm
の範囲に設定可能である。線材挿入孔の断面形状は、透
孔と相似の形状でもよく、透孔と異なる形状でもよい
が、線材挿入孔の太さは透孔よりも幾分大きく、金属線
材を挿入可能な大きさに形成するものとする。また、条
材に形成する透孔の数は1つでもよく、複数でもよい
が、条材素材には透孔に対応する1又は複数の線材挿入
孔を形成するものとする。
【0012】夫々の線材挿入孔に金属線材(例えば、ピ
アノ線、ピアノ線と同様の鋼からなる線材など)を挿入
した状態で、引抜き成形加工機により、条材素材を圧縮
させつつ引抜き塑性加工して金属線材に条材素材を密着
させる。尚、金属線材は条材素材よりも硬質のものであ
ることが望ましい。条材を構成する金属材料の硬さや、
透孔の断面形状、条材の外形の断面形状に応じて、1回
又は複数回の塑性加工を行ない、金属線材に条材素材を
密着させる。前記引抜き加工により形成される条材の外
形の断面形状は、円形に限らず種々の形状にすることが
できる。
【0013】最後に、金属線材を引き抜くと、その引抜
いた跡に透孔が夫々形成される。この引抜きが容易にな
るように、金属線材に予め離型剤(石灰膜、表面活性
剤、潤滑剤など)を塗布した状態で、線材挿入孔に金属
線材を挿入することが望ましい。以上のようにして形成
する透孔は、金属線材と同じ断面形状の精密な孔とな
る。前記のように透孔を形成後、条材を適当長さに切断
すれば、透孔付きの多数の金属部品が得られる。
【0014】請求項2の金属製条材の透孔形成方法は、
金属製の条材にその全長に亘る透孔を形成する方法にお
いて、前記条材の素材に前記透孔よりも太い線材挿入孔
を形成する第1の工程と、次に前記線材挿入孔に前記透
孔と同サイズ且つ同断面形状の金属線材を挿入する第2
の工程と、次に金属線材を挿入した条材素材を引抜き塑
性加工し金属線材に条材素材を密着させて金属線材付き
条材を製作する第3の工程と、次に金属線材付き条材か
ら金属線材を引き抜いて透孔付きの条材とする第4の工
程とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】この請求項2の発明は、請求項1の発明と
概ね同じであり、条材を構成する金属材料、条材の長さ
や太さ、透孔の数、形状、太さ(内径)、条材の外形形
状についても請求項1の発明と同様である。そのため、
請求項1の作用とほぼ同様の作用を奏する。前記線材挿
入孔に挿入する金属線材は、透孔と同サイズ且つ同断面
形状の金属線材であるから、塑性加工後に金属線材を引
き抜くと、金属線材の抜けた跡に透孔が形成されること
になる。
【0016】請求項3の金属製条材の透孔形成方法は、
請求項1又は2の発明において、前記透孔が円形断面の
孔であることを特徴とするものである。このように透孔
が円形断面の孔であるが、種々の太さ(直径)の透孔を
容易に形状することができる。請求項4の金属製条材の
透孔形成方法は、請求項1又は2の発明において、前記
透孔が円形と異なる異形断面の孔であることを特徴とす
るものである。このように円形と異なる種々の異形断面
の種々の太さの透孔を容易に形状することができる。
【0017】請求項5の金属製条材の製造方法は、金属
製の条材にその全長に亘る透孔を形成してなる条材の製
造方法において、前記条材の素材にその全長に亘る且つ
前記透孔よりも太い線材挿入孔を形成する第1の工程
と、次に条材素材の線材挿入孔に前記透孔と同サイズ且
つ同断面形状の金属線材を挿入する第2の工程と、次に
金属線材を挿入した状態の条材素材を引抜き塑性加工し
金属線材に条材素材を密着させて金属線材付き条材素材
とする第3の工程と、次に金属線材付き条材素材から金
属線材を引き抜いて透孔付きの条材とする第4の工程と
を備えたことを特徴とするものである。
【0018】第1の工程では、金属製の条材の素材にそ
の全長に亘る且つ前記透孔よりも太い線材挿入孔を形成
する。条材を構成する金属材料、条材素材の長さ、条材
素材の太さ、線材挿入孔の形状や太さに等については請
求項1と同様である。次に、第2の工程では、条材素材
の線材挿入孔に前記透孔と同サイズ且つ同断面形状の金
属線材を挿入する。金属線材を構成する金属材料は請求
項1と同様の金属材料を適用する。金属線材は、透孔と
同サイズ且つ同断面形状のものであり、好ましくは条材
素材よりも硬質ものであることが望ましい。
【0019】次に、第3の工程では、金属線材を挿入し
た状態の条材素材を圧縮させつつ引抜き塑性加工し金属
線材に条材素材を密着させて金属線材付き条材素材とす
る。次に、第4の工程では、金属線材付き条材素材から
金属線材を引き抜いて透孔付きの条材とする。金属線材
付き条材素材から金属線材を引き抜くと、金属線材の抜
けた跡に透孔が形成される。その他請求項1と同様の作
用を奏する。こうして製作した透孔付き金属製条材は、
その条材のままの形で使用してもよく、複数個に分断し
た透孔付き金属部品にして使用してもよい。
【0020】請求項6の金属製条材の製造方法は、請求
項5の発明において、前記透孔が円形断面の孔であるこ
とを特徴とするものである。こうして、金属線材を介し
て設定した円形断面の透孔を形成することができる。請
求項7の金属製条材の製造方法は、請求項5の発明にお
いて、前記透孔が円形と異なる異形断面の孔であること
を特徴とするものである。こうして、金属線材を介して
設定した種々の異形断面の透孔を形成することができ
る。
【0021】請求項8の金属製条材の製造方法は、請求
項5〜7の何れかの発明において、前記金属線材付き条
材素材の断面外形が円形と異なる形状であることを特徴
とするものである。こうして、条材素材の断面外形が円
形と異なる所望の形状に形成することができる。請求請
9の透孔付き金属製条材は、金属製の条材素材に全長に
亘って透設された軸孔に金属線材を挿入した状態で、そ
の条材素材を引抜き塑性加工することにより金属線材に
条材素材を密着させ、その後金属線材を引き抜いて金属
線材と同断面形状の透孔を形成したことを特徴とするも
のである。条材素材の軸孔に金属線材を挿入した状態で
引抜き塑性加工し、その金属線材を介して透孔を形成し
たものであるので、透孔は種々の断面形状の孔に形成で
き、種々の大きさの孔(例えば、数10mm〜100μ
mの範囲)に形成できるから、種々の用途(特に、精密
機械部品の製作)に適したものとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態は、
光ファイバを接続する為に光ファイバの端部に装着され
る一体型フェルールの製造方法に本発明を適用した場合
の例である。最初に、一体型フェルールと、これに関連
する光ファイバについて説明する。図1に示すように、
光ファイバ1の端部分をフェルールに保持させる為に、
光ファイバ1の端部分に例えば長さ2.5mmで外径約
800μmφの芯線2と、この芯線2の先から延びる長
さ5mmで外径約125μmφのクラッド部とが形成さ
れる。このクラッド部3の軸心部には例えば9μmφの
コアがある。
【0023】図6(a),(b)に示すように、一体型
フェルール10は、耐蝕性や切削性に優れた金属材料
(例えば、SUS301)で一体品に構成されている。
このフェルール10の軸心部分には、光ファイバ1の芯
線2を導入可能な芯線導入孔17と、クラッド部導入孔
16とが貫通状に形成されている。芯線導入孔17は、
例えば内径800〜810μmφで長さが2.5mmで
ある。クラッド部導入孔16は、芯線導入孔17に直列
的に連通し且つ光ファイバ1の芯線2から延びるクラッ
ド部3を密着状に導入可能に形成されている。このクラ
ッド部導入孔16は、例えば内径127〜129μmφ
で長さが5.0mmである。
【0024】前記一体型フェルール10の長さ方向途中
部に、光コネクタ(図示略)の嵌合穴部に相対回動不能
に嵌合される嵌合部20が形成され、この嵌合部20は
6角形の外形に形成されている。このフェルール10に
おいて、嵌合部20よりも右側部分と左側部分には、嵌
合部20よりも小径で芯線導入孔17よりも少し短い円
筒状外形の第1円筒部18と、この第1円筒部18と同
径でクラッド部導入孔16よりも少し短い円筒状外形の
第2円筒部19とが形成されている。
【0025】図7(a),(b)には、この一体型フェ
ルール10に光ファイバ1の端部分を装着して保持した
状態が示されており、クラッド部導入孔16に光ファイ
バ1のクラッド部3が密着状に導入され、芯線導入孔1
7に光ファイバ1の芯線2が密着状に導入され接着にて
固定されている。この一体型フェルール10によれば、
その軸心部分に芯線導入孔17とクラッド部導入孔16
とを直列的に同心状に形成し、フェルール10の長さ方
向の途中部に嵌合部20を形成し、フェルール10を1
部品からなる一体品に構成したので、芯線導入孔17、
クラッド部導入孔16、嵌合部20などの加工精度が高
くなり、欠陥品の発生も少なくなり、製作費も大幅に低
減する。
【0026】次に、前記一体型フェルール10を製造す
る方法について図2〜図6に基づいて説明するが、以下
の説明は、本願発明の金属製条材の透孔形成方法および
透孔付き金属製条材の製造方法及び透孔付き金属製条材
についての説明を含む。最初に、第1工程において、図
2(a),(b)に示すように、軸心部分に光ファイバ
1のクラッド部3よりも大径の軸孔12(例えば、1000
〜2000μmφの軸孔)を有する例えばステンレス(SU
S301)製の例えば長さ1〜2mで外径5.0〜6.
0mmのフェルール素材11を製作する。このフェルー
ル素材11は、予め引抜き塑性加工により製作される。
尚、前記フェルール素材11が条材素材に相当し、軸孔
12が線材挿入孔に相当する。
【0027】次に、第2工程において、図3に示すよう
に、このフェルール素材11の軸孔12にクラッド部導
入孔16と同径で且つフェルール素材11より硬質の金
属線材13を挿入した状態で、6角ダイスと引抜き加工
装置を用いて、フェルール素材11を圧縮させつつ引抜
き塑性加工(冷間又は熱間加工)し、金属線材13にフ
ェルール素材11を密着する状態に塑性加工してフェル
ール線材14を図4に示すように製作する。このとき、
塑性加工の加工率が大きい場合には、複数回の塑性加工
を施すものとする。尚、前記金属線材13の表面に所定
の離型剤(例えば、石灰、潤滑剤又は表面活性剤など)
を塗布してから、軸孔12に挿入することが望ましい。
【0028】金属線材13としてフェルール素材11よ
りも硬質のピアノ線を用いるが、これに限定されるもの
ではなく、フェルール素材11よりも高硬度であれば、
例えばチタン合金製の線材や、種々の合金鋼製の線材、
その他の線材を適用してもよい。尤も、金属線材13は
必ずしもフェルール素材11よりも硬質である必要はな
く、同等の硬度のもの又はフェルール素材11より低硬
度のものでもよい。尚、金属線材13が金属線材に相当
し、フェルール線材14が条材に相当する。次に、第3
工程において、図5に示すように、フェルール線材14
から金属線材13を引抜いてクラッド部導入孔16(こ
れが、透孔に相当する)を形成し、フェルール線材14
を所定長さ(例えば、10〜12mm)に切断してフェ
ルールブランク15を製作する。前記フェルール線材1
4から金属線材13を引抜いた状態のものが、透孔付き
金属製条材に相当する。
【0029】次に、第4工程において、図6(a),
(b)に示すように、フェルールブランク15のクラッ
ド部導入孔16の一端側部分を穿孔加工してクラッド部
導入孔16よりも大径の芯線導入孔17を形成する。さ
らに、フェルールブランク15の一端側部分を切削加工
して適当な長さの第1円筒部18を形成し、フェルール
ブランク15の他端側部分を切削加工して適当な長さの
第2円筒部19を形成し、フェルール10の長さ方向の
途中部に外形が6角形の所定長さの嵌合部20を形成す
ると、一体型フェルール10が得られる。
【0030】次に、第5工程において、図7(a)に示
すように、一体型フェルール10の芯線導入孔17側か
ら、光ファイバ1のクラッド部3と芯線2とを導入し、
クラッド部3をクラッド部導入孔16に密着状に導入す
るとともに、芯線2を芯線導入孔17に密着状に導入
し、芯線2を芯線導入孔17に接着固定し、光ファイバ
1の端部分を一体型フェルール10に固定保持する。そ
の後、このフェルール10を光コネクタに装着する際
に、嵌合部20を光コネクタの嵌合穴部に相対回動不能
に嵌合させる。
【0031】以上説明した一体型フェルールの製造方法
によれば、フェルール素材11の軸孔12に金属線材1
3を挿入した状態で6角形のダイス孔を有する6角ダイ
スを用いて引抜き塑性加工してフェルール線材14を製
作するので、切削加工以外の簡単な方法で、フェルール
10の細径のクラッド部導入孔16を精度よく形成でき
る。こうして、製作誤差の少ない高品質のステンレス製
の一体型フェルール10を、従来の2部品からなるフェ
ルールに比較して格段に安価に製造することができ、製
造途中で発生する欠陥品も格段に少なくなる。
【0032】前記第2工程において、外形が6角形のフ
ェルール線材14を製作するので、フェルール素材11
を圧縮させつつ引抜き塑性加工するダイスの構造も簡単
になるうえ、安定的に能率的に引抜き塑性加工を行うこ
とができる。しかも、フェルール線材14の6角形の外
形を有効活用して、光コネクタの嵌合穴部に相対回動不
能に嵌合される外形が六角形の嵌合部20を形成するこ
とができる。
【0033】尚、ここで、前記フェルール素材を構成す
る金属材料は、ステンレスとは限らず、アルミ合金、ジ
ュラルミン、マグネシウム合金、真鍮等の銅合金も適用
可能である。また、フェルールの嵌合部の外形形状は一
例を示すもので、光コネクタの用途に応じた種々の形状
を採用することができる。
【0034】次に、別実施形態に係る金属製条材の透孔
形成方法および透孔付き金属製条材の製造方法につい
て、図8〜図12に基づいて説明する。第1工程におい
て、図8に示すような、金属製の細長い条材素材30
(例えば、太さ数mm〜数10mm、長さ1〜2m)で
あって、軸心部に全長に亘る線材挿入孔31を形成して
なる条材素材30を引抜き塑性加工にて製作する。この
条材素材30を構成する金属材料としては、普通鋼やス
テンレス鋼などの種々の鋼、アルミやアルミ合金等のア
ルミ系金属、マクネシウム系金属、銅やその合金など銅
系金属、チタン系金属、ニッケル系金属、その他の金属
などを適用可能であるが、最終的に製作しようとする金
属部品の機能や用途に適した金属材料を用いるものとす
る。
【0035】前記線材挿入孔31は、図11、図12に
示す透孔34よりも太く形成する。但し、この線材挿入
孔31の断面形状は、自由に設定可能であるが、透孔3
4と似た形状であることが望ましい。本実施形態の場
合、線材挿入孔31の断面形状は円形であり、透孔34
の断面形状は正方形である。
【0036】次に、第2工程において、図9に示すよう
に、条材素材30の線材挿入孔31に金属線材32を挿
入する。この金属線材32は透孔34と同サイズ且つ同
断面形状のもので、好ましくは条材素材30よりも硬質
の金属材料で構成されている。本実施形態では、透孔3
4の断面形状は正方形であるため、金属線材32の断面
形状も正方形であり、金属線材32は例えばピアノ線と
同じ鋼材からなる線材である。
【0037】次に、第3工程において、図10に示すよ
うに、金属線材32を挿入した条材素材30を引抜き加
工装置により圧縮させつつ引抜き塑性加工し、金属線材
32に条材素材30を密着させ、金属線材32付きの条
材33とする。この引抜き塑性加工は、1回の塑性加工
で行う場合もあるし、複数回の塑性加工で行うこともあ
る。
【0038】本実施形態の条材33の外面形状は、円筒
の外面に4つの縦角溝を形状した形状である。前記の引
抜き塑性加工は基本的に冷間加工にて行うものとする
が、必要に応じて条材素材30を加温又は加熱しながら
行うことも不可能ではない。また、圧縮させつつ押出し
塑性加工を施す場合は、熱間加工で行うものとする。
【0039】次に、第4工程において、図11に示すよ
うに、図10に示す金属線材32付きの条材33から金
属線材32を引抜いて透孔34付きの条材33にする。
前記のように金属線材32に予め離型剤を塗布しておけ
ば、金属線材32の引抜きを容易に行うことができる。
但し、必要に応じて、条材33を熱膨張させた状態で金
属線材32を引き抜き易くしてもよい。次に、第5工程
において、図12に示すように、前記のようにして製作
した透孔付き金属製条材33を適当長さに分断して透孔
付き金属部品35にする。
【0040】このように、条材素材30の線材挿入孔3
1に金属線材32を挿入した状態で条材素材30を圧縮
させながら引抜き塑性加工して金属線材32に条材素材
30を密着させ、その後金属線材32を引き抜くという
方法で、透孔34を形状した条材33を容易に形成する
ことができる。透孔34の孔内面の仕上がり精度も高い
ものとなる。従来技術では、本実施形態におけるような
細く且つ円形と異なる異形断面の長い透孔34を形状す
ることは殆ど不可能であるが、本発明によれば、極めて
簡単に形成することができる。
【0041】次に、前記の実施形態を部分的に変更した
変形例について説明する。 1〕図13に示す透孔37付きの金属製の条材36は、
前記の実施形態と同様の方法で製作されたものであり、
この条材36の外面には細かいギヤ歯又はスプライン歯
が形成され、透孔37の内面にも細かいギヤ歯又はスプ
ライン歯が形成されている。
【0042】この条材36を製作する際に、条材素材の
線材挿入孔は断面円形の孔でもよく、金属線材としては
外周面に細かいギヤ歯又はスプライン歯が形成された金
属線材を用いる。その他、前記実施形態と同様にして製
作することできる。図14に示すように、前記透孔37
付きの条材36を複数個に分断すると、ギヤやスプライ
ン軸として使用可能な金属部品38が得られる。また、
前記の条材35の透孔37を断面正方形に形成し、その
条材を分断すると、図15に示すような金属部品39が
得られる。この金属部品39の透孔40に軸部材を装着
する場合は、キーを用いることなく回転伝達可能となる
ので、種々便利である。
【0043】3〕図16に示す透孔42付きの金属製の
条材41は、前記実施形態と同様の方法で製作されたも
のであり、条材41の外面形状は六角筒形状であり、透
孔42の断面形状は正三角形である。この条材41を複
数に分断すると、図17に示すような金属部材43が得
られる。
【0044】4〕前記透孔付き条材の外形の形状は、前
記以外の種々の形状(四角形、三角形、その他の多角
形、楕円形、等々)に設定することができる。また、透
孔の断面形状も、前記以外の種々の形状に設定可能であ
る。条材の太さも数10mm〜数mmの範囲に自由に設
定可能である。その他、当業者であれば前記実施の形態
を参考にして、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記
の実施の形態に種々の変更を付加した形態で実施可能で
ある。
【0045】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、条材素材の
線材挿入孔に金属線材を素材した状態で条材素材を引抜
き塑性加工して金属線材に条材素材を密着させ、その後
金属線材を引き抜くという方法で、条材に透孔を容易に
形成することができる。しかも、透孔の断面形状は円形
に限らず、円形以外の種々の異形に形成することができ
るし、透孔の孔内面の仕上がり精度も高いものとなる。
透孔としては、例えば100μm程度の細径の十分に長
い透孔をも形成することができる。
【0046】請求項2の発明によれば、基本的に請求項
1と同様の効果が得られる。請求項3の発明によれば、
条材に円形断面の所望の太さ(直径)の透孔を容易に形
成することができる。請求項4の発明によれば、条材に
円形以外の種々の異形断面の所望の太さの透孔を容易に
形成することができる。
【0047】請求項5の発明によれば、金属製の条材の
素材にその全長に亘る且つ透孔よりも太い線材挿入孔を
形成し、次に条材素材の線材挿入孔に透孔と同サイズ且
つ同断面形状の金属線材を挿入し、次に金属線材を挿入
した状態の条材素材を引抜き塑性加工し金属線材に条材
素材を密着させて金属線材付き条材素材とし、次に金属
線材付き条材素材から金属線材を引き抜いて透孔付きの
条材とするので、次の効果が得られる。所望の太さの所
望の断面形状の透孔を有する条材を容易に形成すること
ができ、その条材の外形の断面形状を所望の形状に塑性
加工することができる。金属線材を挿入した状態で引抜
き塑性加工して成形するため、透孔の内面の仕上がり精
度は高くなり、強度や品質に優れる透孔付きの条材を製
作することができる。
【0048】請求項6の発明によれば、所望の太さの円
形断面の透孔を形成した条材を容易に製作することがで
きる。請求項7の発明によれば、所望の太さの円形と異
なる種々の異形断面の透孔を形成した条材を容易に製作
することができる。請求項8の発明によれば、金属線材
付き条材素材の断面外形が円形と異なる形状であるた
め、種々の金属部品を製作する際の素材に好適の透孔付
き条材を製作することができる。
【0049】請求項9の発明によれば、金属製の条材素
材の軸孔に金属線材を挿入した状態で引抜き塑性加工
し、その金属線材を介して透孔を形成したものであるの
で、透孔は種々の断面形状の孔に形成でき、種々の大き
さの孔(例えば、数10mm〜100μmの範囲)に形
成できるから、種々の用途(特に、精密機械部品の製
作)に適したものとなる。特に、機械加工等では形状不
可能な細径の透孔付きの条材は、比較的容易かつ安価に
製作でき、品質と経済性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光ファイバの端部の
外観を示す図である。
【図2】(a)はフェルール素材の要部断面図であり、
(b)はフェルール素材の左側面図である。
【図3】フェルール素材に金属線材を挿入した状態の要
部断面図である。
【図4】塑性加工したフェルール線材と金属線材の要部
断面図である。
【図5】(a)はフェルール部材の断面図であり、
(b)はフェルール部材の左側面図である。
【図6】(a)は一体型フェルールの断面図であり、
(b)は一体型フェルールの左側面図である。
【図7】(a)は一体型フェルールに光ファイバの端部
を装着した状態の断面図であり、(b)は一体型フェル
ールの左側面図である。
【図8】別実施形態の条材素材の斜視図である。
【図9】条材素材に金属線材を挿入した条材を示す斜視
図である。
【図10】塑性加工後の金属線材付き条材の斜視図であ
る。
【図11】金属線材を抜き取った状態の透孔付き条材の
斜視図である。
【図12】透孔付き条材を分断した状態を示す斜視図で
ある。
【図13】変形例に係る透孔付き条材の斜視図である。
【図14】図13の透孔付き条材を分断した状態を示す
斜視図である。
【図15】透孔の形状を変更した場合の図14相当図で
ある。
【図16】変形例に係る透孔付き条材の斜視図である。
【図17】図16の透孔付き条材を分断した状態を示す
斜視図である。
【図18】(a)は従来のフェルールの断面図であり、
(b)は従来のフェルールの左側面図である。
【符号の説明】
11 フェルール素材 12 軸孔 13 金属線材 14 フェルール線材 16 クラッド部導入孔 30 条材素材 31 線材挿入孔 32 金属線材 33 条材 34 透孔 36 条材 41 条材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の条材にその全長に亘る透孔を形
    成する方法において、前記条材の素材に前記透孔よりも
    太い線材挿入孔を形成し、この線材挿入孔に金属線材を
    挿入した状態で、条材素材を引抜き塑性加工して金属線
    材に条材素材を密着させ、その後線材挿入孔から金属線
    材を引き抜くことを特徴とする金属製条材の透孔形成方
    法。
  2. 【請求項2】 金属製の条材にその全長に亘る透孔を形
    成する方法において、前記条材の素材に前記透孔よりも
    太い線材挿入孔を形成する第1の工程と、 次に前記線材挿入孔に前記透孔と同サイズ且つ同断面形
    状の金属線材を挿入する第2の工程と、 次に金属線材を挿入した条材素材を引抜き塑性加工し金
    属線材に条材素材を密着させて金属線材付き条材を製作
    する第3の工程と、 次に金属線材付き条材から金属線材を引き抜いて透孔付
    きの条材とする第4の工程と、 を備えたことを特徴とする金属製条材の透孔形成方法。
  3. 【請求項3】 前記透孔が円形断面の孔であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の金属製条材の透孔形成
    方法。
  4. 【請求項4】 前記透孔が円形と異なる異形断面の孔で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の金属製条
    材の透孔形成方法。
  5. 【請求項5】 金属製の条材にその全長に亘る透孔を形
    成してなる条材の製造方法において、 前記条材の素材にその全長に亘る且つ前記透孔よりも太
    い線材挿入孔を形成する第1の工程と、 次に条材素材の線材挿入孔に前記透孔と同サイズ且つ同
    断面形状の金属線材を挿入する第2の工程と、 次に金属線材を挿入した状態の条材素材を引抜き塑性加
    工し金属線材に条材素材を密着させて金属線材付き条材
    素材とする第3の工程と、 次に金属線材付き条材素材から金属線材を引き抜いて透
    孔付きの条材とする第4の工程と、 を備えたことを特徴とする金属製条材の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記透孔が円形断面の孔であることを特
    徴とする請求項5に記載の金属製条材の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記透孔が円形と異なる異形断面の孔で
    あることを特徴とする請求項5に記載の金属製条材の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記金属線材付き条材素材の断面外形が
    円形と異なる形状であることを特徴とする請求項5〜7
    の何れかに記載の金属製条材の製造方法。
  9. 【請求項9】 金属製の条材素材に全長に亘って透設さ
    れた軸孔に金属線材を挿入した状態で、その条材素材を
    引抜き塑性加工することにより金属線材に条材素材を密
    着させ、その後金属線材を引き抜いて金属線材と同断面
    形状の透孔を形成したことを特徴とする透孔付き金属製
    条材。
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