JP2001353086A - なべの蓋立て - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】狭い場所でも素早く置け、調理中邪魔にならな
いようにする。脚をフックとして利用できるようにす
る。箸を置けるようにする。 【解決手段】なべの蓋本体１のつまみ２に、着脱可能に
取り付けるなべ蓋立てであって、前記のつまみ２のネッ
ク部のボルト２ａに嵌めるスリット部３ａと、なべの蓋
本体１を立ち上げてこれを倒れないように支持する脚部
３ｂとよりなるなべの蓋立て。

Description

【発明の詳細な説明】

【発明の属する技術分野】この発明は、なべ蓋立てに関
するものである。

【従来の技術】従来のなべ蓋立ては、図５に示すよう
に、なべ１２の縁に取り付けたＵ字型の金具１１であ
る。なべの蓋はこの金具１１の溝にはめて立てる。

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のなべ蓋
立てには、次のような問題点がある。 （１）金具１１がなべ１２の縁に固定されているので、
その場所にしか立てることができない。 （２）蓋がなべの縁に立っているため、なべの使用中に
邪魔になる。 （３）なべの中身が少量とか、なべがガス台に不安定に
かかっているような場合などには、バランスを崩して倒
れるおそれがある。 （４）立てる角度が外側に傾くために蓋が熱くなる。 この発明は上記問題点を解決することを目的とする。

【課題を解決するための手段】この発明のなべの蓋立て
は、なべの蓋のつまみに着脱可能に取り付けるなべ蓋立
てであって、前記のつまみのネック部のボルトに嵌める
スリット部と、なべの蓋を立ち上げてこれを倒れないよ
うに支持する脚部とよりなるものである。また、この発
明のなべ蓋立ては、なべの蓋本体に固定されるなべ蓋立
てであって、開端部をなべ蓋本体に固定したＵ字型の形
状を有する脚で構成したものである。

【発明実施の形態】（実施例１）図１、２は実施例１の
なべ蓋立てを示す。図１において、１はなべ蓋本体、２
は蓋本体の１のつまみ、３はつまみ２に着脱可能に取り
付けたなべ蓋立てである。このなべ蓋立て３は、つまみ
２のネック部のボルト２ａに嵌めるスリット部３ａとこ
のスリット部３ａにつづく脚部３ｂとより構成されてい
る。上記なべ蓋立て３は、なべ蓋本体１の半径程度の長
さで、スリット部３ａをつまみ２のネック部のボルト２
ａに嵌めてなべ蓋本体１を立ち上げたとき、同蓋本体１
を転倒しないように支持できる長さである。 （実施例２）図３、４は実施例２のなべ蓋立てを示す。
図３において、１はなべ蓋本体、４はＵ字型の脚であ
り、鋲５により、開端部４ａをなべ蓋本体１に取り付け
て固定されている。このなべ蓋立て４は、なべ蓋本体の
大きさに拘らず深さ約８ｃｍ、幅１０ｃｍのＵ字型をし
ており、鋲５によりなべ蓋本体１に固定され、同蓋本体
１を転倒しないように支持できる角度で取り付けられ
る。

【発明の効果】（１）なべ蓋を自立させることにより、
狭い場所でも素早く置け、調理中邪魔になることがな
い。 （２）なべ蓋を壁面等に吊り下げる場合に、脚をフック
として利用できる。 （３）なべ蓋の使用状態において、その上に箸をおいて
も転がらない。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１のなべ蓋立ての正面図。

【図２】図１の側面図。

【図３】実施例２のなべ蓋立ての正面図。

【図４】図３の側面図。

【図５】従来のなべ蓋立ての要部斜視図。

【符号の説明】

１．なべ蓋本体。 ２．つまみ。 ２ａ．ボルト。 ３．なべ蓋立て。 ３ａ．スリット部。 ３ｂ．脚部。 ４．Ｕ字型の脚。 ４ａ．開端部。 ５．鋲。 １１．金具。 １２．なべ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】なべの蓋本体のつまみに着脱可能に取り付
   けるなべの蓋立てであって、前記つまみのネック部に嵌
   めるスリット部と、なべの蓋本体を立ち上げてこれを倒
   れないように支持する脚部とよりなるなべの蓋立て。
2. 【請求項２】なべの蓋本体に固定されるなべの蓋立てで
   あって、開端部をなべ蓋本体に固定したＵ字型の形状を
   有する脚で構成したなべの蓋立て。