JP3204801U - 鍋蓋 - Google Patents

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稔夫 和平
稔夫 和平
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和平フレイズ株式会社
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Abstract

【課題】省スペースでの輸送及び保管が可能で、迅速かつスムーズな立て掛けやちょっとした鍋蓋の移動が可能な鍋蓋を提供する。【解決手段】鍋蓋は、蓋本体2と、蓋本体2の外側表面21の外縁部22近傍に設けられた脚部3とを備える。脚部3の基端31aには、該脚部3を蓋本体2に対して外側表面21から更に外側へ枢動可能にするヒンジ4と、外側表面21から脚部3の末端31bが外側に所定距離だけ離れた位置で脚部3の枢動を規制するロック機構5とが設けられる。ロック機構5は、脚部3を蓋本体2に対して傾斜させ、かつ、脚部3の末端31bで蓋本体2を立設可能なロック状態に保持する。脚部3がロック状態から蓋本体2の外側表面21へ戻って接触することを一時的に妨げる、戻り規制部6が設けられ、又は、脚部3には蓋本体2を吊り下げるためのフック7がさらに設けられていることが好ましい。【選択図】図2

Description

本考案は、フライパンや鍋等に載置可能な鍋蓋に関し、特に、鍋蓋をキッチン台やテーブル等に立設・保持可能な脚部を備えた鍋蓋に関する。
この種の鍋蓋の従来技術として、例えば、特許文献1には、鍋蓋本体を立設するための脚部とハンドルが設けられたフライパン用蓋が開示されている。特許文献1のハンドルは、蓋本体から外側に突出するようにU字状に折り曲げられたワイヤー(金属棒)で作られ、その両端が蓋本体に結合されているため、閉じた内部空間を有する。従って、蓋本体を下方に向けてハンドルを上向きに配置すれば、このハンドルを、蓋を壁面等に吊り下げるためのフックとしても使用できる。また、特許文献2に示すように、鍋蓋の取っ手を挟んだまま固定し、そのまま立てかけることができる鍋蓋つまみが開示されている。
特許文献1に開示の蓋は、以上のように、蓋本体を立てたり、壁面等に吊り下げられたりできるといった機能・長所を有するものの、ワイヤー(線条)状の金属からなる脚部とハンドルとが別々に設けられており、リジッド(固定されていて動かしづらく)で非常に嵩張った構造を採用していた。このような嵩張った構造を有する製品は、製造元の工場での梱包費用を増加させるだけでなく、工場から販売店舗への輸送コストをも増加させるものとなっていた。それだけでなく、購入者宅での保管スペースをも奪うものとなっていた。
また、特許文献2に開示の洗濯ばさみ形状を成す鍋蓋つまみでは、蓋本体側の取っ手が本体の中央に設けられていなければ、取っ手を鍋蓋つまみ側のつまみ部で把持・固定することができず、鍋蓋の立設・保持は困難となる。鍋蓋の立て掛け時に都度、把持・固定の確認が必要となるため、迅速かつスムーズな立て掛けやちょっとした鍋蓋の移動も難しい。また、洗濯ばさみ形状の鍋蓋つまみは、吊り下げフックとして機能させることはできない。
意匠登録第1253454号公報 特開平10−127507号公報
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、省スペースでの輸送及び保管が可能で、迅速かつスムーズな立て掛けやちょっとした移動が可能な鍋蓋を提供することを目的とする。
また、本考案は、上記目的に加え、壁面等に吊り下げ可能な鍋蓋を提供することを目的とする。
すなわち、本考案は、例えば、次の構成・特徴を採用するものである。
(態様1)
蓋本体と、
前記蓋本体の外側表面の外縁部近傍に設けられた脚部と、
を備えた鍋蓋であって、かつ、
前記蓋本体に近い前記脚部の基端側には、該脚部を前記蓋本体に対して前記外側表面から更に外側へ枢動可能にするヒンジと、前記外側表面から前記脚部の末端が外側に所定距離だけ離れた位置で前記脚部の枢動を規制するロック機構と、が設けられ、
前記ロック機構は、前記脚部を前記蓋本体に対して傾斜させ、かつ、前記脚部の末端側で前記蓋本体を立設可能なロック状態に保持することを特徴とする鍋蓋。
(態様2)
前記ロック機構により枢動を規制された前記脚部が前記ロック状態から前記蓋本体の前記外側表面へ戻って接触することを一時的に妨げる、戻り規制部がさらに設けられていることを特徴とする態様1に記載の鍋蓋。
(態様3)
前記脚部には前記蓋本体を吊り下げるためのフックがさらに設けられていることを特徴とする態様1又は2に記載の鍋蓋。
(態様4)
前記脚部の材料は、ワイヤー状或いは薄板状の金属、又は、ワイヤー状或いは薄板状の樹脂であることを特徴とする態様1〜3のいずれかに記載の鍋蓋。
(態様5)
前記ヒンジの材料は、薄板状の金属、又は、樹脂であることを特徴とする態様1〜4のいずれかに記載の鍋蓋。
(態様6)
前記フックとして、前記脚部の前記末端の近傍には、貫通孔或いは中空空間、又は、前記末端から水平方向に突出した係止部材が設けられることを特徴とする態様3〜5のいずれかに記載の鍋蓋。
本考案の鍋蓋は、以上のように蓋本体に対して枢動可能な(折り畳み式の)構造を有する脚部を備えるために、鍋蓋をキッチン台等に立て掛けておくことができるだけでなく、脚部が折り畳み式で嵩張ることが無いため、製造元の工場から販売店舗までの流通過程での輸送コスト削減を実現するとともに、鍋蓋を購入・使用するユーザーの保管時においても省スペース化を図ることもできる。
また、本考案の好適な態様の鍋蓋によれば、以上の構成の戻り規制部を有するために、脚部の末端がロック状態(開脚状態)から外側表面接触状態(閉脚状態)に安易に戻ることが防止され、脚部を蓋本体に対して傾斜させたままの開脚状態を保持することができる。これにより、ユーザーが鍋蓋を立て掛ける際には、蓋本体を片手で持ってこれを立てる動作だけで済み、手指等で脚部に触れていちいち脚部を開く必要がない。従って、鍋蓋の立て掛けが迅速かつスムーズなものとなるし、ちょっと鍋蓋を移動する際も置きやすく、その取扱いが便利なものとなる。
また、本考案の好適な態様の鍋蓋によれば、脚部自体に吊り下げフックを有するために、鍋蓋を余計に嵩張らせることなく、保管・収納することができる。
また、本考案の好適な態様の鍋蓋によれば、以上の構成・素材を採用するため、安価で製造も容易なものとなる。
実施例1の鍋蓋の斜視図及び側面図を示した図である。 実施例1の脚部を示した部分拡大斜視図である。 実施例1の鍋蓋の立て掛け状態及び吊下げ状態を示した図である。 実施例2の脚部を示した部分拡大斜視図である。 実施例2の鍋蓋の立て掛け状態を示した斜視図である。 脚部及びフックの変形例を示した図である。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づき説明するが、本考案は、下記の具体的な実施例に何等限定されるものではない。なお、各図において同一又は対応する要素には同一符号を用いる。
図1〜3は実施例1の鍋蓋1を説明するための図である。特に、図1(a)及び(b)は実施例1の鍋蓋1の斜視図及び側面図を示している。図2は、後述するヒンジ4から取り外した状態の脚部3を拡大して示した斜視図である。なお、図2は上述のように脚部3の拡大斜視図であるため、蓋本体2の輪郭や外形については脚部3近傍の一部のみが描画されている。図3(a)は、実施例1の鍋蓋1を立て掛けた状態を示した斜視図であり、図3(b)は、鍋蓋1の吊下げ状態を示した図である。
本考案の鍋蓋1は、図1に示すように、蓋本体2と、蓋本体2の外側表面21の外縁部22近傍に設けられた脚部3とを備える。なお、この実施例1では、外側表面21の中央には、取っ手23が設けられているが、取っ手23の配置や構成は図示の例に限定されない。なお、実施例1の蓋本体2は、鉄、銅、アルミニウムなどの金属製を前提としているが、後述のヒンジ4が接続・固定できれば上記材料に限定されず、例えば、ガラス製でもよく、場合によっては、樹脂製や木製であってもよい。
(実施例1の脚部)
ここで、実施例1では脚部3の材料としてワイヤー状(棒状)の金属(つまり、金属線)を採用するが、これに限定されず、例えば、薄板状の金属板であってもよい。なお、好ましくは、防錆性を有し又は防錆処理された金属線を採用することが好ましい。
(実施例1のヒンジ)
脚部3は、蓋本体2及び後述するヒンジ4の近傍に位置する基端31aと、蓋本体2を傾斜させて支持するために蓋本体2から離れてキッチン台(図示せず)等に接触する末端31bとを有した脚31を備える。さらに、蓋本体2に近い脚部3の基端31a側には、該脚部3(の末端31b)を蓋本体2に対して外側表面21から更に外側へ枢動可能にするヒンジ4が設けられる。このヒンジ4は蓋本体2の外側表面21に溶接その他の方法で接合される。なお、ヒンジ4は、実施例1に示すように、板金(薄板状の金属板)を折り曲げて形成されていることが好ましい。これにより、材料を安価に調達できるだけでなく、製造や加工も容易となる。
(実施例1のヒンジの回転軸)
実施例1では、脚部3は、コの字状(または、上辺が除去されかつ底辺が長い台形状)の輪郭を有しており、上記コの字状の接続部分又は台形状の底辺部分が、実際にキッチン台に接触・着座する脚座32に相当する。一方、上記コの字状や台形状の張出し部分が、脚部3の脚31に相当する。この脚31の基端31aでは、脚31の先端は、同一軸Aに沿って互いに対向しながら近づくように基端31aから内側に折り曲げられる。これらの先端の折曲げ部分33,33がヒンジ4のヒンジ孔41,41に挿通されて枢軸(回転軸)Aを構成する。具体的には、ヒンジ4は、ヒンジ基板42の裏面で蓋本体2の外側表面21に接合されており、ヒンジ基板42の左右両端から垂直に側壁43,43が立ち上がっている。これらの側壁43,43の互いに対向する位置にヒンジ孔41,41が枢軸Aを通すように設けられている。
これにより、脚部3は基端31aを基に枢動(回転)自在となるが、脚部3とヒンジ4の近傍には蓋本体2の外側表面21が存在するため、脚部3の末端31bは、外側表面21に接触した状態から更に外側へのみ枢動可能となる。
(実施例1のロック機構)
さらに、実施例1では、上述した脚部3の枢動を規制するロック機構5が設けられる。具体的には、ロック機構5は、蓋本体2の外側表面21から脚部3が外側に所定距離だけ離れた位置で脚部3の枢動を規制(制止)する。実施例1の一例では、ヒンジ4の側壁43,43の上端(特に、上端でも蓋本体2の中心に近い側)から左右方向外側へ突出した水平突出部がロック機構5としての役割を果たす。このようなロック機構5により、脚部3は、蓋本体2に対して外側に所定距離だけ離れるように傾斜するようになり、脚部3の末端31b及び脚座32でもって蓋本体2を支持・立設可能なロック状態(開脚状態)に保持される。
(実施例1の戻り規制部)
加えて、本考案の鍋蓋1は、ロック機構5により枢動(更に外側への回転)を規制された脚部3が、該ロック状態から蓋本体2の外側表面21へ逆(反対の回転方向)に戻って接触することを一時的に妨げる、戻り規制部6がさらに設けられていることが好ましい。実施例1の一例では、ヒンジ4の側壁43,43(特に、蓋本体2の外縁部22に近い側)に、側壁43,43の左右方向外側へ膨らんだ戻り規制部としての膨出部6が設けられている。ユーザーは、脚部3を蓋本体2の外側表面21に接触した状態から、ロック機構5により規制されたロック状態に移動(枢動)する間に、金属ワイヤー状の脚部3の基端31a近傍部分は、左右に広がる方向へ弾性変形することで戻り規制部6を通過する(つまり、乗り越える)。
従って、ロック機構5により、蓋本体2に対する脚部3の傾斜角(枢動角)θが更に増大することが無く(図1(b)を参照)、一方、戻り規制部6により、脚部3の傾斜角θが減少することも無くなる。従って、脚部3をロック機構5に当接するまで手動で枢動して、一旦、脚部3をロック状態に設定すれば、手を放して脚部3が自重を受けたとしても、戻り規制部6によって蓋本体2の外側表面21に戻ることが阻止されるため、脚部3のロック状態(傾斜した開脚状態)が継続して保持される。但し、外側表面21に戻る方向にそれ(自重)以上に大きな力が掛かれば、脚部3の基端31aは弾性変形するので、脚部3は、戻り規制部としての膨出部6を乗り越えて、最終的には蓋本体2の外側表面21に戻ることができる。
以上の構成の戻り規制部6を設けることで、脚部3が一時的にロック状態(傾斜した開脚状態)を保持できるので、ユーザーは、鍋蓋1を立て掛ける際に、脚部3を触って絶えず所望の状態に支える等の気遣いは不要となる。また、立設した鍋蓋1を少しだけ移動したい状況が発生したとしても、脚部3は閉鎖状態(閉脚状態)に戻りにくいので、ユーザーは、脚部3を一切操作せずとも(例えば、蓋本体2のいずれかの部分を無造作に片手で把持したままでも)、立った状態の鍋蓋1を倒さずに、そのままスライド移動させるようなことも可能となり、非常に便利で扱い易い商品となる。
また、脚部3には蓋本体2を吊り下げるためのフック7がさらに設けられていることが好ましい。実施例1の脚部3は、金属ワイヤーをコの字状などの形状に折り曲げた構成であるため、ヒンジ4に接合された脚部3の内側には、脚部3を貫通した空洞(例えば、中空空間や貫通孔)が形成される。この空洞が本考案の鍋蓋1を壁面などに吊り下げるフック7としての役目を果たすようになるのである。具体的には、脚部3(の脚座32)が上方に向くように鍋蓋1を配向して吊り下げるのであるが、この際、脚部3がロック状態(開脚状態)に当初、保持されていたとしても、最も上側で吊り下げられた脚部3には、脚部3の自重の他に蓋本体2の自重も作用する(加わる)ために、ユーザーが脚部3を操作せずとも、脚部3が蓋本体2の外側表面21に接触した最もコンパクトな閉脚状態に自動的に戻った後で、鍋蓋1が壁面などに吊り下げられることになる。言い換えれば、蓋本体2がほぼ立てられた状態で吊り下げられるため、保管時に水平方向のスペースを極力省略することができる。
図4及び5は実施例2の鍋蓋1を説明するための図である。特に、図4(a)は、実施例2の脚部3の近傍を拡大して示した斜視図であり、図4(b)は、実施例2の脚部3を裏側(蓋本体2の内側表面24)から見た図である。なお、図4(a)及び(b)は上述のように脚部3の拡大斜視図であるため、蓋本体2の輪郭や外形については脚部3近傍の一部のみが描画されている。図5は、実施例2の鍋蓋1を立て掛けた状態を示した斜視図である。
実施例2では、特に、脚部3及びヒンジ4がともに樹脂製である点が実施例1の場合と異なる点であり、それ以外の点(例えば、蓋本体2の構造など)は実施例1の場合と同様であるため、再度の説明を省略する。
(実施例2の脚部及びフック)
実施例2の脚部3にも、実施例1と同様に、この脚部3を貫通した空洞(フック7)が形成されるため、鍋蓋1を壁面などに吊り下げることができる。実施例2では、脚部3の脚31の基端31a側にも両方の脚31,31を連結する橋部34が形成されているため、脚部3内にフックとしての空洞7(貫通孔又は中空空間と呼んでもよい。)が区画・形成されている。
(実施例2のヒンジ)
実施例2のヒンジ4は、例えば、図示のように、底面が平らな角筒状を成し、蓋本体2の内側表面24側からネジによって係留(固定)されていてもよい。このヒンジ4の左右の側面には、脚部3の基端31aの更なる外側への枢動(回転)を規制するロック機構としての突出部5が形成されている。
(実施例2の戻り規制部)
また、ヒンジ4の胴部周面上に設けられた凸部6も設けられており、実施例1と同様に、戻り規制部6として機能する。具体的には、脚部3が枢動して橋部34が弾性変形して凸部6を乗り越えて、ロック状態に移行する。そして、戻り規制部6の存在により、脚部3に自重より大きな力が掛からなければ、橋部34が凸部6を乗り越えて元の閉脚状態に戻らない。従って、実施例2の鍋蓋1でも、一旦、ロック状態(傾斜した開脚状態)に移行させれば、脚部3を手から放しても、脚部3の傾斜状態が継続して維持されたままの状態となり、鍋蓋1の取扱いや操作が容易となる。
(その他の変形例)
以上、実施例1,2を例に挙げながら、本考案を説明したが、本考案の実質的な創作はこれらに限定されない。例えば、実施例1では、金属ワイヤー等の金属製の脚部3と、板金等の金属製のヒンジ4を用い、実施例2では、樹脂製の脚部3とヒンジ4を用いたが、脚部3とヒンジ4との組み合わせはこれらに限定されない。例えば、一方の部材に金属を用い、他方の部材に樹脂を用いてもよい。
なお、図6(a)〜(c)に脚部3やフック7の変形例の概略図を示す。図6の各図に示すように、脚部3の脚31は一本のみで構成し、脚31の基端31a中央又は一端から回転軸となる張出し部33を水平に延ばすように形成してもよい。同様に、脚31の末端31b中央又は一端から脚座32を水平に延ばすように形成したり、脚座32を球形状または円盤状に形成したりしてもよい。フック7として、脚31の末端31bの近傍には、貫通孔或いは中空空間、又は、末端31bから水平方向(正面視において左右方向又は前後方向)に突出した係止部材71が設けてもよい。図6(a)では、水平に延びた脚座32からL字状の係止部材71Aが形成されている。図6(b)では、コの字又はU字状の係止部材71Bが脚座32の左右方向のいずれかに設けられ、フックとしての貫通孔又は中空空間7を形成する。また、図6(c)では、脚座32の一端にJ字状の係止部材71Cが形成される。このように本考案の趣旨を逸脱しない範囲での脚部3やフック7の変形例は、この他にも種々考えられる。
本考案によれば、鍋蓋を容易に立てられるだけでなく、立てたままの移動も簡単に行うことができる。また、脚部が折り畳み式で嵩張ることが無いため、製造元の工場から販売店舗までの流通過程での輸送コスト削減が実現されるとともに、ユーザーの保管に際しても省スペース化を図ることもできる。このように、本考案は、産業上の利用価値及び産業上の利用可能性が非常に高い。
1 鍋蓋
2 蓋本体
3 脚部
4 ヒンジ
5 ロック機構
6 戻り規制部(凸部,膨出部)
7 フック
21 蓋本体の外側表面
22 蓋本体の外縁部
23 取っ手
24 蓋本体の内側表面
31 脚部の脚
31a,31b 脚の基端,末端
32 脚座
33 張出し部
34 橋部
41 ヒンジ孔
42 ヒンジ基板
43 ヒンジの側壁
71,71A,71B,71C 係止部材

Claims (6)

  1. 蓋本体と、
    前記蓋本体の外側表面の外縁部近傍に設けられた脚部と、
    を備えた鍋蓋であって、かつ、
    前記蓋本体に近い前記脚部の基端側には、該脚部を前記蓋本体に対して前記外側表面から更に外側へ枢動可能にするヒンジと、前記外側表面から前記脚部の末端が外側に所定距離だけ離れた位置で前記脚部の枢動を規制するロック機構と、が設けられ、
    前記ロック機構は、前記脚部を前記蓋本体に対して傾斜させ、かつ、前記脚部の前記末端側で前記蓋本体を立設可能なロック状態に保持することを特徴とする鍋蓋。
  2. 前記ロック機構により枢動を規制された前記脚部が前記ロック状態から前記蓋本体の前記外側表面へ戻って接触することを一時的に妨げる、戻り規制部がさらに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鍋蓋。
  3. 前記脚部には前記蓋本体を吊り下げるためのフックがさらに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鍋蓋。
  4. 前記脚部の材料は、ワイヤー状或いは薄板状の金属、又は、ワイヤー状或いは薄板状の樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鍋蓋。
  5. 前記ヒンジの材料は、薄板状の金属、又は、樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の鍋蓋。
  6. 前記フックとして、前記脚部の前記末端の近傍には、貫通孔或いは中空空間、又は、前記末端から水平方向に突出した係止部材が設けられることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の鍋蓋。
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