JP2001353059A - ハンガー用フックの取付構造 - Google Patents

ハンガー用フックの取付構造

Info

Publication number
JP2001353059A
JP2001353059A JP2000179752A JP2000179752A JP2001353059A JP 2001353059 A JP2001353059 A JP 2001353059A JP 2000179752 A JP2000179752 A JP 2000179752A JP 2000179752 A JP2000179752 A JP 2000179752A JP 2001353059 A JP2001353059 A JP 2001353059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
hanger
synthetic resin
insertion hole
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000179752A
Other languages
English (en)
Inventor
Motomasa Oritani
元征 折谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000179752A priority Critical patent/JP2001353059A/ja
Publication of JP2001353059A publication Critical patent/JP2001353059A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フック体を簡単、確実、且つ着脱自在に装着
でき、フック体とハンガー本体を別個の成型型で成型で
き、成型型を小さく構成でき、成型型でより多くのフッ
ク体やハンガー本体を成型でき、量産に適し、コストの
低減が図れ、低廉で、フック体を簡単に取外せ、廃棄処
理が簡単で、構成簡素で、コンパクトで、組立て容易
で、取扱い容易で、着色が簡単に施せ、サイズ表現が可
能となり、使い勝手に優れ、確実、簡単な係止構造を有
するフックの取付構造を提供する。 【解決手段】 ハンガー本体Bと、その差込筒15の差
込孔16に差込式に装着自在なフック体Aとからなり、
フック体Aは、差込孔16に差込装着する差込部1と、
差込部1に連設するフック部2とを備え、差込部1の側
壁部に弾性係止片3を設け、弾性係止片3が差込筒15
の適宜係止縁に係止することで、差込部1が差込筒15
の差込孔16から抜脱するのを阻止できるよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、洋品店やデ
パート等の洋服売り場等に於いて使用される業務用のハ
ンガーや、クリーニング店や、一般家庭等で使用される
ハンガーに利用されるもので、フック部分を合成樹脂製
のハンガー本体とは別体とし、フック部分をハンガー本
体に簡単に、確実に、且つ着脱自在に装着できるように
工夫したハンガー用フックの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のハンガーにあっては、種
々のものが提供されており、例えば、合成樹脂製ハンガ
ーにあっては、フック部分とハンガー本体とを一体的に
成型したものが数多く提供されている。また、金属製フ
ックを利用したものにあっては、例えば、合成樹脂製の
ハンガー本体の成型加工時に、ハンガー本体が冷える前
に金属製フックを強制圧入して固定するようにした手段
等が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フック部分
とハンガー本体とを一体的に成型した合成樹脂製ハンガ
ーにあっては、機能上フック部分が上方に大きく突出す
る形態を採用しているため、これを成型する場合、その
成型型が大きくなってしまうと共に、所定寸法の成型型
でより多くのハンガーを成型し難い難点等があった。ま
た、金属製フックを利用したハンガーにあっては、金属
製フックをハンガー本体から簡単に取外すことができ
ず、しかも、その組立て工程が面倒となる難点があっ
た。しかして、ハンガーを廃棄するときに、その処理が
大変面倒となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、前述
の如き難点等を解消すると共に、フック部分をハンガー
本体に、簡単に、確実に装着できると共に、フック部分
をハンガー本体から簡単に取外すこともでき、ハンガー
を廃棄(或いは、リサイクル)するときの処理が簡単と
なり、しかも、構成簡素で、コンパクトで、取扱いが容
易となるハンガー用フックの取付構造を提供すべく創出
されたもので、請求項1記載のハンガー用フックの取付
構造は、適宜合成樹脂製のハンガー本体Bと、このハン
ガー本体Bの中央上部に設けた差込筒15の差込孔16
に差込式に装着自在な適宜合成樹脂製のフック体Aとか
らなり、フック体Aは、前記差込筒15の差込孔16に
差込装着される差込部1と、この差込部1に連設される
フック部2とを備え、差込部1は、その側壁部に弾性係
止片3を設け、この弾性係止片3が差込筒15の適宜係
止縁に係止されることで、差込部1が差込筒15の差込
孔16から抜脱されるのを阻止できるように構成する手
段を採用した。
【0005】また、請求項2記載のハンガー用フックの
取付構造は、適宜合成樹脂製のハンガー本体Bと、この
ハンガー本体Bの中央上部に設けた差込筒15の差込孔
16に差込式に装着自在なフック体Aとからなり、フッ
ク体Aは、前記差込筒15の差込孔16に差込装着され
る適宜合成樹脂製の差込体A1と、この差込体A1に装
着される金属製フックA2とからなり、差込体A1は、
一対の半割差込体5をヒンジ部6で連設して構成され、
半割差込体5の側壁部に弾性係止片7を設け、この弾性
係止片7が差込筒15の適宜係止縁に係止されること
で、差込体A1が差込筒15の差込孔16から抜脱され
るのを阻止できるように構成する手段を採用した。
【0006】更に、請求項3記載のハンガー用フックの
取付構造は、金属製フックA2の下端部に係止突部10
を設け、一対の半割差込体5の上部に、前記係止突部1
0が収容、係止される係止溝9を設ける手段を採用し
た。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示例に基づいて
説明する。本発明は、主に、洋品店やデパート等の洋服
売り場に於いて使用される業務用のハンガーや、クリー
ニング店や、一般家庭等で使用されるハンガーに於い
て、フック体Aを、適宜合成樹脂製のハンガー本体Bに
着脱自在に取付けできるようにしたハンガー用フックの
取付構造に係り、図1乃至図2に示すハンガー用フック
の取付構造は、適宜合成樹脂製のハンガー本体Bと、こ
のハンガー本体Bの中央上部に設けた略長円筒状の差込
筒15の差込孔16に差込式に装着自在な適宜合成樹脂
製のフック体Aとからなるものである。そして、フック
体Aは、前記差込筒15の差込孔16に差込装着される
差込部1と、この差込部1の上部に連設される略フック
状のフック部2とを備え、この差込部1は、その側壁部
の一部に弾性係止片3を設け、この弾性係止片3が差込
筒15の適宜係止縁(例えば、差込筒15の下端縁)に
係止されることで、差込部1が差込筒15の差込孔16
から抜脱されるのを阻止できるように構成されている。
【0008】図1、図2に示すフック体Aは、例えば、
適宜合成樹脂材(例えば、ポリプロピレンや、熱可塑性
ポリエステル樹脂材や、その他樹脂材等)によって一体
成型されており、ハンガー本体Bの差込筒15の差込孔
16内に合致するように差込まれる差込部1と、この差
込部1の上端部に鍔部4を介して連設されるフック部2
とからなり、差込部1の適宜側壁部には、その上端部分
が外方に弾性的に突出している弾性係止片3を設けて構
成されている。ところで、フック体Aは、全体(或い
は、一部)に適宜着色を施しておいて、その着色による
サイズ(衣類のサイズ)表現を行うことができるもので
ある。尚、フック体Aの具体的構成、形状、寸法、材質
等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜設定、
変更できるものである。
【0009】差込部1は、ハンガー本体Bの差込筒15
より下方に長く設定され、差込孔16内周面に部分的
(或いは、全体的でも良い)に密接するように形成さ
れ、差込孔16内でガタつくことがないように形成され
ている。尚、フック体Aの具体的構成、形状、寸法、材
質等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜設
定、変更できるものである。
【0010】フック部2は、例えば、略逆し字状に形成
され、ある程度の強度が得られるように構成されてい
る。尚、フック部2の具体的構成、形状、寸法、材質等
は、図示例のもの等に限定されることなく適宜設定、変
更できるものである。
【0011】弾性係止片3は、例えば、差込部1の側壁
部を略下向きコ字形状に切設すると共に、その上端部が
側壁部よりも外方に弾性復元可能な状態で突出するよう
に形成されている。すなわち、弾性係止片3上端部が、
差込筒15の下端縁に係止されることで、フック体Aの
差込部1がハンガー本体Bの差込筒15から上方に抜脱
されないように構成されている。しかも、その下端がわ
は、差込部1の側壁部と面一となり、上方にいくに従っ
て漸次外方に突出するように傾斜しており、差込部1を
差込孔16内に上方から差込む際に、弾性係止片3がス
ムーズに弾性変形できるように配慮してある。尚、弾性
係止片3の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数等
は、図示例のもの等に限定されることなく適宜設定、変
更できるものである。
【0012】鍔部4は、差込部1の側壁部より僅かに外
方に突出するよう構成されており、ハンガー本体Bの差
込筒15上端口縁部分に当接して、フック体Aの差込部
1の差込筒15内への差込を停止できるように設けられ
たものである。すなわち、鍔部4は、弾性係止片3上端
部が、差込筒15の下端縁に係止されるときに、差込筒
15上端口縁部分に当接するように構成され、フック体
Aの差込部1がハンガー本体Bの差込筒15に対して上
下方向でガタつかないように配慮してある。尚、鍔部4
の具体的構成、形状、寸法、配設位置等は、図示例のも
の等に限定されることなく適宜設定、変更できるもので
ある。
【0013】また、図4、図5に示すフック体Aは、ハ
ンガー本体Bの差込筒15の差込孔16内に合致するよ
うに差込まれる差込体A1と、この差込体A1に適宜装
着される金属製フックA2とからなり、差込体A1の半
割差込体5の適宜側壁部には、その上端部分が外方に弾
性的に突出している弾性係止片7を設けて構成されてい
る。そして、この弾性係止片7が差込筒15の適宜係止
縁に係止されることで、差込体A1が差込筒15の差込
孔16から抜脱されるのを阻止できるように構成されて
いる。尚、フック体Aの具体的構成、形状、寸法、材質
等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜設定、
変更できるものである。
【0014】差込体A1は、適宜合成樹脂材(例えば、
ポリプロピレンや、熱可塑性ポリエステル樹脂材や、そ
の他樹脂材等)によって一体成型されており、ハンガー
本体Bの差込筒15の差込孔16内に合致するように差
込まれると共に、金属製フックA2を装着できるように
構成されている。しかも、差込体A1は、一対の半割差
込体5を上部左右に設けたヒンジ部6で連設して構成さ
れ、半割差込体5の適宜側壁部には、その上端部分が外
方に弾性的に突出している弾性係止片7を設けて構成さ
れている。ところで、差込体A1は、全体(或いは、一
部)に適宜着色を施しておいて、その着色によるサイズ
(衣類のサイズ)表現を行うことができるものである。
尚、差込体A1の具体的構成、形状、寸法、材質等は、
図示例のもの等に限定されることなく適宜設定、変更で
きるものである。
【0015】半割差込体5は、金属製フックA2下部の
丸軸部分が合致するような湾曲面がその上部に凹設さ
れ、この湾曲面の下部左右に金属製フックA2の下端に
設けた係止突部10が収容される係止溝9が凹設されて
いる。尚、半割差込体5の具体的構成、形状、寸法、材
質等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜設
定、変更できるものである。
【0016】ヒンジ部6は、半割差込体5の前記湾曲面
を跨ぐように配設され、一対の半割差込体5が折曲自在
となるように構成されている。尚、ヒンジ部6の具体的
構成、形状、寸法、配設位置、数等は、図示例のもの等
に限定されることなく適宜設定、変更できるものであ
る。
【0017】弾性係止片7は、例えば、一方の半割差込
体5の側壁部を略下向きコ字形状に切設すると共に、そ
の上端部が側壁部よりも外方に弾性復元可能な状態で突
出するように形成されている。すなわち、弾性係止片7
上端部が、差込筒15の下端縁に係止されることで、フ
ック体Aの差込体A1がハンガー本体Bの差込筒15か
ら上方に抜脱されないように構成されている。しかも、
その下端がわは、半割差込体5の側壁部と面一となり、
上方にいくに従って漸次外方に突出するように傾斜して
おり、差込体A1を差込孔16内に上方から差込む際
に、弾性係止片7がスムーズに弾性変形できるように配
慮してある。尚、弾性係止片7の具体的構成、形状、寸
法、配設位置、数等は、図示例のもの等に限定されるこ
となく適宜設定、変更できるものである。
【0018】鍔部8は、半割差込体5の側壁部より僅か
に外方に突出するよう構成されており、ハンガー本体B
の差込筒15上端口縁部分に当接して、差込体A1の差
込筒15内への差込を停止できるように設けられたもの
である。すなわち、鍔部8は、弾性係止片7上端部が、
差込筒15の下端縁に係止されるときに、差込筒15上
端口縁部分に当接するように構成され、差込体A1がハ
ンガー本体Bの差込筒15に対して上下方向でガタつか
ないように配慮してある。尚、鍔部8の具体的構成、形
状、寸法、配設位置等は、図示例のもの等に限定される
ことなく適宜設定、変更できるものである。
【0019】係止溝9は、金属製フックA2の下端に設
けた係止突部10が確実に且つスムーズに収容、係止で
きるように構成されており、しかも、金属製フックA2
が差込体A1に対して安定的に且つ確実に装着でき、金
属製フックA2が差込体A1に対して回動しないように
設けられたものである。尚、係止溝9の具体的構成、形
状、寸法等は、図示例のもの等に限定されることなく適
宜設定、変更できるものである。
【0020】金属製フックA2は、例えば、適宜金属丸
棒材を適宜折曲して、直線状の基杆部の上端に略逆し字
状のフック部を連設したもので、基杆部の下端左右を夫
々圧潰せしめて、前記係止溝9に収容、係止される係止
突部10を設けて構成されている。尚、金属製フックA
2の具体的構成、形状、寸法、材質、係止突部10の具
体的構成、形状、寸法、配設位置、数等は、図示例のも
の等に限定されることなく適宜設定、変更できるもので
ある。
【0021】ハンガー本体Bは、例えば、適宜合成樹脂
材(例えば、ポリプロピレンや、熱可塑性ポリエステル
樹脂材や、その他樹脂材等)によって一体成型されるも
ので、例えば、スーツ用、スカート用、ネクタイ用、そ
の他、適宜用途のハンガーとして利用できると共に、前
記フック体Aと適宜自由に組合せて利用できるものであ
る。尚、ハンガー本体Bの具体的構成、形状、寸法、材
質等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜設
定、変更できるものである。
【0022】差込筒15は、例えば、図1に示すように
略長円筒状に形成したものでも良いし、図3に示すよう
に略長円筒の左右部分に適宜切欠部17を設けて、その
成型が容易となるように構成したものでも良い。尚、差
込筒15の具体的構成、形状、寸法、差込孔16の具体
的形状、寸法、切欠部17の具体的構成、形状、寸法、
配設位置、数等は、図示例のもの等に限定されることな
く適宜設定、変更できるものである。
【0023】
【発明の効果】従って、請求項1記載のハンガー用フッ
クの取付構造は、適宜合成樹脂製のハンガー本体Bと、
このハンガー本体Bの中央上部に設けた差込筒15の差
込孔16に差込式に装着自在な適宜合成樹脂製のフック
体Aとからなり、フック体Aは、前記差込筒15の差込
孔16に差込装着される差込部1と、この差込部1に連
設されるフック部2とを備え、差込部1は、その側壁部
に弾性係止片3を設け、この弾性係止片3が差込筒15
の適宜係止縁に係止されることで、差込部1が差込筒1
5の差込孔16から抜脱されるのを阻止できるように構
成したので、合成樹脂製のフック体Aとハンガー本体B
を別体として構成でき、差込部1と差込筒15の差込孔
16によって、フック体Aを簡単に、確実に、且つ着脱
自在にハンガー本体Bに装着できるようになる。更に、
フック体Aとハンガー本体Bを別個の成型型で成型でき
るようになり、成型型を小さく構成できるようになる。
しかも、所定寸法の成型型にあっては、より多くのフッ
ク体Aやハンガー本体Bを成型できるようになり、ひい
ては、量産に適し、コストの低減が図れ、より低廉なハ
ンガーを提供できるようになる。
【0024】特に、フック体Aをハンガー本体Bから簡
単に取外すことができ、ハンガーを廃棄(或いは、リサ
イクル)するときの処理が簡単となる。しかも、構成簡
素で、コンパクトで、組立て容易で、取扱いが容易なハ
ンガー用フックの取付構造となる。
【0025】加えて、フック体Aを適宜合成樹脂材で構
成してあるので、フック体A全体に着色が簡単に施せる
ようになり、その着色によるサイズ表現が可能となっ
て、より使い勝手の優れたハンガーを提供できるように
なる。
【0026】そして、差込部1は、その側壁部に弾性係
止片3を設け、この弾性係止片3が差込筒15の適宜係
止縁に係止されることで、差込部1が差込筒15の差込
孔16から抜脱されるのを阻止できるように構成したの
で、確実且つ簡単な係止構造を提供できるようになる。
【0027】また、請求項2記載のハンガー用フックの
取付構造は、適宜合成樹脂製のハンガー本体Bと、この
ハンガー本体Bの中央上部に設けた差込筒15の差込孔
16に差込式に装着自在なフック体Aとからなり、フッ
ク体Aは、前記差込筒15の差込孔16に差込装着され
る適宜合成樹脂製の差込体A1と、この差込体A1に装
着される金属製フックA2とからなり、差込体A1は、
一対の半割差込体5をヒンジ部6で連設して構成され、
半割差込体5の側壁部に弾性係止片7を設け、この弾性
係止片7が差込筒15の適宜係止縁に係止されること
で、差込体A1が差込筒15の差込孔16から抜脱され
るのを阻止できるように構成したので、金属製フックA
2を有するフック体Aとハンガー本体Bを別体として構
成でき、差込体A1と差込筒15の差込孔16によっ
て、フック体Aを簡単に、確実に、且つ着脱自在にハン
ガー本体Bに装着できるようになる。更に、ハンガー本
体Bのみを成型型で成型できるようになり、成型型を小
さく構成できるようになる。しかも、所定寸法の成型型
にあっては、より多くのハンガー本体Bを成型できるよ
うになり、ひいては、量産に適し、コストの低減が図
れ、より低廉なハンガーを提供できるようになる。
【0028】特に、フック体Aをハンガー本体Bから簡
単に取外すことができ、更に、差込体A1の金属製フッ
クA2と差込体A1とを簡単に分離でき、ハンガーを廃
棄(或いは、リサイクル)するときの処理が簡単とな
る。しかも、構成簡素で、コンパクトで、組立て容易
で、取扱いが容易なハンガー用フックの取付構造とな
る。
【0029】加えて、フック体Aの差込体A1を適宜合
成樹脂材で構成してあるので、差込体A1全体に着色が
簡単に施せるようになり、その着色によるサイズ表現が
可能となって、より使い勝手の優れたハンガーを提供で
きるようになる。
【0030】そして、差込体A1は、一対の半割差込体
5をヒンジ部6で連設して構成され、半割差込体5の側
壁部に弾性係止片7を設け、この弾性係止片7が差込筒
15の適宜係止縁に係止されることで、差込体A1が差
込筒15の差込孔16から抜脱されるのを阻止できるよ
うに構成したので、確実で簡単な係止構造を提供できる
ようになる。
【0031】更に、請求項3記載のハンガー用フックの
取付構造は、金属製フックA2の下端部に係止突部10
を設け、一対の半割差込体5の上部に、前記係止突部1
0が収容、係止される係止溝9を設けたので、簡単な構
成で金属製フックA2を差込体A1に対して安定的に且
つ確実に装着できるようになると共に、金属製フックA
2を差込体A1に対して回動しないように装着させるこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を例示する一部切欠部分分解斜視図であ
る。
【図2】本発明を例示する部分縦断側面図である。
【図3】本発明を例示する一部切欠部分斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す一部切欠部分正面図
である。
【符号の説明】
A フック体 1 差込部 2 フッ
ク部 3 弾性係止片 4 鍔部 A1 差込体 A2 金属
製フック 5 半割差込体 6 ヒン
ジ部 7 弾性係止片 8 鍔部 9 係止溝 10 係止
突部 B ハンガー本体 15 差込筒 16 差込
孔 17 切欠部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜合成樹脂製のハンガー本体と、この
    ハンガー本体の中央上部に設けた差込筒の差込孔に差込
    式に装着自在な適宜合成樹脂製のフック体とからなり、
    フック体は、前記差込筒の差込孔に差込装着される差込
    部と、この差込部に連設されるフック部とを備え、差込
    部は、その側壁部に弾性係止片を設け、この弾性係止片
    が差込筒の適宜係止縁に係止されることで、差込部が差
    込筒の差込孔から抜脱されるのを阻止できるように構成
    したことを特徴とするハンガー用フックの取付構造。
  2. 【請求項2】 適宜合成樹脂製のハンガー本体と、この
    ハンガー本体の中央上部に設けた差込筒の差込孔に差込
    式に装着自在なフック体とからなり、フック体は、前記
    差込筒の差込孔に差込装着される適宜合成樹脂製の差込
    体と、この差込体に装着される金属製フックとからな
    り、差込体は、一対の半割差込体をヒンジ部で連設して
    構成され、半割差込体の側壁部に弾性係止片を設け、こ
    の弾性係止片が差込筒の適宜係止縁に係止されること
    で、差込体が差込筒の差込孔から抜脱されるのを阻止で
    きるように構成したことを特徴とするハンガー用フック
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 金属製フックの下端部に係止突部を設
    け、一対の半割差込体の上部に、前記係止突部が収容、
    係止される係止溝を設けたことを特徴とする請求項2記
    載のハンガー用フックの取付構造。
JP2000179752A 2000-06-15 2000-06-15 ハンガー用フックの取付構造 Pending JP2001353059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000179752A JP2001353059A (ja) 2000-06-15 2000-06-15 ハンガー用フックの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000179752A JP2001353059A (ja) 2000-06-15 2000-06-15 ハンガー用フックの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001353059A true JP2001353059A (ja) 2001-12-25

Family

ID=18680963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000179752A Pending JP2001353059A (ja) 2000-06-15 2000-06-15 ハンガー用フックの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001353059A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006280957A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Spotless Plastics Pty Ltd コーディネイトループハンガーのツーピースデザイン
US8267287B2 (en) 2006-02-21 2012-09-18 Spotless Plastics Pty. Ltd. Variable length coordinate set hanger
JP6990485B1 (ja) 2020-07-09 2022-01-12 利光 宝子 衣類用ハンガー

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790033U (ja) * 1980-11-26 1982-06-03
JPH03178611A (ja) * 1989-12-07 1991-08-02 Mutou Kasei Kogyosho:Kk ハンガーのフック及びハンガーのフック取付アダプタ
JPH0681378U (ja) * 1993-05-06 1994-11-22 共和ハンガー株式会社 衣服用ハンガー

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790033U (ja) * 1980-11-26 1982-06-03
JPH03178611A (ja) * 1989-12-07 1991-08-02 Mutou Kasei Kogyosho:Kk ハンガーのフック及びハンガーのフック取付アダプタ
JPH0681378U (ja) * 1993-05-06 1994-11-22 共和ハンガー株式会社 衣服用ハンガー

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006280957A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Spotless Plastics Pty Ltd コーディネイトループハンガーのツーピースデザイン
US8267287B2 (en) 2006-02-21 2012-09-18 Spotless Plastics Pty. Ltd. Variable length coordinate set hanger
JP6990485B1 (ja) 2020-07-09 2022-01-12 利光 宝子 衣類用ハンガー
JP2022015369A (ja) * 2020-07-09 2022-01-21 利光 宝子 衣類用ハンガー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1054411A (ja) クリップ
JPH0842535A (ja) 物品の保持具
JP4071392B2 (ja) 鍵ホルダ
JP2001353059A (ja) ハンガー用フックの取付構造
CN215225368U (zh) 用于安装和拆卸牙刷头的装置以及牙刷套件
JP4444453B2 (ja) 印判用スタンド
JP2013028205A (ja) 車両用内装材の組付構造
USD459973S1 (en) Housing for latches and locks
KR200421492Y1 (ko) 옷걸이
JP2004076477A (ja) 手摺用接続具
JPH052138Y2 (ja)
JPH0220388Y2 (ja)
JP2002081432A (ja) 掛 具
JP3591685B2 (ja) スイッチ構造
JPH04109804A (ja) 配線器具の取付枠への取付構造
JPH10243867A (ja) ハンガー用金属製フックの取付装置
JPH0665534U (ja) 竪樋保持具
JP2000175800A (ja) ハンガ―の肩幅調節装置
JP2002291551A (ja) 引き出しのラッチレバー取付構造
JPH0615723Y2 (ja) 筆記具ホルダー
JPH11339630A (ja) ヒューズ用プラーの保持構造
TWM653169U (zh) 磁吸式鎖扣瓶罐架
JP3039640U (ja) U型錠の掛金
JPH052120Y2 (ja)
JPH0716772U (ja) 外刃と内刃の脱着刃ユニットを備えるシェーバー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101221