JP2001353040A - アウトドア枕 - Google Patents

アウトドア枕

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JP2001353040A
JP2001353040A JP2000176908A JP2000176908A JP2001353040A JP 2001353040 A JP2001353040 A JP 2001353040A JP 2000176908 A JP2000176908 A JP 2000176908A JP 2000176908 A JP2000176908 A JP 2000176908A JP 2001353040 A JP2001353040 A JP 2001353040A
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cover member
band
filler
outdoor
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JP2000176908A
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Hisato Takashima
久登 高嶌
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Takashima Co Ltd
Takashima and Co Ltd
Original Assignee
Takashima Co Ltd
Takashima and Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/882Head-rests detachable

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一義的には自動車シートに着座した人の頸部
から頭部にかけた広い範囲を安定的して保持できるため
に、頸部や肩にかかる負担を低減し、特に長時間一定の
姿勢を強いられるドライバーの疲労を低減することがで
き、二義的には簡単にヘッドレストと着脱できるととも
に、携帯性に優れるために、車内、屋内、屋外を問わず
どこでも手軽に使用することができる汎用性にあふれた
アウトドア枕を提供することにある。 【解決手段】 カバー部材と該カバー部材に収納されて
なる充填材と、該カバー部材のヘッドレストとの当接面
の側縁部に設けられた帯状の固定具とからなるアウトド
ア枕であって、該充填材には断面略円弧状の凸部が設け
られていることを特徴とするアウトドア枕とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアウトドア枕に係
り、その目的は、一義的には自動車シートに着座した人
の頸部から頭部にかけた広い範囲を安定的して保持でき
るために、頸部や肩にかかる負担を低減し、特に長時間
一定の姿勢を強いられるドライバーの疲労を低減するこ
とができ、二義的には簡単にヘッドレストと着脱できる
とともに、携帯性に優れるために、車内、屋内、屋外を
問わずどこでも手軽に使用することができる汎用性にあ
ふれたアウトドア枕を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車に乗車してシートに着座す
る場合、頭部をヘッドレストにもたれかけずに着座する
人と、シートのヘッドレストに頭部をもたれかけて着座
する人がいる。
【0003】シートのヘッドレストに頭部をもたれかけ
ずに着座した場合は、図17の(b)に示されるよう
に、頸部から下部の身体は背もたれにより保持される
が、頸部から上部の身体は何にも保持されておらず、特
に、この姿勢で長時間運転を続けた場合は、頸部や肩に
過度の負担がかかり、このために、肩や頸部の疲労の原
因となり、ひいては全身の疲労につながる場合があり、
健康上好ましいことではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、図17の(a)
に示されるように頭部をヘッドレストにもたれかけて着
座した場合は、頸部から下部の身体は背もたれにより、
また頸部から上部、即ち頭部はヘッドレストにより保持
される。しかしながら、頭部をヘッドレストにもたれか
けて着座したとしても、図17の(a)に示されるよう
に、頸部とヘッドレストとの間には空隙が形成されるた
めに、頸部にかかる負担を軽減することはできなかっ
た。また、頭部はヘッドレストにより保持されていると
しても、ヘッドレストと頭部の接触面積は小さいため
に、頭部は安定して保持されているとは言えなかった。
このような、不安定な頭部を保持するために、頸部や肩
は過度の負担を強いられ、長時間着座した場合には、や
はり、肩や頸部の疲労の原因となることがあった。
【0005】このために、上記したように長時間自動車
シートに着座した場合であっても、頸部から頭部にかけ
てしっかりと安定して保持され、頸部や肩には過度の負
担がかからず、使用者の疲労を軽減することができるシ
ート用の補助部材の創出が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記したよう
な課題を解決するためになされたものであって、請求項
1に係る発明は、カバー部材と該カバー部材に収納され
てなる充填材と、該カバー部材のヘッドレストとの当接
面の側縁部に設けられた帯状の固定具とからなるアウト
ドア枕であって、該充填材には断面略円弧状の凸部が設
けられていることを特徴とするアウトドア枕に関する。
請求項2に係る発明は、カバー部材と該カバー部材に収
納されてなる充填材と、該カバー部材のヘッドレストと
の当接面の側縁部に設けられた帯状の固定具とからなる
アウトドア枕であって、該充填材には頸部を嵌めること
ができるような凹部が設けられていることを特徴とする
アウトドア枕に関する。請求項3に係る発明は、前記カ
バー部材のヘッドレストとの当接面の側縁部には、前記
帯状の固定具と係脱可能な少なくとも一組の係止部材が
相対して設けられていることを特徴とする請求項1又は
2に記載のアウトドア枕に関する。請求項4に係る発明
は、前記帯状の固定具の一端部と、前記帯状の固定具の
他端部と係脱可能な係止部材とが、前記カバー部材のヘ
ッドレストとの当接面の側縁部に互いに相対して縫着さ
れていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアウ
トドア枕に関する。請求項5に係る発明は、前記カバー
部材のヘッドレストとの当接面には、前記帯状の固定具
と係脱可能な係止部材が設けられ、前記帯状の固定具の
少なくとも一端部には係止部材が設けられていることを
特徴する請求項1又は2に記載のアウトドア枕に関す
る。請求項6に係る発明は、前記充填材が、粉状炭を含
有した発泡体及び/又は低反発性発泡ウレタンからなる
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のア
ウトドア枕に関する。請求項7に係る発明は、前記充填
材には、抗菌剤が配合されてなることを特徴とする請求
項1乃至6のいずれかに記載のアウトドア枕に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るアウトドア枕は、カ
バー部材と、このカバー部材に収納されてなる充填材
と、充填材を収納したカバー部材をヘッドレストに固定
するための帯状の固定具とからなる。まず、本発明の第
一実施形態に係るアウトドア枕を図面を参照しつつ説明
する。図1及び図2は、本発明の第一実施形態に係るア
ウトドア枕において用いられるカバー部材の斜視図であ
り、図3は充填材の斜視図であり、図4は充填材の断面
図であり、図5は本発明の第一実施形態に係るアウトド
ア枕において用いられる帯状の固定具の平面図であり、
図6は本発明に係るアウトドア枕において用いられる固
定具の平面図であり、図7,図8は本発明の第一実施形
態に係るアウトドア枕をヘッドレストに取り付ける状態
を示した図であり、図9は本発明に係るアウトドア枕を
用いて着座した状態を示した模式図である。
【0008】カバ−部材(2)は、充填材(3)を内部
に収納するために備えられている。このために、カバ−
部材(2)は充填材(3)を収納することができる形状
に形成されている。また、カバー部材(2)の表面に
は、図2に示されるように充填材(3)を内部に収納、
又は取り出すために充分な大きさの開口部(21)が設
けられている。図示例のアウトドア枕においては、開口
部(21)は、カバー部材(2)のヘッドレストとの当
接面(23)に設けられている。これは、開口部(2
1)が頭部や頸部との当接面(24)に設けられると、
頭部や頸部と接触するために使用感の低下を招くからで
ある。また、充填材(3)をカバー部材(2)に収納す
ることにより、充填材(3)に直接汚れが付着すること
を防止することができる。尚、カバー部材(2)に設け
られる開口部(21)に、開閉部材(22)を設けて開
閉自在となるようにしてもよい。図示例のカバー部材
(2)においては、開閉部材(22)としてファスナー
が用いられている。この他、面接合ファスナー、スナッ
プ等を例示することができるが特に限定はされない。
【0009】カバー部材(2)を構成する素材は特に限
定されず、木綿や羊毛などの天然繊維、レーヨン、ポリ
アミド系繊維、ポリアクリルニトリル系繊維などの化学
繊維などを例示することができる。尚、カバー部材
(2)に汚れが付着した場合のために、家庭においても
容易に洗濯して汚れを除去することができる素材を用い
ることが望ましい。
【0010】カバー部材(2)に収納される充填材
(3)の形状は、図3及び図4に示されるように、充填
材(3)のヘッドレストと当接する面と対向する面、即
ち頸部や頭部が当接する面には、断面略円弧状の凸部
(31)を設けることが好ましい。これは、本発明に係
るアウトドア枕(1)を用いてシートに着座した場合
に、頸部から頭部にかかる広い面積が安定的に保持され
るために、頸部や肩に過度の負担がかからず使用者の疲
労を低減することが可能となるからである。尚、断面略
円弧状の凸部(31)は図3のように一つ設けてもよ
く、また図21及び図21のC−C線断面図である図2
3に示される充填材(3)のように複数個設けても構わ
ない。図21に示される充填材(3)では、一方の凸部
(31)(図では上側)と、他方の凸部(31)(図で
は下側)では、他方の凸部(31)の方が大きくなるよ
うに、即ち、それぞれの凸部(31)の大きさが異なる
ように形成されているが、略同じ大きさとなるように形
成しても構わない。図21のように凸部(31)を複数
個設けることにより、一方の凸部(31)が使用者の頸
部を、凸部(31)と凸部(31)の間に形成される凹
部(36)が使用者の後頭部を支えるために、使用者の
頸部から頭部にかけてを安定して保持することができ
る。また、それぞれの凸部(31)を異なる大きさに形
成することにより、使用者の体格に応じて使い分けるこ
とが可能となる。図3及び図21に示される充填材
(3)に設けられた断面略円弧状の凸部(31)は、充
填材(3)の幅方向(図では左右方向)の略全長にわた
って設けられているが、幅方向の一部となるように設け
ても構わない。
【0011】また、図18に示されるように、充填材
(3)のヘッドレストと当接する面と対向する面、即ち
頸部や頭部が当接する面には、頸部を嵌めることができ
るような凹部(35)を設けてもよい。こうすることに
より、使用者の頸部を安定して保持することができるた
めに、頸部や肩に過度の負担がかからず使用者の疲労を
低減することが可能となるからである。尚、図19は、
図18のA−A線断面図であり、図20は、図18のB
−B線断面図であり、この凹部(35)は、図19及び
図20に示されるように、略円弧状のゆるやかな曲面と
するとよい。図18に示される充填材(3)では、頸部
を嵌めることができるような凹部(35)は、充填材
(3)の縦方向(図では上下方向)の全長にわたって設
けられているが、縦方向の一部となるように設けること
も可能である。尚、頸部を嵌めることができるような凹
部(35)は、図22及び図22のD−D線断面図であ
る図24に示される充填材(3)のように、頸部や頭部
が当接する面に断面略円弧状の凸部(31)が設けられ
た充填材(3)に設けることも可能である。図22に示
される充填材(3)には、二つの断面略円弧状の凸部
(31)が設けられている。
【0012】また、充填材(3)のヘッドレストと当接
する面には断面略円弧状の凹部(32)が設けられてい
ることが好ましい。これは、アウトドア枕(1)を自動
車シートのヘッドレストに取り付けた際に、大抵のヘッ
ドレストの表面形状と合致するために、ヘッドレストに
取り付けた際のアウトドア枕(1)の安定性を高めるこ
とができるからである。尚、図示例の充填材(3)は、
平面視略矩形状に形成されている。
【0013】また、図4の(b)に示されるように、充
填材(3)の一端部(34)の厚みが他端部(33)の
厚みより厚くなるように、即ち充填材(3)の一端部
(34)と他端部(33)の厚みが異なるように形成す
ることも可能である。このように形成した際には、身長
が大きい人の場合(概ね160cm以上)、図16の
(a)に示されるように、充填材の他端部(34)が下
端となるようにヘッドレスト(R)に取り付け、身長が
低い人の場合(概ね160cm未満)、図16の(c)
に示されるように、充填材の他端部(34)が上端とな
るようにヘッドレスト(R)に取り付けるようにすると
よい。また、身長が大きい人の場合(概ね160cm以
上)でも、図16の(b)に示されるように、自動車用
シートが大きい場合は、充填材の他端部(34)が上端
となるようにヘッドレスト(R)に取り付けるようにす
るとよい。自動車用シートにおいては、背もたれの丈を
調整することはできず、このために、自動車用シートの
背もたれの丈や使用者の身長の違いにより、頭部と自動
車用シートとが接触する箇所が大きく異なる。このため
に、アウトドア枕(1)を一様にヘッドレスト(R)に
取り付けた場合では、身長の違いにより好適な使用感が
得られない場合があった。これに対してこのように形成
することで、身長が大きい人の場合は、厚くなるように
形成された一端部(34)が使用者の頸部から後頭部下
端にかけてを保持し、薄くなるように形成された他端部
(33)が使用者の後頭部下端から後頭部上端にかけて
を保持するために、使用感に優れたものとなる。また、
自動車用シートの背もたれの丈が大きい場合や使用者の
身長の低い人の場合、薄くなるように形成された他端部
(33)が使用者の後頭部下端から上端にかけてを保持
するために、使用感に優れたものとなる。
【0014】充填材(3)を構成する素材は、特に限定
はされないが、連続気泡を有する発泡体である発泡ウレ
タンやスポンジ、或いはこのような連続気泡を有する発
泡体中に粉状炭を混入させた発泡体、または、低反発性
発泡ウレタンなどを用いることが好ましい。これは、こ
のような素材は適度な弾性を有するために頭部をやさし
く保持するとともに、軽量であるために携帯性に優れる
からである。特に、粉状炭を混入した発泡体は、吸湿
性、防臭性、防カビ性、防虫性、保湿性に優れるために
好ましく用いられる。これは、粉状炭が充填材中の水分
や嫌な臭いを吸着することができるからである。用いら
れる粉状炭としては、原木を750〜1000℃で焼
き、350〜520℃で炭化させることにより得られる
白炭、原木を400〜750℃で焼き、250〜450
℃で炭化させることにより得られる黒炭のいずれも好ま
しく用いることができ、例えば、白炭としては、ウバメ
ガシ(Quercus phillyraeoides)を原木とし、1000
℃前後で焼かれた備長炭など、ブナ科(Fagaceae)ナラ
属(Quercus)に属するカシ類やナラ類を原木とした炭
や、スギ(Cryptomeria japonica)、ヒノキ(Chamaecy
paris obtusa)、アカマツ(Pinus densiflora)、クロ
マツ(Pinus thunbergii)などの針葉樹を原木とした炭
を挙げることができる。また黒炭としては、クヌギ(Qu
ercus acutissima)、コナラ(Quercus serrta Thunb)
などを原木とした炭を挙げることができる。更には、イ
ネ科(Gramineae)に属する竹類を用いた炭も好適に用
いることができる。
【0015】また用いられる炭の粒度は特に限定されな
いが、500μm以下となるように調整することが好ま
しい。これは、500μmより大きい場合は、発泡がう
まく行われないことがあり、また発泡が行われたとして
も、発泡体が必要以上に硬くなり、脆くなることがある
ために好ましくないからである。
【0016】粉状炭の混入量も特に限定されないが、粉
状炭の混入量が少ない場合は、粉状炭による防臭や吸湿
の効果を十分得ることができず、また、粉状炭の混入量
が多い場合は、発泡体の発泡が損なわれ、発泡体が硬く
なり脆くなくことがあるために、発泡体100重量部に
対して、10〜50重量部程度とすることが好ましい。
【0017】また、低反発性発泡ウレタンは、圧力が加
えられると、その形状に応じてゆっくりと沈み込むため
に、この素材を充填材として用いた場合は、使用者の体
圧が一点に集中せずに分散され、血行を阻害することな
く、頸部や肩にかかる負担をより低減することができる
ために、好ましく用いられる。
【0018】充填材には抗菌剤を配合することも可能で
ある。配合される抗菌剤としては、抗菌作用を有するも
のであれば、いずれも用いることができ、化学合成され
たものであっても、また天然物等から抽出されたもので
あっても構わない。天然物から抽出する場合は、茶や紫
蘇を用いるとよい。
【0019】本発明の第一実施形態に係るアウトドア枕
(1)においては、図2に示されるように、カバー部材
(2)のヘッドレストとの当接面(23)の側縁部に
は、少なくとも一組の係止部材(5)がそれぞれ対向す
る位置に設けられており、帯状の固定具(4)は、これ
らの係止部材(5)を介してカバー部材(2)のヘッド
レストとの当接面(23)と係脱可能とされている。
尚、図示例の第一実施形態に係るアウトドア枕において
は、カバー部材(2)のヘッドレストとの当接面(2
3)の側縁部に設けられた係止部材(5)として、リン
グ状の係止部材が用いられている。また、図示例の第一
実施形態に係るアウトドア枕(1)においては、カバー
部材(2)には二組の係止部材(5)が互いに直交する
ように相対して設けられているが、これは、ヘッドレス
ト(R)に対して上下方向又は左右方向のいずれの方向
からも固定具(4)を巻き回してアウトドア枕(1)を
ヘッドレスト(R)に対して固定することができ、この
ために、あらゆるタイプのシートに適用することが可能
となるからである。さらに、係止部材(5)のカバー部
材(2)のヘッドレストとの当接面(23)への取付手
段(51)は特に限定されるものではなく、図示例のア
ウトドア枕(1)においては、帯状の布材が用いられて
いる。この場合、帯状の布材の長さを適宜調節してもよ
く、また取付手段(51)をカバー部材(2)のヘッド
レストとの当接面(23)と取り外し可能に構成するこ
とも可能である。
【0020】帯状の固定具(4)は、以上説明したよう
な充填材(3)を収納したカバー部材(2)をヘッドレ
スト(R)に固定するためのものである。帯状の固定具
(4)を構成する素材は特に限定されない。その長さも
ヘッドレスト(R)に巻き回してアウトドア枕(1)を
固定することができる長さであればよい。また、その形
態は特に限定されるのもではなく、充填材(3)を収納
したカバー部材(2)をヘッドレスト(R)に固定する
ことができるように形成されていればよい。例えば、図
5に示される帯状の固定具(4)においては、帯状の固
定具(4)の一端部(45)には、一端部(45)から
所用間隔隔てた箇所に設けられた係止部材(43)と互
いに係脱可能な被係止部材(41)が設けられている。
また、帯状の固定具(4)の他端部(46)には、他端
部から所用間隔隔てて設けられた被係止部材(44)と
互いに係脱可能な係止部材(42)が設けられている。
また、被係止部材(44)の設置範囲は、係止部材(4
3)の設置範囲に比べて広くとられている。これは、被
係止部材(44)の設置範囲を広くすることにより、ア
ウトドア枕(1)をヘッドレスト(R)に取り付ける際
に、帯状の固定具(4)の長さを自在に調節することが
できるため、多くの種類のヘッドレストに取り付けるこ
とが可能となるからである。尚、もう一方の面には係止
部材、被係止部材ともに設けられていない。また、図6
に示される帯状の固定具(4)のように、一方の面(図
4のa)の略全面にわたって、他方の面(図4のb)、
即ち一方の面(図4のa)の裏面の略全面にわたって設
けられた係止部材(48)と互いに係脱可能な被係止部
材(47)を設けてもよい。尚、図5,6においては、
帯状の固定具(4)に設けられる係止部材、被係止部材
として面接合ファスナーを例示したが、この他の係止部
材、被係止部材を用いることも可能である。
【0021】次に、本発明の第一実施形態に係るアウト
ドア枕(1)の使用方法について説明する。第一実施形
態に係るアウトドア枕(1)を使用するには、まず、図
7に示されるように、カバー部材(2)に設けられた係
止部材(5)の一方(図7においてはカバー部材の上部
側縁部に設けられた係止部材)に帯状の固定具(4)の
一端部(45)を係止する。次に、帯状の固定具(4)
をヘッドレスト(R)に巻き回した後に、帯状の固定具
(4)の他端部(46)をカバー部材(2)に設けられ
た係止部材(5)の他方(図6においてはカバー部材の
下部側縁部に設けられた係止部材)に係止して、アウト
ドア枕(1)をヘッドレスト(R)に固定すればよい。
図5に示される帯状の固定具(4)を用いた場合につい
て説明すると、図示例の第一実施形態に係るアウトドア
枕(1)においては、図5に示される帯状の固定具
(4)の一端部(45)をリング状の係止部材(5)に
挿通した後に、図7に示されるように係止部材(43)
と被係止部材(41)を接合して係止する。次に、図5
に示される帯状の固定具(4)の他端部(46)を、カ
バー部材(2)に設けられたリング状の係止部材(5)
の他方に挿通して、帯状の固定具(4)に設けられる係
止部材(42)と被係止部材(44)を接合すればよ
い。この際、係止部材(42)と係止する被係止部材
(44)は、あらかじめ、広い範囲にわたって設けられ
ているから、自動車のヘッドレスト(R)の大きさや形
状に応じて接合箇所を調節することができるために、ア
ウトドア枕(1)をしっかりとヘッドレスト(R)に取
り付けることができる。
【0022】図6に示される帯状の固定具(4)を用い
た場合について説明すると、この場合は、まず、図8に
示されるように、カバー部材(2)に設けられた係止部
材(5)の一方(図8においてはカバー部材の上部側縁
部に設けられた係止部材)に帯状の固定具(4)の一端
部(45)を挿通する。次に、挿通した帯状の固定具
(4)の一端部(45)を図8に示されるように、一端
ヘッドレスト(R)の後方に巻き回した後に、カバー部
材(2)に設けられた係止部材(5)の他方(図8にお
いてはカバー部材の下部側縁部に設けられた係止部材)
に帯状の固定具(4)の一端部(45)を挿通する。最
後に、帯状の固定具(4)の一端部(45)をヘッドレ
スト(R)の後方に再度巻き回した後に、帯状の固定具
(4)の他端部(46)と接合すればよい。図6に示さ
れる帯状の固定具(4)においては、帯状の固定具
(4)の一方の面略一面に設けられた係止部材と係脱可
能な被係止部材が帯状の固定具(4)の他方の面の略全
面に設けられているために、接合箇所を調節することが
でき、あらゆるタイプのヘッドレストに取り付けること
が可能となる。
【0023】尚、図7、図8においては、ヘッドレスト
(R)に対して上下方向から帯状の固定具(4)を巻き
回して固定しているが、ヘッドレスト(R)と背もたれ
と(S)の間に空隙が設けられていないシートにおいて
は、カバー部材(2)に設けられているもう一組の挿通
リング(図6では、カバー部材の左右側縁部に設けられ
た係止部材)を用いて、ヘッドレスト(R)に対して左
右方法から巻き回すようにしてヘッドレスト(R)に固
定するとよい。
【0024】次に、使用者(H)の頸部に充填材(3)
に設けられた断面略円弧状の凸部(31)がフィットす
るように微調節を行う。微調節は、帯状の固定具(4)
を緩めたり、或いはヘッドレストの傾きの調節機構が設
けられているシートにおいてはその調節により、または
シート全体の傾きを調節してもかまわない。
【0025】こうして図9に示されるように、使用者
(H)の頸部に本発明に係るアウトドア枕(1)をフィ
ットすることができる。図17の(a)及び(b)に示
されるように、通常であればシートと頸部の間には空隙
が形成されるが、本発明に係るアウトドア枕(1)を用
いてシートに着座することで、図9に示されるように、
頸部とヘッドレスト(R)との間には空隙は形成され
ず、頸部から頭部にかかる広い範囲がしっかりと安定し
てアウトドア枕(1)に保持されることになる。このた
めに、使用者(H)の頸部や肩には過度の負担がかから
ず、頸部や肩の疲労を低減することができる。また、頸
部から頭部にかけて安定的に保持されるために、ドライ
バーの運転姿勢を常に正しい状態で保持することが可能
となる。
【0026】また、本発明の第一実施形態に係るアウト
ドア枕(1)は、帯状の固定具(4)をカバー部材
(2)に設けられた係止部材に係止するものであるか
ら、アウトドア枕(1)をしっかりと安定してヘッドレ
スト(R)に固定することができる。以上、本発明の第
一実施形態に係るアウトドア枕(1)をヘッドレスト
(R)に取り付けて使用する方法を説明したが、本発明
に係るアウトドア枕は軽量で携帯性に優れ、しかも上述
したように簡単にヘッドレスト(R)と着脱することが
できるために、これ以外の場所、例えば、寝室などの屋
内、海岸、キャンプ場等のアウトドアにおいても用いる
ことができる。
【0027】次に、本発明の第二実施形態に係るアウト
ドア枕(1)について説明する。図10は、本発明の第
二実施形態に係るアウトドア枕の斜視図であり、図11
は、図10に示される第二実施形態に係るアウトドア枕
をヘッドレストに取り付ける状態を示した図である。
【0028】本発明の第二実施形態に係るアウトドア枕
(1)が、第一実施形態に係るアウトドア枕(1)と異
なる点は、図10に示されるように帯状の固定具(4)
の一端部(45)がカバー部材(2)のヘッドレストと
の当接面(23)の側縁部に縫着され、帯状の固定具
(4)の一端部(45)が縫着された位置と相対する位
置には、帯状の固定具(4)の他端部(46)と係脱可
能な係止部材(5)が設けられている点にある。尚、図
示例のアウトドア枕(1)においては、ヘッドレスト
(R)に対して上下方向から巻き回すことができるよう
に帯状の固定具(4)の一端部(45)がカバー部材
(2)に縫着されているが、ヘッドレスト(R)に対し
て左右方向から巻き回すことができるように帯状の固定
具(4)の一端部(45)をカバー部材(2)に縫着し
ても構わない。また、係止部材(5)のカバー部材
(2)のヘッドレストとの当接面(23)への取付手段
(51)は特に限定されるものではなく、図示例のアウ
トドア枕(1)においては、帯状の布材が用いられてい
る。この場合、帯状の布材の長さを適宜調節してもよ
く、また取付手段(51)をカバー部材(2)のヘッド
レストとの当接面(23)と取り外し可能に構成するこ
とも可能である。
【0029】また、第二実施形態に係るアウトドア枕
(1)においては、カバー部材(2)に設けられる係止
部材(5)として、リング状の係止部材(5)が用いら
れている。さらに、帯状の固定具(4)の他端部(4
6)には、係止部材(47)が設けられ、この係止部材
(47)と所要間隔を隔てて、係止部材(47)と互い
に係脱可能な被係止部材(48)が固定具(4)の所要
範囲にわたって設けられている。尚、図示例の第二実施
形態に係るアウトドア枕においては、カバー部材に設け
られる係止部材(5)としてリング状の係止部材を例示
したが、この他の係止部材を用いることもできる。ま
た、帯状の固定具(4)に設けられる係止部材、被係止
部材として、面接合ファスナーを示したが、この他の係
止部材、被係止部材を用いることもできる。また、帯状
の固定具(4)の他端部(46)に設けられた係止部材
(47)と係脱可能な被係止部材(48)を、係止部材
(47)と所用間隔隔てずに設けることも可能である。
【0030】次に、第二実施形態に係るアウトドア枕
(1)の使用方法について説明する。第二実施形態に係
るアウトドア枕(1)をヘッドレスト(R)に取り付け
るには、図11に示されるように、帯状の固定具(4)
の他端部(46)をヘッドレスト(R)と背もたれ
(S)との間の空隙に通して、カバー部材(2)に設け
られている係止部材(5)により係止するとよい。図示
例のアウトドア枕においては、帯状の固定具(4)の他
端部(46)をカバー部材(2)に設けられるリング状
の係止部材(5)に挿通した後に、帯状の固定具(4)
の他端部(46)に設けられている面接合ファスナー
(47)を所要間隔を隔てて設けられている面接合ファ
スナー(48)と接合するとよい。この際、この面接合
ファスナー(48)は所要範囲にわたって設けられてい
るために、ヘッドレスト(R)の大きさや形状に応じて
接合箇所を自在に調節することができ、あらゆるタイプ
のシートに適用することができる。
【0031】本発明の第二実施形態に係るアウトドア枕
(1)は、あらかじめ、帯状の固定具(4)の一端部
(45)がカバー部材(2)に縫着されているために、
簡単にしかもしっかりとヘッドレスト(R)に固定する
ことができる。また、帯状の固定具(4)を紛失する心
配が全くない。以上、本発明の第二実施形態に係るアウ
トドア枕(1)をヘッドレスト(R)に取り付けて使用
する方法を説明したが、本発明に係るアウトドア枕は軽
量で携帯性に優れ、しかも上述したように簡単にヘッド
レスト(R)と着脱することができるために、これ以外
の場所、例えば、寝室などの屋内、海岸、キャンプ場等
のアウトドアにおいても用いることができる。尚、以上
説明した以外の構成は、第一実施形態に係るアウトドア
枕と同様であり、説明を省略する。
【0032】次に、本発明に第三実施形態に係るアウト
ドア枕について説明する。図12は、本発明の第三実施
形態に係るアウトドア枕において用いられるカバー部材
の斜視図であり、図13は本発明の第三実施形態に係る
アウトドア枕で用いられる固定具の一実施例を示した図
であり、図14は、本発明の第三実施形態に係るアウト
ドア枕をヘッドレストに固定する状態を示した図であ
る。図15は、本発明の第三実施形態に係るアウトドア
枕を図6に示される帯状の固定具を用いてヘッドレスト
に固定する状態を示した図である。
【0033】本発明の第三実施形態に係るアウトドア枕
(1)が、上述した第一実施形態及び第二実施形態に係
るアウトドア枕(1)と異なる点は、図12に示される
ように、カバー部材(2)のヘッドレスト(R)と当接
する面(23)に帯状の固定具(4)と係脱可能な係止
部材(5)が設けられている点にある。図示例の第三実
施形態に係るアウトドア枕(1)においては、係止部材
(5)として面接合ファスナーを例示したが、この他の
係止部材を用いることも可能である。また、図示例の第
三実施形態に係るアウトドア枕(1)においては、カバ
ー部材(2)のヘッドレスト(R)と当接する面(2
3)の略全面にわたって係止部材(5)を設けたが、帯
状や格子状となるように設けても構わず、使用時に充填
剤(3)を収納したカバー部材(2)と帯状の固定具
(4)が外れないような強度が得られるように設けられ
ていればよい。本発明の第三実施形態に係るアウトドア
枕(1)において用いられる帯状の固定具(4)は、カ
バー部材(2)のヘッドレスト(R)と当接する面(2
3)に設けられた係止部材(5)と係脱可能となるよう
に、且つアウトドア枕(1)をヘッドレスト(R)と係
脱可能となるように構成されていればよい。その一例を
示すと、図13に示されるように、帯状の固定具(4)
の一端部(45)には他端部(46)と係脱可能な係止
部材(6)が設けられ、帯状の固定具(4)の少なくと
も一面にはカバー部材(2)のヘッドレスト(R)と当
接する面(23)に設けられた係止部材(5)と互いに
係脱可能な被係止部材(49)が設けられているものを
用いることができる。尚、帯状の固定具(4)の一端部
(45)には他端部(46)と係脱可能な係止部材
(6)として、リング状の係止部材が用いられている
が、この他の係止部材を用いることも可能である。ま
た、図6に示されるような帯状の固定具(4)を用いる
こともできる。
【0034】次に、図13に示される帯状の固定具
(4)を用いた、本発明の第三実施形態に係るアウトド
ア枕(1)の使用方法について説明する。まず、図14
に示されるように、カバー部材(2)に設けられる係止
部材(5)により帯状の固定具(4)をカバー部材
(2)に係止する。次に、帯状の固定具(4)をヘッド
レスト(R)に巻き回した後に、帯状の固定具(4)の
一端部(45)に設けられた係止部材(6)により他端
部(46)を係止して、ヘッドレスト(R)に固定する
とよい。図示例の第三実施形態に係るアウトドア枕
(1)においては、カバー部材(2)のヘッドレスト
(R)と当接する面(23)に設けられる係止部材
(5)である面接合ファスナーと、帯状の固定具(4)
に設けられている面接合ファスナー(49)を接合す
る。次に、ヘッドレスト(R)に帯状の固定具(4)を
巻き回した後に、帯状の固定具(4)の一端部(45)
に設けられたリング状の係止部材(6)に他端部(4
6)を挿通して係止するとよい。尚、図13では、ヘッ
ドレスト(R)に対して左右方向から巻き回すように、
帯状の固定具(4)をカバー部材(2)に接合している
が、ヘッドレストに対して上下方向から巻き回すように
カバー部材(2)に接合してもかまわない。また、始め
に帯状の固定具(4)をヘッドレストに巻き回して固定
した後に、カバー部材(2)に設けられる係止部材
(5)によりアウトドア枕(1)を係止しても構わな
い。
【0035】次に、図6に示され帯状の固定具(4)を
用いた、本発明の第三実施形態に係るアウトドア枕
(1)の使用方法について説明する。まず、図15の
(a)に示されるように、帯状の固定具(4)をヘッド
レストに固定する。図6に示され帯状の固定具(4)
は、その両面に互いに係脱可能な面接合ファスナーが取
り付けられているので、どのような形状のヘッドレスト
に対してもしっかりと固定することができる。尚、ヘッ
ドレストに対しては、図15の(a)に示されるように
ヘッドレスト(R)の左右方向から巻き回してもよく、
図15の(b)に示されるようにヘッドレスト(R)の
上下方向から巻き回してもよい。次に、カバー部材
(2)に設けられる係止部材(5)により帯状の固定具
(4)にカバー部材(2)を係止することにより、本発
明に第三実施形態に係るアウトドア枕をヘッドレストに
対して取り付けることができる。尚、図15において
は、始めに帯状の固定具(4)をヘッドレストに対して
取り付けた後に、カバー部材(2)に設けられる係止部
材(5)と係止したが、始めにカバー部材(2)に設け
られる係止部材(5)と帯状の固定具(4)と係止した
のちに、ヘッドレストに帯状の固定具を巻き回して固定
することも可能である。
【0036】本発明の第三実施形態に係るアウトドア枕
(1)は、カバー部材(2)のヘッドレストと当接する
面に設けられた係止部材(5)と帯状の固定具(4)が
係止するために、あらゆるタイプのシートに取り付ける
ことが可能となる。また、一旦ヘッドレストに枕を取り
付けた後も、充填材(3)を収納したカバー部材(2)
のみを取り外すことができるために、容易に枕の傾きや
高さを微調節することが可能である。以上、本発明の第
三実施形態に係るアウトドア枕(1)をヘッドレスト
(R)に取り付けて使用する方法を説明したが、本発明
に係るアウトドア枕は軽量で携帯性に優れ、しかも上述
したように簡単にヘッドレスト(R)と着脱することが
できるために、これ以外の場所、例えば、寝室などの屋
内、海岸、キャンプ場等の屋外においても用いることが
できる。第三実施形態に係るアウトドア枕(1)をこの
ような場所で使用する場合は、充填材(3)を収納した
カバー部材(2)のみを取り外して携行すればよい。
尚、以上説明した構成以外の構成は、第一実施形態に係
るアウトドア枕と同様であり、説明を省略する。
【0037】以上説明した本発明に係るアウトドア枕
(1)は、軽量かつコンパクトであるために、手軽に持
ち運びできる。しかも、ヘッドレスト(1)との着脱も
容易に行うことができるために、車内や屋内に限らず、
例えば海辺や山、キャンプ場などのアウトドアにおいて
も、場所を選ばすに使用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係るアウト
ドア枕は、頸部から頭部にかかる広い範囲が安定的に保
持されるために、頸部や肩にかかる負担を低減すること
ができ、長時間運転した場合にもドライバーの疲労を低
減することができる。また、ヘッドレストに対して容易
に着脱することも可能である。また、本発明に係るアウ
トドア枕は、携帯性に優れるために、車内や屋内に限ら
ず、屋外、例えば海辺や山、キャンプ場などどこでも使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るアウトドア枕にお
いて用いられるカバー部材の斜視図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係るアウトドア枕にお
いて用いられるカバー部材の斜視図である。
【図3】本発明に係るアウトドア枕において用いられる
充填材の斜視図である。
【図4】図3に示される充填材の断面図である。
【図5】本発明に係るアウトドア枕において用いられる
帯状の固定具の平面図である。
【図6】本発明に係るアウトドア枕において用いられる
帯状の固定具の平面図である。
【図7】本発明の第一実施形態に係るアウトドア枕をヘ
ッドレストに取り付ける状態を示した図である。
【図8】本発明の第一実施形態に係るアウトドア枕をヘ
ッドレストに取り付ける状態を示した図である。
【図9】本発明に係るアウトドア枕を用いて、自動車用
シートに着座している状態を示した模式図である。
【図10】本発明の第二実施形態に係るアウトドア枕の
斜視図である。
【図11】本発明の第二実施形態に係るアウトドア枕を
ヘッドレストに取り付ける状態を示した図である。
【図12】本発明の第三実施形態に係るアウトドア枕に
おいて用いられるカバー部材の斜視図である。
【図13】本発明の第三実施形態に係るアウトドア枕に
おいて用いられる固定具の平面図である。
【図14】本発明の第三実施形態に係るアウトドア枕を
ヘッドレストに取り付ける状態を示した図である。
【図15】本発明の第三実施形態に係るアウトドア枕を
ヘッドレストに取り付ける状態を示した図である。
【図16】本発明に係るアウトドア枕を用いて、自動車
用シートに着座している状態を示した模式図である。
【図17】通常の状態で自動車シートに着座している状
態を示した模式図である。
【図18】本発明に係るアウトドア枕において用いられ
る充填材の斜視図である。
【図19】図18のA−A線断面図である。
【図20】図18のB−B線断面図である。
【図21】本発明に係るアウトドア枕において用いられ
る充填材の斜視図である。
【図22】本発明に係るアウトドア枕において用いられ
る充填材の斜視図である。
【図23】図21のC−C線断面図である。
【図24】図22のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1・・・アウトドア枕 2・・・カバー部材 3・・・充填材 31・・・断面略円弧状の凸部 35・・・凹部 4・・・帯状の固定具 5・・・係止部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー部材と該カバー部材に収納されて
    なる充填材と、該カバー部材のヘッドレストとの当接面
    の側縁部に設けられた帯状の固定具とからなるアウトド
    ア枕であって、該充填材には断面略円弧状の凸部が設け
    られていることを特徴とするアウトドア枕。
  2. 【請求項2】 カバー部材と該カバー部材に収納されて
    なる充填材と、該カバー部材のヘッドレストとの当接面
    の側縁部に設けられた帯状の固定具とからなるアウトド
    ア枕であって、該充填材には頸部を嵌めることができる
    ような凹部が設けられていることを特徴とするアウトド
    ア枕。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材のヘッドレストとの当接
    面の側縁部には、前記帯状の固定具と係脱可能な少なく
    とも一組の係止部材が相対して設けられていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のアウトドア枕。
  4. 【請求項4】 前記帯状の固定具の一端部と、前記帯状
    の固定具の他端部と係脱可能な係止部材とが、前記カバ
    ー部材のヘッドレストとの当接面の側縁部に互いに相対
    して縫着されていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のアウトドア枕。
  5. 【請求項5】 前記カバー部材のヘッドレストとの当接
    面には、前記帯状の固定具と係脱可能な係止部材が設け
    られ、前記帯状の固定具の少なくとも一端部には係止部
    材が設けられていることを特徴する請求項1又は2に記
    載のアウトドア枕。
  6. 【請求項6】 前記充填材が、粉状炭を含有した発泡体
    及び/又は低反発性発泡ウレタンからなることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれかに記載のアウトドア枕。
  7. 【請求項7】 前記充填材には、抗菌剤が配合されてな
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    アウトドア枕。
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