JP3214282U - 睡眠補助器 - Google Patents

Abstract

【課題】座席のヘッドレスト位置に取り付けできて、睡眠中に使用者の頭が揺れ動かないように、睡眠の質を高められる睡眠補助器を提供する。【解決手段】睡眠補助器はヘッドカバー１、連接部材２、束帯３を有する。ヘッドカバー１は使用者の頭頂形状に対応する。連接部材２はヘッドカバー１の外壁に固定される。束帯３は局部が連接部材２に連接し、束帯３は座席のヘッドレスト箇所に結んで固定できる。これにより、使用者が座席上で睡眠をとる時、束帯３によりヘッドレストに固定し、ヘッドカバー１を使用者の頭頂にかぶせることで、使用者は睡眠時に頭が任意に揺れ動くことはない。【選択図】図１

Description

本考案は睡眠補助器に関し、特に座席のヘッドレスト位置に取り付けでき、睡眠中に使用者の頭が任意に揺れ動かないようにし、睡眠の質を高められる睡眠補助器に関する。

人は、長距離の運転や乗車で疲労を感じやすい。
運転者や乗客にとって、適時に車内で一時的な休息を取り英気を養うことができれば、注意力が高まり、自動車走行の安全に大きく寄与する。

しかし、一般の座席のヘッドレスト箇所には、凭れかかることが出来る他の補助構造がないため、座席に座って眠ると、睡眠中に頭がグラグラし、快適な休息を得ることはできない。
座席或いはヘッドレスト箇所に取り付けることが出来る枕構造がたくさん市販されているが、どれも体積が大きく、使用において不便である。

本考案の目的は、ヘッドカバーを使用者頭頂にかぶせて設置し、束帯を座席のヘッドレスト箇所に緊密に固定し、これにより使用者は睡眠中に頭部が固定され、頭部の揺れ動きを効果的に防止でき、良好な睡眠を確保できる睡眠補助器を提供することにある。

本考案による睡眠補助器はヘッドカバー、連接部材、及び束帯を有する。
該ヘッドカバーは使用者頭頂形状に対応する。
該連接部材は、該ヘッドカバーの外壁に固定される。
該束帯は、局部が該連接部材に連接し、該束帯は、座席のヘッドレスト箇所に結んで固定できる。

本考案による睡眠補助器により、使用者が座席で睡眠をとる時、より良い睡眠の質を確保できる。
使用者が座席上で睡眠をとる時には、該束帯をヘッドレスト箇所に固定し、該ヘッドカバーを使用者頭頂にかぶせて設置することで、使用者は睡眠時に頭が任意に揺れ動くことはない。

さらに、該ヘッドカバーは、使用者頭頂形状に対応する。
頭頂は多くの違った形状があるため、該ヘッドカバーは、手触りが快適で通気性を備える軟質布により構成される。
該軟質布は、メッシュクロスである。

さらに、該ヘッドカバーはさらに、屈折可能なひさしを有する。
使用者の睡眠時、該ひさしを引き下げて使用者の目を覆うことで、使用者は入眠しやすくなる。

好ましくは、該連接部材は、固定板及び回転可能板を有する。
該固定板は、該ヘッドカバー外壁に固定し、大面積の板体とファブリックの該ヘッドカバーとは接触し、軟性ヘッドカバーの形状を維持する。
該回転可能板は、該固定板に取り付けられ、及び制限されてはいるが、該回転可能板は自由に回転でき、該回転可能板により、該束帯をこの位置に連接し、これにより該束帯により該ヘッドレストの適当な位置に固定できる。

好ましくは、該束帯の両端には、１組の固定アセンブリを有し、該固定アセンブリは、ボタンセット、ホックセット、面テープ、バックル、Dフック或いはリボン等のうちの少なくとも一種である。
これにより、使用者は迅速かつ便利に、ヘッドレスト箇所に固定できる。

本考案による睡眠補助器は、頭部の揺れ動きを効果的に防止でき、良好な睡眠を確保できる。

本考案の立体図である。 本考案の分解図である。 本考案の実際使用の模式図（一）である。 本考案の実際使用の模式図（二）である。

（一実施形態）
本考案の立体図及び分解図である図１及び図２に示す通り、本考案による睡眠補助器は、ヘッドカバー１、連接部材２、及び少なくとも１個の束帯３を有する。

ヘッドカバー１は、円錐体に類似し、使用者頭頂の形状に対応し、使用者頭部の装飾、保護、固定に用いられる。
ヘッドカバー１はさらに、屈折可能なひさし１１を有する。
ヘッドカバー１は、メッシュクロス、快適で通気性を備えるファブリック等の手触りが快適で通気性を備える軟質布により構成される。
メッシュクロスは、サンドイッチメッシュ材料を選択し、材料は、比較的大きな網目を有し、しかも一定の厚み（厚み２〜５mなど）を有し、頭部への接触時、通気性が非常に高く、しかも手触りが快適である。
本実施形態中では、通気ファブリックを採用する。
通気ファブリックは、引き伸ばせる弾性を備え、これによりヘッドカバー１のサイズは引き伸ばして大きくできる。
こうして、適用サイズを広げ、違った使用者の頭型に対応させることができる。

連接部材２は、ヘッドカバー１の外壁に固定され、ヘッドカバー１に適当なサポートを提供する。
連接部材２は、固定板２１及び回転可能板２２を有する。
固定板２１は、ヘッドカバー１外壁に固定され、大面積板体とファブリックのヘッドカバー１との接触を提供し、軟性ヘッドカバー１の形状を維持する。
回転可能板２２は、固定板２１に取り付けられ、及び制限されてはいるが、回転可能板２２はやはり自由に回転できる（図２中の矢印方向）。
回転可能板２２により、束帯３をこの位置に連接し、その連接方式は固定式或いは可動式で、束帯３が回転可能板２２を離脱しなければそれで良い。
本実施中では、可動式を採用し、回転可能板２２上には、少なくとも１個の孔を有するが、本実施形態では、２個の孔２２１を有する。
孔２２１に、束帯３を通過させ、こうして束帯３局部は、回転可能板２２に連接する。

束帯３は、固定しようとする位置に結び或いは固定し、本実施形態中では、座席のヘッドレスト箇所に固定する。
束帯３は細長いベルトで、ベルトの両端には、１組の固定アセンブリ３１を有し、固定アセンブリ３１により締めて固定する目的を達成する。
固定アセンブリ３１は、ボタンセット、ホックセット、面テープ、バックル、Dフック或いはリボン等各種方式で、本実施形態中では、固定アセンブリ３１はホックセットである。

本考案の実際の使用状況について説明する。
車内の座席に取り付けて使用する様子を示す模式図である図３に示す通り、一般の車内座席は通常、座席４１、支柱４２及びヘッドレスト４３を有する。
先ず、束帯３両端は、ヘッドレスト４３上方及び下方をそれぞれ通過する。
次に固定アセンブリ３１を利用し、束帯３を、ヘッドレスト４３箇所に固定する。
使用者が座席４１に座って一時的な休息を取ろうとする場合には、ヘッドカバー１を頭頂の外周にはめる。
こうして、使用者の頭部をヘッドレスト４３箇所に固定するため、使用者は睡眠時に頭がグラグラすることがなく、睡眠の質を高められる。
また、使用者はひさし１１を下方へと引き目を覆い、こうして使用者は入眠しやすくなる。

本考案の別種の使用型態を示す図４に示す通り、本実施形態中では、座席５１頂部には直接ヘッドレスト５２を形成し、支柱のない構造である。
この時、回転可能板２２を回転させ、束帯３は水平位置を呈し、束帯３にヘッドレスト５２左右両側を通過させ、固定アセンブリ３１は束帯３をヘッドレスト５２にしっかり固定する。
よって本考案の設計により、使用者はオフィスの椅子で使用でき、或いは一般の公共交通機関の座席で使用できるため、使用者はより快適な睡眠を得ることができる。

前述した本考案の実施形態は本考案を限定するものではなく、よって、本考案により保護される範囲は後述される実用新案登録請求の範囲を基準とする。

１ ヘッドカバー
１１ ひさし
２ 連接部材
２１ 固定板
２２ 回転可能板
２２１ 孔
３ 束帯
３１ 固定アセンブリ
４１ 座席
４２ 支柱
４３ ヘッドレスト
５１ 座席
５２ ヘッドレスト

Claims (6)

1. 睡眠補助器であって、ヘッドカバー、連接部材、少なくとも１個の束帯を有し、
   前記ヘッドカバーの形状は、使用者の頭頂形状に対応し、
   前記連接部材は、前記ヘッドカバー外壁に固定し、
   前記少なくとも１個の束帯は、局部が前記連接部材に連接し、前記束帯は、座席のヘッドレスト箇所に結んで固定できることを特徴とする睡眠補助器。
2. 前記ヘッドカバーは、軟質布により構成され、
   前記軟質布は、メッシュクロスを含むことを特徴とする
   請求項１に記載の睡眠補助器。
3. 前記ヘッドカバーはさらに、屈折可能なひさしを有することを特徴とする請求項１に記載の睡眠補助器。
4. 前記連接部材は、固定板及び回転可能板を有し、
   前記固定板は、前記ヘッドカバー外壁に固定し、前記回転可能板は、於前記固定板に取り付けられ、制限されるが、前記回転可能板は、取り付け箇所を中心に自由回転でき、前記回転可能板は、この箇所に前記束帯を連接することを特徴とする請求項１に記載の睡眠補助器。
5. 前記回転可能板は、少なくとも１個の孔を有し、
   前記束帯は局部が、少なくとも１個の孔を貫通し、前記回転可能板と連接することを特徴とする請求項４に記載の睡眠補助器。
6. 前記束帯の両端には、１組の固定アセンブリを有し、
   前記固定アセンブリは、ボタンセット、ホックセット、面テープ、バックル、Dフック或いはリボン等のうちの少なくとも一種であることを特徴とする請求項１に記載の睡眠補助器。

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