JP2001352214A - Ｖ／ｈ偏波ダイバーシチアンテナ - Google Patents
Ｖ／ｈ偏波ダイバーシチアンテナInfo
- Publication number
- JP2001352214A JP2001352214A JP2000175541A JP2000175541A JP2001352214A JP 2001352214 A JP2001352214 A JP 2001352214A JP 2000175541 A JP2000175541 A JP 2000175541A JP 2000175541 A JP2000175541 A JP 2000175541A JP 2001352214 A JP2001352214 A JP 2001352214A
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- JP
- Japan
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- antenna
- polarization
- antenna element
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- horizontal
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】垂直偏波と水平偏波の両偏波面間の結合度が小
さく、且つ利得が大きくしかも使用可能な周波数帯域幅
の広いＶ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテナを提供するこ
と。 【解決手段】独立した垂直偏波用アンテナ素子と独立し
た水平偏波用アンテナ素子とを一定の間隔で重ね合せて
構成したことにある。
さく、且つ利得が大きくしかも使用可能な周波数帯域幅
の広いＶ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテナを提供するこ
と。 【解決手段】独立した垂直偏波用アンテナ素子と独立し
た水平偏波用アンテナ素子とを一定の間隔で重ね合せて
構成したことにある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信分野で用
いるＶ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテナに関するものであ
る。
いるＶ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテナに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、垂直偏波（Ｖ偏波）及び水平偏波
（Ｈ偏波）に同一アンテナ素子を用いたＶ／Ｈ偏波ダイ
バーシチアンテナが主に用いられている。図５は、その
Ｖ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテナの斜視図である。２１
は地板、２２は垂直偏波用給電点、２３は水平偏波用給
電点、２４はホイップアンテナ、２５はアンテナ素子で
ある。
（Ｈ偏波）に同一アンテナ素子を用いたＶ／Ｈ偏波ダイ
バーシチアンテナが主に用いられている。図５は、その
Ｖ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテナの斜視図である。２１
は地板、２２は垂直偏波用給電点、２３は水平偏波用給
電点、２４はホイップアンテナ、２５はアンテナ素子で
ある。
【０００３】地板２１上に、垂直偏波と水平偏波の両偏
波用の正方形方アンテナ素子２５が設けられ、アンテナ
素子２５の上方向に垂直偏波用給電点２２が、左方向に
水平偏波用給電点２３がそれぞれ接続されている。そし
て、アンテナ素子２５の左右両側に無給電のホイップア
ンテナ２４が具備された構造になっている。
波用の正方形方アンテナ素子２５が設けられ、アンテナ
素子２５の上方向に垂直偏波用給電点２２が、左方向に
水平偏波用給電点２３がそれぞれ接続されている。そし
て、アンテナ素子２５の左右両側に無給電のホイップア
ンテナ２４が具備された構造になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のＶ／Ｈ偏波ダイ
バーシチアンテナは、垂直偏波用と水平偏波用に同一の
アンテナ素子を用いている。そのため、以下に示す問題
点があった。
バーシチアンテナは、垂直偏波用と水平偏波用に同一の
アンテナ素子を用いている。そのため、以下に示す問題
点があった。
【０００５】（１）垂直偏波と水平偏波の両偏波面間に
廻りこむ電流が発生し、偏波面間の結合度が大きくなる
（偏波面アイソレーションが悪くなる）ため、利得が低
い。
廻りこむ電流が発生し、偏波面間の結合度が大きくなる
（偏波面アイソレーションが悪くなる）ため、利得が低
い。
【０００６】（２）アンテナ素子の縦幅と横幅とを等し
くしなければならないために、形状及びサイズ調整の自
由度が小さく、使用可能な周波数の帯域幅が狭い。
くしなければならないために、形状及びサイズ調整の自
由度が小さく、使用可能な周波数の帯域幅が狭い。
【０００７】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、両偏波面間の結合度が小さく、且つ利
得が大きくしかも使用可能な周波数帯域幅の広いＶ／Ｈ
偏波ダイバーシチアンテナを提供することにある。
の欠点を解消し、両偏波面間の結合度が小さく、且つ利
得が大きくしかも使用可能な周波数帯域幅の広いＶ／Ｈ
偏波ダイバーシチアンテナを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、独立した垂直偏波用アンテナ素子と独立し
た水平偏波用アンテナ素子とから構成した。
現するため、独立した垂直偏波用アンテナ素子と独立し
た水平偏波用アンテナ素子とから構成した。
【０００９】垂直偏波用アンテナ素子と水平偏波用アン
テナ素子とは、一定の間隔で重ね合せた。
テナ素子とは、一定の間隔で重ね合せた。
【００１０】垂直偏波用アンテナ素子と水平偏波用アン
テナ素子に、それぞれパッチアンテナとスロットアンテ
ナを用いた。
テナ素子に、それぞれパッチアンテナとスロットアンテ
ナを用いた。
【００１１】水平偏波用アンテナ素子は、前記垂直偏波
用アンテナ素子の無給電素子の機能を有するよう構成し
た。
用アンテナ素子の無給電素子の機能を有するよう構成し
た。
【００１２】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を以下、図面に
基づいて詳述する。
基づいて詳述する。
【００１３】図１は、本発明のＶ／Ｈ偏波ダイバーシチ
アンテナの一実施例を示した断面図である。１はパッチ
アンテナ、２はパッチアンテナ側誘電体、３はグランド
接合部、４は給電線、５は地板、６は給電点、７はスペ
ーサ、８はスロットアンテナ、９は給電回路、１０はス
ロットアンテナ側誘電体である。
アンテナの一実施例を示した断面図である。１はパッチ
アンテナ、２はパッチアンテナ側誘電体、３はグランド
接合部、４は給電線、５は地板、６は給電点、７はスペ
ーサ、８はスロットアンテナ、９は給電回路、１０はス
ロットアンテナ側誘電体である。
【００１４】本発明のＶ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテナ
は、図１に示すように２枚の誘電体基板を重ね合せた構
造になっており、パッチアンテナ側誘電体２に地板５と
垂直偏波用のパッチアンテナ１が設けられ、スロットア
ンテナ側誘電体１０に水平偏波用のスロットアンテナ８
と給電回路９が設けられている。パッチアンテナ１と給
電回路９には、給電線４により給電されている。給電線
４のグランド側は、地板５とスロットアンテナ８に接続
されている。
は、図１に示すように２枚の誘電体基板を重ね合せた構
造になっており、パッチアンテナ側誘電体２に地板５と
垂直偏波用のパッチアンテナ１が設けられ、スロットア
ンテナ側誘電体１０に水平偏波用のスロットアンテナ８
と給電回路９が設けられている。パッチアンテナ１と給
電回路９には、給電線４により給電されている。給電線
４のグランド側は、地板５とスロットアンテナ８に接続
されている。
【００１５】図２は、図１のａ視図である。１１はピン
ホールである。垂直偏波用のパッチアンテナ１の表面図
になっている。ピンホール１１に水平偏波用の給電線４
が通っているが、パッチアンテナ１には接触しない構造
に成っている。パッチアンテナ１の横幅を調整すること
により、使用可能な周波数帯域幅を広帯域化することが
できる。パッチアンテナ側誘電体２の裏面、すなわちパ
ッチアンテナ１の反対側は、全面導体で覆われておりパ
ッチアンテナ１の地板５となっている。
ホールである。垂直偏波用のパッチアンテナ１の表面図
になっている。ピンホール１１に水平偏波用の給電線４
が通っているが、パッチアンテナ１には接触しない構造
に成っている。パッチアンテナ１の横幅を調整すること
により、使用可能な周波数帯域幅を広帯域化することが
できる。パッチアンテナ側誘電体２の裏面、すなわちパ
ッチアンテナ１の反対側は、全面導体で覆われておりパ
ッチアンテナ１の地板５となっている。
【００１６】図３は、図１のｂ視図である。１２はスロ
ットである、水平偏波用のスロットアンテナ８の表面図
になっている。ピンホール１１の部分では、スロットア
ンテナ８と給電線４の外部導体（グランド側）とが、グ
ランド接合部３にて半田により接合されている。スロッ
トアンテナ８は、垂直偏波用の無給電素子の役割、すな
わち、垂直偏波用アンテナの使用可能な周波数帯域幅を
広帯域化する機能も兼ね備えている。
ットである、水平偏波用のスロットアンテナ８の表面図
になっている。ピンホール１１の部分では、スロットア
ンテナ８と給電線４の外部導体（グランド側）とが、グ
ランド接合部３にて半田により接合されている。スロッ
トアンテナ８は、垂直偏波用の無給電素子の役割、すな
わち、垂直偏波用アンテナの使用可能な周波数帯域幅を
広帯域化する機能も兼ね備えている。
【００１７】図４は、図１のｃ視図である。スロットア
ンテナ側誘電体１０の表側、すなわちスロットアンテナ
８の反対側を示したものであり、給電回路９が設けられ
ている。給電回路９は、給電線４の中心導体から給電点
６に給電された電流を２つのスロット１２に給電する回
路である。
ンテナ側誘電体１０の表側、すなわちスロットアンテナ
８の反対側を示したものであり、給電回路９が設けられ
ている。給電回路９は、給電線４の中心導体から給電点
６に給電された電流を２つのスロット１２に給電する回
路である。
【００１８】以上で説明したように、垂直偏波用と水平
偏波用とにそれぞれ別の独立したアンテナ素子（パッチ
アンテナとスロットアンテナ）を用いることにより、 （１）垂直偏波と水平偏波の両偏波面間の結合度を小さ
くでき、利得を大きくすることができる。
偏波用とにそれぞれ別の独立したアンテナ素子（パッチ
アンテナとスロットアンテナ）を用いることにより、 （１）垂直偏波と水平偏波の両偏波面間の結合度を小さ
くでき、利得を大きくすることができる。
【００１９】（２）アンテナ素子の形状が正方形で無け
れば成らないという制約から開放されるために、使用可
能な周波数帯域幅を広帯域化することができる。
れば成らないという制約から開放されるために、使用可
能な周波数帯域幅を広帯域化することができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明のＶ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテ
ナは、独立した垂直偏波用アンテナ素子と独立した水平
偏波用アンテナ素子とを一定の間隔で重ね合せて構成し
たことから、水平偏波と垂直偏波の両偏波面間の結合度
が小さく、且つ利得が大きくしかも使用可能な周波数帯
域幅が広いという効果を発揮する。
ナは、独立した垂直偏波用アンテナ素子と独立した水平
偏波用アンテナ素子とを一定の間隔で重ね合せて構成し
たことから、水平偏波と垂直偏波の両偏波面間の結合度
が小さく、且つ利得が大きくしかも使用可能な周波数帯
域幅が広いという効果を発揮する。
【図１】本発明のＶ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテナの一
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
【図２】図１のａ視図である。
【図３】図１のｂ視図である。
【図４】図１のｃ視図である。
【図５】従来のＶ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテナの斜視
図である。
図である。
１ パッチアンテナ ２ パッチアンテナ側誘電体 ３ グランド接合部 ４ 給電線 ５ 地板 ６ 給電点 ７ スペーサ ８ スロットアンテナ ９ 給電回路 １０ スロットアンテナ側誘電体 １１ ピンホール ２１ 地板 ２２ 垂直偏波用給電点 ２３ 水平偏波用給電点 ２４ ホイップアンテナ ２５ アンテナ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5J021 AA02 AA06 AA13 AB05 AB06 CA06 FA32 GA08 HA05 HA10 JA05 5J045 AA02 AA11 AA21 CA02 CA03 DA03 DA10 EA07 HA03 HA06 MA04 NA01
Claims (4)
- 【請求項１】独立した垂直偏波用アンテナ素子と独立し
た水平偏波用アンテナ素子とから構成して成ることを特
徴とするＶ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテナ。 - 【請求項２】垂直偏波用アンテナ素子と水平偏波用アン
テナ素子とは、一定の間隔で重ね合せて成ることを特徴
とする請求項１記載のＶ／Ｈ偏波ダイバーシチアンテ
ナ。 - 【請求項３】垂直偏波用アンテナ素子と水平偏波用アン
テナ素子とは、それぞれパッチアンテナとスロットアン
テナであることを特徴とする請求項１及び２記載のＶ／
Ｈ偏波ダイバーシチアンテナ。 - 【請求項４】水平偏波用アンテナ素子は、前記垂直偏波
用アンテナ素子の無給電素子の機能を有して成ることを
特徴とする請求項１乃至３記載のＶ／Ｈ偏波ダイバーシ
チアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000175541A JP2001352214A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | Ｖ／ｈ偏波ダイバーシチアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000175541A JP2001352214A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | Ｖ／ｈ偏波ダイバーシチアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001352214A true JP2001352214A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18677405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000175541A Withdrawn JP2001352214A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | Ｖ／ｈ偏波ダイバーシチアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001352214A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005043676A1 (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | アンテナ装置 |
| EP1630977A1 (en) * | 2004-08-23 | 2006-03-01 | Research In Motion Limited | Mobile wireless communications device with polarization diversity wireless local area network (LAN) antenna and related method |
| US7353013B2 (en) | 2004-08-23 | 2008-04-01 | Research In Motion Limited | Mobile wireless communications device with polarization diversity wireless local area network (LAN) antenna and related methods |
-
2000
- 2000-06-07 JP JP2000175541A patent/JP2001352214A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005043676A1 (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | アンテナ装置 |
| EP1630977A1 (en) * | 2004-08-23 | 2006-03-01 | Research In Motion Limited | Mobile wireless communications device with polarization diversity wireless local area network (LAN) antenna and related method |
| US7353013B2 (en) | 2004-08-23 | 2008-04-01 | Research In Motion Limited | Mobile wireless communications device with polarization diversity wireless local area network (LAN) antenna and related methods |
| US7912435B2 (en) | 2004-08-23 | 2011-03-22 | Research In Motion Limited | Mobile wireless communications device with diversity wireless local area network (LAN) antenna and related methods |
| US8503959B2 (en) | 2004-08-23 | 2013-08-06 | Research In Motion Limited | Mobile wireless communications device with diversity wireless local area network (LAN) antenna and related methods |
| US8918072B2 (en) | 2004-08-23 | 2014-12-23 | Blackberry Limited | Mobile wireless communications device with polarization diversity wireless local area network (LAN) antenna and related methods |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |