JP2001351843A - フォトマスクの作成方法及びアライメント方法 - Google Patents

フォトマスクの作成方法及びアライメント方法

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JP2001351843A
JP2001351843A JP2000168478A JP2000168478A JP2001351843A JP 2001351843 A JP2001351843 A JP 2001351843A JP 2000168478 A JP2000168478 A JP 2000168478A JP 2000168478 A JP2000168478 A JP 2000168478A JP 2001351843 A JP2001351843 A JP 2001351843A
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photomask
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Yoshiyuki Tani
美幸 谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体素子の製造工程において高精度のアラ
イメント方法を実現するためのフォトマスクの作成方法
及びアライメント方法を提供する。 【解決手段】 被アライメントレイヤー用フォトマスク
を用いて形成されたウエハの被アライメントレイヤーに
おいて、素子分離用絶縁膜パターンからなる基板側第1
所望パターン32と、基板側第1所望パターン32と同
じ幅,間隔を有する基板側第1アライメントマーク33
aと、この上に形成しようとするアライメントレイヤー
の第2所望パターンと同じ幅,間隔を有する基板側第2
アライメントマーク33bとが形成されている。基板側
第1,第2アライメントマーク33a,33b間には、
光の回折作用がフォトマスクのパターンの粗密によって
異なることに起因するずれ量Δxが存在する。第1アラ
イメントマーク33aを基準に位置合わせを行なう際
に、ずれ量Δxだけアライメント位置を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子等を製造す
る際の露光工程におけるフォトマスクの作成方法及びア
ライメント方法に係り、特に、高精度な位置合わせ(ア
ライメント精度)の実現を図るための対策に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体素子の高密度集積化は、フ
ォトリソグラフィ技術の進化発展に負うところが大きい
ことはいうまでもないが、最近のデザインルールの急速
な微細化に伴い、要求されるアライメント精度を達成す
ることが困難になりつつある。例えば、最近ではKrF
エキシマレーザ(波長248nm)が実現され、0.2
5μmのデザインルールのデバイスが量産されている。
一方、アライメント精度については、デザインルールの
1/3から1/4程度の精度が要求されるが、これは測
定光の波長よりも約1桁小さい精度を要求することに帰
する。そして、技術の進展によって機械的精度も向上し
てきているが、この機械的精度の向上も物理的,理論的
限界に近づいてきており、要求精度の達成が困難となっ
ている。
【0003】図8(a)〜(d)は、それぞれ順に、従
来の被アライメントレイヤー用フォトマスク上のパター
ンのうち単位チップ用の全体パターン、マスク側所望パ
ターン領域,マスク側アライメント精度測定用領域、マ
スク側アライメント領域の平面形状を概略的に示す図で
ある。ここでは、素子分離用絶縁膜パターンを形成する
ためのマスクを例にとって説明する。また、被アライメ
ントレイヤーとは、ある部材の下地となる層の部材のパ
ターンが設けられる層を意味し、アライメントレイヤー
とは被アライメントレイヤー内の部材に対して位置合わ
せが必要な部材が設けられる層をいう。ここでは、素子
分離用絶縁膜のパターンが設けられる層を被アライメン
トレイヤーとし、ゲート電極(又はゲート配線)の部材
が設けられる層をアライメントレイヤーとする。
【0004】図8(a)に示すように、被アライメント
レイヤー用フォトマスクの単位チップ領域Rtpms内に
は、チップ内に形成されるトランジスタの素子分離用絶
縁膜のパターンが形成されたマスク側所望パターン領域
101と、アライメント精度を測定するためのマスク側
アライメント精度測定用領域102と、アライメントレ
イヤー用フォトマスクとの位置合わせに用いられる第
1,第2マスク側アライメント領域103a,103b
とが設けられている。
【0005】図8(b)に示すように、マスク側所望パ
ターン領域101は、例えば幅が3.5μmで間隔が
3.5μmの素子分離用絶縁膜111のパターンがあ
る。また、図8(c)に示すように、マスク側アライメ
ント精度測定用領域102には、平面的な寸法が10μ
m×10μmの正方形のマスク側アライメント精度測定
用マーク112が設けられている。図8(d)に示すよ
うに、マスク側アライメント領域103aには、幅が4
μm,長さが20μm,間隔が4μmのラインアンドス
ペースパターンを構成するマスク側第1アライメントマ
ーク113aが配置されている。また、図示しないが、
マスク側第2アライメント領域103bには、図8
(d)に示すマスク側第1アライメントマーク113a
と直交する方向に延びる同サイズのマスク側第2アライ
メントマークが設けられている。
【0006】図9(a)〜(d)は、それぞれ順に、図
8(a)〜(d)に示す被アライメントレイヤー用フォ
トマスクを用い被アライメントレイヤーパターンが形成
されたウエハの単位チップ領域の平面図,基板側所望パ
ターン領域の断面図、基板側アライメント精度測定用領
域の断面図、基板側アライメント領域の断面図である。
図9(a)に示すように、ウエハの単位チップ領域Rtp
wf内には、チップ内に形成されるトランジスタの素子分
離用絶縁膜のパターンが形成された基板側所望パターン
領域121と、アライメント精度を測定するためのアラ
イメント精度測定用マークが設けられる基板側アライメ
ント精度測定用領域122と、アライメントレイヤーパ
ターンとのアライメントに必要なアライメントマークが
設けられる基板側第1,第2アライメント領域123
a,123bとが設けられている。図9(b)に示すよ
うに、Si基板120上の基板側所望パターン領域12
1には、素子分離用絶縁膜131とこれによって囲まれ
る基板面とからなる基板側所望パターン132が形成さ
れている。また、図9(c)に示すように、Si基板1
20上の基板側アライメント精度測定用領域122に
は、素子分離用絶縁膜131とこれによって囲まれる基
板面とからなる基板側アライメント精度測定用マーク1
33が形成されている。さらに、図9(d)に示すよう
に、Si基板120上の基板側第1,第2アライメント
領域123a,123bには、素子分離用絶縁膜131
とこれによって囲まれる基板面とからなる基板側アライ
メントマーク134が形成されている。
【0007】また、図10(a)〜(d)は、それぞれ
順に、従来のアライメントレイヤー用フォトマスク上の
パターンのうち単位チップ用の全体パターン、マスク側
所望パターン領域,マスク側アライメント精度測定用領
域,マスク側アライメント領域の平面形状を概略的に示
す図である。
【0008】図10(a)に示すように、単位チップ領
域Rtpms内には、チップ内に形成されるトランジスタの
ゲート電極(又はゲート配線)のパターンが形成された
所望パターン領域151と、アライメント精度を測定す
るためのアライメント精度測定用領域152と、次の工
程で用いられるフォトマスクとのアライメントの際に用
いられる第1,第2アライメント領域153a,153
bとが設けられている。
【0009】図10(b)に示すように、所望パターン
領域151は、例えば幅が0.5μmで間隔が0.5μ
mで3本単位で並ぶゲート電極(ポリシリコン膜)16
1のパターンが設けられている。また、図10(c)に
示すように、アライメント精度測定用領域152には、
平面的な寸法が5μm×5μmの正方形のアライメント
精度測定用マーク162のパターンが設けられている。
さらに、図10(d)に示すように、第1アライメント
領域153aには、次工程の被アライメントレイヤーパ
ターンとなる幅が4μm,長さが20μm,間隔が4μ
mのラインアンドスペースパターンを構成する第1アラ
イメントマーク163aが設けられている。また、図示
しないが、第2アライメント領域153bには、第1ア
ライメントマーク163aと直交する方向に延びる同サ
イズのラインアンドスペースパターンからなる第2アラ
イメントマークが設けられている。
【0010】図11(a)〜(d)は、それぞれ順に、
図10(a)〜(d)に示すアライメントレイヤー用の
フォトマスクを用いてアライメントレイヤーパターンが
形成されたウエハの単位チップ領域の平面図,基板側所
望パターン領域の断面図、基板側アライメント精度測定
用領域の断面図,基板側アライメント領域の断面図であ
る。
【0011】図11(a)に示すように、ウエハの単位
チップ領域Rptwf内には、チップ内に形成されるトラン
ジスタの素子分離用絶縁膜のパターンが形成された基板
側所望パターン領域171と、アライメント精度を測定
するための基板側アライメント精度測定用マークが設け
られる基板側アライメント精度測定用領域172と、次
の工程で用いられるフォトマスクとのアライメントの際
に必要なアライメントマークが設けられる第1,第2の
基板側アライメント領域173a,173bとが設けら
れている。また、図11(b)〜(d)に示すように、
Si基板上の所望パターン領域には、ゲート電極形成用
のポリシリコン膜181と、ポリシリコン膜181をパ
ターニングするためのマスク用フォトレジスト膜182
とが形成されている。
【0012】そして、図11(b)に示すように、基板
側所望パターン領域171には、すでに素子分離用絶縁
膜131と基板面とからなる被アライメントレイヤーの
基板側所望パターン132(ゲートパターン)が形成さ
れている。そして、その上に、幅が0.5μmで間隔が
0.5μmの3本ずつのゲート電極からなるアライメン
トレイヤーの基板側所望パターン183を形成しようと
している。そのために、図9(a)に示す被アライメン
トレイヤーの基板側アライメントマーク132を基準と
して、自動的にマスクの位置合わせが行なわれる。その
後、フォトレジスト膜182の露光,現像が行なわれ、
ゲート電極,アライメント精度測定用マーク(破線部分
参照),次工程のためのアライメントマーク等を形成す
るためのレジストパターンが形成される。
【0013】また、図11(c)に示すように、アライ
メント精度測定用領域172においては、被アライメン
トレイヤーの基板側アライメント精度測定用マーク13
3と、その内側に形成されるアライメントレイヤーのレ
ジストパターン184とによって、外枠が10μm×1
0μm,内枠が5μm×5μmのボックスインボックス
パターンが構成される。このボックスインボックスパタ
ーンの外枠と内枠との相対位置から、このレジストパタ
ーンを用いて形成されるゲート電極パターン(所望パタ
ーン)と、下地となる素子分離用絶縁膜131などのパ
ターンとのアライメント誤差(マスクの位置合わせ誤
差)、つまり、アライメント精度を読みとることができ
る。
【0014】さらに、図11(d)に示すように、アラ
イメントレイヤーのゲート電極形成用レジスト膜182
には、次工程のアライメントのための被アライメントマ
ーク(ポリシリコン膜181から形成される)をパター
ニングするためのレジストパターン185が形成され
る。
【0015】そして、アライメント誤差が所定値よりも
大きい場合には、フォトレジスト膜を除去し、ウエハー
とフォトマスクとの相対位置を修正して、レジストパタ
ーンの形成をやり直す。
【0016】図12は、露光工程における露光機,フォ
トマスク及びウエハの形状を示す断面図である。一般
に、フォトリソグラフィー工程中の露光工程において
は、逐次移動型縮小投影露光機(ステッパ)が用いられ
る。図12においては、このステッパに用いられる対物
レンズが薄く描かれているが、実際には、多くのレンズ
と機構とが組み合わされた複雑な光学系となっている。
【0017】基板上には、所望パターンやアライメント
精度測定用マークパターン、アライメントマークパター
ンなどを形成するためのフォトレジスト膜が形成されて
おり、パターンには粗大パターンと微細パターンとがあ
るものとする。そのために、フォトマスクにも、粗大パ
ターン,微細パターンを形成するための粗大パターン領
域,微細パターン領域がそれぞれ設けられている。そし
て、フォトマスクを通過した光を対物レンズを通過させ
て、基板上のフォトレジスト膜に所望パターン及びアラ
イメントマークパターンを結像させる。その結果、フォ
トレジスト膜には、粗大パターン,微細パターンの潜像
が形成される。そして、これを現像してレジストパター
ンを形成した後、レジストパターンをマスクとするエッ
チングなどを行なうことにより、基板上に、粗大パター
ンの部材,微細パターンの部材(素子分離用絶縁膜,ゲ
ート電極,アライメント精度測定用マーク,アライメン
トマークなど)を形成する。
【0018】なお、縮小投影露光機を用いる場合には、
フォトマスクは、基板上に形成されるパターンを数倍の
大きさに拡大したパターンを有しているが、図12にお
いては、説明をしやすくするためにフォトマスク上のパ
ターンが基板上のパターンの等倍の大きさを有するかの
ように描かれている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このステッ
パ内に装着される対物レンズとしては、理想型に近いも
のが要求され、最先端技術を駆使して作成されている
が、現実には若干のひずみつまり収差を有することがよ
く知られている。この収差の成分は大きく5つに分類
(ディストーション,像面湾曲,コマ,球面,非点)さ
れており、特に、コマ収差,球面収差がアライメント精
度に大きな影響を与える。
【0020】ここで、コマ収差,球面収差は、パターン
サイズ依存性を有しており、これらの収差によってパタ
ーン位置が水平方向にシフトする位置ずれを生じること
は一般によく知られている。
【0021】そして、コマ収差や球面収差にはパターン
サイズ依存性があることから、収差等が全くないと仮定
したときにフォトマスクのパターンが基板上に転写され
る位置(レジストパターンの位置)を理想位置とする
と、実際に基板上に形成されるレジストパターンの位置
は理想位置からある程度ずれることになる。その場合、
光の回折作用が粗大パターンよりも微細パターンにおい
て大きくなることから、一般的には微細パターンの位置
のずれが粗大パターンの位置のずれよりも大きく現れる
傾向にある。これは、対物レンズのレンズ間隔,レンズ
の傾きや、空気圧(屈折率)などの調整により是正され
うるが、いずれにしても、粗大パターンと微細パターン
とで理想位置からのずれ量が異なることになる。
【0022】図13は、収差のパターン依存性に起因す
るゲート電極形成位置のずれを説明するための図であ
る。ここでは、アライメントマークの読みとり誤差やレ
ジストパターン,ゲート電極パターンの形成時の誤差は
ないと仮定する。このとき、上述のように、収差のパタ
ーンサイズ依存性によって、図9(b)に示す被アライ
メントレイヤーの所望パターンである素子分離用絶縁膜
パターン(3.5μm幅のラインアンドスペースパター
ン)と、図11(b)に示すアライメントレイヤーの所
望パターンであるゲート電極パターン(0.5μm幅の
ラインアンドスペースパターン)とでは、アライメント
マークの基準位置に対する相対的な位置が異なる。その
結果、ある素子分離用絶縁膜の端部とアライメントマー
クの基準位置との距離をxとし、あるゲート電極の端部
と素子分離用絶縁膜の端部との理想距離をyとすると、
実際に形成されるゲート電極の端部は、収差のパターン
サイズ依存性に起因する量Δyだけ素子分離用絶縁膜の
端部からの理想距離yよりも大きくなる。
【0023】同様に、アライメント精度測定用マークパ
ターンについても、外枠と内枠とではパターンサイズが
異なることから、外枠と内枠との相対位置がパターンサ
イズ依存性によって本来の相対位置とは異なったものに
なるので、アライメント精度を誤って認識するおそれが
ある。
【0024】つまり、コマ収差や球面収差のパターンサ
イズ依存性に起因するフォトリソグラフィー精度の悪化
を招く。言い換えると、フォトリソグラフィーに使用さ
れる光学的機器の機械的精度の向上が十分フォトリソグ
ラフィー精度の向上に反映されないことになる。
【0025】本発明は、光学機器の収差がパターンサイ
ズ依存性を有する点に着目してなされたものであり、そ
の目的は、このパターンサイズ依存性を考慮したフォト
マスクの形成やアライメントを行なうことにより、フォ
トリソグラフィー精度の向上を図ることにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のフォトマ
スクの形成方法は、被アライメントレイヤー用フォトマ
スクに、基板側第1所望パターンを形成するためのマス
ク側第1所望パターンと、アライメントレイヤーに形成
される基板側第2所望パターンと同じサイズを有するマ
スク側アライメントマークを形成する方法である。
【0027】この方法により、被アライメントレイヤー
の基板側第1所望パターンと、アライメントレイヤーの
基板側第2所望パターンとのサイズが異なっていても、
基板側第2所望パターンと同じサイズを有するマスク側
アライメントマークによって形成される基板側アライメ
ントマークを利用して、アライメントレイヤー用フォト
マスクを位置合わせすることが可能になる。そして、後
に形成されるであろうアライメントレイヤーの第2所望
パターンと基板側アライメントマークとは同じサイズを
有しているので、光の回折作用による位置のずれ量がほ
ぼ一致する結果、被アライメントレイヤーの第1所望パ
ターンとアライメントレイヤーの第2所望パターンとの
位置関係が光の回折作用に起因する誤差をほとんど含ま
なくなり、アライメント精度の向上を図ることができ
る。
【0028】上記マスク側アライメントマークが、アラ
イメントレイヤーに形成される基板側第2所望パターン
の最小サイズを有することにより、もっとも大きなアラ
イメントのずれが生じるおそれを未然に回避することが
できる。
【0029】上記被アライメントレイヤー用フォトマス
クに、上記マスク側第1所望パターンと同じサイズを有
するもう1つのマスク側アライメントマークをさらに形
成することにより、両者を基板上に転写してなる基板側
アライメントマーク同士のずれ量によって、被アライメ
ントマスクの位置を補正することが可能になり、アライ
メント精度がさらに向上する。
【0030】本発明の第2のフォトマスクの作成方法
は、被アライメントレイヤー用フォトマスクに、マスク
側第1所望パターンと同じサイズを有するマスク側第1
アライメント精度測定用マークを形成する一方、上記ア
ライメントレイヤー用フォトマスクに、上記マスク側第
2所望パターンと同じサイズを有するマスク側第2アラ
イメント精度測定用マークを形成する方法である。
【0031】この方法により、上記第1のフォトマスク
の形成方法よりもより簡易に、アライメント精度の向上
を図ることができる。
【0032】上記マスク側第2アライメント精度測定用
マークは、上記基板側第2所望パターンの最小サイズを
有することが好ましい。
【0033】本発明の第1のアライメント方法は、被ア
ライメントレイヤーに基板側第1所望パターンを形成す
るためのマスク側第1所望パターンと、アライメントレ
イヤーに形成しようとする基板側第2所望パターンと同
じサイズを有するマスク側アライメントマークとが設け
られた被アライメントレイヤー用フォトマスクを準備す
るステップ(a)と、アライメントレイヤーに上記基板
側第2所望パターンを形成するためのマスク側第2所望
パターンを少なくとも有するアライメントレイヤー用フ
ォトマスクを準備するステップ(b)と、上記被アライ
メントレイヤー用フォトマスクを用いて、基板上に、上
記基板側第1所望パターンと、上記マスク側アライメン
トマークが転写されてなる基板側アライメントマークと
を形成するステップ(c)と、上記被アライメントレイ
ヤーの上記基板側アライメントマークの位置に基づい
て、上記アライメントレイヤー用フォトマスクの位置合
わせを行なうステップ(d)とを含んでいる。
【0034】この方法により、被アライメントレイヤー
の基板側第1所望パターンと、アライメントレイヤーの
基板側第2所望パターンとのサイズが異なっていても、
基板側第2所望パターンと同じサイズを有するマスク側
アライメントマークによって形成される基板側アライメ
ントマークを利用して、アライメントレイヤー用フォト
マスクを位置合わせすることが可能になる。そして、ア
ライメントレイヤーの第2所望パターンと基板側アライ
メントマークとは同じサイズを有しているので、光の回
折作用による位置のずれ量がほぼ一致する結果、被アラ
イメントレイヤーの基板側第1所望パターンとアライメ
ントレイヤーの基板側第2所望パターンとの位置関係が
光の回折作用に起因する誤差をほとんど含まなくなり、
アライメント精度の向上を図ることができる。
【0035】上記ステップ(a)では、上記被アライメ
ントレイヤー用フォトマスクに、上記マスク側第1所望
パターンと同じサイズを有するもう1つのマスク側アラ
イメントマークを形成し、上記ステップ(c)では、基
板上に、上記もう1つのマスク側アライメントマークが
転写されてなるもう1つの基板側アライメントマークを
形成し、上記ステップ(d)では、上記基板側アライメ
ントマークと上記もう1つの基板側アライメントマーク
との位置関係に基づいて、アライメントレイヤー用フォ
トマスクの位置の補正を行なうことにより、基板側アラ
イメントマーク同士のずれ量によって、被アライメント
マスクの位置を補正することが可能になり、アライメン
ト精度がさらに向上する。
【0036】本発明の第2のアライメント方法は、被ア
ライメントレイヤーにマスク側第1所望パターンと同じ
サイズを有するマスク側第1アライメント精度測定用マ
ークと、アライメントレイヤーに形成しようとする基板
側第2所望パターンと同じサイズを有するマスク側アラ
イメントマークとが設けられた被アライメントレイヤー
用フォトマスクを準備するステップ(a)と、アライメ
ントレイヤーに上記基板側第2所望パターンを形成する
ためのマスク側第2所望パターンを少なくとも有するア
ライメントレイヤー用フォトマスクを準備するステップ
(b)と、上記被アライメントレイヤー用フォトマスク
を用いて、基板上に、上記基板側第1所望パターンと、
上記マスク側アライメント精度測定用マークとが転写さ
れてなる基板側アライメント精度測定用マークとを形成
するステップ(c)と、上記被アライメントレイヤーの
上記基板側アライメント精度測定用マークの位置に基づ
いて、上記アライメントレイヤー用フォトマスクの位置
合わせを行なうステップ(d)とを含んでいる。
【0037】この方法により、上記第1のアライメント
方法よりも簡易に被アライメントマスクの位置を補正す
ることが可能になり、アライメント精度が向上する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0039】(第1の実施形態)図1(a)〜(d)
は、それぞれ順に、本実施形態の被アライメントレイヤ
ー用のフォトマスク上のパターンのうち単位チップ用の
全体パターン,マスク側所望パターン領域,及びマスク
側第1,第2アライメント領域の平面形状を概略的に示
す図である。ここでは、素子分離用絶縁膜パターンを形
成するためのマスクを例にとって説明する。また、被ア
ライメントレイヤーとは、ある部材の下地となる層の部
材のパターンが設けられる層を意味し、アライメントレ
イヤーとは被アライメントレイヤー内の部材に対して位
置合わせが必要な部材が設けられる層をいう。ここで
は、素子分離用絶縁膜のパターンが設けられる層を被ア
ライメントレイヤーとし、ゲート電極(又はゲート配
線)の部材が設けられる層をアライメントレイヤーとす
る。
【0040】図1(a)に示すように、被アライメント
レイヤー用フォトマスクの単位チップ領域Rtpms内に
は、チップ内に形成されるトランジスタの素子分離用絶
縁膜のパターンが形成されたマスク側所望パターン領域
1と、アライメント精度を測定するためのマスク側アラ
イメント精度測定用領域2と、アライメントレイヤーと
のアライメントの際に用いられるマスク側第1アライメ
ント領域3x及びマスク側第2アライメント領域3yが
設けられている。
【0041】図1(b)に示すように、マスク側所望パ
ターン領域1は、例えば平面上の大きさが3.5μm×
3.5μmで、相互の間隔が3.5μmの素子分離用絶
縁膜パターン11がある。
【0042】図1(c)に示すように、マスク側第1ア
ライメント領域3xには、幅が3.5μm,長さが20
μm,間隔が3.5μmの縦方向に長いラインアンドス
ペースパターンを構成するマスク側第1アライメントマ
ーク13aと、幅が0.5μm,長さが20μm,間隔
が0.5μmの縦方向に長いラインアンドスペースパタ
ーンを構成するマスク側第2アライメントマーク13b
とが設けられている。
【0043】また、図1(d)に示すように、マスク側
第2アライメント領域3yには、上記マスク側第1アラ
イメントマーク13aとマスク側第2アライメントマー
ク13bとを、上記マスク側第1アライメント領域3x
とは直交する方向に設けたアライメントマークパターン
が形成されている。
【0044】なお、図示しないが、マスク側アライメン
ト精度測定用領域2には、従来の被アライメント用フォ
トマスクと同様に、平面的な寸法が10μm×10μm
の正方形のアライメント精度測定用マークが設けられて
いる。
【0045】次に、図2は、図1(a)〜(c)に示す
被アライメント用フォトマスクを用いて、KrFエキシ
マレーザステッパにより、露光を行なう際の状態を概略
的に示す図である。ここでは、被アライメントレイヤー
パターンとして、LOCOS法によって素子分離用絶縁
膜パターンを形成する。このとき、Si基板の上には、
熱酸化によりLOCOS膜を形成する際のマスクを形成
するための窒化膜と、そのパッドとなる酸化膜とが形成
されている。そして、窒化膜の上に塗布されたフォトレ
ジスト膜に被アライメントレイヤーパターンが露光され
る。そして、このフォトレジスト膜パターンをマスクと
するドライエッチングにより、窒化膜マスク及びそのパ
ッド酸化膜が形成され、Si基板の表面部のうち窒化膜
マスクの開口部に位置する領域を酸化することにより、
LOCOS膜からなる素子分離用絶縁膜が形成される。
【0046】このとき、上述のように粗大パターンであ
るマスク側第1アライメントマーク13aや素子分離用
絶縁膜パターン11(マスク側第1所望パターン)が転
写されて形成されるパターンと、マスク側第2アライメ
ントマーク13bとでは、理想位置からのずれ量が異な
るという現象が現れることになる。
【0047】図3(a)〜(d)は、それぞれ順に、図
1(a)〜(d)に示す被アライメントレイヤー用フォ
トマスクを用いて被アライメントレイヤーパターンが形
成されたウエハ上の単位チップ領域の平面図,基板側所
望パターン領域の断面図、基板側アライメント領域の断
面図である。図3(a)に示すように、単位チップ領域
Rtpwf内には、チップ内に形成されるトランジスタの素
子分離用絶縁膜のパターンが形成された基板側所望パタ
ーン領域21と、アライメント精度を測定するためのア
ライメント精度測定用マークが設けられる基板側アライ
メント精度測定用領域22と、アライメントレイヤーパ
ターンとのアライメントに必要なアライメントマークが
設けられる基板側第1アライメント領域23xと、基板
側第2アライメント領域23yとが形成されている。
【0048】図3(b)に示すように、Si基板20上
の所望パターン領域21には、素子分離用絶縁膜31と
これによって囲まれる基板面とからなる基板側第1所望
パターン32が形成されている。
【0049】また、図示しないが、Si基板20上のア
ライメント精度測定用領域22には、従来の図9(c)
に示す基板側アライメント精度測定用マークと同様の形
状を有する基板側アライメント精度測定用マークが形成
されている。
【0050】そして、図3(c)に示すように、Si基
板20上の基板側第1,第2アライメント領域23x,
23yには、素子分離用絶縁膜31とこれによって囲ま
れる基板面とからなる幅3.5μm,間隔3.5μm,
長さ20μmの基板側第1アライメントマーク33a
と、素子分離用絶縁膜31とこれによって囲まれる基板
面とからなる幅0.5μm,間隔0.5μm,長さ20
μmの基板側第2アライメントマーク33bとが形成さ
れている。
【0051】このとき、図3(c)に示すように、基板
側第1アライメントマーク33aと第2アライメントマ
ーク33bとの間には、光の回折作用がフォトマスクの
粗大パターンと微細パターンとで異なることに起因する
ずれ量Δxが存在する。このずれ量Δxは、フォトレジ
スト膜の露光,現像や、窒化膜のパターニング,Si基
板の熱酸化等の際に生じる誤差を無視したときの,被ア
ライメントレイヤーパターン中の基板側第1アライメン
トマーク33aと基板側第2アライメントマーク33b
との間の理想距離xからのずれ量である。
【0052】次に、被アライメントレイヤーの上に形成
されるアライメントレイヤーを形成するための手順につ
いて説明する。
【0053】図4(a)〜(d)は、それぞれ順に、本
実施形態のアライメントレイヤー用フォトマスク上のパ
ターンのうち単位チップ用の全体パターン、マスク側所
望パターン領域,マスク側第1,第2アライメント領域
の平面形状を概略的に示す図であって、このアライメン
トレイヤー用フォトマスクを準備する。
【0054】図4(a)に示すように、アライメントレ
イヤー用フォトマスクの単位チップ領域Rtpms内には、
チップ内に形成されるトランジスタのゲート電極(又は
ゲート配線)のパターンが形成されたマスク側所望パタ
ーン領域51と、アライメント精度を測定するためのマ
スク側アライメント精度測定用領域52と、次の工程で
用いられるフォトマスクとのアライメントの際に用いら
れるマスク側次工程用第1アライメント領域53x,及
びマスク側次工程用第2アライメント領域53yとが設
けられている。
【0055】図4(b)に示すように、マスク側所望パ
ターン領域51は、例えば幅が0.5μmで間隔が0.
5μmで3本単位で並ぶゲート電極(ポリシリコン膜)
を形成するためのマスク側ゲートパターン61が設けら
れている。
【0056】図4(c)に示すように、マスク側次工程
用第1アライメント領域53xには、幅が2.0μm,
長さが20μm,間隔が2.0μmの縦方向に長いるラ
インアンドスペースパターン(例えば配線パターン)を
構成するマスク側次工程用第1アライメントマーク63
aと、幅が0.5μm,長さが20μm,間隔が0.5
μmの縦方向に長いラインアンドスペースパターン(被
アライメントレイヤーのゲートパターンと同じ形状)を
構成するマスク側次工程用第2アライメントマーク63
bとが設けられている。
【0057】また、図4(d)に示すように、マスク側
次工程用第2アライメント領域53yには、上記マスク
側次工程用第1アライメントマーク63aとマスク側次
工程用第2アライメントマーク63bとを、上記マスク
側次工程用第1アライメント領域53xとは直交する方
向に設けたアライメントマークパターンが形成されてい
る。
【0058】なお、図示しないが、マスク側アライメン
ト精度測定用領域52には、従来と同様に、平面的な寸
法が5μm×5μmの正方形のマスク側アライメント精
度測定用マークのパターンが設けられている。
【0059】次に、図4(a)〜(c)に示すアライメ
ントレイヤー用フォトマスクを用いて、基板上にアライ
メントレイヤーパターンを形成する前に、基板側第1ア
ライメントマーク33aと基板側第2アライメントマー
ク33bとの間の距離の実測値と、ステッパーのデータ
ベースとして格納されている基板側第1アライメントマ
ーク33aと基板側第2アライメントマーク33bとの
間の距離の理想値とのずれ量Δxを測定する。このずれ
量Δxは、後に被アライメントレイヤーパターンを形成
する際のアライメントの補正に利用される。
【0060】図5(a)〜(d)は、それぞれ順に、図
4(a)〜(d)に示すアライメントレイヤー用フォト
マスクを用いてアライメントレイヤーパターンが形成さ
れたウエハの単位チップ領域の平面図,基板側所望パタ
ーン領域の断面図、被アライメント領域の断面図、基板
側アライメント領域の断面図である。
【0061】図5(a)に示すように、ウエハの単位チ
ップ領域Rptwf内には、チップ内に形成されるトランジ
スタの素子分離用絶縁膜のパターンが形成された基板側
所望パターン領域71と、アライメント精度を測定する
ための基板側アライメント精度測定用マークが設けられ
る基板側アライメント精度測定用領域72と、次の工程
で用いられるフォトマスクとのアライメントの際に必要
なアライメントマークが設けられる基板側次工程用第
1,第2アライメント領域73x,73yとが設けられ
ている。また、図5(b)〜(c)に示すように、Si
基板上の所望パターン領域には、ゲート電極形成用のポ
リシリコン膜81と、ポリシリコン膜81をパターニン
グするためのマスク用フォトレジスト膜82とが形成さ
れている。
【0062】そして、図5(b)に示すように、基板側
所望パターン領域71には、すでに素子分離用絶縁膜3
1と基板面とからなる被アライメントレイヤーの基板側
所望パターン32(基板側第1所望パターン)が形成さ
れている。幅が0.5μmで間隔が0.5μmの3本ず
つのゲート電極からなるアライメントレイヤーのゲート
パターン84(基板側第2所望パターン)をパターニン
グするためのゲート用レジストパターン83を形成しよ
うとしている。また、図5(c)に示すように、図3
(a)〜(d)に示す工程で形成された被アライメント
レイヤーの基板側第1,第2アライメントマーク33
a,33bの上にもポリシリコン膜81及びフォトレジ
スト膜82が形成されるが、この領域には新たにアライ
メントマークを形成しないので、フォトレジスト膜にパ
ターンが形成されることはない。
【0063】そして、図5(b)に示すアライメントレ
イヤーのゲートパターン84(基板側所望パターン)を
形成するために、図5(c)に示す被アライメントレイ
ヤーの基板側第1アライメントマーク33a(ポリシリ
コン膜81に現れる段差)を基準として、自動的にマス
クの位置合わせが行なわれる。
【0064】このとき、基板側第1アライメントマーク
33aを基準にして、次層のアライメントレイヤーであ
るゲートパターンと被アライメントレイヤーである素子
分離用絶縁膜パターンとの位置あわせを行なう際に、す
でに測定してあるずれ量Δxだけ補正を行なう。このず
れ量Δxは、フォトマスクを通過した光を用いることな
く測定されるので、フォトマスクの光の回折作用,つま
りフォトマスクのパターンの粗密とは無関係に測定され
ている。したがって、図2に示す露光の際に生じた理想
位置からのずれ量を正確に示している。
【0065】また、図示しないが、アライメント精度測
定用領域72においては、従来と同様に、被アライメン
トレイヤーの基板側アライメント精度測定用マークと、
その内側に形成されるアライメントレイヤーのアライメ
ント精度測定用マーク用レジストパターンとによって、
外枠が10μm×10μm,内枠が5μm×5μmのボ
ックスインボックスパターンが構成される。このボック
スインボックスパターンの外枠と内枠との相対位置か
ら、このレジストパターンを用いて形成されるゲート電
極パターン(所望パターン)と、下地となる素子分離用
絶縁膜などのパターンとのアライメント誤差(マスクの
位置合わせ誤差)、つまり、アライメント精度を読みと
ることができる。
【0066】さらに、図5(d)に示すように、基板側
次工程用第1,第2アライメント領域73x,73yに
おいて、ゲート電極形成用レジスト膜82を露光,現像
して形成されるレジストパターン85(波線参照)を用
いて、ポリシリコン膜81をパターニングすることによ
り、基板側次工程用第1アライメントマーク86aと、
基板側次工程用第2アライメントマーク86b(波線参
照)とが形成される。この基板側次工程用第1アライメ
ントマーク86aはゲートパターン84の幅,間隔と同
じ幅,間隔(本実施形態においてはいずれも0.5μ
m)を有し、基板側次工程用第2アライメントマーク8
6bは次工程で形成される所望パターン(例えば配線パ
ターン)と同じ幅,間隔(本実施形態においてはいずれ
も2μm)を有している。
【0067】なお、アライメント誤差が所定値よりも大
きい場合には、フォトレジスト膜を除去し、ウエハーと
フォトマスクとの相対位置を修正して、レジストパター
ンの形成をやり直す。
【0068】本実施形態のフォトマスクの作成方法又は
アライメント方法によれば、被アライメントレイヤー用
フォトマスクに、被アライメントレイヤーの第1所望パ
ターン(本実施形態における素子分離用絶縁膜パターン
33a)と同じ間隔,同じ幅を有するマスク側第1アラ
イメントマーク13aと、アライメントレイヤーの第2
所望パターン(本実施形態ではゲートパターン)と同じ
幅,間隔を有するマスク側第2アライメントマーク13
bとを形成したので、光の回折作用が粗大パターンと微
細パターンとで相違することに起因する位置あわせのず
れを補正することができる。すなわち、図3(c)に示
すように、光の回折作用がパターンの粗密によって異な
るために、基板側第1アライメントマーク33aと基板
側第2アライメントマーク33bとは、他の誤差要因が
ないと仮定したときの理想的な距離xに対してΔxだけ
互いにずれた位置に形成されている。そして、基板側第
1アライメントマーク33aの幅,間隔は被アライメン
トレイヤーの第1所望パターンである素子分離用絶縁膜
パターン32と同じ幅,間隔を有しているので、光の回
折作用に起因する露光位置のずれはほぼ同じとみなせ
る。そこで、基板側第1アライメントマーク33aを基
準としてアライメントレイヤー用フォトマスクと被アラ
イメントレイヤーとの位置合わせを行なう際に、Δxだ
け補正する。その結果、アライメントレイヤーのゲート
パターン84は、図3(c)に示す基板側第2アライメ
ントマーク33bの位置よりもΔxだけずれた基準位
置,つまり基板側第1アライメントマーク33aにほぼ
正確に位置あわせされる。つまり、ゲートパターン84
は、素子分離用絶縁膜パターン32に対して、より正確
に位置合わせされた状態で形成されることになる。よっ
て、アライメントにおけるアライメント精度の向上を図
ることができる。
【0069】それに対して、従来のアライメント方法の
ように、基板側第1アライメントマーク33aを基準と
してゲートパターンを形成すると、このゲートパターン
は粗大パターンである素子分離用絶縁膜パターン32に
対して光の回折作用に起因するずれ量Δxだけずれた位
置に形成されることになり、アライメント誤差が生じる
ことになる。それに対し、本実施形態では、被アライメ
ントレイヤー用フォトマスクに、あらかじめゲートパタ
ーンと同じ幅,間隔のマスク側第2アライメントマーク
13bを形成しているので、かかる原因による位置あわ
せのずれ量を補正することができるのである。
【0070】また、アライメントレイヤーのゲートパタ
ーン84(第2所望パターン)の次層のパターンを形成
する際には、ゲートパターン84と同じ幅,間隔を有す
る基板側次工程用第1アライメントマーク86aと基板
側次工程用第2アライメントマーク86bとの間の理想
位置からのずれ量だけ補正を行なうことにより、次工程
の所望パターンをゲートパターン84に対して正確な位
置にアライメントすることができる。
【0071】なお、アライメントレイヤーに形成される
部材が複数種類あって、それらの部材のサイズが相異な
る場合は、それらのうち小さい方できれば最小サイズの
ものと同じ幅,間隔を有するように、上記マスク側第2
アライメントマーク13bを形成すればよい。その部分
のずれが最大であるからである。あるいは、各部材のサ
イズの平均的な幅,間隔を有するマスク側第2アライメ
ントマーク13bを設けてもよい。
【0072】(第2の実施形態)次に、アライメント精
度測定用マークに対して本発明を適用した例について説
明する。
【0073】本実施形態においては、第1の実施形態と
同様に、マスク側第1アライメントマーク13a及びマ
スク側第2アライメントマーク13bが形成されたマス
ク側第1,第2アライメント領域3x,3yが設けられ
ており、アライメントレイヤー用フォトマスクには、マ
スク側次工程用第1アライメントマーク63a及びマス
ク側次工程用第2アライメントマーク63bが形成され
たマスク側次工程用第1,第2アライメント領域53
x,53yが設けられている(図1〜図5参照)。ただ
し、本実施形態においては、被アライメントレイヤー用
フォトマスク及びアライメントレイヤー用フォトマスク
には、従来と同様のマスク側アライメントマーク及び次
工程用マスク側アライメントマークがそれぞれ設けられ
ていてもよい。
【0074】そして、本実施形態においては、第1の実
施形態とは異なり、被アライメントレイヤー用フォトマ
スク及びアライメントレイヤー用フォトマスクにおい
て、従来とは異なる形状のアライメント精度測定用マー
クが設けられている。
【0075】図6(a),(b)は、それぞれ、本実施
形態における被アライメントレイヤー用フォトマスク,
アライメントレイヤー用フォトマスクに形成されている
マスク側アライメント精度測定用マークの形状を示す平
面図である。図6(a)に示すように、被アライメント
レイヤー用フォトマスクのマスク側アライメント精度測
定用領域2には、幅3.5μm,間隔3.5μmのボッ
クス状のマスク側第1アライメント精度測定用マーク9
0aが形成されている。図6(b)に示すように、アラ
イメントレイヤー用フォトマスクのマスク側アライメン
ト精度測定用領域22には、幅0.5μm,間隔0.5
μmのボックス状のマスク側第2アライメント精度測定
用マーク90bが形成されている。なお、被アライメン
トレイヤー用フォトマスクに図(a),(b)に示す2
つマスク側アライメント精度測定用マーク90a,90
bを設けておいてもよい。
【0076】図7(a),(b)は、図6(a),
(b)に示すフォトマスクを用いて形成されたアライメ
ントレイヤー,被アライメントレイヤーの形状を示す断
面図である。
【0077】図7(a)に示すように、被アライメント
レイヤー22には、素子分離用絶縁膜パターンからなる
基板側第1アライメント精度測定用マーク91が形成さ
れている。
【0078】また、図7(b)に示すように、アライメ
ントレイヤーの基板側アライメント精度マーク領域72
においては、基板側第1アライメント精度測定用マーク
91の最内部の基板面上に、ポリシリコン膜からなる基
板側第2アライメント精度測定用マーク92が形成され
ている。そして、基板側第2アライメント精度測定用マ
ーク92と外側の基板側第1アライメント精度測定用マ
ーク91との相対位置z1,z2からアライメント精度
が測定される。
【0079】ここで、本実施形態においては、間隔z
1,z2の測定結果を、第1の実施形態と同様の測定方
法によって、ずれ量Δx(図3(c)参照)によって補
正する。この補正は、図7(b)に示す断面に直交する
縦断面においても同様である。これにより、光の回折作
用がフォトマスク上のパターンの粗密によって相異なる
ことに起因するアライメント精度測定用マークの位置の
位置のずれに起因するアライメント誤差やアライメント
精度の測定誤差を補正することができる。
【0080】また、図6(a),(b)に示す2つのマ
スク側アライメント精度測定用マーク90a,90bを
被アライメントレイヤーに設ける場合には、両者が基板
上に転写されてなる基板側アライメント精度測定用マー
ク(素子分離用絶縁膜パターン)の相対位置から第1の
実施形態におけるずれ量Δxと同様の,パターンの粗密
による光の回折作用の相違に起因する位置のずれ量が求
められるので、これを用いて、図7(b)に示す間隔z
1,z2の測定値を補正することで、第1の実施形態と
同様のアライメント誤差の補正を行なうことができる。
【0081】なお、本発明に係るアライメント方法とし
ては、レーザスキャン方式、画像認識方式、ホログラフ
ィによる干渉縞を用いた方式などがあげられるが、位置
合わせ方式であればどれでも可能で、これらに限定され
るものではない。
【0082】アライメントマークに関しても本実施例で
はラインアンドスペースパターンを用いて説明したが、
所望のパターンがコンタクトホールパターンの場合は、
コンタクト形状のアライメントパターンを、スペースパ
ターンの場合はスペースパターンを用いることで同様の
結果を得ることができる。
【0083】さらに、上記第1の実施形態におけるライ
ンアンドスペースパターンからなる各アライメントマー
クの代わりに、エルボーパターンからなるアライメント
マークを用いることにより、各チップ領域の1カ所にの
みアライメント領域を設ければよいことになる。
【0084】
【発明の効果】本発明によると、ステッパレンズに起因
した収差成分を考慮した高精度なアライメントを実現す
ることが可能で工業的に利用価値が大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は、それぞれ順に、第1の実施
形態の被アライメントレイヤー用のフォトマスク上のパ
ターンのうち単位チップ用の全体パターン,マスク側所
望パターン領域,及びマスク側第1,第2アライメント
領域の平面形状を概略的に示す図である。
【図2】第1の実施形態の被アライメント用フォトマス
クを用いて、KrFエキシマレーザステッパにより、露
光を行なう際の状態を概略的に示す図である。
【図3】(a)〜(d)は、それぞれ順に、第1の実施
形態の被アライメントレイヤー用フォトマスクを用いて
被アライメントレイヤーパターンが形成されたウエハ上
の単位チップ領域の平面図,基板側所望パターン領域の
断面図、基板側アライメント領域の断面図である。
【図4】(a)〜(d)は、それぞれ順に、第1の実施
形態のアライメントレイヤー用フォトマスク上のパター
ンのうち単位チップ用の全体パターン、マスク側所望パ
ターン領域,マスク側第1,第2アライメント領域の平
面形状を概略的に示す図である。
【図5】(a)〜(d)は、それぞれ順に、第1の実施
形態のアライメントレイヤー用フォトマスクを用いてア
ライメントレイヤーパターンが形成されたウエハの単位
チップ領域の平面図,基板側所望パターン領域の断面
図、被アライメント領域の断面図、基板側アライメント
領域の断面図である。
【図6】(a),(b)は、それぞれ、第2の実施形態
における被アライメントレイヤー用フォトマスク,アラ
イメントレイヤー用フォトマスクに形成されているマス
ク側アライメント精度測定用マークの形状を示す平面図
である。
【図7】(a),(b)は、第2の実施形態のフォトマ
スクを用いて形成されたアライメントレイヤー,被アラ
イメントレイヤーの形状を示す断面図である。
【図8】(a)〜(d)は、それぞれ順に、従来の被ア
ライメントレイヤー用フォトマスク上のパターンのうち
単位チップ用の全体パターン、マスク側所望パターン領
域,マスク側アライメント精度測定用領域、マスク側ア
ライメント領域の平面形状を概略的に示す図である。
【図9】(a)〜(d)は、それぞれ順に、従来の被ア
ライメントレイヤー用フォトマスクを用い被アライメン
トレイヤーパターンが形成されたウエハの単位チップ領
域の平面図,基板側所望パターン領域の断面図、基板側
アライメント精度測定用領域の断面図、基板側アライメ
ント領域の断面図である。
【図10】(a)〜(d)は、それぞれ順に、従来のア
ライメントレイヤー用フォトマスク上のパターンのうち
単位チップ用の全体パターン、マスク側所望パターン領
域,マスク側アライメント精度測定用領域、マスク側ア
ライメント領域の平面形状を概略的に示す図である。
【図11】(a)〜(d)は、それぞれ順に、従来のア
ライメントレイヤー用のフォトマスクを用いてアライメ
ントレイヤーパターンが形成されたウエハの単位チップ
領域の平面図,基板側所望パターン領域の断面図、基板
側アライメント精度測定用領域の断面図、基板側アライ
メント領域の断面図である。
【図12】従来の露光工程における露光機,フォトマス
ク及びウエハの形状を示す断面図である。
【図13】従来のアライメント方法において、収差のパ
ターン依存性に起因するゲート電極形成位置のずれを説
明するための図である。
【符号の説明】
1 マスク側所望パターン 2 マスク側アライメント精度測定領域 3x マスク側第1アライメント領域 3y マスク側第2アライメント領域 11 素子分離用絶縁膜パターン 13a マスク側第1アライメントマーク 13b マスク側第2アライメントマーク 20 Si基板 21 基板側所望パターン領域 22 基板側アライメント精度測定用領域 23x 基板側第1アライメント領域 23y 基板側第2アライメント領域 31 素子分離用絶縁膜 33a 基板側第1アライメントマーク 33b 基板側第2アライメントマーク 51 マスク側所望パターン領域 52 マスク側アライメント精度測定領域 53x マスク側第1アライメント領域 53y マスク側第2アライメント領域 61 マスク側ゲートパターン 63a マスク側次工程用第1アライメントマーク 63b マスク側次工程用第2アライメントマーク 81 ポリシリコン膜 82 フォトレジスト膜 83 ゲート用レジストパターン 84 ゲートパターン 85 レジストパターン 86a 基板側次工程用第1アライメントマーク 86b 基板側次工程用第2アライメントマーク 90a マスク側第1アライメント精度測定用マーク 90b マスク側第2アライメント精度測定用マーク 91 基板側第1アライメント精度測定用マーク 92 基板側第2アライメント精度測定用マーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被アライメントレイヤー用フォトマスク
    に、基板側第1所望パターンを形成するためのマスク側
    第1所望パターンと、アライメントレイヤーに形成され
    る基板側第2所望パターンと同じサイズを有するマスク
    側アライメントマークを形成することを特徴とするフォ
    トマスクの作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフォトマスクの作成方法
    において、 上記マスク側アライメントマークは、アライメントレイ
    ヤーに形成される基板側第2所望パターンの最小サイズ
    を有することを特徴とするフォトマスクの形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のフォトマスクの作
    成方法において、 上記被アライメントレイヤー用フォトマスクに、上記マ
    スク側第1所望パターンと同じサイズを有するもう1つ
    のマスク側アライメントマークをさらに形成することを
    特徴とするフォトマスクの作成方法。
  4. 【請求項4】 被アライメントレイヤー用フォトマスク
    に、マスク側第1所望パターンと同じサイズを有するマ
    スク側第1アライメント精度測定用マークを形成する一
    方、上記アライメントレイヤー用フォトマスクに、上記
    マスク側第2所望パターンと同じサイズを有するマスク
    側第2アライメント精度測定用マークを形成することを
    特徴とするフォトマスクの作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のフォトマスクの作成方法
    において、 上記マスク側第2アライメント精度測定用マークは、上
    記基板側第2所望パターンの最小サイズを有することを
    特徴とするフォトマスクの作成方法。
  6. 【請求項6】 被アライメントレイヤーに基板側第1所
    望パターンを形成するためのマスク側第1所望パターン
    と、アライメントレイヤーに形成しようとする基板側第
    2所望パターンと同じサイズを有するマスク側アライメ
    ントマークとが設けられた被アライメントレイヤー用フ
    ォトマスクを準備するステップ(a)と、 アライメントレイヤーに上記基板側第2所望パターンを
    形成するためのマスク側第2所望パターンを少なくとも
    有するアライメントレイヤー用フォトマスクを準備する
    ステップ(b)と、 上記被アライメントレイヤー用フォトマスクを用いて、
    基板上に、上記基板側第1所望パターンと、上記マスク
    側アライメントマークが転写されてなる基板側アライメ
    ントマークとを形成するステップ(c)と、 上記被アライメントレイヤーの上記基板側アライメント
    マークの位置に基づいて、上記アライメントレイヤー用
    フォトマスクの位置合わせを行なうステップ(d)とを
    含むことを特徴とするアライメント方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のアライメント方法におい
    て、 上記ステップ(a)では、上記被アライメントレイヤー
    用フォトマスクに、上記マスク側第1所望パターンと同
    じサイズを有するもう1つのマスク側アライメントマー
    クを形成し、 上記ステップ(c)では、基板上に、上記もう1つのマ
    スク側アライメントマークが転写されてなるもう1つの
    基板側アライメントマークを形成し、 上記ステップ(d)では、上記基板側アライメントマー
    クと上記もう1つの基板側アライメントマークとの位置
    関係に基づいて、アライメントレイヤー用フォトマスク
    の位置の補正を行なうことを特徴とするアライメント方
    法。
  8. 【請求項8】 被アライメントレイヤーにマスク側第1
    所望パターンと同じサイズを有するマスク側第1アライ
    メント精度測定用マークと、アライメントレイヤーに形
    成しようとする基板側第2所望パターンと同じサイズを
    有するマスク側アライメントマークとが設けられた被ア
    ライメントレイヤー用フォトマスクを準備するステップ
    (a)と、 アライメントレイヤーに上記基板側第2所望パターンを
    形成するためのマスク側第2所望パターンを少なくとも
    有するアライメントレイヤー用フォトマスクを準備する
    ステップ(b)と、 上記被アライメントレイヤー用フォトマスクを用いて、
    基板上に、上記基板側第1所望パターンと、上記マスク
    側アライメント精度測定用マークとが転写されてなる基
    板側アライメント精度測定用マークとを形成するステッ
    プ(c)と、 上記被アライメントレイヤーの上記基板側アライメント
    精度測定用マークの位置に基づいて、上記アライメント
    レイヤー用フォトマスクの位置合わせを行なうステップ
    (d)とを含むことを特徴とするアライメント方法。
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