JP2001351662A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム

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JP2001351662A
JP2001351662A JP2000167851A JP2000167851A JP2001351662A JP 2001351662 A JP2001351662 A JP 2001351662A JP 2000167851 A JP2000167851 A JP 2000167851A JP 2000167851 A JP2000167851 A JP 2000167851A JP 2001351662 A JP2001351662 A JP 2001351662A
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Takafumi Okamoto
隆文 岡本
Koji Okazaki
幸治 岡崎
Shuji Sato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高出力運転での耐久性を向上させるとともに、
容易に小型化を図ることを可能にする。 【解決手段】発電セル14が積層される燃料電池スタッ
ク10と、冷却媒体を前記燃料電池スタック10に循環
供給して前記発電セル14の冷却を行う冷却媒体循環路
58と、前記冷却媒体循環路58に配置され、前記発電
セル14の冷却に使用された冷却媒体を熱交換処理する
熱交換手段60とを備え、前記燃料電池スタック10の
運転温度が100℃〜210℃の範囲内に設定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解質をアノード
側電極とカソード側電極とで挟んで構成される接合体を
有し、前記接合体をセパレータにより挟持した複数の発
電セルが積層された燃料電池スタックを備える燃料電池
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池、例えば、固体高分子型燃料電
池(SPFC)は、高分子イオン交換膜(陽イオン交換
膜)からなる電解質膜を採用しており、前記電解質膜の
両側にそれぞれカーボンを主体とするアノード側電極お
よびカソード側電極を対設して構成される接合体(ME
A)を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持する
ことにより構成される発電セルを備えている。通常、燃
料電池は、この発電セルが所定数だけ積層されて一体的
に保持された燃料電池スタックとして使用されている。
【0003】この種の燃料電池スタックにおいて、アノ
ード側電極に供給された燃料ガス、例えば、主に水素を
含有するガス(水素含有ガス)は、触媒電極上で水素が
イオン化され、電解質を介してカソード側電極側へと移
動する。その間に生じた電子が外部回路に取り出され、
直流の電気エネルギとして利用される。なお、カソード
側電極には、酸化剤ガス、例えば、主に酸素を含有する
ガスあるいは空気(酸素含有ガス)が供給されているた
めに、このカソード側電極において、水素イオン、電子
および酸素が反応して水が生成される。
【0004】ところで、高分子イオン交換膜、例えば、
ナフィオン112(デュポン社製)に含水させた電解質
層が用いられている燃料電池では、電解質層中の水素イ
オン伝導性が該電解質層の含水量に大きく依存してお
り、前記電解質層中に液状水を保持する必要がある。こ
のため、燃料電池の発電温度(作動温度)を液状水の沸
点温度以上に設定することができず、通常、発電温度と
して80℃〜90℃以下に制御されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、発電セ
ルを所定の発電温度に制御するために、種々の冷却構造
が用いられている。例えば、脱イオン水や純水、あるい
はこれらとエチレングリコールの混合液を冷却媒体とし
て使用し、この冷却媒体を燃料電池スタック内に導入し
て前記発電セルの冷却を行った後、前記燃料電池スタッ
ク外に設けられた、例えば、ラジエータにより熱交換を
行ってこの冷却媒体を所定温度に冷却し、再度、前記燃
料電池スタック内に循環供給する循環型冷却構造が採用
されている。
【0006】しかしながら、上記の燃料電池スタックで
は、発電温度が80℃〜90℃以下に設定されるため、
燃料電池スタックから排出される冷却媒体の温度、すな
わち、ラジエータの冷却媒体入口側温度が80℃〜90
℃よりも低温となっている。一方、このラジエータに供
給される外気温度が約40℃であるために、冷却媒体の
温度と外気温度との差が40℃〜50℃以下と低いもの
となってしまう。
【0007】これにより、冷却媒体を有効に冷却するた
めには相当に大型なラジエータが必要となり、特に、燃
料電池スタックの最大出力を維持する際には、前記ラジ
エータの容量を現行の内燃機関型自動車用ラジエータに
比べて大幅に増加しなければならない。従って、設備全
体が大型化してしまい、燃料電池スタックを自動車車体
に組み込む際に、レイアウトが相当に困難になるという
問題が指摘されている。
【0008】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、高出力運転を有効に維持するとともに、容易に小型
化が可能な燃料電池システムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1および
2に係る燃料電池システムでは、燃料電池スタックに冷
却媒体を循環供給して発電セルの冷却を行うとともに、
冷却媒体循環路に熱交換手段が配置され、前記発電セル
の冷却に使用された冷却媒体が所定の温度に冷却され
る。ここで、燃料電池スタックの運転温度が100℃〜
210℃の範囲内に設定されており、前記燃料電池スタ
ックの冷却媒体出口側温度が110℃〜130℃の近傍
に制御される。
【0010】これにより、熱交換手段の冷却媒体入口側
温度の上限を高温に、例えば、130℃に設定すること
ができ、外気温度との温度差が大きくなって前記冷却媒
体との熱交換作業が効率的に遂行され、該熱交換手段の
小型化が容易に可能になる。しかも、高出力運転条件下
で所望の耐久性を得ることができ、車載用として使用さ
れる際に好適に機能する。
【0011】また、本発明の請求項3に係る燃料電池シ
ステムでは、燃料電池スタックがリン酸型燃料電池スタ
ックであり、運転温度が100℃〜210℃の範囲内に
あるために良好に使用することが可能になる。
【0012】さらに、本発明の請求項4に係る燃料電池
システムでは、発電セルがポリベンズイミダゾールにリ
ン酸を保持させた電解質を備えている。このため、燃料
電池スタック全体の軽量化および小型化が容易に図られ
る。
【0013】さらにまた、本発明の請求項5に係る燃料
電池システムでは、熱交換手段が内燃機関型自動車用ラ
ジエータを備えるとともに、冷却媒体は前記内燃機関型
自動車用ラジエータにより冷却される内燃機関型自動車
用冷却液である。従って、汎用性に優れるとともに、製
造費を抑え、かつ所望の冷却機能を確実に維持すること
が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
燃料電池スタック10が組み込まれる燃料電池システム
12の概略構成説明図である。
【0015】燃料電池スタック10は発電セル14を備
え、この発電セル14が矢印A方向に所定数だけ積層さ
れており、その積層方向両端側に前記発電セル14に対
して電気的に一体的に接続される集電用電極16a、1
6bが配置されるとともに、前記集電用電極16a、1
6b間に所定数の冷却セル18が介装される。集電用電
極16a、16bの外側にエンドプレート20a、20
bが配置され、前記エンドプレート20a、20bが図
示しないタイロッド等により締め付けられることによ
り、発電セル14、集電用電極16a、16bおよび冷
却セル18が一体的に矢印A方向に締め付け保持され
る。集電用電極16a、16bには、例えば、モータ等
の負荷22が接続されている。
【0016】発電セル14は、運転(作動)温度が10
0℃〜210℃の範囲内に設定されたリン酸型燃料電池
(PAFC)であり、図2に示すように、塩基性ポリマ
ー、特にポリベンズイミダゾールのマトリックスにリン
酸を保持させた電解質(電解質層)24の両側に、カソ
ード側電極26およびアノード側電極28が配設される
接合体30を有するとともに、前記カソード側電極26
および前記アノード側電極28には、例えば、多孔質層
である多孔質カーボンペーパ等からなるガス拡散層が配
設される。接合体30の両側に一対のセパレータ32が
配置されることにより、発電セル14が構成される。
【0017】セパレータ32のカソード側電極26に対
向する一方の面には、酸化剤ガス流路34が形成される
とともに、前記セパレータ32のアノード側電極28に
対向する他方の面には、燃料ガス流路36が形成され
る。酸化剤ガス流路34および燃料ガス流路36は、水
平方向に蛇行しながら鉛直方向に設けられている。
【0018】冷却セル18は、燃料電池スタック10内
で8セルおき、すなわち、前記冷却セル18間に8つの
発電セル14を配置して積層されている。この冷却セル
18は、流路プレート38と、この流路プレート38に
重ね合わされて冷却媒体通路40を形成する蓋プレート
42と、前記冷却媒体通路40に供給される冷却媒体を
発電セル14から電気的に絶縁するための絶縁シート体
44a、44bと、前記冷却セル18を挟んで前記発電
セル14同士を互いに電気的に接続するための導電プレ
ート46a、46bとを備える。各冷却セル18間に
は、冷却媒体管路48が配置されており(図1参照)、
この冷却媒体管路48を介して前記冷却セル18内の冷
却媒体通路40同士が連通している。
【0019】図1に示すように、エンドプレート20a
には、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給路50
と、酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス供給路52
とが設けられるとともに、エンドプレート20bには、
未使用の燃料ガスを排出するための燃料ガス排出路54
と、未使用の酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排
出路56とが設けられている。
【0020】燃料電池システム12は、上記のように構
成される燃料電池スタック10と、冷却媒体を前記燃料
電池スタック10に循環供給して発電セル14の冷却を
行う冷却媒体循環路58と、前記冷却媒体循環路58に
配置され、前記発電セル14の冷却に使用された冷却媒
体を前記燃料電池スタック10の外部で冷却する熱交換
手段60とを備える。
【0021】冷却媒体循環路58には、冷却媒体を燃料
電池スタック10に所定量だけ供給するためのポンプ6
2が配置されている。熱交換手段60は、内燃機関型自
動車用ラジエータ64と、このラジエータ64に対向し
て配置されているファン66とを備えるとともに、冷却
媒体は内燃機関型自動車用冷却液として一般的に使用さ
れる冷却液が用いられている。
【0022】このように構成される燃料電池システム1
2の動作について、以下に説明する。
【0023】燃料電池スタック10内には、燃料ガス供
給路50を介して燃料ガス、例えば、炭化水素を改質し
た水素を含むガス、または水素ボンベや水素吸蔵合金か
ら純水素が供給されるとともに、酸化剤ガス供給路52
を介して酸化剤ガスである酸素含有ガス(空気)が供給
され、さらに冷却媒体循環路58を介して発電セル14
の発電面を冷却するための冷却媒体が供給される。
【0024】エンドプレート20aに供給された燃料ガ
スは、図2に示すように、セパレータ32の他方の面側
に形成されている燃料ガス流路36に供給され、この燃
料ガス流路36に沿って水平方向に蛇行しながら重力方
向に移動する。その際、燃料ガス中の水素ガスは、発電
セル14のアノード側電極28に供給される。そして、
未使用の燃料ガスは、エンドプレート20bに設けられ
ている燃料ガス排出路54に排出される。
【0025】一方、エンドプレート20aに供給された
酸化剤ガスは、セパレータ32の一方の面側に形成され
ている酸化剤ガス流路34に導入され、この酸化剤ガス
流路34に沿って水平方向に蛇行しながら重力方向に移
動する間、この空気中の酸素ガスがカソード側電極26
に供給される。また、未使用の空気は、エンドプレート
20bに設けられている酸化剤ガス排出路56に排出さ
れる。これにより、発電セル14で発電が行われ、モー
タ等の負荷22に電力が供給されることになる(図1参
照)。
【0026】さらにまた、ポンプ62の駆動作用下に、
冷却媒体循環路58に沿って冷却媒体が循環し、この冷
却媒体が燃料電池スタック10を構成する冷却セル18
に導入される。この冷却セル18では、図2に示すよう
に、流路プレート38と蓋プレート42との間に形成さ
れた冷却媒体通路40に冷却媒体が供給され、発電セル
14の発電面を冷却した後、冷却媒体循環路58に戻さ
れる。発電セル14の冷却に使用された冷却媒体は、図
1に示すように、ラジエータ64に導入されて外気空気
と熱交換されるとともに、必要に応じてファン66の送
風作用下に熱交換された後、ポンプ62を介して燃料電
池スタック10内の冷却媒体管路48の入口側(エンド
プレート20a側)に供給される。冷却媒体は、さらに
各冷却セル18に分配されて冷却媒体通路40を通って
冷却媒体管路48の出口側(エンドプレート20b側)
に排出され、冷却媒体循環路58を通ってラジエータ6
4に戻される。
【0027】この場合、本実施形態では、運転温度が1
00℃〜210℃の範囲内に設定されたリン酸型燃料電
池である発電セル14を備えており、冷却セル18に供
給されて発電セル14の冷却を行った冷却媒体が燃料電
池スタック10から排出される際の冷却媒体出口側温度
の上限は、110℃〜130℃の近傍に制御される。こ
こで、燃料電池スタック10の冷却媒体出口とラジエー
タ64の冷却媒体入口との距離を短尺化することが可能
であり、この間で冷却媒体の温度低下を低減して前記ラ
ジエータ64の冷却媒体入口側温度の上限を100℃〜
130℃に設定することができる。
【0028】従って、ラジエータ64では、100℃〜
130℃の上限温度を有する冷却媒体が外気温度(約4
0℃)と熱交換されるため、前記冷却媒体が効率的に冷
却されて前記ラジエータ64から排出される。このた
め、所定温度、例えば、100℃に冷却された冷却媒体
が燃料電池スタック10を構成する冷却セル18に供給
されることになる。
【0029】このように、本実施形態では、ラジエータ
64の冷却媒体入口側温度の上限が100℃〜130
℃、より好適には、130℃に設定されるため、この冷
却媒体と外気温度との温度差が相当に大きくなり、前記
冷却媒体の熱交換作業が小容量のラジエータ64を用い
て効果的に遂行される。特に、高出力運転を維持する際
にも、燃料電池スタック10を所望の運転温度に確実に
冷却することができ、耐久性を有効に向上させるととも
に、燃料電池システム10全体の小型化が容易に遂行可
能になるという効果が得られる。
【0030】しかも、ラジエータ64として、通常、内
燃機関型自動車に使用されているラジエータを用いるこ
とができ、汎用性に優れるとともに、経済的かつ高信頼
性を有するという利点がある。従って、固体高分子型燃
料電池を使用する構造に比べ、ラジエータ64が一挙に
小型化され、例えば、燃料電池システム12を自動車車
体に組み込む際においてもレイアウト上の不具合がな
く、取り付け作業性が大幅に向上するという効果があ
る。
【0031】さらにまた、本実施形態では、発電セル1
4が塩基性ポリマー、特に、ポリベンズイミダゾールの
マトリックスにリン酸を保持させた電解質24を備えて
いる。このため、燃料電池スタック10全体の軽量化お
よび小型化が容易に遂行されるという利点が得られる。
【0032】なお、本実施形態では、燃料電池スタック
10としてリン酸型燃料電池スタックを用いて説明した
が、これに限定されるものではなく、運転温度が100
℃〜210℃の範囲内に設定されるものであれば種々の
燃料電池スタックが使用可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る燃料電池システムでは、発
電セルの冷却に使用された冷却媒体が熱交換手段に導入
される際の温度を比較的高温に設定することができ、こ
の熱交換手段を介して効率的な熱交換作業が施される。
このため、熱交換手段の容量を増大させる必要がなく、
この熱交換手段全体を有効に小型化し得るとともに、高
出力運転での耐久性の向上を容易に図ることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る燃料電池スタックが組
み込まれる燃料電池システムの概略構成説明図である。
【図2】前記燃料電池スタックの内部構成説明図であ
る。
【符号の説明】
10…燃料電池スタック 12…燃料電池シス
テム 14…発電セル 16a、16b…集
電用電極 18…冷却セル 20a、20b…エ
ンドプレート 24…電解質 26…カソード側電
極 28…アノード側電極 30…接合体 32…セパレータ 38…流路プレート 40…冷却媒体通路 42…蓋プレート 58…冷却媒体循環路 60…熱交換手段 62…ポンプ 64…ラジエータ 66…ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 修二 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H026 AA04 CC03 EE18 HH08 5H027 AA04 CC06 KK48

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電解質をアノード側電極とカソード側電極
    とで挟んで構成される接合体を有し、前記接合体をセパ
    レータにより挟持した複数の発電セルが積層される燃料
    電池スタックと、 冷却媒体を前記燃料電池スタックに循環供給して前記発
    電セルの冷却を行う冷却媒体循環路と、 前記冷却媒体循環路に配置され、前記発電セルの冷却に
    使用された冷却媒体を前記燃料電池スタックの外部で冷
    却する熱交換手段と、 を備えるとともに、 前記燃料電池スタックの運転温度が、100℃〜210
    ℃の範囲内に設定されることを特徴とする燃料電池シス
    テム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の燃料電池システムにおい
    て、前記熱交換手段の冷却媒体入口側温度の上限が、1
    30℃に設定されることを特徴とする燃料電池システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の燃料電池システム
    において、前記燃料電池スタックは、リン酸型燃料電池
    スタックであることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃
    料電池システムにおいて、前記発電セルは、ポリベンズ
    イミダゾールにリン酸を保持させた電解質層を備えるこ
    とを特徴とする燃料電池システム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項に記載の燃
    料電池システムにおいて、前記熱交換手段は、内燃機関
    型自動車用ラジエータを備えるとともに、前記冷却媒体
    は、前記内燃機関型自動車用ラジエータにより冷却され
    る内燃機関型自動車用冷却液であることを特徴とする燃
    料電池システム。
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