JP2011086549A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発電効率を向上することができるとともに、配管の設置スペースを狭くして、配管の軽量・小型化を図ることができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池スタック11に接合されたエンドプレート12に対し第1配管ユニット21及び第2配管ユニット22を装着する。第1配管ユニット21の第1取付基板23に燃料ガス供給配管24を連結するとともに、第1酸化オフガス導出配管31及び冷却液導出配管34を連結する。第2配管ユニット22の第2取付基板25に対し酸化ガス供給配管26及び冷却液供給配管27を連結するとともに、第1酸化オフガス導出配管31に連結された導出筒32に接合される導出配管33を連結する。前記酸化ガス供給配管26と冷却液供給配管27を一体化するとともに、第1酸化オフガス導出配管31と冷却液導出配管34を一体化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに係り、詳しくは発電効率を向上することができるとともに、軽量・小型化を図ることができる燃料電池システムに関するものである。
近年、環境に優しい電気自動車として、固体高分子型の燃料電池システムを搭載したものが開発されつつある。上記の燃料電池システムに用いられる燃料電池は、多数の発電セルを積層して構成されている。各発電セルは、水素イオン伝導性の固体高分子電解質膜の両面に、白金触媒を担持したアノード側及びカソード側のカーボン電極を積層するとともに、両カーボン電極の表面に反応ガスをそれぞれ供給するためのラスカットメタルよりなるガス通路形成部材をそれぞれ積層し、両ガス通路形成部材の表面に平板状のセパレータをそれぞれ積層して構成されている。
前記アノード電極に燃料ガスとして水素ガスが供給され、カソード電極に酸化ガスとして空気(酸素ガス)が供給される。そして、アノード電極側では、水素ガスがイオン化されて固体高分子電解質膜を透過して、カソード電極に移動し、該カソード電極側では水素イオンが酸素と反応して水が生成され、この生成水の一部はカソード電極側から前記固体高分子電解質膜を透過してアノード電極側に浸透水として流入する。アノード電極の電子は外部負荷を通ってカソード電極に移動される。これらの一連の電気化学反応によって電気エネルギーが取り出される。
上述した燃料電池として、特許文献1に開示されたものが提案されている。この燃料電池は、セルモジュールの両端部をエンドプレートによって締結保持した燃料電池スタックをスタックケース内に収容して構成されている。一方のエンドプレート側にはターミナルが設置され、電動機に高電圧が供給される。この特許文献1においては、他方のエンドプレートは、電気絶縁性部材で形成されており、水素ガス、空気及び冷却液がそれぞれ供給及び導出される複数本の配管が独立して接続されているので、配管群の設置スペースが広くなるとともに、軽量・小型化を図ることができないという問題があった。
上記の問題を解消するため、従来、特許文献2に開示された燃料電池システムが提案されている。この燃料電池システムは、内部に複数のマニホールドを備え、一つの面に複数のマニホールドのそれぞれの入口及び出口を備える燃料電池スタックに、樹脂製の一つの部品からなる配管部品が取り付けられている。この配管部品は燃料電池スタックの一つの面と接触する部位を備え、該部位の複数のマニホールドの入口及び出口に対応する位置から該部位を貫通して延びる複数の流体通路、すなわち水素入口通路、水素出口通路、空気入口通路、空気出口通路、冷却液入口通路及び冷却液出口通路を備えている。前記配管部品が燃料電池スタックの一つの面に取り付けられた状態で、複数の流体通路がそれぞれ対応するマニホールドに接続されている。
特開2005−332674号公報 特開2008−177100号公報
ところが、特許文献2に開示された燃料電池システムは、前記配管部品が一つの部品としてユニット化されているので、構造を簡素化することができるが、前述した複数の流体通路を形成する複数の配管は、それぞれ独立して配設されていたので、次のような問題があった。即ち、前記空気入口通路を流れる空気を、前記冷却液入口通路を流れる冷却液によって冷却することができないので、コンプレッサにより前記空気入口通路に供給された空気の温度を低減することができず、このため、水素と酸素の電気化学反応が阻害されて、発電効率を向上することができない。又、複数の配管がそれぞれ所定の間隔をおいて配設されていたので、各配管の設置スペースが広くなり、配管の軽量・小型化を図ることができない。
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、発電効率を向上することができるとともに、酸化ガス供給配管及び冷却液供給配管の設置スペースを狭くして、軽量・小型化を図ることができる燃料電池システムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、燃料電池の燃料極の入口及び出口にそれぞれ燃料ガス供給配管及び燃料オフガス配管を接続し、酸化剤極の入口及び出口にそれぞれ酸化ガス供給配管及び酸化オフガス配管を接続し、前記燃料電池内の冷却用ジャケットの入口及び出口にそれぞれ冷却液供給配管及び冷却液導出配管を接続した燃料電池システムにおいて、前記酸化ガス供給配管と冷却液供給配管とを一体化して、酸化ガス通路と冷却液通路とを一枚の隔壁により区画したことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記酸化オフガス配管と冷却液導出配管とを一体化し、酸化オフガス通路と冷却液導出通路とを一枚の隔壁により区画したことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記燃料オフガス配管には、燃料オフガス中に含まれる燃料ガスを分離するための分離器が設けられ、該分離器により分離された燃料ガスは、ポンプ及び配管により前記燃料ガス供給配管に導かれ、前記分離器には、該分離器から導出された燃料オフガスに含まれる燃料ガスを希釈するための希釈器が設けられ、該希釈器のハウジングと前記酸化オフガス配管とは一体化され、前記希釈器の希釈室と、酸化オフガス配管の酸化オフガス通路とは、一枚の隔壁によって区画されていることを要旨とする。
(作用)
この発明は、酸化ガス供給配管と冷却液供給配管とが一体化され、酸化ガス通路と冷却液通路とが一枚の隔壁により区画されているので、冷却液供給配管の冷却液供給通路を通る冷却液によって、酸化ガス供給配管の酸化ガス供給通路を通る酸化ガスが適正な温度に冷却される。このため、燃料電池スタック内に供給された酸化ガスと燃料ガスとの電気化学反応が適正に行われ、発電効率が向上する。又、酸化ガス供給通路と冷却液供給通路とが一枚の隔壁により区画されているので、両供給配管の設置スペースを低減し、燃料電池の配管を軽量・小型化することができる。
本発明によれば、発電効率を向上することができるとともに、酸化ガス供給配管及び冷却液供給配管の設置スペースを狭くして、燃料電池の配管の軽量・小型化を図ることができる。
この発明の燃料電池システムを具体化した一実施形態を示す要部の斜視図。 燃料電池スタック及びエンドプレートの斜視図。 第1配管ユニット及び第2配管ユニットの裏側から見た斜視図。 燃料電池の第1配管ユニット及び第2配管ユニットの正面図。 第1配管ユニット、第2配管ユニット及びポンプの分離正面図。 図4の1−1線断面図。 図4の2−2線断面図。 図4の3−3線断面図。 図4の4−4線断面図。 図4の5−5線断面図。 図4の6−6線断面図。 図4の7−7線断面図。 図4の8−8線断面図。 この発明の燃料電池システムの別の実施形態を示す要部の正面図。
以下、本発明を自動車の燃料電池システムとして具体化した一実施形態を図1〜図13に従って説明する。
この実施形態の燃料電池システムは、燃料電池スタック11を有している。この燃料電池スタック11は、多数の発電セル(図示略)を積層して構成されている。各発電セルの燃料極に燃料ガスとして水素ガスが供給され、酸化剤極に酸化ガスとして空気(酸素ガス)が供給される。そして、水素ガスと酸素の電気化学反応によって電気エネルギーが取り出される。この電気化学反応に際して、水が生成される。
図2に示すように、前記燃料電池スタック11の一端面には絶縁材よりなるエンドプレート12が図示しないボルトにより接合固定されている。このエンドプレート12の図示左側上部には、燃料ガス入口13が形成され、図示右側下部には燃料オフガス出口14が形成されている。前記エンドプレート12の下部には水平方向に延びる酸化ガス入口15が形成され、エンドプレート12の上部には水平方向に延びる酸化オフガス出口16が形成されている。前記エンドプレート12の図示左側下部には燃料電池スタック11の内部に形成された冷却用ジャケットに連なる冷却液入口17が形成され、エンドプレート12の図示右側上部には冷却液出口18が形成されている。
図1及び図4に示すように前記燃料電池スタック11のエンドプレート12には、上下一対の第1及び第2配管ユニット21,22が図示しないボルトにより取り外し可能に装着されている。図5に示すように、前記第1及び第2配管ユニット21,22は、それぞれ別体で構成されている。前記第1配管ユニット21は、図1に示すように、第1取付基板23に、燃料ガス供給配管24、第1酸化オフガス導出配管31及び冷却液導出配管34を一体化して構成されている。前記燃料ガス供給配管24の大半は、前記エンドプレート12と冷却液導出配管34との間を通るように配設されている。前記第2配管ユニット22は、第2取付基板25に、酸化ガス供給配管26、冷却液供給配管27、第2酸化オフガス導出配管33、水素分離器41及び希釈器48を一体化して構成されている。前記第1配管ユニット21と第2配管ユニット22との間には、継手36とポンプ45とが介在されている。そこで、まず前記第1及び第2配管ユニット21,22の構成を以下に詳細に説明する。
前記第1配管ユニット21の第1取付基板23には、図3に示すように、前記エンドプレート12の燃料ガス入口13、酸化オフガス出口16及び冷却液出口18とそれぞれ連通する入口孔23a、出口孔23b,23cが形成されている。
前記第1取付基板23には、図1に示すように、前記入口孔23a、即ち燃料ガス入口13と連通するように燃料ガス供給配管24の先端部が一体に連結され、該燃料ガス供給配管24によって燃料ガスを燃料電池スタック11内の燃料極に供給するようになっている。
前記第1取付基板23には、図1,3,6に示すように、前記出口孔23b、即ち酸化オフガス出口16と連通する偏平状の第1酸化オフガス導出配管31が一体に連結されている。図10に示すように、この第1酸化オフガス導出配管31の下側壁には、導出筒32が一体に下向きに突出されている。
前記第1酸化オフガス導出配管31には、図1,6に示すように、前記第1取付基板23の出口孔23c、即ち冷却液出口18と連通する冷却液導出配管34が一体に連結されている。前記酸化オフガス導出配管31の酸化オフガス導出通路31aと、冷却液導出配管34の冷却液導出通路34aは、一枚の隔壁35によって区画されている。
前記第2配管ユニット22の第2取付基板25には、図3に示すように、前記エンドプレート12の酸化ガス入口15、冷却液入口17及び燃料オフガス出口14とそれぞれ連通する入口孔25a,25b、出口孔25cが形成されている。
前記第2取付基板25には図7及び図8に示すように、前記入口孔25a、即ち酸化ガス入口15と連通するように酸化ガス供給配管26の先端部が一体に連結されている。前記第2取付基板25には、前記入口孔25b、即ち冷却液入口17と連通するように冷却液供給配管27の先端が一体に連結されている。図7に示すように、前記酸化ガス供給配管26と冷却液供給配管27とは一体に成形され、酸化ガス供給配管26の酸化ガス供給通路26aと冷却液供給配管27の冷却液供給通路27aとは、一枚の隔壁28によって区画されている。
図1,8に示すように、前記第2配管ユニット22側の前記酸化ガス供給配管26の外側面には第2酸化オフガス導出配管33が一体に連結され、図10に示すように該導出配管33の一端は上向きに突出されている。そして、前記導出筒32及び第2酸化オフガス導出配管33の突出端部は、継手36によって連結されている。
図7,8に示すように、前記第2配管ユニット22の第2取付基板25には、前記出口孔25c、即ち燃料オフガス出口14と連通するように水素分離器41が一体に成形され、該水素分離器41の分離室43内には燃料オフガスから水素を分離するための構成(図示略)が設けられている。該水素分離器41の分離室43の水素ガスの出口44(図12参照)には、図4に示すようにポンプ45(図5参照)が接続され、該ポンプ45の吐出口(図示略)は、配管46を介して前記燃料ガス供給配管24の途中(図11参照)に接続されている。図8,12に示すように、前記水素分離器41には、その分離室43の燃料オフガスの出口47側に位置するように希釈器48が一体に形成されている。この希釈器48の希釈室49には複数枚の蛇行板50が交互に配設されている。前記希釈室49の下流側には連通孔51が形成され、該連通孔51によって前記希釈室49は前記導出配管33の第2酸化オフガス導出通路33aに連通されている。
図8に示すように、前記酸化ガス供給配管26、導出配管33及び希釈器48は、一体的に成形され、前記酸化ガス供給配管26の酸化ガス供給通路26aと、前記希釈器48の希釈室49は、一枚の隔壁52によって区画され、第2酸化オフガス導出通路33aと希釈室49も一枚の隔壁53によって区画されている。
この実施形態では、前記水素分離器41及び希釈器48が第2取付基板25の出口孔25c(燃料オフガス出口14)に接続される燃料オフガス配管としての機能を兼用している。
上述した第1及び第2配管ユニット21,22は、ポンプ45及び配管46を除いて、合成樹脂によりそれぞれ一体に成形するのが望ましいが、成形上困難な例えば燃料ガス供給配管24は、単独で別途成形して接続され、その他、水素分離器41及び希釈器48等も別体で成形して、連結されている。
次に、前記のように構成された燃料電池システムの動作について説明する。
図1及び図4において、図示しない水素ガスタンクから前記燃料ガス供給配管24に供給された水素ガスは、前記第1取付基板23に形成された入口孔23a及びエンドプレート12に形成された燃料ガス入口13を通して燃料電池スタック11のアノード側の燃料極に供給される。一方、図示しないコンプレッサから前記酸化ガス供給配管26の酸化ガス供給通路26aに供給された空気は、第2取付基板25の入口孔25a及びエンドプレート12の酸化ガス入口15を通して、燃料電池スタック11のカソード側の酸化剤極に供給される。さらに、図示しないポンプにより前記冷却液供給配管27の冷却液供給通路27aに供給された冷却液は、第2取付基板25の入口孔25b及びエンドプレート12の冷却液入口17を通して燃料電池スタック11の冷却用ジャケットに供給される。前記燃料電池スタック11の燃料極に供給された水素ガスと酸化剤極に供給された空気に含まれる酸素とは、電気化学的に反応して発電が行われ、図示しない電極端子から発電された電力が蓄電されて例えば自動車の走行用モータに供給される。
発電に用いられた水素ガスは、燃料オフガスとなって図13に示すエンドプレート12の燃料オフガス出口14及び第2取付基板25の出口孔25cから前記分離室43に供給される。該分離室43内において燃料オフガスに含まれる燃料ガスが分離され、該燃料ガスは図4に示す前記ポンプ45によって配管46から前記燃料ガス供給配管24に供給され、再利用される。又、分離室43内において大半の燃料ガスを分離された燃料オフガスは、図8に示す出口47から希釈器48の希釈室49に導かれ、該希釈室49の蛇行板50の蛇行通路を流れる間に、燃料オフガス中に含まれる水素ガスが希釈される。この希釈された燃料オフガスは、前記連通孔51から前記導出配管33の第2酸化オフガス導出通路33aに流入し、該第2酸化オフガス導出通路33aを流れる酸化オフガスによってさらに希釈されて、導出配管33から外部に排出される。
一方、燃料電池スタック11内の冷却用ジャケットにおいて、発電に生じた熱を冷却するために用いられた冷却液は、図6に示す前記エンドプレート12に形成された冷却液出口18から取付基板23に形成された出口孔23cを通して冷却液導出配管34の冷却液導出通路34a内に導出され、再び図示しない循環用のポンプによって熱交換器に導かれて、該熱交換器により冷却された後、前記冷却液供給配管27の冷却液供給通路27aに供給される。
次に、前記のように構成された燃料電池システムの効果について説明する。
(1)上記実施形態では、図7に示すように、前記酸化ガス供給配管26と冷却液供給配管27を一体化し、酸化ガス供給通路26aと冷却液供給通路27aとを一枚の隔壁28によって区画した。従って、コンプレッサによって断熱圧縮されて酸化ガス供給通路26aを通る高温の空気が冷却液供給通路27aを通る低温の冷却液によって効果的に冷却される。このため、燃料電池スタック11内の発電効率を向上することができる。又、酸化ガス供給配管26と冷却液供給配管27との間隔を無くして、両配管26,27の設置スペースを低減できるため、第2配管ユニット22の軽量・小型化を図ることができる。
(2)上記実施形態では、図6に示すように、前記第1酸化オフガス導出配管31と冷却液導出配管34とを一体化し、酸化オフガス導出通路31aと、冷却液導出通路34aとの接合部を一枚の隔壁35によって区画したので、酸化オフガス導出配管31と冷却液導出配管34の設置スペースを低減でき、第1配管ユニット21の軽量・小型化を図ることができる。
(3)上記実施形態では、図8に示すように、前記酸化ガス供給配管26、導出配管33及び希釈器48を一体化し、酸化ガス供給通路26aと希釈室49とを一枚の隔壁52によって区画し、第2酸化オフガス導出通路33aと希釈室49を一枚の隔壁53によって区画した。このため、酸化ガス供給配管26、導出配管33及び希釈器48の設置スペースを低減でき、酸化ガス供給配管26、導出配管33及び希釈器48の軽量・小型化を図ることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図14に示すように、前記冷却液供給配管27により前記ポンプ45のハウジングを包囲した状態でポンプ45のハウジングの外表面に冷却液供給配管27の外周面を接触させる。このことにより、冷却液供給通路27aを流れる冷却液によって前記ポンプ45を冷却できる。この場合には、前記ポンプ45が冷却されるので、該ポンプ45によって配管46から燃料ガス供給配管24に供給される水素ガスを適正な温度に冷却することができ、発電効率を向上することができる。
・前記第1配管ユニット21及び第2配管ユニット22を一体的に構成してもよい。
次に、前記のように構成された実施形態から把握される技術的思想について以下に説明する。
(技術的思想1)請求項3において、前記ポンプのハウジングには、前記冷却液供給配管が接触されていることを特徴とする燃料電池システム。
(技術的思想2)請求項3又は技術的思想1において、第1取付基板には、前記燃料ガス供給配管、第1酸化オフガス配管及び冷却液導出配管が第1配管ユニットとして一体的に連結され、第2取付基板には、前記酸化ガス供給配管、冷却液供給配管、第2酸化オフガス配管、分離器及び希釈器が第2配管ユニットとして一体的に連結され、前記第1酸化オフガス配管及び第2酸化オフガス配管は、継手により連結されるように構成したことを特徴とする燃料電池システム。
11…燃料電池スタック、12…エンドプレート、21…第1配管ユニット、22…第2配管ユニット、23…第1取付基板、24…燃料ガス供給配管、25…第2取付基板、26…酸化ガス供給配管、27…冷却液供給配管、31…第1酸化オフガス導出配管、33…導出配管、34…冷却液導出配管、35…隔壁、41…水素分離器、43…分離室、45…ポンプ、46…配管、48…希釈器、49…希釈室。

Claims (3)

  1. 燃料電池の燃料極の入口及び出口にそれぞれ燃料ガス供給配管及び燃料オフガス配管を接続し、酸化剤極の入口及び出口にそれぞれ酸化ガス供給配管及び酸化オフガス配管を接続し、前記燃料電池内の冷却用ジャケットの入口及び出口にそれぞれ冷却液供給配管及び冷却液導出配管を接続した燃料電池システムにおいて、
    前記酸化ガス供給配管と冷却液供給配管とを一体化して、酸化ガス通路と冷却液通路とを一枚の隔壁により区画したことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1において、前記酸化オフガス配管と冷却液導出配管とを一体化し、酸化オフガス通路と冷却液導出通路とを一枚の隔壁により区画したことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1又は2において、前記燃料オフガス配管には、燃料オフガス中に含まれる燃料ガスを分離するための分離器が設けられ、該分離器により分離された燃料ガスは、ポンプ及び配管により前記燃料ガス供給配管に導かれ、前記分離器には、該分離器から導出された燃料オフガスに含まれる燃料ガスを希釈するための希釈器が設けられ、該希釈器のハウジングと前記酸化オフガス配管とは一体化され、前記希釈器の希釈室と、酸化オフガス配管の酸化オフガス通路とは、一枚の隔壁によって区画されていることを特徴とする燃料電池システム。
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