JP2012028078A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各配管の設置スペースを狭くして、軽量・小型化を図ることができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池スタック11に接合されたエンドプレート12の表面にケース21を装着する。ケース21の半円筒部21aの内部に隔壁51、52、53を設け、燃料ガス供給通路32、冷却水排出通路35、冷却液供給通路37及び酸化ガス供給通路43を区画形成する。各通路の共通の隔壁51〜53によって、各通路内の圧力が打ち消しあい、半円筒部21aによって通路内の圧力が分散され、耐圧性能が向上する。
【選択図】図8

Description

本発明は、燃料電池システムに係り、詳しくは発電効率を向上することができるとともに、軽量・小型化を図ることができる燃料電池システムに関するものである。
近年、環境に優しい電気自動車として、固体高分子型の燃料電池システムを搭載したものが開発されつつある。上記の燃料電池システムに用いられる燃料電池は、多数の発電セルを積層して構成されている。各発電セルは、水素イオン伝導性の固体高分子電解質膜の両面に、白金触媒を担持したアノード側及びカソード側のカーボン電極を積層するとともに、両カーボン電極の表面に反応ガスをそれぞれ供給するためのラスカットメタルよりなるガス通路形成部材をそれぞれ積層し、両ガス通路形成部材の表面に平板状のセパレータをそれぞれ積層して構成されている。
前記アノード電極に燃料ガスとして水素ガスが供給され、カソード電極に酸化ガスとして空気(酸素ガス)が供給される。そして、アノード電極側では、水素ガスがイオン化されて固体高分子電解質膜を透過して、カソード電極に移動し、該カソード電極側では水素イオンが酸素と反応して水が生成され、この生成水の一部はカソード電極側から前記固体高分子電解質膜を透過してアノード電極側に浸透水として流入する。アノード電極の電子は外部負荷を通ってカソード電極に移動される。これらの一連の電気化学反応によって電気エネルギーが取り出される。
上述した燃料電池として、特許文献1に開示されたものが提案されている。この燃料電池は、セルモジュールの両端部をエンドプレートによって締結保持した燃料電池スタックをスタックケース内に収容して構成されている。一方のエンドプレート側にはターミナルが設置され、電動機に高電圧が供給される。この特許文献1においては、他方のエンドプレートは、電気絶縁性部材で形成されており、水素ガス、空気及び冷却液がそれぞれ供給及び導出される複数本の配管が独立して接続されているので、配管群の設置スペースが広くなるとともに、軽量・小型化を図ることができないという問題があった。
上記の問題を解消するため、従来、特許文献2に開示された燃料電池システムが提案されている。この燃料電池システムは、内部に複数のマニホールドを備え、一つの面に複数のマニホールドのそれぞれの入口及び出口を備える燃料電池スタックに、樹脂製の一つの部品からなる配管部品が取り付けられている。この配管部品は燃料電池スタックの一つの面と接触する部位を備え、該部位の複数のマニホールドの入口及び出口に対応する位置から該部位を貫通して延びる複数の流体通路、すなわち水素入口通路、水素出口通路、空気入口通路、空気出口通路、冷却液入口通路及び冷却液出口通路を備えている。前記配管部品が燃料電池スタックの一つの面に取り付けられた状態で、複数の流体通路がそれぞれ対応するマニホールドに接続されている。
特開2005−332674号公報 特開2008−177100号公報
ところが、特許文献2に開示された燃料電池システムは、前記配管部品が一つの部品としてユニット化されているので、構造を簡素化することができるが、前述した複数の流体通路を形成する複数の配管は、それぞれ独立して配設されていたので、次のような問題があった。即ち、複数の配管がそれぞれ所定の間隔をおいて配設されていたので、各配管の設置スペースが広くなり、配管の軽量・小型化を図ることができない。
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、各配管の設置スペースを狭くして、軽量・小型化を図ることができる燃料電池システムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、燃料電池のエンドプレートに形成された燃料極の入口及び出口にそれぞれ燃料ガス供給配管及び燃料オフガス配管を接続し、酸化剤極の入口及び出口にそれぞれ酸化ガス供給配管及び酸化オフガス配管を接続し、前記燃料電池内の冷却用ジャケットの入口及び出口にそれぞれ冷却液供給配管及び冷却液導出配管を接続した燃料電池システムにおいて、前記エンドプレートに接合された配管用ケースの内部に燃料ガス供給通路、酸化オフガス通路、酸化ガス供給通路、酸化オフガス通路、冷却液供給通路及び冷却水排出通路の少なくとも二つの通路を共通の隔壁によって区画するとともに、区画された通路の外側壁を弧状に膨出させたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記配管用ケース内の燃料ガス供給通路、燃料オフガス通路、酸化ガス供給通路、酸化オフガス通路、冷却液供給通路及び冷却液排出通路は、複数の隔壁によって区画されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記冷却液供給通路と酸化ガス供給通路とが隔壁によって区画されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記配管用ケースは、半円筒部と、該半円筒部の両端に一体に成形された第1及び第2端板とによって構成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記配管用ケースは、四角環状に一体成形され、前記燃料ガス供給通路と酸化オフガス通路が隔壁によって区画され、冷却液供給通路と酸化ガス供給通路とが隔壁によって区画され、燃料ガス供給通路と冷却液供給通路とが隔壁によって区画され、酸化オフガス通路、冷却水排出通路及び燃料オフガス排出通路が隔壁によって区画されていることを要旨とする。
(作用)
この発明は、各配管用ケースの内部に複数の通路が共通の隔壁により区画されているので、各通路内の圧力が打ち消し合い、耐圧性能を向上することができ、各配管用ケースの設置スペースを低減し、燃料電池の配管用ケースを軽量・小型化することができる。又、この発明は、隔壁により区画された各通路の外側壁が弧状に膨出されているので、各通路内の流体の圧力が分散され、この点からも耐圧性能を向上することができ、燃料電池の配管用ケースを軽量・小型化することができる。
本発明によれば、各配管用ケースの設置スペースを狭くして、軽量・小型化を図ることができる。
この発明の燃料電池システムを具体化した第1の実施形態を示す要部の斜視図。 燃料電池スタック及びエンドプレートの斜視図。 燃料電池スタックの正面図。 図3の4−4線断面図。 図3の5−5線断面図。 図3の6−6線断面図。 図3の7−7線断面図。 図3の8−8線断面図。 図3の9−9線断面図。 図3の10−10線断面図。 図3の11−11線断面図。 この発明の燃料電池システムの第2の実施形態を示す部分正面図。 図12の13−13線断面図。 図12の14−14線断面図。 図12の15−15線断面図。 図12の16−16線断面図。 図12の17−17線断面図。 この発明の燃料電池システムの第3の実施形態を示す正面図。 図18の19−19線断面図。 この発明の燃料電池システムの第4の実施形態を示す部分正面図。 図20の21−21線断面図。 この発明の燃料電池システムの第5の実施形態を示す部分正面図。 図22の23−23線断面図。 この発明の燃料電池システムの第6の実施形態を示す部分正面図。 図24の25−25線断面図。
以下、本発明を自動車の燃料電池システムとして具体化した第1の実施形態を図1〜図11に従って説明する。
この実施形態の燃料電池システムは、燃料電池スタック11を有している。この燃料電池スタック11は、多数の発電セル(図示略)を積層して構成されている。各発電セルの燃料極に燃料ガスとして水素ガスが供給され、酸化剤極に酸化ガスとして空気(酸素ガス)が供給される。そして、水素ガスと酸素の電気化学反応によって電気エネルギーが取り出される。この電気化学反応に際しては、水が生成される。
図2に示すように、前記燃料電池スタック11の一端面には絶縁材よりなるエンドプレート12が図示しないボルトにより接合固定されている。このエンドプレート12の図示左側上部には、燃料ガス入口13が形成され、図示右側下部には燃料オフガス出口14が形成されている。前記エンドプレート12の下部には水平方向に延びる酸化ガス入口15が形成され、エンドプレート12の上部には水平方向に延びる酸化オフガス出口16が形成されている。前記エンドプレート12の図示左側下部には燃料電池スタック11の内部に形成された冷却用ジャケットに連なる冷却液入口17が形成され、エンドプレート12の図示右側上部には冷却液出口18が形成されている。
図1及び図3に示すように前記燃料電池スタック11のエンドプレート12には、1つの配管用ケース21が取り外し可能に装着されている。この配管用ケース21は、半円筒部21aと、該半円筒部21aの両端にそれぞれ一体に成形された第1端板21b及び第2端板21cと、前記半円筒部21a及び両端板21b,21cの端縁に一体に成形されたフランジ部21dとを備えている。このフランジ部21dが前記エンドプレート12の表面に接触された状態で、図示しないボルトによりエンドプレート12に締め付け固定されている。
図1及び図3に示すように前記配管用ケース21の第2端板21cには、燃料ガス供給配管22が突設されている。同じく第2端板21cには、燃料オフガス配管23が突設されている。第1端板21bには、酸化ガス供給配管24が突設されている。前記第2端板21cには、酸化オフガス配管25が突設されている。前記第1端板21bには、冷却液供給配管26が突設されている。同じく第1端板21bには、冷却液排出配管27が突設されている。
次に、図4〜図11に基づいて、ケース21内の各種の通路について説明する。
図4に示すように、前記ケース21の上部の内部には、前記燃料ガス供給配管22から燃料ガス入口13に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給通路32と前記酸化オフガス出口16に連通する酸化オフガス通路33とが隔壁31によって区画形成されている。
図5に示すように、前記ケース21の中間上部の内部には、前記冷却液出口18から排出された冷却液を、前記冷却液排出配管27に導くための冷却水排出通路35と、前記酸化オフガス通路33とが隔壁34によって区画形成されている。ケース21の中間上部の内部には、前記冷却液入口17に連通する冷却液供給通路37と、前記酸化オフガス通路33とが隔壁36によって区画形成されている。
図6に示すように、前記ケース21の中間下部の内部には、前記酸化ガス供給配管24から酸化ガスを前記酸化ガス入口15に供給するための酸化ガス供給通路43と、前記酸化オフガス出口16に連通された酸化オフガス通路44と、前記冷却液出口18に連通された冷却水排出通路35とがそれぞれ隔壁41,42によって区画形成されている。
図7に示すように、前記ケース21の下部の内部には、前記酸化オフガス通路33と、前記冷却液供給通路37とが隔壁45によって区画されている。又、前記酸化ガス供給通路43と、前記燃料オフガス出口14から排出された燃料オフガスを前記燃料オフガス配管23に排出するための燃料オフガス排出通路48とが隔壁46,47によって、区画形成されている。
図8に示すように、前記ケース21の図示左部の内部には、前記冷却液供給通路37と、前記燃料ガス供給通路32、前記冷却水排出通路35及び酸化ガス供給通路43とが隔壁51,52,53によって、区画形成されている。
図9に示すように、前記ケース21の図示左中間部の内部には、酸化オフガス通路33と、燃料ガス供給通路32、冷却水排出通路35及び酸化ガス供給通路43とが隔壁51〜55によって、区画形成されている。
図10に示すように、前記ケース21の内部の図示右中間部には、酸化オフガス通路33と、燃料ガス供給通路32及び冷却水排出通路35とが隔壁51,52,54によって区画形成されている。又、隔壁61,62によって前記酸化ガス供給通路43が区画形成されている。
図11に示すように、前記ケース21の図示右部の内部には、前記冷却水排出通路35と、燃料ガス供給通路32、酸化オフガス通路33及び燃料オフガス排出通路48とが隔壁51、54、62、63、64によって区画形成されている。
次に、前記のように構成された燃料電池システムの作用について説明する。
図1及び図4において、図示しない水素ガスタンクから前記燃料ガス供給配管22に供給された水素ガスは、図4に示す燃料ガス供給通路32及びエンドプレート12の燃料ガス入口13を通して燃料電池スタック11のアノード側の燃料極に供給される。一方、図示しないコンプレッサから図6に示す前記酸化ガス供給配管24に供給された空気は、酸化ガス供給通路43及びエンドプレート12の酸化ガス入口15を通して、燃料電池スタック11のカソード側の酸化剤極に供給される。さらに、図示しないポンプにより前記冷却液供給配管26に供給された冷却液は、ケース21内の冷却液供給通路37及びエンドプレート12の冷却液入口17を通して燃料電池スタック11の冷却用ジャケットに供給される。前記燃料電池スタック11の燃料極に供給された水素ガスと酸化剤極に供給された空気に含まれる酸素とは、電気化学的に反応して発電が行われ、図示しない電極端子から発電された電力が蓄電されて例えば自動車の走行用モータに供給される。
発電に用いられた水素ガスは、燃料オフガスとなって図7及び図11に示すエンドプレート12の燃料オフガス出口14及びケース21内の燃料オフガス排出通路48及び燃料オフガス配管23から外部に排出される。なお、燃料オフガスに含まれる燃料ガスは図示しない分離装置によって分離されて、前記燃料ガス供給配管22に供給され、再利用される。
発電に用いられた酸化ガスは、酸化オフガスとなって、図4、図7及び図9に示すエンドプレート12の酸化オフガス出口16、酸化オフガス通路33及び酸化オフガス配管25を通して外部に排出される。
一方、燃料電池スタック11内の冷却用ジャケットにおいて、発電に生じた熱を冷却するために用いられた冷却液は、図5に示す前記エンドプレート12に形成された冷却液出口18からケース21内の冷却水排出通路35及び冷却液排出配管27を通して外部に排出され、再び図示しない循環用のポンプによって熱交換器に導かれて、該熱交換器により冷却された後、前記冷却液供給配管26に供給される。
次に、前記のように構成された燃料電池システムの効果について説明する。
(1)第1の実施形態では、図4〜図11に示すように、前記ケース21の内部に共通の隔壁によって、燃料ガス供給通路32、酸化オフガス通路33、冷却液供給通路37、冷却水排出通路35、酸化ガス供給通路43、酸化オフガス通路44及び燃料オフガス排出通路48を区画形成した。このため、各通路の設置スペースを低減して、配管用ケース21の軽量・小型化を図ることができる。
(2)第1の実施形態では、図1及び図8〜図11に示すように、ケース21に弧状に膨出された半円筒部21aを形成した。このため、燃料ガス供給通路32及び酸化ガス供給通路43に供給される高圧の燃料ガスの圧力及び酸化ガスの圧力に対する耐圧性能を向上することができ、この点からも配管用ケースの軽量・小型化を図ることができる。
(3)第1の実施形態では、図6〜図8に示すように、隔壁36,41,52によって、冷却液供給通路37と酸化ガス供給通路43を区画した。このためコンプレッサによって断熱圧縮されて酸化ガス供給通路43を通る高温の空気が冷却液供給通路37を通る低温の冷却液によって効果的に冷却される。従って、燃料電池スタック11内の発電効率を向上することができる。
(第2の実施形態)
次に、この発明を具体化した第2の実施形態を図12〜図17に基づいて説明する。なお、以下に示す各実施形態において、第1の実施形態と同様な機能を有する部材については、同一の符号を付して構成の説明を省略する。
この実施形態においては、前記エンドプレート12に対し、前記燃料ガス入口13、燃料オフガス出口14、酸化ガス入口15、酸化オフガス出口16、冷却液入口17及び冷却液出口18に共通の配管用ケース65が取り外し可能に装着されている。前記ケース65は図12に示すように、正面から見て四角環状に形成されている。
図13に示すように、前記ケース65は前記酸化オフガス通路33と対応する円弧状部65aを備えている。ケース65の内部には、酸化オフガス通路33と、前記燃料ガス供給通路32とが円筒状の隔壁66によって区画形成されている。図14に示すように、前記ケース65には前記酸化ガス供給通路43と対応する円弧状部65bが成形されている。ケース65の内部には、酸化ガス供給通路43と、前記冷却液供給通路37及び燃料オフガス排出通路48とが隔壁67,68によって区画形成されている。図15に示すように、前記ケース65には冷却液供給通路37を形成する円弧状部65cが成形されている。ケース65の内部には、冷却液供給通路37と、前記燃料ガス供給通路32とが隔壁69によって区画形成されている。
図17に示すように、ケース65には前記酸化オフガス通路33及び冷却水排出通路35を形成する円弧状部65dが形成されている。ケース65の内部には、冷却水排出通路35と、前記酸化オフガス通路33がと隔壁70によって区画形成されている。又、前記ケース65の内部には、冷却水排出通路35と燃料オフガス排出通路48とが隔壁70aによって区画形成されている。
上記の第2の実施形態においても、配管用ケース65の内部に各通路32,33,35,37,43,48が共通の隔壁66,67,68,69,70,70aによって区画されているので、各通路の設置スペースを低減して、配管用ケース21の軽量・小型化を図ることができる。
又、第2の実施形態では、配管用ケース65に円弧状部65a〜65dが形成されている。このため、酸化オフガス通路33、酸化ガス供給通路43、冷却液供給通路37及び冷却水排出通路35、燃料オフガス排出通路48等に供給される高圧の燃料ガスの圧力及び酸化ガスの圧力に対する耐圧性能を向上することができ、この点からも配管用ケース65の軽量・小型化を図ることができる。
さらに、この第2の実施形態では、配管用ケース65が一つの部品に形成されるとともに、その内側が空洞になっているので、エンドプレート12に対する配管用ケース65の脱着を容易に行うことができるとともに、ケースを軽量化することができる。
(第3の実施形態)
図18に示すように、この実施形態においては、エンドプレート12の前記燃料ガス入口13及び冷却液入口17と対応するように、ケース71が取り外し可能に装着されている。前記エンドプレート12の酸化ガス入口15と対応するようにケース73が装着され、酸化オフガス出口16と対応するようにケース74が装着され、燃料オフガス出口14と対応するように燃料オフガス配管23が装着され、冷却液出口18と対応するようにケース75が装着されている。図19に示すように、前記ケース71は、円弧状部71aを備え、ケース71の内部には、隔壁72によって、燃料ガス供給通路32と冷却液供給通路37とが区画形成されている。
なお、第3〜第6の実施形態も共通の隔壁及びケースが円弧状部である効果は、第1の実施形態の(1)及び(2)の効果と同様であるため、説明を省略する。
(第4の実施形態)
図20及び図21に示すように、前記エンドプレート12の燃料ガス入口13及び酸化オフガス出口16に共通するケース76が取り外し可能に装着されている。前記ケース76は円弧状部76aを備え、ケース76の内部には、隔壁77によって、燃料ガス供給通路32と酸化オフガス通路33とが区画形成されている。
(第5の実施形態)
図22及び図23に示す第5の実施形態においては、エンドプレート12の表面に対し前記燃料オフガス出口14と冷却液出口18に共通のケース81が取り外し可能に装着されている。前記ケース81は、円弧状部81aを備えている。ケース81の内部には、隔壁82によって冷却水排出通路35と燃料オフガス排出通路48とが区画形成されている。
(第6の実施形態)
図24及び図25に示す第5の実施形態においては、エンドプレート12の表面に対し、前記燃料オフガス出口14及び酸化ガス入口15に共通のケース83が取り外し可能に装着されている。前記ケース83は円弧状部83aを備えている。前記ケース83の内部には、隔壁84によって酸化ガス供給通路43と燃料オフガス排出通路48とが区画形成されている。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図1に示すケース21の外形を、半球状にしてもよい。
・前記ケース21を、複数のケース片に分割し、それらをシール材を介して接合するようにしてもよい。
12…エンドプレート、21,65…配管用ケース、21a…半円筒部、21b…第1端板、21c…第2端板、22…燃料ガス供給配管、23…燃料オフガス配管、24…酸化ガス供給配管、25…酸化オフガス配管、26…冷却液供給配管、31,34,36,41,42,45,46,47,51,51−55,52,53,54,61,62,66,67,68,69,70,70a,72,77,82,84…隔壁、32…燃料ガス供給通路、32,33,35,37,43,48…通路、33,44…酸化オフガス通路、35…冷却水排出通路、37…冷却液供給通路、43…酸化ガス供給通路、48…燃料オフガス排出通路。

Claims (5)

  1. 燃料電池のエンドプレートに形成された燃料極の入口及び出口にそれぞれ燃料ガス供給配管及び燃料オフガス配管を接続し、酸化剤極の入口及び出口にそれぞれ酸化ガス供給配管及び酸化オフガス配管を接続し、前記燃料電池内の冷却用ジャケットの入口及び出口にそれぞれ冷却液供給配管及び冷却液導出配管を接続した燃料電池システムにおいて、
    前記エンドプレートに接合された配管用ケースの内部に燃料ガス供給通路、酸化オフガス通路、酸化ガス供給通路、酸化オフガス通路、冷却液供給通路及び冷却水排出通路の少なくとも二つの通路を共通の隔壁によって区画するとともに、区画された通路の外側壁を弧状に膨出させたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1において、前記配管用ケース内の燃料ガス供給通路、燃料オフガス通路、酸化ガス供給通路、酸化オフガス通路、冷却液供給通路及び冷却液排出通路は、複数の隔壁によって区画されていることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1又は2において、前記冷却液供給通路と酸化ガス供給通路とが隔壁によって区画されていることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、前記配管用ケースは、半円筒部と、該半円筒部の両端に一体に成形された第1及び第2端板とによって構成されていることを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項において、前記配管用ケースは、四角環状に一体成形され、前記燃料ガス供給通路と酸化オフガス通路が隔壁によって区画され、冷却液供給通路と酸化ガス供給通路とが隔壁によって区画され、燃料ガス供給通路と冷却液供給通路とが隔壁によって区画され、酸化オフガス通路、冷却水排出通路及び燃料オフガス排出通路が隔壁によって区画されていることを特徴とする燃料電池システム。
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