JP6059615B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、電解質の両側に電極が配設される電解質・電極構造体とセパレータとを有する発電セルが積層される積層体を備え、前記積層体の積層方向両側には、ターミナルプレート及び樹脂製エンドプレートが外方に向かって配設される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、それぞれ電極触媒(電極触媒層)及び多孔質カーボン(ガス拡散層)を有するアノード電極とカソード電極とを配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。電解質膜・電極構造体は、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持されることにより発電セルを構成している。発電セルは、所定の数だけ積層されることにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
通常、燃料電池は、所望の発電力を得るために、発電セルを所定数(例えば、数十〜数百)だけ積層した積層体を採用している。そして、積層体の積層方向両端には、ターミナルプレート、インシュレータ及びエンドプレートが、外方に向かって配設されるとともに、一対の前記エンドプレート間には、所定の締め付け荷重が付与されている。
この種の燃料電池スタックでは、軽量化が望まれており、例えば、金属製のエンドプレートに代えて樹脂製のエンドプレートを用いる構成が提案されている。例えば、特許文献1に開示されている燃料電池では、単電池モジュールを複数積層した状態で、両端に一対の集電板(ターミナルプレート)と樹脂の一対の端板(エンドプレート)とが配置されている。
特許第5136051号公報
しかしながら、上記の燃料電池では、積層体の積層方向に所望の締め付け荷重を付与する必要がある。このため、樹脂製の端板自体の剛性を確保しなければならず、前記端板を相当に肉厚に構成することが考えられる。従って、燃料電池スタック全体が積層方向に大型化するという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、軽量且つコンパクトな構成で、樹脂製エンドプレートの剛性を良好に確保することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池スタックは、電解質の両側に電極が配設される電解質・電極構造体とセパレータとを有する発電セルが積層される積層体を備えている。積層体の積層方向両側には、ターミナルプレート及び樹脂製エンドプレートが外方に向かって配設されている。そして、樹脂製エンドプレートと別部材であるターミナルプレートの電極面に平行な面内で樹脂製エンドプレートとの当接面には、補強用リブが設けられている。さらに、樹脂製エンドプレートには、補強用リブが設けられるとともに、樹脂製エンドプレートの補強用リブは、ターミナルプレートの補強用リブと積層方向から見て重なる位置に設けられている。
また、この燃料電池スタックでは、ターミナルプレートは、樹脂製エンドプレートに当接する面に複数の凹部を形成することにより補強用リブが設けられることが好ましい。
さらに、この燃料電池スタックでは、ターミナルプレートの外形寸法は、樹脂製エンドプレートの外形寸法よりも小さく設定されることが好ましい。樹脂製エンドプレートには、ターミナルプレートの外周を嵌合させる凹部が形成されている。
さらにまた、ターミナルプレートの補強用リブは格子状に形成されている。
また、この燃料電池スタックでは、樹脂製エンドプレートの補強用リブは、前記樹脂製エンドプレートの中央部側の高さが周縁部側の高さよりも高く設定されることが好ましい。
さらに、この燃料電池スタックでは、ターミナルプレートの面内には、樹脂製エンドプレート側に突出する端子部が一体に設けられることが好ましい。
本発明によれば、樹脂製エンドプレートに隣接するターミナルプレートの電極面に平行な面内には、補強用リブが設けられている。このため、ターミナルプレート自体の軽量化を図るとともに、樹脂製エンドプレートの剛性を確実に補強することができる。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの一部分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの、図2中、III−III線断面図である。 前記燃料電池スタックを構成する発電セルの分解斜視説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10は、複数の発電セル12が水平方向(矢印A方向)に積層された積層体14を備える。積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a及び樹脂製エンドプレート18aが外方に向かって、順次、配設される(図2参照)。積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b及び樹脂製エンドプレート18bが外方に向かって、順次、配設される。ターミナルプレート16a、16bは、電気導電性を有する材料、例えば、銅、アルミニウム又はステンレスにより構成される。樹脂製エンドプレート18a、18bは、電気絶縁性を有する。
図1に示すように、樹脂製エンドプレート18a、18bは、横長(縦長でもよい)の長方形状を有するとともに、各辺間には、連結バー20が配置される。各連結バー20は、両端を樹脂製エンドプレート18a、18bの内面にボルト22を介して固定され、複数の積層された発電セル12に積層方向(矢印A方向)の締め付け荷重を付与する。
なお、連結バー20は、樹脂製エンドプレート18a、18bの側面(厚さ方向)に配置され、各側面にボルト締めされてもよい。また、燃料電池スタック10では、樹脂製エンドプレート18a、18bを端板とする筐体を備え、前記筐体内に積層体14を収容するように構成してもよい。
発電セル12は、図3及び図4に示すように、電解質膜・電極構造体24が、第1セパレータ26及び第2セパレータ28に挟持される。第1セパレータ26及び第2セパレータ28は、金属セパレータを採用する。第1セパレータ26及び第2セパレータ28は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属薄板を波形にプレス成形して構成される。なお、第1セパレータ26及び第2セパレータ28は、金属セパレータに代えて、例えば、カーボンセパレータを用いてもよい。
発電セル12の矢印B方向(図4中、水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス供給連通孔30a及び燃料ガス排出連通孔32bが設けられる。酸化剤ガス供給連通孔30aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する。燃料ガス排出連通孔32bは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する。酸化剤ガス供給連通孔30aと燃料ガス排出連通孔32bとは、矢印C方向(鉛直方向)に配列される。
発電セル12の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔32a、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔30bが設けられる。燃料ガス供給連通孔32aと酸化剤ガス排出連通孔30bとは、矢印C方向に配列される。
発電セル12の矢印C方向の上端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、冷却媒体を供給するための冷却媒体供給連通孔34aが設けられる。発電セル12の矢印C方向の下端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔34bが設けられる。
第1セパレータ26の電解質膜・電極構造体24に向かう面26aには、酸化剤ガス供給連通孔30aと酸化剤ガス排出連通孔30bとに連通する酸化剤ガス流路36が設けられる。酸化剤ガス流路36は、水平方向(矢印B方向)に延在する複数本の流路溝を有する。
第2セパレータ28の電解質膜・電極構造体24に向かう面28aには、燃料ガス供給連通孔32aと燃料ガス排出連通孔32bとに連通する燃料ガス流路38が設けられる。燃料ガス流路38は、水平方向(矢印B方向)に延在する複数本の流路溝を有する。
互いに隣接する発電セル12を構成する第1セパレータ26の面26bと、第2セパレータ28の面28bとの間には、冷却媒体供給連通孔34aと冷却媒体排出連通孔34bとを連通する冷却媒体流路40が設けられる。冷却媒体流路40は、鉛直方向(矢印C方向)に延在する。
第1セパレータ26及び第2セパレータ28には、シール部材42及びシール部材44が、一体的又は個別に設けられる。シール部材42、44としては、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン、又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が使用される。
電解質膜・電極構造体24は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜(又は炭化水素系膜)に水が含浸された固体高分子電解質膜46と、前記固体高分子電解質膜46を挟持するカソード電極48及びアノード電極50とを備える。
固体高分子電解質膜46は、カソード電極48及びアノード電極50よりも大きな平面寸法(表面寸法)を有している。なお、電解質膜・電極構造体24は、カソード電極48とアノード電極50とが互いに異なる平面寸法(表面寸法)に設定される段差MEAを構成してもよい。
カソード電極48及びアノード電極50は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜46の両面に形成されている。
図2及び図3に示すように、ターミナルプレート16a、16bの略中央には、積層方向外方に延在する端子部52a、52bが設けられる。端子部52a、52bは、ターミナルプレート16a、16bの面16as、16bsに、例えば、摩擦撹拌溶接(FSW)により一体化してもよく、また、ねじ止め構造等により一体化してもよい。端子部52a、52bは、樹脂製エンドプレート18a、18bの孔部56a、56bを貫通して前記樹脂製エンドプレート18a、18bの外部に突出する。端子部52a、52bは、樹脂製エンドプレート18a、18bを貫通することなく、側面から突出してもよく、ターミナルプレート16a、16bと電気的に接続していればよく、設置位置は特に限定されない。
ターミナルプレート16a、16bの樹脂製エンドプレート18a、18bに当接する面(電極面に平行な面)16as、16bsには、第1補強用リブ58a、58bが設けられる。第1補強用リブ58a、58bは、面16as、16bsにそれぞれ複数の略矩形状の凹部60a、60bを水平方向及び鉛直方向に配列して形成することにより、例えば、格子状に設けられる。なお、凹部60a、60bの形状及び個数は、種々変更可能である。ターミナルプレート16a、16bの発電セル12側の面は、平坦な形状を有しており、隣接する前記発電セル12のセパレータ(第1セパレータ26、第2セパレータ28)に当接する。
樹脂製エンドプレート18a、18bの中央部には、積層体14側の端部が開口される凹状収容部62a、62bが形成される。凹状収容部62a、62bを構成する底面の略中央には、孔部56a、56bが連通するとともに、前記凹状収容部62a、62bには、ターミナルプレート16a、16bの外周が嵌合する。
図1及び図2に示すように、樹脂製エンドプレート18a、18bの外面(積層体14側とは反対の面)18as、18bsには、第2補強用リブ64a、64bが設けられる。第2補強用リブ64a、64bは、ターミナルプレート16a、16bの第1補強用リブ58a、58bと積層方向から見て重なる位置に設けられる。
第2補強用リブ64a、64bは、外面18as、18bsにそれぞれ複数の略矩形状の凹部66a、66bを水平方向及び鉛直方向に配列して形成することにより、例えば、格子状に設けられる。凹部66a、66bは、ターミナルプレート16a、16bの凹部60a、60bと同一の開口寸法を有し、且つ、積層方向から見て重なる位置に設けられる。なお、凹部66a、66bの形状及び個数は、凹部60a、60bに対応して種々変更可能である。
第2補強用リブ64a、64bは、図2に示すように、樹脂製エンドプレート18a、18bの中央部側の高さt1が周縁部側の高さt2よりも高く設定される(t1>t2)。第2補強用リブ64a、64bは、樹脂製エンドプレート18a、18bの長手方向(矢印B方向)に沿って円弧状に湾曲することにより、前記樹脂製エンドプレート18a、18bの剛性を向上させている。なお、第2補強用リブ64a、64bは、直線状でもよい。
樹脂製エンドプレート18aには、酸化剤ガス供給連通孔30a、酸化剤ガス排出連通孔30b、燃料ガス供給連通孔32a及び燃料ガス排出連通孔32bが形成される。樹脂製エンドプレート18aは、酸化剤ガス供給連通孔30a及び酸化剤ガス排出連通孔30bに配設される酸化剤ガス入口マニホールド68a及び酸化剤ガス出口マニホールド68bを備える。樹脂製エンドプレート18aは、燃料ガス供給連通孔32a及び燃料ガス排出連通孔32bに配設される燃料ガス入口マニホールド70a及び燃料ガス出口マニホールド70bを備える。
樹脂製エンドプレート18bには、冷却媒体供給連通孔34a及び冷却媒体排出連通孔34bが形成される。樹脂製エンドプレート18bは、冷却媒体供給連通孔34a及び冷却媒体排出連通孔34bに配設される冷却媒体入口マニホールド72a及び冷却媒体出口マニホールド72bを備える。本実施形態では、燃料電池スタック10の積層体14の端部にばね部材が設けられることがなく、ターミナルプレート16a、16bは、直接端部の発電セル12に当接する。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、酸素含有ガス等の酸化剤ガスは、樹脂製エンドプレート18aの酸化剤ガス入口マニホールド68aから酸化剤ガス供給連通孔30aに供給される。水素含有ガス等の燃料ガスは、樹脂製エンドプレート18aの燃料ガス入口マニホールド70aから燃料ガス供給連通孔32aに供給される。純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体は、樹脂製エンドプレート18bの冷却媒体入口マニホールド72aから冷却媒体供給連通孔34aに供給される。
酸化剤ガスは、図4に示すように、酸化剤ガス供給連通孔30aから第1セパレータ26の酸化剤ガス流路36に導入される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路36に沿って水平方向(矢印B方向)に流動しながら、電解質膜・電極構造体24を構成するカソード電極48に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔32aから第2セパレータ28の燃料ガス流路38に導入される。この燃料ガスは、燃料ガス流路38に沿って水平方向(矢印B方向)に流動しながら、電解質膜・電極構造体24を構成するアノード電極50に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体24では、カソード電極48に供給される酸化剤ガスと、アノード電極50に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード電極48に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔30bに沿って矢印A方向に流通し、樹脂製エンドプレート18aの酸化剤ガス出口マニホールド68bから排出される(図1参照)。一方、アノード電極50に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔32bに沿って矢印A方向に流通し、樹脂製エンドプレート18aの燃料ガス出口マニホールド70bから排出される。
また、冷却媒体供給連通孔34aに供給された冷却媒体は、第1セパレータ26及び第2セパレータ28間の冷却媒体流路40に導入された後、矢印C方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体24を冷却した後、冷却媒体排出連通孔34bから樹脂製エンドプレート18bの冷却媒体出口マニホールド72bに排出される。
この場合、本実施形態では、図2に示すように、樹脂製エンドプレート18aに隣接するターミナルプレート16aの面16as内には、複数の凹部60aを介して第1補強用リブ58aが設けられている。このため、ターミナルプレート16a自体の軽量化を図るとともに、樹脂製エンドプレート18aの剛性を補強することができるという効果が得られる。
さらに、樹脂製エンドプレート18aの外面18asには、第2補強用リブ64aが設けられている。従って、樹脂製エンドプレート18a自体の剛性を向上させることが可能になる。しかも、樹脂製エンドプレート18aの第2補強用リブ64aは、ターミナルプレート16aの第1補強用リブ58aと積層方向に重なる位置に設けられている。これにより、ターミナルプレート16aが補強部材として機能し、樹脂製エンドプレート18aの剛性を一層確実に向上させることができるとともに、前記樹脂製エンドプレート18aの補強機能が良好に向上するという利点がある。
また、樹脂製エンドプレート18aの第2補強用リブ64aは、前記樹脂製エンドプレート18aの中央部側の高さt1が周縁部側の高さt2よりも高く設定されている。具体的には、第2補強用リブ64aは、樹脂製エンドプレート18aの長手方向(矢印B方向)に沿って円弧状に湾曲している。このため、軽量化を図りながら、特に、長方形状を有する樹脂製エンドプレート18aの剛性を良好に向上させることができるという効果が得られる。
なお、ターミナルプレート16b及び樹脂製エンドプレート18bでは、上記のターミナルプレート16a及び樹脂製エンドプレート18aと同様の効果が得られる。
10…燃料電池スタック 12…発電セル
14…積層体 16a、16b…ターミナルプレート
16as、16bs…面 18a、18b…樹脂製エンドプレート
18as、18bs…外面 24…電解質膜・電極構造体
26、28…セパレータ 30a…酸化剤ガス供給連通孔
30b…酸化剤ガス排出連通孔 32a…燃料ガス供給連通孔
32b…燃料ガス排出連通孔 34a…冷却媒体供給連通孔
34b…冷却媒体排出連通孔 36…酸化剤ガス流路
38…燃料ガス流路 40…冷却媒体流路
46…固体高分子電解質膜 48…カソード電極
50…アノード電極 52a、52b…端子部
58a、58b、64a、64b…補強用リブ
60a、60b、66a、66b…凹部
62a、62b…凹状収容部

Claims (6)

  1. 電解質の両側に電極が配設される電解質・電極構造体とセパレータとを有する発電セルが積層される積層体を備え、前記積層体の積層方向両側には、ターミナルプレート及び樹脂製エンドプレートが外方に向かって配設される燃料電池スタックであって、
    前記樹脂製エンドプレートと別部材である前記ターミナルプレートの電極面に平行な面内で前記樹脂製エンドプレートとの当接面には、補強用リブが設けられ
    前記樹脂製エンドプレートには、補強用リブが設けられるとともに、
    前記樹脂製エンドプレートの前記補強用リブは、前記ターミナルプレートの前記補強用リブと積層方向から見て重なる位置に設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記ターミナルプレートは、前記樹脂製エンドプレートに当接する面に複数の凹部を形成することにより前記補強用リブが設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、前記ターミナルプレートの外形寸法は、前記樹脂製エンドプレートの外形寸法よりも小さく設定されるとともに、
    前記樹脂製エンドプレートには、前記ターミナルプレートの外周を嵌合させる凹部が形成されることを特徴とする燃料電池スタック。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記ターミナルプレートの前記補強用リブは格子状に形成されていることを特徴とする燃料電池スタック。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記樹脂製エンドプレートの前記補強用リブは、該樹脂製エンドプレートの中央部側の高さが周縁部側の高さよりも高く設定されることを特徴とする燃料電池スタック。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記ターミナルプレートの前記面内には、前記樹脂製エンドプレート側に突出する端子部が一体に設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
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