JP2009004124A - 燃料電池スタック - Google Patents

燃料電池スタック Download PDF

Info

Publication number
JP2009004124A
JP2009004124A JP2007161668A JP2007161668A JP2009004124A JP 2009004124 A JP2009004124 A JP 2009004124A JP 2007161668 A JP2007161668 A JP 2007161668A JP 2007161668 A JP2007161668 A JP 2007161668A JP 2009004124 A JP2009004124 A JP 2009004124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
fuel cell
manifold
cell stack
communication hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007161668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5102544B2 (ja
Inventor
Seiji Suzuki
征治 鈴木
Yoshito Kimura
義人 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007161668A priority Critical patent/JP5102544B2/ja
Publication of JP2009004124A publication Critical patent/JP2009004124A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5102544B2 publication Critical patent/JP5102544B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】効率的に冷却可能な燃料電池スタックを提供する。
【解決手段】複数の単セル51が積層して構成されたスタック本体50と、スタック本体50に取り付けられた冷媒マニホールド1と、を備え、冷媒が、外部から冷媒マニホールド1のマニホールド室11、脚部連通孔31及び冷媒供給用連通孔50eから構成されると共に並列で形成された4本の冷媒用流路を介して、各単セル51に供給される燃料電池スタック40であって、並列で形成された冷媒用流路の流路断面積の全部又は一部は異なる。
【選択図】図10

Description

本発明は、冷媒を分配又は集合させる冷媒マニホールドを備える燃料電池スタックに関する。
固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)等の燃料電池(単セル)が積層して構成される燃料電池スタックは、その発電により発熱する。そこで、燃料電池スタックの過昇温を防止すると共に、発電好適温度に維持するため、燃料電池スタックを経由するように、エチレングリコールを主成分とするラジエータ液等の冷媒を流通させ、燃料電池スタックを適宜に冷却する技術がある(特許文献1、特許文献2参照)。
特開2000−164238号公報(図1、図4参照) 特開2005−5196号公報(図1、図2参照)
このような燃料電池スタックの冷却については、さらに効率的に冷却可能な技術の開発が望まれている。
そこで、本発明は、効率的に冷却可能な燃料電池スタックを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、複数の単セルが積層して構成されたスタック本体と、前記スタック本体に取り付けられた冷媒マニホールドと、を備え、冷媒が、外部から前記冷媒マニホールドのマニホールド室、並列で形成された複数の冷媒用流路を介して、前記各単セルに供給される燃料電池スタックであって、前記並列で形成された冷媒用流路の流路断面積の全部又は一部は異なることを特徴とする燃料電池スタックである。
このような燃料電池スタックによれば、マニホールド室と各単セルとの間において、並列で形成された冷媒用流路の流路断面積の全部又は一部は異なるので、各単セルに冷媒を適切に供給することができる。これにより、各単セル、つまり、燃料電池スタックを効率的に冷却することができる。
また、本発明は、複数の単セルが積層して構成されたスタック本体と、前記スタック本体に取り付けられた冷媒マニホールドと、を備え、前記単セル内の冷媒が、並列で形成された複数の冷媒用流路、前記冷媒マニホールドのマニホールド室を介して、外部に排出される燃料電池スタックであって、前記並列で形成された冷媒用流路の流路断面積の全部又は一部は異なることを特徴とする燃料電池スタックである。
このような燃料電池スタックによれば、マニホールド室と各単セルとの間において、並列で形成された冷媒用流路の流路断面積の全部又は一部は異なるので、各単セルから冷媒を適切に排出することができる。これにより、各単セル、つまり、燃料電池スタックを効率的に冷却することができる。
また、前記マニホールド室は前記複数の冷媒用流路の配列方向に伸びると共に、前記マニホールド室と外部とを連通させる外部連通孔は、当該マニホールド室の長手方向中央に配置されており、前記冷媒用流路の流路断面積は、前記外部連通孔から遠ざかるにつれて、小さくなっている燃料電池スタックであることが好ましい。
このような燃料電池スタックによれば、冷媒用流路の流路断面積は、外部連通孔から遠ざかるにつれて小さくなっているので、冷媒が、外部連通孔から遠い冷媒用流路に流れ込みにくくなる。つまり、外部連通孔を通ってマニホールド室内に流入した冷媒が、外部連通孔から近い冷媒用流路を通過して、連通孔から遠い冷媒用流路に流入しにくくなる。
これにより、マニホールド室と単セルとの間において、並列で形成された複数の冷媒用流路における冷媒の流量が均等になる。したがって、各単セル、つまり、燃料電池スタックを適切に冷却することができる。
また、前記各単セルの酸化剤ガス出口付近を流れる冷媒が流通する冷媒用流路の流路断面積は、前記各単セルの酸化剤ガス入口付近を流れる冷媒が流通する冷媒用流路の流路断面積よりも、小さいことを特徴とする燃料電池スタックであることが好ましい。
このような燃料電池スタックによれば、各単セルの酸化剤ガス出口付近を流れる冷媒の流量は、各単セルの酸化剤ガス入口付近を流れる冷媒の流量よりも、少なくなる。そうすると、各単セルにおける酸化剤ガス出口付近の冷却効率は、酸化剤ガス入口付近よりも下がる。
これにより、単セルの酸化剤ガス出口付近では、酸化剤ガスが、暖かいまま、外部に排出される。すなわち、酸化剤ガス出口付近において、酸化剤ガスは大きく冷却されず、その飽和水蒸気量は高いままであるので、発電に伴う生成水(水蒸気等)が酸化剤ガスに含まれやすくなり、酸化剤ガスによって生成水を単セル外に排出することができる。
本発明によれば、効率的に冷却可能な燃料電池スタックを提供することができる。
≪第1実施形態≫
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図12を参照して説明する。
第1実施形態に係る燃料電池スタック、及びこれが組み込まれた燃料電池システム、並びにこのシステムを搭載した燃料電池自動車について説明する。
図1に示すように、燃料電池自動車200は、燃料電池システム100を搭載している。燃料電池システム100は、燃料電池スタック40と、水素タンク101と、コンプレッサ102と、加湿器103と、ラジエータ104(放熱器)とを備えている。燃料電池スタック40の出力端子72a(図2参照)には、コンタクタやDC−DCコンバータ等の昇降圧回路を介して、電動式の走行モータ(図示しない)が接続されており、燃料電池スタック40が発電すると、前記走行モータが駆動し、これを動力として、燃料電池自動車200が走行するようになっている。
燃料電池スタック40及び加湿器103は、燃料電池自動車200のフロアパネル下のセンタートンネル内に配置されると共に、クロスメンバ等のサブフレームに固定されており、燃料電池自動車200の低床化が図られている。そして、水素が、燃料電池自動車200の後方で横置きされた水素タンク101から、燃料電池スタック40の後側に供給されるようになっている。また、酸素を含む外部の空気が、ボンネット下のコンプレッサ102から加湿器103に送られ、この加湿器103で加湿された後、燃料電池スタック40の後側に供給されるようになっている。
また、燃料電池自動車200のフロントグリル裏に配置されたラジエータ104と、燃料電池スタック40との間で、ポンプ(図示しない)等を動力源として、冷媒が循環するようになっている。これにより、発電によって自己発熱する燃料電池スタック40が適宜に冷却されると共に、燃料電池スタック40は好適運転温度(例えば70〜80℃)に維持されるようになっている。
≪燃料電池スタックの構成≫
燃料電池スタック40について、具体的に説明する。
図2に示すように、燃料電池スタック40は、その外形が略直方体であり、スタック本体50と、スタック本体50の前面に取り付けられた2つの冷媒マニホールド1、1とを備えている。
<スタック本体>
図3に示すように、スタック本体50は、複数(例えば、200〜400)の単セル51と、2枚の電極板71、71(ターミナルプレート)と、2枚の絶縁板75、75(インシュレータ)と、剛性の高いフロントプレート81及びリアプレート82と、を備えている。なお、図3では、単セル51とリアプレート82との間における電極板71及び絶縁板75を省略している。
複数の単セル51は、その厚み方向に積層されており、2枚の電極板71、71と、2枚の絶縁板75、75とを介して、フロントプレート81とリアプレート82とで挟まれている。フロントプレート81とリアプレート82とは、ボルト83によって締結されており、これにより、単セル51の積層状態が維持されている(図2参照)。なお、単セル51の積層方向と、燃料電池自動車200の前後方向(走行方向)とは、一致している。そして、後方に向かって、燃料電池スタック40は、正面視において、縦長となっている(図6参照)。
単セル51は、MEA52(Membrane Electrode Assembly:膜電極接合体)と、これを挟む板状のアノードセパレータ61及びカソードセパレータ62と、を備えている。
MEA52は、1価の陽イオン交換膜である固体高分子膜53と、これを挟むアノード54及びカソード55とを備えている。アノード54は固体高分子膜53の前方に配置され、カソード55は固体高分子膜53の後方に配置されている。アノード54及びカソード55は、カーボンペーパ等の導電性を有する多孔質体から構成され、その固体高分子膜53側に電極反応を生じさせるための触媒(Pt、Ru等)を含んでいる。
アノードセパレータ61は、MEA52のアノード54側に配置されている。カソードセパレータ62は、MEA52のカソード55側に配置されている。また、アノードセパレータ61及びカソードセパレータ62は、カーボン製であり、導電性を有している。これにより、複数の単セル51が電気的に直列で接続されている。
電極板71は、直列で接続された複数の単セル51の積層体から、電流を取り出し、燃料電池スタック40の出力端子となる端子板であって、出力端子72aを有する電極板本体72と、電極板本体72の外縁を囲み、樹脂等の絶縁材から形成された外枠73と、を備えている。
なお、アノード54側(前側)に配置される電極板71は負極板となり、そして、その出力端子72aはマイナス端子となり、前側の絶縁板75の貫通孔75g、フロントプレート81の貫通孔81gを介して、外部に引き出されている(図2参照)。一方、カソード55側(後側)に配置される電極板71は正極板となり、そして、その出力端子72aはプラス端子となり、後側の絶縁板75の貫通孔75g(いずれも図示しない)、リアプレート82の貫通孔82gを介して、外部に引き出されている。
絶縁板75は、積層された複数の単セル51と、フロントプレート81及びリアプレート82との電気的接続を絶縁させる絶縁板であって、例えば合成樹脂から形成されている。
<スタック本体内の水素の流路>
次に、スタック本体50内の水素の流路について説明する(図3参照)。
単セル51の積層方向である燃料電池自動車200の前後方向において、後方に向かって、スタック本体50の左上部には、水素タンク101からの水素を、各単セル51に供給するための水素供給用連通孔50aが形成されている。水素供給用連通孔50aは、アノードセパレータ61、固体高分子膜53、カソードセパレータ62、電極板71、絶縁板75及びリアプレート82に形成された連通孔が重なることで、1本の流路を構成している。
同じく後方に向かって、スタック本体50の右下部には、各単セル51から排出された未反応の水素等を、外部に排出するための水素排出用連通孔50bが形成されている。
各単セル51のアノードセパレータ61の後面(アノード54側の面)には、アノード54の全面に水素が供給されるように溝状の水素流路61aが形成されている。水素流路61aは、単セル51内で水素が鉛直下向きに流れるように、アノードセパレータ61の後面に形成された凹みに、複数のリブが鉛直方向で形成されることで構成されている。
そして、水素は、水素供給用連通孔50aから、各単セル51の水素流路61aに流れ込み、各アノード54に供給された後、未反応の水素が水素排出用連通孔50bを介して外部に排出されるようになっている。
<スタック本体内の空気の流路>
次に、スタック本体50内の空気の流路について説明する(図3、図4参照)。
後方に向かって、スタック本体50の右上部には、加湿器103からの加湿された酸素を含む空気を、各単セル51に供給するための空気供給用連通孔50cが形成されている。空気供給用連通孔50cは、アノードセパレータ61、固体高分子膜53、カソードセパレータ62、電極板71、絶縁板75及びリアプレート82に形成された連通孔が重なることで、1本の流路を構成している。
同じく、後方に向かって、スタック本体50の左下部には、各単セル51から排出された空気等を、外部に排出するための空気排出用連通孔50dが形成されている。
各単セル51のカソードセパレータ62の前面(カソード55側の面)には、カソード55の全面に空気が供給されるように溝状の空気流路62aが形成されている(図4参照)。空気流路62aは、単セル51内で空気が鉛直下向きに流れるように、カソードセパレータ62の後面に形成された凹みに、複数のリブが鉛直方向で形成されることで構成されている。
そして、空気は、空気供給用連通孔50cから、各単セル51の空気流路62aに流れ込み、各カソード55に供給された後、未反応の酸素等を含む空気が空気排出用連通孔50dを介して外部に排出されるようになっている。
<スタック本体内の冷媒の流路>
次に、スタック本体50内の冷媒の流路について説明する(図3、図5参照)。
単セル51の積層方向(前後方向)において、後方に向かって、スタック本体50の左側部には、冷媒供給側の冷媒マニホールド1を介して送られる冷媒を、各単セル51に供給するための4本の冷媒供給用連通孔50eが形成されている。スタック本体50の右側部には、各単セル51から排出された冷媒を、冷媒排出側の冷媒マニホールド1に排出するための4本の冷媒排出用連通孔50fが形成されている。
各単セル51のカソードセパレータ62の後面には、冷媒が流通する溝状の冷媒流路62bが形成されている(図5参照)。冷媒流路62bは、単セル51内で冷媒が水平方向に流れるように、カソードセパレータ62の後面の凹みに、複数のリブが水平方向で形成されることで構成されている。すなわち、カソードセパレータ62の後面では、冷媒が水平方向に流れ、前面では、空気が鉛直下向きで流れるようになっている。つまり、単セル51において、冷媒の流通方向と、空気及び水素の流通方向とは、垂直の関係となっている。
そして、冷媒は、4本の冷媒供給用連通孔50eから、各単セル51の冷媒流路62bに流れ込み、単セル51を冷却した後、冷媒排出用連通孔50fを通って、外部に排出されるようになっている。
さらに説明すると、スタック本体50(燃料電池スタック40)の正面視において、4本の冷媒供給用連通孔50eと、4本の冷媒排出用連通孔50fとは、スタック本体50の両側部に振り分けて配置されている。そして、4本の冷媒供給用連通孔50eと、4本の冷媒排出用連通孔50fとは、スタック本体50の両側部において、鉛直方向に沿って直線状で配列されると共に、後記する外部連通孔21の上側に2本、下側に2本で振り分けられている。つまり、第1実施形態において、4本の冷媒供給用連通孔50eと4本の冷媒排出用連通孔50fとの配列方向は、鉛直方向である。
このように、各単セル51の冷媒流路62bに対して、4本の冷媒供給用連通孔50eによる4系統で冷媒を供給し、4本の冷媒排出用連通孔50fによる4系統で冷媒を排出することにより、各冷媒流路62bの全体に、冷媒をむらなく流通させることができるようになっている。これにより、各単セル51を全体的に冷却することができ、各単セル51が局所的に昇温しにくくなっている。
<冷媒マニホールド>
次に、冷媒マニホールド1、1について説明する。
図6に示すように、燃料電池スタック40の正面視において、その左側の冷媒マニホールド1は冷媒供給側のマニホールドであり、その右側の冷媒マニホールド1は冷媒排出側のマニホールドである。すなわち、図6において、左側の冷媒マニホールド1は、ラジエータ104からの冷媒を、スタック本体50内の4本の冷媒供給用連通孔50eに、分配供給するものである。これに対し、右側の冷媒マニホールド1は、スタック本体50内の4本の冷媒排出用連通孔50fから排出された冷媒を集合させ、ラジエータ104に導くものである。そして、冷媒供給側の冷媒マニホールド1と、冷媒排出側の冷媒マニホールド1とは、スタック本体50のフロントプレート81に、車幅方向(図6における左右方向)において、対称に取り付けられている。
ここで、冷媒供給側の冷媒マニホールド1と、冷媒排出側の冷媒マニホールド1とは、同一形状であるので、以下、冷媒供給側の冷媒マニホールド1について、主に説明する。
<冷媒供給側の冷媒マニホールドの構成>
冷媒マニホールド1は、合成樹脂製の一体成型品であって、図6から図9に示すように、その両端が閉じられた筒状のマニホールド本体10と、1つの外部連通部20と、4つの脚部30、30、30、30と、を備えている。
[マニホールド本体]
マニホールド本体10は、その内部に、マニホールド室11を有している(図7〜図9参照)。このマニホールド室11は、4本の冷媒供給用連通孔50eの配列方向である鉛直方向(図8では紙面に垂直な方向)に伸びており、冷媒マニホールド1がスタック本体50に取り付けられた状態(以下、取付状態)において、4本の冷媒供給用連通孔50eに対して、垂直となるように設計されている。
マニホールド本体10の内周面10aには、図8に示すように、その軸方向(鉛直方向)断面視において、中心角が略90°の扇形を呈する凸条12が、その中心側に突出するように形成されている。すなわち、マニホールド室11は、その軸方向断面視において、中心角が略270°の扇形を呈している。凸条12は脚部30側に配置されており、脚部30の後記する脚部連通孔31は、凸条12内を伸びて、マニホールド室11に開口している。
そして、凸条12の一部を構成すると共に、脚部連通孔31を取り囲み、内周面10aに立設した土手状の堤部13(リブ)は、外部連通孔21からの冷媒が、マニホールド室11を介して、脚部連通孔31に直接的に流れ込みにくくさせる「じゃま部」として機能している。
ここで、直接的に流通するとは、外部連通孔21から冷媒が、マニホールド室11を取り囲む内周面10aで反射等せず、流れが急激に変化しないまま、脚部連通孔31に流れ込むことを意味する。
これにより、外部連通孔21からの冷媒は、図8及び図9に示すように、土手状の堤部13によって、4つの脚部連通孔31に直接的に流れ込むことがじゃまされるようになっている。その結果、マニホールド室11では、鉛直方向断面視において、右回りの旋回流や、渦流や、乱流等が発生するようになっている。次いで、このように旋回流等で流れる冷媒が、各脚部連通孔31に流れ込むようになっている。
また、マニホールド本体10は、冷媒供給用連通孔50eに対して、燃料電池スタック40の内側(単セル51の面方向内側)にオフセットしており(図8参照)、燃料電池スタック40の幅方向において、マニホールド本体10がスタック本体50からはみ出していない(図6参照)。これにより、冷媒マニホールド1を備える燃料電池スタック40が、デッドスペースをつくることなく、容易にレイアウト可能となっている。
さらに、マニホールド室11の中心を通る軸線も、冷媒供給用連通孔50eに対して、燃料電池スタック40の内側にオフセットしている(図8参照)。これにより、外部連通孔21からの冷媒が、冷媒供給用連通孔50eに、直接的に流れ込みにくくなっている。
[脚部]
4つの脚部30は、フロントプレート81の4つの取付孔81eに差し込まれる部分である。各脚部30は、その内部に脚部連通孔31を有している。そして、取付状態において、マニホールド室11は、4つの脚部連通孔31を介して、スタック本体50の4本の冷媒供給用連通孔50eと、それぞれ連通するようになっている(図7、図8参照)。
また、各脚部連通孔31の中心を通る軸線と、対応する冷媒供給用連通孔50eの軸線A2とは、一致している。すなわち、4つの脚部連通孔31は、鉛直方向において、外部連通部20(外部連通孔21)の上側に2つ、下側に2つ、対称で配置されている。
そして、外部連通孔21から遠い2つの脚部連通孔31、31は、外部連通孔21から近い2つの脚部連通孔31、31よりも小さくなっている(図7参照)。すなわち、脚部連通孔31は、外部連通孔21から遠ざかるについて、小さくなっている。
[外部連通部]
外部連通部20は、円筒状であって、ラジエータ104に接続するホース110等が外嵌する部分であり(図8参照)、その内部に外部連通孔21を有している。そして、このようにラジエータ104と外部連通部20とが前記ホース110等を介して接続されると、ラジエータ104とマニホールド室11とは、外部連通孔21を介して連通するようになっている。
外部連通孔21の中心を通る軸線A1は、取付状態において、スタック本体50内の冷媒供給用連通孔50eの軸線A2と、非平行かつ非垂直の関係、つまり、ねじれの関係となるように設計されている。これにより、冷媒が、外部連通孔21からマニホールド室を介して脚部連通孔31に、直接的に流れ込みにくくなっていると共に、前記したように、マニホールド室11で冷媒の旋回流等が発生するようになっている。
さらに説明すると、外部連通孔21の軸線A1上には、マニホールド本体10の内周面10aが位置するように設計されている。これにより、外部連通孔21からマニホールド室11に流れ込んだ冷媒が軸線A1上の内周面10aに当たり、これにより、マニホールド室11で、冷媒の旋回流、渦流、乱流等が発生し、4つの脚部連通孔31に直接的に流れにくくなっている。
また、外部連通孔21の軸線A1(外部連通部20)は、4本の冷媒供給用連通孔50eの配列方向(鉛直方向)において、冷媒供給用連通孔50eからずれ、重なっておらず、この4本の冷媒供給用連通孔50eに冷媒が分配供給されるように、マニホールド室11の長手方向(鉛直方向)の中央に配置されている(図7参照)。すなわち、外部連通孔21は、4本の冷媒供給用連通孔50eの配列方向(鉛直方向)において、最外側の2つの冷媒供給用連通孔50eの間に配置されている。
さらに、外部連通部20は、マニホールド室11に対してスタック本体50の反対側に配置されると共に、スタック本体50の外側に開いている。これにより、外部連通部20にホース110を着脱容易となっている。
そして、外部連通孔21の軸線A1は、フロントプレート81の表面と4本の冷媒供給用連通孔50eを通る仮想面との両面に対して垂直な面、つまり、第1実施形態では水平面内において、冷媒供給用連通孔50eの軸線A2とのなす角度θが、10〜70°の範囲内となるように設計されている(図8参照)。
このような冷媒マニホールド1、1を備える燃料電池スタック40において、図10に示すように、冷媒供給側では、冷媒は、外部から、外部連通孔21を介してマニホールド室11に導入され、そして、マニホールド室11と単セル51との間において並列で形成された4本の冷媒用流路(脚部連通孔31と冷媒供給用連通孔50eとから構成されている)を介して、各単セル51に供給されるようになっている。
ここで、鉛直方向両外側に配置され、外部連通孔21から遠い2つの脚部連通孔31は、鉛直方向内側に配置され、外部連通孔21から近い脚部連通孔31、31よりも小さい。すなわち、鉛直方向両外側に配置され、外部連通孔21から遠い2本の冷媒用流路の流路断面積は、鉛直方向内側に配置され、外部連通孔21から近い2本の冷媒用流路の流路断面積よりも、小さくなっている。したがって、第1実施形態では、4本の冷媒用流路の流路断面積の一部が、他の流路断面積と異なっている。
ただし、冷媒供給側の4本の冷媒用流路の流路断面積の全部が、異なるように構成してもよく、また、冷媒用流路の本数は4本に限定されない。
一方、冷媒排出側では、各単セル51からの冷媒が、単セル51とマニホールド室11との間において並列で形成された4本の冷媒用流路(冷媒排出用連通孔50fと脚部連通孔31とから構成されている)を介して、マニホールド室11に流れ込み、外部連通孔21を介して外部に排出されるようになっている。
ここで、鉛直方向両外側に配置され、外部連通孔21から遠い2つの脚部連通孔31は、鉛直方向内側に配置され、外部連通孔21から近い脚部連通孔31、31よりも小さい。すなわち、鉛直方向両外側に配置され、外部連通孔21から遠い2本の冷媒用流路の流路断面積は、鉛直方向内側に配置され、外部連通孔21から近い2本の冷媒用流路の流路断面積よりも、小さくなっており、4本の冷媒用流路の流路断面積の一部が他の流路断面積と異なっている。
ただし、冷媒排出側の4本の冷媒用流路の流路断面積の全部が、異なるように構成してもよく、また、冷媒用流路の本数は4本に限定されない。
≪燃料電池スタックの作用効果−冷媒供給側≫
このような燃料電池スタック40によれば、冷媒供給側において、次の作用効果を得ることができる。
冷媒供給側の冷媒マニホールド1において、外部連通孔21から遠い脚部連通孔31、31は、外部連通孔21から近い脚部連通孔31、31よりも小さく、外部連通孔21から遠い脚部連通孔31、31を通る冷媒が受ける圧力損失は大きくなるので、マニホールド室11の冷媒が、4つの脚部連通孔31に均等に流れ込み、4本の冷媒供給用連通孔50e内の冷媒流量は略等しくなる(図10、図11参照)。
これに対して、4つの脚部連通孔31の大きさが同一である場合、マニホールド室11の冷媒が、外部連通孔21から遠い脚部連通孔31、31に多流量で流れ込み、その結果、図11の比較例に示すように、鉛直方向両外側の冷媒供給用連通孔50e、50eの冷媒流量が多くなってしまう。
そして、このように4本の冷媒供給用連通孔50e内の冷媒流量は略等しくなるので、各冷媒供給用連通孔50eから、単セル51を構成するカソードセパレータ62の冷媒流路62bに流れ込む冷媒の流量も均等になる。そうすると、各単セル51において、冷媒が、冷媒流路62bの全体を流れ、つまり、冷媒流路62bの全体に行き届きやすくなり、各単セル51を効率的に冷却することができる。よって、燃料電池スタック40は局所的に昇温することはなく、燃料電池スタック40の温度分布は均一となり、その温度管理がしやすくなる。
また、マニホールド室11で冷媒の旋回流等が発生するので、冷媒が4つの脚部連通孔31に直接的に流れ込みにくくなり、さらに、堤部13によっても、脚部連通孔31への直接的な冷媒の流れ込みは防止されるので、冷媒が4つの脚部連通孔31に均等に流れ込みやすくなる。
≪燃料電池スタックの作用効果−冷媒排出側≫
また、燃料電池スタック40によれば、冷媒排出側において、次の作用効果を得ることができる。
冷媒排出側の冷媒マニホールド1において、外部連通孔21から遠い脚部連通孔31、31は、外部連通孔21から近い脚部連通孔31、31よりも小さく、外部連通孔21から遠い脚部連通孔31、31を通る冷媒が受ける圧力損失は大きくなるので、鉛直方向両側に配置される冷媒排出用連通孔50f、50fから、マニホールド室11に冷媒が流れ込みにくくなる。
これにより、単セル51の冷媒流路62bから、鉛直方向両外側の冷媒排出用連通孔50f、50fに、冷媒が排出されにくくなる。そうすると、鉛直方向両側に配置される冷媒供給用連通孔50e、50eから、単セル51の冷媒流路62bに冷媒に流れ込みにくくなる。したがって、冷媒供給側において、冷媒が、マニホールド室11から4本の脚部連通孔31に均等で流れ込みやすくなり、各単セル51を適切に冷却することができる。
また、図8に示すように、4本の冷媒排出用連通孔50fの中心を通る軸線A3と、外部連通孔21の軸線A1とは、非平行かつ非垂直の関係、つまり、ねじれの関係にあるため、4本の冷媒排出用連通孔50fから、4つの脚部30の脚部連通孔31を介して、マニホールド室11に送り込まれた冷媒は、このマニホールド室11で旋回流等を発生させる。これにより、冷媒が、脚部連通孔31から外部連通孔21に、直接的に流れ込みにくくなる。
<冷媒マニホールドの製造方法>
次に、冷媒供給側の冷媒マニホールド1の一製造方法について、図12を参照して説明する。
図12に示すように、冷媒マニホールド1の外形に対応した金型301、301内に、中子302と、中子303とを配置する。中子302はマニホールド室11を形成するためのものであり、中子303は脚部連通孔31を形成するためのものである(図7参照)。なお、中子302、303は治具(図示しない)等によって、所定位置に配置される。
ここで、中子302と中子303とは、図12に示すように、平面で相互に当接させることができるため、曲面で相互に当接する場合と比較して、中子302に対して中子303の位置決めを容易とすることができる。これにより、マニホールド室11及び脚部連通孔31が精密な位置に形成された冷媒マニホールド1を得ることができる。
≪第2実施形態≫
次に、本発明の第2実施形態について、図13及び図14を参照して説明する。
第2実施形態に係る燃料電池スタックは、絶縁板75(図3参照)に代えて、絶縁板75Aを備えている。絶縁板75Aには、第1実施形態と同様に、冷媒供給用連通孔50eの一部を構成する貫通孔、冷媒排出用連通孔50fの一部を構成する貫通孔が、それぞれ形成されているが、鉛直両外側に形成された2つの貫通孔は、内側に形成された2つの貫通孔よりも小さくなっている。
これにより、図14に示すように、鉛直方向両外側の2つの冷媒供給用連通孔50eは、絶縁板75Aの部分で狭く、その流路断面積は他よりも小さくなっており、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。冷媒排出側についても同様である。
この他、電極板71の外枠73の部分で、冷媒供給用連通孔50e、冷媒排出用連通孔50fの流路断面積を小さくする構成としてもよい。
≪第3実施形態≫
次に、本発明の第3実施形態について、図15から図17を参照して説明する。
第3実施形態に係る冷媒マニホールド2の脚部連通孔31は、鉛直下方に向かうにつれて、徐々に小さくなっている。すなわち、冷媒供給側及び冷媒排出側において、各単セル51の空気出口(空気排出用連通孔50d)付近を流れる冷媒が流通する冷媒用流路(脚部連通孔31と、冷媒供給用連通孔50e又は冷媒排出用連通孔50fと、から構成される)の流路断面積は、各単セル51の空気入口付近を流れる冷媒用流路の流路断面積よりも、小さくなっている。
これにより、各単セル51の空気出口付近を流れる冷媒の流量は、各単セル51の空気入口付近を流れる冷媒の流量よりも、少なくなる(図17参照)。したがって、各単セル51における空気出口付近の冷却効率は、空気入口付近よりも下がり、空気が暖かいままで、空気出口を介して外部に排出される。すなわち、空気出口付近において、空気は大きく冷却されず、その飽和水蒸気量は高いままであるので、発電に伴う生成水(水蒸気)が空気に含まれやすくなり、空気に生成水を含ませて単セル51外に排出することができる。
なお、アノード側においても、水素出口付近が冷却されにくくなるので、未反応の水素を含むガスの飽和水蒸気量は、水素出口付近で大きく下がらず、固体高分子膜53を透過した生成水等を、同様に排出できる。
≪第4実施形態≫
次に、本発明の第4実施形態について、図18及び図19を参照して説明する。
図18及び図19に示すように、第4実施形態に係る冷媒マニホールド3は、第1実施形態に係る冷媒マニホールド1の凸条12及び堤部13(図8、図9参照)を備えていない。ただし、前記したように、外部連通孔21と脚部連通孔31との間で、冷媒が直接的に流通しにくくさせるため、堤部13を備えることが好ましい。
以上、本発明の好適な一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば以下のような変更をすることができる。
前記した実施形態では、スタック本体50は、4本の冷媒供給用連通孔50eと、4本の冷媒排出用連通孔50fを備えたが、これに限定されず、冷媒供給用連通孔50e及び冷媒排出用連通孔50fの少なくとも一方が、複数本であればよい。そして、冷媒マニホールド1の脚部30及び脚部連通孔31の数は、これに対応させればよい。
前記した実施形態では、マニホールド室11は、切り欠かれた円柱状であり、スタック本体50の冷媒供給用連通孔50e及び冷媒排出用連通孔50fに対して垂直な関係であるとしたが、冷媒を分配又は集合させることができれば、この位置関係及び形状に限定されない。
また、前記した実施形態では、外部連通部20及び外部連通孔21が1つである場合を例示したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、これに限定されず、複数であってもよい。
第1実施形態に係る燃料電池自動車の斜視図である。 第1実施形態に係る燃料電池スタックの斜視図である。 第1実施形態に係る燃料電池スタックの分解斜視図である。 第1実施形態に係るカソードセパレータを前方から見た斜視図である。 第1実施形態に係るカソードセパレータを後方から見た斜視図である。 第1実施形態に係る燃料電池スタックの正面図である。 第1実施形態に係る燃料電池スタックの図2におけるX1方向からの矢視図である。 第1実施形態に係る冷媒マニホールドの図7におけるY1−Y1線断面図である。 第1実施形態に係る冷媒マニホールドの斜視図である。 第1実施形態に係る燃料電池スタック内の冷媒流路を示す図である。 第1実施形態に係る燃料電池スタックの効果を示すグラフである。 第1実施形態に係る冷媒マニホールドの製造方法を示す断面図である。 第2実施形態に係る絶縁板の斜視図である。 第2実施形態に係る燃料電池スタックの図2におけるX1方向からの矢視図である。 第3実施形態に係る燃料電池スタックの正面図である。 第3実施形態に係る燃料電池スタック内の冷媒流路を示す図である。 第3実施形態に係る燃料電池スタックの効果を示すグラフである。 第4実施形態に係る燃料電池スタックの図7におけるY1−Y1線断面図である。 第4実施形態に係る燃料電池スタックの斜視図である。
符号の説明
1 冷媒マニホールド
10 マニホールド本体
11 マニホールド室
20 外部連通部
21 外部連通孔
30 脚部
31 脚部連通孔(冷媒用流路)
40 燃料電池スタック
50 スタック本体
50e 冷媒供給用連通孔(冷媒用流路)
50f 冷媒排出用連通孔(冷媒用流路)
51 単セル
52 MEA
53 固体高分子膜
54 アノード
55 カソード
61 アノードセパレータ
62 カソードセパレータ
62a 空気流路
62b 冷媒流路
100 燃料電池システム

Claims (4)

  1. 複数の単セルが積層して構成されたスタック本体と、
    前記スタック本体に取り付けられた冷媒マニホールドと、を備え、
    冷媒が、外部から前記冷媒マニホールドのマニホールド室、並列で形成された複数の冷媒用流路を介して、前記各単セルに供給される燃料電池スタックであって、
    前記並列で形成された冷媒用流路の流路断面積の全部又は一部は異なる
    ことを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 複数の単セルが積層して構成されたスタック本体と、
    前記スタック本体に取り付けられた冷媒マニホールドと、を備え、
    前記単セル内の冷媒が、並列で形成された複数の冷媒用流路、前記冷媒マニホールドのマニホールド室を介して、外部に排出される燃料電池スタックであって、
    前記並列で形成された冷媒用流路の流路断面積の全部又は一部は異なる
    ことを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 前記マニホールド室は前記複数の冷媒用流路の配列方向に伸びると共に、
    前記マニホールド室と外部とを連通させる外部連通孔は、当該マニホールド室の長手方向中央に配置されており、
    前記冷媒用流路の流路断面積は、前記外部連通孔から遠ざかるにつれて、小さくなっている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池スタック。
  4. 前記各単セルの酸化剤ガス出口付近を流れる冷媒が流通する冷媒用流路の流路断面積は、前記各単セルの酸化剤ガス入口付近を流れる冷媒が流通する冷媒用流路の流路断面積よりも、小さい
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池スタック。
JP2007161668A 2007-06-19 2007-06-19 燃料電池スタック Active JP5102544B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007161668A JP5102544B2 (ja) 2007-06-19 2007-06-19 燃料電池スタック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007161668A JP5102544B2 (ja) 2007-06-19 2007-06-19 燃料電池スタック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009004124A true JP2009004124A (ja) 2009-01-08
JP5102544B2 JP5102544B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=40320303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007161668A Active JP5102544B2 (ja) 2007-06-19 2007-06-19 燃料電池スタック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5102544B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011014530A (ja) * 2009-06-04 2011-01-20 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2011065869A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2012501042A (ja) * 2008-08-22 2012-01-12 レッドフロー・プロプライエタリー・リミテッド 一体型マニホールド
CN102473978A (zh) * 2009-07-27 2012-05-23 株式会社Lg化学 具有改善的冷却效率的电池模块
JP2014157776A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2014157777A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2016024850A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
US10374238B2 (en) 2013-02-18 2019-08-06 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell stack

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001006714A (ja) * 1999-06-22 2001-01-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池スタック
JP2002246043A (ja) * 2001-02-19 2002-08-30 Toshiba Corp 固体高分子電解質型燃料電池
JP2006092843A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2008502111A (ja) * 2004-06-07 2008-01-24 ハイテオン インコーポレイテッド ガスを均一に分配するマニホールドを有する燃料電池スタック

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001006714A (ja) * 1999-06-22 2001-01-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池スタック
JP2002246043A (ja) * 2001-02-19 2002-08-30 Toshiba Corp 固体高分子電解質型燃料電池
JP2008502111A (ja) * 2004-06-07 2008-01-24 ハイテオン インコーポレイテッド ガスを均一に分配するマニホールドを有する燃料電池スタック
JP2006092843A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012501042A (ja) * 2008-08-22 2012-01-12 レッドフロー・プロプライエタリー・リミテッド 一体型マニホールド
JP2011014530A (ja) * 2009-06-04 2011-01-20 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
CN102473978A (zh) * 2009-07-27 2012-05-23 株式会社Lg化学 具有改善的冷却效率的电池模块
JP2013500570A (ja) * 2009-07-27 2013-01-07 エルジー・ケム・リミテッド 改善された冷却効率を有するバッテリ・モジュール
JP2011065869A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2014157776A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2014157777A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
US10374238B2 (en) 2013-02-18 2019-08-06 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell stack
JP2016024850A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック

Also Published As

Publication number Publication date
JP5102544B2 (ja) 2012-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4971781B2 (ja) 冷媒マニホールド及び冷媒供給方法並びに冷媒排出方法
JP5102544B2 (ja) 燃料電池スタック
US9079508B2 (en) Fuel cell vehicle
US8415060B2 (en) In-vehicle fuel cell system
US20130017470A1 (en) Fuel cell system
CN101836322B (zh) 燃料电池组
US20150270562A1 (en) Fuel cell vehicle
US20170057339A1 (en) Fuel cell vehicle
US10454125B2 (en) Vehicle fuel cell stack
JP4507451B2 (ja) 燃料電池のマニホールド
JP2011086549A (ja) 燃料電池システム
US7311987B2 (en) Fuel cell and a temperature control system for the fuel cell
JP2000311696A (ja) 燃料電池スタック
US7595125B2 (en) Fuel cell stack for vehicle
JP5011685B2 (ja) 燃料電池およびそれを備えた燃料電池システム
JP6020121B2 (ja) 燃料電池スタック
US10396390B2 (en) Fuel cell stack for vehicle
JP2001351662A (ja) 燃料電池システム
JP2014216096A (ja) 車載用燃料電池システム
JP2002050392A (ja) 燃料電池スタック
JP5474606B2 (ja) 車載用燃料電池スタック
JP5449848B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2003187838A (ja) 燃料電池スタック
CN217114453U (zh) 一种空冷燃料电池三腔双极板及燃料电池
CN219393433U (zh) 燃料电池和燃料电池系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120928

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5102544

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250