JP2001349340A - フレキシブル軸継ぎ手のための環状ディスク、該環状ディスクから製作されるディスクパケット、及びその様な環状ディスクを有するフレキシブル軸継ぎ手 - Google Patents

フレキシブル軸継ぎ手のための環状ディスク、該環状ディスクから製作されるディスクパケット、及びその様な環状ディスクを有するフレキシブル軸継ぎ手

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JP2001349340A JP2001111654A JP2001111654A JP2001349340A JP 2001349340 A JP2001349340 A JP 2001349340A JP 2001111654 A JP2001111654 A JP 2001111654A JP 2001111654 A JP2001111654 A JP 2001111654A JP 2001349340 A JP2001349340 A JP 2001349340A
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disc
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クロップ ミハエル
Patrice Millet
ミレット パトリス
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    • B26D2001/0033—Cutting members therefor assembled from multiple blades

Abstract

(57)【要約】 【課題】 このタイプの従来の環状ディスクより高い軸
方向の変位オフセット及びより高い角度変位オフセット
を可能にし、その一方でやはり高い破壊強度を有する環
状ディスクを提供する。 【解決手段】 フレキシブル軸継ぎ手のための環状ディ
スクにおいて、接続フランジを有するその２つの継ぎ手
の各半分は、ねじりにおいて剛性のある状態で、環状デ
ィスクのパケットを経由してお互いに接続するが、それ
らの軸方向及び角度的な動きを可能にする様な方法にお
いて、そこではディスクパケットは円周に配分された取
り付け及びクランプ手段を経由して両接続フランジに交
互に固定されていて、環状ディスクが共用の開口の円に
均等に分配される４つの取り付け開口を有しており、そ
の部分は２つの隣接する取り付け開口の間でテーパーを
有する。本発明の環状ディスクが決められた寸法配分を
満足する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル軸継
ぎ手のための環状ディスクに係り、接続フランジを表す
その２つの継ぎ手の各半分は、ねじりにおいて剛性のあ
る状態で、その環状ディスクのパケット（小包み）を経
由してお互いに接続するが、それらの軸方向及び角度的
な動きを可能にする様な方法において、そこではディス
クパケットは円周に（ｃｉｒｃｕｍｆｅｒｅｎｔｉａｌ
ｌｙ）配分された取り付け及びクランプ手段を経由して
両接続フランジに交互に固定されていて、更に環状ディ
スクは共有される開口の円に均等に分配される４つの取
り付け開口を有しており、環状ディスク部の幅は、２つ
の連続的な（ｃｏｎｓｅｃｕｔｉｖｅ）取り付け開口の
間で傾きを有する。本発明はまた、その様な環状ディス
クから製作されるディスクパケット及びその様な環状デ
ィスクを有するフレキシブル軸継ぎ手に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種類の継ぎ手は、従来技術で知られ
ており、それ自体が実用可能であることが分かってい
る。それらは、軸の軸方向及び角度的な変位の両方でオ
フセット（相殺）することが可能であり、お互いに接続
する。加えて、半径方向の変位はまた、２つのその様な
継ぎ手がいわゆる中間スリーブを使用して直列で接続す
る場合に、オフセット可能である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
タイプの従来の環状ディスクより高い軸方向の変位オフ
セット及びより高い角度変位オフセットを可能にし、そ
の一方でやはり高い破壊強度を有する最初に記述した種
類の環状ディスクを提供することである。特別には本発
明の目的は、対応する大きな転位（ｄｉｓｌｏｃａｔｉ
ｏｎｓ）のためにディスクパケット又はフレキシブル軸
継ぎ手を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的は、下記の幾何
学的な寸法配分（ｒａｔｉｏｎｓ）を満足する環状ディ
スクを有することにより、本発明に従い基本的に達成さ
れる。 Ｄｔ／Ｄ１＝１０〜１２ Ｄ２／Ｄｔ＝１．１〜１．２ Ｄｔ／Ｂ１＝９〜１６ Ｂ２／Ｄｔ＝０．８８〜０．９３ ここで、Ｄｔは開口の円の直径であり、Ｄ１はそれぞれ
の取り付け開口の直径であり、Ｄ２は環状ディスクの最
大外径であり、Ｂ１は２つの連続的な取り付け開口間の
環状ディスク部の最狭部の幅であり、そしてＢ２は環状
ディスクの外縁の幅である。
【０００５】本発明による環状ディスクを有する軸継ぎ
手は、同じ稼動上の信頼性においてこのタイプの従来の
軸継ぎ手に比べてより高い転位でオフセット可能である
ことが、テストにより示されている。
【０００６】未解決の効果は、本発明による環状ディス
クの最小内径Ｄ３に対する開口の円直径Ｄｔの比が１．
５と１．６５の間の範囲にある場合に、ここでは達成さ
れた。
【０００７】個別の環状ディスクの厚みが、０．２と
０．４ｍｍの間の範囲にあることがまた好都合である。
クロムニッケル鋼、詳しくはＸ１２ＣｒＮｉ １７ ７
が、環状ディスクの材料であることが好ましい。
【０００８】本発明のこれとは別の好都合な実施の形態
は、本発明による環状ディスクを具備するディスクパケ
ットに関しており、そこでは浸食する（ｆｒｅｔｔｉｎ
ｇ）腐食軽減表面を有する平らなワッシャーが、個別の
環状ディスクの間、又は数個の環状ディスクを具備する
パケットの間に配置される。このことは別に、対応して
構成された軸継ぎ手の稼働上の信頼性を改善する。これ
とは別の好適な実施の形態において、平らなワッシャー
は特別には、プラスティックから構成可能であるか、あ
るいは滑動性の被覆を有することが可能である。テフロ
ン（商標）は好適には、プラスティック又は滑動性被覆
として使用可能である。
【０００９】本発明の別の好適で好都合な実施の形態に
ついて従属請求項に記載する。本発明は幾つかの実施の
形態を示す図面に基づき以下で詳細に記述される。
【００１０】
【発明の実施の形態】図面に示される環状ディスク１
は、対称に設計されており、フレキシブル軸継ぎ手用と
して意図されており、その継ぎ手の両半分は各々、接続
フランジを表しており、ねじりにおいて剛性のある状態
でお互いに接続しているが、それらの軸方向及び角度的
な動きを可能にするその様な方法において、そこではデ
ィスクパケットが、円周に配分された取り付け及びクラ
ンプ手段２，３を経由して両接続フランジに交互に固定
される。
【００１１】環状ディスク１は、基本的に四角形形状で
あり、４つの取り付け開口５を具備しており、それらの
開口は、共通開口円に均等に配分されており、各々は同
じ直径Ｄ１（図１を比べる）を有する。開口円の直径は
Ｄｔで表示される。
【００１２】２つの隣接する取り付け開口５間に設置さ
れる環状ディスク部６は、凹型外縁７及び凹型内縁８を
有する。従ってそれぞれの環状ディスク部はテーパー
（ｔａｐｅｒ）を有しており、その最狭部は２つの隣接
する取り付け開口５間の中央にある。最狭部の幅はＢ１
で示される。傾斜を有するディスク部６の外縁７及び内
縁８は各々円形状のアーチで設計されており、そこでは
両円形アーチが同じ半径Ｒを有する。取り付け開口５
は、２つの連続的な取り付け開口５の中点により形成さ
れる接続ライン９が、テーパー（錐）の凹型外縁７及び
凹型内縁８間の中央を走るような方法で、配置される。
２つの直径方向に対向するテーパーの最狭部により形成
される環状ディスク１の最小内径はＤ３で示される。
【００１３】取り付け開口５において環状ディスク１
は、２つの隣接する凹型外縁部７に連続的に接続する円
形アーチの設計を有する凸型外縁部１０を有する。比較
的小さな半径を有する円形アーチ外形を有する溝部１１
は凹型内縁部８間に形成される。環状ディスクの外縁の
幅は、図１においてＢ２で記される。
【００１４】ディスクの厚みは０．２から０．４ｍｍの
範囲で計測されることが好ましい。クロムニッケル鋼、
特別にはＸ１２ＣｒＮｉ １７ ７が、ディスクの材料
として好ましい。
【００１５】図示される環状ディスク１の幾何学的寸法
の比は特定の場所で変化可能である。高い破壊強度を保
持する一方で最適な柔軟性を実現するために、下記の寸
法配分が好都合であることが分かった。 Ｄｔ／Ｄ１＝１０〜１２ Ｄ２／Ｄｔ＝１．１〜１．２ Ｄｔ／Ｂ１＝９〜１６ Ｂ２／Ｄｔ＝０．８８〜０．９３ Ｄｔ／Ｄ３＝１．５〜１．６５
【００１６】幾つかの環状ディスク１を具備するディス
クパケットは、軸方向に滑入するクランプリング３（図
２を比較）と共にクランプブッシング２及びクランプボ
ルト（図示されない）により軸継ぎ手（図示されない）
の半分の継ぎ手の接続フランジに交互にねじで止められ
る。浸食する腐食軽減面を有する平らなワッシャー１２
は、環状ディスク１間に配置される。平らなワッシャー
１２は基本的に、クランプリング３及びクランプブッシ
ング２のカラーと同じ外径を有する。平らなワッシャー
１２は好適には、プラスティックにより構成可能である
か、あるいはプラスティックから製作される滑動性被覆
を有することができる。特別にはポリテトラフルオロエ
チレン（ｐｏｌｙｔｅｔｒａｆｌｕｏｒｏｅｔｈｙｌｅ
ｎｅ）プラスティックが結局、プラスティックとして適
切である。
【００１７】半径方向の変位をオフセット（相殺）する
ために、継ぎ手は、中間リング又は中間スリーブ、及び
これとは別の対応するディスクパケットを具備可能であ
る。
【００１８】図３から５は、本発明による環状ディスク
１の別の実施の形態を示す。基本的に、図３に示す環状
ディスク１は、２つの基本的に直線の外縁部１３が取り
付け開口５に形成されていて、お互いに直角で基本的に
設置されていて、円形アーチ外形を有する凸型外縁部１
０によりお互いに接続することにおいて、図１による環
状ディスクとは相違する。凹型外縁部７は対応して設計
された内縁部８と共にテーパーを形成しており、更に丸
い部分１４を介して直線の外縁部１３に連続的に接続す
る。
【００１９】図４と５に示される環状ディスク１は、２
つの隣接する取り付け開口５間のそれぞれのテーパー
が、中央の直線的な外縁部１５を有する凹部及びそれに
平行に走る内縁部１６により形成されることにおいて、
図１と３の環状ディスクとは相違する。図４による環状
ディスクにおいて、直線的な内縁部１６は、円形アーチ
外形を有する溝部１７を経由してお互いに連続的に接続
するが、その一方で図５による環状ディスクの直線的な
内縁部１６は、２つの直線的だが角度のある内縁部１８
を経由してテーパーの最狭部を形成する次の直線的な内
縁部１６に各々接続する。図５による環状ディスクの個
別の直線的な内縁部１６と１８の間の移行部は各々丸く
されており、従って連続的な設計（ｄｅｓｉｇｎ）を有
する。図４と５による各環状ディスクの外縁の凹部は、
それぞれの内縁に従い形作られる。図４による環状ディ
スクの直線的な外縁部１５は、最初に取り付け開口５の
方向で円形アーチ外形を有する外縁部１９上を通過し、
それは次に凸型の丸い外縁部１４を経由して取り付け開
口５の比較的短い直線的部分１３上を通過する。部分１
７と１９は、同じ円形アーチ半径を有する。対応する直
線的な外縁部２０は、取り付け開口５の場所に設置され
た直線的な内縁部１８に割り当てられており（ａｌｌｏ
ｃａｔｅｄ）、テーパーを形成する中央の内縁部１６に
関する内縁部１８と同様に、それぞれの中央の直線的な
外縁部１５に関して同じ量で、基本的に角度が付けられ
ていることを、図５は示す。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明による環状ディスクの頂面図で
ある。
【図２】図２は、図１による環状ディスク及び間に挟ま
れた平らなワッシャーを具備するディスクパケットの取
り付け点の拡大側面図である。
【図３】図３は、本発明による環状ディスクの第２の実
施の形態の頂面図である。
【図４】図４は、本発明による環状ディスクの第３の実
施の形態の頂面図である。
【図５】図５は、本発明による環状ディスクの第４の実
施の形態の頂面図である。
【符号の説明】
１…環状ディスク ２…クランプ手段 ３…クランプ手段 ５…取り付け開口 ６…環状ディスク部 ７…凹型外縁 ８…凹型内縁 ９…接続ライン １０…凸型外縁部 １１…溝部 １２…平らなワッシャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリス ミレット ドイツ連邦共和国，48691 フレデン，エ シュシュトラーセ ２

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 フレキシブル軸継ぎ手のための環状ディ
    スクにおいて、接続フランジを有するその２つの継ぎ手
    の各半分は、ねじりにおいて剛性のある状態で、その環
    状ディスクのパケットを経由してお互いに接続するが、
    それらの軸方向及び角度的な動きを可能にする様な方法
    において、そこではディスクパケットは円周に配分され
    た取り付け及びクランプ手段を経由して両接続フランジ
    に交互に固定されていて、更に環状ディスクは共通の開
    口の円に均等に分配される４つの取り付け開口を有して
    おり、環状ディスク部の幅が２つの連続的な取り付け開
    口の間でテーパーを有する状態の、環状ディスクが、 Ｄｔ／Ｄ１＝１０〜１２ Ｄ２／Ｄｔ＝１．１〜１．２ Ｄｔ／Ｂ１＝９〜１６ Ｂ２／Ｄｔ＝０．８８〜０．９３ ここで、Ｄｔは開口の円の直径であり、Ｄ１はそれぞれ
    の取り付け開口の直径であり、Ｄ２は環状ディスクの最
    大外径であり、Ｂ１は２つの連続的な取り付け開口間の
    環状ディスク部の最狭部の幅であり、そしてＢ２は環状
    ディスクの外縁の幅である、という寸法配分を満足する
    ことを特徴とするフレキシブル軸継ぎ手のための環状デ
    ィスク。
  2. 【請求項２】 環状ディスクの最小内径Ｄ３に対する開
    口の円直径Ｄｔの比が１．５から１．６５までの範囲に
    あることを特徴とする請求項１に記載の環状ディスク。
  3. 【請求項３】 その厚みが、０．２から０．４ｍｍまで
    の範囲にあることを特徴とする請求項１又は２に記載の
    環状ディスク。
  4. 【請求項４】 クロムニッケル鋼から構成されることを
    特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の環状
    ディスク。
  5. 【請求項５】 ２つの隣接する取り付け開口の間のテー
    パーが、円形アーチ外形を有する外縁部及び円形アーチ
    外形を有する内縁部により形成されることを特徴とする
    請求項１から４のいずれか１項に記載の環状ディスク。
  6. 【請求項６】 ２つの隣接する取り付け開口の間のテー
    パーが、中央の直線的な外縁部を有する凹部及びそれに
    平行に走る内縁部により形成されることを特徴とする請
    求項１から５のいずれか１項に記載の環状ディスク。
  7. 【請求項７】 浸食する腐食軽減表面を有する平らなワ
    ッシャーが、個別の環状ディスク間又は幾つかの環状デ
    ィスクを具備するパケット間に配置されることを特徴と
    する請求項１から６のいずれか１項に記載の幾つかの環
    状ディスクを有するディスクパケット。
  8. 【請求項８】 平らなワッシャーが、プラスティックか
    ら構成されるか又はプラスティック被覆を有することを
    特徴とする請求項７に記載のディスクパケット。
  9. 【請求項９】 平らなワッシャーが、ポリテトラフルオ
    ロエチレンから構成されるか又はポリテトラフルオロエ
    チレンから製造される被覆を有することを特徴とする請
    求項７又は８に記載のディスクパケット。
  10. 【請求項１０】 フレキシブル軸継ぎ手において、 接続フランジを有するその２つの継ぎ手の各半分が、ね
    じりにおいて剛性のある状態で、請求項１から６のいず
    れか１項に記載の環状ディスクのパケットを経由してお
    互いに接続しているが、 それらの軸方向及び角度的な動きを可能にする様な方法
    において、ディスクパケットは円周に配分された取り付
    け及びクランプ手段を経由して両接続フランジに交互に
    固定される、フレキシブル軸継ぎ手。
  11. 【請求項１１】 環状ディスクのパケットが、請求項７
    から９のいずれか一項に従い設計される請求項１０に記
    載の継ぎ手。
  12. 【請求項１２】 ディスクパケットが二部分からなる設
    計を有しており、 中間のリング又は中間のスリーブが、２つのディスクパ
    ケットの間に配置されており、それぞれのディスクパケ
    ットが、２つの接続フランジの１つに交互に取り付けら
    れており、更に中間のリング又は中間のスリーブの２つ
    の側部の１つに取り付けられることを特徴とする請求項
    １０又は１１に記載の継ぎ手。
JP2001111654A 2000-04-10 2001-04-10 フレキシブル軸継ぎ手のための環状ディスク、該環状ディスクから製作されるディスクパケット、及びその様な環状ディスクを有するフレキシブル軸継ぎ手 Pending JP2001349340A (ja)

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