JPS62188625A - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents
ワイヤ放電加工装置Info
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- JPS62188625A JPS62188625A JP2692686A JP2692686A JPS62188625A JP S62188625 A JPS62188625 A JP S62188625A JP 2692686 A JP2692686 A JP 2692686A JP 2692686 A JP2692686 A JP 2692686A JP S62188625 A JPS62188625 A JP S62188625A
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- Japan
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- 238000009763 wire-cut EDM Methods 0.000 claims description 6
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 abstract description 5
- 238000007788 roughening Methods 0.000 abstract 1
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、加工電源と通電ケーブルを加工条件に応じて
選択することができるワイヤ放電加工装置に関する。
選択することができるワイヤ放電加工装置に関する。
れており、最近の金型の短納期化、高精度化に伴って、
ワイヤ放電加工装置の性能向上が図られているが、中で
も荒加工時の加工速度の向上と仕上加工時の加工面粗さ
の向上を両立させることが重要である。
ワイヤ放電加工装置の性能向上が図られているが、中で
も荒加工時の加工速度の向上と仕上加工時の加工面粗さ
の向上を両立させることが重要である。
第3図は従来の一般的なワイヤ放電加工装置を示す。第
3図において、工作物1とワイヤ電極2とが形成する加
工間隙には加工液が満たされ、ワイヤ電極2は、供給リ
ール3から送り出され、リール4,5、ワイヤガイド7
.8を通って巻取り一ル6に巻取られる。ワイヤ電極2
はこのように所定の経路を走行し、また一定の張力を与
えられている。ワイヤ電極2への通電は通電端子13,
14iこより行なう。そしてワイヤガイド7.8と通電
端子13.14はガイドホルダ9,10に取付けられ、
その外側に加工液ノズル11.12が取付けられている
。
3図において、工作物1とワイヤ電極2とが形成する加
工間隙には加工液が満たされ、ワイヤ電極2は、供給リ
ール3から送り出され、リール4,5、ワイヤガイド7
.8を通って巻取り一ル6に巻取られる。ワイヤ電極2
はこのように所定の経路を走行し、また一定の張力を与
えられている。ワイヤ電極2への通電は通電端子13,
14iこより行なう。そしてワイヤガイド7.8と通電
端子13.14はガイドホルダ9,10に取付けられ、
その外側に加工液ノズル11.12が取付けられている
。
工作物1とワイヤ電極2には、荒加工用の第1の加工電
源15と仕上加工用の第2の加工電源16から各電源に
共用の通電ケーブル25.26を介して放電26は、直
流電源17,21、スイッチング素子18,22、抵抗
19,23、パルス制御回路20.24で構成されてい
る。
源15と仕上加工用の第2の加工電源16から各電源に
共用の通電ケーブル25.26を介して放電26は、直
流電源17,21、スイッチング素子18,22、抵抗
19,23、パルス制御回路20.24で構成されてい
る。
このようなワイヤ放電加工装置においては、加工速度の
大きい荒加工時には、放電加工電流の立上りおよび立下
り時間を短かくして、ピーク電流を高い値にすると共に
、パルス休止時間を十分確保するため、通電ケーブル2
5.26のインダクタンスを低くする必要がある。一方
、仕上加工時には、抵抗23を第1の加工電源の抵抗1
9より高い値にして、ピーク電流を低(する。しかし、
通電ケーブル25.26のインダクタンスを低(するた
め、同軸ケーブルなどを用いると、キャパシタンス(浮
遊容量)が大きくなり、仕上加工において、通電ケーブ
ルのキャパシタンス27に蓄積されたエネルギーが加工
間隙の放電時に放出され、仕上加工に設定したパルス電
流にキャパシタンス27からの放電電流が重畳されて、
放電加工電流が不所望に増大してしまう。その結果、加
工面粗さが3〜5μmRmax以下にならないことがあ
る。
大きい荒加工時には、放電加工電流の立上りおよび立下
り時間を短かくして、ピーク電流を高い値にすると共に
、パルス休止時間を十分確保するため、通電ケーブル2
5.26のインダクタンスを低くする必要がある。一方
、仕上加工時には、抵抗23を第1の加工電源の抵抗1
9より高い値にして、ピーク電流を低(する。しかし、
通電ケーブル25.26のインダクタンスを低(するた
め、同軸ケーブルなどを用いると、キャパシタンス(浮
遊容量)が大きくなり、仕上加工において、通電ケーブ
ルのキャパシタンス27に蓄積されたエネルギーが加工
間隙の放電時に放出され、仕上加工に設定したパルス電
流にキャパシタンス27からの放電電流が重畳されて、
放電加工電流が不所望に増大してしまう。その結果、加
工面粗さが3〜5μmRmax以下にならないことがあ
る。
この問題に対処するため、特開昭59−73226号に
は、荒加工時と仕上加工時にそれぞれの加工条件に適合
した通電ケーブルを用い、仕上加工時には、荒加工で用
いられる低インダクタンスケーブルを電磁開閉器により
遮断し、別の低キヤパシタンスケーブルを介して通電す
ることにより、仕上加工時の通電系のキャパシタンスを
低減することが開示されている。しかし、荒加工では数
10〜数IQQkHzの周波数でピーク電流値が数10
0Aのパルス電流を流すため、荒加工用の通電ケーブル
を遮断する電磁開閉器は、通常市販されているものに比
べて接点の接触面積が大きく、かつ接触圧の大きいこと
が必要で、必然的に電磁開閉器の外形寸法が大きくなり
、加工間隙の近傍に設置することがむづかしくなる。し
たがって、仕上加工時に荒加工用通電ケーブルのキャパ
シタンスの影響ヲ完全に除くことはできず、加工面粗さ
の向上に限度がある。また、電磁開閉器が高周波、大容
量の特殊仕様品となるため、価格が高く、接点の寿命や
信頼性の管理の面でも難点がある。
は、荒加工時と仕上加工時にそれぞれの加工条件に適合
した通電ケーブルを用い、仕上加工時には、荒加工で用
いられる低インダクタンスケーブルを電磁開閉器により
遮断し、別の低キヤパシタンスケーブルを介して通電す
ることにより、仕上加工時の通電系のキャパシタンスを
低減することが開示されている。しかし、荒加工では数
10〜数IQQkHzの周波数でピーク電流値が数10
0Aのパルス電流を流すため、荒加工用の通電ケーブル
を遮断する電磁開閉器は、通常市販されているものに比
べて接点の接触面積が大きく、かつ接触圧の大きいこと
が必要で、必然的に電磁開閉器の外形寸法が大きくなり
、加工間隙の近傍に設置することがむづかしくなる。し
たがって、仕上加工時に荒加工用通電ケーブルのキャパ
シタンスの影響ヲ完全に除くことはできず、加工面粗さ
の向上に限度がある。また、電磁開閉器が高周波、大容
量の特殊仕様品となるため、価格が高く、接点の寿命や
信頼性の管理の面でも難点がある。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、
簡単で安価な構成により、荒加工時に加工速度を向上し
、かつ仕上加工時には良好な加工面粗さを得ることが可
能なワイヤ放電加工装置を提供することにある。
簡単で安価な構成により、荒加工時に加工速度を向上し
、かつ仕上加工時には良好な加工面粗さを得ることが可
能なワイヤ放電加工装置を提供することにある。
本発明は、加工条件に応じて選択される複数の加工電源
と各電源に専用の通電ケーブルにより工作物とワイヤ電
極に放電エネルギーを供給し、工作物とワイヤ電極とが
形成する加工間隙に間欠的に放電を発生させて工作物を
加工するワイヤ放電加工装置において、通電ケーブルを
接続、遮断する手段として、通電ケーブルに接続した通
電端子を移動させることにより通電端子とワイヤ電極と
を接触、開離させる通電端子移動機構を備えたことを特
徴とするものである。
と各電源に専用の通電ケーブルにより工作物とワイヤ電
極に放電エネルギーを供給し、工作物とワイヤ電極とが
形成する加工間隙に間欠的に放電を発生させて工作物を
加工するワイヤ放電加工装置において、通電ケーブルを
接続、遮断する手段として、通電ケーブルに接続した通
電端子を移動させることにより通電端子とワイヤ電極と
を接触、開離させる通電端子移動機構を備えたことを特
徴とするものである。
このように構成された本発明のワイヤ放電加工装置にお
いては、通電端子の移動により荒加工時−プルを選択す
ることができ、かつ不使用ケーブルを通電端子とワイヤ
電極との間で遮断することができるので、放電加工電流
に対する不使用ケーブルの影響は完全に除かれる。また
、通電ケーブルの接、断に特殊な電磁開閉器等を必要と
せず、通電端子移動機構はワイヤ電極の通電部に容易に
組み込むことができる。
いては、通電端子の移動により荒加工時−プルを選択す
ることができ、かつ不使用ケーブルを通電端子とワイヤ
電極との間で遮断することができるので、放電加工電流
に対する不使用ケーブルの影響は完全に除かれる。また
、通電ケーブルの接、断に特殊な電磁開閉器等を必要と
せず、通電端子移動機構はワイヤ電極の通電部に容易に
組み込むことができる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
ワイヤ電極2は、第3図に示す従来例と同様に供給リー
ル3−リール4−ワイヤガイド7.8−リール5−巻取
リール6の経路を走行し、かつ一定の張力を与えられて
いる。工作物1とワイヤ電極2とが形成する加工間隙に
は、ガイドホルダ9゜10の外側に取付けられた加工液
ノズル11.12により加工液が満たされる。
ル3−リール4−ワイヤガイド7.8−リール5−巻取
リール6の経路を走行し、かつ一定の張力を与えられて
いる。工作物1とワイヤ電極2とが形成する加工間隙に
は、ガイドホルダ9゜10の外側に取付けられた加工液
ノズル11.12により加工液が満たされる。
荒加工用の第1の加工電源15は、荒加工用通電ケーブ
ル28を介して工作物lと上下の通電端子30゜’)I
If tm kj 身Th f J−I/l −±
/−1−L 4+n 7 rRM mつn加工電源1
6は、仕上加工用通電ケーブル29を介して工作物1と
上下の通電端子32.33に接続されている。ここで荒
加工用通電ケーブル28としては、同軸ケーブルのよう
な低インダクタンスケーブルを用い、仕上加工用通電ケ
ーブル29としては、線間を十分離した低キヤパシタン
スケーブルを用いている。加工電源15.16の内部構
成は第3図に示したものと同一であり、図示を省略する
。通電端子30.31および32.33はタングステン
等の高硬度導電材料で棒状に形成されており、上部通電
端子30と32は、先端部がワイヤ電極2との接触、開
離に必要な一定距離を隔てて対向し、電気的には互に絶
縁された状態にあるように絶縁ホルダ34の内部に保持
され、下部通電端子31と33も、同様に絶縁ホルダ3
5の内部に保持されている。絶縁ホルダ34.35は、
ワイヤ電極2を通す径方向の穴が設けられた円筒体であ
り、ガイドホルダ9,10と加工液ホルダ1.1.12
の横穴に摺動自在に内装されている。絶縁ホルダ34.
35の一端は、加工液ノズル11゜12にホルダ36.
37を介して固定された通電端子移動用アクチュエータ
38.39の可動部にそれぞれ結合されており、この通
電端子30と32および31と33を保持している絶縁
ホルダ34.35とホルダ36,37、アクチュエータ
38.39により通電端子移動機構が構成されている。
ル28を介して工作物lと上下の通電端子30゜’)I
If tm kj 身Th f J−I/l −±
/−1−L 4+n 7 rRM mつn加工電源1
6は、仕上加工用通電ケーブル29を介して工作物1と
上下の通電端子32.33に接続されている。ここで荒
加工用通電ケーブル28としては、同軸ケーブルのよう
な低インダクタンスケーブルを用い、仕上加工用通電ケ
ーブル29としては、線間を十分離した低キヤパシタン
スケーブルを用いている。加工電源15.16の内部構
成は第3図に示したものと同一であり、図示を省略する
。通電端子30.31および32.33はタングステン
等の高硬度導電材料で棒状に形成されており、上部通電
端子30と32は、先端部がワイヤ電極2との接触、開
離に必要な一定距離を隔てて対向し、電気的には互に絶
縁された状態にあるように絶縁ホルダ34の内部に保持
され、下部通電端子31と33も、同様に絶縁ホルダ3
5の内部に保持されている。絶縁ホルダ34.35は、
ワイヤ電極2を通す径方向の穴が設けられた円筒体であ
り、ガイドホルダ9,10と加工液ホルダ1.1.12
の横穴に摺動自在に内装されている。絶縁ホルダ34.
35の一端は、加工液ノズル11゜12にホルダ36.
37を介して固定された通電端子移動用アクチュエータ
38.39の可動部にそれぞれ結合されており、この通
電端子30と32および31と33を保持している絶縁
ホルダ34.35とホルダ36,37、アクチュエータ
38.39により通電端子移動機構が構成されている。
アクチュエータ38.39は、W[Eシリンダまたはソ
レノイドなどでよく、図示しない制御部からの信号によ
り動作し、絶縁ホルダ34゜35を図の左右に移動させ
る。これにより、荒加工用通電端子30.31と仕上加
工用通電端子32.33のいずれか一方を選択的にワイ
ヤ電極2に接触させ、他方をワイヤ電極2から開離させ
て、加工電源15゜16と通電ケーブル28.29の切
換を行なう構成となっている。
レノイドなどでよく、図示しない制御部からの信号によ
り動作し、絶縁ホルダ34゜35を図の左右に移動させ
る。これにより、荒加工用通電端子30.31と仕上加
工用通電端子32.33のいずれか一方を選択的にワイ
ヤ電極2に接触させ、他方をワイヤ電極2から開離させ
て、加工電源15゜16と通電ケーブル28.29の切
換を行なう構成となっている。
荒加工時には、第1図に示すように荒加工用通電端子3
0.31がワイヤ電極2に接触しており、仕上加工用通
電端子32.33はワイヤ電極2から開離している。こ
の状態で、荒加工用の第1の加工電源15から低インダ
クタンスケーブル28を介して供給される放電エネルギ
ーにより荒加工が行なわれる。
0.31がワイヤ電極2に接触しており、仕上加工用通
電端子32.33はワイヤ電極2から開離している。こ
の状態で、荒加工用の第1の加工電源15から低インダ
クタンスケーブル28を介して供給される放電エネルギ
ーにより荒加工が行なわれる。
仕上加工時には、アクチュエータ38.39により絶縁
ホルダ34.35とそれぞれに保持されている通電端子
30.31.32.33を図の左方に移動させて、荒加
工用通電端子30.31をワイヤ電極2から開離させ、
仕上加工用通電端子32.33をワイヤ電極2に接触さ
せる。そして、仕上加工用の第2の加工電源16から低
キヤパシタンスケーブル29を介シて供給される放電エ
ネルギーにより仕上加工を行な矢このとき、低インダク
タンスケーブル28は電極ワイヤ2から完全に遮断され
ているので、放電加工電流への低インダクタンスケーブ
ル28の影響は皆無である。
ホルダ34.35とそれぞれに保持されている通電端子
30.31.32.33を図の左方に移動させて、荒加
工用通電端子30.31をワイヤ電極2から開離させ、
仕上加工用通電端子32.33をワイヤ電極2に接触さ
せる。そして、仕上加工用の第2の加工電源16から低
キヤパシタンスケーブル29を介シて供給される放電エ
ネルギーにより仕上加工を行な矢このとき、低インダク
タンスケーブル28は電極ワイヤ2から完全に遮断され
ているので、放電加工電流への低インダクタンスケーブ
ル28の影響は皆無である。
次に、本発明の他の実施例を第2図により説明する。説
明を簡単にするため、第2図には上部通電部の周辺のみ
を示したが、下部通電部も同様の構成となっている。本
実施例では、ガイドホルダ9の上側に設けた絶縁ホルダ
40に通電端子移動用アクチュエータ38を固定し、該
アクチュエータ38の可動部に仕上加工用通電端子32
を取付けて、連子30はガイドホルダ9に固定されてい
る。第2図の実線は仕上加工時の状態を示しており、仕
上加工用通電端子32がワイヤ電極2に接触し、荒加工
用通電端子30はワイヤ電極2から開離している。
明を簡単にするため、第2図には上部通電部の周辺のみ
を示したが、下部通電部も同様の構成となっている。本
実施例では、ガイドホルダ9の上側に設けた絶縁ホルダ
40に通電端子移動用アクチュエータ38を固定し、該
アクチュエータ38の可動部に仕上加工用通電端子32
を取付けて、連子30はガイドホルダ9に固定されてい
る。第2図の実線は仕上加工時の状態を示しており、仕
上加工用通電端子32がワイヤ電極2に接触し、荒加工
用通電端子30はワイヤ電極2から開離している。
荒加工時には、第2図の点線で示すように仕上加工用通
電端子32をアクチュエータ38により左方に移動させ
る。すると、仕上加工用通電端子32はワイヤ電極2か
ら開離し、それまで仕上加工用通電端子32により押さ
れていたワイヤ電極2が点線で示す位置にもどり荒加工
用通電端子30と接触する。このように本実施例では、
仕上加工用通電端子30を移動させることで、第1図に
示す加工電源15.16と通電ケーブル28.29の切
換が行なわれる。
電端子32をアクチュエータ38により左方に移動させ
る。すると、仕上加工用通電端子32はワイヤ電極2か
ら開離し、それまで仕上加工用通電端子32により押さ
れていたワイヤ電極2が点線で示す位置にもどり荒加工
用通電端子30と接触する。このように本実施例では、
仕上加工用通電端子30を移動させることで、第1図に
示す加工電源15.16と通電ケーブル28.29の切
換が行なわれる。
以上説明した2つの実施例では、荒加工時と仕上加工時
で通電ケーブルを切換接続する構成となっているが、荒
加工時に仕上加工用の低キヤパシタンスケーブルが接続
されていても電気的には影響がないので、仕上加工用通
電端子はワイヤ電極に接触させたままとし、荒加工用通
電端子だけをワイヤ雷苅i+7t;t1.τ校角山 1
1閂叙ト六せスオ11h虚夫1.てもよい。
で通電ケーブルを切換接続する構成となっているが、荒
加工時に仕上加工用の低キヤパシタンスケーブルが接続
されていても電気的には影響がないので、仕上加工用通
電端子はワイヤ電極に接触させたままとし、荒加工用通
電端子だけをワイヤ雷苅i+7t;t1.τ校角山 1
1閂叙ト六せスオ11h虚夫1.てもよい。
また、上記実施例では、荒加工用と仕上加工用の2種類
の加工電源と通電ケーブルの切換を行なう場合について
説明したが、それ以外に、例えばワイヤ電極の消耗を低
減するための特殊波形のパルス電流を供給する加工電源
と通電ケーブルを加えるなど、3種類以上の加工電源と
通電ケーブルの切換を行なう場合でも、通電端子移動機
構を各通電端子に対して設けることにより実施できるこ
とは明らかである。
の加工電源と通電ケーブルの切換を行なう場合について
説明したが、それ以外に、例えばワイヤ電極の消耗を低
減するための特殊波形のパルス電流を供給する加工電源
と通電ケーブルを加えるなど、3種類以上の加工電源と
通電ケーブルの切換を行なう場合でも、通電端子移動機
構を各通電端子に対して設けることにより実施できるこ
とは明らかである。
また、上記実施例では、仕上加工時に上下の通電端子3
2.33をワイヤ電極2に接触させ通電する構成とした
が、仕上加工時の通電電流が小さいことと、通電ケーブ
ルのキャパシタンスの影響を考慮し、上下いずれか一方
にのみ仕上加工用の通電端子を設けてもよい。
2.33をワイヤ電極2に接触させ通電する構成とした
が、仕上加工時の通電電流が小さいことと、通電ケーブ
ルのキャパシタンスの影響を考慮し、上下いずれか一方
にのみ仕上加工用の通電端子を設けてもよい。
本発明によれば、荒加工と仕上加工と言ったような異な
る加工条件に対してそれぞれ適切な加工電源と通電ケー
ブルを選択することができ、かつ通電ケーブルの接、断
をワイヤ電極の通電部で行なうため、仕上加工時に荒加
工で使用される通電ケーブルのキャパシタンスの影響を
全く受けず、通電ケーブルのキャパシタンスによる放電
加工電流の不所望な増大が避けられるので、荒加工では
加工速度を高め、仕上加工では加工面粗さを良好にする
ことができる。
る加工条件に対してそれぞれ適切な加工電源と通電ケー
ブルを選択することができ、かつ通電ケーブルの接、断
をワイヤ電極の通電部で行なうため、仕上加工時に荒加
工で使用される通電ケーブルのキャパシタンスの影響を
全く受けず、通電ケーブルのキャパシタンスによる放電
加工電流の不所望な増大が避けられるので、荒加工では
加工速度を高め、仕上加工では加工面粗さを良好にする
ことができる。
また、通電ケーブルの接、断を通電端子の移動だけで行
なえるので、比較的簡単な構成で安価に実現でき、メン
テナンスも容易である。
なえるので、比較的簡単な構成で安価に実現でき、メン
テナンスも容易である。
第1図は本発明の一実施例の一部断面で示した構成図、
第2図は本発明の他の実施例の上部通電器周辺のみを示
す断面図、第3図は従来例の一部断面で示した構成図で
ある。 l:工作物 2:ワイヤ電極 15:荒加工用加工電源 16:仕上加工用加工電源 28:荒加工用通電ケーブル 29:仕上加工用通電ケーブル 30.31:荒加工用通電端子
第2図は本発明の他の実施例の上部通電器周辺のみを示
す断面図、第3図は従来例の一部断面で示した構成図で
ある。 l:工作物 2:ワイヤ電極 15:荒加工用加工電源 16:仕上加工用加工電源 28:荒加工用通電ケーブル 29:仕上加工用通電ケーブル 30.31:荒加工用通電端子
Claims (1)
- 1、加工条件に応じて選択される複数の加工電源と各電
源に専用の通電ケーブルにより工作物とワイヤ電極に放
電エネルギーを供給し、工作物とワイヤ電極とが形成す
る加工間隙に間欠的に放電を発生させて工作物を加工す
るワイヤ放電加工装置において、通電ケーブルを接続、
遮断する手段として、通電ケーブルに接続した通電端子
を移動させることにより通電端子とワイヤ電極とを接触
、開離させる通電端子移動機構を備えたことを特徴とす
るワイヤ放電加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2692686A JPS62188625A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | ワイヤ放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2692686A JPS62188625A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | ワイヤ放電加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62188625A true JPS62188625A (ja) | 1987-08-18 |
JPH0459092B2 JPH0459092B2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=12206782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2692686A Granted JPS62188625A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | ワイヤ放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62188625A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62208828A (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-14 | Fanuc Ltd | ワイヤカツト放電加工回路切り替え装置 |
DE4240726A1 (ja) * | 1991-12-03 | 1993-06-09 | Mitsubishi Denki K.K., Tokio/Tokyo, Jp | |
JP2001349340A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-12-21 | Atec Weiss Gmbh & Co Kg | フレキシブル軸継ぎ手のための環状ディスク、該環状ディスクから製作されるディスクパケット、及びその様な環状ディスクを有するフレキシブル軸継ぎ手 |
EP2158993A3 (en) * | 2008-08-28 | 2010-10-20 | Fanuc Ltd | Wire electric discharge machine having function of detecting detachment/attachment of an electrode pin |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP2692686A patent/JPS62188625A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62208828A (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-14 | Fanuc Ltd | ワイヤカツト放電加工回路切り替え装置 |
DE4240726A1 (ja) * | 1991-12-03 | 1993-06-09 | Mitsubishi Denki K.K., Tokio/Tokyo, Jp | |
JP2001349340A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-12-21 | Atec Weiss Gmbh & Co Kg | フレキシブル軸継ぎ手のための環状ディスク、該環状ディスクから製作されるディスクパケット、及びその様な環状ディスクを有するフレキシブル軸継ぎ手 |
EP2158993A3 (en) * | 2008-08-28 | 2010-10-20 | Fanuc Ltd | Wire electric discharge machine having function of detecting detachment/attachment of an electrode pin |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0459092B2 (ja) | 1992-09-21 |
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