JP4987158B1 - たわみ板及び該たわみ板を用いた板ばね式フレキシブルカップリング - Google Patents
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Abstract
【課題】たわみ性大のたわみ板及び該たわみ板を用いた、より機能的な板ばね式フレキシブルカップリングを提供する。
【解決手段】板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、薄板を積層してなる金属製たわみ板13を軸方向から見た円輪形状の内径を2Riとしたとき、たわみ板13の内縁側の円弧形状の半径Rxを0.25Ri以上0.8Ri以下とする。Rxはたわみ板の内縁側及び外縁側の腕の長さLだけ離れた2つの交点Pを通る円弧の半径である。
【選択図】図4
【解決手段】板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、薄板を積層してなる金属製たわみ板13を軸方向から見た円輪形状の内径を2Riとしたとき、たわみ板13の内縁側の円弧形状の半径Rxを0.25Ri以上0.8Ri以下とする。Rxはたわみ板の内縁側及び外縁側の腕の長さLだけ離れた2つの交点Pを通る円弧の半径である。
【選択図】図4
Description
本発明は、たわみ板及び該たわみ板を用いた板ばね式フレキシブルカップリングに関するものである。
従来の板ばね式フレキシブルカップリングの部品構成、構造を定めるものは、既にある。(例えば、非特許文献1参照。)。従来のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングは、プラグインカップリングとして既にある。(例えば、非特許文献2参照。)。従来の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングは、両差込みカップリングとして既にある。(例えば、非特許文献3参照。)。
大同精密工業株式会社カタログ「FORM−FLEXカップリングP5,P6」DPI−1100−R14
大同精密工業株式会社カタログ「FORM−FLEXカップリングP25,P26」DPI−1100−R14
大同精密工業株式会社カタログ「FORM−FLEXカップリングP28」DPI−1100−R14
日本機械学会編機械工学便覧「機械の要素P7−1 1.1標準数」改訂第5版
従来の金属製たわみ板を使用した板ばね式フレキシブルカップリングは、図10に示される様に、たわみ板内縁側33aは小さい円であり、たわみ板外縁側33bは直線である平面形形状を有し、枠形の8本ボルトのたわみ板を使用していた。又、図示しないが従来使用されていた枠形たわみ板には、10本ボルトたわみ板、12本ボルトたわみ板もあり、従来の8本ボルト以上の枠形平面形形状は、軸方向ばね反力を減じるため、従来の改良丸形の平面形形状に変更された。そのため、若干の改良は見られたが、依然として従来の8本ボルト以上の改良丸形平面形形状では、軸方向ばね反力が大きくなり、主ローター側軸受の許容スラスト荷重を超えてしまう場合が発生した。
従来の金属製たわみ板を使用した板ばね式フレキシブルカップリングは、図11、図12に示される様に、たわみ板内縁側43aは、図10に示される8本ボルトのたわみ板内縁側33aよりさらに小さい円であり、たわみ板外縁側は直線である枠形の6本ボルトのたわみ板を使用していた。従来の6本ボルトの枠形平面形形状は、たわみ板内縁側空間を得るため、従来の改良丸形の平面形形状に変更された。そのため、軸方向ばね反力はさらに減じられたが、伝達トルク(瞬時最大許容トルク)が不足する場合が発生した。
従来のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングは、図8、図9に示される様に、スペーサーユニットをアダプターハブ間に組込む時、植込みボルトを使用していた。そのため、ボルト径と穴のはめ合いには隙間があるので、通しボルトを使用する正確な位置決めとはならなかった。より正確な位置決めが必要な時は、別の位置決め方法を併用しなければならないが、必要な別の位置決め方法は、たわみ板径方向外側の空間を通しボルト組込み用の空間として活用できる場合と、活用できない場合の両方について解決する必要があった。
従来の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングは、図11、図12に示される様に、たわみ板内縁側43aは、図10に示される8本ボルトのたわみ板内縁側33aよりさらに小さい円となり、枠形の6本ボルトのたわみ板を使用していた。そのため、たわみ板内縁側空間を活用することができず、適正な反転ハブ構造、適正な反転ハブ形状、適正な分割スペーサー形状の設定が妨げられていた。
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項1のたわみ板は、板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、駆動側ハブ又はフランジ、及び、被駆動側ハブ又はフランジと、中間スペーサーとの間に連結される、薄板を積層してなる8本ボルト以上の金属性たわみ板であって、前記たわみ板を平面視した円輪形状における内径を2Riとしたとき、隣接するたわみ板用ボルトとたわみ板用ボルト、及び、たわみ板内縁側とたわみ板外縁側に囲まれたつづみ形の部分をたわみ板の腕とすると、前記たわみ板の腕の内縁側及び外縁側の中心を通る中心線と、クランプワッシャー(16)のクランプ平面と円弧球面の境界(円)上で交差する、2つの点(O)が特定され、前記2つの点(O)を通るたわみ板の腕の中心線に垂直な2平面とたわみ板内縁側及びたわみ板外縁側の円弧形状(Ri)と交わる内縁側及び外縁側の各々2つの交点(P)が特定され、前記たわみ板内縁側及び外縁側の各々2つの交点(P)を通るたわみ板内縁側(13a)及びたわみ板外縁側(13b)が内外から見て凹なる新規円弧形状として特定され、前記新規円弧形状の半径Rxを、Ri×0.80≧Rx≧Ri×0.25としたことを特徴とする。係る構成によれば、たわみ板の伝達トルク(定格トルク)を維持したまま、たわみ性を増大させることができ、軸方向ばね反力を減じる効果がある。
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項2のたわみ板は、板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、駆動側ハブ又はフランジ、及び、被駆動側ハブ又はフランジと、中間スペーサーとの間に連結される、薄板を積層してなる6本ボルトの金属性たわみ板であって、前記たわみ板を平面視した円輪形状における外径を2Roとしたとき、隣接するたわみ板用ボルトとたわみ板用ボルト、及び、たわみ板内縁側とたわみ板外縁側に囲まれたつづみ形の部分をたわみ板の腕とすると、前記たわみ板の腕の内縁側及び外縁側の中心を通る中心線と、クランプワッシャー(26)のクランプ平面と円弧球面の境界(円)上で交差する、2つの点(O)が特定され、前記2つの点(O)を通るたわみ板の腕の中心線に垂直な2平面とたわみ板内縁側及びたわみ板外縁側の円弧形状(Ri)と交わる内縁側及び外縁側の各々2つの交点(P)が特定されるが外縁側のみ採用し、前記たわみ板外縁側の2つの交点(P)を通るたわみ板外縁側(23b)が外から見て凹なる新規円弧形状として特定され、前記新規円弧形状の半径Rxを、Ro×0.80≦Rx≦Roとしたことを特徴とする。係る構成によれば、たわみ板のたわみ性を損なうことなく、伝達トルク(瞬時最大許容トルク)の不足は解消される効果がある。
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項3の板ばね式フレキシブルカップリングは、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側及び被駆動側が、アダプターハブ、ボルト座ぐり穴を有するフランジ、スペーサーフランジにボルト通過穴を有するスペーサー、スペーサーとフランジ間のたわみ板を含む連結部、アダプターハブとフランジ間の締結用金物より構成され、前記たわみ板は、請求項1記載のたわみ板であってボルト数が8本ボルトのたわみ板、又は、請求項2記載のたわみ板が用いられることを特徴とする。係る構成によれば、通しボルトを用いたより正確なアダプターハブとフランジの位置決めが可能であり、別の位置決め方法の併用を必要としない効果がある。
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項4の板ばね式フレキシブルカップリングは、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側及び被駆動側が、外径を大きくしたアダプターハブ、外フランジを有するフランジ、スペーサー、スペーサーとフランジ間のたわみ板を含む連結部、アダプターハブとフランジ間の締結用金物より構成され、前記たわみ板は、請求項1記載のたわみ板、又は、請求項2記載のたわみ板が用いられることを特徴とする。係る構成によれば、通しボルトを用いたより正確なアダプターハブとフランジの位置決めが可能であり、別の位置決め方法の併用を必要としない効果がある。
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項5の板ばね式フレキシブルカップリングは、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側及び被駆動側が、反転ハブ、分割スペーサーフランジのストレート穴を必要に応じ段付穴とした分割スペーサー、反転ハブと分割スペーサー間のたわみ板を含む連結部、分割スペーサー間の締結用金物より構成され、前記たわみ板は、請求項1記載のたわみ板、又は、請求項2記載のたわみ板が用いられることを特徴とする。係る構成によれば、たわみ板内縁側空間を活用でき、適正な反転ハブ構造、適正な反転ハブ形状、適正な分割スペーサー形状の設定を可能とする効果がある。
本発明によれば、8本ボルト以上の金属製たわみ板を使用した板ばね式フレキシブルカップリングは、たわみ板の伝達トルク(定格トルク)を維持したまま、たわみ性を増大させることができ、軸方向ばね反力を減じる効果がある。さらに、主ローター側軸受の許容スラスト荷重を満足できる。
本発明によれば、6本ボルトの金属製たわみ板を使用した板ばね式フレキシブルカップリングは、たわみ板のたわみ性を損なうことなく、伝達トルク(瞬時最大許容トルク)の不足は解消される効果がある。さらに、従来不向きであった電気用途への対応が可能である。
本発明によれば、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングは、たわみ板径方向外側の空間を通しボルト組込み用の空間として活用できる請求項3の場合と、活用できない請求項4の場合の両方について、通しボルトを用いたより正確なアダプターハブとフランジの位置決めが可能であり、別の位置決め方法の併用を必要としないスペーサーユニット組込みが可能である。さらに、アダプターハブの許容最大軸径56%(外径比)を実施できる。
本発明によれば、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングは、たわみ板内縁側空間を活用でき、適正な反転ハブ構造、適正な反転ハブ形状、適正な分割スペーサー形状の設定を可能とする効果がある。さらに、反転ハブの許容最大軸径45%(外径比)を実施できる。
本発明の図1に示されるように、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング10は、駆動軸1に嵌合されるアダプターハブ11aと、被駆動軸2に嵌合されるアダプターハブ11bと、アダプターハブ11a、11bの間を連結するスペーサーユニット10aを主な構成要素とする。スペーサーユニット10aは、フランジ12a(2ヶ所)と、たわみ板13を含む連結部(2ヶ所)と、スペーサー12dと、アダプターハブとフランジ間の締結用金物(2ヶ所)より構成される。たわみ板13を含む連結部は、図1にたわみ板を含む連結部Jとして示されるが、図1では、たわみ板用ボルト14a側を代表として表示し、14b側を含む表示は省略した。たわみ板には、本発明による8本ボルトのたわみ板を使用した。
本発明の図1に示されるように、アダプターハブ11aは、駆動軸1へ軸穴径11eで嵌合される。図1ではアダプターハブボス径11gを減じているが、さらにアダプターハブボス径11gを増やすことができ、許容最大軸径56%(外径比)が可能である。一般に駆動軸1と軸穴径11eの嵌合は、焼きばめとキー適用が併用される。但し図1でキー適用は、省略されている。
本発明の図1、図2に示されるように、アダプターハブフランジ11cは、16ヶ所のリーマ穴にボルト(六角穴付ボルト)18、回り止めナット19を介してフランジ12aと締結される。図1右側半分のボルト(六角穴付ボルト)18、回り止めナット19を含む断面は、図1左側半分でも同じ断面を持つ。同様にボルト(六角穴付ボルト)18は、スペーサーフランジ12eのボルト通過穴12g、たわみ板13の径方向外側を通過させ、全てフランジ12aのボルト座ぐり穴12c側からフランジ及びアダプターハブフランジのリーマ穴へ組込まれる。図2から分かる様に、ボルト18は、たわみ板用ボルト14a、14b間の外径側に、不等間隔に各2ヶづつ8ヶ所へ配置される。回り止めナット19は、全てアダプターハブフランジ11cの側に組付けされる。ボルト(六角穴付ボルト)18と回り止めナット19の締付は、たわみ板径方向外側から、六角レンチをボルト頭部に入れ、ボルトを固定して行う。本発明の図1、図2、図3にそれぞれ示される金物類は、代表範囲を表示し、その他の繰返し範囲の表示は省略した。
本発明の図2、図1に示されるように、フランジ12aは、4ヶ所のたわみ板用ボルトリーマ穴にクランプワッシャー16(2ヶ)、バックアップワッシャー15を介したたわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14a、座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)17を使って、耐食性金属の薄板を積層して構成されるたわみ板13の4取付穴へ締結される。4取付穴は、本発明の図3に示されるように、たわみ板13の各4ヶ所(90°間隔の4ヶ所づつ)の取付穴のことである。本発明の図2に示されるように、たわみ板13の残り4ヶ所の取付穴のたわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14bの頭部、バックアップワッシャー15は、フランジ12aにストレート穴12hを設け収納される。たわみ板連結用の各金物14aより17の軸方向寸法及び径方向寸法は、重量に基づく発生遠心力最小に配慮して、伝達トルクに関係しない限り、最小に減じるのが良い。例えば、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14a及び14b、座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)17の座面径の大きさは、伝達トルクに関係する。従って座面径は、伝達トルクに関係するボルトのリーマ径寸法を基準に、必要径寸法が決定される。
本発明の図3、図1に示されるように、たわみ板13は、残り4ヶ所の取付穴にクランプワッシャー16(2ヶ)、バックアップワッシャー15を介したたわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14b、座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)17を使って、スペーサーフランジ12eの4ヶ所のリーマ穴へ締結される。たわみ板13の取付穴8ヶ所の内4ヶ所は、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14aを使いフランジ12aのリーマ穴へ、残り4ヶ所は、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14bを使いスペーサーフランジ12eのリーマ穴へ、それぞれ締結される。本発明の図1に示されるように、フランジ12aの4ヶ所のリーマ穴に締結されるたわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14aの頭部、バックアップワッシャー15は、スペーサーフランジ12eにストレート穴12hを設け収納される。ストレート穴12hと、ストレート穴12h内に収納配置されたバックアップワッシャー15の関係は、たわみ板13が全損した時の一時的トルク伝達に役立つ様設定されている。スペーサーフランジ12e及びフランジ12aは、アダプターハブフランジ11cのリーマ穴位置と整合する位置に、それぞれ16ヶ所のボルト通過穴12g、ボルト座ぐり穴12cが設けられる。
たわみ板13は、図10に示されるたわみ板内縁側33aは小さい円、たわみ板外縁側33bは直線とした、従来の枠形たわみ板の平面形形状に改良を重ねたものである。図4(a)に示されるように、点線は、円輪形状(外径2Ro、内径2Ri)のたわみ板内縁側はそのままのRi円弧形状、たわみ板外縁側は内径と同一のRi円弧形状とした、従来の改良丸形のたわみ板平面形形状を示す。さらに、点線によって示されるボルト間中央の従来の改良丸形たわみ板断面積Aoは、たわみ板の腕の中心線により2等分される。実線は、本発明によるたわみ板内縁側13a及びたわみ板外縁側13bを、たわみ板の腕の長さL離れた2つの交点Pを通る、従来とは異なる新規円弧形状とした、たわみ板平面形形状を示す。交点Pは、従来の改良丸形の点線円弧形状と、たわみ板クランプ平面の端部Oを通る直線との交点を示す。ボルト穴周りの点線は、クランプワッシャー16によるクランプ平面を示し、図4(b)に示されるように、クランプ平面の径方向外側には円弧球面が形成されている。たわみ板クランプ平面の端部Oは、図4(a)及び図4(b)より分かる様に、クランプ平面と円弧球面の境界(円)上にあり、かつたわみ板の腕の中心線と交差する点である。クランプ平面の端部Oから隣接するクランプ平面の端部Oまでは、上記たわみ板の腕の長さLを示し、たわみ板の軸方向ばね反力は、Lの3乗に反比例する。又、たわみ板の軸方向ばね反力は、ボルト間中央のたわみ板断面積及びばねの数(たわみ板ボルト本数nの2分の1)に比例する。たわみ板の平面形形状は、伝達トルク(定格トルク、瞬時最大許容トルク等)、たわみ性に関係しているので、ばねの数が4以上と多くなる8本ボルト以上のたわみ板使用では、軸方向ばね反力減(たわみ性増)への配慮が重要である。たわみ性を増大させるための新規円弧の大きさは、8本ボルトのたわみ板の場合、従来のたわみ板内径円弧Riを0.80倍した値より、従来のたわみ板内径円弧Riを0.63倍した値の範囲までを採る。新規円弧の大きさは、Ri×0.80倍よりRi×0.63倍の方が、ボルト間中央のたわみ板断面積をより減じることができ、たわみ性増とできる。本発明による新規円弧の大きさは、2つの交点Pを通ることで、新規円弧形状として決定される。たわみ板のボルト本数を増やす場合は、増やすに従い順次0.80より、0.63までの値を乗じて、新規円弧の大きさを決めることができる。まとめて新規円弧の大きさをRxとすると、Ri×(0.80)N≧Rx≧Ri×(0.63)Nと表される。ここでNは、たわみ板のボルト本数をnとするとN=(n−6)/2で、N=1は8本ボルトのたわみ板の場合でRxはRi×0.80≧Rx≧Ri×0.63、N=2は10本ボルトのたわみ板の場合でRxはRi×0.63≧Rx≧Ri×0.40、N=3は12本ボルトのたわみ板の場合でRxはRi×0.50≧Rx≧Ri×0.25となる。図4(a)は、N=1の8本ボルトのたわみ板の場合を示している。8本ボルト以上のたわみ板としてまとめると、RxはRi×0.80≧Rx≧Ri×0.25となり、たわみ板のボルト本数nが増え腕の長さLが短くなるに従いRxを減じることでボルト間中央のたわみ板断面積を概ね均一に保ち、従来のたわみ板のボルト本数nが増えるとボルト間中央のたわみ板断面積が著しく増加したことは解消される。又、図3からも分かるように、本発明を適用した8本ボルトのたわみ板13は、スペーサーユニット組込みに必要な、たわみ板径方向外側のボルト18通過用空間を提供できる。
6本ボルトのたわみ板の場合は、8本ボルト以上のたわみ板の場合とは対処が異なる。図7に示される6本ボルトのたわみ板23で、たわみ板外縁側の点線は、たわみ板外縁側をRi円弧形状とした、従来の改良丸形のたわみ板平面形形状を示す。さらに、点線によって示されるボルト間中央の従来の改良丸形たわみ板断面積Aoは、たわみ板の腕の中心線により2等分される。6本ボルトの従来の改良丸形たわみ板は、ボルト間中央の従来のたわみ板断面積Aoが小さく、たわみ性はさらに増大したが、伝達トルク(瞬時最大許容トルク)まで減じられる傾向があった。従って、6本ボルトのたわみ板の場合は、円輪形状(外径2Ro、内径2Ri)のたわみ板外縁側をより大きい新規円弧形状とし、ボルト間中央のたわみ板断面積増を計ることとした。たわみ板外縁側の腕の長さL離れた2つの交点Pを通る新規円弧の大きさをRxとすると、Ro×0.80≦Rx≦Roと表される。たわみ板内縁側は、円輪形状のままとする。たわみ板ボルト穴周りの金物類の形態は、8本ボルトのたわみ板の場合を示す図4(b)に同じである。伝達トルクによるたわみ板張力の中心は、腕の両端ではクランプ平面の端部Oであるが、ボルト間中央では本発明により径方向外側へ湾曲するため、湾曲芯違い張力となりたわみ板に曲げモーメントを発生させる。しかし、両端固定のはりと見なせるたわみ板の腕に元々働いている遠心力荷重による径方向外側への曲げを相殺する方向に作用するので、影響は無視できるし、高速用途ではむしろ好ましい。同様に8本ボルト以上のたわみ板の場合も、たわみ板内縁側とたわみ板外縁側で、外縁側の円弧の大きさを内縁側より大きくして組合せることが可能である。図7でたわみ板のボルト穴中心線は、外径2Roと内径2Riの中央を通る円となるが、必要であれば外径2Roを許容できる範囲で縮小することも可能である。同様に8本ボルト以上のたわみ板の場合も、必要であれば外径2Roを許容できる範囲で縮小できる。スペーサーユニット組込み時に必要とされるたわみ板径方向外側の空間は、6本ボルトの場合元々広いので、たわみ板のボルト間中央断面積増によりわずかに狭められても充分確保される。
本発明による8本ボルト及び6本ボルトのたわみ板は、上記の通り、たわみ板径方向外側の空間を活用できる図1のごとき構成にて、通しボルト使用のスペーサーユニット組込みが可能であるが、本発明による10本ボルト及び12本ボルトのたわみ板を使用する場合は、たわみ板径方向外側の空間を活用した通しボルト使用のスペーサーユニット組込みは難しく、本発明の8本ボルト及び6本ボルトのたわみ板を使用する場合とは一部の構成設定が異なる。フランジ12aは外径に外フランジ(図11の外フランジ42i参照)を設け、アダプターハブ11aの外径はフランジ12aに合わせ大きくし、スペーサーフランジ12eのボルト通過穴12gは不要となる。係る構成は外径が大きくなるが、たわみ板に本発明による8本ボルト及び6本ボルトたわみ板の使用を妨げない。
本発明の図1に示されるように、被駆動軸2へ嵌合されるアダプターハブ11bの軸穴径11fは、軸穴径11eと同様図1で、キー適用は省略されている。軸穴径11e、11fは、異なる寸法を示している。アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング10は、スペーサーチューブ12fを挟んで左右対称で既説明に同じとなるので、反対側半分のカップリング形態の説明は省略する。
本発明の図5に示されるように、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング20は、駆動軸3に嵌合される反転ハブ21aと、被駆動軸4に嵌合される反転ハブ21bと、反転ハブ毎のたわみ板23を含む連結部と、反転ハブ毎の分割スペーサー22aと、分割スペーサー間の締結用金物を主な構成要素とする。たわみ板23を含む連結部は、図5にたわみ板を含む連結部Jとして示されるが、図5では、たわみ板用ボルト24a側を代表として表示し、24b側を含む表示は省略した。たわみ板には、本発明による6本ボルトのたわみ板を使用し、分割スペーサー形状には、つづみ形状を採用した。
本発明の図5に示されるように、反転ハブ21aは、駆動軸3へ軸穴径21gで嵌合される。一般に駆動軸3と軸穴径21gの嵌合は、焼きばめとキー適用が併用される。但し図5でキー適用は、省略されている。
本発明の図5に示されるように、反転ハブフランジ21cは、カップリング全長に近い軸方向外側位置に配置され、3ヶ所のリーマ穴にクランプワッシャー26(2ヶ)、バックアップワッシャー25を介したたわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)24a、座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)27を使って、耐食性金属の薄板を積層して構成されるたわみ板23の3取付穴へ締結される。たわみ板23の残り3ヶ所の取付穴のたわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)24bの頭部、バックアップワッシャー25は、反転ハブフランジ21cにストレート穴21iを設け収納される。
本発明の図5に示されるように、たわみ板23は、残り3ヶ所の取付穴にクランプワッシャー26(2ヶ)、バックアップワッシャー25を介したたわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)24b、座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)27を使って、分割スペーサーフランジ22cの3ヶ所のリーマ穴に締結される。本発明の図5、図6に示されるように、たわみ板23の取付穴6ヶ所の内3ヶ所は、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)24aを使い反転ハブフランジ21cのリーマ穴へ、残り3ヶ所は、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)24bを使い分割スペーサーフランジ22cのリーマ穴へ、それぞれ締結される。反転ハブフランジ21cの3ヶ所のリーマ穴に締結されるたわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)24aの頭部、バックアップワッシャー25は、分割スペーサーフランジ22cに段付穴22gを設け収納される。
本発明の図5に相当する従来のカップリングのたわみ板用ボルトは、図11に従来のたわみ板用ボルト(六角段付ボルト)44a、ナットは、従来の回り止めナット47として示される。反転ハブのボス径は、たわみ板内縁側及び分割スペーサーチューブ内径側に収納されるため、たわみ板内縁側を拡大すると共に、分割スペーサーチューブ内径も拡大する必要があった。そのためたわみ板用ボルト、ナットは、従来の組込み方法から見直しした。本締めの従来のボルトとナットの締付は、ソケット工具を従来のストレート穴41iに装入し、ボルトの六角頭を固定する、又は、ナットを回す必要があった。段付ボルトとしてねじサイズを小さくする事で、ソケット工具外径は小さくできるが、限度がある。新しいたわみ板用ボルトは、六角穴付段付ボルトとする事で、ソケット工具のストレート穴への装入が不要となり、ストレート穴の段付穴への変更も可能となった。さらに、六角穴付段付ボルト24a及び24bは、原則通りストレート穴又は段付穴側よりの組込みとした。本発明の図5、図6に示されるように、径を狭めた段付穴22gは、六角穴付段付ボルト24aの頭部を収納でき、分割スペーサーチューブ22eの位置を、径方向外側へ移設できた。バックアップワッシャー25は、軸方向に動いても干渉を起こさない。又、分割スペーサーフランジ22cに段付穴22gでなく通常のストレート穴21iを適用した場合、分割スペーサーチューブ22eの径方向位置及び反転ハブボス径21eは内側に若干狭められ、許容最大軸径も若干低下するが、実用性が損なわれる程ではない。段付穴は、許容最大軸径45%(外径比)を必要とする場合に適用されるのが良い。
本発明の図5に示されるように、分割スペーサー22aは、軸方向に充分な長さを持ち、分割、接合の分割スペーサー内フランジ22iを隣接された分割スペーサーと端面同士で接している。各分割スペーサー内フランジ22iの9ヶ所のリーマ穴を介し、ボルト(六角穴付ボルト又は六角ボルト)28、回り止めナット29を使って、分割スペーサー22a同士は締結される。
本発明の図5に示されるように、被駆動軸4へ嵌合される反転ハブ21bの軸穴径21hは、軸穴径21gと同様図5で、キー適用は省略されている。軸穴径21g、21hは、異なる寸法を示している。反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング20は、分割スペーサー22a同士が分割、接合される中央の分割スペーサー内フランジ接触面を挟んで左右対称で既説明に同じとなるので、反対側半分のカップリング形態の説明は省略する。
次に動作について説明する。例えば、図1のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング10の駆動軸1が、モーター側に繋がっていて回転する。次に軸穴径11eの嵌合(焼ばめ及びキー適用)を介してアダプターハブ11a、アダプターハブフランジ11cの16ヶ所のリーマ穴に伝わっていく。次に16ヶ所の回り止めナット19、ボルト(六角穴付ボルト)18を介してフランジ12a、フランジ12aの4ヶ所のたわみ板用ボルトリーマ穴へ伝わっていく。次に4ヶ所の座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)17、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14a、バックアップワッシャー15、クランプワッシャー16(2ヶ)を介してたわみ板13の4ヶ所の取付穴、たわみ板13の残り4ヶ所の取付穴へ伝わっていく。次に4ヶ所のクランプワッシャー16(2ヶ)、バックアップワッシャー15、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14b、座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)17を介してスペーサーフランジ12eの4ヶ所のたわみ板用ボルトリーマ穴、スペーサーチューブ12fへ伝わっていく。以下被駆動軸2までは、同様の動作となるので省略する。
図5の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング20の動作は、例えば、駆動軸3がモータ側に繋がっていて回転する。次に軸穴径21gの嵌合(焼ばめ及びキー適用)を介して反転ハブ21a、反転ハブフランジ21cの3ヶ所のたわみ板用ボルトリーマ穴へ伝わっていく。次に3ヶ所の座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)27、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)24a、バックアップワッシャー25、クランプワッシャー26(2ヶ)を介してたわみ板23の3ヶ所の取付穴、たわみ板23の残り3ヶ所の取付穴へ伝わっていく。次に3ヶ所のクランプワッシャー26(2ヶ)、バックアップワッシャー25、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)24b、座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)27を介して分割スペーサーフランジ22cの3ヶ所のたわみ板用ボルトリーマ穴、分割スペーサーチューブ22e、分割スペーサー内フランジ22iの9ヶ所のリーマ穴へ伝わっていく。次に隣接される分割スペーサー内フランジ22iの9ヶ所のリーマ穴へ、ボルト(六角穴付ボルト又は六角ボルト)28、回り止めナット29を介して伝わっていく。以下被駆動軸4までは、同様の動作となるので省略する。
本発明のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング10及び反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング20は、主要な部位の寸法設定に標準数(R20)を適用可能である。従って、本発明のアダプターハブ及び反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングは、従来不向きであった例えば歯車形軸継手、並−延長軸形、両並形への置換適用に対応可能である。
本発明のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング10及び反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング20は、駆動側及び被駆動側の状況によっては、各々の半分づつを組み合わせ使用する事も、可能である。例えば、駆動軸及び被駆動軸の軸径不釣合い、駆動側がフランジ付軸と被駆動側が丸軸との組合せ等に対応する時である。
なお、本発明のたわみ板を、板ばね式フレキシブルカップリング以外の用途に使用することを妨げるものではない。
なお、本発明のたわみ板を、板ばね式フレキシブルカップリング以外の用途に使用することを妨げるものではない。
上述の発明は、たわみ性大のたわみ板及び該たわみ板を用いた、より機能的な板ばね式フレキシブルカップリングとして利用可能である。
1 駆動軸
2 被駆動軸
3 駆動軸
4 被駆動軸
5 駆動軸
6 被駆動軸
7 駆動軸
8 被駆動軸
10 アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング
10a スペーサーユニット
11a アダプターハブ
11b アダプターハブ
11c アダプターハブフランジ
11e 軸穴径
11f 軸穴径
11g アダプターハブボス径
12a フランジ
12b フランジ突出部
12c ボルト座ぐり穴
12d スペーサー
12e スペーサーフランジ
12f スペーサーチューブ
12g ボルト通過穴
12h ストレート穴
12i フランジ内径
L たわみ板の腕の長さ
Ao ボルト間中央の従来の改良丸形たわみ板断面積
O クランプワッシャー16のクランプ平面と円弧球面の境界(円)上にあり、かつたわみ板13の腕の中心線と交差する点
P 従来の改良丸形の点線円弧形状とたわみ板クランプ平面の端部Oを通る直線との交点
J たわみ板を含む連結部
13 たわみ板
13a たわみ板内縁側
13b たわみ板外縁側
14a たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)
14b たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)
15 バックアップワッシャー
16 クランプワッシャー
17 座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)
18 ボルト(六角穴付ボルト)
19 回り止めナット
20 反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング
21a 反転ハブ
21b 反転ハブ
21c 反転ハブフランジ
21e 反転ハブボス径
21g 軸穴径
21h 軸穴径
21i ストレート穴
22a 分割スペーサー
22c 分割スペーサーフランジ
22e 分割スペーサーチューブ
22g 段付穴
22i 分割スペーサー内フランジ
L たわみ板の腕の長さ
Ao ボルト間中央の従来の改良丸形たわみ板断面積
O クランプワッシャー26のクランプ平面と円弧球面の境界(円)上にあり、かつたわみ板23の腕の中心線と交差する点
P 従来の改良丸形の点線円弧形状とたわみ板クランプ平面の端部Oを通る直線との交点
J たわみ板を含む連結部
23 たわみ板
23a たわみ板内縁側
23b たわみ板外縁側
24a たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)
24b たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)
25 バックアップワッシャー
26 クランプワッシャー
27 座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)
28 ボルト(六角穴付ボルト又は六角ボルト)
29 回り止めナット
30 従来のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング
30a 従来のスペーサーユニット
31a 従来のアダプターハブ
31b 従来のアダプターハブ
31c 従来のアダプターハブフランジ
31e 従来の軸穴径
31f 従来の軸穴径
31g 従来のアダプターハブボス径
32a 従来のフランジ
32b 従来のフランジ突出部
32d 従来のスペーサー
32e 従来のスペーサーフランジ
32f 従来のスペーサーチューブ
32h 従来のストレート穴
32i 従来のフランジ内径
33 従来のたわみ板
33a 従来のたわみ板内縁側
33b 従来のたわみ板外縁側
34a 従来のたわみ板用ボルト(六角段付ボルト)
34b 従来のたわみ板用ボルト(六角段付ボルト)
35 従来のバックアップワッシャー
36 従来のクランプワッシャー
37 従来の回り止めナット
38 従来のボルト(六角ボルト)
39 従来のばね座金
40 従来の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング
41a 従来の反転ハブ
41b 従来の反転ハブ
41c 従来の反転ハブフランジ
41e 従来の反転ハブボス径
41g 従来の軸穴径
41h 従来の軸穴径
41i 従来のストレート穴
42a 従来の分割スペーサー
42c 従来の分割スペーサーフランジ
42e 従来の分割スペーサーチューブ
42i 従来の分割スペーサー外フランジ
43 従来のたわみ板
43a 従来のたわみ板内縁側
44a 従来のたわみ板用ボルト(六角段付ボルト)
44b 従来のたわみ板用ボルト(六角段付ボルト)
45 従来のバックアップワッシャー
46 従来のクランプワッシャー
47 従来の回り止めナット
48 従来のボルト(六角ボルト)
49 従来の回り止めナット
2 被駆動軸
3 駆動軸
4 被駆動軸
5 駆動軸
6 被駆動軸
7 駆動軸
8 被駆動軸
10 アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング
10a スペーサーユニット
11a アダプターハブ
11b アダプターハブ
11c アダプターハブフランジ
11e 軸穴径
11f 軸穴径
11g アダプターハブボス径
12a フランジ
12b フランジ突出部
12c ボルト座ぐり穴
12d スペーサー
12e スペーサーフランジ
12f スペーサーチューブ
12g ボルト通過穴
12h ストレート穴
12i フランジ内径
L たわみ板の腕の長さ
Ao ボルト間中央の従来の改良丸形たわみ板断面積
O クランプワッシャー16のクランプ平面と円弧球面の境界(円)上にあり、かつたわみ板13の腕の中心線と交差する点
P 従来の改良丸形の点線円弧形状とたわみ板クランプ平面の端部Oを通る直線との交点
J たわみ板を含む連結部
13 たわみ板
13a たわみ板内縁側
13b たわみ板外縁側
14a たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)
14b たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)
15 バックアップワッシャー
16 クランプワッシャー
17 座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)
18 ボルト(六角穴付ボルト)
19 回り止めナット
20 反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング
21a 反転ハブ
21b 反転ハブ
21c 反転ハブフランジ
21e 反転ハブボス径
21g 軸穴径
21h 軸穴径
21i ストレート穴
22a 分割スペーサー
22c 分割スペーサーフランジ
22e 分割スペーサーチューブ
22g 段付穴
22i 分割スペーサー内フランジ
L たわみ板の腕の長さ
Ao ボルト間中央の従来の改良丸形たわみ板断面積
O クランプワッシャー26のクランプ平面と円弧球面の境界(円)上にあり、かつたわみ板23の腕の中心線と交差する点
P 従来の改良丸形の点線円弧形状とたわみ板クランプ平面の端部Oを通る直線との交点
J たわみ板を含む連結部
23 たわみ板
23a たわみ板内縁側
23b たわみ板外縁側
24a たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)
24b たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト)
25 バックアップワッシャー
26 クランプワッシャー
27 座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)
28 ボルト(六角穴付ボルト又は六角ボルト)
29 回り止めナット
30 従来のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング
30a 従来のスペーサーユニット
31a 従来のアダプターハブ
31b 従来のアダプターハブ
31c 従来のアダプターハブフランジ
31e 従来の軸穴径
31f 従来の軸穴径
31g 従来のアダプターハブボス径
32a 従来のフランジ
32b 従来のフランジ突出部
32d 従来のスペーサー
32e 従来のスペーサーフランジ
32f 従来のスペーサーチューブ
32h 従来のストレート穴
32i 従来のフランジ内径
33 従来のたわみ板
33a 従来のたわみ板内縁側
33b 従来のたわみ板外縁側
34a 従来のたわみ板用ボルト(六角段付ボルト)
34b 従来のたわみ板用ボルト(六角段付ボルト)
35 従来のバックアップワッシャー
36 従来のクランプワッシャー
37 従来の回り止めナット
38 従来のボルト(六角ボルト)
39 従来のばね座金
40 従来の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング
41a 従来の反転ハブ
41b 従来の反転ハブ
41c 従来の反転ハブフランジ
41e 従来の反転ハブボス径
41g 従来の軸穴径
41h 従来の軸穴径
41i 従来のストレート穴
42a 従来の分割スペーサー
42c 従来の分割スペーサーフランジ
42e 従来の分割スペーサーチューブ
42i 従来の分割スペーサー外フランジ
43 従来のたわみ板
43a 従来のたわみ板内縁側
44a 従来のたわみ板用ボルト(六角段付ボルト)
44b 従来のたわみ板用ボルト(六角段付ボルト)
45 従来のバックアップワッシャー
46 従来のクランプワッシャー
47 従来の回り止めナット
48 従来のボルト(六角ボルト)
49 従来の回り止めナット
Claims (5)
- 板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、駆動側ハブ又はフランジ、及び、被駆動側ハブ又はフランジと、中間スペーサーとの間に連結される、薄板を積層してなる8本ボルト以上の金属性たわみ板であって、前記たわみ板を平面視した円輪形状における内径を2Riとしたとき、隣接するたわみ板用ボルトとたわみ板用ボルト、及び、たわみ板内縁側とたわみ板外縁側に囲まれたつづみ形の部分をたわみ板の腕とすると、前記たわみ板の腕の内縁側及び外縁側の中心を通る中心線と、クランプワッシャー(16)のクランプ平面と円弧球面の境界(円)上で交差する、2つの点(O)が特定され、前記2つの点(O)を通るたわみ板の腕の中心線に垂直な2平面とたわみ板内縁側及びたわみ板外縁側の円弧形状(Ri)と交わる内縁側及び外縁側の各々2つの交点(P)が特定され、前記たわみ板内縁側及び外縁側の各々2つの交点(P)を通るたわみ板内縁側(13a)及びたわみ板外縁側(13b)が内外から見て凹なる新規円弧形状として特定され、前記新規円弧形状の半径Rxを、
Ri×0.80≧Rx≧Ri×0.25
としたことを特徴とするたわみ板。 - 板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、駆動側ハブ又はフランジ、及び、被駆動側ハブ又はフランジと、中間スペーサーとの間に連結される、薄板を積層してなる6本ボルトの金属性たわみ板であって、前記たわみ板を平面視した円輪形状における外径を2Roとしたとき、隣接するたわみ板用ボルトとたわみ板用ボルト、及び、たわみ板内縁側とたわみ板外縁側に囲まれたつづみ形の部分をたわみ板の腕とすると、前記たわみ板の腕の内縁側及び外縁側の中心を通る中心線と、クランプワッシャー(26)のクランプ平面と円弧球面の境界(円)上で交差する、2つの点(O)が特定され、前記2つの点(O)を通るたわみ板の腕の中心線に垂直な2平面とたわみ板内縁側及びたわみ板外縁側の円弧形状(Ri)と交わる内縁側及び外縁側の各々2つの交点(P)が特定されるが外縁側のみ採用し、前記たわみ板外縁側の2つの交点(P)を通るたわみ板外縁側(23b)が外から見て凹なる新規円弧形状として特定され、前記新規円弧形状の半径Rxを、
Ro×0.80≦Rx≦Ro
としたことを特徴とするたわみ板。 - アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側及び被駆動側が、アダプターハブ、ボルト座ぐり穴を有するフランジ、スペーサーフランジにボルト通過穴を有するスペーサー、スペーサーとフランジ間のたわみ板を含む連結部、アダプターハブとフランジ間の締結用金物より構成され、前記たわみ板は、請求項1記載のたわみ板であってボルト数が8本ボルトのたわみ板、又は、請求項2記載のたわみ板が用いられることを特徴とする板ばね式フレキシブルカップリング。
- アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側及び被駆動側が、外径を大きくしたアダプターハブ、外フランジを有するフランジ、スペーサー、スペーサーとフランジ間のたわみ板を含む連結部、アダプターハブとフランジ間の締結用金物より構成され、前記たわみ板は、請求項1記載のたわみ板、又は、請求項2記載のたわみ板が用いられることを特徴とする板ばね式フレキシブルカップリング。
- 反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側及び被駆動側が、反転ハブ、分割スペーサーフランジのストレート穴を必要に応じ段付穴とした分割スペーサー、反転ハブと分割スペーサー間のたわみ板を含む連結部、分割スペーサー間の締結用金物より構成され、前記たわみ板は、請求項1記載のたわみ板、又は、請求項2記載のたわみ板が用いられることを特徴とする板ばね式フレキシブルカップリング。
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