JP2001349133A - ワイヤ式ウインドレギュレータ - Google Patents

ワイヤ式ウインドレギュレータ

Info

Publication number
JP2001349133A
JP2001349133A JP2000173421A JP2000173421A JP2001349133A JP 2001349133 A JP2001349133 A JP 2001349133A JP 2000173421 A JP2000173421 A JP 2000173421A JP 2000173421 A JP2000173421 A JP 2000173421A JP 2001349133 A JP2001349133 A JP 2001349133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
wire
slider member
pair
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000173421A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3803012B2 (ja
Inventor
Masako Takahashi
雅子 高橋
Katsuhiko Miyoshi
勝彦 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiroki Corp filed Critical Shiroki Corp
Priority to JP2000173421A priority Critical patent/JP3803012B2/ja
Publication of JP2001349133A publication Critical patent/JP2001349133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3803012B2 publication Critical patent/JP3803012B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウインドガラスを車両ドアに設けたガイド部
材に沿って昇降自在に案内し、該ウインドガラスを進退
駆動される駆動ワイヤを介して昇降させるワイヤ式ウイ
ンドレギュレータにおいて、駆動ワイヤがウインドガラ
スとの接続部分で有害に曲折されることがない、駆動ワ
イヤの耐久性に優れたワイヤ式ウインドレギュレータを
得る。 【構成】 ウインドガラスの下端部に、ウインドガラス
支持部と、ガイド部材に摺動自在に嵌まる摺動部と、ウ
インドガラス平面に直交する方向に突出する駆動ワイヤ
支持部とを有するスライダ部材を位置させ、このスライ
ダ部材に係止される一対の駆動ワイヤの端部にそれぞれ
抜け止めピンを一体に設け、スライダ部材の駆動ワイヤ
支持部に、この一対の抜け止めピンを回動自在に支持す
る、ウインドガラス平面と直交する方向の支持穴と、一
対の駆動ワイヤを上下方向に引き出す導出溝とを設け、
スライダ部材の駆動ワイヤ支持部を補強部材で補強した
ワイヤ式ウインドレギュレータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、車両用のワイヤ式ウインドレギ
ュレータに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ワイヤ式ウインドレギュレ
ータは、ウインドガラスを車両ドアに設けたガイド部材
に沿って昇降自在に案内し、該ウインドガラスを進退駆
動される駆動ワイヤを介して昇降させるという基本構成
を有する。ウインドガラスには一対の駆動ワイヤの端部
を固定するブラケットが設けられ、このブラケットがガ
イド部材に摺動自在に案内されている。しかし、従来装
置は、ブラケットとの結合部分において、駆動ワイヤを
過度に曲折しなければならず、駆動ワイヤの耐久性を劣
化させる原因となっていた。
【0003】
【発明の目的】本発明は、駆動ワイヤがブラケット(ウ
インドガラス)部分で有害に曲折されることがない、駆
動ワイヤの耐久性に優れたワイヤ式ウインドレギュレー
タを得ることを目的とする。また本発明は、組立時にお
いて、駆動ワイヤを結合する部材とウインドガラスとの
前後方向の位置の自由度が得られるワイヤ式ウインドレ
ギュレータを得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、ウインドガラスを車両ドアに
設けたガイド部材に沿って昇降自在に案内し、該ウイン
ドガラスを進退駆動される駆動ワイヤを介して昇降させ
るワイヤ式ウインドレギュレータにおいて、ウインドガ
ラスの下端部に、該ウインドガラス下端部を支持するウ
インドガラス支持部と、ガイド部材に摺動自在に嵌まる
摺動部と、ウインドガラス平面に直交する方向に突出す
る駆動ワイヤ支持部とを有するスライダ部材を位置さ
せ、このスライダ部材に係止される一対の駆動ワイヤの
端部にそれぞれ、該駆動ワイヤと直交させて抜け止めピ
ンを一体に設け、スライダ部材の駆動ワイヤ支持部に、
一対の駆動ワイヤ端部の上記抜け止めピンを回動自在に
支持する、ウインドガラス平面と直交する方向の支持穴
と、この支持穴に通じ上記一対の駆動ワイヤを上下方向
に引き出す導出溝とを設け、スライダ部材の駆動ワイヤ
支持部に、該駆動ワイヤ支持部を補強する補強部材を設
けたことを特徴としている。
【0005】本発明は、別の態様では、ウインドガラス
を車両ドアに設けたガイド部材に沿って昇降自在に案内
し、該ウインドガラスを進退駆動される駆動ワイヤを介
して昇降させるワイヤ式ウインドレギュレータにおい
て、ガイド部材に摺動自在に嵌まる摺動部と、ウインド
ガラス平面に直交する方向に突出する駆動ワイヤ支持部
とを有し、ウインドガラスに固定されるスライダ部材;
このスライダ部材の駆動ワイヤ支持部に形成した、ウイ
ンドガラス平面と直交する方向の支持穴と、この支持穴
に通じ一対の駆動ワイヤを上下方向に引き出す導出溝;
この支持穴に回動自在に嵌まる、一対の駆動ワイヤの
端部にそれぞれ一体に設けた抜け止めピン;及びスライ
ダ部材を、支持穴に嵌めた抜け止めピンの両端部から挟
着支持する一対の補強部材;を有することを特徴として
いる。
【0006】いずれの態様でも、スライダ部材の支持穴
は、一対の駆動ワイヤの抜け止めピン用に一対を設けて
も、一対の抜け止めピンに共通に一つを設けてもよい。
【0007】補強部材には、スライダ部材の駆動ワイヤ
支持部の支持穴に挿入した抜け止めピンを囲む貫通穴を
形成して抜け止めピンの支持強度を高めることが好まし
い。この貫通穴には、その内周面に一体に補強筒部を形
成するのがよい。さらに、補強部材の貫通穴又は(及
び)補強筒部との間には、スライダ部材の一部を介在さ
せ、補強部材と抜け止めピンを非接触とすると、特に補
強部材を金属ブラケット(材料)から構成する場合の異
音の発生を防止できる。
【0008】スライダ部材をガイドする車両ドアのガイ
ド部材に制限はないが、例えば、ウインドガラスの前後
端部とスライダ部材の摺動部とを摺動自在にガイドする
ドアサッシュをガイド部材とすると、ウインドガラスの
昇降ガイド及び昇降機構を簡単にすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は、本発明による
ワイヤ式ウインドレギュレータの第一の実施形態であ
る。この実施形態は、ドアサッシュに摺動自在に嵌める
スライダ部材と駆動ワイヤによって昇降するキャリア部
材とを共通化した実施形態(スライダ部材がキャリア部
材を兼ねる実施形態)である。
【0010】図1に示すように、車両ドア内の前後に位
置するドアサッシュ11F、11Rは、その開口部を対
向させた略コ字状断面を有し、その中に、ガラスラン1
2F、12R(図6)が挿入固定されている。ガラスラ
ン12F、12Rは、図6に示すように、全体として略
コ字状断面を有し、コ字状空間内に対向して突出する弾
性リップ13と、コ字状空間底部の位置規制凸条14を
有している。ドアサッシュ11F、11R及びガラスラ
ン12F、12R自体は既に知られており、図示形状は
一例である。
【0011】ウインドガラス15にはその下端部前後に
切欠段部(凹部)15F、15Rが形成されており、こ
の切欠段部15F、15R内に合成樹脂製のスライダ部
材20F、20Rが位置している。このスライダ部材2
0F、20R及びこれに関連した構成要素は、前後対称
形状をしており、以下の説明及び図面では、前方の部材
の符号にサフィクスFを付し、後方の部材に同Rを付し
た上で、基本的には一方(前方)のみを説明する。
【0012】スライダ部材20Fは、図2、図5に示す
ようにそれぞれ、ウインドガラス15の下端部を支持す
るウインドガラス支持部21と、ドアサッシュ11Fに
摺動自在に嵌まる摺動部22と、ウインドガラス15の
平面に直交する方向に突出する駆動ワイヤ支持部23と
を有する。ウインドガラス支持部21と摺動部22は、
ウインドガラス15の下端部に沿い、摺動部22の先端
は、ウインドガラス15とともにドアサッシュ11F
(ガラスラン12F)内に摺動自在に挿入されている。
ウインドガラス支持部21には、固定ボルト挿入穴21
aが形成されている。
【0013】駆動ワイヤ支持部23には、ウインドガラ
ス15の板厚平面と直交する方向の一対の駆動ワイヤピ
ン支持穴23aと、このピン支持穴23aに連なる駆動
ワイヤ導出溝23bが形成されている。一対のピン支持
穴23aは上下方向に離間している。また、駆動ワイヤ
支持部23には、その内外両面に、ピン支持穴23aと
同心の環状溝23cが形成されている。駆動ワイヤ30
は、その端部に、該駆動ワイヤ30と直交する方向の抜
け止めピン31を一体に有しており、この抜け止めピン
31が駆動ワイヤ支持部23のピン支持穴23aに回転
自在に嵌められる。駆動ワイヤ導出溝23bは、抜け止
めピン31をピン支持穴23aに嵌めるときに、駆動ワ
イヤ30を挿入する(導き出す)もので、最終的に一対
の駆動ワイヤ30をウインドガラス15に干渉させるこ
となく上下方向に導き出すことができる位置及び形状に
設けられている。
【0014】スライダ部材20Fは、その内外に位置す
る一対の金属ブラケット(補強部材)24Fと25F
(24Rと25R)によって挟着される。金属ブラケッ
ト24F、25Fは、ウインドガラス支持部21と駆動
ワイヤ支持部23の内外に沿うもので、一方の金属ブラ
ケット24Fは、ウインドガラス支持部21と駆動ワイ
ヤ支持部23に対応する階段状をなし、他方の金属ブラ
ケット25Fは大略平面状をなしている。この金属ブラ
ケット24Fと25Fにはそれぞれ、ウインドガラス支
持部21の固定ボルト挿入穴21aに対応させて、バー
リング加工による筒状部41aを有するボルト挿通穴4
1bが形成され、また環状溝23cに対応させて、同じ
くバーリング加工による補強筒部42aを内周面に有す
る貫通穴42bが形成されている。
【0015】ウインドガラス15には、その切欠段部1
5Fに、スライダ部材20Fのウインドガラス支持部2
1の位置に対応させて断面略U字状をなすフィラー44
が嵌められており、このフィラー44は、金属ブラケッ
ト24Fと25Fにより挟着される。金属ブラケット2
4Fと25Fの上端部には、互いの間隔を狭める突条4
3が形成されている。ウインドガラス15には、固定用
の穴は穿設されていない。
【0016】以上のウインドガラス15、抜け止めピン
31を有する駆動ワイヤ30、スライダ部材20F、及
び金属ブラケット24F、25Fは次のように組み立て
られる。スライダ部材20Fの一対の駆動ワイヤ支持部
23のピン支持穴23aにそれぞれ、駆動ワイヤ30の
抜け止めピン31を嵌め、一対の駆動ワイヤ30を駆動
ワイヤ導出溝23bから上下方向に引き出す。このとき
抜け止めピン31はピン支持穴23a内で自由に回転す
る。
【0017】一方、ウインドガラス15の切欠段部15
Fにはフィラー44を嵌めておき、このウインドガラス
の下端部にスライダ部材20Fを位置させ、スライダ部
材20Fを金属ブラケット24F、25Fで挟む。金属
ブラケット24Fのボルト挿通穴41b、ウインドガラ
ス支持部21の固定ボルト挿入穴21a及び金属ブラケ
ット25Fのボルト挿通穴41bに固定ボルト45を挿
入して、ウインドガラス15、スライダ部材20F、金
属ブラケット24F、及び金属ブラケット25Fを一体
化する。このとき、金属ブラケット24F、25Fの補
強筒部42bを駆動ワイヤ支持部23の環状溝23cに
嵌め、さらに、突条43でフィラー44を押圧してウイ
ンドガラス15に固定力を与える。突条43は、固定ボ
ルト45によって完全にウインドガラス15、金属ブラ
ケット24F、25Fを固定する前において、ウインド
ガラス15とスライダ部材20Fの前後方向の相対位置
調整を可能とする部材として作用する。すなわち、フィ
ラー44は、組立時においては、ウインドガラス15と
スライダ部材20Fの双方に対して相対摺動でき、スラ
イダ部材20Fに対するウインドガラス15の前後方向
の位置を調整することができる。
【0018】一対の駆動ワイヤ30は、ドアサッシュ1
1F、11Rの上下端部にそれぞれブラケット32を介
して回転自在に支持したガイドプーリ33に巻回され
る。すなわち、図1に示すように、スライダ部材20F
に一端部が支持された一方の駆動ワイヤ30の他端部
は、前方のドアサッシュ11Fの上方のガイドプーリ3
3から後方のドアサッシュ11Rの下方のガイドプーリ
33に導かれた後、後方のスライダ部材20Rに支持さ
れている。前方のスライダ部材20Fに一端部が支持さ
れた他方の駆動ワイヤ30の他端部は、前方のドアサッ
シュ11Fの下方のガイドプーリ33に導かれた後、正
逆巻取駆動ユニット34によって回転駆動される巻取ド
ラム35に巻かれている。巻取ドラム35には、スライ
ダ部材20Rに一端部が支持され、後方のドアサッシュ
11Rの上方のガイドプーリ33を介してガイドされた
駆動ワイヤ30の他端部も巻回されている。正逆巻取駆
動ユニット34は、ドアサッシュ11Rに固定したモー
タブラケット36に支持されている。
【0019】上記構成の本ワイヤ式ウインドレギュレー
タは従って、正逆巻取駆動ユニット34により巻取ドラ
ム35を正逆に回転駆動すると、駆動ワイヤ30に引か
れたスライダ部材20Fと20Rが同時に同一方向に昇
降し、ウインドガラス15が昇降する。駆動ワイヤ30
の先端部の抜け止めピン31は、スライダ部材20F、
20Rのピン支持穴23a内に回転自在に位置し、駆動
ワイヤ30は導出溝23bから上下方向に導出されてい
るため、駆動ワイヤ30に有害な曲げが生じることがな
く、高い耐久性を得ることができる。また、駆動ワイヤ
30の抜け止めピン31は、ピン支持穴23a内に回転
自在に位置するだけでなく、その両端部が、金属ブラケ
ット24F、25Fに形成した補強筒部42aによって
間接的に支持されているため、支持強度も十分である。
さらに、補強筒部42aと抜け止めピン31との間に
は、合成樹脂材料からなるスライダ部材20Fの一部が
介在し、両者が直接接触することがないので、異音の発
生もない。
【0020】図7は、本発明の別の実施形態を示すもの
で、図4に対応する断面図である。図1ないし図6の実
施形態では、金属ブラケット24F、25Fの貫通穴4
2bの内周面に補強筒部42aを形成したのに対し、こ
の図7の実施形態は、金属ブラケット24F、25Fに
補強筒部42aを形成することなく単に貫通穴42bを
形成した実施形態である。補強筒部42aを形成しなく
ても、このように金属ブラケット24F、25Fの貫通
穴42bが抜け止めピン31の周囲を囲む形で存在すれ
ば、抜け止めピン31の支持強度を上げることができ
る。同様に、ボルト挿通穴41bの内周面の筒状部41
aも省略することが可能である。
【0021】以上の実施形態では、金属ブラケットを補
強部材としたが、例えば高機能樹脂材料から補強部材を
構成することもできる。また、実施形態では、スライダ
部材20Fを二分割した金属ブラケット(補強部材)2
4F、25Fによって挟着しているが、金属ブラケット
を断面略U字状のばね性を有する一部材から構成するこ
とも可能である。一対の駆動ワイヤ30のウインドガラ
ス15の直交する方向の位置が若干異なるのを許容すれ
ば、スライダ部材20Fの支持穴23aは、一対の駆動
ワイヤ30の抜け止めピン31に共通に一つのみを設け
ることも可能である。
【0022】また以上の実施形態では、ドアサッシュ1
1F、11Rに、ブラケット32を介してガイドプーリ
33を支持したが、ブラケット32を介在させることな
く、ドアサッシュ11F、11R上に直接ガイドプーリ
33を支持する態様も可能である。
【0023】以上の実施形態は、ウインドガラス15を
摺動自在に支持するドアサッシュ11F、11Rに、さ
らにスライダ部材20F、20Rも同時に摺動自在に支
持しているため、ウインドガラスの昇降ガイド及び昇降
機構を単純化できるという利点があるが、ドアサッシュ
11F、11Rとは別のガイドレールにスライダ部材2
0F、20Rをガイドする態様、すなわち、摺動部22
を別のガイドレールにガイドさせる態様も可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、駆動ワイヤがスライダ
部材部分で有害に曲折されることがない、駆動ワイヤの
耐久性に優れたワイヤ式ウインドレギュレータを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイヤ式ウインドレギュレータの
一実施形態を示す側面図である。
【図2】図1のワイヤ式ウインドレギュレータのウイン
ドガラスとその下端部のスライダ部材を示す斜視図であ
る。
【図3】図2のIII‐III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV‐IV線に沿う断面図である。
【図5】図2の分解斜視図である。
【図6】図1のVI‐VI線に沿う断面図である。
【図7】本発明によるワイヤ式ウインドレギュレータの
別の実施形態を示す、図4に対応する断面図である。
【符号の説明】
11F 11R ドアサッシュ(ガイド部材) 12F 12R ガラスラン 15 ウインドガラス 20F 20R スライダ部材 21 ウインドガラス支持部 21a 固定ボルト挿入穴 22 摺動部 23 駆動ワイヤ支持部 23a ピン支持穴 23b 駆動ワイヤ導出溝 23c 環状溝 24F 25F 24R 25R 金属ブラケット(補
強部材) 30 駆動ワイヤ 31 抜け止めピン 32 ブラケット 33 ガイドプーリ 34 正逆巻取駆動ユニット 35 巻取ドラム 41a 筒状部 41b ボルト挿通穴 42a 補強筒部 42b 貫通穴 44 フィラー 45 固定ボルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドガラスを車両ドアに設けたガイ
    ド部材に沿って昇降自在に案内し、該ウインドガラスを
    進退駆動される駆動ワイヤを介して昇降させるワイヤ式
    ウインドレギュレータにおいて、 上記ウインドガラスの下端部に、該ウインドガラス下端
    部を支持するウインドガラス支持部と、上記ガイド部材
    に摺動自在に嵌まる摺動部と、ウインドガラス平面に直
    交する方向に突出する駆動ワイヤ支持部とを有するスラ
    イダ部材を位置させ、 このスライダ部材に係止される一対の駆動ワイヤの端部
    にそれぞれ、該駆動ワイヤと直交させて抜け止めピンを
    一体に設け、 上記スライダ部材の駆動ワイヤ支持部に、一対の駆動ワ
    イヤ端部の上記抜け止めピンを回動自在に支持する、ウ
    インドガラス平面と直交する方向の支持穴と、この支持
    穴に通じ上記一対の駆動ワイヤを上下方向に引き出す導
    出溝とを設け、 上記スライダ部材の駆動ワイヤ支持部に、該駆動ワイヤ
    支持部を補強する補強部材を設けたことを特徴とするワ
    イヤ式ウインドレギュレータ。
  2. 【請求項2】 ウインドガラスを車両ドアに設けたガイ
    ド部材に沿って昇降自在に案内し、該ウインドガラスを
    進退駆動される駆動ワイヤを介して昇降させるワイヤ式
    ウインドレギュレータにおいて、 上記ガイド部材に摺動自在に嵌まる摺動部と、ウインド
    ガラス平面に直交する方向に突出する駆動ワイヤ支持部
    とを有し、ウインドガラスに固定されるスライダ部材;
    このスライダ部材の駆動ワイヤ支持部に形成した、ウイ
    ンドガラス平面と直交する方向の支持穴と、この支持穴
    に通じ上記一対の駆動ワイヤを上下方向に引き出す導出
    溝;この支持穴に回動自在に嵌まる、一対の駆動ワイヤ
    の端部にそれぞれ一体に設けた抜け止めピン;及び上記
    スライダ部材を、上記支持穴に嵌めた上記抜け止めピン
    の両端部から挟着支持する一対の補強部材;を有するこ
    とを特徴とするワイヤ式ウインドレギュレータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のワイヤ式ウイン
    ドレギュレータにおいて、上記補強部材には、スライダ
    部材の駆動ワイヤ支持部の支持穴に挿入した抜け止めピ
    ンを囲む貫通穴が形成されているワイヤ式ウインドレギ
    ュレータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のワイヤ式ウインドレギュ
    レータにおいて、補強部材の貫通穴は、その内周面に一
    体に補強筒部を有するワイヤ式ウインドレギュレータ。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のワイヤ式ウイン
    ドレギュレータにおいて、補強部材の貫通穴又は(及
    び)補強筒部との間には、スライダ部材の一部が介在
    し、補強部材と抜け止めピンは非接触であるワイヤ式ウ
    インドレギュレータ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項記載の
    ワイヤ式ウインドレギュレータにおいて、補強部材は金
    属ブラケットであるワイヤ式ウインドレギュレータ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項記載の
    ワイヤ式ウインドレギュレータにおいて、車両ドアのガ
    イド部材は、ウインドガラスの前後端部と上記スライダ
    部材の摺動部とを摺動自在にガイドするドアサッシュで
    あるワイヤ式ウインドレギュレータ。
JP2000173421A 2000-06-09 2000-06-09 ワイヤ式ウインドレギュレータ Expired - Fee Related JP3803012B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000173421A JP3803012B2 (ja) 2000-06-09 2000-06-09 ワイヤ式ウインドレギュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000173421A JP3803012B2 (ja) 2000-06-09 2000-06-09 ワイヤ式ウインドレギュレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001349133A true JP2001349133A (ja) 2001-12-21
JP3803012B2 JP3803012B2 (ja) 2006-08-02

Family

ID=18675653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000173421A Expired - Fee Related JP3803012B2 (ja) 2000-06-09 2000-06-09 ワイヤ式ウインドレギュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3803012B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100461840B1 (ko) * 2002-11-04 2004-12-16 기아자동차주식회사 도어글라스 이탈 및 파손방지를 위한 차량용 도어글라스체결구조
KR101081177B1 (ko) * 2009-08-19 2011-11-07 기아자동차주식회사 도어 승강장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105799467B (zh) * 2016-05-17 2018-03-23 宁波世通汽车零部件有限公司 一种绳轮式升降器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100461840B1 (ko) * 2002-11-04 2004-12-16 기아자동차주식회사 도어글라스 이탈 및 파손방지를 위한 차량용 도어글라스체결구조
KR101081177B1 (ko) * 2009-08-19 2011-11-07 기아자동차주식회사 도어 승강장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3803012B2 (ja) 2006-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5449452B2 (ja) ウインドガラス昇降機構
JPH07305564A (ja) ウインドウレギュレータ
JP6246758B2 (ja) ウインドレギュレータ
WO2016194793A1 (ja) ウインドレギュレータ
JP5944882B2 (ja) ウインドレギュレータ及びウインドレギュレータの製造方法
WO2016171267A1 (ja) ウインドレギュレータ
JP2017190598A (ja) 車両用ウインドレギュレータ
WO2013065721A1 (ja) ウインドレギュレータ
JP2015121059A (ja) ウインドレギュレータ
JP2001349133A (ja) ワイヤ式ウインドレギュレータ
JP6151507B2 (ja) ウインドガラス昇降機構
JP2018178470A (ja) ローラユニットおよび車両用開閉体駆動装置
WO2021079963A1 (ja) 駆動装置及び窓ガラス昇降装置
JP3787276B2 (ja) ワイヤ式ウィンドレギュレータ
JP3756424B2 (ja) ワイヤ式ウィンドレギュレータ
EP3165386B1 (en) Restricting device
WO2024024921A1 (ja) キャリアプレートおよびウインドレギュレータ
WO2019189372A1 (ja) 車両ドアのガラス昇降装置
JP7233352B2 (ja) 移動装置および窓ガラス昇降装置
JP3803037B2 (ja) ワイヤ式ウィンドレギュレータ
JP6053033B2 (ja) ウインドガラス昇降機構
JP6453151B2 (ja) ウインドレギュレータ
JP7287132B2 (ja) ウインドレギュレータ及びガイドレール組付部材
JP5064961B2 (ja) ウインドレギュレータ装置
WO2020004615A1 (ja) ケーブル配索構造およびこれを用いた窓ガラス昇降装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees