JP2001348616A - 凹形部品の焼入方法およびその焼入装置 - Google Patents

凹形部品の焼入方法およびその焼入装置

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quenching liquid
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Hideto Morikawa
秀人 森川
Ichiro Nomura
一朗 野村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼入液中に凹形部品を完全に浸漬することな
く、その内面を均一に焼入可能とした焼入方法および焼
入装置を提供する。 【解決手段】 焼入方法を実施する焼入装置は、凹形部
品としてのワークWの焼入時、ワークWのセンタ穴Hに
収容される挿入管体4を備え、挿入管体4は焼入の開始
から、センタ穴H内の空気を排出する排気管16と、セ
ンタ穴H内にその先端のノズル10から焼入液を強制的
に導入する導入管6とを有する二重管構造をなし、そし
て、その外面はワークWの内形形状に応じた形状を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凹形部品の開口端
部分のみを焼入する焼入方法およびその焼入装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の凹形部品の焼入はその凹形部品
の開口端部分のみを焼入液槽に浸漬させて行われるが、
この際、凹形部品内に空気や焼入液から生じる気泡が閉
じ込められた状態となる。このような空気や気泡の存在
は、凹形部品の外面側と内面側との間での均一な焼入を
阻害し、凹形部品に所望の焼入硬度を付与することがで
きない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
凹形部品の焼入中、その内部に焼入液を強制的に導入す
ることが考えられる。しかしながら、この場合でも、凹
形部品内の空気や発生した気泡を確実に排出することは
困難であり、凹形部品内にて空気や気泡が滞留してしま
う。このような空気や気泡の滞留は、凹形部品における
内面の焼入を不均一にし、その焼入品質が不安定とな
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の事情に基
づいてなされたもので、その目的とするところは、その
開口端部分のみを焼入すべき凹形部品にあっても、均一
な焼入を行うことができる焼入方法および焼入装置を提
供することにある。本発明の目的を達成するため、請求
項1の凹形部品の焼入方法は、凹型部品の開口端を下向
きにした状態で、凹形部品の一部のみを焼入液槽に浸漬
し、凹形部品の開口端が焼入液槽の液面に接した後、凹
形部品内の空気を排出する一方、凹形部品内に焼入液を
強制的に導入し、そして、導入された焼入液を凹形部品
の内面形状に沿って一様に流し、凹形部品開口端から流
出させる。
【0005】上述の焼入方法によれば、凹形部品の開口
端が焼入液槽の液面に接した後、つまり、その焼入が開
始された直後から凹形部品内の空気が排出される。この
ような空気の排出により、凹形部品内に焼入液が速やか
に導かれる。一方、焼入中、凹形部品内に強制的に導入
された焼入液は、凹形部品の内面形状に沿って一様に流
れて凹形部品の開口端から流出し、凹形部品の内面に対
する焼入液の一様な流動接触が保証されるとともに、焼
入液の流れは凹形部品内にて発生した焼入液の気泡を確
実に凹形部品外に放出する。
【0006】一方、本発明の目的を達成する請求項2の
凹形部品の焼入装置は、焼入液槽と、焼入液槽の液面か
ら露出した空気吸込口を有し、凹形部品の開口端が空気
吸込口を囲みかつ焼入液槽の液面に接する焼入の開始に
伴い、凹形部品内の空気を排出する排出経路と、焼入
中、凹形部品内に焼入液を強制的に導入する導入経路
と、導入された焼入液を凹形部品の内面形状に沿って一
様に流し、開口端から流出させるガイドとを備え、請求
項1の焼入方法と同様な作用を発揮する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の焼入方法を実施す
る焼入装置を示す。焼入装置は焼入液槽2を備え、焼入
液槽2は水などの焼入液を蓄えている。焼入液槽2の液
面2aは常時一定のレベルに保たれている。このため、
焼入液槽2の周囲にはオーバフローした焼入液を回収す
るガター3が設けられ、このガター3は焼入液のリザー
バタンク(図示しない)接続されている。なお、リザー
バタンクは焼入液槽2に連通している。
【0008】焼入液槽2内には二重管構造をなす挿入管
体4が鉛直に配置され、挿入管体4は、焼入処理される
ワークWの内形形状と同様な外形形状を有している。こ
の実施形態の場合、ワークWはたとえば航空機用エンジ
ンのエンジンシャフトとなる凹形部品である。具体的に
は、図1から明らかなようにワークWは一端部が拡径さ
れたロッド状をなし、その拡径部はワークWの他端側に
テーパ部分を介して連なっている。そして、ワークWは
センタ穴Hを有し、センタ穴HはワークWにおける拡径
部の端面のみにて開口し、ワークWの拡径部からテーパ
部を越えて、その中央付近まで延びている。また、セン
タ穴HもまたワークWのテーパ部および拡径部に合わせ
て拡径され、ワークWの中空部における厚さはその軸線
方向にほぼ均一となっている。なお、ワークWの材質は
たとえばSCM445などの構造用鋼である。
【0009】ワークWは所定の温度まで加熱された後、
図1に示すようにその一端、つまり、その開口端を下向
きにした状態でクレーンに吊持され、そして、焼入液槽
2の上方にて前述した挿入管体4と同軸上に位置付けら
れる。このような状態で、ワークWがクレーンにより下
降されると、ワークWはその開口端から焼入液槽2の焼
入液中に浸漬され、その焼入が開始される。この際、挿
入管体4は図1中2点鎖線で示されるようにワークW内
に相対的に挿入される。
【0010】ここで、ワークWはその全長に亘って焼入
液中に浸漬されるものではなく、その一部のみが焼入液
中に浸漬される。具体的には、焼入液中へのワークWの
浸漬長さ、すなわち、その焼入長さLはワークWの開口
端からセンタ穴Hの閉塞端またはその近傍までに制限さ
れており、ワークWは開口端側の一部のみが焼入され
る。この結果、ワークWはその他端側での靭性を確保し
つつ、その開口端側に所望の焼入硬度が付与され、エン
ジンシャフトとして好適したものとなる。
【0011】図2を参照すると、挿入管体4がワークW
内に挿入された状態で、詳細に示されている。挿入管体
4は外側に導入管6を備え、導入管6は焼入液槽2の液
面2a近傍から下方に延び、その下端が接続管8に接続
されている。接続管8は焼入液槽2の液面2aから延出
し、そして、焼入液槽2の外側にて送液ポンプに接続さ
れている。送液ポンプは前述したリザーバタンクから焼
入液を吸込み、吸込んだ焼入液を接続管8を介して導入
管6に供給する。
【0012】導入管6の上端にはノズル10が備えられ
ており、ノズル10の詳細は図3に示されている。ノズ
ル10は下端にて開口しかつ導入管6と同一の外径を有
する筒部材からなり、導入管6の上端に溶接されてい
る。ノズル10の外周面には複数のノズル口12が開口
され、これらノズル口12はノズル10の周方向に間隔
を存して配置されている。したがって、導入管6に供給
された焼入液は各ノズル口12からノズル10の径方向
外側に吐出される。
【0013】また、導入管6の上端部には複数のフィン
14が備えられ、これらフィン14もまた導入管6の外
周面に溶接されている。フィン14はノズル10の直下
に位置付けられ、導入管6、つまり、図4に示されるよ
うノズル10の周方向に等間隔を存して配置されてい
る。そして、各フィン14は、その弦が導入管6の軸線
方向に沿って延びる円弧形状をなし、導入管6の軸線か
らのフィン14の突出量は前述したセンタ穴Hの小径部
の内径に一致されている。したがって、ワークWの下降
に伴い、挿入管体4がワークWのセンタ穴Hに相対的に
挿入される際、各フィン14はワークWの下降を案内す
る。なお、図4中、1点鎖線の円はセンタ穴Hにおける
小径部の内周面Haを示している。
【0014】さらに、図2に示されるように導入管6内
には同心にして排気管16が配置されている。排気管1
6の上端はノズル10内にさらに延び、そして、その上
端を貫通して、ノズル10の外側に露出している。より
詳しくは、ノズル10の上端はその中央に開口18を有
したテーパ状をなし、排気管16の上端はその開口18
から露出した状態で、ノズル10に溶接されている。こ
こで、排気管16の上端開口は、焼入液槽2の液面2a
よりも僅かに突出した状態にある。
【0015】排気管16は、導入管4内にて前述したワ
ークWの焼入長さLよりも長く延び、その下端がエルボ
管継手20に接続されている。エルボ管継手20は導入
管6から液密にして焼入液槽2内に突出し、そして、図
1に示されるように排気ホース22に接続されている。
排気ホース22もまた、焼入液槽2の液面2aから延出
し、焼入液槽2の外側にて真空排気装置に接続されてい
る。
【0016】図2および図5に示されるように、エルボ
管継手20の上方にはスカート部材24が配置され、ス
カート部材24は導入管6の外側を覆っている。ワーク
W内に挿入管体4が完全に収容されたとき、スカート部
材24はワークWにおけるセンタ穴Hの下部にほぼ収容
され、センタ穴Hの内面形状に沿うような形状を有す
る。
【0017】具体的には、導入管6に接合されたスカー
ト部材24は上側に位置しかつ上方に向けて縮径するテ
ーパ部分24aと、テーパ部分24aよりも下側の円筒
部分24bとからなる。テーパ部分24aは、ワークW
におけるセンタ穴Hのテーパ部分に略対応した形状を有
し、これらの間に形成されるギャップは後述するように
焼入液が導入されたとき、ワークWの内面に沿って流れ
る焼入液の流速が一定となるように設定されている。
【0018】円筒部分24bはセンタ穴Hの拡径部分よ
りも小径であり、その下端がワークWの開口端から突出
し、そして、端壁26を介して導入管6に固定されてい
る。したがって、導入管6は端壁26を貫通した状態に
ある。さらに、スカート部材24の円筒部分24bには
複数のフィン28が備えられており、これらフィン28
は図6から明らかなように円筒部分24bの周方向に等
間隔を存して配置され、スカート部材24の軸線方向に
その下端まで延びている。そして、各フィン28はその
上端が円弧状をなし、その円筒部分24bからの突出量
は円筒部分24bとセンタ穴Hの拡径部との間のギャッ
プG1(図5参照)に一致する。したがって、挿入管体
4がワークW内に相対的に挿入される際、フィン28は
前述したフィン14と同様にワークWを案内する。ま
た、ワークW内に挿入管体4が完全に収容されたとき、
各フィン28の下端はワークWの開口端に当接し、ワー
クWの下降位置を規定するストッパとしても機能する。
すなわち、各フィン28の下端部は他の部位よりも円筒
部分24bからの突出量が大きく、ワークWの開口端に
合致するような形状を有する。
【0019】さらにまた、フィン28により確保される
ギャップG1および導入管6とセンタ穴Hの小径部との
間のフィン14により確保されるギャップG2もまた、
焼入液が導入されたとき、ワークWの内面に沿って流れ
る焼入液の流速、すなわち、その流路断面積が一定とな
るように適宜設定されている。なお、図6中、2点鎖線
の円はセンタ穴Hにおける拡径部の内周面Hbを示して
いる。
【0020】つぎに、上述した焼入装置を使用したワー
クWの焼入について説明する。クレーン作業によりワー
クWが焼入液槽2に向けて下降され、図7に示されるよ
うにワークWの開口端が焼入液槽2の液面2aに接する
と、ワークWのセンタ穴Hは液面2aにより閉じた空間
となり、そして、その閉空間に挿入管体4の上端、つま
り、その排気管16の上端が位置付けられる。
【0021】このようなワークWの焼入開始時点から真
空排気が開始され、挿入管体4の排気管16はその上端
からワークWにおけるセンタ穴H内の空気を吸込み、吸
込んだ空気を排気ホース22を介して排出する。一方、
真空ポンプの作動と同時に、送液ポンプが作動され、送
液ポンプは挿入管体4の導入管6に焼入液を供給する。
これにより、導入管6の上端に設けたノズル10、つま
り、そのノズル口12から焼入液が吐出される。
【0022】この後、ワークWの下降が進むに連れ、ワ
ークWは焼入液中に浸漬されていき、これに伴い、挿入
管体4はワークWのセンタ穴H内にさらに相対的に挿入
されていく。このとき、センタ穴H内の空気は排気管1
6を通じて排出され続けており、このような排気はセン
タ穴Hにおける内圧の上昇を阻止し、しかも、ノズル1
0からの焼入液の吐出により、焼入液はセンタ穴Hに円
滑に導かれる。それゆえ、センタ穴H内の空気は焼入液
に迅速に置換され、センタ穴H内に空気が残留すること
はない。そして、この置換が完了した後、真空排気装置
の作動は停止されるが、しかしながら、センタ穴H内へ
の焼入液の強制導入は継続される。
【0023】ワークWがその焼入長さLまで焼入液中に
浸漬されると、ワークWの下降は停止され、ワークWは
そのセンタ穴Hに挿入管体4を収容した状態で、所定の
焼入時間が経過するまで保持される(図2参照)。この
状態では、導入管6のノズル10はセンタ穴Hの上部に
位置しており、それゆえ、ノズル10からセンタ穴Hに
吐出された焼入液は、センタ穴Hの内面と挿入管体4と
の間にて規定される環状通路内を挿入管体4の軸線方向
に流下し、そして、ワークWの開口端から流出される。
【0024】ここで、環状通路は、前述した挿入管体4
のフィン14,28により確保されているので、挿入管
体4の任意の横断面でみて、環状通路は挿入管体4の周
方向に均一であるとともに、挿入管体4の軸線方向にも
一定である。この結果、ノズル10から吐出された焼入
液はセンタ穴H内にて滞留することなく、センタ穴Hの
内面に沿ってほぼ一定の流速で一様に流れる。つまり、
挿入管体4の外面は焼入液のガイドとしても機能する。
【0025】それゆえ、焼入中、センタ穴H内にて発生
した焼入液の気泡は焼入液の流れとともにワークWの外
に放出され、センタ穴H内に気泡が滞留してしまうこと
はない。この結果、センタ穴Hの内面は、空気の残留や
気泡の滞留による悪影響を受けることなく、焼入液によ
り均一に焼入される。しかも、センタ穴H内への焼入液
の導入量を適切に調整することで、ワークWの内外での
焼入条件を同一にでき、ワークWの焼入長さL全域に亘
り、その内外の焼入硬度の均一化を図ることができる。
【0026】この後、焼入時間が経過すると、ワークW
はクレーンにより上昇され、焼入液槽2の外側に引き上
げられ、この引き上げに伴い、送液ポンプの作動が停止
される。本発明は上述の一実施形態に制約されるもので
はなく、種々の変形が可能である。たとえば、センタ穴
Hへの焼入液の導入は挿入管体4の軸線方向でみて複数
の箇所から行うこともでき、そして、凹形部品としては
エンジンシャフトなどのワークWに限られるものではな
い。また、挿入管体4は必ずしも二重管構造でなくとも
よい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように請求項1,2に係る
本発明の凹形部品の焼入方法および焼入装置によれば、
凹形部品の焼入の際、その内部の空気を排出して焼入液
に置換する一方、その内面に沿って焼入液を一様に流す
ようにしたので、空気の残留や、焼入液の気泡の滞留に
起因する悪影響を受けることなく、凹形部品の内面を均
一に焼入でき、そして、その内外の焼入硬度もまた容易
に均一にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の焼入方法を実施する焼入装置の概
略図である。
【図2】図1の挿入管体の縦断面図である。
【図3】図2のノズルの拡大図である。
【図4】図3中、IV方向からの矢視図である。
【図5】図2の挿入管体下部の拡大正面図である。
【図6】図5中、VI方向からの矢視図である。
【図7】ワークの開口端が焼入液の液面に接した状態を
示す図である。
【符号の説明】
2 焼入液槽 4 挿入管体 6 導入管(導入経路、ガイド) 10 ノズル(導入経路) 16 排気管(排出経路) 14 フィン(ガイド) 24 スカート(ガイド) 28 フィン(ガイド)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C21D 9/28 C21D 9/28 B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹型部品の開口端を下向きにした状態
    で、前記凹形部品の一部のみを焼入液槽に浸漬し、 前記凹形部品の開口端が前記焼入液槽の液面に接した
    後、前記凹形部品内の空気を排出する一方、前記凹形部
    品内に焼入液を強制的に導入し、 前記導入された焼入液を前記凹形部品の内面形状に沿っ
    て一様に流し、前記開口端から流出させることを特徴と
    する凹形部品の焼入方法。
  2. 【請求項2】 凹形部品の開口端を下向きにした状態
    で、前記凹形部品の一部のみを焼入液槽に浸漬させ、前
    記凹形部品の焼入を行う焼入装置において、 前記焼入液槽の液面から露出した空気吸込口を有し、前
    記凹形部品の前記開口端が前記空気吸込口を囲みかつ前
    記液面に接する焼入の開始に伴い、前記凹形部品内の空
    気を排出する排出経路と、 焼入中、前記凹形部品内に焼入液を強制的に導入する導
    入経路と、 前記導入された焼入液を前記凹形部品の内面形状に沿っ
    て一様に流し、前記開口端から流出させるガイドとを具
    備したことを特徴とする凹形部品の焼入装置。
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