JP2001348324A - 水性皮膚清浄剤 - Google Patents

水性皮膚清浄剤

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JP2001348324A
JP2001348324A JP2000170688A JP2000170688A JP2001348324A JP 2001348324 A JP2001348324 A JP 2001348324A JP 2000170688 A JP2000170688 A JP 2000170688A JP 2000170688 A JP2000170688 A JP 2000170688A JP 2001348324 A JP2001348324 A JP 2001348324A
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Takako Ishimaru
貴子 石丸
Kiyo Adachi
喜世 安達
Reiko Kimura
玲子 木村
Sonoko Miyamoto
園子 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 肛門周辺部、外陰部周辺部、泌尿器周辺
部、脇周辺部又は足周辺部を清浄部位とする皮膚清浄剤
であって、該皮膚清浄剤を含浸させた天然繊維を主材質
とする繊維を抄紙したシート状物により上記清浄部位を
清拭するか、該皮膚清浄剤を上記清浄部位に噴霧又は塗
布した後に、上記シート状物で清拭する皮膚清浄剤にお
いて、有機酸、無機酸及びそれらの塩のいずれか1種以
上を含有してなることを特徴とする水性皮膚清浄剤。 【効果】 上記シート状物の紙よれや紙破れなどの紙力
低下を防止でき、ベタツキ感を解消し、使用感、使用性
を向上させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性皮膚清浄剤に
関し、更に詳しくは、清拭する際の紙よれや紙破れなど
の紙力低下が防止できると共に、ベタツキ感を解消し、
使用性、使用感を向上させることが可能な水性皮膚清浄
剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】皮膚、
特に肛門や肛門周辺部を清浄化するために、近年、トイ
レットペーパーに採って使用するタイプの清浄剤が市販
されるようになった。このような清浄剤は、肛門周辺部
や外陰部などを清浄剤で清拭する際に、紙と皮膚との摩
擦によって、紙よれや紙破れなどが発生するという事態
を防止するために、シリコーンなどの油性成分が配合さ
れている。
【0003】一方、肛門周辺部から排泄物を清拭する
際、溶媒として水を使用し、清浄剤組成物の構成物質と
して親水性物質を使用することも可能である。しかしな
がら、溶媒として水を使用し、これをトイレットペーパ
ーに含浸させた場合、水はトイレットペーパーの構成物
質であるセルロースの水酸基と反応して水素結合を破壊
するため、トイレットペーパーの紙力低下が著しく、使
用上に不具合があった。そこで、このような紙力低下を
防止するためにも、溶媒に水素結合を破壊しない極性の
低い油などが使用されている。
【0004】しかしながら、シリコーンなどの油性成分
を配合したり、溶媒に水素結合を破壊しない極性の低い
油などを使用した場合、油の性状である不快なベタツキ
感があり、また、清拭の際に手などに清浄剤組成物が付
着した場合、付着した組成物を除去するために水洗いを
しても落ち難いという問題点があった。更に、便器に廃
棄した油性ローション剤含浸トイレットペーパーにおい
ては、トイレットペーパーから遊離した油などが便器水
面に沿って浮上して便器内部に付着蓄積し、更に汚物な
どを吸着して便器内部に水面に沿った筋状の汚染堆積物
が形成されるという衛生的にも感覚的にも不具合な点が
あった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、紙よれや紙破れなどの紙力低下が防止できると共
に、ベタツキをなくし、使用性、使用感を良好にするこ
とが可能な水性皮膚清浄剤を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行っ
た結果、後述する実施例に示すように、従来の油性成分
に代えてクエン酸やその塩などを加えることによって、
油性成分を配合しなくても紙よれや紙破れなどの紙力低
下が防止でき、従って、油性成分配合による使用時のベ
タツキ感をなくして、皮膚清浄剤の使用性、使用感を向
上させ得ることを見い出し、本発明をなすに至った。
【0007】即ち、本発明は、(1)天然繊維を主材質
とする繊維を抄紙したシート状物に含浸させ、肛門周辺
部、外陰部周辺部及び泌尿器周辺部の少なくともいずれ
かの部位を清拭するための水性皮膚清浄剤であって、有
機酸及びその塩、無機酸及びその塩から選ばれる1種又
は2種以上を含有してなることを特徴とする水性皮膚清
浄剤、(2)肛門周辺部、外陰部周辺部及び泌尿器周辺
部の少なくともいずれかの部位に噴霧又は塗布した後
に、天然繊維を主材質とする繊維を抄紙したシート状物
で清拭するための水性皮膚清浄剤であって、有機酸及び
その塩、無機酸及びその塩から選ばれる1種又は2種以
上を含有することを特徴とする水性皮膚清浄剤、(3)
天然繊維を主材質とする繊維を抄紙したシート状物に含
浸させ、脇周辺部又は足周辺部を清拭するための水性皮
膚清浄剤であって、有機酸及びその塩、無機酸及びその
塩から選ばれる1種又は2種以上を含有してなることを
特徴とする水性皮膚清浄剤、及び(4)脇周辺部又は足
周辺部に噴霧又は塗布した後に、天然繊維を主材質とす
る繊維を抄紙したシート状物で清拭するための水性皮膚
清浄剤であって、有機酸及びその塩、無機酸及びその塩
から選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴と
する水性皮膚清浄剤を提供する。
【0008】ここで、上記シート状物が、天然繊維を主
材質とする繊維を無バインダー又は水不溶性バインダー
で抄紙したシート状物、特に、トイレットペーパー、ち
り紙又はティッシュペーパーであれば、更に好適であ
る。
【0009】また、上記有機酸及びその塩が、クエン
酸、乳酸、コハク酸、酢酸、エデト酸、フタル酸、マレ
イン酸、酒石酸、リンゴ酸及びそれらの塩から選ばれる
1種又は2種以上であったり、上記無機酸及びその塩
が、リン酸、炭酸、塩酸、硝酸及びそれらの塩から選ば
れる1種又は2種以上であれば、より好適である。
【0010】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の水性皮膚清浄剤は、上述したように、肛門
周辺部、外陰部周辺部、泌尿器周辺部、脇周辺部及び足
周辺部の少なくともいずれかの部位を清浄部位とする皮
膚清浄剤であって、該皮膚清浄剤を含浸させた天然繊維
を主材質とする繊維を抄紙したシート状物により上記清
浄部位を清拭するか、該皮膚清浄剤を上記清浄部位に噴
霧又は塗布した後に、上記シート状物で清拭する皮膚清
浄剤において、有機酸、無機酸及びそれらの塩のいずれ
か1種以上を必須成分として含有するものであり、かか
る必須成分の配合により、油性成分を配合しなくても、
上記清浄部位を上記シート状物で清拭する際に、上記シ
ート状物の紙力低下を防止して、紙よれや紙破れなどを
防止するものである。
【0011】ここで、本発明の水性皮膚清浄剤に配合さ
れる有機酸、無機酸及びそれらの塩としては、皮膚外用
剤等に配合し得るものであれば、その種類は特に制限さ
れるものではないが、本発明の場合、これらの中でも、
有機酸としては、例えばクエン酸、乳酸、コハク酸、酢
酸、エデト酸、フタル酸、マレイン酸、酒石酸、リンゴ
酸等、有機酸塩としては、例えばクエン酸塩、乳酸塩、
コハク酸塩、酢酸塩、エデト酸塩、フタル酸塩、マレイ
ン酸塩、酒石酸塩、リンゴ酸塩等、無機酸としては、例
えばリン酸、炭酸、塩酸、硫酸、硝酸等、これらの塩と
しては、例えばリン酸塩、炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、塩
化物(塩化ナトリウム,塩化カリウム等)の無機塩が好
適であり、特に、クエン酸又はその塩、乳酸又はその
塩、リン酸又はその塩、エデト酸又はその塩等がより好
適である。
【0012】本発明の水性皮膚清浄剤における上記有機
酸、無機酸及びそれらの塩の配合量は、その種類などに
より適宜選定され、特に制限されるものではないが、通
常、上記成分の少なくとも1種以上を製剤全体に対して
0.0001〜20%(質量%、以下同様)となるよう
に配合すると好適であり、特に、クエン酸又はその塩、
乳酸又はその塩、リン酸又はその塩、エデト酸又はその
塩の少なくとも1種以上を配合する場合、製剤中に0.
001〜10%、特に0.001〜5%となるように配
合すると、より好適である。配合量が少なすぎると、本
発明が目的とする効果が充分に得られない場合があり、
多すぎると、清浄部位によっては、皮膚刺激が生じる場
合がある。
【0013】本発明の水性皮膚清浄剤は、更に、水を含
有するものであり、配合する水としては、例えば精製
水、常水等を使用することができる。なお、本発明の場
合、製剤中の水の配合量は特に制限されるものではな
く、上記必須成分及び後述する任意成分などの製剤組成
によって、適宜選定することができる。
【0014】本発明の水性皮膚清浄剤は、本発明の効果
を妨げない範囲で、上記必須成分以外に、必要に応じて
通常の皮膚外用剤に配合されるカチオン界面活性剤、ノ
ニオン界面活性剤、両性界面活性剤、アルコール類、薬
効成分、刺激緩和成分、皮脂分泌抑制成分、保湿成分、
消泡剤、水溶性高分子化合物、水性基剤、無機粉体、有
機粉体、アミノ酸、ビタミン類、酸化防止剤、キレート
剤、防腐剤、清涼化剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、色
素、香料などが使用される。各成分の詳細について下記
に示す
【0015】上記カチオン界面活性剤として、具体的に
は、例えばベンザルコニウム塩、ベンゼトニウム塩、ラ
ウリルトリメチルアンモニウム塩、セチルメチルアンモ
ニウム塩、ステアリルトリメチルアンモニウム塩、ベヘ
ニルトリメチルアンモニウム塩、ジステアリルジメチル
アンモニウム塩、ステアリン酸ジエチルアミノエチルア
ミド、クロルヘキシジン等の殺菌効果を有する界面活性
剤などが挙げられる。また、塩としては、例えば塩化物
塩、臭化物塩、アルキルリン酸化物塩、グルコン酸塩等
が挙げられる。これらの中でも、より好ましくは、4級
アンモニウム化合物であり、中でも炭素数8〜18の直
鎖アルキルを少なくとも1個有するものが望ましく、塩
としては、塩化物塩が望ましい。上記カチオン界面活性
剤を配合する場合、製剤組成中に0.005〜3%、好
ましくは0.005〜2%、特に好ましくは0.01〜
1%となるように配合すると好適である。
【0016】上記ノニオン界面活性剤としては、例えば
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコー
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアル
キルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸ア
ルカノールアミド、アルキルグリコシド、アルキルアミ
ンオキサイド、アルキルグリコシド類等が挙げられる。
これらの中でも、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油等がより好適である。
【0017】より具体的には、例えばポリオキシエチレ
ン(15〜40)セチルエーテル、ポリオキシエチレン
(20)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(1
0〜50)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(2
0〜30)ベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン(9
〜25)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(20
〜40)ラノリンアルコール、ポリオキシエチレン(2
0)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、モノ
ステアリン酸ポリエチレングリコール(25〜55E
O)、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、モノヤ
シ油脂肪酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モ
ノパルミチン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタ
ン、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソル
ビタン、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン(2
0)ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレン
(20)ソルビタン、ポリオキシエチレンラノリン、モ
ノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸デカグ
ルセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、ポリオキ
シエチレン(80〜100)硬化ヒマシ油等が挙げられ
る。
【0018】更に、本発明の場合、使用するノニオン界
面活性剤としては、親水性であることがより好ましく、
グリフィンによるHLBが12~20、特に好ましくは
15〜20のノニオン界面活性剤が特に好ましく、最も
好ましくはHLB17〜19.5のものである。本発明
の水性皮膚清浄剤に親水性ノニオン界面活性剤を配合す
ると、上記カチオン界面活性剤の配合による刺激が緩和
される効果が特に良好となる。
【0019】本発明の水性皮膚清浄剤に上記ノニオン界
面活性剤を配合する場合、製剤組成中に0.1〜3%、
好ましくは、0.1〜2%、特に0.2〜1%となるよ
うに配合すると好適である。
【0020】上記アルコール類としては、その種類が特
に制限されるものではないが、例えば炭素数1〜8の1
価又は多価アルコール等を挙げることができる。これら
を配合すると、本発明の水性皮膚清浄剤を用いて上記清
浄部位を清拭することによる皮脂除去効果を高める他
に、特にさっぱりとした使用感が得られる。上記アルコ
ール類として、より具体的には、例えばエタノール、イ
ソプロピルアルコール、フェノキシエタノール、プロピ
レングリコール、エチレングリコール等が好ましく用い
られる。
【0021】本発明の水性皮膚清浄剤に上記アルコール
類を配合する場合、その配合量は特に制限されるもので
はないが、通常、製剤組成中に0.5〜20%、好まし
くは0.5〜15%、より好ましくは1〜6%となるよ
うに配合すると、好適である。
【0022】上記薬効成分としては、例えば鎮痒剤、抗
炎症剤、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤等を挙げることが
でき、より具体的には、例えば鎮痒剤として、クロタミ
トン等、抗ヒスタミン剤として、ジフェンヒドラミン及
びその塩,クロルフェニラミン及びその塩等、抗炎症剤
として、ヒドロコルチゾン,プレドニゾロン,デキサメ
タゾン等のステロイド系抗炎症剤、グリチルリチン酸二
カリウム,グリチルレチン酸及びその塩等のグリチルレ
チン酸系化合物、インドメタシン,イブプロフェン,ケ
トプロフェン,スプロフェン,ピロキシカム,ブフェキ
サマック,メフェナム酸,アラントイン,サリチル酸メ
チル,サリチル酸グリコール等の非ステロイド系抗炎症
剤、カミツレ,オトギリソウ,モモバ等の生薬エキスな
どを挙げることができる。
【0023】また、局所麻酔剤として、アミノ安息香酸
エチル,リドカイン及びその塩,ジブカイン及びその塩
等、殺菌剤として、サリチル酸,アクリノール,イソプ
ロピルメチルフェノール,塩化ベンザルコニウム,塩化
ベンゼトニウム,塩酸クロルヘキシジン,グルコン酸ク
ロルヘキシジン,フェノール,レゾルシン,イオウ等、
抗菌剤として、スルファジアジン,スルフイソミジン,
ホモスルファミン等のサルファ剤など、抗真菌剤とし
て、硝酸ミコナゾール,硝酸エコナゾール,シクロピロ
ックス,オラミン,クロトリマゾール,ピロルニトリン
等を挙げることができる。
【0024】上記薬効成分は、必要に応じて1種又は2
種以上を併用することができ、本発明の水性皮膚清浄剤
に上記薬効成分を配合する場合、その配合量は特に制限
されるものではないが、通常、製剤組成中に0.01〜
20%、更に好ましくは0.1〜10%となるように配
合すると好適である。
【0025】上記刺激緩和成分としては、例えばボダイ
ジュエキス、カシエキス、スメクタイト等を挙げること
ができる。本発明の水性皮膚清浄剤に上記刺激緩和成分
を配合すると、上記カチオン界面活性剤やアルコール類
の配合による刺激を低減することができ、上記刺激緩和
成分を配合する場合、製剤組成中に0.1〜5%となる
ように配合することが好ましい。
【0026】上記皮脂分泌抑制成分としては、5α−リ
ダクターゼ阻害効果を有する成分を挙げることができ、
このような成分として、具体的には、例えば油溶性カン
ゾウエキス、ゼニアオイエキス等を挙げることができ
る。本発明の水性皮膚清浄剤に上記皮脂分泌抑制成分を
配合すると、皮膚清浄剤使用後の皮膚を清浄な状態に保
つことができる。上記皮脂分泌抑制成分を配合する場
合、製剤組成中に0.1〜5%となるように配合するこ
とが好ましい。
【0027】上記保湿成分として、具体的には、例えば
アラントイン、セラミド、酢酸トコフェロール、スクワ
ラン、スクワレン、ポリオール(グリセリン、ポリグリ
セリン、糖アルコール、プロピレングリコール、1,3
−ブチレングリコール)、ピロリドンカルボン酸ナトリ
ウム、酸性ムコ多糖類(ヒアルロン酸、ヘパリノイド、
デキストラン硫酸)、コムギ胚芽エキス、プラセンタエ
キス、海藻エキス、アロエエキス等を挙げることができ
る。これらの中でも特に好ましい保湿成分は、アラント
イン、酢酸トコフェロール、海藻エキス、アロエエキス
等である。
【0028】本発明の水性皮膚清浄剤に上記保湿成分を
配合する場合、製剤組成中に0.05〜5%となるよう
に配合すると好適である。
【0029】上記消泡剤としては、例えばメチルポリシ
ロキサンや、アミノ変性シリコーン、エーテル変性シリ
コーン等のシリコーン化合物などを挙げることができ
る。
【0030】上記水溶性高分子化合物としては、例えば
カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、ヒドロキ
シエチルセルロース、メチルセルロース、カラギーナ
ン、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム、グアーガ
ム、ローカストビーンガム、プルラン、ゼラチン、ポリ
アクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン等を挙げることができ、これらは、1種単独で又は2
種類以上を適宜組み合わせて用いることができる。
【0031】上記水性基剤としては、例えばプロピルア
ルコール,イソプロピルアルコール等のエタノール以外
の低級アルコール、エチレングリコール,プロピレング
リコール等のグリコール類、ショ糖,乳糖,マルトー
ス,マンニトール,エリスリトール,キシリトール等の
糖類及び糖アルコール、ヘパリン類似物質やコンドロイ
チン硫酸ナトリム等のムコ多糖類などを挙げることがで
きる。
【0032】上記無機粉体としては、例えばタルク,カ
オリン,ベントナイト及びケイ酸アルミニウムマグネシ
ウム等の層状珪酸塩鉱物、酸化チタン、酸化亜鉛などを
挙げることができ、上記有機粉体としては、例えばナイ
ロン,シリカ,ポリメタクリル酸メチル等の球状粉体、
ポリエチレンビーズ、セルロース粉末、スターチなどを
挙げることができる。
【0033】上記アミノ酸としては、例えばグリシン,
アラニン等の中性アミノ酸、トリプトファン,フェニル
アラニン等の芳香性アミノ酸、ヒスチジン,アルギニン
等の塩基性アミノ酸、アスパラギン酸,グルタミン酸等
の酸性アミノ酸などを挙げることができる。蒸気ビタミ
ン類としては、例えばトコフェロール,酢酸トコフェロ
ール,パルミチン酸,レチノール,ビタミンA油等の油
溶性ビタミン類、アスコルビン酸,塩酸ピリドキシン等
の水溶性ビタミン類などを挙げることができる。
【0034】上記酸化防止剤としては、例えばジブチル
ヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ア
スコルビン酸等を挙げることができ、上記キレート剤と
しては、例えばピロリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、グ
ルコン酸塩等を挙げることができる。また、上記防腐剤
としては、例えばパラベン類、安息香酸塩類等が挙げら
れ、上記清涼化剤としては、例えばメントール、カンフ
ル、ケイヒ油等を挙げることができる。
【0035】上記香料としては、例えばペパーミント
油、スペアミント油、ユーカリ油、レモン油、ティツリ
ー油、ローズマリー油、ラベンダー油、サンダルウッド
油、ローズ油、メントール、カンフル、リナリール、リ
モネン、シトラール、シトロネラール、オイゲノール、
ゲラニオール等の合成又は天然香料成分を含有する香料
組成物などを挙げることができる。
【0036】本発明の水性皮膚清浄剤は、製剤pHが特
に制限されるものではなく、皮膚外用剤に通常使用され
る範囲とすることができるが、好ましくはpH3〜9、
特に好ましくはpH4〜8である。ここで、本発明の水
性皮膚清浄剤の製剤pHは、塩酸、硝酸、硫酸、クエン
酸、酒石酸、酢酸、リン酸、リンゴ酸、マレイン酸、乳
酸、エデト酸などの酸性物質及びリン酸水素カリウムな
どの本発明の有機酸、無機酸及びそれらの塩の配合量に
よってpH調整することができる。更に、必要に応じて
例えばホウ酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミンなどのアルカリ性物質をpH調整剤として用
いてpH調整することができる。特に、クエン酸,リン
酸,乳酸,エデト酸及びそれらの塩等の本発明の有機酸
及びその塩と、水酸化ナトリウム,水酸化カリウム等の
アルカリ性のpH調整剤とを組み合わせて調整すると好
適である。
【0037】本発明の水性皮膚清浄剤は、上述したよう
に天然繊維を主材質とする繊維に抄紙したシート状物に
含浸させたり、上記清浄部位に噴霧又は塗布できる限
り、その剤型が特に制限されるものではなく、例えば通
常の液体清浄剤に使用される容器に充填してもよいが、
使用性の点から、スプレー容器や成泡機構を有する吐出
容器、塗布部を有する容器に充填することが好ましい。
【0038】ここで、スプレー容器としては、例えばト
リガー式スプレー容器、ポンプ式スプレー容器、スクイ
ズ式スプレー容器、エアゾールスプレー容器等が挙げら
れる。好ましくは、噴射ノズルの口径が0.1〜2m
m、特に好ましくは0.2〜1mmの範囲のものであ
る。この範囲の口径のものが、良好なスプレーパターン
を得ることができる。また、スプレー容器に充填する場
合は、本発明の水性皮膚清浄剤(内溶液)の25℃にお
ける粘度を、好ましくは1〜100cp(センチポア
ズ)、特に好ましくは1〜50cp、最も好ましくは1
〜30cpとする。通常、この範囲において、良好なス
プレー特性が得られる。
【0039】一方、成泡機構を有する吐出容器として
は、内容物を空気と混合せしめてその噴出口より泡状に
噴出させる機構を有する容器であれば、エアゾール式容
器であっても、非エアゾール型のノンガス常圧容器であ
ってもよい。ここで、非エアゾール型としては、トリガ
ー式、ポンプ式、スクイズ式容器等が挙げられる。
【0040】本発明の水性皮膚清浄剤を泡状として使用
する場合は、泡状の水性皮膚清浄剤を皮膚表面に塗布し
た後の消泡速度が速いことが好ましい。具体的には、皮
膚表面に適量(例えば約0.1gを16cm2の面積に
塗布)を塗布後、1分以内に消泡していることが好まし
い。泡状の水性皮膚清浄剤の消泡性は、ノニオン界面活
性剤の種類(ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
アルキルエーテルが好ましい)や量で調整することがで
きるが、シリコーンなどの各種消泡剤を添加することが
好ましい。また、成泡機構を有する容器に充填する場
合、水性皮膚清浄剤(内溶液)の25℃における粘度
を、好ましくは1〜50cp、特に好ましくは1〜30
cp、最も好ましくは1〜20cpとする。この範囲の
粘度が、良好な泡が生成される。
【0041】また、本発明の水性皮膚清浄剤は、容器口
部にスポンジや海面状の軟質多孔質からなる塗布部を有
する容器に充填し、上記清浄部位の皮膚表面に塗布する
ようにしても好適である。
【0042】更に、他の形態として、予め不織布、脱脂
綿、ガーゼ等の支持体に含浸させた形態としてもよい。
その場合、含浸量は、支持体質量の50質量%〜400
質量%であることが好ましい。また、含浸させた水性皮
膚清浄剤は、内装にアルミニウム層を有する素材等の密
閉された包装体中で保存することが好ましい。
【0043】本発明の水性皮膚清浄剤は、上述したよう
に、清浄部位である肛門周辺部、外陰部周辺部、泌尿器
周辺部、脇周辺部又は足周辺部を清拭するに際し、本発
明の水性皮膚清浄剤を含浸させた天然繊維を主材質とす
る繊維を抄紙したシート状物によって、上記清浄部位を
清拭したり、本発明の水性皮膚清浄剤を上記清浄部位に
噴霧又は塗布した後に、上記シート状物で清拭するもの
である。
【0044】上記シート状物について説明すると、上記
シート状物は、天然繊維を主材質とする繊維を抄紙した
ものである。ここで、天然繊維を主材質とする繊維と
は、繊維材質を木質繊維、バガス,わら,竹等の天然繊
維とするもの、及びこのような天然繊維に、レーヨン、
ポリエステル繊維等の合成繊維を好ましくは繊維総量の
0〜20%となるのように混合したものである。
【0045】上記シート状物として、具体的には、上記
繊維を無バインダーで抄紙、又は水不溶性合成バインダ
ーで接着し、抄紙したシート状物を挙げることができ
る。ここで、上記水不溶性バインダーとしては、例えば
ポリアミドエピクリルヒドリン樹脂などを挙げることが
できる。
【0046】上記シート状物として、より具体的には、
トイレットペーパーやちり紙等のような古紙再生パル
プ,バージンパルプを各単独で又は組み合わせて抄紙し
たシート状物、ティッシュペーパー等のような古紙再生
パルプ,バージンパルプを各単独で又は組み合わせて不
溶性バインダーで接着し、抄紙したシート状物などを挙
げることができ、本発明の水性皮膚清浄剤の場合、トイ
レットペーパー、ちり紙、ティッシュペーパーなどを使
用すると、特に効果的である。
【0047】上記シート状物を使用した本発明の水性皮
膚清浄剤の使用方法として、より具体的には、例えばト
イレットペーパー,ちり紙,ティッシュペーパー等の上
記シート状物に本発明の水性皮膚清浄剤を噴霧などして
含浸させて上記清浄部位を清拭する方法、本発明の水性
皮膚清浄剤を直接肛門,外陰部,泌尿器,脇などの上記
清浄部位に噴霧、塗布して、トイレットペーパー,ちり
紙,ティッシュペーパー等の上記シート状物で清拭する
方法などを挙げることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、肛門周辺部や外陰部、
泌尿器などの上記清浄部位を清拭する際に、トイレット
ペーパー,ちり紙,ティッシュペーパー等の上記シート
状物と皮膚との摩擦によって、該シート状物の紙よれや
紙破れなどが発生したり、水性皮膚清浄剤によって上記
シート状物の紙力低下するという事態が防止されるの
で、このような事態を防止するために油性成分を配合す
る必要がなく、従って、油性成分による不快なベタツキ
感を解消したり、手などに付着しても水洗いによって容
易に除去することが可能となる。更に、トイレットペー
パー,ちり紙,ティッシュペーパー等の上記シート状物
によって清浄部位の清拭を行った後、該シート状物を便
器に廃棄しても衛生的、感覚的な不具合を生じさせない
ことも可能である。
【0049】よって、本発明の水性皮膚清浄剤は、肛門
周辺部、外陰部周辺部、泌尿器周辺部、脇周辺部又は足
周辺部を清拭するための水性皮膚清浄剤として好適であ
り、特に、清浄部位を清拭した後、トイレットペーパ
ー,ちり紙,ティッシュペーパー等の清浄用シート状物
を便器に廃棄し得る肛門周辺部、外陰部周辺部、泌尿器
周辺部用の水性皮膚清浄剤として特に好適である。
【0050】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
より具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限さ
れるものではない。
【0051】下記表1に示す組成となるように、常法に
準じて各成分を精製水に溶解し、実施例については、一
般的な皮膚外用剤に適用されるpH3〜9となるように
調整をして実施例及び比較例の皮膚清浄剤を調製し、各
皮膚清浄剤について、下記評価方法に従って性能評価を
行った。結果を表2に示す。
【0052】
【表1】 <評価方法>約2gの抄紙に1gの製剤を含浸させ、肛
門周辺部を清拭して、紙よれ(しわ)、紙破れが発生す
る回数を評点とした。また、使用感を以下の基準で評価
した。
【0053】<使用感の評価基準> ◎ ベタツキ感がなく、さっぱり感がある ○ ややベタツキがある × 明らかにべたつく
【0054】
【表2】
【0055】表2の結果によれば、本発明(実施例1〜
7)の水性皮膚清浄剤は、紙よれを防止し、且つ使用感
に優れることが認められる。
【0056】次に、下記の組成に従って各成分を常法に
準じて精製水に溶解後、一般的な皮膚外用剤に適用され
るpH3〜9に調整し、実施例8〜13の水性皮膚清浄
剤を得た(数値は質量%)。これらの水性皮膚清浄剤に
ついて、上記実施例1〜7の水性皮膚清浄剤と同様に紙
よれ、使用感の性能評価をそれぞれの適用部位で行っ
た。結果を表3に示す。
【0057】 [実施例8] 脇清拭剤(pH7) 塩化ベンザルコニウム 0.04 L−メントール 0.01 ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 1.0 塩化ナトリウム 1.0 リン酸一水素カリウム 0.01 リン酸二水素カリウム 0.02 調合香料 0.01 防腐剤 適量 水酸化カリウム 適量精製水 残部 合 計 100.0
【0058】 [実施例9] 足清拭剤(pH6) 塩化ベンザルコニウム 1.0 L−メントール 0.1 ポリオキシエチレン(25)ラウリルエーテル 1.0 クエン酸 0.01 リン酸一水素ナトリウム 0.05 エタノール 5.0 調合香料 0.02 防腐剤 適量 水酸化カリウム 適量精製水 残部 合 計 100.0
【0059】 [実施例10] オムツかぶれ予防剤(pH5) 塩化ベンゼトニウム 0.05 ボダイジュエキス 0.1 モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 0.5 塩化ナトリウム 0.5 調合香料 0.01 防腐剤 適量 水酸化ナトリウム 適量精製水 残部 合 計 100.0
【0060】 [実施例11] 肛門清拭剤(pH7) 塩化ベンゼトニウム 0.05 グリチルリチン酸ジカリウム 0.05 リン酸一水素ナトリウム 0.05 リン酸二水素ナトリウム 0.1 エデト酸ナトリウム 0.1 エタノール 1.0 調合香料 0.03 防腐剤 適量 水酸化カリウム 適量精製水 残部 合 計 100.0
【0061】 [実施例12] 外陰部清拭剤(pH5) 塩化ベンザルコニウム 0.1 ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 0.5 塩化ナトリウム 0.1 クエン酸 0.01 調合香料 0.02 防腐剤 適量 水酸化ナトリウム 適量精製水 残部 合 計 100.0
【0062】 [実施例13] 外陰部清拭剤(pH6) 塩化ベンザルコニウム 0.04 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.0 クエン酸 0.01 リン酸一水素ナトリウム 0.05 エタノール 5.0 調合香料 0.02 防腐剤 適量 水酸化ナトリウム 適量精製水 残部 合 計 100.0
【0063】
【表3】
【0064】表3に示す結果によれば、本発明(実施例
8〜13)の水性皮膚清浄剤は、紙よれを防止し、且つ
使用感に優れることが認められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 7/10 C11D 7/10 7/26 7/26 17/04 17/04 17/08 17/08 (72)発明者 木村 玲子 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 宮本 園子 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 2D034 AB00 4C083 AA112 AA122 AB011 AB012 AB032 AB282 AB332 AC022 AC102 AC182 AC231 AC271 AC291 AC301 AC302 AC311 AC392 AC432 AC442 AC531 AC532 AC692 AD152 AD532 CC24 DD23 DD27 EE06 EE07 4C094 AA08 AA09 AA10 DD17 EE07 GG07 4H003 BA19 BA20 DA02 DB01 EA03 EA04 EA08 EA14 EA16 EA19 EA21 EB04 EB07 EB08 EB16 ED02 FA21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然繊維を主材質とする繊維を抄紙した
    シート状物に含浸させ、肛門周辺部、外陰部周辺部及び
    泌尿器周辺部の少なくともいずれかの部位を清拭するた
    めの水性皮膚清浄剤であって、有機酸及びその塩、無機
    酸及びその塩から選ばれる1種又は2種以上を含有して
    なることを特徴とする水性皮膚清浄剤。
  2. 【請求項2】 肛門周辺部、外陰部周辺部及び泌尿器周
    辺部の少なくともいずれかの部位に噴霧又は塗布した後
    に、天然繊維を主材質とする繊維を抄紙したシート状物
    で清拭するための水性皮膚清浄剤であって、有機酸及び
    その塩、無機酸及びその塩から選ばれる1種又は2種以
    上を含有することを特徴とする水性皮膚清浄剤。
  3. 【請求項3】 天然繊維を主材質とする繊維を抄紙した
    シート状物に含浸させ、脇周辺部又は足周辺部を清拭す
    るための水性皮膚清浄剤であって、有機酸及びその塩、
    無機酸及びその塩から選ばれる1種又は2種以上を含有
    してなることを特徴とする水性皮膚清浄剤。
  4. 【請求項4】 脇周辺部又は足周辺部に噴霧又は塗布し
    た後に、天然繊維を主材質とする繊維を抄紙したシート
    状物で清拭するための水性皮膚清浄剤であって、有機酸
    及びその塩、無機酸及びその塩から選ばれる1種又は2
    種以上を含有することを特徴とする水性皮膚清浄剤。
  5. 【請求項5】 上記シート状物が、天然繊維を主材質と
    する繊維を無バインダー又は水不溶性バインダーで抄紙
    したシート状物である請求項1乃至4のいずれか1項記
    載の水性皮膚洗浄剤。
  6. 【請求項6】 上記シート状物が、トイレットペーパ
    ー、ちり紙又はティッシュペーパーである請求項5記載
    の水性皮膚洗浄剤。
  7. 【請求項7】 上記有機酸及びその塩が、クエン酸、乳
    酸、コハク酸、酢酸、エデト酸、フタル酸、マレイン
    酸、酒石酸、リンゴ酸及びそれらの塩から選ばれる1種
    又は2種以上である請求項1乃至6のいずれか1項記載
    の水性皮膚清浄剤。
  8. 【請求項8】 上記無機酸及びその塩が、リン酸、炭
    酸、塩酸、硝酸及びそれらの塩から選ばれる1種又は2
    種以上である請求項1乃至7のいずれか1項記載の水性
    皮膚清浄剤。
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