JP2017024997A - 液状清拭剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】清拭効果が高く、使用感も良好で、使用時にトイレットペーパー等の清拭用の紙に塗布した場合、紙を柔らかくするとともに、破れにくくすることができる液状清拭剤組成物を提供すること。【解決手段】本発明の液状清拭剤組成物は、(A)アルカリ金属のハロゲン化物および/またはアルカリ土類金属のハロゲン化物と、(B)二糖類と、(C)多糖類と、を含むことを特徴とする。また、前記(A)成分の配合量をX[質量%]、前記(B)成分の配合量をY[質量%]、前記(C)成分の配合量をZ[質量%]としたとき、0.01≦X/(Y+Z)≦100の関係を満足するのが好ましい。前記(A)成分の配合量は、0.1〜10質量%であるのが好ましい。前記(B)成分と前記(C)成分の配合量の合計は、0.1〜10質量%であるのが好ましい。【選択図】なし
Description
本発明は、液状清拭剤組成物に関するものである。
排便後の肛門の清拭・清浄処理には、一般的に、トイレットペーパーが用いられている。
しかしながら、トイレットペーパーで十分に清拭するのは困難である。また、トイレットペーパー使用時の摩擦により、肛門周辺部の皮膚を刺激するため、痔疾など肛門周辺部に疾患を有する場合は症状の悪化をきたす場合がある。
このような問題を解決するため、ジオルガノポリシロキサンおよび多価アルコールからなる拭き取り紙用処理剤によってトイレットペーパーの柔軟性や平滑性を向上させ、肌へ良好な感触を付与することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の紙用処理剤で処理されたトイレットペーパーは、使用時に乾燥しているため、十分な清拭・清浄効果は得られないという問題がある。
一方で、トイレットペーパーの使用時に、トイレットペーパーに塗布して使用する清浄清拭剤が提案されている(例えば、特許文献2、3参照)。
特許文献2の清浄清拭剤は、清拭効果や皮膚保護効果を得るために、オイル成分を主成分としている。しかしながら、乾燥便を清拭する場合や経血・尿を清拭する場合、その清拭効果は充分とは言えず、油っぽくべたつく等、使用感にも欠点がある。
特許文献3の清浄清拭剤は、チューベローズより得られる多糖類と水とを含有し、清拭効果が高く、使用感も良好であるが、水を配合しているためトイレトペーパーの強度が低下してしまう問題がある。
本発明の目的は、清拭効果が高く、使用感も良好で、使用時にトイレットペーパー等の清拭用の紙に塗布した場合、紙を柔らかくするとともに、破れにくくすることができる液状清拭剤組成物を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(8)の本発明により達成される。
(1) (A)アルカリ金属のハロゲン化物および/またはアルカリ土類金属のハロゲン化物と、(B)二糖類と、(C)多糖類と、を含むことを特徴とする液状清拭剤組成物。
(1) (A)アルカリ金属のハロゲン化物および/またはアルカリ土類金属のハロゲン化物と、(B)二糖類と、(C)多糖類と、を含むことを特徴とする液状清拭剤組成物。
(2) 前記(A)成分の配合量をX[質量%]、前記(B)成分の配合量をY[質量%]、前記(C)成分の配合量をZ[質量%]としたとき、
0.01≦X/(Y+Z)≦100の関係を満足する上記(1)に記載の液状清拭剤組成物。
0.01≦X/(Y+Z)≦100の関係を満足する上記(1)に記載の液状清拭剤組成物。
(3) 前記(A)成分の配合量は、0.1〜10質量%である上記(1)または(2)に記載の液状清拭剤組成物。
(4) 前記(B)成分と前記(C)成分の配合量の合計は、0.1〜10質量%である上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の液状清拭剤組成物。
(5) 前記(A)成分は、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウムからなる群から選択される少なくとも1種である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の液状清拭剤組成物。
(6) 前記(B)成分は、スクロース、ラクトース、マルトース、トレハロース、および、これらに置換基が付いた誘導体からなる群から選択される少なくとも1種である上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の液状清拭剤組成物。
(7) 前記(C)成分は、デンプン、デキストリン、セルロース、ヒアルロン酸、および、これらに置換基が付いた誘導体からなる群から選択される少なくとも1種である上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の液状清拭剤組成物。
(8) (D)水と、(E)多価アルコールと、を含み、
前記(A)成分の配合量をX[質量%]、前記(B)成分の配合量をY[質量%]、前記(C)成分の配合量をZ[質量%]、前記(D)成分の配合量をM[質量%]、前記(E)成分の配合量をN[質量%]としたとき、
3≦M/(X+Y+Z)≦45の関係を満足し、かつ、
0.05≦N/(X+Y+Z)≦10の関係を満足する上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の液状清拭剤組成物。
前記(A)成分の配合量をX[質量%]、前記(B)成分の配合量をY[質量%]、前記(C)成分の配合量をZ[質量%]、前記(D)成分の配合量をM[質量%]、前記(E)成分の配合量をN[質量%]としたとき、
3≦M/(X+Y+Z)≦45の関係を満足し、かつ、
0.05≦N/(X+Y+Z)≦10の関係を満足する上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の液状清拭剤組成物。
本発明によれば、清拭効果が高く、使用感も良好で、使用時にトイレットペーパーに塗布した場合、トイレットペーパー等の清拭用の紙を柔らかくするとともに、使用時に破れが発生するのを防止できる液状清拭剤組成物を提供することができる。
以下、本発明の液状清拭剤組成物の好適な実施形態について詳細に説明する。
本発明の液状清拭剤組成物は、トイレットペーパー等の清拭用の紙に付与されるものであり、(A)アルカリ金属のハロゲン化物および/またはアルカリ土類金属のハロゲン化物と、(B)二糖類と、(C)多糖類と、を含んでいる。
本発明の液状清拭剤組成物は、トイレットペーパー等の清拭用の紙に付与されるものであり、(A)アルカリ金属のハロゲン化物および/またはアルカリ土類金属のハロゲン化物と、(B)二糖類と、(C)多糖類と、を含んでいる。
ところで、従来の清拭剤は、清拭効果が低かったり、使用感が悪かったり、トイレットペーパーの強度を低下させてしまうものであったりと、種々の問題を有し、その機能が十分なものではなかった。
これに対して、本発明の液状清拭剤組成物をトイレットペーパー等の清拭用の紙に付与することにより、清拭効果や使用感を向上させることができる。また、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、清拭用の紙を柔らかくするとともに、使用時に清拭用の紙が破れるのを防止することができる。
以下、各成分について詳細に説明する。
1.(A)アルカリ金属のハロゲン化物、アルカリ土類金属のハロゲン化物
本発明の液状清拭剤組成物は、(A)アルカリ金属のハロゲン化物および/またはアルカリ土類金属のハロゲン化物(以下単に(A)成分とも言う)を含んでいる。
1.(A)アルカリ金属のハロゲン化物、アルカリ土類金属のハロゲン化物
本発明の液状清拭剤組成物は、(A)アルカリ金属のハロゲン化物および/またはアルカリ土類金属のハロゲン化物(以下単に(A)成分とも言う)を含んでいる。
(A)成分としては、アルカリ金属のハロゲン化物またはアルカリ土類金属のハロゲン化物であれば、特に限定されないが、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウムからなる群から選択される少なくとも1種を用いるのが好ましい。これにより、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、トイレットペーパー等の清拭用の紙をより柔らかくするとともに、使用時に清拭用の紙が破れるのをより確実に防止することができる。
液状清拭剤組成物中における(A)成分の配合量は、0.1〜10質量%であるのが好ましく、1〜5質量%であるのがより好ましい。これにより、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、清拭用の紙をより効率よく柔らかくすることができる。また、使用時に清拭用の紙が破れるのをより効率よく防止することができる。
2.(B)二糖類
本発明の液状清拭剤組成物は、(B)二糖類(以下単に(B)成分とも言う)を含んでいる。
本発明の液状清拭剤組成物は、(B)二糖類(以下単に(B)成分とも言う)を含んでいる。
二糖類は、単糖が2つ結合した化合物である。
(B)二糖類としては、特に限定されないが、スクロース、ラクトース、マルトース、トレハロース、および、これらに置換基が付いた誘導体からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。これにより、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、トイレットペーパー等の清拭用の紙をより柔らかくするとともに、清拭用の紙をより破れにくくすることができる。
(B)二糖類としては、特に限定されないが、スクロース、ラクトース、マルトース、トレハロース、および、これらに置換基が付いた誘導体からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。これにより、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、トイレットペーパー等の清拭用の紙をより柔らかくするとともに、清拭用の紙をより破れにくくすることができる。
スクロース、および、これに置換基が付いた誘導体としては、例えば、スクロース、ラウリン酸スクロース、パルミチン酸スクロース、ステアリン酸スクロース、酢酸ステアリン酸スクロース、安息香酸スクロース、イソ酪酸酢酸スクロース、ジステアリン酸スクロース、ヤシ脂肪酸スクロース等が挙げられる。
また、トレハロース、および、これに置換基が付いた誘導体としては、例えば、トレハロース、グリコシルトレハロース、トレハロース硫酸Na、オクテニルコハク酸トレハロース、イソステアリン酸トレハロースエステルズ、トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド等が挙げられる。
液状清拭剤組成物中における(B)成分の配合量は、0.06〜6質量%であるのが好ましく、0.6〜3質量%であるのがより好ましい。これにより、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、トイレットペーパー等の清拭用の紙をより柔らかくするとともに、使用時に清拭用の紙が破れるのをより確実に防止することができる。
3.(C)多糖類
本発明の液状清拭剤組成物は、(C)多糖類(以下単に(C)成分とも言う)を含んでいる。
本発明の液状清拭剤組成物は、(C)多糖類(以下単に(C)成分とも言う)を含んでいる。
多糖類は、3つ以上の単糖が結合した化合物である。
(C)多糖類としては、特に限定されないが、デンプン、デキストリン、セルロース、ヒアルロン酸、および、これらに置換基が付いた誘導体からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。これにより、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、トイレットペーパー等の清拭用の紙をより柔らかくするとともに、使用時に清拭用の紙が破れるのをより確実に防止することができる。
(C)多糖類としては、特に限定されないが、デンプン、デキストリン、セルロース、ヒアルロン酸、および、これらに置換基が付いた誘導体からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。これにより、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、トイレットペーパー等の清拭用の紙をより柔らかくするとともに、使用時に清拭用の紙が破れるのをより確実に防止することができる。
デンプン、および、これに置換基が付いた誘導体としては、例えば、デンプン、加水分解水添デンプン、オクテニルコハク酸デンプンAl、オクテニルコハク酸デンプンNa、アクリル酸Naグラフトデンプン、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、デンプングリコール酸Na、コムギデンプン、タピオカデンプン、バレイショデンプン、ヒドロキシプロピルデンプン、加水分解コムギデンプン、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン等が挙げられる。
また、デキストリン、および、これに置換基が付いた誘導体としては、例えば、デキストリン、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、ラウリン酸デキストリン、マルトデキストリン、アミロデキストリン、シクロデキストリン、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、マルトシルシクロデキストリン、(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン等が挙げられる。
また、セルロース、および、これに置換基が付いた誘導体としては、例えば、セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース、セチルヒドロキシエチルセルロース、パルミトイルヒドロキシプロピルセルロース、酢酸セルロース、セルロースガム等が挙げられる。
また、ヒアルロン酸、および、これに置換基が付いた誘導体としては、例えば、ヒアルロン酸、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸PG、アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、ヒアルロン酸ジメチルシラノール、加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12−13)グリセリル、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム等が挙げられる。
液状清拭剤組成物中における(C)成分の配合量は、0.04〜4質量%であるのが好ましく、0.4〜2質量%であるのがより好ましい。これにより、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、トイレットペーパー等の清拭用の紙をより柔らかくするとともに、使用時に清拭用の紙が破れるのをより確実に防止することができる。
また、(A)成分の配合量をX[質量%]、(B)成分の配合量をY[質量%]、(C)成分の配合量をZ[質量%]としたとき、0.01≦X/(Y+Z)≦100の関係を満足するのが好ましく、0.1≦X/(Y+Z)≦5の関係を満足するのがより好ましい。このような関係を満足することにより、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、清拭用の紙をより効果的に柔らかくすることができる。また、清拭用の紙をより効果的に破れにくくすることができる。
また、(C)成分と(B)成分との配合量の合計は、0.1〜10質量%であるのが好ましく、1〜5質量%であるのがより好ましい。これにより、液状清拭剤組成物を清拭用の紙に塗布した際に、トイレットペーパー等の清拭用の紙をより柔らかくするとともに、使用時に清拭用の紙が破れるのをより確実に防止することができる。
4.その他の成分
本発明の液状清拭剤組成物は、上記成分の他、(D)水、(E)多価アルコールを含んでいてもよい。このような成分を含むことにより、清拭効果をより高いものとすることができる。
本発明の液状清拭剤組成物は、上記成分の他、(D)水、(E)多価アルコールを含んでいてもよい。このような成分を含むことにより、清拭効果をより高いものとすることができる。
(E)多価アルコールとしては、特に限定されず、例えば、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、キシロース、グルコース、マンノース、フルクトース、イノシトール、ペンタエリスリトール、等が挙げられ、これらの内、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(D)水の配合量は、60〜90質量%であるのが好ましく、70〜85質量%であるのがより好ましい。これにより、使用時に清拭用の紙が破れるのをより確実に防止しつつ、使用感をより効果的に向上させることができる。
また、(E)多価アルコールの配合量は、1〜20質量%であるのが好ましく、5〜15質量%であるのがより好ましい。これにより、使用時に清拭用の紙が破れるのを防止しつつ、使用感をより効果的に向上させることができる。
また、(A)成分の配合量をX[質量%]、(B)成分の配合量をY[質量%]、(C)成分の配合量をZ[質量%]、(D)成分の配合量をM[質量%]、(E)成分の配合量をN[質量%]としたとき、3≦M/(X+Y+Z)≦45の関係を満足し、かつ、0.05≦N/(X+Y+Z)≦10の関係を満足するのが好ましい。これにより、清拭効果をより効果的に向上させるとともに、使用時に清拭用の紙が破れるのをより確実に防止することができる。
また、本発明の液状清拭剤組成物には、上記成分の他、目的および剤形に応じて通常用いられる基剤成分並びに薬効成分を配合することができる。
そのような基剤成分並びに薬効成分の例として、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸塩、アミノ酸、鉱物・合成油、動植物油、アルコール、界面活性剤、溶剤、防腐剤、酸化防止剤、pH調整剤、香料などが挙げられ、本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。以下にそれらの具体例を挙げる。
(アミノ酸)
アミノ酸としては、例えば、L−アラニン、L−アルギニン、L−アスパラギン酸、L−グルタミン、L−アスパラギン、L−システイン、L−セリン、L−チロシン、L−プロリン、ピロリドンカルボン酸塩、グリシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リシン、シスチン、ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン、オルニチン、ヒスチジン、γ−アミノ酪酸、ε−アミノカプロン酸等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
アミノ酸としては、例えば、L−アラニン、L−アルギニン、L−アスパラギン酸、L−グルタミン、L−アスパラギン、L−システイン、L−セリン、L−チロシン、L−プロリン、ピロリドンカルボン酸塩、グリシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リシン、シスチン、ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン、オルニチン、ヒスチジン、γ−アミノ酪酸、ε−アミノカプロン酸等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(鉱物・合成油)
鉱物・合成油としては、例えば、流動パラフィン、流動イソパラフィン、ワセリン、パラフィン、セレシン、マイクロスタリンワックス、α−オレフィンオリゴマー、ポリエチレン、ポリブテン、合成スクワラン等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
鉱物・合成油としては、例えば、流動パラフィン、流動イソパラフィン、ワセリン、パラフィン、セレシン、マイクロスタリンワックス、α−オレフィンオリゴマー、ポリエチレン、ポリブテン、合成スクワラン等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(動植物油)
動植物油としては、例えば、スクワラン、オリブ油、ツバキ油、コムギ胚芽油、ホホバ油、アボガド油、カロット油、シア脂、液状シア脂、パーム油、パーム核油、硬化油、馬油、ラノリン類、卵黄油、チョウジ油、ローズヒップ油、ラベンダー油、ハッカ油、スペアミント油、ローズマリー油、マカデミアナッツ油、杏仁油、サフラワー油、サフラワー油(2)、ヒマワリ油、ヒマワリ油(2)、メドゥホーム油、アーモンド油、エゴマ油、ゴマ油、ボラージ油、カカオ脂、コメヌカ油、コメ胚芽油、ウイキョウ油、オレンジ油、カミツレ油、キューカンバー油、ククイナッツ油、大豆油、ティーツリー油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、アルガニアスピノサ核油、クランベアビシニカ種子油、アルモンド油、桃仁油、グレープシード油、エミュー油、ミンク油、アサ種子油、アマニ油、サザンカ油、モクロウ、ヤシ油、月見草油、ピスタシオ種子油、マンゴーバター等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
動植物油としては、例えば、スクワラン、オリブ油、ツバキ油、コムギ胚芽油、ホホバ油、アボガド油、カロット油、シア脂、液状シア脂、パーム油、パーム核油、硬化油、馬油、ラノリン類、卵黄油、チョウジ油、ローズヒップ油、ラベンダー油、ハッカ油、スペアミント油、ローズマリー油、マカデミアナッツ油、杏仁油、サフラワー油、サフラワー油(2)、ヒマワリ油、ヒマワリ油(2)、メドゥホーム油、アーモンド油、エゴマ油、ゴマ油、ボラージ油、カカオ脂、コメヌカ油、コメ胚芽油、ウイキョウ油、オレンジ油、カミツレ油、キューカンバー油、ククイナッツ油、大豆油、ティーツリー油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、アルガニアスピノサ核油、クランベアビシニカ種子油、アルモンド油、桃仁油、グレープシード油、エミュー油、ミンク油、アサ種子油、アマニ油、サザンカ油、モクロウ、ヤシ油、月見草油、ピスタシオ種子油、マンゴーバター等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(アルコール)
エタノール、イソプロパノール、ブチルアルコール、ベンジルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、2−ヘキシルデカノール、2−オクチルドデカノール、バチルアルコール等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
エタノール、イソプロパノール、ブチルアルコール、ベンジルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、2−ヘキシルデカノール、2−オクチルドデカノール、バチルアルコール等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(エステル油)
エステル油としては、例えば、トリカプリル酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、イソノナン酸イソノニル、ジオクタン酸エチレングリコール、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ミリスチン酸デシル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、リシノール酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、パルミチン酸エチルヘキシル、パルミチン酸イソセチル、ステアリン酸エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸2−オクチルドデシル、リシノール酸2−オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、オクタン酸セトステアリル、オクタン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリウンデシル酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、テトラミリスチン酸ペンタエリスリトール、テトライソステアリン酸ペンタエリスリトール、ネオペンタン酸2−オクチルドデシル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソペアルゴン酸エチルヘキシル、ネオデカン酸2−ヘキシルデシル、ネオデカン酸2−オクチルドデシル、イソパルミチン酸エチルヘキシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸2−オクチルドデシル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸2−オクチルドデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリ2−エチルヘキシル、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリ2−オクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシル、コハク酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、セバシン酸ジブチルオクチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、炭酸ジアルキル等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
エステル油としては、例えば、トリカプリル酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、イソノナン酸イソノニル、ジオクタン酸エチレングリコール、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ミリスチン酸デシル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、リシノール酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、パルミチン酸エチルヘキシル、パルミチン酸イソセチル、ステアリン酸エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸2−オクチルドデシル、リシノール酸2−オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、オクタン酸セトステアリル、オクタン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリウンデシル酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、テトラミリスチン酸ペンタエリスリトール、テトライソステアリン酸ペンタエリスリトール、ネオペンタン酸2−オクチルドデシル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソペアルゴン酸エチルヘキシル、ネオデカン酸2−ヘキシルデシル、ネオデカン酸2−オクチルドデシル、イソパルミチン酸エチルヘキシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸2−オクチルドデシル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸2−オクチルドデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリ2−エチルヘキシル、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリ2−オクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシル、コハク酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、セバシン酸ジブチルオクチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、炭酸ジアルキル等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(界面活性剤)
界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、テトラデセンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩、ラウロイルサルコシン塩、アルキルメチル−β−アラニン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、脂肪酸石けん、N−アシルグルタミン酸塩、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルジメチルアミンオキシド、アルキルメチルタウリン塩、アルキルアミノプロキオン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルグルコシド、ポリエーテル変性シリコーン、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、臭化アルキルトリメチルアンモニウム、アミドアミン、塩化ジアルキルジメチルアンモニウムジメチル酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン(大豆リン脂質、卵黄レシチン)およびその誘導体(水素添加卵黄レシチン、水素添加大豆リン脂質、卵黄リゾホスファチジルコリン、大豆リゾリン脂質液、水素添加大豆リゾリン脂質、水酸化大豆リン脂質)、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトステロール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸・リン酸塩、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、テトラデセンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩、ラウロイルサルコシン塩、アルキルメチル−β−アラニン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、脂肪酸石けん、N−アシルグルタミン酸塩、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルジメチルアミンオキシド、アルキルメチルタウリン塩、アルキルアミノプロキオン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルグルコシド、ポリエーテル変性シリコーン、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、臭化アルキルトリメチルアンモニウム、アミドアミン、塩化ジアルキルジメチルアンモニウムジメチル酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン(大豆リン脂質、卵黄レシチン)およびその誘導体(水素添加卵黄レシチン、水素添加大豆リン脂質、卵黄リゾホスファチジルコリン、大豆リゾリン脂質液、水素添加大豆リゾリン脂質、水酸化大豆リン脂質)、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトステロール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸・リン酸塩、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
これら界面活性剤は、乳化剤・可溶化剤としても用いられるが、保湿成分としても用いられることがある。保湿成分として用いる場合、植物油のEO付加物である非イオン界面活性剤が特に優れており、1種以上を用いることができる。非イオン界面活性剤の中では、例えばポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールが好ましく用いられる。
(湿潤剤)
湿潤剤としては、上記(E)多価アルコールの他、例えば、酸化エチレン、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、酸化プロピレン、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
湿潤剤としては、上記(E)多価アルコールの他、例えば、酸化エチレン、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、酸化プロピレン、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(溶剤)
溶剤としては、上記(D)水の他、例えば、イソプロパノール、ベンジルアルコール等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
溶剤としては、上記(D)水の他、例えば、イソプロパノール、ベンジルアルコール等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(消炎剤)
消炎剤としては、例えば、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、グアイアズレン、グアイアズレンスルホン酸ナトリウム、アラントイン、ε−アミノカプロン酸等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
消炎剤としては、例えば、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、グアイアズレン、グアイアズレンスルホン酸ナトリウム、アラントイン、ε−アミノカプロン酸等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(防腐剤)
防腐剤としては、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、フェノキシエタノール、ビサボロール、ヒノキチオール、安息香酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ウンデシレン酸、ピオニン、l−メントール、d−カンフル、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンゼトニウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
防腐剤としては、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、フェノキシエタノール、ビサボロール、ヒノキチオール、安息香酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ウンデシレン酸、ピオニン、l−メントール、d−カンフル、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンゼトニウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(酸化防止剤)
酸化防止剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エリソルビン酸、没食子酸プロピル、アスコルビン酸およびアスコルビン酸誘導体、d−δ−トコフェロール等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
酸化防止剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エリソルビン酸、没食子酸プロピル、アスコルビン酸およびアスコルビン酸誘導体、d−δ−トコフェロール等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(pH調整剤)
pH調整剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、L−アルギニン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、クエン酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、コハク酸、リン酸およびその塩等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
以上、本発明の液状清拭剤組成物について説明したが、本発明はこれに限定されない。
pH調整剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、L−アルギニン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、クエン酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、コハク酸、リン酸およびその塩等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
以上、本発明の液状清拭剤組成物について説明したが、本発明はこれに限定されない。
次に、本発明の具体的実施例について説明する。
(実施例1〜27、比較例1〜10)
表1〜4に示す成分を、表1〜4に示す配合量にて混合し、液状清拭剤組成物を製造した。
(実施例1〜27、比較例1〜10)
表1〜4に示す成分を、表1〜4に示す配合量にて混合し、液状清拭剤組成物を製造した。
なお、表1〜4中、塩化カリウムをKCl、塩化ナトリウムをNaCl、塩化マグネシウムをMgCl2、塩化カルシウムをCaCl2と示した。また、スクロースをSU、ラクトースをLA、マルトースをMA、グリコシルトレハロースをTRと示した。また、加水分解水添デンプンをST、シクロデキストリンをDE、ヒドロキシエチルセルロースをCE、ヒアルロン酸NaをHYと示した。また、グリセリンをGL、1,3−ブチレングリコールをBU、ポリエチレングリコール(重量平均分子量400)をPOと示した。
<評価>
トイレットペーパーは春日製紙工業社製(紙幅108mm×長さ170m)を用いた。
トイレットペーパーは春日製紙工業社製(紙幅108mm×長さ170m)を用いた。
[清拭性の評価]
パネラー10名の排便後、本発明品を噴霧したトイレットペーパー(3枚重ね)を用いて通常の方法で肛門周辺部を清拭してもらい、肉眼的にトイレットペーパー上に便による着色が観察されなくなるまでの拭き取り回数を測定した。その結果を平均して下記基準により清拭効果を評価した。
パネラー10名の排便後、本発明品を噴霧したトイレットペーパー(3枚重ね)を用いて通常の方法で肛門周辺部を清拭してもらい、肉眼的にトイレットペーパー上に便による着色が観察されなくなるまでの拭き取り回数を測定した。その結果を平均して下記基準により清拭効果を評価した。
A:拭き取り回数の平均値が2.6未満
B:拭き取り回数の平均値が2.6以上3.6未満
C:拭き取り回数の平均値が3.6以上4.6未満
D:拭き取り回数の平均値が4.6以上
B:拭き取り回数の平均値が2.6以上3.6未満
C:拭き取り回数の平均値が3.6以上4.6未満
D:拭き取り回数の平均値が4.6以上
[破れにくさの評価]
パネラー10名の排便後、本発明品を噴霧したトイレットペーパー(3枚重ね)を用いて通常の方法で肛門周辺部を清拭してもらい、5回の清拭のうち紙破れの回数を測定した。その結果を平均して下記基準により紙の破れにくさを評価した。
パネラー10名の排便後、本発明品を噴霧したトイレットペーパー(3枚重ね)を用いて通常の方法で肛門周辺部を清拭してもらい、5回の清拭のうち紙破れの回数を測定した。その結果を平均して下記基準により紙の破れにくさを評価した。
A:紙破れの回数の平均値が0.6未満
B:紙破れの回数の平均値が0.6以上1.6未満
C:紙破れの回数の平均値が1.6以上2.6未満
D:紙破れの回数の平均値が2.6以上
B:紙破れの回数の平均値が0.6以上1.6未満
C:紙破れの回数の平均値が1.6以上2.6未満
D:紙破れの回数の平均値が2.6以上
[使用感の評価]
パネラー10名の排便後、本発明品を噴霧したトイレットペーパー(3枚重ね)を用いて通常の方法で肛門周辺部を清拭してもらった。この時の感触について、水のみを噴霧したトイレットペーパーと比較して、(1)柔らかさ、(2)滑らかさ、(3)潤い、(4)かゆみの低減の各使用感について5段階で回答してもらった。その結果を平均して下記基準により使用感を評価した。
パネラー10名の排便後、本発明品を噴霧したトイレットペーパー(3枚重ね)を用いて通常の方法で肛門周辺部を清拭してもらった。この時の感触について、水のみを噴霧したトイレットペーパーと比較して、(1)柔らかさ、(2)滑らかさ、(3)潤い、(4)かゆみの低減の各使用感について5段階で回答してもらった。その結果を平均して下記基準により使用感を評価した。
A:平均値が3.4以上
B:平均値が2.4以上3.4未満
C:平均値が1.4以上2.4未満
D:平均値が1.4未満
B:平均値が2.4以上3.4未満
C:平均値が1.4以上2.4未満
D:平均値が1.4未満
(評価項目)
・柔らかさ
4点:非常に柔らかくなった
3点:柔らかくなった
2点:少し柔らかくなった
1点:変化が無かった
0点:硬くなった
・柔らかさ
4点:非常に柔らかくなった
3点:柔らかくなった
2点:少し柔らかくなった
1点:変化が無かった
0点:硬くなった
・滑らかさ
4点:非常に滑らかになった
3点:滑らかになった
2点:少し滑らかになった
1点:変化が無かった
0点:ざらつきやべたつきがあった
4点:非常に滑らかになった
3点:滑らかになった
2点:少し滑らかになった
1点:変化が無かった
0点:ざらつきやべたつきがあった
・潤い
4点:非常に潤いがあった
3点:潤いがあった
2点:少し潤いがあった
1点:変化が無かった
0点:乾燥した(かさかさした)
4点:非常に潤いがあった
3点:潤いがあった
2点:少し潤いがあった
1点:変化が無かった
0点:乾燥した(かさかさした)
・かゆみの低減
4点:かゆみが無くなった
3点:かゆみが低減した
2点:少しかゆみが低減した
1点:変化が無かった
0点:かゆみが増加した
4点:かゆみが無くなった
3点:かゆみが低減した
2点:少しかゆみが低減した
1点:変化が無かった
0点:かゆみが増加した
表5〜6から明らかなように、本発明の液状清拭剤組成物は、清拭性に優れていた。また、柔らかく使用感に優れていた。また、本発明の液状清拭剤組成物を付与したトイレットペーパーは破れにくいものであった。これに対して、比較例では、十分な結果が得られなかった。
Claims (8)
- (A)アルカリ金属のハロゲン化物および/またはアルカリ土類金属のハロゲン化物と、(B)二糖類と、(C)多糖類と、を含むことを特徴とする液状清拭剤組成物。
- 前記(A)成分の配合量をX[質量%]、前記(B)成分の配合量をY[質量%]、前記(C)成分の配合量をZ[質量%]としたとき、
0.01≦X/(Y+Z)≦100の関係を満足する請求項1に記載の液状清拭剤組成物。 - 前記(A)成分の配合量は、0.1〜10質量%である請求項1または2に記載の液状清拭剤組成物。
- 前記(B)成分と前記(C)成分の配合量の合計は、0.1〜10質量%である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液状清拭剤組成物。
- 前記(A)成分は、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウムからなる群から選択される少なくとも1種である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の液状清拭剤組成物。
- 前記(B)成分は、スクロース、ラクトース、マルトース、トレハロース、および、これらに置換基が付いた誘導体からなる群から選択される少なくとも1種である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の液状清拭剤組成物。
- 前記(C)成分は、デンプン、デキストリン、セルロース、ヒアルロン酸、および、これらに置換基が付いた誘導体からなる群から選択される少なくとも1種である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の液状清拭剤組成物。
- (D)水と、(E)多価アルコールと、を含み、
前記(A)成分の配合量をX[質量%]、前記(B)成分の配合量をY[質量%]、前記(C)成分の配合量をZ[質量%]、前記(D)成分の配合量をM[質量%]、前記(E)成分の配合量をN[質量%]としたとき、
3≦M/(X+Y+Z)≦45の関係を満足し、かつ、
0.05≦N/(X+Y+Z)≦10の関係を満足する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の液状清拭剤組成物。
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JP2015141934A JP2017024997A (ja) | 2015-07-16 | 2015-07-16 | 液状清拭剤組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02149237A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-07 | Kao Corp | 水解性清掃物品 |
JPH10286193A (ja) * | 1997-04-10 | 1998-10-27 | Fukuyoo:Kk | 水解性清拭紙 |
JP2001187726A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Lion Corp | 皮膚清浄剤組成物 |
JP2001279596A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-10 | Wakoudou Kk | 水解紙及びその製造方法 |
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2015
- 2015-07-16 JP JP2015141934A patent/JP2017024997A/ja active Pending
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