JP2001346726A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001346726A
JP2001346726A JP2000173143A JP2000173143A JP2001346726A JP 2001346726 A JP2001346726 A JP 2001346726A JP 2000173143 A JP2000173143 A JP 2000173143A JP 2000173143 A JP2000173143 A JP 2000173143A JP 2001346726 A JP2001346726 A JP 2001346726A
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heat
exhaust
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JP2000173143A
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Masakazu Onda
雅一 恩田
Shusuke Kitamura
秀典 北村
Masafumi Okujima
雅史 奥島
Yasunori Tsuzaki
保則 津崎
Yasufumi Fujiwara
保史 藤原
Tetsuji Nomachi
哲治 野町
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御装置の発熱を抑え電子部品の熱による誤
動作の防止、また、熱による劣化を同時に防止でき、信
頼性と耐久性の向上を図った電気掃除機を提供する。 【解決手段】 収納室12には電動送風機2のファン室
2aより排出され、かつ電動送風機2の運転により発熱
した高温部を通過する以前の排出風14を排出する排出
孔15と連通する連通孔16aを形成している。また、
後方部には、連通孔16bが形成されて、電源供給室8
と連通している。そして電源供給室8側の本体1には排
出口29が設けられていて、電子部品の熱による誤動作
の防止、また、熱による劣化を同時に防止でき、信頼性
と耐久性の向上を行った製品を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機を図6と図7を用いて
説明する。図において、31は電動送風機32を内包す
るケース33を収納する電動送風機室34と、この電動
送風機32の運転動作状態を制御する制御装置35と、
電動送風機32の運転を行うための電源を供給するコー
ドリール36を回転自在に支持する隔壁37とを備え、
隔壁37により電源供給室38を構成した電気掃除機の
本体である。本体31の、電動送風機32の吸引側に
は、塵埃を捕集する紙袋(図示せず)が配置されてい
る。39は電動送風機32にねじ止めした制御基板ホル
ダーで、制御装置35を保持している。40はコードリ
ール36より電動送風機32に電源を供給するためのリ
ード線である。また、制御装置ホルダー39の前方部に
は通孔39aが形成されており、電動送風機32の後部
には通孔32bが形成されて、ケース33内と連通して
いる。
【0003】上記構成において、電動送風機32を運転
させると、ファン室32aを通過した冷状態の排気の一
部は、通孔39aから制御装置ホルダー39内に導入さ
れて、また、ファン室32aを通過した他の大部分の電
動送風機32のジュール熱で高温になった部分を空冷す
る反作用で高温となり通孔32bから排出される排気も
通孔39aで前記ファン室32aを通過した冷状態の排
気と合流して制御装置ホルダー39内に導入されて、制
御装置35の発熱した電装部品を空冷し、再びケース3
3内に排出される。ケース33に形成した排気孔33a
を通じ、この排気の大部分は本体31に形成した排気孔
31aより器体外に排出される。
【0004】また、それぞれの組み立ては、制御装置3
5は制御装置ホルダー39に保持され電動送風機32と
ともにケース33内に組立てたものを本体31に組み立
て、次にコードリール36を支持した隔壁37と電動送
風機32、制御装置35とをリード線40にて電気接続
した後にコードリール36と隔壁37を電気掃除機本体
に組み立てるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気掃除機
にあっては、制御装置35の電装部品の冷却はファン室
32aから出た冷状態の排気の一部で行われるが、この
排気はケース33内に排出される構造のためケース33
内の正圧に影響を受けて流れにくくなり、冷却に十分な
風量、風速を得るためには通孔39a、同39bを大き
くしなければならない。ところが、電動送風機32の運
転音は高速で回転しているファン室32aの部分が最も
大きく、結果的には電気掃除機の運転音増大の一因とな
っていた。
【0006】また、電動送風機32のジュール熱で高温
になった部分を空冷する反作用で高温となり通孔32b
から排出される排気が通孔39aで、前記ファン室32
aを通過した冷状態の排気と合流して制御装置ホルダー
39内に導入されるため、制御装置35の発熱した電装
部品の空冷に利用される排気温度が高く、効率的に行え
ないものであった。
【0007】本発明は、以上のような従来の課題を解決
するものであって、制御基板とコードの冷却を電動送風
機の高温部に影響されること無く、より外気に近い温度
での冷却を行い、耐久性と品質向上を行った電気掃除機
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電動送風機
と、この電動送風機を内包し、電動送風機からの排気を
吸込具側に還流させるためのケースと、前記電動送風機
の運転状態を制御する制御装置とを具備し、前記ケース
には前記制御装置を載置する収納室と、ケース内と収納
室とを連通する通気口を形成し、前記電動送風機の回転
で排出され、かつ電動送風機の運転により発熱する高温
部を通過する以前の排気を導入するよう構成したもので
ある。
【0009】上記発明によれば、発熱した高温部を通過
する以前の排出風を収納室に導入することで、制御装置
の発熱を抑え電子部品の熱による誤動作の防止を確実に
行え、また、熱による劣化を同時に防止して、信頼性と
耐久性の向上を行った製品を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
電動送風機と、この電動送風機を内包し、電動送風機か
らの排気を吸込具側に還流させるためのケースと、前記
電動送風機の運転状態を制御する制御装置とを具備し、
前記ケースには前記制御装置を載置する収納室と、ケー
ス内と収納室とを連通する通気口を形成し、前記電動送
風機の回転で排出され、かつ電動送風機の運転により発
熱する高温部を通過する以前の排気を導入することによ
り、制御装置の発熱を抑え電子部品の熱による誤動作の
防止、また、熱による劣化を同時に防止でき、信頼性と
耐久性の向上を行えるものである。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、上記請求
項1に記載の発明において、電動送風機から前記電動送
風機を内包するケースの収納室への連通部において、電
動送風機のファンの回転で排出され、かつ電動送風機の
運転により発熱した高温部を通過する以前の排出風の一
部を導入し、高温部を通過してケース内で大気圧より大
きい圧力で充満した排気が、通気口から収納室に流入す
ることを防止する分離をすることにより、電子部品の熱
による誤動作の防止、熱による劣化を同時に防止でき、
より信頼性と耐久性の向上を行えるものである。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、上記請求
項1または2に記載の発明において、電動送風機の外郭
と、ケースの通気口周辺間に、不通気性の軟質パッキン
グを挟持させることにより、効率的に電子部品の熱によ
る誤動作の防止、熱による劣化を同時に防止でき、より
信頼性と耐久性の向上を行えるものである。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、上記請求
項1〜3に記載の発明において、電動送風機には、高温
部を通過する以前の排気を排出するための排気口と、排
気口の周囲の少なくとも一部に電動送風機外郭に沿って
後方へ一体的にかつ1面を開口とした周壁とを形成する
とともに、ケースには前記開口を介して前記排気口と通
気口を連通させつつ前記周壁の外周側に嵌合する凹部ま
たは周壁部を形成することにより、確実に前記制御装置
を載置する収納室へ冷気を導入することができ、より効
率的に電子部品の熱による誤動作の防止、熱による劣化
を同時に防止でき、より信頼性と耐久性の向上を行える
ものである。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、上記請求
項4に記載の発明において、電動送風機の周壁は、電動
送風機の外周側又は反ファン側が徐々に狭くなるように
形成し、ケースの凹部又は周壁部の内周側は、電動送風
機の周壁とほぼ均一の間隙を有するように傾斜させて形
成することにより、確実に前記制御装置を載置する収納
室へ冷気を導入することができ、より効率的に電子部品
の熱による誤動作の防止、熱による劣化を同時に防止で
き、より信頼性と耐久性の向上を行えるものである。
【0015】本発明の請求項6記載の発明は、上記請求
項2〜5に記載の発明において、電動送風機とケースに
設けた分離手段は、電動送風機がケースに対して前方向
へ移動しても分離状態を維持できるよう形成することに
より、電動送風機が移動した際においても、確実に前記
制御装置を載置する収納室へ冷気を導入することがで
き、より効率的に電子部品の熱による誤動作の防止、熱
による劣化を同時に防止でき、より信頼性と耐久性の向
上を行えるものである。
【0016】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例
を、図1と図2を用いて説明する。
【0017】図1において、1は電動送風機2を内包す
るケース3を収納する電動送風機室4と、この電動送風
機2の運転動作状態を制御する制御装置5と、電動送風
機2の運転を行うための電源を供給するコードリール6
を回転自在に支持する隔壁7とを備え、隔壁7により電
源供給室8を構成した電気掃除機本体である。次に、ケ
ース3は、前方開口部9を有し電動送風機2を内包する
電動送風機側10と、上方開口部11を有し制御装置5
を収納する収納室12を一体に構成したものである。こ
のようにケース3の前方開口部9より電動送風機2を組
み立て、次に、上方開口部11より制御装置5を組立
て、上方開口部11を蓋体13により覆ったものであ
る。
【0018】また、図2において収納室12には電動送
風機2のファン室2aより排出され、かつ電動送風機2
の運転により発熱した高温部を通過する以前の排出風1
4を排出する排出孔15と連通する連通孔16aを形成
している。また、後方部には、連通孔16bが形成され
て、電源供給室8と連通している。そして電源供給室8
側の本体1には排出口29が設けられている。電動送風
機2を運転させると、ファン室2aを通過した冷状態の
排気の一部は、排出孔15から連通孔16aを通過し収
納室12内に導入されて、制御装置5の発熱した電装部
品を空冷し連通孔16bより電源供給室8と本体1の排
出口29を通じて本体1の外部に排出される。ファン室
2aを通過した他の大部分の排気は、電動送風機2のジ
ュール熱で高温になった部分を空冷する反作用で高温に
なり、この状態で電動送風機2の排出口2bからケース
3の電動送風機側10に排出され、ケース3に形成され
た排気孔3aより本体1に形成された排気口1aより器
体外に排出される。
【0019】上記構成による作用は、大部分の排気が流
れて内圧が高い電動送風機側10と一部の排気が流れ、
電動送風機側10より内圧が低い収納室12とをケース
3により隔離することで、収納室12の排気は電動送風
機側10の正圧に影響されることなく制御装置5を冷却
できる。また、正圧に影響されないため、ファン室2a
の排気孔子15の大きさを小さくしても、冷却に十分な
風量、風速を得ることができる。このことは、電動送風
機2の運転音は高速で回転しているファン室2aの部分
が最も大きいが、この部分の開口面積を小さくできるこ
とで結果的に電気掃除機の運転音増大にならずに制御装
置5を効率的に冷却できる。したがって電子部品の熱に
よる誤動作の防止、また、熱による劣化を同時に防止で
き、信頼性と耐久性の向上を行った製品を提供すること
ができる。
【0020】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
を、図3を用いて説明する。なお上記実施例と同一構成
部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0021】電動送風機2のファン室2aより排出さ
れ、かつ電動送風機2の運転により発熱した高温部を通
過する以前の排出風14を排出する排出孔15と連通す
る収納室12の連通孔16aとの間に、前記排出孔15
と連通孔16aの全周囲を覆うとともに挟持して不通気
の軟質材28を設けたものである。
【0022】上記構成による作用は、前記不通気の軟質
材28によって排出風14を排出する排出孔15と収納
室12の連通孔16aとの連通部を大部分の排気が流れ
て内圧が高い電動送風機側10と確実に隔離することが
でき、電動送風機2の運転により発熱した高温部を通過
する以前の排出風14の一部のみを導入することによ
り、制御装置5の発熱を冷状態の排出風14のみで効率
的に冷却することができ、熱による劣化を防止できる。
また、電源供給室8に流入させることによって電源を供
給するコードリール6の発熱も冷却することができるも
のである。さらに電動送風機2の振動を軟質材28によ
って吸収することができるので、結果、本体の運転音の
低減になるものである。このように信頼性と耐久性の向
上を行った製品を提供することができる。
【0023】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
を、図4、図5を用いて説明する。なお上記実施例と同
一構成部品については同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0024】電動送風機2のファン室2aより排出さ
れ、かつ電動送風機2の運転により発熱した高温部を通
過する以前の排出風14を排出する排出孔15の電動送
風機2スラスト軸方向外周にリブ26を設けて、ケース
3の収納室12側の連通孔16a部には前記リブ26に
沿う壁27を形成し、電動送風機2の外周、リブ26、
ケース3の収納室12、壁27との間に前記排出孔15
と連通孔16aの全周囲を覆うように不通気の軟質材2
8を挟持して設けている。
【0025】また、電動送風機2は本体1に固定された
ケース3への振動伝達を防ぐために軟質体からなるサポ
ート前24とサポート後25により支持されて構成され
ている。
【0026】上記構成による作用は、電動送風機2を運
転すると電動送風機2の前方23は負圧となり電動送風
機2はケース3に対して軟質体からなるサポート前24
とサポート後25により支持されているため、スラスト
軸前方向へ移動しようとするが、この時においてもリブ
26と前記リブ26に沿う壁27を形成し、電動送風機
2の外周、リブ26、ケース3の収納室12、壁27と
の間に前記排出孔15と連通孔16aの全周囲を覆うよ
うに不通気の軟質材28を挟持して設けることによっ
て、排出風14を排出する排出孔15と収納室12の連
通孔16aとの連通部を大部分の排気が流れて内圧が高
い電動送風機側10と確実に隔離することができ、電動
送風機2の運転により発熱した高温部を通過する以前の
排出風14の一部のみを導入することにより、制御装置
5の発熱を冷状態の排出風14のみで効率的に冷却する
ことができ、熱による劣化を防止できる。さらに電動送
風機2の振動を軟質材28によって吸収することができ
るので、結果、本体の運転音の低減になるものである。
このように信頼性と耐久性の向上を行った電気掃除機を
提供できるものである。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
運転音の増大を起こさずに制御基板の効率的な冷却を行
い、電装部品の熱による誤動作の防止、また、熱による
劣化を防止でき、信頼性と耐久性の向上を行えるもので
ある。
【0028】本発明の請求項2記載の発明によれば、請
求項1記載の発明において、制御基板の収納室に冷状態
の排出風の一部のみを導入することにより、制御基板、
電源供給部の発熱を抑え、電子部品の熱による誤動作の
防止、熱による劣化を防止でき、信頼性と耐久性の向上
を行えるものである。
【0029】本発明の請求項3記載の発明によれば、請
求項1または2記載の発明において、電動送風機から前
記電動送風機を内包するケースの収納室への連通部にお
いて、電動送風機の外郭と、ケースの通気口周辺間に、
不通気性の軟質パッキングを挟持させることにより、高
温部を通過する以前の排出風の一部を導入し、発熱した
高温の排出風とをより確実に隔離することにより、効率
的に電子部品の熱による誤動作の防止、熱による劣化を
同時に防止でき、より信頼性と耐久性の向上を行えるも
のである。
【0030】本発明の請求項4記載の発明によれば、請
求項1〜3記載の発明において、電動送風機には、高温
部を通過する以前の排気を排出するための排気口と、排
気口から電動送風機外郭に沿って後方へ一体的にかつ1
側面を開口した周壁とを形成するとともに、ケースには
前記開口を介して前記排気口と通気口を連通させつつ前
記周壁の外周側に嵌合する凹部または周壁部を形成する
ことにより、確実に前記制御装置を載置する収納室へ冷
気を導入することができ、より効率的に電子部品の熱に
よる誤動作の防止、熱による劣化を同時に防止でき、よ
り信頼性と耐久性の向上を行えるものである。
【0031】本発明の請求項5記載の発明によれば、上
記請求項4に記載の発明において、電動送風機の周壁
は、電動送風機にケースを組立る方向に徐々に広がるよ
うに形成し、ケースの凹部又は周壁部の内周側は、電動
送風機の周壁とほぼ均一の間隙を有するように傾斜させ
て形成することにより、確実に前記制御装置を載置する
収納室へ冷気を導入することができ、より効率的に電子
部品の熱による誤動作の防止、熱による劣化を同時に防
止でき、より信頼性と耐久性の向上を行えるものであ
る。
【0032】本発明の請求項6記載の発明によれば、上
記請求項2〜5に記載の発明において、電動送風機とケ
ースに設けた分離手段は、電動送風機がケースに対して
前方向へ移動しても分離状態を維持できるよう形成する
ことにより、電動送風機が移動した際においても、確実
に前記制御装置を載置する収納室へ冷気を導入すること
ができ、より効率的に電子部品の熱による誤動作の防
止、熱による劣化を同時に防止でき、より信頼性と耐久
性の向上を行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の断面
【図2】同電気掃除機の要部拡大断面図
【図3】本発明の第2の実施例を示す電気掃除機の断面
【図4】本発明の第3の実施例を示す電気掃除機の断面
【図5】同電気掃除機の正面断面図
【図6】従来の電気掃除機を示す断面図
【図7】同電気掃除機を示す要部拡大断面図
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 2 電動送風機 3 ケース 5 制御基板 6 コードリール 7 隔壁 12 収納室 14 排出風 15 排出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥島 雅史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 津崎 保則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤原 保史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野町 哲治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B006 BA05 BA06 BA07 3B061 AH02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機と、この電動送風機を内包
    し、電動送風機からの排気を吸込具側に還流させるため
    のケースと、前記電動送風機の運転状態を制御する制御
    装置とを具備し、前記ケースには前記制御装置を載置す
    る収納室と、ケース内と収納室とを連通する通気口を形
    成し、前記電動送風機の回転で排出され、かつ電動送風
    機の運転により発熱する高温部を通過する以前の排気を
    導入してなる電気掃除機。
  2. 【請求項2】 高温部を通過してケース内で大気圧より
    大きい圧力で充満した排気が、通気口から収納室に流入
    することを防止する分離手段を有した請求項1記載の電
    気掃除機。
  3. 【請求項3】 電動送風機の外郭と、ケースの通気口周
    辺間に、不通気性の軟質パッキングを挟持させてなる請
    求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 電動送風機には、高温部を通過する以前
    の排気を排出するための排気口と、排気口の少なくとも
    一部に電動送風機外郭に沿って後方へ一体的にかつ1面
    を開口とした周壁とを形成するとともに、ケースには前
    記開口を介して前記排気口と通気口を連通させつつ前記
    周壁の外周側に嵌合する凹部または周壁部を形成してな
    る請求項1〜3のいずれか1項記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 電動送風機の周壁は、電動送風機の外周
    側にケースを組み立てる方向に徐々に広くなるように形
    成し、ケースの凹部又は周壁部の内周側は、電動送風機
    の周壁とほぼ均一の間隙を有するように傾斜させて形成
    してなる請求項4記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 電動送風機とケースに設けた分離手段
    は、電動送風機がケースに対して前方向へ移動しても分
    離状態を維持できるよう形成してなる請求項2〜5記載
    のいずれか1項記載の電気掃除機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010063257A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Mitsubishi Electric Corp 整流子電動機及びそれを用いた電気掃除機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010063257A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Mitsubishi Electric Corp 整流子電動機及びそれを用いた電気掃除機

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