JP2001346269A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

Info

Publication number
JP2001346269A
JP2001346269A JP2000167024A JP2000167024A JP2001346269A JP 2001346269 A JP2001346269 A JP 2001346269A JP 2000167024 A JP2000167024 A JP 2000167024A JP 2000167024 A JP2000167024 A JP 2000167024A JP 2001346269 A JP2001346269 A JP 2001346269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive mode
control signal
mode control
portable terminal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000167024A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Watabe
誠 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2000167024A priority Critical patent/JP2001346269A/ja
Publication of JP2001346269A publication Critical patent/JP2001346269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の携帯端末は、利用者が手動でドライブ
モードの設定・解除を行うことにより、設定や解除を忘
れて危険な思いをしたり、着信を逃すという問題点があ
ったが、本発明は、簡単な制御で、特定の携帯端末だけ
を対象に、自動車の運転状況に対応して、ドライブモー
ドの設定・解除ができる携帯端末を提供する。 【解決手段】 外部からドライブモードの設定・解除を
制御するドライブモード制御信号を、メモリ23のドラ
イブモード制御信号テーブル43に予め登録し、自動ド
ライブモードスイッチ41をオンにしておくことによ
り、自動車の運転状況に応じて送信されるドライブモー
ド制御信号をドライブモード制御信号受信部22で受信
し、ドライブモード制御信号に従って、ドライブモード
スイッチ42の設定・解除が行われる携帯端末である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、PH
S等の通話機能を有する各種携帯端末に係り、特に、自
動車運転中に携帯端末の着信機能を制限するドライブモ
ードのオン・オフを、自動車のエンジン状況に連動して
制御できる携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、PHS(Personal Handy-p
hone System )等の携帯端末の普及に伴って、自動車運
転中に携帯端末を使用することに起因する交通事故が多
発し、運転中の携帯端末使用が大きな問題になってい
る。そこで、携帯端末のメーカーでは、携帯端末の機能
として、運転中に携帯端末の着信機能を制限するドライ
ブモードを設けている場合が多い。ドライブモードの機
能例としては、着信時に電話をかけてきた相手に対し
て、運転中で電話に出られない旨のガイダンスを流し、
ディスプレイに着信があったことを表示して知らせ、場
合によってはメッセージを録音する機能等がある。
【0003】そして、従来の携帯端末では、利用者によ
る手動の操作で上記説明したドライブモードの設定・解
除を行っていた。
【0004】また、自動車のエンジン状況に連動して、
携帯端末の発着信及び通話機能を制限する制御を行う従
来技術としては、平成11年7月2日公開の特開平11
−178072号「携帯移動無線電話装置」(出願人:
日本電気株式会社、発明者:長澤誠)がある。この従来
技術は、自動車のエンジンキーがアクセサリ又はONの
位置にある時には、シガーソケットを介して送信機に電
源が供給されて電波の送信が開始され、その電波を受信
した携帯移動無線電話装置が、発着信回路部の動作を停
止するものであり、これにより、自動車運転中の発着信
及び通話を確実に禁止することができるものである。そ
して、当該従来技術では、自動車の運転者の携帯電話だ
けを限定して発着信回路部の動作を停止する方法とし
て、運転者の携帯電話は、車内でも運転者によって所持
されているか又は運転者の近傍に置かれているという前
提で、送信機が運転席近傍に届く程度の電力で電波を送
出する構成としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯端末では、利用者による手動の操作でドライブ
モードの設定・解除が行われるので、自動車の運転者と
しての意識が重要で、ドライブモードの設定を忘れたま
ま自動車を運転し、危険な思いをしたり、自動車の運転
終了後にドライブモードの解除を忘れてしまい、相手か
らの着信を逃すという問題点があった。
【0006】また、特開平11−178072号の技術
を用いて自動車のエンジン状況に連動してドライブモー
ドの設定・解除を行う場合、自動車の運転者の携帯端末
のみの発着信回路を自動制御するためには、送信機の電
波の到達範囲が運転席近傍のみになるように設定する必
要があり、送信機の電波の送信パワー設定が必要で、微
調整が困難であり、また送信機の電波の到達範囲を運転
席近傍のみに設定した場合、独りで自動車を運転する時
に助手席に携帯端末をおいた場合には、送信機の電波に
対応したドライブモード設定が行われないことになると
いう問題点があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、簡単な制御で、特定の携帯端末だけを対象に、自動
車の運転状況に対応して、ドライブモードの設定・解除
ができる携帯端末を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、外部からドライブモードの設定
・解除を制御するドライブモード制御信号を予め登録
し、自動車の運転状況に応じて受信するドライブモード
制御信号に従って、ドライブモードの設定・解除を行う
ものなので、簡単な制御で、特定の携帯端末だけを対象
に、自動車の運転状況に対応してドライブモードの設定
・解除を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。
【0010】本発明の携帯端末は、外部からドライブモ
ードの設定・解除を制御するドライブモード制御信号を
予め登録し、自動車の運転状況に応じて受信するドライ
ブモード制御信号に従って、ドライブモードの設定・解
除を行うものなので、簡単な制御で、特定の携帯端末だ
けを対象に、自動車の運転状況に対応してドライブモー
ドの設定・解除を行うことができる。
【0011】本発明の実施の形態に係る携帯端末及びド
ライブモードの設定・解除を行うための構成について、
図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に
係る携帯端末の概略構成及びドライブモードの設定・解
除を行うための構成を示すブロック図である。本実施の
形態の携帯端末でドライブモードの設定・解除を行うた
めの構成は、図1に示すように、ドライブモードの設定
・解除を制御するドライブモード制御信号を送信するド
ライブモード制御信号送信機2と、ドライブモード制御
信号を受信してドライブモードの設定・解除を行う携帯
端末1から構成されている。そして、携帯端末1の内部
は、通話用回路部10と、アンテナ21と、ドライブモ
ード制御信号受信部22と、メモリ23と、表示部24
と、操作部25と、電源26と制御部30とから構成さ
れている。
【0012】次に、携帯端末1の各構成部分について具
体的に説明する。通話用回路部10は、携帯電話機とし
て無線による音声の送受信(通話)を行うための一般的
な通話回路部であり、音声の無線信号を送受信するアン
テナ11と、アンテナ11の送受信の切替を行う送受信
切替部12と、アンテナ11からの無線信号を受信し復
調部14に出力する受信部13と、受信部13から入力
された信号を復調してコーデック15に出力する復調部
14と、復調部14から入力された符号化音声データを
音声復号化して再生デジタル音声信号を出力する復号化
器と、音声処理部16から入力されたデジタル音声信号
を音声符号化して符号化音声データを出力する符号化器
とを兼ねたコーデック15と、コーデック15より入力
したデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してス
ピーカ17に出力するD/A変換器と、マイク18より
入力されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換
して出力するA/D変換器を兼ねた音声処理部16と、
音声処理部16により変換されたアナログ音声信号を出
力するスピーカ17と、音声を入力するマイク18と、
音声処理部16でデジタル音声信号化され、コーデック
15で音声符号化された符号化音声データを変調し送信
部に出力する変調部19と、変調部19により入力され
た符号化音声データを送信する送信部20とから構成さ
れている。
【0013】アンテナ21は、後述するドライブモード
制御信号送信機2から発信されたドライブモード制御信
号を受信するアンテナである。ドライブモード制御信号
受信部22は、アンテナ21で受信したドライブモード
制御信号を復調し、後述する制御部30に出力するもの
である。メモリ23は、ドライブモードに関する設定を
記憶したり、後述する制御部30の指示に従って、記憶
した設定を提供するものである。表示部24は、後述す
る制御部30から出力されたメッセージを表示するもの
である。操作部25は、利用者の手動により各種設定や
モードの切替等を行うものである。電源は、携帯端末1
全体に電源を供給するものである。制御部30は、携帯
端末1全体を制御するものであるが、一般的な携帯端末
としての制御に加えて、本発明の特徴部分として、ドラ
イブモード制御信号送信機2からのドライブモード制御
信号に基づくドライブモードの切替機能(自動ドライブ
モード)のオン・オフ制御や、ドライブモードの設定・
解除等の制御を行うものである。
【0014】次に、ドライブモード制御信号送信機2に
ついて具体的に説明する。ドライブモード制御信号送信
機2は、自動車の運転状況に応じてドライブモードの設
定・解除を制御するドライブモード制御信号を送信する
送信機である。具体的にドライブモード制御信号送信機
2は、自動車のキーがアクセサリまたはONの場合に、
ドライブモード制御信号を送信し、自動車のキーがOF
Fの場合にはドライブモード制御信号の送信を停止する
もので、例えば、シガーソケットを介してドライブモー
ド制御信号送信機2に電源供給がなされると、ドライブ
モード制御信号を送信するようにすれば実現できる。
【0015】個々の自動車に設置する各ドライブモード
制御信号送信機2が発信するドライブモード制御信号
は、周波数は固定で、異なるパターンのドライブモード
制御信号を送信するようにするか、又はパターンは固定
として、異なる周波数で送信するようにするか、若しく
は、周波数もパターンも固定せず複数設けられるように
しても構わない。また、複数のパターンを可能とする場
合、全て異なるパターンとしても良いし、数多いパター
ンからのローテーションで発信するドライブモード制御
信号のパターンを割り当てるようにしてもよい。但し、
周波数についても固定とせず、複数の周波数に対応でき
るようにするには、携帯端末1側のドライブモード制御
信号受信部22で、この機能に割り当てられた周波数を
スキャンし、受信レベルの高い周波数にロックする機能
を追加する必要がある。
【0016】次に、携帯端末1における自動ドライブモ
ード制御に関連する部分の構成を、図2を用いて説明す
る。図2は、本発明に係る携帯端末における、自動ドラ
イブモード制御に関連する部分の構成ブロック図であ
る。尚、図1と同様の部分については同一の符号を付し
て説明する。自動ドライブモードの制御は、図2に示す
ように、コーデック15と、アンテナ21と、ドライブ
モード制御信号受信部22と、メモリ23と、操作部2
5と、制御部30により行われている。コーデック15
と、アンテナ21と、ドライブモード制御信号受信部2
2と、操作部25については既に説明したのでここでは
説明を省略する。
【0017】ここで、メモリ23の構成について、具体
的に説明する。メモリ23は、自動ドライブモードスイ
ッチ41と、ドライブモードスイッチ42と、ドライブ
モード制御信号テーブル43から構成されている。
【0018】自動ドライブモードスイッチ41は、ドラ
イブモード制御信号送信機2からのドライブモード制御
信号に基づくドライブモードの切替機能(自動ドライブ
モード)を動作させるか否かの現在の設定(オンか・オ
フか)を記憶するものである。自動ドライブモードスイ
ッチ41は、例えば初期設定はオフとし、操作部25か
らの操作により、後述する自動ドライブモード設定手段
31によって、自動ドライブモードのオン・オフが切り
替えられると、その都度設定が保存されるようになって
いる。
【0019】ドライブモードスイッチ42は、ドライブ
モードの機能を動作させるか否かの現在の設定(オンか
・オフか)を記憶するものである。ここで、ドライブモ
ードの機能例としては、着信時に電話をかけてきた相手
に対して、運転中で電話に出られない旨のガイダンスを
流し、ディスプレイに着信があったことを表示して知ら
せ、場合によってはメッセージを録音する機能等がある
が、これに限定せず、例えば、発信をも制限させるよう
にしても構わない。ただし、ここでは、説明を簡単にす
るために、着信時の機能制限のみに絞って説明する。
【0020】具体的に、ドライブモードスイッチ42
は、例えば初期設定はオフとし、上述した自動ドライブ
モードスイッチ41がオンの場合には、ドライブモード
制御信号送信機2からのドライブモード制御信号に従っ
て、後述するドライブモード制御手段32によりオン・
オフが切り替えられ、自動ドライブモードスイッチ41
がオフの場合には、ドライブモード制御信号に従う切替
は行われず、従来通りの操作部25からの手動操作によ
る切替のみが行われるようになっている。
【0021】ドライブモード制御信号テーブル43は、
上述した自動ドライブモードスイッチ41がオンの場合
に、ドライブモードの切替を制御するドライブモード制
御信号のパターンを1つ又は複数記憶するテーブルであ
り、後述する、ドライブモード制御信号登録手段34に
より登録又は削除されるようになっている。
【0022】次に制御部30の構成について、具体的に
説明する。制御部30は、自動ドライブモード設定手段
31と、ドライブモード制御手段32と、ドライブモー
ド動作手段33と、ドライブモード制御信号登録手段3
4から構成されている。
【0023】自動ドライブモード設定手段31は、操作
部25からの操作により自動ドライブモードの設定機能
が選択されると起動され、自動ドライブモードを動作さ
せるか否かの設定(オンか・オフか)を切り替える手段
であり、具体的には、メモリ23の自動ドライブモード
スイッチ41の内容を切り替える動作を行う。
【0024】ここで、自動ドライブモード設定手段31
の処理フローに関して図3を用いて説明する。図3は、
本発明に係る携帯端末における、自動ドライブモード設
定手段31の処理の流れを示すフローチャート図であ
る。図3に示すように、操作部25からの入力操作によ
り自動ドライブモード設定機能が選択されると、自動ド
ライブモード設定手段31の処理がスタートし、自動ド
ライブモード設定(ON又はOFF)を入力し(11
0)、入力された自動ドライブモード設定がONか判断
し(120)、ONの場合(Yes)は、メモリ23の
自動ドライブモードスイッチ41をオンにし、ドライブ
モード制御処理を起動し(130)、処理を終了する。
尚、この時点から、定期的(例えば1秒ごと)に後述す
るドライブ制御手段32のドライブ制御処理が起動され
るようになる。
【0025】一方、処理120において、入力された自
動ドライブモードの設定がOFFの場合(No)は、メ
モリ23の自動ドライブモードスイッチ41をオフに
し、後述するドライブ制御手段32のドライブモード制
御処理を中止し(140)、メモリ23のドライブモー
ドスイッチ42がオンに設定されている場合はオフに解
除し(150)、処理を終了する。
【0026】また、自動ドライブモード設定手段31
で、自動ドライブモードを設定する際の、携帯端末のデ
ィスプレイを図4に示す。図4は、本発明に係る携帯端
末における、自動ドライブモード設定機能のための設定
画面である。図4に示すように、携帯端末のモード切替
等により、自動ドライブモード設定画面を選択すると、
携帯端末のディスプレイには、ON/OFFが表示さ
れ、操作部25からの入力操作により、オン・オフのい
ずれかをスイッチできるようになっている。尚、図3の
処理110の前に、現設定の表示処理を設け、具体的に
は、メモリ23の自動ドライブモードスイッチ41の内
容を読み出し、現在自動ドライブモードの設定がどうな
っているかについて、設定されている方(ON又はOF
F)を強調表示等するようにしても構わない。
【0027】次に、ドライブモード制御手段32は、メ
モリ23の自動ドライブモードスイッチ41がオンにな
っている場合に、定期的に(例えば、1秒おきに)起動
され、外部(ドライブモード制御信号送信機2)から自
動車の運転状況に応じて送信されるドライブモード制御
信号の受信状況に応じて、ドライブモードのオン・オフ
切替を行う手段である。具体的にドライブモード制御手
段32は、ドライブモード制御信号受信部22から出力
されるドライブモード制御信号の受信状況に従って、予
めドライブモード制御信号テーブル43に登録されてい
るドライブモード制御信号を受信している場合には、メ
モリ23のドライブモードスイッチ42をオンにし、ド
ライブモード制御信号を受信していない場合には、メモ
リ23のドライブモードスイッチ42をオフにするよう
になっている。
【0028】ここで、ドライブモード制御手段32の処
理フローに関して図5を用いて説明する。図5は、本発
明に係る携帯端末における、ドライブモード制御手段3
2の処理の流れを示すフローチャート図である。尚、図
5では、定期的に起動される1回の処理の流れを示して
いる。図5に示すように、ドライブモード制御手段32
のドライブモード制御処理がスタートすると、ドライブ
モード制御信号受信部22から、ドライブモード制御信
号を受信したかどうかをチェックし(210)、受信し
た場合(Yes)には、受信した信号と、後述するドラ
イブモード制御信号登録手段43で登録された制御信号
とが一致するかどうかを確認する(220)。一致した
場合には、メモリ23のドライブモードスイッチ42を
オンにしてドライブモードを設定し(230)、処理を
終了する。
【0029】一方、処理210で、ドライブモード制御
信号を受信していない場合(No)や、処理220で、
受信した信号とドライブモード制御信号登録手段43で
登録された制御信号とが一致しない場合(No)は、メ
モリ23のドライブモードスイッチ43をオフにしてド
ライブモードを解除し(240)、処理を終了する。
【0030】ドライブモード動作手段33は、コーデッ
ク15で着信があった時、メモリ23のドライブモード
スイッチ42を参照し、オンの場合にドライブモードの
動作をとるものである。ここで、ドライブモードの動作
とは、例えば、通信相手に運転中等のガイダンスを流
し、ディスプレイに着信があったことを表示して知ら
せ、場合によってはメッセージを録音する機能等がある
が、ドライブモードの動作については、本発明で限定す
るものではない。尚、ドライブモード動作手段33でメ
モリ23のドライブモードスイッチ42を参照し、オフ
の場合には、ドライブモードの動作を行わずに、通常の
呼出報知動作(図示せず)に移行するようになってい
る。
【0031】ドライブモード制御信号登録手段34は、
外部からドライブモードの設定・解除を制御するドライ
ブモード制御信号を登録又は削除する手段で、登録され
たドライブモード制御信号は、メモリ23のドライブモ
ード制御信号テーブル43に格納するようになってい
る。登録の方法は、操作部25からの操作でドライブモ
ード制御信号登録機能が選択されると、ドライブモード
制御信号登録処理が起動され、その中で登録機能が選択
されると、ドライブモード制御信号送信機2から送信さ
れ、アンテナ21を介してドライブモード制御信号受信
部22で受信し復調されたドライブモード制御信号のパ
ターンを、メモリ23のドライブモード制御信号テーブ
ル43に格納するようになっている。また、ドライブモ
ード制御信号登録処理が起動され、その中で削除機能が
選択されると、メモリ23のドライブモード制御信号テ
ーブル43に登録されているドライブモード制御信号が
表示され、表示の中で選択されたドライブモード制御信
号が、ドライブモード制御信号テーブル43から削除さ
れるようになっている。
【0032】ここで、ドライブモード制御信号登録手段
34の登録処理フローに関して図6を用いて説明する。
図6は、本発明に係る携帯端末における、ドライブモー
ド制御信号登録手段34の処理の流れを示すフローチャ
ート図である。図6に示すように、ドライブモード制御
信号登録手段34の処理がスタートすると、ドライブモ
ード制御信号受信部22がドライブモード制御信号を受
信したかどうかをチェックし(310)、受信した場合
(Yes)、メモリ23のドライブモード制御信号テー
ブル43に当該ドライブモード制御信号のパターンをセ
ット(格納)し(320)、処理を終了する。いっぽ
う、処理310において、ドライブモード制御信号受信
部22がドライブモード制御信号を受信しない場合(N
o)は、そのまま処理を終了する。
【0033】また、ドライブモード制御信号登録手段3
4で、ドライブモード制御信号を登録する際の、携帯端
末のディスプレイを図7に示す。図7は、本発明に係る
携帯端末における、ドライブモード制御信号登録機能の
ための設定画面である。図7に示すように、携帯端末の
モード切替等により、ドライブモード制御信号登録画面
を選択すると、携帯端末のディスプレイには、既に登録
されているドライブモード制御信号のパターンが表示さ
れ、操作部25の入力操作により追加登録した場合に
は、登録されたドライブモード制御信号パターンの表示
が追加されるようになっている。
【0034】また、ドライブモード制御信号登録手段3
4で、ドライブモード制御信号を削除する際の、携帯端
末のディスプレイを図8に示す。図8は、本発明に係る
携帯端末における、ドライブモード制御信号登録機能の
ための設定画面である。図8に示すように、携帯端末の
モード切替等により、ドライブモード制御信号削除画面
を選択すると、携帯端末のディスプレイには、既に登録
されているドライブモード制御信号のパターンが表示さ
れ、操作部25の入力操作により、削除したいパターン
を選択し、削除を実行することができるようになってい
る。
【0035】次に、本発明の実施の形態に係る携帯端末
1及びドライブモード制御信号送信機2の自動ドライブ
モードの制御に関連する動作について、図1,図2を用
いて説明する。本発明の実施の形態に係る携帯端末1で
は、初期設定として、例えば自動ドライブモードはオ
フ、ドライブモードもオフが設定されている。そして、
操作部25からの操作でドライブモード制御信号登録機
能が選択されると、ドライブモード制御信号登録手段3
4が動作し、利用者が運転する可能性のある自動車に設
置されたドライブモード制御信号送信機2から送信され
るドライブモード制御信号をアンテナ21で受信し、ド
ライブモード制御信号受信部で復調したそのドライブモ
ード制御信号のパターンが、制御部30に出力されて、
ドライブモード制御信号登録手段34によってメモリ2
3のドライブモード制御信号テーブル43に登録され
る。
【0036】そして、操作部25からの操作で自動ドラ
イブモードの設定機能が選択され、自動ドライブモード
がONに設定されると、メモリ23の自動ドライブモー
ドスイッチ41がオンに切り替えられ、ドライブモード
制御手段32が定期的に起動される。
【0037】携帯端末1がこの状態で、自動車を運転す
るために自動車のキーがアクセサリまたはONになる
と、ドライブモード制御信号送信機2からドライブモー
ド制御信号が送信され、携帯端末1では、そのドライブ
モード制御信号がアンテナ21で受信され、ドライブモ
ード制御信号受信部で復調されてドライブモード制御信
号のパターンが制御部30に出力されて、ドライブモー
ド制御手段32によって、メモリ23のドライブモード
スイッチ42がオンに切り替えられる。
【0038】この状態で、携帯端末1に着信があると、
コーデック15から着信の指示が制御部30に出力さ
れ、ドライブモード動作手段33がドライブモードスイ
ッチ42がオンであることを確認し、ドライブモードの
動作(運転中で電話に出られない旨のガイダンスを流
し、ディスプレイに着信があったことを表示して知ら
せ、場合によってはメッセージを録音する機能等)を行
うようになっている。
【0039】そして、自動車の運転が終了し自動車のキ
ーをOFFにすると、ドライブモード制御信号送信機2
からのドライブモード制御信号の送信は停止されるの
で、携帯端末1の制御部30のドライブモード制御手段
32が次に起動された時に、ドライブモード制御信号の
停止を検知し、メモリ23のドライブモードスイッチ4
2がオフに切り替えられる。
【0040】この状態で、携帯端末1に着信があると、
コーデック15から着信の指示が制御部30に出力さ
れ、ドライブモード動作手段33がドライブモードスイ
ッチ42がオフであることを確認し、ドライブモードの
動作は行わず、通常の呼出報知動作に移行するようにな
っている。
【0041】上記説明では、ドライブモード制御信号送
信機2において、ドライブモード制御信号が単一で、キ
ーがアクセサリ又はONの場合に、ドライブモード制御
信号を送信し、キーがOFFの場合に、ドライブモード
制御信号を停止する場合で説明してきたが、別の方法と
して、ドライブモード制御信号送信機2において、ドラ
イブモード制御信号がON,OFF2種類で、キーがア
クセサリ又はONの場合に、ドライブモードON信号を
送信し、キーがOFFの場合に、ドライブモードOFF
信号を送信するようにしても構わない。但し、その場合
には、ドライブモード制御信号テーブル43に格納する
ドライブモード制御信号は、ON,OFFペアで格納す
る必要があり、また制御部30のドライブモード制御手
段32では、ペアとなるドライブモード制御信号でドラ
イブモードのON、OFFを制御する必要がある。
【0042】また、上記説明では、自動ドライブモード
設定手段31で、自動ドライブモードがONになると、
定期的にドライブモード制御手段32の処理を起動する
ようにしたが、ドライブモード制御手段32の処理を常
時定期的に起動し、処理の先頭で、自動ドライブモード
スイッチ41を参照し、自動ドライブモードスイッチ4
1がONになっているときのみ、後続の処理を行うよう
にしても構わない。また、図2には示さなかったが、従
来からある、操作部25からの手動操作によってドライ
ブモードの設定、解除を行う機能と共存させるようにし
ても構わない。
【0043】本発明の実施の形態の携帯端末によれば、
制御部30の自動ドライブモード設定手段31により、
メモリ23の自動ドライブモードスイッチ41をオンに
しておくことにより、自動車の運転状況に応じてドライ
ブモード制御信号送信機2から送信されるドライブモー
ド制御信号に従って、メモリ23のドライブモードスイ
ッチ42の設定・解除が自動的に行われるので、利用者
が手動で操作を行う必要がなくなり、ドライブモードの
設定を忘れたまま自動車を運転し、危険な思いをした
り、自動車の運転終了後にドライブモードの解除を忘れ
て着信を逃すというような問題を回避できる効果があ
る。
【0044】また、本発明の実施の形態の携帯端末によ
れば、制御部30のドライブモード制御信号登録手段3
4により、メモリ23のドライブモード制御信号テーブ
ル43に、携帯端末別にドライブモード制御信号を記憶
させ、当該記憶されたドライブモード制御信号に対して
のみドライブモードの設定、解除が行われるので、自分
が運転する車ではドライブモードの設定、解除が行われ
るが、他人の車に同乗する場合には、ドライブモードに
設定されることはないし、逆に、不特定の携帯端末、す
なわち、自動車に同乗している運転者以外の人の所持す
る携帯端末をドライブモードに設定してしまうようなこ
とがなくなり、同乗者に影響を与えずに、運転者の携帯
端末のみを対象に自動車の運転状況に連動してドライブ
モードの設定、解除を行うことができる効果がある。
【0045】また、本発明の実施の携帯の携帯端末によ
れば、制御部30のドライブモード制御信号登録手段3
4により、メモリ23のドライブモード制御信号テーブ
ル43に、複数のドライブモード制御信号パターンを記
憶させることができるので、特定の自動車だけでなく、
よく運転する複数の自動車(例えば、自家用車と会社の
車など)のドライブモード制御信号パターンを登録して
おくことにより、簡単に携帯端末を自動車の運転状況に
連動してドライブモードの設定、解除を行うことができ
る効果がある。
【0046】
【発明の効果】本発明の携帯端末は、外部からドライブ
モードの設定・解除を制御するドライブモード制御信号
を予め登録し、自動車の運転状況に応じて受信するドラ
イブモード制御信号に従って、ドライブモードの設定・
解除を行うものなので、簡単な制御で、特定の携帯端末
だけを対象に、自動車の運転状況に対応してドライブモ
ードの設定・解除を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯端末の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】本発明に係る携帯端末における、自動ドライブ
モード制御に関連する部分の構成ブロック図である。
【図3】本発明に係る携帯端末における、自動ドライブ
モード設定手段の処理の流れを示すフローチャート図で
ある。
【図4】本発明に係る携帯端末における、自動ドライブ
モード設定機能のための設定画面である。
【図5】本発明に係る携帯端末における、ドライブモー
ド制御手段の処理の流れを示すフローチャート図であ
る。
【図6】本発明に係る携帯端末における、ドライブモー
ド制御信号登録手段の登録処理の流れを示すフローチャ
ート図である。
【図7】本発明に係る携帯端末における、ドライブモー
ド制御信号登録機能のための設定画面である。
【図8】本発明に係る携帯端末における、ドライブモー
ド制御信号削除機能のための設定画面である。
【符号の説明】
1…携帯端末、 2…ドライブモード制御信号送信機、
10…通話用回路部、 11…アンテナ、 12…送
受信切替部、 13…受信部、 14…復調部、 15
…コーデック、 16…音声処理部、 17…スピー
カ、 18…マイク、 19…変調部、 20…送信
部、 21…アンテナ、 22…ドライブモード制御信
号受信部、 23…メモリ、 24…表示部、 25…
操作部、 26…電源、 30…制御部、 31…自動
ドライブモード設定手段、 32…ドライブモード制御
手段、 33…ドライブモード動作手段、 ドライブモ
ード制御信号登録手段、 41…自動ドライブモードス
イッチ、 42…ドライブモードスイッチ、 43…ド
ライブモード制御信号テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K039 AA01 AA02 BB04 CC02 CC06 EE17 5K048 AA04 AA05 BA31 BA42 DA01 DB01 DC01 EA16 EA23 EB02 EB12 HA04 HA06 5K067 AA34 BB04 EE03 FF23 FF25 GG11 HH22 HH23

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からドライブモードの設定・解除を
    制御するドライブモード制御信号を予め登録し、自動車
    の運転状況に応じて受信する前記ドライブモード制御信
    号に従って、ドライブモードの設定・解除を行うことを
    特徴とする携帯端末。
JP2000167024A 2000-06-05 2000-06-05 携帯端末 Pending JP2001346269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167024A JP2001346269A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 携帯端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167024A JP2001346269A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 携帯端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001346269A true JP2001346269A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18670243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000167024A Pending JP2001346269A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 携帯端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001346269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005026802A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Nec Corp 携帯電話端末の着信制限システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005026802A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Nec Corp 携帯電話端末の着信制限システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3851554B2 (ja) 携帯電話装置を制御する制御方法
US8044794B2 (en) Mobile wireless communications device blocker and associated methods
JP4367736B2 (ja) ハンズフリー型車載電話装置及びその制御方法並びに移動通信システム
US7324839B2 (en) Communications control method, communications control system, and wireless telephone device
JPS6211354A (ja) 自動車電話システムの機能ロツク方法
JPH08172468A (ja) 通信端末装置
JP2001508269A (ja) 移動パーソナル・セキュリティ・システムのための携帯移動無線電話アーキテクチャおよび方法
JP2002344619A (ja) 携帯無線通信機
JP2006319727A (ja) 携帯端末モード設定システム、自動車車載用装置、携帯端末、携帯端末モード設定方法
JP2006287949A (ja) 携帯電話装置を制御する制御方法
JP2004140731A (ja) 車載用ハンズフリー電話装置
JP2002252683A (ja) 移動通信端末装置
JP4356441B2 (ja) 自動車用不在着信通知システム
JP2001346269A (ja) 携帯端末
JP4696374B2 (ja) 携帯端末の制御システム
JPH10243454A (ja) 無線通信システムおよび電磁波報知装置
JP2003244764A (ja) 携帯移動電話装置およびその無線部オフモード制御方法
JP3331898B2 (ja) 移動体用電話システム
JP4781550B2 (ja) 車両の無線通話システム及びハンズフリー装置
JP2001045570A (ja) 無線通信装置
JPH10242901A (ja) 移動通信機器の電源強制切断方法および移動通信機器
JP2001016323A (ja) 車載用携帯電話システムおよび車載用携帯電話機操作方法
JP4063692B2 (ja) 電話機
JPH10322440A (ja) 車両用通信装置
JP2870077B2 (ja) 自動車電話装置