JP2001345629A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

Info

Publication number
JP2001345629A
JP2001345629A JP2000164298A JP2000164298A JP2001345629A JP 2001345629 A JP2001345629 A JP 2001345629A JP 2000164298 A JP2000164298 A JP 2000164298A JP 2000164298 A JP2000164298 A JP 2000164298A JP 2001345629 A JP2001345629 A JP 2001345629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiating element
ground plate
radome
antenna device
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000164298A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Hamazaki
真也 濱▲崎▼
Futoshi Deguchi
太志 出口
Toshinori Yonesu
利徳 米須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000164298A priority Critical patent/JP2001345629A/ja
Publication of JP2001345629A publication Critical patent/JP2001345629A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラック等に設置され、振動・衝撃といった
悪環境下で動作を行なう逆F型のアンテナ装置におい
て、安定したアンテナ特性を発揮するアンテナ装置を提
供する。 【解決手段】 逆F型の平面アンテナ装置のアンテナ特
性を左右するグランド板1、放射素子2,3,4、レド
ーム5の間に、それぞれ接合部材8a,8b,8cを設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両などの振動が
発生しやすい装置などに取り付けられるアンテナ装置に
関するものであり、特に1共振、または2共振以上の共
振周波数を有する逆F型の平面アンテナ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来までの逆F型の平面アンテナ
装置について説明する。
【0003】図9は従来の逆F型の平面アンテナ装置の
構成を示す図である。
【0004】図9において、100は導体であるグラン
ド板で、主に防錆処理された鉄板等が使用される。10
1はグランド板100と略平行に離間して設けられた導
体である放射素子、102は素子101等を外部環境
(雨、雪、外力等)から保護するためのレドームで、主
に樹脂製カバーが用いられる。103は同軸ケーブル、
103aは給電点ポイント、103bは同軸ケーブルの
アース部、104はグランド板100と素子101のシ
ョート部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の逆F
型の平面アンテナの構成では、屋内据え置きといった設
置環境に対してはアンテナ性能に問題はないが、トラッ
ク等の車両などに搭載され、振動・衝撃等が随時加わる
設置環境下にさらされるとレドームと放射素子およびグ
ランド板と放射素子との隙間が外部環境が変化するたび
に一定とならず、アンテナ性能がその度毎変動してしま
うといった課題が生じてしまう。
【0006】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、振動などの外的要因などによって、アンテナ特性の
変化を小さくすることができるアンテナ装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、グランド板と、前記グランド板と略平行に
離間して設けられた放射素子と、前記放射素子を覆うレ
ドームの3つの部材間の少なくとも一つの隙間に規制部
材を設けた構成とした。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、グランド
板と、前記グランド板と略平行に離間して設けられた放
射素子と、前記放射素子に設けられた給電部と、前記放
射素子を覆うレドームと、前記グランド板と前記レドー
ムの間に設けられ、前記グランド板か前記レドームの少
なくとも一方と一体に或いは別部材で構成された規制部
材とを備えたことによって、外部環境変化(振動、衝
撃、ソリ、ネジレ、変形など)が生じても、グランド板
とレドームの間の間隔を規制部材によって一定にするこ
とができるので、常に一定のアンテナ性能を保持でき
る。
【0009】請求項2記載の発明は、グランド板と、前
記グランド板と略平行に離間して設けられた放射素子
と、前記放射素子に設けられた給電部と、前記放射素子
を覆うレドームと、前記放射素子と前記レドームの間に
設けられ、前記放射素子か前記レドームの少なくとも一
方と一体に或いは別部材で構成された規制部材とを備え
たことによって、外部環境変化(振動、衝撃、ソリ、ネ
ジレ、変形など)が生じても、放射素子とレドームの間
の間隔を規制部材によって一定にすることができるの
で、常に一定のアンテナ性能を保持できる。
【0010】請求項3記載の発明は、グランド板と、前
記グランド板と略平行に離間して設けられた放射素子
と、前記放射素子に設けられた給電部と、前記放射素子
を覆うレドームと、前記グランド板と前記放射素子の間
に設けられ、前記グランド板か前記放射素子の少なくと
も一方と一体に或いは別部材で構成された規制部材とを
備えたことによって、外部環境変化(振動、衝撃、ソ
リ、ネジレ、変形など)が生じても、極めて特性に影響
が大きなグランド板と放射素子の間の間隔を規制部材に
よって一定にすることができるので、常に一定のアンテ
ナ性能を保持できる。
【0011】請求項4記載の発明は、グランド板と、前
記グランド板と略平行に離間して設けられた放射素子
と、前記放射素子に設けられた給電部と、前記放射素子
を覆うレドームとを備え、前記レドームと前記放射素子
を密着して固定したことによって、放射素子とグランド
板の間隔を間接的に規定できるので、アンテナ特性のば
らつきを抑えることができる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1〜3にお
いて、各部材と規制部材との間の接合をネジ、接着剤、
粘着材のうち少なくとも1つで行ったことによって、簡
単で確実に接合でき、生産性等を向上させることができ
る。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1〜3にお
いて、グランド板と規制部材とを非導電性を有するネジ
で固定すると共に、放射素子と規制部材を非導電性を有
するネジで固定したことによって、外部環境変化(振
動、衝撃)に対して常に一定のアンテナ性能を保持でき
る。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1〜3にお
いて、グランド板,放射素子,レドームのうち少なくと
も1つにおいて、規制部材との接合位置に凹部を設けた
ことによって、アンテナ特性を損なうこと無く、平面ア
ンテナ装置のフラット性まで維持させることができる。
【0015】請求項8記載の発明は、グランド板と、前
記グランド板と略平行に離間して設けられた放射素子
と、前記放射素子に設けられた給電部と、前記放射素子
を覆うレドームと、前記グランド板と前記レドームの
間、前記放射素子と前記レドームの間、前記グランド板
と前記放射素子の間の内少なくとも2つの間に設けら
れ、前記各部材と一体化或いは前記各部材と別体に構成
された規制部材とを設けたことによって、確実に各部材
間の間隔をほぼ一定とできるので、常に一定のアンテナ
性能を保持できる。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項8におい
て、規制部材は互いにずらして配置されていることによ
って、締結部に導電体である通常のネジを使用してもア
ンテナ特性を維持させることができる。
【0017】以下、本発明の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0018】(実施の形態1)次に本発明の実施の形態
1について図面を参照しながら説明する。図1は2共振
逆F型の平面アンテナを例にした本発明の一実施の形態
におけるアンテナ装置の構成を示す図である。図2は本
発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の透視平面図
である。
【0019】図1において、1は導電性材料で構成され
たグランド板、2,3,4は導電性材料で構成された放
射素子である。グランド板1及び放射素子2,3,4の
実用的な構成材料としては、銅、鉄、アルミ、ステンレ
ス、メッキ鋼等の金属材料が挙げられ、それら材料を板
状(好ましくは平板、更に好ましくは外形が方形状の平
板)にしたものが好適に用いられる。またグランド板1
及び放射素子2,3,4としては、片面もしくは両面に
導体層を設けたもの(プリントグランド板やPETフィ
ルムグランド板)等を用いても良く、この様な構成によ
って、グランド板1及び放射素子2,3,4自体の軽量
化等を行うことができ、ひいてはアンテナ装置の軽量化
を行うことができる。
【0020】また、放射素子2,3,4は一体形状でも
構わないが、図1においては放射素子を別部材とし、結
合部2aにより各放射素子を電気的に1つとしている
(共振点が低く、各部材の形状が大きくせざるを得ない
場合などは部品管理の安易さ等から別部材とし、上述し
たように、組立て時に結合させることも可能であ
る。)。
【0021】5はグランド板1、放射素子2,3,4等
を外部の環境すなわち屋内であればチリやホコリ、屋外
設置であれば雨風等から守るためのレドームで、レドー
ム5は好ましくは樹脂を含む材料で構成することが好ま
しい。レドーム5としては、各部で一定した誘電率(3
前後)と低誘電正接(0.01以下程度)を有すること
が好ましい。なお、本実施の形態では、グランド板1の
面積をレドーム5の投影面積より大きくしているので、
レドーム5の周縁部をグランド板1に接合している。
【0022】6は同軸ケーブル、6aは給電点、6bは
同軸ケーブルのアース部、7はグランド板1と放射素子
2,3,4の短絡部である。
【0023】8aは放射素子2,3,4とレドーム5の
接合部材、8bはグランド板1とレドーム5の接合部
材、8cはグランド板1と放射素子2,3,4の接合部
材である。接合部材8a,8b,8c(規制部材)は、
柱状体形状とする事が好ましく、しかも柱状体の断面は
円形状,多角形状等とすることが好ましい。また、接合
部材8a,8b,8cはグランド板1、放射素子2,
3,4、レドーム5とは、一体になるように構成しても
良いし、或いはそれら部材と別部材で構成しても良い。
一体となるように構成することにおいては、部品点数が
減ることで、工程が簡単になり、更に、別体として構成
する場合には、接合部材8a,8b,8cの形状や寸法
を任意に変化させることができるので、設計等が行いや
すくなる。
【0024】図2は接合部材8a,8b,8cの各々の
接合部を施したアンテナ装置を上面より透視したもの
で、接合部材8a,8b,8cの配置の一例を表してい
る。本発明の逆Fアンテナタイプの場合、グランド板1
と放射素子2,3,4の短絡部7の反対側であるエリア
9(各放射素子の最先端部)は高周波電圧が最大となる
ため、アンテナとしての放射特性に大きく影響する恐れ
があるため、上記したエリア9にはなるべく接合部材8
a,8b,8cを非配置とする方が望ましい(放射素子
2,3,4の全長に対して5%程度のエリア9を避けた
方が好ましい。)。
【0025】図1及び図2のような構成の逆F型アンテ
ナ装置において、特にトラック等の移動体車両への設置
においては、屋内据え置き型とは違い、絶えず振動衝撃
を受けながらの動作となる。さらに必要とされる共振点
がVHF帯のように低い周波数の場合、アンテナ装置自
体がGPSアンテナのようなGHz帯のものと比較する
とかなり大きなものとなってしまうことは避けられな
い。こういった大型なアンテナ装置の場合は特に振動衝
撃といった外乱環境によって上記したアンテナ装置構成
部品のうち、グランド板1、放射素子2,3,4、レド
ーム5等が振動衝撃を受ける度毎に各部品の静止時の配
置位置関係が崩れようとすることで、アンテナ特性を大
きく劣化させてしまうことにうなる。
【0026】本発明のように、こういった環境下でのア
ンテナ装置の特性劣化を極力低減させるため、放射素子
2,3,4とレドーム5の接合部材8a、グランド板1
とレドーム5の接合部材8b、グランド板1と放射素子
2,3,4の接合部材8cを設け、アンテナ装置の設計
事情に併せてこの3つの接合部材8a,8b,8cを設
けることでトラック設置時などの振動衝撃といった悪環
境下でもアンテナ特性を左右するグランド板1、放射素
子2,3,4、レドーム5の配置位置関係(特にZ軸;
高さ方向)を保持できるものとした。
【0027】なお、本実施の形態では、接合部材8a,
8b,8cの3つを設けることで、アンテナ特性のばら
つきを確実に抑えたが、少なくとも一つをもうけること
でも従来の構成よりは、特性ばらつきを抑えることがで
きる。
【0028】また、本実施の形態では、接合部材8a,
8b,8cの断面形状を円形状とし、長さ及び径を異な
らせた構成としたが、接合部材8a,8b,8cの長さ
と外形形状を同一にし、径をのみを異ならせても良い。
【0029】更に、本実施の形態では、接合部材8a,
8b,8cを同一材料で構成する事によって、部品の管
理を行いやすくしたが、設計や仕様によって、構成する
材料を異ならせても良い。
【0030】さらに、本実施の形態では、接合部材8
a,8b,8cをそれぞれ複数個用意し、確実に各構成
部材の間隔を規制しているが、アンテナ装置の大きさな
どによっては、それぞれ1個づつ設けても良い。
【0031】また、本実施の形態では、接合部材8a,
8b,8cの両端は、グランド板1などの各構成部材と
接合させたが、仕様や外的要因の発生具合などによっ
て、一方の端部は、構成部材と接合せずに単に当接させ
る構成でも良い。
【0032】(実施の形態2)図1および図2における
グランド板1、放射素子2,3,4、レドーム5のそれ
ぞれと接合部材8a,8b,8cとの接合の具体的実施
方法は接合の信頼性を高いものとするためには、ネジ等
による機械的な締結が望ましいが、実使用上問題が無い
のであれば接着剤や粘着材を用いても構わない。また、
接合部材8a,8b,8cの位置、配置個数について
は、アンテナ装置の各部材の大きさ、形状等により最適
なものを選択する必要がある。
【0033】(実施の形態3)図3は本発明の一実施の
形態におけるアンテナ装置の側面図であり、10はグラ
ンド板、11は放射素子、12はグランド板10と放射
素子11の間隔を一定に保ちつつグランド板10と放射
素子11を接合するための接合部材、13および14は
締結用ネジである。
【0034】本発明の逆F型の平面アンテナにおいて、
グランド板10と放射素子11は図1で説明した短絡部
7以外で高周波的に短絡してはアンテナとして機能しな
いことは言うまでもなく、特に物理的に接触しなくとも
導体がグランド板10と放射素子11の間で接近してい
る状態ではその間隔による静電容量により高周波的に短
絡に近い状況となりアンテナとしては機能しなくなって
しまう。アンテナ装置にフラット性(薄型化)の要求が
ある場合、厚み方向に十分な寸法的余裕が獲れない場合
など、締結用ネジに導体を用いてしまうと上記したよう
にアンテナとして機能しなくなってしまうのである。
【0035】そこで本発明ではグランド板10と放射素
子11をネジにより締結する場合に限り、非導体(例え
ばプラスチック製)のネジ13,14を用いることによ
りアンテナ特性を損なうこと無く2つの部材を接合でき
るようにした。
【0036】(実施の形態4)図4は本発明の一実施の
形態におけるアンテナ装置の側面図、図5は本発明の一
実施の形態におけるアンテナ装置の側面図、図6は本発
明の一実施の形態におけるアンテナ装置の透視平面図で
ある。
【0037】図4において15はレドーム、15aはレ
ドーム15に設けた凸部、16は放射素子、17は締結
用ネジである。凸部15aはレドーム15と放射素子1
6に隙間を作るために設けられたもので、レドーム上面
に雨や雪が降り積もった場合に、この隙間が多いほどア
ンテナ特性の劣化を鈍化させることができる。
【0038】図5において18はレドーム、18aはレ
ドーム18に設けられたボス部、19はグランド板、2
0は放射素子、20aは放射素子20に設けられたボス
部18aを貫通させる孔部、21は締結用ネジである。
【0039】図6において22a(図中□)は放射素子
とレドームとの締結部、22b(図中●)はグランド板
とレドームとの締結部である。
【0040】本発明では、図3で説明した非導体のネジ
が使いにくい(ネジ締結の強度不足、一般的な導体のネ
ジを使用したい)等の要求に対しては、通常の導体ネジ
を締結に用い、放射素子とレドームの締結部22a、グ
ランド板とレドームの接合部22bを同一配置位置に設
けないようにしたので、アンテナとしての特性を維持し
かつ、各部材を機械的に締結(プラスチックネジによる
締結強度を大きく上回る)できるので、トラック等の移
動体(振動衝撃が随時加わる環境下)に設置された場合
でも常に良好なアンテナ装置として動作させることがで
きる。
【0041】(実施の形態5)図7は本発明の一実施の
形態におけるアンテナ装置の側面図、図8は本発明の一
実施の形態におけるアンテナ装置の側面図である。
【0042】図7において23はレドーム、23aはレ
ドーム23に設けられた凹部、24は放射素子、24a
は放射素子24に設けられた凹部、25は締結用ネジで
ある。図8において26はレドーム、26aはレドーム
26に設けられたボス部、27は放射素子、27aはボ
ス部26aを貫通させるため放射素子27に設けられた
孔部、28はグランド板、28aはグランド板28に設
けられた凹部、29は締結用ネジである。
【0043】実施の形態1〜4を実施して行く際に特に
アンテナ装置のフラット性(薄型化)をさらに追求して
行くと、締結部のネジの頭部の凸部を無くしたい要求が
発生するのは必須である。本発明によれば逆F型のアン
テナ装置の性能を左右するグランド板、放射素子、レド
ームの3部材の締結部に凹部を設けることによりネジ頭
部分のフラット性(薄型化)を向上させることができる
のである。
【0044】各部材に凹部23a,28aを設けること
で締結箇所ごとに各部材の間隔が縮まってしまうが、間
隔が縮まる部分の総面積が放射素子全体の面積のおよそ
15%前後以下で、間隔の縮まり具合が全体の高さのお
よそ30%以下程度の縮まり具合であればアンテナ性能
上は問題ない。
【0045】なお、他の実施の形態として、接着剤,両
面の粘着部材お世bネジなどを用いて、特に放射素子と
レドームを互いに密着させて固定することで、放射素子
とレドームの間隔は一致を保ち、しかも放射素子は、前
述の通り、レドームにて固定されており、しかもレドー
ムはグランド板に接合されているので、放射素子とグラ
ンド板間の間隔もほぼ一定にすることができ、この様な
構成でも、アンテナ特性のばらつきを抑えることができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トラック
等の移動体に設置が必要なアンテナ装置において、常時
加わる振動・衝撃といったアンテナ特性を劣化させる環
境下でも常に安定した特性を発揮できるアンテナ装置を
実現させることができる。
【0047】また、アンテナ装置のフラット性(薄型
化)の要求、逆F型アンテナ装置の特性を左右するグラ
ンド板、放射素子、レドームの3部品の締結強度の信頼
性を向上させる要求に対しても、各要求を満足しつつも
常に一定したアンテナ特性を発揮させることが可能とな
る優れた逆F型のアンテナ装置を実現させることができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の
構成を示す図
【図2】本発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の
透視平面図
【図3】本発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の
側面図
【図4】本発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の
側面図
【図5】本発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の
側面図
【図6】本発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の
透視平面図
【図7】本発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の
側面図
【図8】本発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の
側面図
【図9】従来の逆F型の平面アンテナ装置の構成を示す
【符号の説明】
1 グランド板 2 放射素子 2a 結合部 3 放射素子 4 放射素子 5 レドーム 6 同軸ケーブル 6a 給電点 6b アース部 7 短絡部 8a 接合部材 8b 接合部材 8c 接合部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米須 利徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5J045 AB02 AB06 DA08 NA01 5J046 AA10 AB13 MA08 MA13 5J047 AA10 AB13 EA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グランド板と、前記グランド板と略平行に
    離間して設けられた放射素子と、前記放射素子に設けら
    れた給電部と、前記放射素子を覆うレドームと、前記グ
    ランド板と前記レドームの間に設けられ、前記グランド
    板か前記レドームの少なくとも一方と一体に或いは別部
    材で構成された規制部材とを備えたことを特徴とするア
    ンテナ装置。
  2. 【請求項2】グランド板と、前記グランド板と略平行に
    離間して設けられた放射素子と、前記放射素子に設けら
    れた給電部と、前記放射素子を覆うレドームと、前記放
    射素子と前記レドームの間に設けられ、前記放射素子か
    前記レドームの少なくとも一方と一体に或いは別部材で
    構成された規制部材とを備えたことを特徴とするアンテ
    ナ装置。
  3. 【請求項3】グランド板と、前記グランド板と略平行に
    離間して設けられた放射素子と、前記放射素子に設けら
    れた給電部と、前記放射素子を覆うレドームと、前記グ
    ランド板と前記放射素子の間に設けられ、前記グランド
    板か前記放射素子の少なくとも一方と一体に或いは別部
    材で構成された規制部材とを備えたことを特徴とするア
    ンテナ装置。
  4. 【請求項4】グランド板と、前記グランド板と略平行に
    離間して設けられた放射素子と、前記放射素子に設けら
    れた給電部と、前記放射素子を覆うレドームとを備え、
    前記レドームと前記放射素子を密着して固定したことを
    特徴とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】各部材と規制部材との間の接合をネジ、接
    着剤、粘着材のうち少なくとも1つで行ったことを特徴
    とする請求項1〜3いずれか1記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】グランド板と規制部材とを非導電性を有す
    るネジで固定すると共に、放射素子と規制部材を非導電
    性を有するネジで固定したことを特徴とする請求項1〜
    3いずれか1記載のアンテナ装置。
  7. 【請求項7】グランド板,放射素子,レドームのうち少
    なくとも1つにおいて、規制部材との接合位置に凹部を
    設けたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1記載の
    アンテナ装置。
  8. 【請求項8】グランド板と、前記グランド板と略平行に
    離間して設けられた放射素子と、前記放射素子に設けら
    れた給電部と、前記放射素子を覆うレドームと、前記グ
    ランド板と前記レドームの間、前記放射素子と前記レド
    ームの間、前記グランド板と前記放射素子の間の内少な
    くとも2つの間に設けられ、前記各部材と一体化或いは
    前記各部材と別体に構成された規制部材とを設けたこと
    を特徴とするアンテナ装置。
  9. 【請求項9】規制部材は互いにずらして配置されている
    ことを特徴とすることを特徴とする請求項8記載のアン
    テナ装置。
JP2000164298A 2000-06-01 2000-06-01 アンテナ装置 Pending JP2001345629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164298A JP2001345629A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164298A JP2001345629A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001345629A true JP2001345629A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18667940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000164298A Pending JP2001345629A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001345629A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004086562A1 (ja) * 2003-03-26 2004-10-07 Nippon Antena Kabushiki Kaisha パッチアンテナ
JP2006501699A (ja) * 2002-03-04 2006-01-12 シーメンス インフォメイション アンド コミュニケイション モバイル エルエルシー 広帯域平板状逆fアンテナ
JP2006237821A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Mitsumi Electric Co Ltd 平面アンテナ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006501699A (ja) * 2002-03-04 2006-01-12 シーメンス インフォメイション アンド コミュニケイション モバイル エルエルシー 広帯域平板状逆fアンテナ
WO2004086562A1 (ja) * 2003-03-26 2004-10-07 Nippon Antena Kabushiki Kaisha パッチアンテナ
JP2004297340A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Nippon Antenna Co Ltd パッチアンテナ
US7202817B2 (en) 2003-03-26 2007-04-10 Nippon Antena Kabushiki Kaisha Patch antenna
JP2006237821A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Mitsumi Electric Co Ltd 平面アンテナ
JP4513964B2 (ja) * 2005-02-23 2010-07-28 ミツミ電機株式会社 平面アンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6724348B2 (en) Computer with an embedded antenna
US6292154B1 (en) Antenna device
US7518567B2 (en) Planar antenna
WO2012096355A1 (ja) アンテナ装置
JP6323455B2 (ja) アンテナ装置
JP4295302B2 (ja) アンテナ
JP5454683B2 (ja) アンテナ装置および表示装置
JP2001156544A (ja) アンテナ装置
JP6789147B2 (ja) 車両用アンテナ
US20120146854A1 (en) Antenna device
JP2001345629A (ja) アンテナ装置
JPH0340963B2 (ja)
US20110074647A1 (en) Antenna module
JP4878024B2 (ja) アンテナ
JP6837932B2 (ja) アンテナ
US7450081B1 (en) Compact low frequency radio antenna
JP4387956B2 (ja) 車載用v字型台形エレメントアンテナ
JP2018125767A (ja) アンテナ
JP3930971B2 (ja) 移動体通信基地局用アンテナの構成方法、および、同アンテナ装置
JP2001077622A (ja) 広帯域アンテナ
JP4858575B2 (ja) 放送受信用アンテナ装置
JP4133665B2 (ja) 複合アンテナ
JP2001267839A (ja) 平面パッチアレーアンテナおよび前記平面パッチアレーアンテナを用いた放送システム
WO2021214959A1 (ja) アレーアンテナ装置
JP2004193774A (ja) ホイップアンテナ