JP2001344581A - Ｉｃカード - Google Patents
ＩｃカードInfo
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- JP2001344581A JP2001344581A JP2000162771A JP2000162771A JP2001344581A JP 2001344581 A JP2001344581 A JP 2001344581A JP 2000162771 A JP2000162771 A JP 2000162771A JP 2000162771 A JP2000162771 A JP 2000162771A JP 2001344581 A JP2001344581 A JP 2001344581A
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- Japan
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- card
- area
- cutting line
- function area
- shape
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 視覚的興趣性及びオリジナリティに富んだＩ
Ｃカードを提供する。 【解決手段】 外装体２にＩＣチップ３とループアンテ
ナ４とを備えたＩＣ回路を内蔵してなるＩＣカード１に
あって、ＩＣ回路が内在するカード機能領域５ａと、無
機能領域５ｂとを区分し、該カード機能領域５ａを所要
の表象形状に分離可能とした。
Ｃカードを提供する。 【解決手段】 外装体２にＩＣチップ３とループアンテ
ナ４とを備えたＩＣ回路を内蔵してなるＩＣカード１に
あって、ＩＣ回路が内在するカード機能領域５ａと、無
機能領域５ｂとを区分し、該カード機能領域５ａを所要
の表象形状に分離可能とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚的興趣性及び
オリジナリティに富んだＩＣカードに関する。
オリジナリティに富んだＩＣカードに関する。
【０００２】
【従来の技術】薄板状の外装体にＩＣチップとループア
ンテナとを備えたＩＣ回路を内蔵し、入出力装置と非接
触でデータを送受信し得る非接触型のＩＣカードは種々
知られている。
ンテナとを備えたＩＣ回路を内蔵し、入出力装置と非接
触でデータを送受信し得る非接触型のＩＣカードは種々
知られている。
【０００３】かかる非接触型のＩＣカードは、その外装
体が矩形状又は円形状に形成されており、また、外装体
の表面には、適宜の図柄や文字等を直接印刷したり、あ
るいは該図柄や文字等を印刷したフィルムを接合したり
することにより、装飾加工が施されている。
体が矩形状又は円形状に形成されており、また、外装体
の表面には、適宜の図柄や文字等を直接印刷したり、あ
るいは該図柄や文字等を印刷したフィルムを接合したり
することにより、装飾加工が施されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、非接触型の
ＩＣカードは、接触型のＩＣカードのように入出力端子
を表面に備えておらず、データの書込み及び読出しを行
うに際して、入出力装置のカード挿入口に挿入する必要
がないため、本来、その外装体の形状は自由であってよ
い筈である。ところが従来構成の非接触型のＩＣカード
にあっては、上記のように外装体が有り触れた矩形状や
円形状に形成されているため、視覚的興趣性やオリジナ
リティに乏しいという問題点があった。
ＩＣカードは、接触型のＩＣカードのように入出力端子
を表面に備えておらず、データの書込み及び読出しを行
うに際して、入出力装置のカード挿入口に挿入する必要
がないため、本来、その外装体の形状は自由であってよ
い筈である。ところが従来構成の非接触型のＩＣカード
にあっては、上記のように外装体が有り触れた矩形状や
円形状に形成されているため、視覚的興趣性やオリジナ
リティに乏しいという問題点があった。
【０００５】本発明は、かかる問題点を解消し得る構成
を備えたＩＣカードを提供することを目的とするもので
ある。
を備えたＩＣカードを提供することを目的とするもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、外装体にＩＣ
チップとループアンテナとを備えたＩＣ回路を内蔵して
なるＩＣカードにおいて、ＩＣ回路が内在するカード機
能領域と、無機能領域とを区分し、該カード機能領域を
所要の表象形状に分離可能としたことを特徴とするＩＣ
カードである。
チップとループアンテナとを備えたＩＣ回路を内蔵して
なるＩＣカードにおいて、ＩＣ回路が内在するカード機
能領域と、無機能領域とを区分し、該カード機能領域を
所要の表象形状に分離可能としたことを特徴とするＩＣ
カードである。
【０００７】かかる構成にあって、カード入手後に、使
用者が鋏等で無機能領域を切り離して、カード機能領域
を所要の表象形状とすることにより、ＩＣカードに視覚
的興趣性及びオリジナリティを付与することができる。
用者が鋏等で無機能領域を切り離して、カード機能領域
を所要の表象形状とすることにより、ＩＣカードに視覚
的興趣性及びオリジナリティを付与することができる。
【０００８】また、本発明は、外装体にＩＣチップとル
ープアンテナとを備えたＩＣ回路を内蔵してなるＩＣカ
ードにおいて、外装体に、ＩＣ回路が内在するカード機
能領域を区画して所要の表象形状を構成する切断線を形
成し、該切断線によってカード機能領域から無機能領域
を除去することにより、カード機能領域を所要の表象形
状に成形可能としたことを特徴とするＩＣカードであ
る。
ープアンテナとを備えたＩＣ回路を内蔵してなるＩＣカ
ードにおいて、外装体に、ＩＣ回路が内在するカード機
能領域を区画して所要の表象形状を構成する切断線を形
成し、該切断線によってカード機能領域から無機能領域
を除去することにより、カード機能領域を所要の表象形
状に成形可能としたことを特徴とするＩＣカードであ
る。
【０００９】かかる構成にあって、外装体に形成された
切断線によって、カード機能領域から無機能領域を除去
すると、カード機能領域を、予め定められた所要の表象
形状に容易に成形することができる。ここで、切断線に
より構成される表象形状としては、例えば、花や動物、
あるいは文字等の他、形で表わされるものであれば何で
もよいが、形状的に面白いものが望ましい。そして、こ
のようにカード機能領域を所要の表象形状に成形できる
ことにより、従来の有り触れた矩形状や円形状のＩＣカ
ードに比して、視覚的興趣性及びオリジナリティが向上
する。また、製造，出荷から販売時の保管，陳列等を経
て使用者の手に渡る迄の間、無機能領域によって外装体
の全体形状を矩形等の扱い易い形状のままにしておくこ
とができるので、取扱い性に優れたものとなる。
切断線によって、カード機能領域から無機能領域を除去
すると、カード機能領域を、予め定められた所要の表象
形状に容易に成形することができる。ここで、切断線に
より構成される表象形状としては、例えば、花や動物、
あるいは文字等の他、形で表わされるものであれば何で
もよいが、形状的に面白いものが望ましい。そして、こ
のようにカード機能領域を所要の表象形状に成形できる
ことにより、従来の有り触れた矩形状や円形状のＩＣカ
ードに比して、視覚的興趣性及びオリジナリティが向上
する。また、製造，出荷から販売時の保管，陳列等を経
て使用者の手に渡る迄の間、無機能領域によって外装体
の全体形状を矩形等の扱い易い形状のままにしておくこ
とができるので、取扱い性に優れたものとなる。
【００１０】また、前記構成にあって、切断線を、カー
ド機能領域と、無機能領域とを完全に分割しない不連続
な切断線とし、該切断線の不連続部分によって、カード
機能領域と、無機能領域とを位置保持させる構成が提案
され得る。このように構成することにより、カード機能
領域と、無機能領域との位置保持に、特別な保持部材を
必要としないため構造及び製造が簡単となり、かつ、不
連続部分のみを分断することにより、無機能領域を容易
に除去することができる。
ド機能領域と、無機能領域とを完全に分割しない不連続
な切断線とし、該切断線の不連続部分によって、カード
機能領域と、無機能領域とを位置保持させる構成が提案
され得る。このように構成することにより、カード機能
領域と、無機能領域との位置保持に、特別な保持部材を
必要としないため構造及び製造が簡単となり、かつ、不
連続部分のみを分断することにより、無機能領域を容易
に除去することができる。
【００１１】また、前記構成にあって、切断線を、カー
ド機能領域と、無機能領域とを完全に分割する連続切断
線とするとともに、該連続切断線を跨ぐようにして裏面
に接合した剥離台紙によってカード機能領域と、無機能
領域とを位置保持させる構成が提案され得る。このよう
に、剥離台紙を保持部材に用いて、連続切断線によって
完全に分割されたカード機能領域と、無機能領域とを位
置保持させた場合には、剥離台紙を剥離するだけで無機
能領域を即座に除去することが可能となる。
ド機能領域と、無機能領域とを完全に分割する連続切断
線とするとともに、該連続切断線を跨ぐようにして裏面
に接合した剥離台紙によってカード機能領域と、無機能
領域とを位置保持させる構成が提案され得る。このよう
に、剥離台紙を保持部材に用いて、連続切断線によって
完全に分割されたカード機能領域と、無機能領域とを位
置保持させた場合には、剥離台紙を剥離するだけで無機
能領域を即座に除去することが可能となる。
【００１２】さらに、前記構成にあって、少なくともカ
ード機能領域の表面に、表象形状と密接に関連するデザ
イン図柄を形成するようにしてもよい。この場合には、
より一層複雑な表現が可能になり、視覚的興趣性及びオ
リジナリティを更に向上し得るものとなる。
ード機能領域の表面に、表象形状と密接に関連するデザ
イン図柄を形成するようにしてもよい。この場合には、
より一層複雑な表現が可能になり、視覚的興趣性及びオ
リジナリティを更に向上し得るものとなる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかるＩＣカー
ドの第一実施例を、図１について説明する。ＩＣカード
１は、図示しないＩＤコントローラ（入出力装置）との
間で電磁波を利用してコマンド，データ等の信号を非接
触で送受信し得る非接触型となっており、薄板矩形状の
外装体２内に、データを書き換え可能に格納する記憶素
子を備え、所定シーケンスを実行するＩＣチップ３や、
送受信及び電力受給用のループアンテナ４等からなるＩ
Ｃ回路が内蔵されている。また、外装体２は、絶縁性及
び適宜の強度を備え、かつ、切断加工性に優れた材質に
よって形成されており、これには紙，合成紙や、ＰＥ
Ｔ，硬質塩化ビニル，アクリル等の合成樹脂等が好適に
使用され得る。
ドの第一実施例を、図１について説明する。ＩＣカード
１は、図示しないＩＤコントローラ（入出力装置）との
間で電磁波を利用してコマンド，データ等の信号を非接
触で送受信し得る非接触型となっており、薄板矩形状の
外装体２内に、データを書き換え可能に格納する記憶素
子を備え、所定シーケンスを実行するＩＣチップ３や、
送受信及び電力受給用のループアンテナ４等からなるＩ
Ｃ回路が内蔵されている。また、外装体２は、絶縁性及
び適宜の強度を備え、かつ、切断加工性に優れた材質に
よって形成されており、これには紙，合成紙や、ＰＥ
Ｔ，硬質塩化ビニル，アクリル等の合成樹脂等が好適に
使用され得る。
【００１４】前記ＩＣチップ３やループアンテナ４等か
らなるＩＣ回路は、外装体２の中央寄り位置に配設され
ており、その周囲に除去してもカード機能が損なわれな
い無機能領域５ｂが設けられている。これにより、実質
的にＩＣカードとして機能するＩＣ回路を内在したカー
ド機能領域５ａと、無機能領域５ｂとが区分されてい
る。尚、外装体２の外面には、図１イに示すように、切
除するとカード機能が損なわれる切除不可領域を囲繞す
る区画線６が表示されており、該区画線６の外側が所要
の表象形状で切除されることとなる。
らなるＩＣ回路は、外装体２の中央寄り位置に配設され
ており、その周囲に除去してもカード機能が損なわれな
い無機能領域５ｂが設けられている。これにより、実質
的にＩＣカードとして機能するＩＣ回路を内在したカー
ド機能領域５ａと、無機能領域５ｂとが区分されてい
る。尚、外装体２の外面には、図１イに示すように、切
除するとカード機能が損なわれる切除不可領域を囲繞す
る区画線６が表示されており、該区画線６の外側が所要
の表象形状で切除されることとなる。
【００１５】かかる構成にあって、ＩＣカード１の使用
者は、カード入手後に、鋏等を用いて区画線６の外側を
任意に切断して、無機能領域５ｂを切り離すことによ
り、図１ロに示すように、ＩＣ回路が内在するカード機
能領域５ａを所望する表象形状に自由に成形することが
できる。これにより、使用者自身の発想による独創的形
状のＩＣカード１を自由に作ることができ、ＩＣカード
１に視覚的興趣性及びオリジナリティを付与することが
できる。
者は、カード入手後に、鋏等を用いて区画線６の外側を
任意に切断して、無機能領域５ｂを切り離すことによ
り、図１ロに示すように、ＩＣ回路が内在するカード機
能領域５ａを所望する表象形状に自由に成形することが
できる。これにより、使用者自身の発想による独創的形
状のＩＣカード１を自由に作ることができ、ＩＣカード
１に視覚的興趣性及びオリジナリティを付与することが
できる。
【００１６】図２は、上記第一実施例の変形実施例を示
し、この実施例は上述の区画線６に代えて、図２イに示
すように、外装体２の外面に所要の表象形状を表わす切
断指示線７を表示したものである。この構成にあって
は、該切断指示線７に沿って無機能領域５ｂを鋏等を用
いて切り離すことにより、図２ロに示すように、カード
機能領域５ａを所要の表象形状に簡単に成形することが
できる。尚、この構成にあって、カード機能領域５ａの
表面に後述のデザイン図柄１０（図３参照）を予め形成
しておくようにしてもよい
し、この実施例は上述の区画線６に代えて、図２イに示
すように、外装体２の外面に所要の表象形状を表わす切
断指示線７を表示したものである。この構成にあって
は、該切断指示線７に沿って無機能領域５ｂを鋏等を用
いて切り離すことにより、図２ロに示すように、カード
機能領域５ａを所要の表象形状に簡単に成形することが
できる。尚、この構成にあって、カード機能領域５ａの
表面に後述のデザイン図柄１０（図３参照）を予め形成
しておくようにしてもよい
【００１７】図３〜図５は、本発明にかかるＩＣカード
１の第二実施例を示し、この実施例は、薄板矩形状の外
装体２に、ＩＣ回路が内在するカード機能領域５ａを区
画して所要の表象形状を構成する切断線８が形成されて
おり、該切断線８によってカード機能領域５ａから無機
能領域５ｂを除去することにより、カード機能領域５ａ
を所要の表象形状に成形可能としたものである。また、
この実施例では切断線８が、図４に示すように、カード
機能領域５ａと、無機能領域５ｂとを完全に分割しない
不連続な切断線によって構成されており、該切断線８の
不連続部分９によって、カード機能領域５ａと、無機能
領域５ｂとが位置保持されている。
１の第二実施例を示し、この実施例は、薄板矩形状の外
装体２に、ＩＣ回路が内在するカード機能領域５ａを区
画して所要の表象形状を構成する切断線８が形成されて
おり、該切断線８によってカード機能領域５ａから無機
能領域５ｂを除去することにより、カード機能領域５ａ
を所要の表象形状に成形可能としたものである。また、
この実施例では切断線８が、図４に示すように、カード
機能領域５ａと、無機能領域５ｂとを完全に分割しない
不連続な切断線によって構成されており、該切断線８の
不連続部分９によって、カード機能領域５ａと、無機能
領域５ｂとが位置保持されている。
【００１８】ここで、図３，図５は、上記切断線８によ
って構成される表象形状のデザイン例を示し、図３は花
を表わしたものであり、図５イは小犬の顔，図５ロは象
の姿を夫々表わしたものである。また、図５ハは「２０
００」の文字を表わしたものである。このように、切断
線８により構成される表象としては、花や動物、あるい
は文字等の他、形で表わされるものであれば何でもよい
が、形状的に面白いものが望ましい。また、このような
表象形状の切断線８で区画されたカード機能領域５ａの
表面には、該表象形状と密接に関連するデザイン図柄１
０、即ち、花冠や動物の目鼻等、あるいは「０」の内部
の長円等を表わす所要の図柄が印刷形成されており、こ
れによって、より一層複雑な表現を可能としている。
尚、該デザイン図柄１０の形成には、絵図，写真等の表
現手段が適用され得る。また、図３，図５において、ハ
ッチングを施した部分は、無機能領域５ｂとしてカード
機能領域５ａから除去される部分を示している。
って構成される表象形状のデザイン例を示し、図３は花
を表わしたものであり、図５イは小犬の顔，図５ロは象
の姿を夫々表わしたものである。また、図５ハは「２０
００」の文字を表わしたものである。このように、切断
線８により構成される表象としては、花や動物、あるい
は文字等の他、形で表わされるものであれば何でもよい
が、形状的に面白いものが望ましい。また、このような
表象形状の切断線８で区画されたカード機能領域５ａの
表面には、該表象形状と密接に関連するデザイン図柄１
０、即ち、花冠や動物の目鼻等、あるいは「０」の内部
の長円等を表わす所要の図柄が印刷形成されており、こ
れによって、より一層複雑な表現を可能としている。
尚、該デザイン図柄１０の形成には、絵図，写真等の表
現手段が適用され得る。また、図３，図５において、ハ
ッチングを施した部分は、無機能領域５ｂとしてカード
機能領域５ａから除去される部分を示している。
【００１９】かかる構成にあって、ＩＣカード１の使用
者は、カード入手後に、切断線８の不連続部分９を分断
することにより、無機能領域５ｂを容易に除去すること
ができ、カード機能領域５ａを、予め定められた所要の
表象形状に容易に成形することができる。そして、この
ようにカード機能領域５ａを所要の表象形状に成形でき
ることにより、従来の有り触れた矩形状や円形状のＩＣ
カードに比して、視覚的興趣性及びオリジナリティが向
上する。また、製造，出荷から販売時の保管，陳列等を
経て使用者の手に渡る迄の間、切断線８の不連続部分９
によってカード機能領域５ａと、無機能領域５ｂとが位
置保持されており、外装体２の全体形状が矩形状となっ
ているため、優れた取扱い性が得られる。
者は、カード入手後に、切断線８の不連続部分９を分断
することにより、無機能領域５ｂを容易に除去すること
ができ、カード機能領域５ａを、予め定められた所要の
表象形状に容易に成形することができる。そして、この
ようにカード機能領域５ａを所要の表象形状に成形でき
ることにより、従来の有り触れた矩形状や円形状のＩＣ
カードに比して、視覚的興趣性及びオリジナリティが向
上する。また、製造，出荷から販売時の保管，陳列等を
経て使用者の手に渡る迄の間、切断線８の不連続部分９
によってカード機能領域５ａと、無機能領域５ｂとが位
置保持されており、外装体２の全体形状が矩形状となっ
ているため、優れた取扱い性が得られる。
【００２０】図６は、本発明にかかるＩＣカード１の第
三実施例を示し、この実施例は、前記第二実施例にあっ
て、所要の表象形状を構成する切断線８を、カード機能
領域５ａと、無機能領域５ｂとを完全に分割する連続切
断線とするとともに、剥離性接着層１１を備えた剥離台
紙１２を、前記連続切断線を跨ぐようにして外装体２の
裏面に接合することにより、カード機能領域５ａと、無
機能領域５ｂとを位置保持するようにしたものである。
ここで、剥離台紙１２は、図示したように、外装体２の
裏面全体に亘って接合させてもよいし、切断線８を跨ぐ
所要部分に沿って帯状に接合させるようにしてもよい。
そして、このように構成することにより、使用時に剥離
台紙１２を剥離するだけで無機能領域５ｂを即座に除去
することが可能となる。
三実施例を示し、この実施例は、前記第二実施例にあっ
て、所要の表象形状を構成する切断線８を、カード機能
領域５ａと、無機能領域５ｂとを完全に分割する連続切
断線とするとともに、剥離性接着層１１を備えた剥離台
紙１２を、前記連続切断線を跨ぐようにして外装体２の
裏面に接合することにより、カード機能領域５ａと、無
機能領域５ｂとを位置保持するようにしたものである。
ここで、剥離台紙１２は、図示したように、外装体２の
裏面全体に亘って接合させてもよいし、切断線８を跨ぐ
所要部分に沿って帯状に接合させるようにしてもよい。
そして、このように構成することにより、使用時に剥離
台紙１２を剥離するだけで無機能領域５ｂを即座に除去
することが可能となる。
【００２１】尚、上記各実施例では、無機能領域５ｂを
除去する前の外装体２の全体形状を矩形状としたが、外
装体２の全体形状は、扱い易いその他の形状、例えば正
方形，円形等であってもよい。
除去する前の外装体２の全体形状を矩形状としたが、外
装体２の全体形状は、扱い易いその他の形状、例えば正
方形，円形等であってもよい。
【００２２】
【発明の効果】本発明は、上述のように、ＩＣ回路が内
在するカード機能領域と、無機能領域とを区分し、該カ
ード機能領域を所要の表象形状に分離可能としたから、
カード入手後に、使用者が鋏等で無機能領域を切り離し
て、カード機能領域を所要の表象形状とすることによ
り、ＩＣカードに視覚的興趣性及びオリジナリティを付
与することができる。
在するカード機能領域と、無機能領域とを区分し、該カ
ード機能領域を所要の表象形状に分離可能としたから、
カード入手後に、使用者が鋏等で無機能領域を切り離し
て、カード機能領域を所要の表象形状とすることによ
り、ＩＣカードに視覚的興趣性及びオリジナリティを付
与することができる。
【００２３】また、本発明は、外装体に、ＩＣ回路が内
在するカード機能領域を区画して所要の表象形状を構成
する切断線を形成し、該切断線によってカード機能領域
から無機能領域を除去することにより、カード機能領域
を所要の表象形状に成形可能としたから、カード機能領
域を、予め定められた所要の表象形状に容易に成形する
ことができる。これにより、従来の有り触れた矩形状や
円形状のＩＣカードに比して、視覚的興趣性及びオリジ
ナリティに富んだＩＣカードとすることができる。ま
た、無機能領域によって外装体の全体形状を矩形等の扱
い易い形状のままにしておくことができるので、特に販
売時等において、取扱い性に優れたものとなる。
在するカード機能領域を区画して所要の表象形状を構成
する切断線を形成し、該切断線によってカード機能領域
から無機能領域を除去することにより、カード機能領域
を所要の表象形状に成形可能としたから、カード機能領
域を、予め定められた所要の表象形状に容易に成形する
ことができる。これにより、従来の有り触れた矩形状や
円形状のＩＣカードに比して、視覚的興趣性及びオリジ
ナリティに富んだＩＣカードとすることができる。ま
た、無機能領域によって外装体の全体形状を矩形等の扱
い易い形状のままにしておくことができるので、特に販
売時等において、取扱い性に優れたものとなる。
【００２４】さらに、上記切断線を、カード機能領域
と、無機能領域とを完全に分割しない不連続な切断線と
し、該切断線の不連続部分によって、カード機能領域
と、無機能領域とを位置保持させるようにした場合に
は、カード機能領域と、無機能領域との位置保持に、特
別な保持部材を必要としないため構造及び製造が簡単と
なり、かつ、不連続部分のみを分断することにより、無
機能領域を容易に除去することができる。
と、無機能領域とを完全に分割しない不連続な切断線と
し、該切断線の不連続部分によって、カード機能領域
と、無機能領域とを位置保持させるようにした場合に
は、カード機能領域と、無機能領域との位置保持に、特
別な保持部材を必要としないため構造及び製造が簡単と
なり、かつ、不連続部分のみを分断することにより、無
機能領域を容易に除去することができる。
【００２５】また、上記切断線を、カード機能領域と、
無機能領域とを完全に分割する連続切断線とするととも
に、該連続切断線を跨ぐようにして裏面に接合した剥離
台紙によってカード機能領域と、無機能領域とを位置保
持させるようにした場合には、剥離台紙を剥離するだけ
で無機能領域を即座に除去することが可能となる。
無機能領域とを完全に分割する連続切断線とするととも
に、該連続切断線を跨ぐようにして裏面に接合した剥離
台紙によってカード機能領域と、無機能領域とを位置保
持させるようにした場合には、剥離台紙を剥離するだけ
で無機能領域を即座に除去することが可能となる。
【００２６】また、少なくともカード機能領域の表面
に、表象形状と密接に関連するデザイン図柄を形成する
ようにした場合には、より一層複雑な表現が可能にな
り、視覚的興趣性及びオリジナリティを更に向上し得る
等の優れた効果がある。
に、表象形状と密接に関連するデザイン図柄を形成する
ようにした場合には、より一層複雑な表現が可能にな
り、視覚的興趣性及びオリジナリティを更に向上し得る
等の優れた効果がある。
【図１】第一実施例にかかるＩＣカードを示し、イはそ
の平面図、ロは成形後の平面図である。
の平面図、ロは成形後の平面図である。
【図２】第一実施例の変形実施例にかかるＩＣカードを
示し、イはその平面図、ロは成形後の平面図である。
示し、イはその平面図、ロは成形後の平面図である。
【図３】第二実施例にかかるＩＣカードの平面図であ
る。
る。
【図４】不連続部分を備えた切断線を示す要部の拡大平
面図である。
面図である。
【図５】切断線によって構成される表象形状のデザイン
例を示すＩＣカードの平面図である。
例を示すＩＣカードの平面図である。
【図６】第三実施例にかかるＩＣカードの縦断面図であ
る。
る。
１ ＩＣカード ２ 外装体 ３ ＩＣチップ ４ ループアンテナ ５ａ カード機能領域 ５ｂ 無機能領域 ８ 切断線 ９ 不連続部分 １０ デザイン図柄 １２ 剥離台紙
Claims (5)
- 【請求項１】外装体にＩＣチップとループアンテナとを
備えたＩＣ回路を内蔵してなるＩＣカードにおいて、 ＩＣ回路が内在するカード機能領域と、無機能領域とを
区分し、該カード機能領域を所要の表象形状に分離可能
としたことを特徴とするＩＣカード。 - 【請求項２】外装体にＩＣチップとループアンテナとを
備えたＩＣ回路を内蔵してなるＩＣカードにおいて、 外装体に、ＩＣ回路が内在するカード機能領域を区画し
て所要の表象形状を構成する切断線を形成し、該切断線
によってカード機能領域から無機能領域を除去すること
により、カード機能領域を所要の表象形状に成形可能と
したことを特徴とするＩＣカード。 - 【請求項３】切断線を、カード機能領域と、無機能領域
とを完全に分割しない不連続な切断線とし、該切断線の
不連続部分によって、カード機能領域と、無機能領域と
が位置保持されていることを特徴とする請求項２に記載
したＩＣカード。 - 【請求項４】切断線を、カード機能領域と、無機能領域
とを完全に分割する連続切断線とするとともに、該連続
切断線を跨ぐようにして裏面に接合した剥離台紙によっ
てカード機能領域と、無機能領域とが位置保持されてい
ることを特徴とする請求項２に記載したＩＣカード。 - 【請求項５】少なくともカード機能領域の表面に、表象
形状と密接に関連するデザイン図柄が形成されているこ
とを特徴とする請求項１乃至請求項４の何れかに記載し
たＩＣカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000162771A JP2001344581A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | Ｉｃカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000162771A JP2001344581A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | Ｉｃカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001344581A true JP2001344581A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18666629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000162771A Pending JP2001344581A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | Ｉｃカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001344581A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08300855A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-19 | Lintec Corp | カード付きシート |
| JPH1111066A (ja) * | 1997-06-23 | 1999-01-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 板状枠体付きｉｃキャリアとその製造方法 |
| JPH11265429A (ja) * | 1998-03-17 | 1999-09-28 | Dainippon Printing Co Ltd | Ｉｃキャリア |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000162771A patent/JP2001344581A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08300855A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-19 | Lintec Corp | カード付きシート |
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