JP2001343801A - 着脱ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

着脱ユニット及び画像形成装置

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JP2001343801A
JP2001343801A JP2000163263A JP2000163263A JP2001343801A JP 2001343801 A JP2001343801 A JP 2001343801A JP 2000163263 A JP2000163263 A JP 2000163263A JP 2000163263 A JP2000163263 A JP 2000163263A JP 2001343801 A JP2001343801 A JP 2001343801A
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JP2000163263A
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Hiroshi Hirai
平井  宏
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙装置等の着脱ユニットにおけるプリント
基板の保護を安価な構成に且つ小スペースで実現するこ
と。 【解決手段】 電気部品を実装したプリント基板50Pを
有し、画像形成装置本体Hに対して着脱可能な給紙装置
50において、前記給紙装置50の単体時に露出するプリン
ト基板50Pを保護するための保護カバー502を有し、該
保護カバー502が、前記給紙装置50の単体時に露出する
プリント基板50P上に実装した電気部品を保護するため
の保護部材504と、該保護部材504とプリント基板50Pの
間に介在し給紙装置着脱の際にプリント基板50Pに加わ
る外力・衝撃を緩和するための緩衝部材503と、を備え
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品を実装し
たプリント基板を有し、画像形成装置本体に対して着脱
可能な着脱ユニットに関し、例えば、複写機、プリンタ
等の画像形成装置においてシート材を供給するシート材
供給装置等の着脱可能な着脱ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図5(a)は、従来の画像形成装置に着脱
可能に設置されたユニットの一例である給紙装置部分を
模式的に示す斜視図である。また、図5(b)は、給紙装
置に設けられたプリント基板50P及びその支持箇所を拡
大した斜視図である。
【0003】給紙装置50には、モータ、ソレノイド及び
クラッチや光学センサ類とこれらを動作、制御するため
の電源供給と各制御信号を受ける電気プリント基板50P
が装着されている。
【0004】この電気プリント基板50Pの支持方法は、
図5(b)に示すように、4個の基板支持台50PMで給紙
装置50のフレームに支持するか、又は給紙装置50のフレ
ームに一体の基板支持台50PMのような支持部材を設け
ることで行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、画像形成装置は
小型化が求められ、それに伴い図5に示すように着脱ユ
ニットである給紙装置50と装置本体側の本体前側板H1
や本体後側板H2のフレームとの隙間λはできる限り小
さくする必要がある。そして、各ユニットでは様々な電
気部品やその電源供給、制御信号の受け渡しのためのプ
リント基板50P等を搭載して可能な限りリード線等が露
出しない(又は発生させない)ようにしている。
【0006】しかしながら、図5に示すような従来の給
紙装置50では、以下に示すような問題がある。
【0007】1.工場組み立て時又はサービスメンテナン
ス時に給紙装置50を装置本体へ組み付ける際、プリント
基板50Pを本体フレームである後側板H2にぶつけてし
まい、プリント基板50P自身及び基板上に実装した素子
又はそのリード線等を破損してしまうおそれがある。
【0008】2.工場組み立て時、装置本体に給紙装置50
を装着した状態で後側板H2の給紙装置近辺に他のユニ
ット501又は部品を組み付ける際に、例えばRSタイト
を用いると鉄の切り粉がプリント基板50P上に落ちて誤
動作等を引き起こす原因となるおそれがある。
【0009】3.図6に示すように、例えば給紙装置50が
シート材の高湿度対策でヒータ50Hを搭載する場合には
高電圧が必要になり、装置本体から電源を供給しなけれ
ばならないが、その中継コネクタ50C等が配置された場
合にはフレーム(図6では後側板H2)との隙間(沿面
距離)を十分に確保する必要がある。
【0010】以上のような問題の防止策として、図7に
示すようなプリント基板保護カバー512が用いられてい
る。この保護カバー512は金属又は樹脂材料で作られ、
プリント基板50P又はプリント基板台(不図示)にビス止
めされている。
【0011】この保護カバー512が金属の場合には、こ
れをプリント基板50Pに直接ビス等で固定するか、又は
基板以外の箇所にビス等で固定しなければならない。図
5に示したように、プリント基板50Pと本体後側板H2
の隙間λが小さい場合に肉厚の薄いこと、保護カバー51
2をフレーム等にぶつけた場合の基板上の素子に対する
衝撃が小さいこと、という面では金属製の保護カバーは
有利である。しかし、プリント基板50Pに高電圧がかか
る部品がある場合には、更に保護カバー512とプリント
基板50Pの間に遮蔽する部材を設けるか、又は十分な距
離を離さなければならない。
【0012】次に保護カバー512を樹脂材料で成形した
場合は、カバー形状に自由度がある、スナップフィット
等を用いることによって取付けビスを省略できる、とい
う面では有利である。しかし、樹脂材料であるため大き
な肉厚を必要とするので、スペース的に不利である。ま
た、プリント基板50Pに高電圧がかかる部品がある場合
には、肉厚を更に増すか、又は難燃性に優れた材料選定
等が必要となり、コストアップの要因となる。
【0013】以上のように、従来の方法によると、保護
カバー512が金属又は樹脂材料のいずれの場合でも、プ
リント基板50P及びそこに実装される素子等を衝撃や鉄
の切り粉から守ること、プリント基板側の高電圧用コネ
クタと装置本体側のフレームとの沿面距離を十分に確保
すること、を前述の小さい隙間λで実施するためには、
部品及び型のコストが高く、一定以上のスペースが必要
となる。
【0014】そこで、本発明は、上記問題を考慮し、給
紙装置等の着脱ユニットにおけるプリント基板の保護を
安価な構成で且つ小スペースで実現することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の着脱ユニットの代表的な構成は、電気部品を
実装したプリント基板を有し、画像形成装置本体に対し
て着脱可能な着脱ユニットにおいて、前記ユニットの単
体時に露出するプリント基板を保護するための保護手段
を有し、該保護手段が、前記ユニットの単体時に露出す
るプリント基板上に実装した電気部品を保護するための
保護部材と、該保護部材とプリント基板の間に介在しユ
ニット着脱の際にプリント基板に加わる外力・衝撃を緩
和するための緩衝部材と、を備えていることを特徴とす
る。
【0016】また、上記目的を達成するための本発明の
画像形成装置の代表的な構成は、上記構成の着脱ユニッ
トを着脱可能に備えていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
適用した着脱ユニット及びこれを備えた画像形成装置の
一実施形態について詳しく説明する。
【0018】尚、以下の説明では、複写機、プリンタ等
の画像形成装置において、着脱自在なユニットとして、
シート材を供給する給紙装置を例示しているが、本発明
はこれに限定されるものではない。
【0019】〔第1実施形態〕図1、図3及び図4を参
照して、第1実施形態に係る着脱ユニットを備えた画像
形成装置について説明する。
【0020】まず、図3を用いて、第1実施形態に係る
着脱ユニットを備えた画像形成装置の概略構成について
説明する。図3は画像形成装置の概略断面図である。
【0021】図3に示すように、例えば、マゼンタ、シ
アン、イエロー、ブラックの各色のトナー像を形成す
る、平行に配置された4つの像担持体である感光体ドラ
ム1a,1b,1c,1dと、これら感光ドラム1a〜
1dの下部に、これを縦断する態様で配置された転写ベ
ルト21を備える。各感光体ドラム1a,1b,1c,1
dの周囲には、それぞれ一次帯電器2a,2b,2c,
2d、現像器3a,3b,3c,3d、及び転写帯電器
としての転写ブレード4a,4b,4c,4dが配置さ
れ、また感光ドラム1a〜1dの上方にはLED等で構
成される露光装置6a,6b,6c,6dが配置され
る。
【0022】感光体ドラム1a,1b,1c,1dをそ
れぞれ一次帯電器2a,2b,2c,2dにより帯電
し、色分解したイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の各色の光像を露光装置6a,6b,6c,6dにより
露光して、感光体ドラム1a,1b,1c,1dにイエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックの潜像を形成し、そ
れぞれの潜像を現像器3a,3b,3c,3dにより現
像して、感光体ドラム1a,1b,1c,1d上にイエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を順次、
形成する。
【0023】記録媒体であるシート材Sは、本体カセッ
ト7A,7Bに収納される。カセット7A,7Bは図中
手前方向に引き出し可能な構成であり、例えば、シート
材の補給や、カセット内ジャム時のジャム処理等も、カ
セットを装置手前側に引き出す事により可能な構成とな
っている。更に、手差しトレイ36上にも、シート材Sを
積載することができる。
【0024】シート材Sは、例えばカセット7B(カセ
ット7A)からピックアップローラ8により送り出さ
れ、リタードローラ対9により確実に1枚に分離搬送さ
れる。給紙されたシート材は、レジストローラ対10まで
給送する搬送ローラ対41(搬送ローラ対43)、縦パスロ
ーラ対42及びレジ前搬送ローラ対44により搬送路31,3
2,33に案内されて搬送され、レジストレーション手段
であるレジストローラ対10でタイミングを合わされた
後、転写ベルト21上に載置、静電吸着されて矢印A方向
に搬送される。また、手差しトレイ36上に積載されたシ
ート材は、手差し給紙ローラ39及び搬送ローラ対45によ
り搬送路34に案内され、レジストローラ対10に搬送さ
れ、転写ベルト21上に載置される。
【0025】吸着ローラ対12よって転写ベルト21に吸着
されたシート材Sは、転写ベルト21の回動により各感光
体ドラム1a,1b,1c,1dと対向した転写部T
a,Tb,Tc,Tdに順次搬送され、感光体ドラム1
a,1b,1c,1d上の各色のトナー像が、各転写部
Ta,Tb,Tc,Tdに配置されトナーと逆極性の電
圧を印加された転写ブレード4a,4b,4c,4dの
作用によりシート材S上に重ね合わせて転写され、該シ
ート材S上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
4色のトナー像を重ね合わせたカラー画像が得られる。
【0026】4色のトナー像が転写されたシート材S
は、転写ベルト21から搬送方向先端において分離されて
定着器としての定着ローラ対11に搬送され、そこで熱及
び圧力を受けて定着され、これにより各色のトナーが溶
融混色してシート材Sに固定されたフルカラーのプリン
ト画像とされる。その後、画像が定着されたシート材S
は、定着ローラ対11の下流に設けられた排紙搬送手段と
しての排紙ローラ対63によって画像形成装置の機外に排
出される。
【0027】次に、図4に示したブロック線図を用い
て、シート材の搬送及びシート材への画像形成を司る各
種モータ、ソレノイド、クラッチ、センサ類の配置、動
作について説明する。図4は画像形成装置の駆動、シー
ト材搬送に関わるモータ、ソレノイド、クラッチ及びセ
ンサ類の配置を示したブロック線図である。
【0028】給紙カセット7A,7Bを装置本体Hに収
納すると、不図示のカセット有無検知センサが検知して
ソレノイドSL1が動作し、カム81とモータM2の駆動
によりリフタ板71A,71Bを介して中板72A,72Bを回
動させる。そしてシート材有無センサS1A,S1Bが
シート材を検知する給紙可能位置まで持ち上げる。
【0029】次にシート材の搬送経路順に沿って説明す
る。上段又は下段のピックアップローラ8はモータM1
の正逆回転によって切り替え駆動される。各リタードロ
ーラ対9と搬送ローラ対41,43の間には給紙センサS2
A,S2Bが配置されており、シート材が正常に給紙さ
れているかどうかを監視する。搬送ローラ対41,43及び
縦パスローラ対42はモータM2を駆動源にクラッチCL
1のON/OFFによって駆動が制御される。縦パス搬
送路32にはシート材の搬送状態をみる縦パスセンサS3
が配置される。
【0030】レジ前搬送ローラ対44、レジストローラ対
10、手差し給紙ローラ39及び搬送ローラ対45は全てモー
タM2を駆動源に各クラッチCL2,CL5,CL3,
CL4のON/OFFによって駆動が制御される。レジ
ストローラ前にはレジ前センサS4が配置され、シート
材をレジストローラ対10へ突き当てループを作成、停止
させることで斜行を補正する場合に使用される。レジス
トローラ対10の下流にはレジ後センサS5が配置され、
レジストローラ対10によってシート材が正常に送られて
いるかを監視する。
【0031】転写ベルト21はモータM4によって直接駆
動される駆動ローラ27によって搬送される。シート材が
転写ベルト21によって吸着搬送され各感光ドラム1a〜
1dから転写される際には、転写ブレード4a〜4dが
ソレノイドSLa〜SLdによって回動される。シート
材への転写が終了した後は各ソレノイドSLa〜SLd
をOFFし、該転写ブレード4a〜4dを転写ベルト21
から退避させる。
【0032】転写ベルト21と定着ローラ対11の間にはセ
ンサS6が配置され、シート材Sが転写ベルト21から確
実に分離されたか監視する。定着ローラ対11とその下流
に配置された排紙ローラ対63はモータM5からクラッチ
CL12を介して駆動が制御される。定着ローラ対11の下
流には排紙センサS7を備え、シート材が定着ローラか
ら確実に分離されたか、またシート材が確実に抜けたこ
とを確認した後、コピー枚数のカウンターを更新する場
合に使用する。次に、上記画像形成装置における着脱ユ
ニットである給紙装置のプリント基板に、本発明を適用
した保護手段としてのプリント基板保護カバーを装着し
た場合について説明する。図1は本実施形態に係るプリ
ント基板保護カバー502を給紙装置50(図4中1点鎖
線)のプリント基板50Pに装着した場合の斜視図であ
る。
【0033】図1において、502は保護手段としての保
護カバーであり、着脱ユニットである給紙装置50の単体
時に露出するプリント基板50Pを保護するためのもので
ある。本実施形態に係る保護カバー502は、保護部材504
と緩衝部材503を備えている。保護部材504は、給紙装置
50の単体時に露出するプリント基板50P上に実装した素
子(電気部品)等を保護するためのものであり、緩衝部
材503は、前記保護部材504とプリント基板50Pの間に介
在し給紙装置着脱の際にプリント基板50Pに加わる外力
・衝撃を緩和するためのものである。本実施形態におけ
る緩衝部材503は、図1(b)に示すように、発泡ウレタン
フォームなどの発泡系材料で作られた緩衝材503Bの表
裏に両面テープ503Rを貼り付けて構成される。
【0034】そして、本実施形態におけるプリント基板
保護カバー502は、発泡ウレタンフォームなどの発泡系
材料で作られた緩衝材503Bの表裏に両面テープ503Rを
貼り付け(図1(b)参照)、片側をプリント基板50Pに
直接貼り付け、反対側は絶縁性シート状部材からできた
基板保護部材504に貼り付けたもので構成される。
【0035】ここで、緩衝部材503(緩衝材503Bと両面
テープ503Rを含む)の厚みt2は、プリント基板50P
に実装された素子のうち、プリント基板表面から一番高
いものの高さt1に発泡ウレタンフォームのつぶれ量α
程度を加えた大きさにする。また、緩衝部材503はプリ
ント基板50Pに高電圧がかかる部品がある場合(例えば
図1において斜線部50PS)には、その部品から必要な
沿面距離rだけ離した位置に貼り付ける。また、絶縁性
シート状部材からできた基板保護部材504には、プリン
ト基板50Pに実装された素子50PSに上方から落ちてく
る金属粉等が付着するのを防止するための曲げ部504a
を設ける。
【0036】以上述べたように、本実施形態のプリント
基板保護カバー502は、絶縁性シート状部材からできた
保護部材504を一箇所のみ曲げ部504aを設けたものなの
で、安価で上方からプリント基板50P上に降る金属紛を
防止することができる。
【0037】また、本実施形態のプリント基板保護カバ
ー502は、絶縁性シート状部材からできた保護部材504と
プリント基板50P間に、発泡ウレタンフォーム等の既成
の発泡系材料からできた緩衝材503Bを表裏に両面テー
プ貼りした構成なので、安価な部品及び型コストで、小
スペースな保護カバーが可能となる。
【0038】尚、本実施形態では発泡系材料からできた
緩衝部材503をプリント基板50Pの4隅部分に貼り付け
た構成を例示したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、保護カバー502の外周全てに前記緩衝
部材503を貼り付けることで金属紛だけでなく、その他
の細かい粉塵等の基板上素子への付着を防止することが
できる。
【0039】〔第2実施形態〕次に、第2実施形態に係
る着脱ユニットを備えた画像形成装置について説明す
る。尚、画像形成装置の概略構成については、図3及び
図4を用いて前述した第1実施形態とほぼ同等であるの
で、ここでは詳しい説明は省略する。
【0040】また、上記画像形成装置の着脱ユニットで
ある給紙装置50(図4中1点鎖線)において、プリント
基板50P表面と基板保護部材504の高さ関係、プリント
基板50Pに高電圧がかかる部品がある場合の緩衝部材50
3の貼り付け位置、絶縁性シート状部材からできた保護
部材504の曲げ形状の効果は、前述した第1実施形態と
同様なので、説明は省略する。
【0041】以下、図2を用いて、第2実施形態の緩衝
部材505,506の特有の形状、作用及び効果について説明
する。図2は本実施形態に係るプリント基板保護カバー
504を給紙装置50(図4中1点鎖線)のプリント基板50P
に装着した場合の斜視図である。
【0042】本実施形態における保護手段としてのプリ
ント基板保護カバー502は、発泡ウレタンフォームなど
の発泡系材料で作られた緩衝材505B,506Bに、それぞ
れ図2(b)、図2(c)に示したようなプリント基板50Pを
差し込む溝505M,506Mを設け、この表裏に両面テープ
505R,506Rを貼り付け、片側を不図示の給紙装置のフ
レーム等に直接貼り付け、反対側は絶縁性シート状部材
からできた基板保護部材504に貼り付けたもので構成さ
れる。
【0043】ここで、緩衝材505B,506Bの溝幅t4は
プリント基板50Pの肉厚t3に対して若干(0.1〜0.5mm
程度)狭くする。これにより緩衝材505B,506Bに対し
てプリント基板50Pをビス固定せずに支持することがで
きる。
【0044】図2(b)、図2(c)に示した緩衝材505B,5
06Bの溝505M,506Mから不図示の給紙装置フレームに
取り付けられる面までの厚さt5は、前述した第1実施
形態におけるプリント基板表面と基板保護部材504の高
さ関係と同様に、プリント基板50Pに実装された素子50
PR(図2の斜線部)のうち、プリント基板裏面から一
番高いものの高さt6に発泡ウレタンフォームのつぶれ
量α程度を加えた大きさにする。
【0045】以上述べたように、本実施形態のプリント
基板保護カバー502によれば、発泡ウレタンフォーム等
の既成の発泡系材料からできた緩衝材505B,506Bの溝
505M,506Mに前記プリント基板50Pを差し込み、該緩
衝材505B,506B表裏の両面テープの片側を不図示の給
紙装置のフレーム等に直接貼り付け、反対側は絶縁性シ
ート状部材からできた基板保護部材504に貼り付けた構
成なので、図5に示したようなプリント基板支持台50P
Mを省略でき、更にコストダウンできる。
【0046】また、基板保護カバー502に外力が加わっ
た場合にプリント基板50Pに作用する力は第1実施形態
のそれよりも更に緩和することができる。
【0047】更に、プリント基板50P及び基板保護カバ
ー502の着脱にビスが不要になるので、プリント基板の
組み立て、又はサービスメンテナンスが容易になる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安価な構成で、着脱ユニットを画像形成装置本体へ着脱
する際のプリント基板に加わる外力・衝撃を緩和するこ
とができ、着脱ユニット内の電気部品が誤動作すること
等を防止することができる。
【0049】また、プリント基板上に実装した電気部品
を保護する保護部材は絶縁性シート状部材であるので、
安価な構成で、着脱ユニットのプリント基板と他のユニ
ット又は部品との隙間を小さくすることができ、装置の
小型化にも有効である。
【0050】また、保護部材とプリント基板の間の緩衝
部材は発泡系材料であるので、安価な構成で、着脱ユニ
ットを画像形成装置本体へ着脱する際のプリント基板に
加わる外力・衝撃を緩和することができる。更に、発泡
系材料を保護部材外周全てに設けることで、鉄の切り
粉、粉塵等がプリント基板上の電気部品に降りかかるこ
とを防止でき、着脱ユニット内の電気部品が誤動作する
こと等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のプリント基板保護カバ
ーを示した斜視図
【図2】本発明の第2実施形態のプリント基板保護カバ
ーを示した斜視図
【図3】画像形成装置の主要断面図
【図4】画像形成装置の駆動、シート材搬送に関わるモ
ータ、ソレノイド、クラッチ及びセンサ類の配置を示し
たブロック線図
【図5】従来のプリント基板の支持方法を示した斜視図
【図6】高電圧のかかる部品を有する給紙装置を示した
斜視図
【図7】従来のプリント基板保護カバーの構成及び支持
方法を示した斜視図
【符号の説明】
CL12 …クラッチ CL1 …クラッチ CL2,CL5,CL3,CL4 …クラッチ H …装置本体 H1 …本体前側板 H2 …本体後側板 M1 …モータ M2 …モータ M4 …モータ M5 …モータ S …シート材 S1A,S1B …シート材有無センサ S2A,S2B …給紙センサ S3 …縦パスセンサ S4 …レジ前センサ S5 …レジ後センサ S6 …センサ S7 …排紙センサ SL1 …ソレノイド SLa,SLb,SLc,SLd …ソレノイド Ta,Tb,Tc,Td …転写部 1a,1b,1c,1d …感光体ドラム 2a,2b,2c,2d …一次帯電器 3a,3b,3c,3d …現像器 4a,4b,4c,4d …転写ブレード 6a,6b,6c,6d …露光装置 7A,7B …カセット 8 …ピックアップローラ 9 …リタードローラ対 10 …レジストローラ対 11 …定着ローラ対 12 …吸着ローラ対 21 …転写ベルト 27 …駆動ローラ 31,32,33,34 …搬送路 36 …手差しトレイ 39 …手差し給紙ローラ 41,43 …搬送ローラ対 42 …縦パスローラ対 44 …レジ前搬送ローラ対 45 …搬送ローラ対 50 …給紙装置 50C …中継コネクタ 50H …ヒータ 50P …電気プリント基板 50PM …基板支持台 50PR,50PS …素子 63 …排紙ローラ対 71A,71B …リフタ板 72A,72B …中板 81 …カム 501 …ユニット 502 …プリント基板保護カバー 503 …緩衝部材 503B …緩衝材 503R …両面テープ 504 …保護部材 504a …曲げ部 505,506 …緩衝部材 505B,506B …緩衝材 505M,506M …溝 505R,506R …両面テープ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品を実装したプリント基板を有
    し、画像形成装置本体に対して着脱可能な着脱ユニット
    において、 前記ユニットの単体時に露出するプリント基板を保護す
    るための保護手段を有し、該保護手段が、前記ユニット
    の単体時に露出するプリント基板上に実装した電気部品
    を保護するための保護部材と、該保護部材とプリント基
    板の間に介在しユニット着脱の際にプリント基板に加わ
    る外力・衝撃を緩和するための緩衝部材と、を備えてい
    ることを特徴とする着脱ユニット。
  2. 【請求項2】 前記保護部材は、絶縁性シート状部材で
    あることを特徴とする請求項1に記載の着脱ユニット。
  3. 【請求項3】 前記緩衝部材は、発泡系材料であること
    を特徴とする請求項1に記載の着脱ユニット。
  4. 【請求項4】 前記緩衝部材は、表裏面に両面テープを
    設け、一方の面をプリント基板に貼り付け、他方の面を
    保護部材に貼り付けることを特徴とする請求項1に記載
    の着脱ユニット。
  5. 【請求項5】 前記緩衝部材は、プリント基板を保持す
    るための溝を設けると共に、表裏面に両面テープを設
    け、一方の面を着脱ユニットに貼り付け、他方の面を保
    護部材に貼り付けることを特徴とする請求項1に記載の
    着脱ユニット。
  6. 【請求項6】 前記着脱ユニットは、画像形成装置本体
    にシート材を供給するシート材供給装置であることを特
    徴とする請求項1に記載の着脱ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記
    載の着脱ユニットを着脱可能に備えていることを特徴と
    する画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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