JP2001342720A - 塗膜防水施工法 - Google Patents

塗膜防水施工法

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JP2001342720A
JP2001342720A JP2000163219A JP2000163219A JP2001342720A JP 2001342720 A JP2001342720 A JP 2001342720A JP 2000163219 A JP2000163219 A JP 2000163219A JP 2000163219 A JP2000163219 A JP 2000163219A JP 2001342720 A JP2001342720 A JP 2001342720A
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Yukio Matsumoto
幸夫 松本
Ichiro Kamemura
一郎 亀村
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Asahi Glass Polyurethane Material Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルフレベリングタイプのウレタン防水材の
施工において、下地の凹凸や勾配などの表面状態に影響
されず、あらゆる下地に均一な厚さに防水塗膜を形成で
きる塗膜防水施工法を得ることにある。 【解決手段】 下地上に、緩衝材と、遮蔽材と、ネット
とを、この順に積層した下張りシートを、ネットが上面
になるように敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凹凸やひび割れに
より、表面状態が不均一な下地などに適用しても防水塗
膜に安定した膜厚を得ることが容易な、塗膜防水施工法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物屋上などの防水施工法の一つ
として、液状防水材を下地表面に塗布して、防水塗膜を
形成する方法(以下、塗膜防水施工法と略す)がある。
この塗膜防水施工法としては、下地に防水材を塗設し
て、防水塗膜を形成する施工法(密着工法)、下地上に
敷設した下張りシート上に防水塗膜を形成する施工法
(脱気絶縁工法)などの絶縁工法等がある。
【0003】ところで、塗膜防水施工法における防水性
能の確保には、防水塗膜の膜厚確保が重要である。従来
の施工法において、セルフレベリングタイプの液状防水
材を用いる場合は、下地上や下張りシート上の防水材塗
設面に、凹凸や傾斜が存在すると、目的とする膜厚の安
定な確保が困難であるか、または不可能である。したが
って、下地処理によって、下地の凹凸や急な勾配を解消
する必要があり、下地処理に膨大な手間を要していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、セルフレベリングタイプの液状防水材の施工
において、下地の凹凸や勾配などの表面状態に影響され
ず、あらゆる下地に均一な厚さに防水塗膜を形成できる
塗膜防水施工法を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の塗膜防水施工法は、表面に
リブが形成されている下張りシートを下地上に敷設し、
下張りシート上に液状防水材を塗布して防水塗膜を形成
するものである。また、本発明の請求項2記載の塗膜防
水施工法は、前記下張りシートが、少なくとも緩衝材
と、遮蔽材と、ネットとを、この順に積層したものであ
り、この下張りシートのネットが上面になるように敷設
するものである。また、本発明の請求項3記載の塗膜防
水施工法は、前記ネットが、繊維束が二方向性または三
方向性に編成されたものである。また、本発明の請求項
4記載の塗膜防水施工法は、隣接して敷設した下張りシ
ートの端部同士を重ね合わせるものである。また、本発
明の請求項5記載の塗膜防水施工法は、隣接して敷設し
た下張りシートの端部同士を突き合わせ、この突き合わ
せ部分上に接合テープを貼り付けて繋ぐものである。ま
た、本発明の請求項6記載の塗膜防水施工法は、前記下
張りシートが、端部から前記ネットを延出させた張り出
し部を備えるものである。また、本発明の請求項7記載
の塗膜防水施工法は、隣接する一方の下張りシートから
延出させた前記張り出し部と、他方の下張りシートの端
部とを重ね合わせ、この重ね合わせ部分を、アンカー部
品で下地に固定するものである。そして、本発明の請求
項8記載の塗膜防水施工法は、前記遮蔽材が、液状防水
材および水分を透過しない材料からなるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる下張りシート
1および下張りシート10を、図1、図2、図3、図
4、図5を用いて説明する。図1は、本発明で用いられ
る下張りシート1の一例を示す概略断面図である。下張
りシート1は図1に示すようにネット2が緩衝シート3
に積層された構造となっている。また、この例の下張り
シート1は、図2に示すように、緩衝シート3が3層構
造のものでもよく、ネット2、補強材4、遮蔽材5、緩
衝材6の順に積層された4層構造のものや、ネット2と
補強材4とがあらかじめ一体とされた構造のものでもよ
い。また、図3、図4は、本発明で用いられる下張りシ
ート10の一例を示す概略断面図である。この例の下張
りシート10が、下張りシート1と異なる点は、下張り
シート10には、一方の端部から、ネット2を緩衝シー
ト3の幅よりも延出された張り出し部7または、張り出
し部8を備えている点である。また、本例の下張りシー
ト1および下張りシート10は、幅が900〜1200
mm、厚さが1.0〜2.5mmであり、張り出し部7
および張り出し部8の幅は30〜50mmである。
【0007】以下、下張りシート1および下張りシート
10を構成する材料について、説明する。図3(a)に
示すように、ネット2は、ガラス長繊維などからなる繊
維束を編み目状に交編した(二軸)、目付け重量30〜
500g/m2のガラスクロス、または、図3(b)に
示すように、縦方向と斜め二方向の三方向(三軸)にガ
ラス長繊維をバインダーなどで固定した三軸組布のもの
である。この三軸組布のネット2bは強度に方向性がな
く、均等であるので、下張りシート1および下張りシー
ト10をロール巻きした際にも折れ皺が入りにくいので
好ましい。このネット2により、下張りシート1および
下張りシート10の強度は大幅に向上し、破損しにくく
なるばかりか、剛直になるので、アンカー部品で下地に
固定した際にも、下張りシート1および下張りシート1
0には寄り皺が発生せず、平滑に敷設することができ
る。また、ネット2が表面にあることで、下張りシート
1および下張りシート10の表面でリブとして機能する
ので、液状防水材がこの凹部に充填されると、下地に凹
凸や勾配があっても、液状防水材が溢れることがなく、
ネット2上に、一定量の液状防水材を保持することがで
きる。しかも、その上に積層される仕上げ層が均一な厚
さで塗布し易くなり、防水性の信頼性をより高められ
る。
【0008】また、補強材4は、合成繊維不織布また
は、織布などからなり、目付け重量10〜100g/m
2、厚さ0.05〜0.5mmのポリプロピレン不織布
であることが好ましい。この不織布は、未硬化の液状防
水材が透過しやすい構造となっている。また、この不織
布の存在により、防水塗膜と下張りシート1および下張
りシート10との接着性を十分に発現できるようにな
る。
【0009】また、遮蔽材5は、厚さ0.1mm以下の
ポリエチレンフィルムなどの、液状防水材および水分を
透過しない材料が用いられる。この遮蔽材5を境に、液
状防水材はこれより下層に浸透せず、また、下地の水分
が遮蔽材5より上方に移動しなくなる。したがって、液
状防水材塗布前に、下地が降雨に曝されても、液状防水
材を、下張りシート1および下張りシート10の表面に
直接塗布することができる。
【0010】さらに、緩衝材6としては、合成繊維不織
布、織布、発泡体などが用いられる。合成繊維不織布の
例としては、目付け重量10〜500g/m2、厚さ
0.01〜5mmのポリエステル不織布が、発泡体とし
ては、目付け重量10〜150g/m2、厚さ0.3〜
3mmの合成樹脂発泡シートや発泡ゴムシートなどが用
いられる。このように、緩衝材6は、通気性が確保され
るとともに、その厚みと緩衝性により、下地の凹凸が吸
収され、上塗りした液状防水材を平滑に仕上げることが
できる。また、下地に突起物が有る場合も、遮蔽材5が
破損し難くなる。また、緩衝材6は、通気性と緩衝性の
点から、好ましくは不織布が用いられる。本発明で用い
られる下張りシート1および下張りシート10として
は、図1に示したものに限られず、補強材4を省略した
3層構造のものでもよい。
【0011】次に、図6、図7、図8、図9、図10、
図11を用いて、本発明の塗膜防水施工法の一例を説明
する。図6は、まず、下張りシート1を用いた施工法で
ある。建物の屋上などの下地の防水では、例えば、長方
形や帯状の下張りシート1を、下地上に複数枚連接す
る。つぎに、図6に示すように、隣接する下張りシート
1の一方の端部を、他方の下張りシート1の端部に重ね
合わせた。つぎに、下張りシート1の接合部に、接合テ
ープ11を貼り付け、下張りシート1をアンカー部品で
下地に固定する。必要に応じて、接合部の中央にドリル
などで小さな穴を空け、アンカー部品13をこの穴に打
ち込み、下張りシート1を下地14に固定する。
【0012】図7は、下張りシート1を用いた別の施工
法である。図7に示すように、隣接する下張りシート1
の端部と他方の下張りシート1の端部とを突き合わせ、
この突き合わせ部分に接合テープ11を貼り付けて、下
張りシート1をアンカー部品で下地に固定する。
【0013】図8は、張り出し部7を備える下張りシー
ト10を用いた施工法を示す。図8に示すように、隣り
合う下張りシート10間の一方の端部に備えられた張り
出し部7を、隣接する下張りシート10の張り出し部7
の備えられていない端部に、重ね合わせる。つぎに、図
9に示すように、下張りシート10の接合部12の中央
に、ドリルなどで小さい穴を空け、アンカー部品13を
この穴に打ち込み、下張りシート10を下地14に固定
する。
【0014】ところで、アンカー部品13は、300〜
600mmの間隔で下張りシート10ごと下地14に打
ち込まれ、下張りシート10を固定する。また、アンカ
ー部品13の打ち込み深さは、通常15〜70mmであ
る。このように、下張りシート10をアンカー部品13
で固定するため、図9に示すように、下地14の突起1
5、16などの凹凸を、緩衝シート3が吸収し、あらか
じめ下地14の表面を平滑にする必要がない。この例で
用いられる下張りシート10のアンカー部品13は、つ
ば付きのアンカーピン、ビス、釘などである。なお、下
地の凹凸の程度などの状況に応じて、接合部12以外の
ところでも、アンカー部品13を用いて下張りシート1
0を下地14に固定することも可能である。
【0015】さらに、図10に示すように、下張りシー
ト1または下張りシート10を下地14に敷設した後、
下張りシート1同士、下張りシート10同士の接合部に
は、例えば立上塗布用などのレベリング性能の低いウレ
タン塗膜が手塗り施工される。図10に示すように、下
張りシート10同士の接合部12をウレタン塗膜18に
よって覆うことで、防水性能、接合強度の向上を実現で
きる。なお、このように下張りシートの接合部に塗布さ
れるウレタン塗膜18は、図6、図7に示すような接合
部にも、同様に塗布される。図6、図7に示される接合
部を覆うように、ウレタン塗膜を形成することで、防水
性能の向上や、接合部とその周囲との段差の緩和などを
実現できる。ただし、接合部へのウレタン塗膜の施工
は、必ずしも必要ではなく、省略可能である。
【0016】つぎに、下張りシート1または下張りシー
ト10の全面に、ウレタン防水材を手塗り施工により塗
布し、均一な厚さの防水塗膜17を形成する。ウレタン
防水材の塗布量は、ネット2が完全に浸るまでとし、好
ましくは防水塗膜17の厚さが2mm以上となるように
する。ウレタン防水材を手塗り施工する際には、刷毛、
ウールローラー、マスチックローラー、こて、またはレ
ーキなどが用いられる。ここで、防水塗膜17を形成す
るウレタン防水材は、硬化して防水塗膜を形成し得るセ
ルフレベリングタイプのウレタン防水材をいい、JIS
−A 6021(屋根用塗膜防水材)における、ウレタ
ンゴム系1類規格に合格する性能を有するものを用いる
ことが好ましい。
【0017】また、上記防水塗膜17の上に、少なくと
も1層以上の仕上げ層19を積層する。仕上げ層19の
施工は、防水塗膜17の施工と同様の方法で行われる。
仕上げ層19には、アクリルウレタン系2液型トップコ
ート、フッ素樹脂系2液型トップコートなどが用いられ
る。また、これらには、着色剤、紫外線吸収剤、艶消し
剤、ウレタンチップ、骨材などを適宜添加してもよい。
【0018】このように、この例の下張りシート1また
は下張りシート10を用いた塗膜防水施工法によれば、
以下のような効果が得られる。まず、図11(a)に示
すように、表面が凹凸や勾配により、うねっている下地
20に下張りシート1または下張りシート10を敷設す
ると、図11(b)に示すように、シート表面のネット
2の凹部に、セルフレベリングタイプのウレタン防水材
21が溜まり、流れ落ちなくなる。したがって、一定量
のウレタン防水材21が凹部に保持され、均一な厚さ
の、平滑なウレタン防水塗膜を得ることができる。さら
に、その上に積層される仕上げ層が均一な厚さで塗布し
やすくなり、防水性を高めることができる。
【0019】また、図12に示すように、下張りシート
1または下張りシート10を裏返し、ネット2を下地2
2側にして敷設すれば、下張りシート1または下張りシ
ート10はセルフレベリングタイプのウレタンだけでな
く、超速硬化ウレタン用の下張りシートとしても使用で
きる。
【0020】また、図8に示すように、この例では端部
からネット2を延出させた張り出し部7を有する下張り
シート10用いれば、下張りシート10の接合部は、ネ
ット2のみの重ね合わせであるから、段差は生じない。
また、液状防水材がネット2に浸透するので、接合部1
2の強度および一体性が向上し、強力な防水塗膜を得る
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塗膜防水
施工法は、表面にリブが形成されている下張りシートを
下地上に敷設し、下張りシート上に液状防水材を塗布し
て防水塗膜を形成するものであるから、凹部に一定量の
ウレタン防水材を保持することができる。
【0022】また、本発明の塗膜防水施工法において
は、下張りシートが、少なくとも緩衝材と、遮蔽材と、
ネットとを、この順に積層したものであり、この下張り
シートのネットが上面になるように敷設するから、あら
ゆる下地上に、ウレタン防水材を手塗り施工によって、
均一な厚さに施工することができる。
【0023】また、本発明の塗膜防水施工法において
は、ネットが、繊維束が二方向性または三方向性に編成
されたものであるから、凹部に一定量のウレタン防水材
を保持することが可能となり、ウレタン防水材を均一な
厚さで塗布し易くなる。
【0024】また、本発明の塗膜防水施工法は、隣接し
て敷設した下張りシートの端部同士を重ね合わせたり、
隣接して敷設した下張りシートの端部同士を突き合わ
せ、この突き合わせ部分上に接合テープを貼り付けて繋
いだりすることによって、防水性能の確保が容易な接合
部を介して、複数枚の下張りシートを連設することも容
易である。
【0025】また、本発明の塗膜防水施工法は、下張り
シートが、端部からネットを延出させた張り出し部を備
えるものであり、隣接する一方の下張りシートから延出
させた前記張り出し部を、他方の下張りシートの端部と
を重ね合わせ、この重ね合わせ部分を、アンカー部品で
下地に固定するものであるから、段差の極めて少ない接
合部が得られる。
【0026】そして、本発明の塗膜防水施工法において
は、遮蔽材が、ウレタン防水材および水分を透過しない
材料からなるものであるから、湿潤状態の下地に対し
て、ウレタン防水材を施工することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いられる下張りシートの一例を示
す概略断面図である。
【図2】 本発明で用いられる下張りシートの一例を示
す概略断面図である。
【図3】 本発明で用いられる下張りシートの他の例を
示す概略断面図である。
【図4】 本発明で用いられる下張りシートの他の例を
示す概略断面図である。
【図5】 本発明で用いられる下張りシートの表面層を
形成するネットを示す図で、図5(a)は繊維束が二方
向に編成されたもの、図5(b)は繊維束が三方向に編
成されたものを示す。
【図6】 本発明の塗膜防水施工法に関し、下張りシー
トを敷設した状態の一例を示す概略断面図である。
【図7】 本発明の塗膜防水施工法に関し、下張りシー
トを敷設した状態の他の例を示す概略断面図である。
【図8】 本発明の塗膜防水施工法に関し、下張りシー
トを敷設した状態の他の例を示す概略断面図である。
【図9】 本発明の塗膜防水施工法に関し、下張りシー
トの接合部をアンカー部品で固定した状態を示す概略断
面図である。
【図10】 本発明の塗膜防水施工法を示す概略図であ
る。
【図11】 本発明の塗膜防水施工法を示す概略断面図
で、図7(b)は、図7(a)の拡大図である。
【図12】 本発明で用いられる下張りシートの利用法
の一例を示す、概略断面図である。
【符号の説明】
1、10・・・下張りシート、2、2a、2b・・・ネット、
3・・・緩衝シート、4・・・補強材、5・・・遮蔽材、6・・・緩
衝材、7、8・・・張り出し部、11・・・接合テープ、12
・・・接合部、13・・・アンカー部品、14、20、22・・
・下地、15、16・・・下地の突起、17・・・防水塗膜、
18・・・ウレタン塗膜、19・・・仕上げ層、21・・・ウレ
タン防水材
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DA01 FA18 GA06 GA07 GA08 GA23 GA24 GA27 GA28 GA32 GA47 GA76 GA82 GA84 HA33 HD11 HE02 LA12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にリブが形成されている下張りシー
    トを下地上に敷設し、下張りシート上に液状防水材を塗
    布して防水塗膜を形成することを特徴とする塗膜防水施
    工法。
  2. 【請求項2】 前記下張りシートは、少なくとも緩衝材
    と、遮蔽材と、ネットとを、この順に積層したものであ
    り、この下張りシートのネットが上面になるように敷設
    することを特徴とする、請求項1記載の塗膜防水施工
    法。
  3. 【請求項3】 前記ネットは、繊維束が二方向性または
    三方向性に編成されたものであることを特徴とする、請
    求項1または2記載の塗膜防水施工法。
  4. 【請求項4】 隣接して敷設した下張りシートの端部同
    士を重ね合わせることを特徴とする、請求項1ないし3
    のいずれかに記載の塗膜防水施工法。
  5. 【請求項5】 隣接して敷設した下張りシートの端部同
    士を突き合わせ、この突き合わせ部分上に接合テープを
    貼り付けて繋ぐことを特徴とする、請求項1ないし3の
    いずれかに記載の塗膜防水施工法。
  6. 【請求項6】 前記下張りシートは、端部から前記ネッ
    トを延出させた張り出し部を備えることを特徴とする、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の塗膜防水施工法。
  7. 【請求項7】 隣接する一方の下張りシートから延出さ
    せた前記張り出し部と、他方の下張りシートの端部とを
    重ね合わせ、この重ね合わせ部分を、アンカー部品で下
    地に固定することを特徴とする、請求項1ないし6のい
    ずれかに記載の塗膜防水施工法。
  8. 【請求項8】 前記遮蔽材は、液状防水材および水分を
    透過しない材料からなることを特徴とする、請求項1な
    いし7のいずれかに記載の塗膜防水施工法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009221693A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Shu Company:Kk ウレタン塗膜防水用補強布及びそれを用いたウレタン塗膜防水工法

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JP2009221693A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Shu Company:Kk ウレタン塗膜防水用補強布及びそれを用いたウレタン塗膜防水工法

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