JP2001341853A - 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及びこれを備えた画像形成装置

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JP2001341853A
JP2001341853A JP2000160956A JP2000160956A JP2001341853A JP 2001341853 A JP2001341853 A JP 2001341853A JP 2000160956 A JP2000160956 A JP 2000160956A JP 2000160956 A JP2000160956 A JP 2000160956A JP 2001341853 A JP2001341853 A JP 2001341853A
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Yoshiyuki Yamazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動の際、廃棄物となる部材を用いることな
く中板を固定することができると共に、使用時には確実
に中板の固定を解除することのできる給紙装置及びこれ
を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シート収納手段101に移動自在に設け
られた中板102を固定する中板固定手段103,10
4をシート収納手段101に設け、中板固定手段10
3,104による中板102の固定を解除する固定解除
手段105,106を装置本体100に設ける。そし
て、固定解除手段105,106を、装置本体100を
移動する際、中板固定手段103,104により中板1
02を固定した状態のシート収納手段101を装置本体
100に着脱自在に装着するときには中板102の固定
を解除せず、シート収納手段101を装着した状態の装
置本体100を移動した後、設置した際に中板102の
固定を解除するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙装置及びこれ
を備えた画像形成装置に関し、特にシートを収納するシ
ート収納手段に設けられた中板の固定に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画
像形成装置における、シート材を積載するためのシート
材積載装置に関するものである。従来の画像形成装置に
おけるシート材積載装置を図8に示す。
【0003】ここで、図8はこのような従来の給紙装置
の構成を示す斜視図であり、同図において、1は不図示
の給送装置を備えた給紙装置本体(以下、装置本体とい
う)、2は不図示のシートを収容するシートカセット、
3はシートカセット2に回動可能に設けられ、シートを
積載する中板である。
【0004】また、4、5はシートカセット2の前面近
傍に回動自在に設けられ、中板3にシートを積載する場
合、或いは装置本体1を移動する場合に中板3をシート
カセット2の最下面付近に固定するための中板ロック部
材である。
【0005】ここで、この中板ロック部材4,5は中板
3をロックするロック部4a,5aとアーム部4b,5
bとを備えており、中板3がシートカセット2の底面近
傍に押し下げられている時は、ロック部4a,5aが中
板3の先端部にオーバーラップして中板3を固定するよ
うにしている。
【0006】また、図9に示すようにシートカセット2
が装置本体内に装着される時は、このアーム部4b,5
bが装置本体1の内壁両側面部に設けられた中板ロック
解除部6,7に突き当たり、さらにシートカセット2が
押し込まれると、中板ロック部材4,5は回動軸4c,
5cを支点として回動し、図8に示す中板固定位置か
ら、中板3の固定を解除する解除位置に移動する。
【0007】そして、このような中板ロック部材4,5
の回動に伴いロック部4a,5aが中板3からはずれて
中板ロック部材4,5による固定が解除されると、中板
3は後述する図10に示すばね2bにより上方に移動
し、装置本体1に設けられた不図示の給送装置による搬
送が可能な位置に移動するようになっている。
【0008】ところで、このように中板ロック部材4,
5による固定が解除されると中板3は、例えば装置本体
1を運搬等により移動する場合、装置本体内を自由に動
ける状態となっているので、装置本体内部で激しく移動
し、中板3及びその近傍が破損する場合がある。
【0009】そこで、この対策として装置本体1を移動
する場合、例えば図10に示すように中板固定部材8に
より中板3を固定するようにしている。ここで、この中
板固定部材8は図11に示すように中板固定部材8をシ
ートカセット2に固定するための固定爪部8aと、中板
3と当接する中板固定部8bとを備えている。
【0010】そして、この中板固定部材8により中板3
をシートカセット2に固定する場合は、まず例えば中板
3を押し下げた状態で、図10に示すようにシートカセ
ット2の前面近傍に設けられた開口部2aに固定爪部8
aを挿入した後、この固定爪部8aを開口部2aの側縁
部に弾性的に係止させることにより中板固定部材8を固
定する。
【0011】次に、中板3の押し下げを解除する。これ
により、中板3の先端部がばね2bにより中板固定部材
8の中板固定部8bに下方より圧接するようになり、こ
の結果、中板3が固定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
中板固定部材8により中板3をロックするようにした従
来の給紙装置において、これら中板固定部材8は装置使
用時には必要の無い部品であるため、装置設置後は取り
外され、廃却されてしまう場合がほとんどである。ま
た、設置後に給紙装置を再度梱包して移動する場合に備
えて保存していたとしても、装置使用時には活用しない
ものであるため、紛失してしまう可能性もある。
【0013】一方、使用者が中板固定部材8に気が付か
ず、中板固定部材8を取り外すことなく装置を使用する
場合があり、この場合には収納されたシートは中板が上
方に回動しないためにシート給送位置に到達せず給送で
きないか、もしくは中板固定部材8の形状によっては、
通常とは異なる姿勢でシート給送位置に到達してしまい
給紙不良等を起こす可能性がある。
【0014】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、移動の際、廃棄物となる部材を用
いることなく中板を固定することができると共に、使用
時には確実に中板の固定を解除することのできる給紙装
置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的
とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のように、シート
を積載する移動自在な中板を備えたシート収納手段を装
置本体に着脱自在に装着すると共に、前記シート収納手
段に収納されたシートを給送する給紙装置において、前
記シート収納手段に設けられ、前記中板を前記シート収
納手段に固定する中板固定手段と、前記装置本体に設け
られ、前記中板固定手段による中板の固定を解除する固
定解除手段と、を備え、前記固定解除手段は、前記装置
本体を移動する際、前記中板固定手段により中板を固定
した状態のシート収納手段を前記装置本体に装着すると
きには前記中板の固定を解除せず、前記シート収納手段
を装着した状態の前記装置本体を設置した際に前記中板
の固定を解除するように構成されていることを特徴とす
るものである。
【0016】また本発明は、前記固定解除手段は、前記
装置本体を設置した際に前記中板固定手段に圧接し、該
中板固定手段を中板固定解除位置に移動させるように構
成されていることを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、前記固定解除手段は、設置
されている前記装置本体にシート収納手段を装着すると
きには前記中板固定手段を中板固定解除位置に移動させ
るように構成されていることを特徴とするものである。
【0018】また本発明は、画像形成部と、シートを積
載する移動自在な中板を備えたシート収納手段に収納さ
れたシートを前記画像形成部に給送する給紙装置とを備
えた画像形成装置において、前記シート収納手段を着脱
自在に装着する装置本体と、前記シート収納手段に設け
られ、前記中板を前記シート収納手段に固定する中板固
定手段と、前記装置本体に設けられ、前記中板固定手段
による中板の固定を解除する固定解除手段と、を備え、
前記固定解除手段は、前記装置本体を移動する際、前記
中板固定手段により中板を固定した状態のシート収納手
段を前記装置本体に装着するときには前記中板の固定を
解除せず、前記シート収納手段を装着した状態の前記装
置本体を設置した際に前記中板の固定を解除するように
構成されていることを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記固定解除手段は、前記
装置本体を設置した際に前記中板固定手段に圧接し、該
中板固定手段を中板固定解除位置に移動させるように構
成されていることを特徴とするものである。
【0020】また本発明は、前記固定解除手段は、設置
されている前記装置本体にシート収納手段を装着すると
きには前記中板固定手段を中板固定解除位置に移動させ
るように構成されていることを特徴とするものである。
【0021】また本発明は、画像形成部を備えた本体部
と、シートを積載する移動自在な中板を備えたシート収
納手段を着脱自在に装着すると共に、前記シート収納手
段に収納されたシートを前記画像形成部に給送する給紙
装置とを分離可能に備えた画像形成装置において、前記
シート収納手段に設けられ、前記中板を前記シート収納
手段に固定する中板固定手段と、前記装置本体に設けら
れ、前記中板固定手段による中板の固定を解除する固定
解除手段と、を備え、前記固定解除手段は、前記給紙装
置及び前記本体部を移動する際、前記中板固定手段によ
り中板を固定した状態のシート収納手段を前記給紙装置
に装着するときには前記中板の固定を解除せず、前記シ
ート収納手段を装着した状態の前記給紙装置及び本体部
を設置した際に前記中板の固定を解除するように構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0022】また本発明は、前記固定解除手段は、前記
給紙装置及び本体部を設置した際に前記中板固定手段に
圧接し、該中板固定手段を中板固定解除位置に移動させ
るように構成されていることを特徴とするものである。
【0023】また本発明は、前記固定解除手段は、設置
されている前記給紙装置にシート収納手段を装着すると
きには前記中板固定手段を中板固定解除位置に移動させ
るように構成されていることを特徴とするものである。
【0024】また本発明のように、シート収納手段に移
動自在に設けられた中板を固定する中板固定手段をシー
ト収納手段に設け、中板固定手段による中板の固定を解
除する固定解除手段を装置本体に設ける。そして、固定
解除手段を、装置本体を移動する際、中板固定手段によ
り中板を固定した状態のシート収納手段を装置本体に着
脱自在に装着するときには中板の固定を解除せず、シー
ト収納手段を装着した状態の装置本体を移動した後、設
置した際に中板の固定を解除するように構成する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施の形態に係る給
紙装置を示す斜視図であり、同図において、100Aは
給紙装置、100は不図示の給紙機構を備えた給紙装置
本体(以下、装置本体という)、101はシートを収容
するシート収納手段であるシートカセット、102はシ
ートカセット101に回動(移動)自在に設けられ、シ
ートを積載する中板である。
【0027】103、104はシートカセット101の
前面近傍に回動可能に設けられ、中板102を固定する
ための中板固定手段である中板ストッパであり、10
5、106は中板ストッパ103,104の固定動作を
解除するための固定解除手段であり解除部材である。そ
して、これら中板ストッパ103,104及び解除部材
105,106により中板ロック機構が構成されるよう
になっている。
【0028】ここで、この中板ストッパ103,104
には底面を中板102の先端部に係止させて中板102
を固定する固定部103a,104aと、先端に解除部
材105,106に当接する凸部103b,104cを
備えたアーム部103b,104bとが各々設けられて
いる。
【0029】なお、本実施の形態において、アーム部1
03c,104cの凸部103b,104bは略円錐形
状となっており、固定部103a,104aは中板10
2に向かって傾斜した形状となっている。また、中板ス
トッパ103,104は不図示の付勢部材により回動軸
103d,104dを支点として中板102に向かう方
向に付勢されている。
【0030】一方、解除部材105,106は装置本体
100に上下方向にスライド可能に設けられると共に、
装置本体100が設置台等に設置された際、下端が設置
台等に当接することにより上方にスライドし、装置本体
100を持ち上げた際には自重又は不図示の付勢手段に
より下方にスライドするようになっている。
【0031】また、この解除部材105,106の上端
にはシートカセット101の押し込み方向に向かって上
方に傾斜した斜面により構成される解除部105a,1
06aが各々設けられている。そして、シートカセット
101を装着した状態で装置本体100を設置した際、
解除部材105,106が上方にスライドすると、この
解除部105a,106aに中板ストッパ103,10
4(アーム部103c,104c)の凸部103b,1
04bが圧接するようになっている。
【0032】ここで、このように解除部105a,10
6aと中板ストッパ103,104の凸部103b,1
04bとが圧接すると、解除部105a,106aの傾
斜及び凸部103b,104bの形状により、中板スト
ッパ103,104には中板102から離れる方向に力
が加わり、この結果中板ストッパ103,104は、中
板102の固定を解除する方向に回動するようになって
いる。
【0033】つぎに、このように構成された給紙装置1
00Aの中板ロック動作及びロック解除動作について説
明する。
【0034】まず、中板ロック動作について説明する。
【0035】中板102をロックする場合は、上方に回
動している中板102をシートカセット101の底面近
傍まで押し下げる。このとき、中板ストッパ103,1
04の固定部103a,104aの下端部は中板102
の下方に位置しており、これにより中板102を押し下
げると、中板102の先端が固定部103a,104a
の側面を押圧し、これに伴い中板ストッパ103,10
4は回動軸103d,104dを支点として初期位置よ
り中板102から離れる方向に回動する。
【0036】そして、このように中板ストッパ103,
104を回動させながら中板102がシートカセット1
01の底面近傍まで押し下げられると、中板ストッパ1
03,104から中板102が外れるようになる。これ
により、中板102による押圧が解除され、中板ストッ
パ103,104は不図示の付勢手段により初期位置に
復帰回動する。
【0037】この結果、中板ストッパ103,104の
固定部103a,104aは中板102の先端部とオー
バーラップし、これにより中板102の上方向の動きが
規制され、中板102はシートカセット100に対し固
定される。
【0038】一方、給紙装置100を移動(運搬)する
場合には、まず装置本体100を持ち上げた後、このよ
うにして中板102が固定されたシートカセット101
を装置本体100に挿入するようにしている。ここで、
装置本体100を持ち上げると、図2に示すように解除
部材105,106は下方ヘスライドし、下端部が装置
本体100の底面に設けられた開口部100aより下方
へ所定の長さ突出する。
【0039】そして、このように装置本体100を持ち
上げることにより解除部材105,106を下方にスラ
イドさせた後、シートカセット101を装置本体100
に挿入すると、中板ストッパ103,104の凸部10
3b,104bは、同図に示すように解除部材105,
106の上方を、解除部105a,106aと接触する
ことなく移動する。
【0040】これにより、シートカセット101を装置
本体100に挿入しても中板ストッパ103,104は
回動せず、中板102は固定されたままとなるため、こ
の状態で装置本体100を移動させても中板102が装
置本体内で激しく移動することはない。
【0041】次に、ロック解除動作について説明する。
【0042】一方、装置本体100が設置されると、図
3に示すように解除部材103,104の下端が載置台
110に当接し、これにより解除部材103,104は
装置本体下部より突出していた長さ分、設置面に押し上
げられるような形となり上方ヘスライドする。
【0043】そして、このように解除部材103,10
4が上方にスライドすると、解除部材103,104の
解除部105a、106aが中板ストッパ103,10
4(アーム部103c、104c)の凸部103b,1
04bに圧接する。
【0044】ここで、このように解除部材103,10
4(の解除部105a、106a)が中板ストッパ10
3,104(の凸部103b,104b)に圧接する
と、中板ストッパ103,104は解除部材103,1
04に押圧されて各々回動し、中板102の固定を解除
する位置へ移動する。これにより、中板102はばね
(図10参照)により上方回動し、給紙が可能な位置に
移動する。
【0045】そして、このように構成することにより、
別途使用後廃棄物となる部品を用いることなく装置本体
100の梱包時及び移動時における中板固定が可能とな
る。また、装置本体100の移動及び設置動作により中
板102の固定及び固定解除が可能となるため、ユーザ
による操作が簡略化でき、且つ中板の固定解除忘れによ
る給紙不良等の発生を防止することができる。
【0046】ところで、これまでの説明においては、シ
ートカセット100を装置本体100に着脱自在に装着
する場合について述べてきたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば給紙装置100Aが画像形成装置に一体的に
取り付けられている場合においても適用することができ
る。
【0047】次に、このような本発明の第2の実施の形
態について説明する。
【0048】図4は、本実施の形態に係る給紙装置を備
えた画像形成装置の構成を示す斜視図である。なお、同
図において、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示
している。
【0049】同図において、200は画像形成装置、2
00Aは画像形成装置本体であり、本実施の形態におい
ては、この画像形成装置本体200Aの内部に解除部材
105,106が上下方向にスライド可能に設けられて
いる。なお、この解除部材105,106を上下方向に
スライドさせる構成は、既述した第1の実施の形態と同
様である。
【0050】そして、このように画像形成装置本体20
0Aの内部に解除部材105,106を設けることによ
り、シートカセット101を装着した状態で画像形成装
置本体200Aを移動した後、設置すると、解除部材1
05,106が上方にスライドし、これに伴い中板スト
ッパ103,104が回動し、中板102の固定が解除
される。
【0051】このように、画像形成装置本体200Aに
シートカセット101を装着した場合においても、画像
形成装置本体200Aの移動及び設置動作により中板1
02の固定及び固定解除が可能となるため、ユーザによ
る操作が簡略化でき、且つ中板の固定解除忘れによる給
紙不良等の発生を防止することができる。
【0052】ところで、これまでの説明においては、解
除部材105,106の上方スライドに伴って中板スト
ッパ103,104を回動させるようにした構成につい
て述べてきたが、本発明はこれに限らず、解除部材10
5,106の下方スライドに伴って中板ストッパ10
3,104を回動させるように構成しても良い。
【0053】例えば画像形成装置においては、画像形成
部を備えた本体部と、給紙装置とで構成されると共に移
動する際は、本体部と給紙装置を別体にして移動するよ
うにしたものがあり、このような画像形成装置において
は、給紙装置を設置した後、この給紙装置の上面に本体
部を設置するようにしている。
【0054】そして、このような構成の画像形成装置に
用いられる給紙装置においては、本体部が設置される
際、この本体部の設置に連動して中板の固定を解除する
ように構成しても良い。
【0055】次に、このように構成された本発明の第3
の実施の形態に係る給紙装置について説明する。
【0056】図5は、本実施の形態に係る給紙装置の構
成を示す斜視図である。なお、同図において、図1と同
一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0057】同図において、112、113は中板スト
ッパ103,104の固定動作を解除するための解除部
材であり、この解除部材112,113は装置本体10
0に上下方向にスライド可能に設けられると共に、不図
示の付勢手段により上方へ付勢され、装置本体100を
移動する際には、装置本体上面に形成された開口部10
0bより上方に突出するようになっている。
【0058】ここで、この解除部材112,113の下
部にはシートカセット101の押し込み方向に向かって
下方に傾斜した斜面により構成される解除部112a,
113aが各々設けられており、解除部材112,11
3が下方にスライドする際、この解除部112a,11
3aが中板ストッパ103,104の凸部103b,1
04bに圧接するようになっている。
【0059】次に、このように構成された給紙装置10
0Aにおける中板ロック動作及びロック解除動作につい
て説明する。
【0060】画像形成装置を移動する際、既述したよう
にして中板ストッパ103,104により中板102を
固定した後、シートカセット101を装置本体内に挿入
する。ここで、このようにシートカセット101を挿入
する際、図6に示すように中板ストッパ103,104
は図示しない付勢手段により上方に付勢されており、装
置本体上面の開口部100bより任意の長さ分突出する
位置に移動している。
【0061】このため、中板ストッパ103,104の
凸部103b,104bよりも上方に解除部材112,
113の解除部112a,113aが位置するようにな
り、凸部103b,104bと解除部112a,113
aとは接触しない。したがって、この状態のとき中板1
02は中板ストッパ103,104によって固定されて
いる。
【0062】一方、この後、装置本体100が設置され
た後、図7に示すように給紙装置100Aと共に画像形
成装置300を構成する不図示の例えば従来の電子写真
方式の画像形成部を備えた本体部301が給紙装置上に
設置されると、この本体部301により解除部材11
2,113が押し下げられる。
【0063】そして、このように押し下げられると、解
除部材112,113の解除部112a,113aが中
板ストッパ103,104の凸部103b,104bに
圧接し、これにより中板ストッパ103,104は各々
回動し、中板102の固定を解除する位置へ移動する。
これにより中板102は、ばね(図10参照)により上
方回動し、給紙が可能な位置に移動する。
【0064】このように、画像形成装置300に装着可
能なシート積載装置100Aにおいて、装置本体100
の移動時には中板固定部材を別途設けることなく中板1
02の固定が可能となる。
【0065】また、装置本体上に画像形成装置300の
本体部301を設置する動作により中板102の固定が
解除されるため、使用時には確実に給紙可能状態とな
り、ユーザの中板固定の解除忘れによる給紙不良等の発
生を防止することができる。さらに、本体部301が装
着されていない装置未使用時には、中板102は常に固
定されているため、未使用時における装置本体100の
保護も可能となる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
板固定手段により中板を固定すると共にシート収納手段
を収納した状態の装置本体を移動する際には中板の固定
を解除せず、装置本体を設置した際に中板の固定を解除
することにより、廃棄物となる部材を用いることなく運
搬時の中板を固定することができると共に、使用時には
確実に中板の固定を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る給紙装置の構
成を示す斜視図。
【図2】上記給紙装置の移動時の状態を説明する斜視
図。
【図3】上記給紙装置の設置時の状態を説明する斜視
図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る給紙装置を備
えた画像形成装置の構成を示す斜視図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る給紙装置の構
成を示す斜視図。
【図6】上記給紙装置の運搬時の状態を説明する斜視
図。
【図7】上記給紙装置を備えた画像形成装置の設置時の
状態を示す斜視図。
【図8】従来の給紙装置の構成を示す斜視図。
【図9】上記従来の給紙装置におけるシートカセット装
着時の状態を示す斜視図。
【図10】上記従来の給紙装置における中板固定部材に
よる中板固定動作を説明する斜視図。
【図11】上記中板固定部材の斜視図。
【符号の説明】 100A 給紙装置 100 装置本体 101 シートカセット 102 中板 103,104 中板ストッパ 105,106 解除部材 105a,106a 解除部 112,113 解除部材 112a,113a 解除部 200,300 画像形成装置 200A 画像形成装置本体 301 本体部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載する移動自在な中板を備え
    たシート収納手段を装置本体に着脱自在に装着すると共
    に、前記シート収納手段に収納されたシートを給送する
    給紙装置において、 前記シート収納手段に設けられ、前記中板を前記シート
    収納手段に固定する中板固定手段と、 前記装置本体に設けられ、前記中板固定手段による中板
    の固定を解除する固定解除手段と、 を備え、 前記固定解除手段は、前記装置本体を移動する際、前記
    中板固定手段により中板を固定した状態のシート収納手
    段を前記装置本体に装着するときには前記中板の固定を
    解除せず、前記シート収納手段を装着した状態の前記装
    置本体を設置した際に前記中板の固定を解除するように
    構成されていることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記固定解除手段は、前記装置本体を設
    置した際に前記中板固定手段に圧接し、該中板固定手段
    を中板固定解除位置に移動させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記固定解除手段は、設置されている前
    記装置本体にシート収納手段を装着するときには前記中
    板固定手段を中板固定解除位置に移動させるように構成
    されていることを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 画像形成部と、シートを積載する移動自
    在な中板を備えたシート収納手段に収納されたシートを
    前記画像形成部に給送する給紙装置とを備えた画像形成
    装置において、 前記シート収納手段を着脱自在に装着する装置本体と、 前記シート収納手段に設けられ、前記中板を前記シート
    収納手段に固定する中板固定手段と、 前記装置本体に設けられ、前記中板固定手段による中板
    の固定を解除する固定解除手段と、 を備え、 前記固定解除手段は、前記装置本体を移動する際、前記
    中板固定手段により中板を固定した状態のシート収納手
    段を前記装置本体に装着するときには前記中板の固定を
    解除せず、前記シート収納手段を装着した状態の前記装
    置本体を設置した際に前記中板の固定を解除するように
    構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記固定解除手段は、前記装置本体を設
    置した際に前記中板固定手段に圧接し、該中板固定手段
    を中板固定解除位置に移動させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記固定解除手段は、設置されている前
    記装置本体にシート収納手段を装着するときには前記中
    板固定手段を中板固定解除位置に移動させるように構成
    されていることを特徴とする請求項5記載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 画像形成部を備えた本体部と、シートを
    積載する移動自在な中板を備えたシート収納手段を着脱
    自在に装着すると共に、前記シート収納手段に収納され
    たシートを前記画像形成部に給送する給紙装置とを分離
    可能に備えた画像形成装置において、 前記シート収納手段に設けられ、前記中板を前記シート
    収納手段に固定する中板固定手段と、 前記装置本体に設けられ、前記中板固定手段による中板
    の固定を解除する固定解除手段と、 を備え、 前記固定解除手段は、前記給紙装置及び前記本体部を移
    動する際、前記中板固定手段により中板を固定した状態
    のシート収納手段を前記給紙装置に装着するときには前
    記中板の固定を解除せず、前記シート収納手段を装着し
    た状態の前記給紙装置及び本体部を設置した際に前記中
    板の固定を解除するように構成されていることを特徴と
    する画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記固定解除手段は、前記給紙装置及び
    本体部を設置した際に前記中板固定手段に圧接し、該中
    板固定手段を中板固定解除位置に移動させるように構成
    されていることを特徴とする請求項7記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記固定解除手段は、設置されている前
    記給紙装置にシート収納手段を装着するときには前記中
    板固定手段を中板固定解除位置に移動させるように構成
    されていることを特徴とする請求項8記載の給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012201473A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Kyocera Document Solutions Inc 給紙装置

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JP2012201473A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Kyocera Document Solutions Inc 給紙装置

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