JP2001341818A - トランクルームシステム - Google Patents

トランクルームシステム

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JP2001341818A
JP2001341818A JP2000167280A JP2000167280A JP2001341818A JP 2001341818 A JP2001341818 A JP 2001341818A JP 2000167280 A JP2000167280 A JP 2000167280A JP 2000167280 A JP2000167280 A JP 2000167280A JP 2001341818 A JP2001341818 A JP 2001341818A
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JP
Japan
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processing terminal
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JP2000167280A
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English (en)
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Toshimitsu Azuma
俊光 東
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 自動倉庫のスタッカークレーンにカメラを設
けて保管物品を撮像し、インターネットを介して外部情
報処理端末に、保管物品の画像を送信する。外部情報処
理端末では、保管物品の画像を参照しながら、保管物品
の出庫や配送などを指示し、自動倉庫では指示に基づい
て保管物品を出庫し、指定された配送先へ物品を配送す
る。 【効果】 外部から容易にトランクルーム内の保管物品
への出庫や配送などの指示ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、倉庫とネットワークと
倉庫の内外の情報処理端末とを用いて、トランクルーム
サービスを提供するシステムに関する。
【0002】
【従来技術】自動倉庫は、工場や配送センター等の倉庫
として広く用いられている。発明者は、自動倉庫を一般
消費者等のためのトランクルームとして用いることを検
討している。発明者はこの過程で、一般ユーザーとのイ
ンターフェースが重要であることを認識した。自動倉庫
は長年の実績がある完成されたシステムであるが、一般
消費者が自動倉庫を自分で操作することには問題があ
る。例えば入庫や出庫の作業に手間取り、自動倉庫の入
出庫ステーションが渋滞することが考えられる。さらに
一般消費者が自動倉庫まで出向くのは面倒である。発明
者はこれらの点を検討し、この発明に到った。
【0003】
【発明の課題】この発明の基本的課題は、トランクルー
ムとしての倉庫に保管した物品を、ユーザーが自宅等で
あたかも見ているようにしながら、出庫等の指示をでき
るようにすることにある(請求項1〜3)。請求項2の
発明での追加の課題は、保管物品の配送を同様にユーザ
ーの情報処理端末から指示できるようにすることにあ
る。請求項3の発明での追加の課題は、保管物品を簡単
に撮像するための具体的な手法を提供することにある。
【0004】
【発明の構成】この発明のトランクルームシステムは、
情報処理端末を設けた倉庫を、ネットワークを介して、
外部の情報処理端末と接続し、倉庫には保管物品を撮像
するためのカメラを設けて、撮像した物品の画像をネッ
トワークを介して外部の情報処理端末へ送信し、さらに
外部の情報処理端末からの、物品の保管に関する指示
を、ネットワークを介して受信して、倉庫の情報処理端
末で処理するようにしたものである(請求項1)。倉庫
には自動倉庫の他に平置倉庫などを用い、倉庫の情報処
理端末と外部の情報処理端末の間には、ネットワークの
他に、物流コンピュータやWEBサーバなどを介在させ
ても良い。物品の保管に関する指示としては、入庫、出
庫などがある。
【0005】好ましくは、保管物品の入庫または出庫と
配送とのセットを、外部情報処理端末から指示できるよ
うにし、かつ倉庫の情報処理端末は物品の入庫または出
庫を処理するようにし、さらに指示に従って物品の配送
を管理するための管理手段を設ける(請求項2)。
【0006】また好ましくは、倉庫を自動倉庫とし、カ
メラを自動倉庫の入出庫装置、例えば入出庫用のスタッ
カークレーンや入出庫ステーション、に設ける(請求項
3)。
【0007】
【発明の作用と効果】この発明では、倉庫に保管した物
品をカメラで撮像して、この画像をネットワークを介し
て、ユーザーの情報処理端末に送信して表示する。ユー
ザーはこの画像を見ながら、物品の保管に関する指示を
ネットワークを介して送信できる。このためユーザーは
保管物品の画像を見ながら指示を行うことができ、利便
性が向上する。また倉庫として自動倉庫を用いる場合で
も、ユーザーが直接自動倉庫を操作する必要がない(請
求項1)。
【0008】請求項2の発明では、ユーザーの指示に従
って、保管物品の入出庫を行うと共に、管理手段で物品
の配送を管理するので、物品の入出庫から配送までを統
合したシステムを提供できる(請求項2)。
【0009】請求項3の発明では、倉庫を自動倉庫と
し、この倉庫の入出庫装置にカメラを設けるので、保管
物品の画像を容易に撮像できる。また倉庫を自動倉庫と
しても、入庫や出庫の指示自体はネットワークを介して
外部の情報処理端末から行えるので、ユーザーは容易に
トランクルームシステムを利用できる(請求項3)。
【0010】
【実施例】図1,図2に実施例のトランクルームシステ
ムを示す。これらの図において、2は自動倉庫で、例え
ばバケット単位で棚に物品を保管するものである。4は
自動倉庫のスタッカークレーンで、6はスタッカークレ
ーン4に設けた昇降台で、8はカメラで、CCDカメラ
等を用い、昇降台4等に取り付ける。カメラ8は、昇降
台4上のバケット内の保管物品を撮像するようにしても
良く、あるいは昇降台4から自動倉庫2の棚内にカメラ
が進入して、棚内の保管物品を撮像するようにしても良
い。10はクレーン制御部で、スタッカークレーン4や
カメラ8等を制御する。12は倉庫コンピュータで、自
動倉庫2を制御し、倉庫の情報処理端末の例である。
【0011】自動倉庫2の入出庫装置は、スタッカーク
レーン4の他に、入出庫ステーション等を意味するもの
とし、カメラ8は、クレーン4に設ける他に、入出庫ス
テーションに設けても良い。またカメラ8は、物品の入
庫時等に、入出庫ステーション上やスタッカークレーン
4の昇降台6上で保管物品を撮像して、倉庫コンピュー
タ12に画像ファイルとして保管する、あるいは外部情
報処理端末からのアクセスがある都度、スタッカークレ
ーン4を所定の棚へと移動させて、物品を昇降台6上に
移載し、その都度保管物品を撮像するようにする。入庫
時等に撮像した画像を画像ファイルとして保管しておけ
ば、ユーザーからのアクセス時に直ちに画像を表示でき
る。また毎回その都度撮像するようにすれば、その時点
での実際の画像を撮像できる。好ましくは、入庫時に保
管物品を撮像して倉庫コンピュータ12に保管して、外
部からのアクセスに対して最初は保管画像を表示し、次
いで保管物品を昇降台6上へ引き出して、その時点で撮
像した画像を表示する。
【0012】14は物流コンピュータで、倉庫コンピュ
ータ12に対して入庫や出庫等の指示を行い、倉庫コン
ピュータ12から保管物品のリストや保管物品の画像等
を受け取る。16は配送コンピュータで、配送の管理手
段の例で、配送センターに設置された固定のコンピュー
タ等を想定し、物流コンピュータ14から荷積み場所と
届け先並びに配送する物品のリスト等の配送の指示を受
ける。配送コンピュータ16に代えて、トラック等に搭
載した移動端末を用い、物流コンピュータ14から配送
を指示するようにしても良い。
【0013】18はWEBサーバで、インターネット2
0との接続に用い、用いるネットワークはインターネッ
ト20に限らず、他の専用ネットワーク、あるいはオー
プンネットワーク等とする。22は外部情報処理端末
で、ここでは家庭にある固定端末を想定するが、これ以
外に一般の事務所や会社、工場等の端末でも良く、また
携帯端末等でも良い。外部情報処理端末22は、インタ
ーネット20と接続できるだけの通信機能と、画面表示
のできる表示部と、キーボード等の入出力部を備えてい
るものとする。24は、外部情報処理端末22に表示さ
れた画面表示で、自動倉庫2に保管している物品の品目
リストと、カメラ8で撮像した保管物品の画像とを合成
した表示である。なお画面表示24では、カメラ8で撮
像した画像のうち、バケット等の余分な部分は削除して
ある。また外部情報処理端末22側から見ると、WEB
サーバ18がトランクルームシステムの入口に見える。
【0014】図2に、外部情報処理端末22とトランク
ルームシステムとの通信を、模式的に示す。ユーザーは
外部情報処理端末22からパスワード等を入力して、入
庫、出庫、棚卸し等のメニューを選択すると、それに応
じてユーザーのバケットでの保管物品の画像が送信さ
れ、端末22に表示される。28はユーザーとの通信を
担当するグラフィックユーザーインターフェース(以下
GUI)で、例えば物流コンピュータに設け、30は在
庫ファイルで、例えば倉庫コンピュータに設け、ユーザ
ーの保管している物品の品目リストをGUI28へ送信
する。またカメラ8はバケットの画像を送信する。
【0015】GUI28には、画像認識部32と画像合
成部34と通信部36とがあり、画像認識部32は、在
庫ファイル30から得られる品目リストとカメラ8から
の画像とを参照して、画像中のどの位置にどの物品があ
るかを認識する。即ちカメラ8からの画像を認識すれ
ば、大まかな物品の形状を切り出すことができ、品目リ
ストから存在する物品のリストが得られるので、画像上
のどこにどのような物品が存在するかを認識できる。な
お画像認識部32は設けなくても良い。
【0016】画像合成部34はバケット中の保管物品画
像と在庫ファイルから得られた品目リストとを合成し、
通信部36に提供する。通信部36は、保管物品の画像
と品目リストとの合成画像を、インターネット等を介し
て外部情報処理端末22へ送信する。外部情報処理端末
22では、表示画面上の品目リストをクリックする、あ
るいは保管物品の画像をクリックすることにより、物品
を指定できる。次に、表示画面上に設けた適宜のコマン
ド入力部等から、「何月何日何時に○○ゴルフ場まで配
達して」、「何月何日何時に自宅まで配達して」、等の
入力をする。
【0017】ユーザーの指示は物流コンピュータへ送ら
れ、倉庫コンピュータには、所定の日時に指定された物
品を出庫するとの指示に変換されて、物流コンピュータ
から指令される。また配送コンピュータ16には、所定
の日時に自動倉庫で指定された物品を受け取り、指定さ
れた配達先まで配達するとの指示に変換されて送信され
る。これらに従って、ユーザーが指示した物品が指示先
まで配達される。
【0018】実施例の動作を説明する。ユーザーは適宜
の手法により自己のパスワード等を取得し、料金の支払
方法等を決定する。なお支払方法には、電子決済等も含
む。これらに伴ってユーザーは、自動倉庫2をバケット
等の単位で間借りすることができる。入庫時には、ユー
ザーは外部情報処理端末22からGUI28を呼び出
し、保管中の品目リストと保管物品の画像とが表示され
る。これに対してユーザーは入庫しようとする物品名を
入力し、「自宅に何月何日何時に取りに来て」、あるい
は「△△△に何月何日何時に取りに来て」等を入力す
る。物品の引き取りは配送コンピュータで管理され、自
動倉庫には物品の入庫が予約され、実際に到着した段階
でそのユーザーのバケットに追加される。
【0019】ユーザーが保管物品の状況を見たいことが
ある。このことを仮に棚卸しと呼ぶと、棚卸し時にも同
様に保管物品の画像が表示され、ユーザーは保管物品の
画像を見、品目リストをチェックして、物品に異常がな
いかどうか、自分の思っている物品があるかどうか等を
チェックできる。出庫の場合、GUI28を介して保管
物品の画像を見、品目リストの物品名をクリックする、
あるいは出庫しようとする物品の画像をクリックする等
により、物品を指定する。次いで配送先やその時間等を
指定する。
【0020】このように実施例では、ユーザーは直接自
動倉庫を操作する必要が無く、外部の情報処理端末で保
管した物品の画像を見ながら、入庫や出庫あるいは棚卸
し等を指示でき、指定の時刻に指定の場所まで物品を配
送する、あるいは指定の時刻に指定の場所まで物品を引
き取りに来る等の配送サービスも指定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のトランクルームシステムの構成を示
すブロック図
【図2】 実施例での外部情報処理端末との通信を示す
ブロック図
【符号の説明】
2 自動倉庫 4 スタッカークレーン 6 昇降台 8 カメラ 10 クレーン制御部 12 倉庫コンピュータ 14 物流コンピュータ 16 配送コンピュータ 18 WEBサーバ 20 インターネット 22 外部情報処理端末 24 画面表示 26 バケット 28 グラフィックユーザーインターフェース(GU
I) 30 在庫ファイル 32 画像認識部 34 画像合成部 36 通信部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理端末を設けた倉庫を、ネットワ
    ークを介して、外部の情報処理端末と接続し、前記倉庫
    には保管物品を撮像するためのカメラを設けて、撮像し
    た物品の画像を前記ネットワークを介して外部の情報処
    理端末へ送信し、さらに外部の情報処理端末からの、物
    品の保管に関する指示を、前記ネットワークを介して受
    信して、倉庫の情報処理端末で処理するようにした、ト
    ランクルームシステム。
  2. 【請求項2】 保管物品の入庫または出庫と配送とのセ
    ットを、外部情報処理端末から、前記の指示として指示
    できるようにし、かつ倉庫の情報処理端末は物品の入庫
    または出庫を処理するようにし、さらに前記の指示に従
    って物品の配送を管理するための管理手段を設けたこと
    を特徴とする、請求項1のトランクルームシステム。
  3. 【請求項3】 前記倉庫が自動倉庫で、前記カメラを自
    動倉庫の入出庫装置に設けたことを特徴とする、請求項
    1または2のトランクルームシステム。
JP2000167280A 2000-06-05 2000-06-05 トランクルームシステム Pending JP2001341818A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030942A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Tpg:Kk 画像処理を伴うレンタル式倉庫管理システム
JP2008516868A (ja) * 2004-10-15 2008-05-22 アース クラス メイル コーポレイション アイテム管理システム及び関連方法
WO2019235164A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 株式会社エアトランク 情報処理装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040924