JP5498838B2 - 在席情報管理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、各支店で受電する全ての電話を集中受電するコールセンタにおいて、電話をかけた顧客の担当者の在席情報を管理する技術に関する。
現在、各支店で受電する全ての電話を担当者の業務効率化の観点からコールセンタに転送して集中受電されるシステムが構築されている。このような集中受電システムは、顧客からの問い合わせや注文などのインバウンド業務及び新規顧客開拓や休眠顧客への商品紹介、セミナー紹介などのアウトバウンド業務を専門とするコールセンタ業務において有効である。
顧客が支店へ電話すると、コールセンタへ自動的に転送される。コールセンタのオペレータは、電話を順次受け付ける。オペレータは、自身で解決できないような内容の問い合わせの電話を、その顧客の担当者へ転送することができる。オペレータは、電話を転送する前に、転送先である担当者の在席情報をデータセンタのWEBサーバにアクセスしてリアルタイムに確認することができる。
在席情報は、担当者自身で設定し、データセンタのRDB(Relational Database)サーバに蓄積されている。オペレータは、WEBサーバにアクセスしてRDBサーバに蓄積されている在席情報を取得できる。オペレータは、取得した在席情報に基づいて、転送先である担当者が在席であると確認できた場合、電話を転送できる。
しかしながら、在席情報は、担当者自身の入力による在席/離席の設定に依存している。そのため、在席情報は、担当者の設定ミスや意図的な設定により、実際は在席しているにもかかわらず離席が設定されていたり、離席しているにもかかわらず在席が設定されていたりする。したがって、担当者の実際の在席情報とRDBサーバに記憶されている在席情報が異なる場合がある。
また、担当者は、重要な担当顧客がコールセンタに電話をかけていることをリアルタイムで知る手段を有さない。そのため、RDBサーバに記憶されている在席情報が誤っている場合、担当者は、営業機会の逸失や信頼の失墜などの危険性を伴う。したがって、各担当者の操作による設定ミスや意図的な設定等による在席情報への影響を極力少なくし、できるだけ正確な在席情報をオペレータへ通知できる装置が望まれている。さらに、各担当者が担当顧客からの電話をコールセンタで対応中であることをリアルタイムに知ることができる装置が望まれている。
そこで、この発明は、集中受電するコールセンタにおいて、各担当者の在席情報を的確に管理する在席情報管理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る在席情報管理装置は、各支店の各部屋への入退室を管理する管理手段から各社員の在席する部屋への入退室情報を取得すると共に、各支店で受電する全ての電話が転送されることにより集中受電するコールセンタ向けの装置であって、前記管理手段から前記入退室情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記入退室情報に基づいて、各社員と在席または離席とを対応付けた在席情報を設定する設定手段と、前記設定手段で設定された前記在席情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記在席情報を、ネットワークを介して接続されている前記コールセンタに設けられている端末に転送する転送手段とを備える。
上記した発明によれば、集中受電するコールセンタにおいて、各担当者の在席情報を的確に管理することができる。
本実施形態に係る集中受電コールセンタ向け在席情報管理装置を含む集中受電システムの構成を示すブロック図。 本実施形態に係る第1の退室管理システムの構成を示すブロック図。 本実施形態に係る担当者に割り当てられた端末に表示される画面図。 本実施形態に係るRDBサーバに記憶されているテーブルを示す図。 本実施形態に係るオペレータに割り当てられた端末に表示される画面図。
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る集中受電コールセンタ向け在席情報管理装置を含む集中受電システムの構成を示すブロック図である。集中受電システムは、支店1、データセンタ2、コールセンタ3に設けられている各部によって構成されている。はじめに、支店1の構成について説明する。支店1には、PBX(Private Branch eXchange)101、第1の入退室管理システム102、在席情報アプリケーション103が設けられている。PBX101は、顧客から支店1にかけられた全ての電話をコールセンタ3に転送する。第1の入退室管理システム102は、各社員の各部屋への入退室情報に基づいて、各社員の在席/離席を判断する。第1の入退室管理システム102は、各社員の入退室管理手段として機能する。在席情報アプリケーション103は、各担当者に割り当てられた端末に後述する在席情報の設定画面または受電通知画面を表示する。
次に、図2を用いて、第1の入退室管理システム102の構成について説明する。図2に示すように、第1の入退室管理システム102は、リーダ/ライタ1021、制御部1022、メモリ1023、送信部1024を備える。リーダ/ライタ1021は、各社員がICカードを翳すと、ICカードから情報を読み取りまたはICカードに情報を書き込む。リーダ/ライタ1021は、例えば、支店1の各部屋の入口に設けられている。制御部1022は、第1の入退室管理システム102の各部の動作を制御する。メモリ1023は、各種情報を記憶する。送信部1024は、ネットワークを介して、外部機器と情報を送受信する。
本実施形態では、以下に説明するように、第1の入退室管理システム102は、各部屋への入退室情報に基づいて、各社員の在席情報を判断する。メモリ1023は、例えば、社員ごとに、社員コードと社員の席が配置されている部屋に設けられているリーダ/ライタ1021を特定する情報とを対応付けて記憶している。制御部1022は、例えば部屋Aに設けられたリーダ/ライタ1021がICカードから社員コードを読み取ると、メモリ1023に社員コードが部屋Aに設けられたリーダ/ライタ1021を特定する情報と対応付けられて記憶されているか判断する。社員コードが部屋Aに設けられたリーダ/ライタ1021を特定する情報と対応付けられている場合、制御部1022は、リーダ/ライタ1021にICカードを翳した社員がその社員の席が配置されている部屋Aに入室したと判断する。社員コードが部屋Aに設けられたリーダ/ライタ1021を特定する情報と対応付けられていない場合、制御部1022は、リーダ/ライタ1021にICカードを翳した社員が部屋A以外の別の部屋に入室したと判断する。
制御部1022は、リーダ/ライタ1021による入退室情報に基づいて、ある社員はその社員の席が配置されている部屋に入室したと判断した場合、その社員の在席情報を在席と判断する。制御部1022は、リーダ/ライタ1021による入退室情報に基づいて、ある社員はその社員の席が配置されている部屋以外の部屋に入室したと判断した場合、その社員の在席情報を離席と判断する。送信部1024は、データセンタ2に適宜、入退室情報に基づく各社員の在席、離席を示す在席情報を送信する。
次に、データセンタ2の構成について説明する。データセンタ2には、第2の入退室管理システム201、RDB(Relational Database)サーバ202、在席情報管理システム203、コールセンタ用WEBサーバ204が設けられている。第2の入退室管理システム201は、第1の入退室管理システム102から送信される情報を受信する機能を有する。第2の入退室管理システム201は、第1の入退室管理システム102からの情報の取得手段として機能する。その後、第2の入退室管理システム201は、受信した情報をRDBサーバ202に転送する機能を有する。
RDBサーバ202は、各社員の在席情報を纏めた在席情報管理テーブルを記憶するサーバとして機能する。RDBサーバ202は、送受信部2021、制御部2022、メモリ2023を備える。送受信部2021は、第2の入退室管理システム201、在席情報管理システム203、コールセンタ用WEBサーバ204と情報を送受信する。制御部2022は、RDBサーバ202の各部を制御する。メモリ2023は、各種情報を記憶する。本実施形態では、メモリ2023は、第1の入退室管理システム201から取得した入退室情報に基づく在席情報(ここでは、取得在席情報と称す)、及び後述する各社員が在席アプリケーション103で入力した在席情報(ここでは、入力在席情報と称す)に基づく在席情報管理テーブルを記憶する。したがって、RDBサーバ202は、少なくとも取得在席情報を自動的に取得し、蓄積することができる。
在席情報管理システム203は、在室情報アプリケーション103を管理する機能を有する。在席情報管理システム203は、送受信部2031、制御部2032を備える。送受信部2031は、在室情報アプリケーション103、RDB(Relational Database)サーバ202、コールセンタ用WEBサーバ204と情報を送受信する。制御部2032は、在席情報管理システム203の各部を制御する。
コールセンタ用WEBサーバ204は、WEBアプリケーション302を管理する機能を有する。コールセンタ用WEBサーバ204は、送受信部2041、制御部2042を備える。送受信部2041は、RDB(Relational Database)サーバ202、在席情報管理システム203、WEBアプリケーションと情報を送受信する。制御部2031は、在席情報管理システム203の各部を制御する。
図1では、第2の入退室管理システム201、RDBサーバ202、在席情報管理システム3、コールセンタ用WEBサーバ204を異なる構成として示しているが、これに限られない。これらの機能を備える一つのサーバ(在席情報管理装置)がデータセンタ2に設けられていてもよい。在席情報管理装置は、第2の入退室管理システム201、RDBサーバ202、在席情報管理システム3、コールセンタ用WEBサーバ204それぞれの機能を一体として構成される。
次に、コールセンタ3の構成について説明する。コールセンタ3には、CTI(Computer Telephony Integration)サーバ301、WEBアプリケーション302が設けられている。CTIサーバ301は、支店1のPBX101から転送される全ての電話を一極管理する。CTIサーバ301は、複数のオペレータに順次電話を転送する。WEBアプリケーション302は、各オペレータに割り当てられた電話機能を備える端末に後述する在席情報一覧画面を表示する。
次に、RDBサーバ202に記憶されている在席情報一覧の収集動作について説明する。はじめに、RDBサーバ202は、第2の入退室管理システム201を介して取得在席情報を取得する。RDBサーバ202の制御部2022は、取得在席情報に基づいて、各社員の在席/離席を設定したメモリ2023に記憶されている在席情報管理テーブルを更新する。制御部2022は、在席情報管理テーブルの設定手段として機能する。メモリ2023は、在席情報管理テーブルの記憶手段として機能する。制御部2022は、在席情報管理テーブルには、予め、電話の転送先対象の社員(担当者と称す)が記憶されている。
担当者は、自身の在席情報について在席情報アプリケーション103を用いて入力できる。さらに、他の担当者の在席情報の設定を許可された者(権限保有者と称す)は、自身の在席情報に加えて、許可された担当者の在席情報も在席情報アプリケーション103を用いて入力できる。
図3は、在席情報アプリケーション103により担当者または権限保有者の端末に表示される画面図である。図3(a)は、在席情報入力画面の画面図である。担当者は、在席情報アプリケーション103で例えばパスワードを入力すれば自身の在席情報入力画面を端末に表示させられる。権限保有者は、在席情報アプリケーション103で許可された担当者のパスワードを入力すれば、その担当者の在席情報入力画面を端末に表示させられる。
在席情報入力画面では、担当者の離席理由、戻り予定時間、代理応答者(コールセンタ3から転送される電話を代理で応答する者)、緊急連絡先、メモの項目を手動で入力できる。在席情報アプリケーション103は、離席理由及び代理応答者の項目を予め設定された候補の中から選択できるように表示する。離席理由と戻り時間は、在席情報管理システム203による後述するアラーム通知に必要なため必須入力項目となる。担当者は、在席情報入力画面上で各項目を必要に応じて入力した後に保存を選択する。
ここでは、社員CD(コード)2010004の担当者が離席理由を外出、戻り時間を18:00、代理応答者をなし、緊急連絡先を090−XXX−YYY、メモとして緊急連絡先に連絡する内容を入力した例である。RDBサーバ202は、入力在席情報に基づいて、在席情報管理テーブルの各項目を更新する。担当者の在席情報を担当者自身以外に権限保有者にも許可されているのは、次のような理由からである。例えば、担当者が外出先から権限保有者に対して現在の状態を設定してもらうなど、権限保有者は、一定権限の中で汎用的運用を可能とする。さらに、権限保有者は、担当者の在席情報の設定忘れ防止や離席時間の延長など、在籍情報を柔軟に設定できる。
在席情報アプリケーション103は、在席情報入力画面上で在席情報が入力されると、入力在席情報を在席情報管理システム203へ送信する。在席情報管理システム203は、在席情報アプリケーション103から受信した入力在席情報をRDBサーバ202へ転送する。RDBサーバ202の制御部2022は、入力在席情報に基づいて、各担当者の在席/離席を設定した在席情報管理テーブルを更新してメモリ2023に記憶させる。
図4は、RDBサーバ202に記憶されている各種テーブルを示す図である。図4(a)は、在席情報管理テーブルの一例を示す図である。在席情報管理テーブルは、転送先として記憶されている担当者の情報を管理している。在席情報一覧テーブルは、担当者ごとに支店CD、社員CD、状態、戻り予定時間、電話番号、緊急連絡先、代理応答者、メモの項目が対応付けられている。これらの項目は一例であり、在席情報一覧テーブルに他の項目を付加してもよい。
支店CDの項目は、担当者の所属している支店に割り当てられた既定のコード番号を保存する。社員CDの項目は、担当者ごとに割り当てられた既定のコード番号を保存する。状態の項目は、担当者の在席状態をコード値で保存する。戻り予定時間の項目は、在席情報入力画面上で担当者によって入力された時間を保存する。電話番号の項目は、担当者ごとの割り当てられた既定の電話番号を保存する。緊急連絡先の項目は、担在席情報入力画面上で担当者によって入力された緊急連絡先を保存する。代理応答者の項目は、在席情報入力画面上で担当者によって入力された電話を受けてもらうための代理応答者の社員CDを保存する。メモの項目は、在席情報入力画面上で担当者によって入力された特記事項を保存する。
支店CD、社員CD、電話番号は、既定項目としてはじめから在席情報管理テーブルに保存する。状態の項目は、取得在席情報及び入力在席情報に基づいて更新される。戻り予定時間、緊急連絡先、代理応答者、メモの項目は、入力在席情報に基づいて更新される。RDBサーバ202は、コールセンタ3の業務時間が終了すると、在席情報一覧テーブルのうち、既定項目以外の状態、戻り予定時間、緊急連絡先、代理応答者、メモの項目の情報をリセットする。
図4(b)は、在席状態マスタテーブルの一例を示す図である。在席状態マスタテーブルは、担当者の在席状態の内容とコード値を対応付けている。さらに、在席状態マスタテーブルは、在席情報管理テーブルの状態の項目とコード値で関連付けている。在席状態の内容は、応答可、欠勤、会議、接客、作業、外出、離席、食事が設定されている。在席状態マスタテーブルの内容は、追加/編集/削除などメンテナンスできる。
RDBサーバ202の制御部2022は、取得在席情報に基づいて在席と判断すると、在席と判断された担当者の状態の項目に応答可に対応するコード値0に更新して在席情報管理テーブルをメモリ2023に記憶させる。同様に、RDBサーバ202の制御部2022は、入力在席情報に基づいて、担当者の状態の項目にコード値を更新して在席情報管理テーブルをメモリ2023に記憶させる。したがって、在席情報アプリケーション103は、在席情報入力画面上の離席理由の項目として在席状態マスタテーブルに設定されている内容を選択可能な状態で表示する。
図4(c)は、支店マスタテーブルの一例を示す図である。支店マスタテーブルは、支店ごとの代表電話番号と支店CDを対応付けている。さらに、支店マスタテーブルは、在席情報管理テーブルの支店CDの項目とコード値で関連付けている。支店マスタテーブルの電話番号は、追加/編集/削除などメンテナンスできる。
ここで、在席情報管理テーブルにおける担当者ごとに設定された項目の一例として、図3(a)に示す在席情報入力画面上で社員CD(コード)2010004の担当者が入力した情報に基づいて説明する。RDBサーバ202の制御部2022は、入力在席情報及び在席状態マスタテーブルに基づいて、在席情報管理テーブルにおいて社員CDの項目が2010004に対応する状態の項目に外出を示す5を保存する。同様に、制御部2022は、入力在席情報に基づいて、戻り予定時間の項目に18:00、緊急連絡先の項目に090−XXX−YYY、代理応答者の項目は入力されていないのでNULLを保存する。以上のように、制御部2022は、担当者ごとに在席情報管理テーブルを更新してメモリ2023に記憶する。
次に、顧客が支店1に電話をかけた場合における支店1、データセンタ2、コールセンタ3の連携について説明する。はじめに、支店1のPBX101は、コールセンタ3のCTIサーバ301へ顧客がかけている電話を転送する。CTIサーバ301は、複数のオペレータの通話可能状態の端末に顧客がかけている電話を順次転送する。WEBアプリケーション302は、支店1から転送された顧客からの電話を受電すると、WEBアプリケーション302は、RDBサーバ202に記憶されている在席情報管理テーブルに基づく在席情報一覧を取得する。そして、WEBアプリケーション302は、オペレータに割り当てられた端末に在席情報一覧を表示する。
オペレータが端末で電話応対すると、WEBアプリケーション302は、コールセンタ用WEBサーバ204を介して、在席情報管理システム203に受電したことを通知する。WEBアプリケーション302は、例えば、各顧客の電話番号とその顧客CD、顧客名、その各顧客の担当者(社員コード)を対応付けた電話番号リストに基づいて、オペレータが電話応対中の顧客の担当者を在席情報一覧から取得すればよい。在席情報管理システム203は、オペレータが電話応対中の顧客の担当者に割り当てられた端末に対して、受電したことを即時に表示するように自動的に通知する。在席情報アプリケーション103は、担当者に割り当てられた端末で受電通知画面を表示する。在席情報管理システム203は、コールセンタ3で受電した電話番号と電話番号リストとに基づいて、各顧客に割り当てられた顧客CD、顧客名を取得する。そして、在席情報管理システム203は、コールセンタ3で受電した時刻、各顧客に割り当てられた顧客CD、顧客名、担当者の在籍情報を担当者に割り当てられた端末に送信する。ここでは、在席情報管理システム203は、コールセンタ3で受電した電話番号と電話番号リストとに基づいて、各顧客に割り当てられた顧客CD、顧客名を取得しているが、WEBアプリケーション302が同様の処理をしてもよい。
図3(b)は、受電通知画面の一例を示す図である。在席情報アプリケーション103は、受電通知画面に、コールセンタ3で受電した時刻、顧客ごとに割り当てられた顧客CD、顧客名、担当者の在籍情報を表示する。担当者は、受電通知画面上で、顧客に対してオペレータが電話応対中である旨を確認できる。また、担当者は、受電通知画面上で在席情報が誤っていると判断した場合、変更キーを選択する。在籍情報アプリケーション103は、図3(a)に示す在籍情報入力画面を端末に表示する。
したがって、オペレータと担当者は、リアルタイムで情報を相互に確認することができる。つまり、担当者は、自身の顧客からコールセンタ3で受電したことを受電時点で確認することができる。担当者は、受電確認画面を確認することで、在席情報を再度設定できる。在席情報アプリケーション103は、受電確認画面によって担当者に在席情報の設定の確認を促す。RDBサーバ202は、新たな入力在席情報に基づいて在席情報管理テーブルを更新する。オペレータは、最新の在席情報管理テーブルに基づく一覧情報を取取得できる。
次に、コールセンタ3における図4(a)に示す在席情報管理テーブルに基づく在席情報一覧の取得について説明する。コールセンタ用WEBアプリケーション302は、コールセンタ3で受電したとき(顧客とオペレータとの電話回線がCTIサーバ301を介して接続されたとき)に、在席情報管理テーブルの取得をコールセンタ用WEBサーバ204に問い合わせる。したがって、WEBアプリケーション302は、最新の在席情報管理テーブルに基づく在席情報一覧を取得できる。
RDBサーバ201は、在席情報マスタテーブルに基づいて、在席情報管理テーブルの状態の項目のコード値をこれに対応する内容に変換する。そして、RDBサーバ201は、在席情報管理テーブルの状態に保存されているコード値をこれに対応する内容に変換する。
コールセンタ用WEBサーバ204は、RDBサーバ202に記憶されている在席情報管理テーブルに基づく在席情報一覧を取得し、コールセンタ用WEBアプリケーション302に配信する。RDBサーバ202の送受信部2021または、コールセンタ用WEBサーバ204の送受信部2041は、在席情報一覧の転送手段として機能する。コールセンタ用WEBアプリケーション302は、在席情報管理テーブルに基づく在席情報一覧をオペレータの所有する端末に表示する。オペレータは、端末に表示された在席情報一覧を視認することで、電話の転送先となる担当者の在席情報及びどの番号に電話を転送すれば良いのかを確認できる。
コールセンタ3には、複数のオペレータ、それに対応するコールセンタ用WEBアプリケーション302を有する端末が設けられている。したがって、コールセンタ用WEBサーバ204は、在席情報管理テーブルに基づく在席情報一覧を複数のコールセンタ用WEBアプリケーション302に一斉に配信する。コールセンタ3のWEBアプリケーション302は、定期的に在席情報管理テーブルに基づく在席情報一覧の取得をコールセンタ用WEBサーバ204に問い合わせるようにしてもよい。
ここでは、RDBサーバ201が在席情報マスタテーブルに基づいて、在席情報管理テーブルを在席情報管理一覧に変換してコールセンタ用WEBアプリケーション302に配信しているがこれに限られない。例えば、コールセンタ用WEBアプリケーション302が在席情報マスタテーブル及び在席情報管理テーブルに基づいて在席情報管理一覧に変換するようにしてもよい。
図5は、WEBアプリケーション302がオペレータに割り当てられた端末に表示する在席情報管理テーブルに基づく在席情報一覧を画面図である。図5(a)は、在席情報一覧の画面図の一例である。在席情報一覧の画面では、担当者ごとに支店CD,社員CD、状態が対応付けられている。オペレータは、在席情報一覧画面上で顧客の電話の転送先となる担当者を探すことができる。オペレータが在席情報一覧画面上で担当者の社員CDを選択すると、WEBアプリケーション302は、在席情報一覧に基づいて、選択された担当者の転送先(社員CDと名前)、電話番号の内容を画面下部に表示する。ここでは、オペレータが電話応対中の顧客の担当者の状態が応答可であるため、在席情報一覧画面に表示される電話番号は、担当者に割り当てられた担当者席の電話番号である。オペレータが電話機アイコンを選択すると、WEBアプリケーション302は、選択された番号に電話の転送処理を開始する。
図5(b)は、在席情報一覧の画面図の他の一例である。ここでは、オペレータが電話応対中の顧客の担当者の状態が外出である。そのため、在籍情報管理テーブルでは、少なくもと緊急連絡先とメモの項目が担当者によって入力されている。オペレータが在席情報一覧画面上で担当者の社員CDを選択すると、WEBアプリケーション302は、在席情報一覧に基づいて、選択された担当者の転送先(社員CDと名前)、電話番号、緊急連絡先、メモの内容を画面下部に表示する。オペレータが緊急連絡先に対応する電話機アイコンを選択すると、WEBアプリケーション302は、選択された緊急連絡先に電話の転送処理を開始する。
図5(c)は、在席情報一覧の画面図の他の例である。ここでは、オペレータが電話対応中の顧客の担当者の状態が欠勤である。そのため、オペレータが在席情報一覧画面上で担当者の社員CDを選択すると、WEBアプリケーション302は、在席情報一覧に基づいて、選択された担当者の転送先(支店CDと支店名)、支店の代表電話番号を画面下部に表示する。ここで、在席情報一覧の支店CDは、支店マスタテーブルによって支店の代表電話番号とリンクしているため、WEBアプリケーション302は、社員CDの選択に基づいて担当者の属する支店の代表電話番号を表示することができる。オペレータが支店の代表電話番号に対応する電話機アイコンを選択すると、WEBアプリケーション302は、選択された番号に電話の転送処理を開始する。
図5(d)は、在席情報一覧の画面図の他の例である。WEBアプリケーション302は、オペレータが電話応対中の顧客の担当者が在席情報一覧画面に存在する場合は、受電時に背景色を変化させる。これと同時に、WEBアプリケーション302は、自動的に、この担当者の転送先(社員CDと名前)、電話番号を画面下部に表示する。
オペレータは、顧客からの問い合わせ内容がオペレータ自身で対処できない、つまり、顧客の担当者に電話を転送する必要があると判断した場合、WEBアプリケーション302で端末に表示されている在席情報一覧の画面上で担当者をクリックする。WEBアプリケーション302は、CTIサーバ301に対して、顧客からの電話を担当者の連絡先に転送するように指示する。
次に、在席情報管理システム203による在席情報管理テーブルの管理について説明する。在席情報管理システム203は、定期的にRDBサーバ202に記憶されている在席情報管理テーブルのチェック及び在席情報アプリケーション103への確認をする。在席情報管理システム203は、在席情報一覧に信憑性に欠ける在席情報が存在すると判断した場合、担当者(設定されていれば権限保有者にも)に割り当てられた端末にアラーム通知を指示する。在席情報アプリケーション103は、在席情報管理システム203によるアラーム通知の指示に基づいて、端末からアラームを報知するように制御する。
信憑性に欠ける在席情報とは、例えば、在席情報管理テーブルに設定されている戻り時間を過ぎても、在席情報が離席のままとなっている場合である。在席情報管理システム203は、このようにRDBサーバ202に記憶されている在席情報管理テーブルをチェックする。担当者または権限保有者は、端末から報知されるアラームによって、在席情報アプリケーション103で表示された在席情報入力画面上で再度在席情報を入力するきっかけを得る。したがって、在席情報アプリケーション103は、アラームを報知することにより、担当者に対して在席情報の設定忘れ防止や離席延長などの在席情報の再設定を促す。
本実施形態によれば、従来、担当者による入力に依存していた在席情報を、支店に設けられている第1の入退室管理システム102により取得される在席情報によって一部自動化することにより、担当者の負担を減らすことができる。在席情報管理システム203は、在席情報に誤りがある可能性が高い場合、担当者ごとにアラーム通知を指示するので、各担当者に対して在席情報の設定を正しい状態にするように促すことができる。その結果、在席情報管理テーブルに保存されている情報は信頼性の高いものとなる。在席情報管理テーブルの信頼性が高まると、コールセンタ業務が円滑となり、受電待ち状態に伴う顧客の待ち時間が減少する。さらに、コールセンタ3のオペレータは、信頼性の高い在席情報一覧に基づいて、必要に応じて適切に電話番号に電話を転送することができる。一方、担当者は、自身の担当顧客がコールセンタ3のオペレータによって電話応対中であることを端末でリアルタイムに知ることができる。そのため、担当者は、コールセンタ3から電話が転送される可能性に備えることができる。
なお、本発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
101…PBX、102…第1の入退室管理システム、103…在席情報アプリケーション、201…第2の入退室管理システム、202…RDBサーバ、203…在席情報管理システム、204…コールセンタ用WEBサーバ、302…WEBアプリケーション、1011…リーダ/ライタ、1022…制御部、1023…メモリ、1024…送信部、2021…送受信部、2022…制御部、2023…メモリ、2031…送受信部、2022…制御部、2041…送受信部、2042…制御部。

Claims (5)

  1. 各支店の各部屋への入退室を管理する管理手段から各社員の在席する部屋への入退室情報を取得すると共に、各支店で受電する全ての電話が転送されることにより集中受電するコールセンタ向けの在席情報管理装置において、
    前記管理手段から前記入退室情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記入退室情報に基づいて、各社員と在席または離席とを対応付けた在席情報を設定する設定手段と、
    前記設定手段で設定された前記在席情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記在席情報を、ネットワークを介して接続されている前記コールセンタに設けられている端末に転送する転送手段と、
    を備えることを特徴とする在席情報管理装置。
  2. 請求項1に記載の在席情報管理装置において、前記管理手段はICカードから情報を読み取るまたは書き込むリーダ/ライタであることを特徴とする在席情報管理装置。
  3. 請求項1に記載の在席情報管理装置において、前記コールセンタに設けられている端末に転送された前記在席情報は、受電通知画面にて自動的に通知されることを特徴とする在席情報管理装置。
  4. 請求項1に記載の在席情報管理装置において、前記在席情報の中に信憑性に欠けるものが存在すると判断された場合には、前記コールセンタに設けられている端末にアラーム通知を行うことを特徴とする在席情報管理装置。
  5. 請求項1に記載の在席情報管理装置において、前記在席情報には、前記管理手段から取得した前記入退室情報に基づく取得在席情報と、在席情報入力画面より各社員の在席情報が入力された入力在席情報があり、前記取得在席情報と前記入力在席情報に基づいて在席状態が更新されることを特徴とする在席情報管理装置。



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