JP2001341620A - 自動変速機用パーキング装置 - Google Patents
自動変速機用パーキング装置Info
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- JP2001341620A JP2001341620A JP2000373128A JP2000373128A JP2001341620A JP 2001341620 A JP2001341620 A JP 2001341620A JP 2000373128 A JP2000373128 A JP 2000373128A JP 2000373128 A JP2000373128 A JP 2000373128A JP 2001341620 A JP2001341620 A JP 2001341620A
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- manual control
- parking
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/40—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
- F16H63/48—Signals to a parking brake or parking lock; Control of parking locks or brakes being part of the transmission
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T1/00—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
- B60T1/005—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles by locking of wheel or transmission rotation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/38—Detents
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品数を減らして製造原価を下げ、急な坂道
でも安心して駐車ができるようにし、さらに設置空間を
小さくして車両の軽量化に寄与することができる改良さ
れた自動変速機用パーキング装置を提供する。 【解決手段】 変速機ハウジングによって回動可能に支
持され、変速レバーと共に作動するマニュアルコントロ
ールシャフト、前記マニュアルコントロールシャフト上
に装着されるディテントプレート、変速機の伝導ギヤ上
に形成されている環状ギヤ、そして前記ディテントプレ
ートと環状ギヤとの間に配置され、変速機ハウジングに
固定されている支持シャフトを軸として回動可能に設置
されたスプレグとを備えたことを特徴とする。
でも安心して駐車ができるようにし、さらに設置空間を
小さくして車両の軽量化に寄与することができる改良さ
れた自動変速機用パーキング装置を提供する。 【解決手段】 変速機ハウジングによって回動可能に支
持され、変速レバーと共に作動するマニュアルコントロ
ールシャフト、前記マニュアルコントロールシャフト上
に装着されるディテントプレート、変速機の伝導ギヤ上
に形成されている環状ギヤ、そして前記ディテントプレ
ートと環状ギヤとの間に配置され、変速機ハウジングに
固定されている支持シャフトを軸として回動可能に設置
されたスプレグとを備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速機を搭載し
た車両のパーキング装置に係わる。
た車両のパーキング装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】車両用自動変速機は、動力伝達装置とし
て遊星ギヤメカニズムや無段変速メカニズムが用いられ
る。このような自動変速機において、前進、後進、中立
及び駐車などの所望の変速段を選択することは運転者の
変速レバーの操作によって行われる。特に、駐車(パー
キング)のためにP段(パーキングレンジ)が選択され
る場合、自動変速機の変速機軸はパーキング装置によっ
てロックされる。
て遊星ギヤメカニズムや無段変速メカニズムが用いられ
る。このような自動変速機において、前進、後進、中立
及び駐車などの所望の変速段を選択することは運転者の
変速レバーの操作によって行われる。特に、駐車(パー
キング)のためにP段(パーキングレンジ)が選択され
る場合、自動変速機の変速機軸はパーキング装置によっ
てロックされる。
【0003】図6は従来のパーキング装置を概略的に示
す。前記パーキング装置は、変速レバー(図示せず)の
作動によって回動できるように連結されたディテントプ
レート100、ディテントプレート100により作動す
るプッシュロッド102、プッシュロッド102の一端
に形成され、ガイド106に沿ってプッシュロッドによ
り往復運動するカム104、変速機ハウジング(図示せ
ず)にピボット可能に装着され、一端でカム104と接
触するパーキングスプレグ108、そしてパーキングス
プレグ108の他端に形成されている歯と噛み合って変
速機をロックするための多数のギヤ歯114を備えてい
る環状ギヤ112からなる。
す。前記パーキング装置は、変速レバー(図示せず)の
作動によって回動できるように連結されたディテントプ
レート100、ディテントプレート100により作動す
るプッシュロッド102、プッシュロッド102の一端
に形成され、ガイド106に沿ってプッシュロッドによ
り往復運動するカム104、変速機ハウジング(図示せ
ず)にピボット可能に装着され、一端でカム104と接
触するパーキングスプレグ108、そしてパーキングス
プレグ108の他端に形成されている歯と噛み合って変
速機をロックするための多数のギヤ歯114を備えてい
る環状ギヤ112からなる。
【0004】前記変速レバーがP段に位置するように操
作されると、プッシュロッド102は水平方向に移動し
てカム104がパーキングスプレグ108の一端を押し
上げ、結果的にパーキングスプレグ108の他端は下側
方向に移動するようになる。従って、パーキングスプレ
グ108は環状ギヤ112と噛み合って変速機を制動す
るようになる。
作されると、プッシュロッド102は水平方向に移動し
てカム104がパーキングスプレグ108の一端を押し
上げ、結果的にパーキングスプレグ108の他端は下側
方向に移動するようになる。従って、パーキングスプレ
グ108は環状ギヤ112と噛み合って変速機を制動す
るようになる。
【0005】前記のように従来のパーキング装置は、パ
ーキングスプレグ、環状ギヤ、プッシュロッド及びカム
など多数の部品で構成されていて、設置する際大きい空
間を占めるという短所があった。
ーキングスプレグ、環状ギヤ、プッシュロッド及びカム
など多数の部品で構成されていて、設置する際大きい空
間を占めるという短所があった。
【0006】さらに、車両が急な坂道に駐車している場
合、外部の衝撃によってパーキングスプレグが環状ギヤ
から分離される恐れもある。
合、外部の衝撃によってパーキングスプレグが環状ギヤ
から分離される恐れもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
従来のパーキング装置の問題点を解決するために案出さ
れたものであり、本発明の目的は、部品数を減らして製
造原価を下げ、急な坂道でも安心して駐車ができるよう
にすることはもちろん、設置空間を小さくして車両の軽
量化に寄与することができる改良された自動変速機用パ
ーキング装置を提供することにある。
従来のパーキング装置の問題点を解決するために案出さ
れたものであり、本発明の目的は、部品数を減らして製
造原価を下げ、急な坂道でも安心して駐車ができるよう
にすることはもちろん、設置空間を小さくして車両の軽
量化に寄与することができる改良された自動変速機用パ
ーキング装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を実現
するために、本発明による自動変速機用パーキング装置
は、変速機ハウジングに回動可能に支持されるマニュア
ル変速シャフト、前記マニュアル変速シャフト上に装着
されたディテントプレート、変速機の変速ギヤ上に形成
されている環状ギヤ、そして前記ディテントプレートと
環状ギヤとの間に配置され、変速機ハウジングに固定さ
れている支持シャフトを軸としてテコ作用をするスプレ
グからなる。
するために、本発明による自動変速機用パーキング装置
は、変速機ハウジングに回動可能に支持されるマニュア
ル変速シャフト、前記マニュアル変速シャフト上に装着
されたディテントプレート、変速機の変速ギヤ上に形成
されている環状ギヤ、そして前記ディテントプレートと
環状ギヤとの間に配置され、変速機ハウジングに固定さ
れている支持シャフトを軸としてテコ作用をするスプレ
グからなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例を
添付した図面に基づいて詳細に説明する。
添付した図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の自動変速機用パーキング
装置の分解斜視図である。
装置の分解斜視図である。
【0011】本発明によるパーキング装置は、変速機ハ
ウジング(図示せず)に回動可能に装着されるマニュア
ルコントロールシャフト4と一体に形成され、シフトレ
バーによって相互作用するディテントプレート2と、デ
ィテントプレート2と環状ギヤ34との間に配置され、
ディテントプレート2の作動によって前記環状ギヤと選
択的に噛み合うスプレグ12とを備えている。
ウジング(図示せず)に回動可能に装着されるマニュア
ルコントロールシャフト4と一体に形成され、シフトレ
バーによって相互作用するディテントプレート2と、デ
ィテントプレート2と環状ギヤ34との間に配置され、
ディテントプレート2の作動によって前記環状ギヤと選
択的に噛み合うスプレグ12とを備えている。
【0012】ディテントプレート2は、スプレグ12が
環状ギヤ34から離脱している間スプレグ12の一側端
を支持するために、その下端面にディテントカム6を備
えており、マニュアルコントロールシャフト4は、ディ
テントプレート2の下側においてマニュアルコントロー
ルシャフト4の下端部に形成されている二個のスプレグ
支持突起部8、10を備えている。二個のうち一つの支
持突起部8は、マニュアルコントロールシャフト4の下
部(ディテントプレート2の下側部分)を上下に2分し
たうちの上部(上段部)に形成されており、もう一つの
スプレグ支持突起部10は、マニュアルコントロールシ
ャフト4の下部を2分したうちの下部(下段部)にスプ
レグ突起部8とは反対方向に形成されている。
環状ギヤ34から離脱している間スプレグ12の一側端
を支持するために、その下端面にディテントカム6を備
えており、マニュアルコントロールシャフト4は、ディ
テントプレート2の下側においてマニュアルコントロー
ルシャフト4の下端部に形成されている二個のスプレグ
支持突起部8、10を備えている。二個のうち一つの支
持突起部8は、マニュアルコントロールシャフト4の下
部(ディテントプレート2の下側部分)を上下に2分し
たうちの上部(上段部)に形成されており、もう一つの
スプレグ支持突起部10は、マニュアルコントロールシ
ャフト4の下部を2分したうちの下部(下段部)にスプ
レグ突起部8とは反対方向に形成されている。
【0013】スプレグ12は、その一端にマニュアルコ
ントロールシャフト4の下側部を受けるためのU形状部
14、他端に環状ギヤ34を固定させるための突起部1
6、そして、このスプレグ12の中央部にウィンドウ1
8を備えている。
ントロールシャフト4の下側部を受けるためのU形状部
14、他端に環状ギヤ34を固定させるための突起部1
6、そして、このスプレグ12の中央部にウィンドウ1
8を備えている。
【0014】スプレグ12は、マニュアルコントロール
シャフト4の支持突起部8、10に各々対応して選択的
に連結されるように、U形状部の互いに対向する内側壁
に各々突起状に形成されているかかり部30、32を備
えている。
シャフト4の支持突起部8、10に各々対応して選択的
に連結されるように、U形状部の互いに対向する内側壁
に各々突起状に形成されているかかり部30、32を備
えている。
【0015】ウィンドウ18はスプレグの長手方向に長
い長方形の開孔であり、ウィンドウ18の両側壁にスト
ッパー26、28が各々形成されていてコイルスプリン
グ22、24がストッパー26、28に装着される。支
持シャフト20はウィンドウ18を貫通してウィンドウ
18の対向する両側でコイルスプリング22、24と連
結され、したがって、前記スプレグ12は直線運動と、
前記支持シャフト20を軸としてある程度の運動が可能
である。また、トーションスプリング29がスプレグ1
2の一端にある突起部16を下側に押すように支持シャ
フト20上に装着されている。
い長方形の開孔であり、ウィンドウ18の両側壁にスト
ッパー26、28が各々形成されていてコイルスプリン
グ22、24がストッパー26、28に装着される。支
持シャフト20はウィンドウ18を貫通してウィンドウ
18の対向する両側でコイルスプリング22、24と連
結され、したがって、前記スプレグ12は直線運動と、
前記支持シャフト20を軸としてある程度の運動が可能
である。また、トーションスプリング29がスプレグ1
2の一端にある突起部16を下側に押すように支持シャ
フト20上に装着されている。
【0016】図2で前記マニュアルシャフト4からU形
状部の両側壁までの距離AとBは、支持シャフト20か
ら前記ウィンドウ18の両側壁までの距離a’とb’よ
り大きくまたは同一であるように設定するのが好まし
い。
状部の両側壁までの距離AとBは、支持シャフト20か
ら前記ウィンドウ18の両側壁までの距離a’とb’よ
り大きくまたは同一であるように設定するのが好まし
い。
【0017】以下、実施例により本発明の自動変速機用
パーキング装置の作動を説明する。
パーキング装置の作動を説明する。
【0018】図2のように、マニュアルコントロールシ
ャフト4はU形状部14の中央部に位置し、支持シャフ
ト20はコイルスプリング22、24の伸張力によって
長方形ウィンドウ18の中央に位置するようになり、デ
ィテントカム6はかかり突起16を下側に押すトーショ
ンスプリング29の弾性力を克服するためにスプレグ1
2の一端を押すようになる。従って、かかり突起16は
スプレグ12が環状ギヤ34から分離された位置を維持
するようになる。
ャフト4はU形状部14の中央部に位置し、支持シャフ
ト20はコイルスプリング22、24の伸張力によって
長方形ウィンドウ18の中央に位置するようになり、デ
ィテントカム6はかかり突起16を下側に押すトーショ
ンスプリング29の弾性力を克服するためにスプレグ1
2の一端を押すようになる。従って、かかり突起16は
スプレグ12が環状ギヤ34から分離された位置を維持
するようになる。
【0019】図3のように、車両を駐車させるために変
速レバー(図示せず)がP段に位置するように操作され
ると、ディテントプレート2が回転してディテントカム
6がスプレグの一端を押していた状態を解除し、このよ
うな作動はスプレグ12のかかり突起16を下側方向に
移動するようにして環状ギヤ34のギヤ歯の間36に挿
入され、結果的には環状ギヤ34を固定させるようにな
る。この場合、スプレグ12は支持シャフト20と関連
してその右側に力Fcを受けるようになるが、この力は
環状ギヤ34の回転慣性によって分力Fa、Fbに分れ
るようになる。
速レバー(図示せず)がP段に位置するように操作され
ると、ディテントプレート2が回転してディテントカム
6がスプレグの一端を押していた状態を解除し、このよ
うな作動はスプレグ12のかかり突起16を下側方向に
移動するようにして環状ギヤ34のギヤ歯の間36に挿
入され、結果的には環状ギヤ34を固定させるようにな
る。この場合、スプレグ12は支持シャフト20と関連
してその右側に力Fcを受けるようになるが、この力は
環状ギヤ34の回転慣性によって分力Fa、Fbに分れ
るようになる。
【0020】しかし、スプレグ12の移動は力Faと関
連してはストッパー28、そして力Fbと関連してはス
プレグ支持突起8によって制限される。言い換えれば、
仮にスプレグ12が力Fcによって押されるとスプレグ
12は距離b’だけ移動し、ストッパー28が支持シャ
フト20と接触するようになり、同時にスプレグ支持突
起8はスプレグのかかり部30と接触するようになる。
さらに、ディテントプレート2のディテントカム6はス
プレグ12を下側に押して、スプレグ12がスプレグ支
持突起8とディテントカム6との間に固定されるように
する。このようにすることにより、スプレグ12が環状
ギヤ34から離脱することを防止することができる。
連してはストッパー28、そして力Fbと関連してはス
プレグ支持突起8によって制限される。言い換えれば、
仮にスプレグ12が力Fcによって押されるとスプレグ
12は距離b’だけ移動し、ストッパー28が支持シャ
フト20と接触するようになり、同時にスプレグ支持突
起8はスプレグのかかり部30と接触するようになる。
さらに、ディテントプレート2のディテントカム6はス
プレグ12を下側に押して、スプレグ12がスプレグ支
持突起8とディテントカム6との間に固定されるように
する。このようにすることにより、スプレグ12が環状
ギヤ34から離脱することを防止することができる。
【0021】図4は誤作動時のパーキング装置の状態を
示す図面である。仮にスプレグ12が不適切なタイミン
グに作動すれば、スプレグ12のかかり突起16が環状
ギヤ34のギヤ歯のエッジに衝突するようになり、スプ
レグ支持突起8がかかり部30にかからないようにな
る。その結果、かかり突起16が図3のような方法で次
のギヤ歯と噛み合うようになる。
示す図面である。仮にスプレグ12が不適切なタイミン
グに作動すれば、スプレグ12のかかり突起16が環状
ギヤ34のギヤ歯のエッジに衝突するようになり、スプ
レグ支持突起8がかかり部30にかからないようにな
る。その結果、かかり突起16が図3のような方法で次
のギヤ歯と噛み合うようになる。
【0022】図5は、車両を登攀傾斜路に駐車する場合
のパーキング装置の状態を示す。
のパーキング装置の状態を示す。
【0023】この場合、環状ギヤ34が時計回りに回転
してスプレグ12のかかり突起6が環状ギヤ34と噛み
合う間、スプレグ12が環状ギヤ34の回転慣性によっ
て引張られるようになる。
してスプレグ12のかかり突起6が環状ギヤ34と噛み
合う間、スプレグ12が環状ギヤ34の回転慣性によっ
て引張られるようになる。
【0024】しかしながら、スプレグ12の移動は、力
Fa’と関連してはストッパー26により、そして力F
b’と関連してはスプレグ支持突起10により制限され
る。言い換えれば、仮にスプレグ12が力Fcにより引
張られると、スプレグ12が距離“a”だけ移動し、ス
トッパー26は支持シャフト20と接触するようにな
り、同時にスプレグ支持突起10はスプレグ12のかか
り部32と接触するようになる。従って、スプレグ12
が環状ギヤ34から離脱することが防止される。
Fa’と関連してはストッパー26により、そして力F
b’と関連してはスプレグ支持突起10により制限され
る。言い換えれば、仮にスプレグ12が力Fcにより引
張られると、スプレグ12が距離“a”だけ移動し、ス
トッパー26は支持シャフト20と接触するようにな
り、同時にスプレグ支持突起10はスプレグ12のかか
り部32と接触するようになる。従って、スプレグ12
が環状ギヤ34から離脱することが防止される。
【0025】
【発明の効果】前記のように本発明のパーキング装置
は、一体に構成されたスプレグを使用し、プッシュロッ
ド及びカムなどの部品を除去することによってその構成
を単純化し、装着空間が最少化されると共に製造費用も
節減することができる。
は、一体に構成されたスプレグを使用し、プッシュロッ
ド及びカムなどの部品を除去することによってその構成
を単純化し、装着空間が最少化されると共に製造費用も
節減することができる。
【0026】さらに、前記ディテントプレートのスプレ
グ支持突起と前記スプレグのかかり部が、前記パーキン
グスプレグが環状ギヤから離脱しないように選択的に相
互作用するので、坂道でも信頼して駐車することができ
る。
グ支持突起と前記スプレグのかかり部が、前記パーキン
グスプレグが環状ギヤから離脱しないように選択的に相
互作用するので、坂道でも信頼して駐車することができ
る。
【図1】本発明の実施例によるパーキング装置の分解斜
視図である。
視図である。
【図2】解除時のパーキング装置正面図である。
【図3】ロック時のパーキング装置正面図である。
【図4】誤作動時のパーキング装置正面図である。
【図5】車両を登攀傾斜路にパーキングした時のパーキ
ング装置正面図である。
ング装置正面図である。
【図6】従来のパーキング装置を示す概略図である。
2、100 : ディテントプレート 4 : マニュアルコントロールシャフト 6 : ディテントカム 8、10 : 支持突起部 12 : スプレグ 14 : U形状部 16 : かかり突起部 18 : ウィンドウ 20 : 支持シャフト 22、24 : コイルスプリング 26、28 : ストッパー 29 : トーションスプリング 30、32 : かかり部 34、112 : 環状ギヤ 36 : ギヤ歯の間 102 : プッシュロッド 104 : カム 106 : ガイド 108 : パーキングスプレグ 114 : ギヤ歯 116 : スプリング
Claims (10)
- 【請求項1】 変速機ハウジングによって回動可能に支
持され、変速レバーと共に作動するマニュアルコントロ
ールシャフトと;前記マニュアルコントロールシャフト
上に装着されるディテントプレートと;変速機の伝導ギ
ヤ上に形成されている環状ギヤと;そして前記ディテン
トプレートと環状ギヤとの間に配置され、変速機ハウジ
ングに固定されている支持シャフトを軸として回動可能
に設置されたスプレグとを備えたことを特徴とする自動
変速機用パーキング装置。 - 【請求項2】 マニュアルコントロールシャフトは、デ
ィテントプレートの下部においてその下側に形成された
第1及び第2スプレグ支持突起を備え、前記第1スプレ
グ支持突起は前記マニュアルコントロールシャフトの下
側上段部に形成されており、前記第2スプレグ支持突起
は、前記マニュアルコントロールシャフトの下側下段部
に第1スプレグ支持突起と反対に形成されていることを
特徴とする請求項1記載の自動変速機用パーキング装
置。 - 【請求項3】 ディテントプレートは、スプレグが環状
ギヤから離脱した状態で維持されるようにスプレグの一
端を押すためのディテントカムを含むことを特徴とする
請求項1記載の自動変速機用パーキング装置。 - 【請求項4】 スプレグは、マニュアルコントロールシ
ャフトの下部を受入れるためにスプレグの一端に延長形
成されたU形状部を含むことを特徴とする請求項1記載
の自動変速機用パーキング装置。 - 【請求項5】 スプレグは、環状ギヤと選択的に噛み合
うことができるように、スプレグの他端において下側に
突出したかかり突起を含むことを特徴とする請求項4記
載の自動変速機用パーキング装置。 - 【請求項6】 U形状部は、スプレグ支持突起と対応す
るように、対向する内側壁に形成された一対のかかり部
を備えていることを特徴とする請求項4記載の自動変速
機用パーキング装置。 - 【請求項7】 スプレグは、支持シャフトが貫通する開
孔を備え、この開孔は支持シャフトからマニュアルコン
トロールシャフトに向かう方向を長軸とする細長形状で
あることを特徴とする請求項4記載の自動変速機用パー
キング装置。 - 【請求項8】 細長形の開孔の長手方向の両側壁には、
コイルスプリングが装着されたストッパーを備えている
ことを特徴とする請求項7記載の自動変速機用パーキン
グ装置。 - 【請求項9】 スプリングは、支持シャフトの均衡を合
せるために支持シャフトに連結されることを特徴とする
請求項8に記載の自動変速機用パーキング装置。 - 【請求項10】 スプレグは、スプレグのかかり突起を
下側方向に押すためのトーションスプリングによって支
持シャフトと連結されていることを特徴とする請求項7
記載の自動変速機用パーキング装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019990066740A KR100350125B1 (ko) | 1999-12-30 | 1999-12-30 | 차량용 파킹기구 |
KR1999/P66740 | 1999-12-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001341620A true JP2001341620A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=19633875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000373128A Pending JP2001341620A (ja) | 1999-12-30 | 2000-12-07 | 自動変速機用パーキング装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
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