JP2001341498A - 転写シート - Google Patents

転写シート

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JP2001341498A
JP2001341498A JP2000161530A JP2000161530A JP2001341498A JP 2001341498 A JP2001341498 A JP 2001341498A JP 2000161530 A JP2000161530 A JP 2000161530A JP 2000161530 A JP2000161530 A JP 2000161530A JP 2001341498 A JP2001341498 A JP 2001341498A
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JP2000161530A
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English (en)
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Takashi Iizuka
孝志 飯塚
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持体シート上に印刷した凹凸模様賦形層に
関連する印刷品質が確認し易い転写シートとする。 【解決手段】 支持体シート1上に、支持体シートとは
接着し且つ転写層3からは剥離でき、転写後の転写層表
面に凹凸模様を賦形する為の凹凸模様賦形層2を有し、
この凹凸模様賦形層上に転写層として、少なくとも剥離
層4、絵柄層5を順次積層した転写シートにて、凹凸模
様賦形層を着色した層とする。支持体シートはポリエス
テル系樹脂シート、凹凸模様賦形層はアミノアルキド樹
脂、ポリエステル樹脂及びメラミン樹脂の混合物の硬化
物でカーボンブラックが添加されている構成等が好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写と同時に、転
写した転写層表面に凹凸模様を賦形できる転写シートに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、転写した転写層の表面に、凹凸模
様を転写と同時に形成できる転写シートとしては、転写
層を形成する支持体シート上に、硬化性樹脂からなる凹
凸模様賦形層を印刷等で設けた構成の転写シートがあっ
た(特公昭56−43875号公報、特開昭63−29
5300号公報等参照)。この凹凸模様賦形層は、支持
体シートの剥離時に支持体シートと共に一体となって転
写層から剥離することで、転写された転写層表面に凹凸
模様を賦形する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な従来の凹凸模様賦形層は、いずれも透明であった。
この為、支持体シートとして透明ポリエチレンテレフタ
レートフィルム等の上に印刷形成された凹凸模様賦形層
の印刷品質、例えば凹凸模様賦形層用のインキの転移
性、或いは(絵柄層形成後において)絵柄層の絵柄との
見当等を目視で容易に確認できなかった。この為、転写
後になって賦形された凹凸模様の不良が顕在化する場合
もあった。
【0004】そこで、本発明の課題は、支持体シート上
に印刷形成した凹凸模様賦形層に関連した印刷品質の確
認が容易な転写シートを提供する事である。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
すべく、本発明の転写シートでは、支持体シート上に、
該支持体シートとは接着し、且つ転写層からは剥離可能
であり、転写後の転写層表面に凹凸模様を賦形する為の
凹凸模様賦形層を有し、該凹凸模様賦形層上に転写層と
して、剥離層、絵柄層を順次積層した転写シートにおい
て、前記凹凸模様賦形層を着色して構成した転写シート
とした。
【0006】この様に、支持体シート上の凹凸模様賦形
層を着色しておけば、形成された凹凸模様賦形層が表現
する凹凸模様を着色パターンとして目視等で容易に認識
出来る。従って、凹凸模様賦形層として転移したインキ
の転移形状から凹凸模様賦形層自体の印刷品質を容易に
確認できる。また、絵柄層の絵柄を凹凸模様賦形層と見
当合わせする事もでき、絵柄層と凹凸模様賦形層との見
当の印刷品質も容易に確認できる。従って、これら凹凸
模様賦形層に関連する印刷品質を容易に確認できる。
【0007】また、本発明の転写シートは、上記構成に
対して更に、上記支持体シートがポリエステル系樹脂か
らなり、且つ上記凹凸模様賦形層は、アミノアルキド樹
脂、ポリエステル樹脂、及びメラミン樹脂の混合物の硬
化物にカーボンブラックが添加されている構成の転写シ
ートとした。
【0008】この様に、支持体シートを汎用性があり、
耐熱性、強度、転写層との剥離性等に優れたポリエステ
ル系樹脂で構成し、且つ凹凸模様賦形層をアミノアルキ
ド樹脂、ポリエステル樹脂及びメラミン樹脂の混合物と
いう特定の樹脂の硬化物で構成しなお且つ着色剤として
カーボンブラックを添加しておくことで、凹凸模様賦形
層に関連した印刷品質を容易に確認出来る他に、更に、
凹凸模様賦形層は支持体シートとの密着も良く、転写の
際に支持体シート剥離時には、確実に凹凸模様賦形層と
転写層間で剥離させることができる。また、2液硬化型
ウレタン樹脂を使用する場合に比べて、凹凸模様賦形層
の硬化時間を速くして生産性も優れた転写シートとする
事もできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0010】〔層構成概要〕本発明の転写シートは、図
1の断面図で示す基本的構成の転写シートSの如く、支
持体シート1上に着色された凹凸模様賦形層2を有し、
該凹凸模様賦形層2上の転写層3として、少なくとも剥
離層4、絵柄層5をこの順に積層した構成の転写シート
である。
【0011】そして、本発明の転写シートSで転写すれ
ば、ローラ転写法による場合の図2の概念図で示す如
く、弾性体ローラRで転写圧加圧後、支持体シート1を
剥離するときは、凹凸模様賦形層2は支持体シート1と
共に一体となって転写層3から剥離される事で、該凹凸
模様賦形層2によって、少なくとも剥離層4及び絵柄層
5からなる転写後の転写層3の表面に凹凸模様7を賦形
できる事になる。なお、同図では転写層3に接着剤層6
も含まれる場合を示す。なお、剥離層は、絵柄層は通常
は薄い為に凹凸模様賦形層の凹凸を完全に受容して絵柄
層による転写層表面に凹凸模様を表現し難い為に設け
る。もちろん、剥離層は、絵柄層の表面保護、転写時の
剥離力を適正化する等の役割も担う。
【0012】以下、各層について更に説明する。
【0013】〔支持体シート〕支持体シート1として
は、基本的には特に限定は無く従来公知の物の中から適
宜選択使用すれば良い。例えば、支持体シートは、樹脂
シート、金属箔、紙、及びこれら2種以上の積層体等が
使用される。なかでも、熱可塑性のポリエステル系樹脂
からなる樹脂シートは支持体シートとして後述の如く好
適な材料である。該ポリエステル系樹脂の具体的として
は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリアリレート、ポリエチレンナフ
タレート、エチレン−テレフタレート−イソフタレート
共重合体等の熱可塑性ポリエステル樹脂等が挙げられ
る。この様なポリエステル系樹脂を用いた支持体シート
のなかでも、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムは代表的である。この他、支持体シートとして用い
ることが出来る樹脂としては、ポリプロピレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体、ポリエチレン等のポリオレフ
ィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアミド等が挙げられ
る。なお、支持体シートの厚みは、通常は20〜200
μm程度である。
【0014】支持体シートの樹脂を、ポリエステル系樹
脂とする事によって、凹凸模様賦形層にアミノアルキド
樹脂、ポリエステル樹脂及びメラミン樹脂の混合物の硬
化物なる特定樹脂を使用する形態に於いて、支持体シー
トと凹凸模様賦形層との密着を良好にでき、転写の際に
支持体シートを剥離する時、支持体シートと凹凸模様賦
形層間で剥離するのを防げる。また、ポリエステル系樹
脂は、耐熱性、力学的強度ともに優れており、転写時の
熱や応力による破断や変形、及び支持体シート剥離時の
支持体シート破断を生じ難く、転写シートの剥離層とし
て用いられる多くの樹脂との剥離性が良好であり、且つ
入手の容易性、価格の点からも支持体シートとして好適
である。
【0015】〔凹凸模様賦形層〕凹凸模様賦形層2は、
転写層からは剥離可能に支持体シートと密着してなお且
つ着色している層であれば、その材料及び形成方法等は
基本的には特に限定は無い。
【0016】着色は目で見て、凹凸模様賦形層による凹
凸模様の(主として平面的な)形状や位置を確認できる
程度の色(色相、明度、彩度)であれば良い。凹凸模様
賦形層を可視化する事により、凹凸模様賦形層形成時で
は、支持体シート上に転移したインキで形成された凹凸
模様賦形層で表現される凹凸模様の形状の再現性や欠点
(カスレ、滲み、太り、細り等)等の凹凸模様賦形層自
体の印刷品質を確認できる。また、その後の絵柄層形成
時では、絵柄層の絵柄を凹凸模様賦形層に見当合わせす
る事も可能となる。従って、絵柄層の絵柄と凹凸模様賦
形層の凹凸模様との見当の印刷品質も容易に確認でき
る。特に絵柄層の見当合わせを行う場合には、支持体シ
ートを無色透明とし、且つ凹凸模様賦形層の色相、明度
及び彩度のうちの少なくとも1つを絵柄層と異ならせ
る。一般に絵柄層が淡色(高明度)である場合は、凹凸
模様賦形層は黒色、褐色、紺色、深緑色、深紅色等の暗
色とすることが好ましい。その為には、代表的には、凹
凸模様賦形層を構成する樹脂をバインダーとして、該樹
脂バインダーに対して、凹凸模様賦形層を着色させる為
の着色剤がカーボンブラックであれば1〜30質量%程
度添加すると良い。この他、凹凸模様賦形層の着色に使
用できる着色剤としては、有機顔料、無機顔料、染料等
が使用できる。例えば、例えば、鉄黒、群青、弁柄、黄
鉛、チタン白等の無機顔料、アニリンブラック、フタロ
シアニンブルー、キナクリドンレッド、イソインドリノ
ンイエロー等の有機顔料(或いは染料)等が挙げられ
る。凹凸模様賦形層の着色としては、通常の可視光線で
目視できる様な着色が好ましい。しかし、紫外線照射を
行うことが可能であれば、紫外線による励起によって、
可視光線を発する蛍光顔料(或いは染料)を着色剤とし
て用いても良い。
【0017】なお、着色された凹凸模様賦形層自体の印
刷品質を確認する時期は、もちろん転写層形成前の段階
で行うのが好ましい。そうすれば、印刷品質不良となっ
た凹凸模様賦形層の部分を有する支持体シートに対し
て、無駄に転写層を形成しなくても済む。
【0018】なお、凹凸模様賦形層自体の印刷品質、凹
凸模様賦形層と絵柄層との見当の印刷品質等の凹凸模様
賦形層に関連した印刷品質の確認は、目視で確認しても
良いが、光電管やイメージセンサ等の電気的手段によっ
ても良い。例えば光電管やイメージセンサでは測定濃度
の均一性により凹凸模様賦形層自体の印刷品質のバラツ
キを管理したり、イメージセンサでは読み込んだ凹凸模
様形状や絵柄層絵柄形状により凹凸模様賦形層自体の印
刷品質のバラツキ管理や、絵柄層との見当合わせを行っ
たりその印刷品質管理をすることができる。
【0019】ところで、凹凸模様賦形層に用いる樹脂
は、支持体シートと密着性が有り且つ転写層と剥離性が
有れば良く、各種樹脂を使用可能である。例えば、剥離
性を調整する為に適宜シリコーン樹脂等を添加した、2
液硬化型ウレタン樹脂やエポキシ樹脂等である。しか
し、好ましくは剥離性、密着性、生産性等の点で、アミ
ノアルキド樹脂、ポリエステル樹脂、及びメラミン樹脂
の混合物が望ましい。
【0020】上記、アミノアルキド樹脂、ポリエステル
樹脂、メラミン樹脂の各々には公知の樹脂を使用すれば
良い。なお、アミノアルキド樹脂はアミノ樹脂とアルキ
ド樹脂とを配合した樹脂である。また、アミノ樹脂は尿
素、メラミン、グラアナミン、アニリン、スルホアミ
ド、或いはアミノ基含有アクリル樹脂等のアミノ基含有
化合物のアミノ基にホルムアルデヒドを反応させて得ら
れる樹脂であり、尿素の場合は尿素樹脂、メラミンの場
合はメラミン樹脂、グラアナミンの場合はグアナミン樹
脂、アニリンの場合はアニリン樹脂等とも呼ばれる。ま
た、アルキド樹脂は、例えば、無水フタル酸等の二塩基
酸とグリセリン、ペンタエリスリトール等の多価アルコ
ールとのエステルを、更にヒマシ油等の各種の油脂又は
脂肪酸で変性したものが代表的であるが、更にロジンや
フェノールで変性したロジン変性アルキド樹脂、フェノ
ール変性アルキド樹脂等の変性アルキド樹脂等もある。
なお、ポリエステル樹脂には、不飽和二重結合を分子内
に有する所謂不飽和ポリエステル樹脂を使う必要は無
く、飽和ポリエステル樹脂を使用すれば良い。飽和ポリ
エステル樹脂は水酸基やカルボキシル基が反応基とな
る。飽和ポリエステル樹脂は、例えば、無水フタル酸や
アジピン酸等の二塩基酸とプロピレングリコールやエチ
レングリコール等の二価アルコールとから得られる様な
縮重合物等がある。また、メラミン樹脂はメラミンとホ
ルムアルデヒドから得られる樹脂で、前記アミノ樹脂の
一種であるが、メラミンにホルムアルデヒドを反応させ
たものを有機溶剤可溶性とする為に、更にアルコールを
反応させたアルキル化メラミン樹脂、代表的にはブチル
アルコールで変性したブチル化メラミン樹脂が一般的で
ある。
【0021】また、上記混合物の樹脂は、硬化触媒(架
橋促進剤)として、パラトルエンスルホン酸等の強酸を
通常は添加して硬化させる。触媒の添加量は、樹脂分全
量に対して1〜10質量%程度である。硬化触媒によっ
て、加熱硬化時間を短くでき、凹凸模様賦形層を生産性
良く形成できる。
【0022】また、該混合物の樹脂は、硬化触媒を添加
しない状態で全樹脂を予め混合した状態の樹脂(着色す
る為の着色剤も添加しておく)で保存しておき、これに
使用時に適宜硬化触媒を添加して使用する形態の1液硬
化型樹脂として使用しても良いし、或いは、全樹脂を混
合せずに、例えばポリエステル樹脂とメラミン樹脂との
混合樹脂(ポリエステルメラミン樹脂)と、アミノアル
キド樹脂との2パーツに分離保存しておき、これを使用
時に混合し、また適宜硬化触媒も使用時に添加して使用
する形態の2液硬化型樹脂として使用しても良い。予め
全樹脂を混合しておく形態の1液硬化型樹脂の方が2液
硬化型樹脂の形態よりも、使用時の配合操作が少なく使
い勝手が良い。但し、1液硬化型樹脂の形態では、イン
キのポットライフによる取扱可能時間の制約を無くす為
に、アミノアルキド樹脂/〔ポリエステル樹脂+メラミ
ン樹脂〕の質量比如何によっては、樹脂成分が(1ヵ月
程度のスケールにて)相分離し易いので、これを防止す
る為には、その配合比をアミノアルキド樹脂/〔ポリエ
ステル樹脂+メラミン樹脂〕=10/90以下、すなわ
ち、樹脂分全量に対してアミノアルキド樹脂を10質量
%以下とするのが好ましい。なお、アミノアルキド樹脂
は、剥離性、密着性、硬化性等の点で、少なくとも1質
量%以上配合する。なお、ポリエステル樹脂とメラミン
樹脂との割合は、通常は〔ポリエステル樹脂〕/〔メラ
ミン樹脂〕=10/90〜90/10(質量比)程度と
する。
【0023】なお、凹凸模様賦形層の形成法は特に限定
は無いが印刷法が代表的である。例えば、凹凸模様の凹
凸高さに応じて、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷
等の公知の印刷法を採用すれば良い。凹凸模様の凹凸高
さが大きい場合には、特にシルクスクリーン印刷が好ま
しい。
【0024】また、凹凸模様賦形層が表現する凹凸模様
としては、特に限定は無く、例えば、木目導管溝、木目
年輪、花崗岩の劈開面、砂目、梨地、ヘアライン、万線
状溝、タイル貼りや煉瓦積の目地、布目の表面テクスチ
ュア、皮絞、文字、幾何学模様等である。
【0025】なお、凹凸模様賦形層中には、着色剤の他
に更に、マット剤を添加しても良い。マット剤により、
転写後の(凹凸模様賦形層に接して形成された部分の)
転写層表面の光沢感を調整する事もできる。例えば、木
目導管溝となる凹部を凹凸模様賦形層で形成する場合に
は、該凹部内部をマット(艶消し)として、凹部の凹み
をより際立たせる事もできる。なお、マット剤として
は、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム
等の公知の充填剤を使用すれば良い。マット剤の粒径1
〜10μm程度のものを使用する。添加量は、例えばシ
リカでは、樹脂分全量に対して、1〜10質量%程度添
加する。
【0026】なお、本発明の転写シートでは、凹凸模様
賦形層2は、図1に例示する如く、支持体シート1に対
して全面にわたって連続していない分離独立した不連続
層として、すなわち、パターン状に形成されている形態
が好ましい。それは、凹凸模様賦形層を着色した事によ
って、凹凸模様賦形層に関連する印刷品質の確認が出来
る様になる効果が、確実に得やすいからである。しか
し、着色した凹凸模様賦形層を、支持体シートの全面に
わたって連続し且つ転写層側の面が凹凸を成す連続層と
して形成した場合でも、凹凸模様賦形層の厚み差による
色の濃度差が発現する様な厚みや色の透明性等が備わる
場合でも、相応の効果が得られる。
【0027】〔剥離層〕剥離層4の機能としては、凹凸
模様賦形層の上に該凹凸模様賦形層と接する様に形成さ
れる事で、凹凸模様賦形層の凹凸を吸収して(埋めて)
剥離層内に転写後の凹凸なる凹凸模様を受容する機能が
ある。また、その結果、剥離層は、凹凸模様賦形層上に
直接に絵柄層を印刷形成した場合に、凹凸模様賦形層の
凹凸によって絵柄層のインキが部分的に盛れない印刷抜
けを防ぐ機能も有する。もっとも、剥離層は凹凸模様賦
形層の凹凸高さを完全に埋め尽くせる厚さで無くても良
く、次の絵柄層を印刷抜け無しに形成できる程度の凹凸
ならば残っていても良い。極端な場合では、絵柄層の絵
柄及び形成方法次第では、絵柄層の後に形成した接着剤
層で始めて凹凸模様賦形層の凹凸を吸収しきれる程度で
も良い。この場合は、剥離層は次に説明する別の機能が
主目的となる。また、剥離層は、転写層のうち最も支持
体シートに近い層として、転写シートに於ける従来公知
の機能として、絵柄層の保護層としてや、剥離力を適正
にする為の層としても機能させる事ができる。
【0028】上記の様な剥離層としては、支持体シート
(剥離層が接する部分に於いて)、凹凸模様賦形層、或
いはこれら両方との剥離性を有すれば、特に制限は無
く、従来公知の材料及び方法で形成すれば良い。例え
ば、剥離層の樹脂としては、ポリメチル(メタ)アクリ
レート、ポリブチル(メタ)アクリレート、メチル(メ
タ)アクリレート−ブチル(メタ)アクリレート共重合
体等のアクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、セルロース系樹脂等の単独又は混合物を用いる。
【0029】なお、剥離層は、上記樹脂を用いたインキ
或いは塗液で、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷等
の印刷法、或いは、グラビアコート、ロールコート等の
塗工法等の公知の形成法で形成すれば良い。また、剥離
層の厚みは、凹凸模様の深さ(或いは高さ)、用途、要
求物性等に応じて適宜厚さとすれば良く、通常は1〜5
0μm程度とする。
【0030】〔絵柄層〕絵柄層5は、グラビア印刷、シ
ルクスクリーン印刷、オフセット印刷等の従来公知の印
刷等による形成方法及び材料で絵柄を形成すれば良い。
絵柄は用途に合わせて、例えば木目模様、石目模様、布
目模様、タイル調模様、煉瓦調模様、皮絞模様、文字、
幾何学模様、全面ベタ等を用いる。なお、全面ベタはグ
ラビアコート等の塗工法で形成する事もできる。
【0031】絵柄層形成用のインキ(又は塗液)は、一
般的に、バインダー等からなるビヒクル、顔料や染料等
の着色剤、これに適宜加える各種添加剤からなる。バイ
ンダーに用いる樹脂は、例えば、アクリル樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹脂、セルロ
ース系樹脂、ポリウレタン樹脂等の単体又はこれらを含
む混合物を用いる。着色剤としては、チタン白、カーボ
ンブラック、弁柄、黄鉛、群青等の無機顔料、アニリン
ブラック、キナクリドンレッド、イソインドリノンイエ
ロー、フタロシアニンブルー等の有機顔料、二酸化チタ
ン被覆雲母の箔粉等の光輝性顔料、或いは、その他染料
等を用いる。
【0032】また、絵柄層としては、金属薄膜層等を用
いる事もある。金属薄膜層としては、アルミニウム、真
鍮、金、銀、銅、クロム等を用いて真空蒸着法、スパッ
タリング法等で形成する。また、金属薄膜層は全面又は
部分的(絵柄状等)な層とする。
【0033】〔接着剤層〕接着剤層6は、転写層を被転
写体に転移、接着させるための層で、必要に応じて適宜
設ければ良い。絵柄層自体や被転写体自体が接着剤層の
役割を有したり、或いは、被転写体側に接着剤層を設け
たりすれば、転写シート側の接着剤層は必ずしも必要で
は無い。接着剤層としては、用途に応じて、従来公知の
熱可塑性樹脂、硬化性樹脂等を用いれば良い。例えば、
アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、熱可塑性ポリエステル樹脂、熱可塑性ウレ
タン樹脂、ポリアミド樹脂、アイオノマー、塩素化ポリ
オレフィン等の熱可塑性樹脂、或いは、フェノール樹
脂、ブロックイソシアネート硬化型ウレタン樹脂等の熱
硬化性樹脂等を1種又は2種以上の混合物として用い
る。接着剤層は、上記樹脂からなるインキ(又は塗液)
をグラビア印刷(又はロールコート)等の公知の印刷法
(又は塗工法)等で形成すれば良い。接着剤層の厚さは
特に制限は無いが、通常は1〜100μm程度である。
【0034】〔その他の層〕本発明の転写シートでは、
例えば転写層として、上記剥離層、絵柄層、接着剤層以
外の層を有しても良い。例えば、剥離層と絵柄層間に専
ら表面物性(耐摩耗性や耐溶剤性)等を付与する為の保
護層を設けたり、剥離層と絵柄層間、絵柄層と接着剤層
との間にこれら層間密着力を向上する為の易接着層を設
けたりしても良い。例えば、保護層には2液硬化型樹脂
(例えばウレタン樹脂やアクリル樹脂等)や紫外線や電
子線等の電離放射線で硬化する電離放射線硬化性樹脂等
が使用できる。また、易接着層には2液硬化型ウレタン
樹脂等が使用できる。
【0035】〔転写シートを用いた転写方法〕なお、本
発明の転写シートを利用して被転写体に転写する転写方
法としては、特に制限は無く、被転写体の形状、用途等
に応じて、例えば次の様な従来公知の転写方法を採用す
れば良い。
【0036】(1)ローラ転写法:ローラ転写法は、例
えば、特開平6−99550号公報、特開平8−286
599号公報等に記載されている様に、慣用的な転写圧
加圧方法を採用した転写方法である。ローラ転写法は図
2の概念図でも説明した様に、転写シートSを、その転
写層3を被転写体B側に向けて、支持体シート1側から
弾性体ローラR(鉄芯周囲をシリコーンゴム等の弾性体
で被覆したゴムローラ等)によって加圧して転写圧を与
える。通常は、弾性体ローラを予め加熱しておき、加圧
と同時に接着剤を加熱活性化したり、或いは転写シート
を加熱軟化させて被転写面形状への追従成形性を付与し
たりする。
【0037】(2)真空成形転写方法:特公昭56−4
5768号公報(オーバーレイ法)、特公昭60−58
014号公報(真空プレス法)等に記載されるように、
被転写体上に転写シートを対向又は載置し、少なくとも
被転写体側からの真空吸引による圧力差により転写シー
トを被転写体に圧接して転写する、所謂真空成形積層法
を利用した転写方法。
【0038】(3)射出成形同時絵付転写法:特開平6
−315950号公報、特公平2−42080号公報に
記載されるように、転写シートを射出成形の雌雄両型間
に配置した後、加熱溶融等で流動状態の樹脂を型内に射
出し充填し、樹脂成形物の成形と同時にその表面に転写
シートを積層後、転写シートの支持体シートを剥離し
て、転写する転写方法。
【0039】(4)ラッピング転写方法:特公昭61−
5895号公報、特開平5−330013号公報等に記
載されるように、円柱、多角柱等の柱状の被転写面を有
する被転写体の長軸方向に、転写シートを供給しつつ、
複数の向きの異なるローラーにより、被転写体を構成す
る複数の側面に順次転写シートを圧接して転写してゆ
く、所謂ラッピング加工方法による転写方法。
【0040】(5)固体粒子衝突圧を利用する転写方
法:特許第2844524号公報、特開平10−193
893号公報等に開示された新規な転写方法である。こ
の転写方法は、被転写体に、転写シートの転写層側を対
向させ、支持体シート側に多数の固体粒子(金属粒子等
を使用)を衝突させ、その衝突圧によって転写シートを
被転写体の表面形状に追従させ成形させて、転写する。
この転写方法は、ローラ転写法等では不可能な複雑、或
いは深い微細凹凸の表面に転写する場合に特に好適であ
る。
【0041】〔被転写体〕また、本発明の転写シートを
使用して転写層を転写する被転写体としては、特に制限
はない。用途に応じ適宜な被転写体を使用すれば良い。
例えば、被転写体の材質は、木質系、無機非金属系、金
属系、プラスチック系等である。具体的には、木質系で
は、例えば、杉、檜、樫、ラワン、チーク等からなる単
板、合板、パーティクルボード、繊維板、集成材等があ
る。無機非金属系では、例えば、押し出しセメント、ス
ラグセメント、ALC(軽量気泡コンクリート)、GR
C(硝子繊維強化コンクリート)、パルプセメント、木
片セメント、石綿セメント、ケイ酸カルシウム、石膏、
石膏スラグ等の非陶磁器窯業系材料、土器、陶器、磁
器、セッ器、硝子、琺瑯等のセラミックス等の無機質材
料等がある。また、金属系では、例えば、鉄、アルミニ
ウム、銅等の金属材料がある。また、プラスチック系で
は、例えば、ポリプロピレン、ABS樹脂、フェノール
樹脂等の樹脂材料がある。一方、被転写体の形状として
は、前記各種転写方法の中から好適なものを適宜選択す
ることにより、平板、シート、柱状体、立体形状物等の
種々の形状のものに転写が可能である。
【0042】〔転写物品の用途〕なお、本発明の転写シ
ートを用いて得られる転写物品の用途は、特に限定は無
い。例えば、サイディング等の外壁、塀、屋根、門扉、
破風板等の外装、壁面、天井、床等の建築物の内装、窓
枠、扉、手摺、敷居、鴨居等の建具類の表面化粧、箪笥
等の家具やテレビ受像機等の弱電・OA機器のキャビネ
ットの表面化粧、自動車、電車、航空機、船舶等の乗物
内装材等である。また、転写物品の形状は、平板、曲面
板、柱状体、立体物等と任意である。
【0043】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
詳述する。
【0044】〔実施例1〕図3の如き転写シートSを次
の様にして作製した。先ず、厚さ26μmの透明な2軸
延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる支持
体シート1の(コロナ放電処理未処理の)片面に、凹凸
模様賦形層2として、アミノアルキド樹脂40質量部
(これに着色剤としてカーボンブラックが該アミノアル
キド樹脂100質量部に対して20質量%添加しておい
たので、これも含めると48質量部)に、ポリエステル
樹脂23質量部とメラミン樹脂37質量部を混合した混
合物に、使用時に酸触媒としてパラトルエンスルホン酸
を樹脂分全量100質量部に対して4質量部を添加した
1液硬化型の形態の黒色のインキを、グラビア印刷後、
加熱硬化して、支持体シートが部分的に露出する様なパ
ターン状に木目導管溝模様〔平均厚み(突起高さ)2μ
m〕を表した凹凸模様賦形層2を形成した。
【0045】次に、上記支持体シート1の凹凸模様賦形
層2側の面に、転写層3として、先ず、3官能ウレタン
アクリレートプレポリマーとジペンタエリスリトールヘ
キサアクリレートとからなる混合物に、表面をシランカ
ップリング処理した球状α−アルミナ粒子(平均粒径
2.5μm)を添加した電離放射線硬化性樹脂塗料をグ
ラビアコートで塗布し、電子線で架橋して厚さ6μmの
剥離層4を形成した。
【0046】次に、上記剥離層4の上に、アクリル樹脂
製の易接着プライマー層8をグラビアコートにより厚さ
7μmに形成し、この上にバインダーの樹脂がアクリル
樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との1対1質量
比の混合物で、チタン白、弁柄、カーボンブラック、イ
ソインドリノンイエロー、フタロシアニンブルーを主体
とする着色剤を用いた着色インキをグラビア印刷して、
木目柄のパターン柄を有する柄層、着色隠蔽性の全ベタ
層の順に形成してこれら両層からなる絵柄層5を形成し
た。更に引き続き、ダイマー酸とエチレンジアミンとの
縮合物からなるポリアミド樹脂からなる厚さ20μmの
接着剤層6をグラビア塗工して形成して、図3の如き本
発明の転写シートSを得た。
【0047】〔実施例2〕実施例1に於いて、凹凸模様
賦形層の形成に用いたインキについて、その樹脂分とし
てアミノアルキド樹脂の配合量を40質量部から2質量
部に変更し、硬化触媒配合量は4質量%から6質量%に
変更した他は、着色剤添加量等その他条件は同じにし
て、実施例1と同様にして転写シートを作成した。
【0048】〔比較例1〕実施例1に於いて、凹凸模様
賦形層の形成に用いたインキについて、着色剤として添
加したカーボンブラックを無添加とした無色透明のイン
キを用いた他は、樹脂配合、樹脂分に対する硬化触媒添
加割合等その他条件は同じにして、実施例1と同様にし
て転写シートを作成した。
【0049】〔性能評価〕上記各転写シートについて、
凹凸模様賦形層自体の印刷品質の確認の容易性、及び、
凹凸模様賦形層と絵柄層との見当の印刷品質の確認の容
易性について、それぞれ評価した結果、表1の如くなっ
た。また、凹凸模様賦形層に用いた実施例及び比較例の
各々のインキの保存安定性について、硬化触媒添加前の
全樹脂の混合物状態のインキを長期保存して評価した結
果も、表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】先ず、凹凸模様賦形層自体の印刷品質の確
認容易性、凹凸模様賦形層と絵柄層との見当の確認容易
性は、いずれも、表1の如く、着色剤を添加して黒色と
した凹凸模様賦形層を形成した実施例1及び実施例2で
は、目視で容易に確認でき、良好であった。しかし、凹
凸模様賦形層に着色剤を添加せず該層が透明のままの比
較例1では、これらは目視で容易に確認できず劣った。
【0052】一方、凹凸模様賦形層を形成する為のイン
キの保存安定性であるが、アミノアルキド樹脂配合量の
比較的多い実施例1及び比較例1で用いたインキでは、
保存1ヵ月後に分散性が低下し樹脂が沈降分離してしま
った。しかし、アミノアルキド樹脂の配合量を実施例1
より少なくした実施例2では、保存2ヵ月後でも沈降分
離は発生せず分散性は良好であった。従って、インキの
全樹脂を予め混合しておき硬化触媒は使用時に添加する
1液硬化型として使用するときは、アミノアルキド樹脂
の配合量は、実施例2の様に少なくした方が良い事が判
明した。
【0053】なお、実施例及び比較例で得たそれぞれの
転写シートは、ローラ転写法で被転写体に転写して得ら
れた凹凸模様も観察した。ローラ転写法としては、弾性
体ローラとして鉄芯の表面をシリコーンゴムで被覆し表
面を加熱した加熱ゴムローラを用い、被転写体には厚さ
1mmのポリスチレン製平板を用いた。転写された転写
層表面に賦形された凹凸模様と木目絵柄との見当を目視
観察したところ、実施例1と実施例2の転写シートを用
いた転写物品は見当は合っていた。しかし、比較例1の
転写シートを用いた転写物品於いては、凹凸模様と木目
絵柄との見当が合っていない事が明確に認められた。
【0054】
【発明の効果】(1) 本発明の転写シートによれば、凹凸
模様賦形層が表現する凹凸模様を着色パターンとして目
視等で容易に認識出来る。従って、凹凸模様賦形層とし
て転移したインキの転移形状から凹凸模様賦形層自体の
印刷品質を容易に確認できる。また、絵柄層の絵柄を凹
凸模様賦形層と見当合わせする事もでき、絵柄層と凹凸
模様賦形層との見当の印刷品質も容易に確認できる。従
って、これら凹凸模様賦形層に関連する印刷品質を容易
に確認できる。
【0055】(2) 更に、支持体シートをポリエステル系
樹脂からなる樹脂シートとし、凹凸模様賦形層を、アミ
ノアルキド樹脂、ポリエステル樹脂、及びメラミン樹脂
の混合物の硬化物にカーボンブラックが添加された層と
すれば、更に、凹凸模様賦形層は支持体シートとの密着
も良く、転写の際に支持体シート剥離時には、確実に凹
凸模様賦形層と転写層間で剥離させることができる。ま
た、2液硬化型ウレタン樹脂を使用する場合に比べて、
凹凸模様賦形層の硬化時間を速くして生産性に優れたも
のとする事もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写シートの一形態を例示する断面
図。
【図2】転写(ローラ転写法の場合)によって、凹凸模
様賦形層で凹凸模様が転写層に賦形される様子を示す概
念図。
【図3】本発明の転写シートの別の一形態を例示する断
面図。
【符号の説明】
1 支持体シート 2 凹凸模様賦形層 3 転写層 4 剥離層 5 絵柄層 6 接着剤層 7 凹凸模様 8 易接着プライマー層 R 弾性体ローラ S 転写シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体シート上に、該支持体シートとは
    接着し、且つ転写層からは剥離可能であり、転写後の転
    写層表面に凹凸模様を賦形する為の凹凸模様賦形層を有
    し、該凹凸模様賦形層上に転写層として、剥離層、絵柄
    層を順次積層した転写シートにおいて、 前記凹凸模様賦形層を着色して構成した転写シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の転写シートであって、該
    支持体シートがポリエステル系樹脂からなり、且つ該凹
    凸模様賦形層は、アミノアルキド樹脂、ポリエステル樹
    脂、及びメラミン樹脂の混合物の硬化物にカーボンブラ
    ックが添加されている転写シート。
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