JP2001340917A - レイングヘッド位置制御装置 - Google Patents

レイングヘッド位置制御装置

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JP2001340917A
JP2001340917A JP2000158170A JP2000158170A JP2001340917A JP 2001340917 A JP2001340917 A JP 2001340917A JP 2000158170 A JP2000158170 A JP 2000158170A JP 2000158170 A JP2000158170 A JP 2000158170A JP 2001340917 A JP2001340917 A JP 2001340917A
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Shigeo Kawamura
茂雄 河村
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線材をコイル状に巻き取るレイングヘッドか
らコイル状の線材の先端及び尾端が吐出される時、レイ
ングヘッドの吐出口の回転位置を一定に制御する。 【解決手段】 仕上圧延機NTの入側にあるクロップシ
ャーCSの前方で、仕上圧延機NTの出側にあるレイン
グヘッドLHに移送される線材1の先端を検出する線材
検出器HD3と、線材検出器HD3による先端検出に応
じて線材1の先端クロップの切断目標長に基づき、将来
先端となる切断面が吐出されるレイングヘッドLHの吐
出口Eの回転角度を演算する回転角度演算手段10と、
前記演算された吐出口の回転角度で先端が吐出されるよ
うに前記先端クロップの切断目標長を修正する目標長修
正手段と17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、線材圧延機にお
いて、線材をコイル状に巻き取るレイングヘッドからコ
イル状の線材の先端及び尾端が吐出される時、レイング
ヘッドの吐出口の回転位置を一定に制御するレイングヘ
ッド位置制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特公平7−22776号公
報に示された従来のコイル状の線材の尾端の吐出位置を
制御するためのレイングヘッドの位置制御装置を示す図
である。図7において、1は矢印Y方向に移送される線
材、NTは線材1が通過する仕上圧延機、LHは仕上圧
延機NTを通った線材1をコイル状に巻回するレイング
ヘッド、2はレイングヘッドLHにより巻回された線材
1のコイル、BLはコイル2が載置されるベルトコンベ
ア、PLG2はパルス発信器であり、このパルス発信器
PLG2はレイングヘッドLHを回転駆動するモータM
2の回転位置、即ち、レイングヘッドLHの所定回転位
置を検出する。LSはリミットスイッチであり、このリ
ミットスイッチLSはパルス発信器PLG2からのパル
ス信号に基づきレイングヘッドLHが一回転する毎に後
述するカウンタにリセット信号を出力する。又、HD
1,HD2は仕上圧延機NTの入口側と出口側のそれぞ
れに設けられた線材検出器である。
【0003】図8は図7に示すレイングヘッドの位置制
御装置の制御回路を示す図である。尚、図中、図7と同
一符号は同一または相当部分を示す。図8において、C
TR4はパルス発信器PLG2の出力パルスをカウント
すると共に、リミットスイッチLSでリセットされるカ
ウンタ、HLDはカウンタCTR4のカウント値を保持
するホールド回路、4は線材検出器HD1からレイング
ヘッドLHの吐出口Eまでの距離L0を示す信号を設定
するL0設定器、5は線材検出器HD2からレイングヘ
ッドLHの吐出口Eまでの距離Lを設定するL設定器、
G1はLo設定器4からのL0設定値を示す信号を通過さ
せる接点、G2はL設定器5からのL設定値を示す信号
を通過させる、接点G1とは逆方向に開閉される接点、
6は定数Kを設定するK設定器、7は接点G1又はG2
からの信号と定数Kとを乗算する乗算器、8は接点G1
又はG2からの信号を線材1の速度Vにより除算して線
材1の移動時間t0,tを演算する除算器、9はレイン
グヘッドLHの目標回転角度θ0を設定するθ0設定器で
ある。10はホールド回路HLD、乗算器7、除算器8
及びθo設定器9の各出力θ、θR、to、t、θoに基づ
いて所定の演算を行い、レイングヘッドLHの位置制御
信号(速度修正信号)ΔV5を求める主演算回路であ
る。
【0004】パルス発信器PLG2、リミットスイッチ
LS、カウンタCTR4及びホールド回路HLDにより
レイングヘッドLHの回転角を検出する回転角検出手段
が構成されている。また、上記Lo設定器4、L設定器
5、接点G1,G2、乗算器7、K設定器6、除算器
8、θ0設定器9及び主演算回路10により演算手段が
構成されている。
【0005】更に、レイングヘッドLHとベルトコンベ
アBLとの関係は、図10の平面図でに示すように、レ
イングヘッドLHの吐出口Eより吐き出された線材1が
コイル2となってベルトコンベアBLに載置されるよう
に設定される。図11(a),(b)はレイングヘッド
LHの構成を示すものであり、3は内部が空洞の円錐体
からなる本体、Dは本体3の頂部に設けられた線材1の
入口、Pは本体3の内面に設けられた一端が入口Dに連
通された螺旋状を成すパイプ、EはパイプPの他端に設
けられた線材1の吐出口である。
【0006】次に従来装置の動作について説明する。レ
イングヘッドLHの吐出口Eから線材2の先尾端Tが、
図10に示すように、ベルトコンベアBL上の所定の位
置に置かれないと、種々の不具合が生じる。そこで、線
材1の先尾端Tが吐出される吐出口Eの位置(回転角
度)を目標位置に制御する必要がある。その際、線材1
の尾端がレイングヘッドLHのパイプPを抜け出すこと
ができるように、レイングヘッドLHの速度Vを充分に
上昇させて、線材1に充分に大きな運動エネルギーを与
える必要がある。
【0007】線材1の先尾端位置制御は、図9にも示さ
れるように、線材1の尾端が検出器HD1からHD2に
到達するまでの間に行われる予備制御(A〜B)と、線
材1の尾端が線材検HD2からレイングヘッドLHの吐
出口Eに到達するまでの間に行われる本制御(B〜C)
との2段階に分けて行われる。そして各制御段階におい
て、レイングヘッドLHの回転速度Vを充分に上昇させ
るための位置制御信号(速度修正量)△V5がモータM2
に与えられる。
【0008】次に、位置制御信号△V5が得られるまで
の詳細な動作を図8を参照して説明する。パルス発信器
PLG2の出力パルスはカウンタCTR4によりカウン
トされる。カウンタCTR4はレイングヘッドLHが一
回転する毎にリミットスイッチLSによリセットされ、
再びゼロからカウントする。従って、レイングヘッドL
Hの一回転当たりのパルス発信器PLG2の出力パルス
数をPLとすれば、任意の時点でのレイングヘッドLH
のは吐出口Eの回転角θは、その時のカウント値をP1
とすると以下の(1)式で求められる。
【0009】 θ=P1/PL×360°・・・・・・・・(1)
【0010】(1)式において、θを示すカウント値P
1は線材検出器HD1又は、HD2の線材1の尾端検出
信号に基づきホールド回路HLDに保持される。
【0011】次に、予備制御の段階について説明する。
線材1が距離L0を進むときのレイングヘッドの回転角
θRは、レイングヘッドLHが線材1に対してあるリー
ド率αを持っているとすれば、レイングヘッドLHの回
転角θRは以下の(2)式で表せる。
【0012】 θR=(1+α)・L0/πD×360°=K・L0・・・・・(2) 但し、D:吐出口Eの回転直径である。従って、Kは、
K=(1+α)/πD×360°で求められる。
【0013】上記(2)式は、接点G1が閉、接点G2
が開となることにより、L0設定器4からの設定信号と
K設定器6からの係数Kとが乗算器7で乗算されること
により実行される。また、線材1の尾端が線材検出器H
D1で検出されたときのカウンタCTR4のカウント値
がP0であったとすると、このカウント値P0を線材検出
器HD1による尾端検出結果に応じてホールド回路HD
Lで保持することにより、この時のレイングヘッドLH
の回転角θは以下の(3)式で求められる。
【0014】 θ=P0/PL×360°・・・・・・・・(3)
【0015】従って、そのまま何も制御しなければ、線
材1の尾端が吐出口Eを出るときの吐出口Eの回転角θ
LHは以下の(4)式で求められる。
【0016】 θLH=θ十θR={P0/PL+(1+α)・L0/(πD)}×360° ・・・・・・・(4)
【0017】よって、レイングヘッドLHの目標角(目
標位置)をθ0とすれば、β0=θLH−θ0の差分だけレ
イングヘッドLHの角度を修正すれば良いことになる。
即ち、β0=θLH−θ0は以下の(5)式にて表せる。
【0018】 θLH一θ0={P0/PL+(1+α)・L0/(πD)}×360°−θ0=N× 360°+β0・・・・・・・・(5) 但し、0°≦β0≦360°、N=0,1,2,3,…
の正の整数
【0019】また、線材1の尾端が線材検出器HD1よ
り吐出口Eまで進む時間t0は、線材1の速度をVとす
ると以下の(6)式にて表せる。
【0020】 t0=L0/V・・・・・・・・・・・(6)
【0021】上記(6)式は除算器8で実行される。し
たがって、この予備制御では、T0の時間にレイングヘ
ッドLHの角度をβoだけ修正すれば良いことになる。
主演算回路10は修正を行なうための位置制御信号△V
5を以下の(7)式により求められる。
【0022】 ΔV5=πD×(β0/360°)×(1/t0)×GR・・・・・・(7) 但し、GR:レイングヘッドLHとモータM2とのギア
比であり、モーター1回転でレインングヘッドはGR回
転する。
【0023】この位置制御信号△V5は図9に示すよう
にA時点でステップ状にモータM2に供給され、これに
よって線材1の尾端が線材検出器HD1を通過してから
丁度t0時間後に、線材1の尾端が吐出口Eから所定の
角度を以って吐出されることになる。この際、(5)式
によりβ0は正となるように選ばれるため位置制御信号
△V5は正となり、レイングヘッドLHの速度Vを上昇
させることができる。即ち、レイングヘッドLHの加速
度の修正が行われることとなる。
【0024】次に本制御は、線材1の尾端が線材検出器
HD2で検出されたときに開始される。このとき、接点
G1が開となり、接点G2が閉となる。これによって前
記(2)式と同様に下記の(2A)式にLoの代わりに
線材検出器HD2からレイングヘッドLHまでの距離L
が適用されてレイングヘッドLHの回転角θR1が求めら
れる。
【0025】 θR1=(1+α)・L/πD×360°=K・L・・・・・(2A)
【0026】また、線材1の尾端が線材検出器HD2で
検出されたときのカウンタCTR4のカウント値がPで
あったとすると、このカウント値Pを線材検出器HD2
の尾端検出結果に応じてホールド回路HLDで保持する
ことにより、この時のレイングヘッドLHの回転角θ1
は、上記(3)式と同様に下記の(3A)式より求めら
れる。
【0027】 θ1=P/PL×360°・・・・・・(3A)
【0028】従って、そのまま何も制御しなければ、線
材1の尾端が吐出口Eを出るときの吐出口Eの回転速度
は以下の(4A)で求められる。
【0029】 θLH=θ1十θR={P/PL+(1+α)・L/(πD)}×360°・・・・ ・・・・・(4A) よって、レイングヘッドLHの目標角(目標位置)をθ
R1とすれば、β0=θL H−θR1の差分だけレイングヘッ
ドLHの角度を修正すれば良いことになる。即ち、β0
=θLH−θR1は以下の(5A)式にて表せる。
【0030】 θLH−θR1={P/PL+(1+α)・L/(πD)}×360°一θR1=N× 360°+β0・・・・・・・・・・・・(5A) 但し、0°≦β0≦360°、N=0,1,2,3,…
の正の整数
【0031】さらに線材1の尾端が線材検出器HD2を
通過してから吐出口Eまで進む時間tも、上記(6)式
同様に下記の(6A)式でL0に代えてLが適用される
ことにより求められる。
【0032】t=L/V・・・・・・・・・(6A)
【0033】これらの計算結果に基づいて主演算回路1
0は次式の演算を行なうことにより位置制御信号△V5
を求める。
【0034】 △V5=πD×β/360/t/GR・・・・・・(8) 但し、−180°≦β≦180°である。
【0035】位置制御信号△V5は図9に示すようにB
時点でステップ状にモータM2に供給され、これによっ
て線材1の尾端が線材検出器HD2を通過してから丁度
t時間後に、線材1の尾端が吐出口Eから所定の角度を
以って吐出されることになる。この際、(5A)式によ
りβ0は正となるように選ばれるため△V5は正となり、
レイングヘッドLHの速度Vを上昇させることができ
る。即ち、レイングヘッドLHの加速の修正を行なうこ
ととなる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】従来のレイングヘッド
位置制御装置は以上のように構成されているが、近年、
線材の圧延速度が高速になってきているため、先尾端が
HD1から吐出口Eまで到達する時間が数百msecと
なり、制御時間が不足するという問題があった。その結
果、レイングヘッドの吐出口から線材の先尾端がベルト
コンベアの所定の位置に置かれないという可能性があっ
た。
【0037】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、制御タイミングを早めるこ
とにより吐出位置の制御精度を向上させることができる
レイングヘッド位置制御装置を得ることを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレイング
ヘッド位置制御装置は、仕上圧延機の入側にあるクロッ
プシャーの前方で、前記仕上圧延機の出側にあるレイン
グヘッドに移送される線材の先端を検出する線材検出器
と、この線材検出器による先端検出に応じて前記線材の
先端クロップの切断目標長に基づき、将来先端となる切
断面が吐出される前記レイングヘッドの吐出口の回転角
度を演算する回転角度演算手段と、前記演算された吐出
口の回転角度で先端が吐出されるように前記先端クロッ
プの切断目標長を修正する目標長修正手段とを備えたも
のである。この発明に係るレイングヘッド位置制御装置
は、仕上圧延機の入側にあるクロップシャーの前方で、
前記仕上圧延機の出側にあるレイングヘッドに移送され
る線材の尾端を検出する線材検出器と、この線材検出器
による尾端検出に応じて前記線材の尾端クロップの切断
目標長に基づき、将来尾端となる切断面が吐出される前
記レイングヘッドの吐出口の回転角度を演算する回転角
度演算手段と、前記演算された吐出口の回転角度で尾端
が吐出されるように前記先端クロップの切断目標長を修
正する目標長修正手段とを備えたものである。この発明
に係るレイングヘッド位置制御装置は、修正されたクロ
ップの切断目標長に上限値と下限値との制限値を設け、
前記切断目標長が上限値を超える場合は上限値を出力
し、前記下限値を下回る場合は下限値を出力し、上下限
値の範囲にある時は前記目標長修正手段による修正切断
目標長を出力する制限手段と、前記上限値あるいは下限
値をレイングヘッドの速度修正量に変換する変換手段と
を備えたものである。
【0039】
【発明の実施の形態】実施の形態1.上記従来装置は、
予備制御段階、本制御段階において、レイングヘッドL
Hの回転速度Vを充分に上昇させるため、回転速度Vを
修正するための位置制御信号△V5をモータに与えた
が、本実施の形態1は図5の(a)に示されるように線
材検出器HD3による線材1の先端検出時より線材検出
器HD2による線材1の先端検出時に至るまでの予備制
御段階では回転速度Vの修正を行わず、線材検出器HD
2による線材1の先端検出以降の本制御段階で従来技術
と同様に位置制御信号ΔV5を演算してレイングヘッド
LHの速度修正を行う。
【0040】以下、この発明の実施の形態1に係るレイ
ングヘッド位置制御装置を図1を参照して説明する。図
1は本実施の形態1に係るレイングヘッド位置制御装置
の構成図である。尚、図中、図8と同一符号は同一また
は相当部分を示す。図1において、HD3は線材1の先
端を検出する線材検出器、CSは線材1の先端クロップ
を一定長さで切断するクロップシャーであり、線材検出
器HD3およびクロップシャーCSは仕上圧延機NTの
上流側に設けられている。
【0041】4AはL0設定器であり、このL0設定器4
Aは線材検出器HD3が線材1の先端を検出してから将
来先端となる切断点からレイングヘッドLHの吐出口E
までの距離L12を設定する。8は除算器であり、この除
算器8は一定速度Vでライン上を流れる線材1の将来先
端となる切断点からレイングヘッドLHの吐出口Eまで
の距離L12、クロップシャCSと仕上圧延機NTの入側
の線材検出器HD1との間の距離L1、仕上圧延機NT
の出側の線材検出器HD2とレイングヘッドLHの吐出
口E間のそれぞれの距離Lを速度Vで除算してを線材1
が進む時間t12,t1,tを演算する。15は減算器で
あり、この減算器15は除算器8で演算された線材1が
吐出口Eまで進む各時間t12,t1,tを基準時間に戻
すため遅れ時間tdを減算する。17は乗算器であり、
この乗算器17は線材先端検出時に主演算回路10によ
り求められた位置制御信号ΔV5に(t12−td)・(S
ou t/Sin)を乗算して仕上圧延機入力側長さΔLCT
換算する。ここで、Sinは線材1の仕上圧延機NTの入
側での断面積であり、Soutは線材1の仕上圧延機NT
の出側での断面積である。
【0042】次に本実施の形態1の動作について説明す
る。従来は予備制御の際には、線材検出器HD1が線材
先端検出時にホールド回路HLDによりCTR4のカウ
ント値をホールドしていたが、本実施の形態1では線材
検出器HD3が線材先端検出時にCTR4のカウント値
をホールドし、予備制御の演算を行なう。クロップシャ
ーCSが線材1の先端をLcだけ切断するので線材検出
器HD3が線材1の先端を検出した時、将来先端となる
切断点はLCTだけ上流に位置する。HD3が先端を検出
してから、将来先端になる点が吐出口Eに到達するまで
の時間t12は、接断点Cから線材検出器HD1までの長
さ(LCT+L1+L2)をS in/Sout倍して仕上圧延機
NTの出側長さに換算し、速度Vで除算することで以下
の(9)式にて求めることができる。
【0043】 t12={L0+(LCT+L1+L2)×Sin/Sout}/V・・・・(9)
【0044】従って、L0設定器4AはL0+(LCT+L
1+L2)×Sin/Soutを設定する。減算器15はレイ
ングヘッドの速度を基準速度に戻す為の遅れ時間tdを
減算する。線材検出器HD3が線材1の先端を検出した
ときのカウンタCTR4のカウント値がをPoとすると
レイングヘッドLHの吐出口Eの位置(回転角)θは
(P0/PL)×360°の式で求められる。
【0045】このように位置(回転角)θが求められた
ならば、従来技術におけるL0に替えてL0+(LCT+L
1+L2)×Sin/Soutを用い、式(4)〜(7)を演
算することで位置制御信号△V5が得られる。この△V5
が加速の修正であった時、切断長さが予定より長くなる
と△V5の修正量は少なくてすむ。乗算器17では以下
の式(10)により主演算回路10の出力である位置制
御信号△V5を仕上圧延機入側長さに換算した△LcT
換算する。その結果、△LcTだけ切断目標長を長くす
るとレイングヘッドが必要な速度修正量は0となる。
【0046】 △LCT=(t12−td)×△V5×SOUT/SIN・・・・・(10)
【0047】このように△LCTが演算されたなら、図示
しないクロップシャー制御手段は、線材検出器HD3が
線材1の先端を検出してから、先端がL2+△LCTの距
離を進んだ時と判断される時間にクロップシャーCSを
動作させて先端クロップを△LCTだけ切断する。この
時、線材1の移送速度Vは一定と考える。
【0048】次に線材検出器HD2が線材先端を検出し
た時に行なう本制御については、従来技術と同様の動作
をする。主演算回路10で演算されたされた速度修正す
るための位置制御信号ΔV5を仕上圧延機入側長さ換算
する必要がない場合は、乗算器17を通さずに接点G2
を通して位置制御信号△V5を出力する。
【0049】本実施の形態1によれば、線材検出器HD
3が線材1の先端を検出したときに線材先端の切断目標
長を修正することで予備制御におけるレイングヘッドの
速度修正が不要となり、加減速によるエネルギーロスを
避ける効果がある。
【0050】実施の形態2.上記実施の形態1は線材1
の先端通過時におけるレイングヘッドLHの位置制御に
ついて説明したが、本実施の形態2は、線材1の尾端通
過時のレイングヘッドLHの位置制御を行なうものであ
る。図5の(b)に示すように、本実施の形態2は線材
検出器HD3による線材1の尾端検出時より線材検出器
HD2による線材1の尾端検出時に至るまでの予備制御
段階ではレイングヘッドLHの回転速度Vの修正を行わ
ず、線材検出器HD2による線材1の尾端検出以降の本
制御段階で従来技術と同様に位置制御信号ΔV5を演算
してレイングヘッドLHの速度修正を行う。
【0051】以下、本実施の形態2に係るレイングヘッ
ド位置制御装置を図2を参照して説明する。図2は本実
施の形態2に係るレイングヘッド位置制御装置の構成図
である。尚、図中、図1と同一符号は同一または相当部
分を示す。図2において、4Bは本実施の形態1に係る
12設定器である。本実施の形態2ではクロップシャー
CSは線材尾端の一定長さを切断するが、仕上圧延機N
T入側での線材切断断目標長さをLCBとする。
【0052】次に本実施の形態2の動作について説明す
る。本実施の形態2は、線材検出器HD3が線材尾端検
出時に予備制御の演算を行なう。クロップシャーCSが
線材1の尾端をLCBだけ切断するので、HD3が線材1
の尾端を検出した時、将来尾端となる切断点は現在の尾
端よりLCBだけ下流に位置する。HD3が先端を検出し
てから、将来先端になる点が吐出口Eに到達するまでの
時間t12は、接断点CからクロップシャーCSまでの長
さLCB+L1+L2をSin/Sout倍することで仕上圧延
機NTの出側長さに換算し、速度Vで除算することで将
来先端になる点が吐出口Eに到達するまでの時間t
12を、以下の(11)式で求める。
【0053】 t12={L0+(LCB+L1+L2)×(Sin/Sout)}/V・・・・(11)
【0054】HD3が尾端を検出したときのカウンタC
TR4のカウント値がPoとするとレイングヘッドの吐
出口Eの回転角度位置θは上記式(1)で求められ、以
後は実施の形態1と同様の計算により位置制御信号△V
5が得られるが、位置制御信号△V5が加速の修正であっ
た時、切断長さが予定より短くなると位置制御信号△V
5の修正量は少なくてすむ。つまり、以下の式(12)
により主演算回路10の出力である位置制御信号△V5
を仕上圧延機入側長さ換算した長さだけ切断目標長を短
くすると、レイングヘッドが必要な速度修正量は0とな
る。
【0055】 △LCB=(t12−td)×△V5×Sout/Sin・・・・・(12)
【0056】このように△LCBが演算されたされたされ
たなら、図示しないクロップシャー制御手段は、線材検
出器HD3が線材1の尾端を検出してから、尾端がL2
−△LCBの距離を進んだ時と判断される時間にクロップ
シャーCSを動作させて尾端クロップを△LCB分だけ切
断する。この時、線材1の移送速度Vは一定と考える。
【0057】次に線材検出器HD2が線材尾端を検出し
た時に行なう本制御については従来技術と同様の動作を
する。本実施の形態2では、HD3が線材尾端を検出し
たときに線材尾端の切断目標長を修正することで予備制
御におけるレイングヘッドの速度修正が不要となり、加
減速によるエネルギーロスが避けられる効果がある。
【0058】実施の形態3.上記実施の形態1では、予
備制御段階において位置制御信号ΔV5の修正量を先端
クロップの目標切断長ΔLCTに変換し、その変換量だけ
線材1の先端をクロップシャCSで切断した。しかし、
クロップシャCSによる線材1の先端クロップの切断
は、切断長が長すぎても、短すぎてもクロップが所定の
回収場所に落ちない等の問題点がある。そこで、本実施
の形態3では目標切断長ΔLCTの上限値、下限値を設定
し、変換された目標切断長ΔLCTが上限値を超える場合
は目標切断長LΔCTを上限値に設定し、下限値を下回る
場合は目標切断長ΔLCTを下限値に設定し、また、目標
切断長ΔLCTが上限値と下限値の範囲にある場合はを変
換された目標切断長LΔ CTで線材1の先端を切断する。
更に、本実施の形態3は各制限された目標切断長ΔLCT
をレイングヘッドLHの速度修正量である位置制御信号
ΔV5Aに変換する。
【0059】以下、本実施の形態3に係るレイングヘッ
ド位置制御装置を図3について説明する。尚、図中、図
1と同一符号は同一または相当部分を示す。図3におい
て、18は乗算器17で演算された目標切断長ΔLCT
制限をかけるリミッタ、19は制限がかけられたΔLCT
を(t12−td)×(Sout/Sin)で除算する除算器、
20は1から除算結果である{(t12−td)×(Sout
/Sin)}を減算する減算器、21は減算結果にΔV5
を乗算する乗算器である。これら演算回路19〜20に
より制限がかかけられた目標切断長ΔLCTを位置制御信
号ΔV5Aに変換し、この位置制御信号ΔV5Aにより図6
の(a)に示すように予備制御期間中に、ΔV5Aだけレ
イングヘッドLHの速度修正を行う。また、本制御に至
ったならば接点G1を開放し、接点G2を閉成し、主演
算回路10にて演算された位置制御信号ΔV5によりレ
イングヘッドLHの速度修正を行う。
【0060】本実施の形態3によれば先端クロップの切
断長を一定の範囲内で修正するため、圧延に支障をきた
すことなく先端位置制御の予備制御および本制御におけ
るレイングヘッドLHの速度修正量を減らすことがで
き、効率化を図ることができる
【0061】実施の形態4.実施の形態3では線材先端
のレイングヘッド位置制御について説明したが、本実施
の形態4は、尾端通過時のレイングヘッドの位置制御を
行なうものである。クロップシャCSによる線材1の尾
端クロップの切断は、切断する尾端クロップが長すぎて
も、短すぎてもクロップが所定の回収場所に落ちない等
の問題点がある。そこで、本実施の形態4では尾端クロ
ップの目標切断長ΔLCBの上限値、下限値を設定し、変
換された目標切断長ΔLCBが上限値を超える場合は目標
切断長ΔLCBをした下限値に設定し、下限値を下回る場
合は目標切断長ΔLCBを上限値に設定し、また、目標切
断長ΔLCBが上限値と下限値の範囲にある場合はを変換
された目標切断長ΔLCBで線材1の尾端クロップを切断
する。更に、本実施の形態4は各制限された目標切断長
ΔLBCをレイングヘッドLHの速度修正量である位置制
御信号ΔV5Aに変換する。
【0062】以下、本実施の形態4に係るレイングヘッ
ド位置制御装置を図4について説明する。尚、図中、図
1と同一符号は同一または相当部分を示す。図4におい
て、18はリミッタであり、このリミッタ18は乗算器
17で演算された目標切断長ΔLCBと各制限値とを比較
し、変換された目標切断長ΔLCBが上限値を超える場合
は目標切断長ΔLCBを上限値に制限し、下限値を下回る
場合は目標切断長ΔL CBを下限値に制限し、また、目標
切断長ΔLCBが上限値と下限値の範囲にある場合には変
換された目標切断長ΔLCBを出力する。19は制限がか
けられたΔLCBを(t12−td)×(Sout/Sin)で除
算する除算器、20は「1」から除算結果である{(t
12−td)×(Sout/Sin)}を減算する減算器、21
は減算結果にΔV5を乗算する乗算器である。これら演
算回路19〜20を制限がかかけられた目標切断長ΔL
CBを位置制御信号ΔV5Aに変換し、この位置制御信号Δ
5Aにより図6の(a)に示すように予備制御期間中
に、ΔV5AだけレイングヘッドLHの速度修正を行う。
また、本制御に至ったならば接点をG1を開放し、接点
G2を閉成し、主演算回路10にて演算された位置制御
信号ΔV5によりレイングヘッドLHの速度修正を行
う。
【0063】本実施の形態4によれば尾端クロップの切
断長を一定の範囲内で修正するため圧延に支障をきたす
ことなく尾端位置制御の予備制御および本制御の速度修
正量を減らすことができ、効率化を図ることができる。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、仕上圧延機の入側に
あるクロップシャーの前方で、前記仕上圧延機の出側に
あるレイングヘッドに移送される線材の先端を検出する
線材検出器と、この線材検出器による先端検出に応じて
前記線材の先端クロップの切断目標長に基づき、将来先
端となる切断面が吐出される前記レイングヘッドの吐出
口の回転角度を演算する回転角度演算手段と、前記演算
された吐出口の回転角度で先端が吐出されるように前記
先端クロップの切断目標長を修正する目標長修正手段と
を備えたので、線材検出器が線材の先端を検出したとき
に線材先端の切断目標長を修正することで予備制御にお
けるレイングヘッドの速度修正が不要となり、加減速に
よるエネルギーロスを避けることができるという効果が
ある。
【0065】この発明によれば、仕上圧延機の入側にあ
るクロップシャーの前方で、前記仕上圧延機の出側にあ
るレイングヘッドに移送される線材の尾端を検出する線
材検出器と、この線材検出器による尾端検出に応じて前
記線材の尾端クロップの切断目標長に基づき、将来尾端
となる切断面が吐出される前記レイングヘッドの吐出口
の回転角度を演算する回転角度演算手段と、前記演算さ
れた吐出口の回転角度で尾端が吐出されるように前記尾
端クロップの切断目標長を修正する目標長修正手段とを
備えたので、線材検出器が線材の尾端を検出したときに
線材尾端の切断目標長を修正することで予備制御におけ
るレイングヘッドの速度修正が不要となり、加減速によ
るエネルギーロスを避けることができるという効果があ
る。
【0066】この発明によれば、修正されたクロップの
切断目標長に上限値と下限値との制限値を設け、前記切
断目標長が上限値を超える場合は上限値を出力し、前記
下限値を下回る場合は下限値を出力し、上下限値の範囲
にある時は前記目標長修正手段による修正切断目標長を
出力する制限手段と、前記上限値あるいは下限値をレイ
ングヘッドの速度修正量に変換する変換手段とを備えた
ので、先尾端クロップの切断長を一定の範囲内で修正す
るため圧延に支障をきたすことなく先尾端位置制御の予
備制御および本制御の速度修正量を減らすことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るレイングヘッ
ド位置制御装置の制御回路を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係るレイングヘッ
ド位置制御装置の制御回路を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係るレイングヘッ
ド位置制御装置の制御回路を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4に係るレイングヘッ
ド位置制御装置の制御回路を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態1、2の制御の段階を示す特性図
である。
【図6】 実施の形態3、4の制御の段階を示す特性図
である。
【図7】 従来のレイングヘッド位置制御装置の構成を
示す図である。
【図8】 従来のレイングヘッド位置制御装置を示すブ
ロック図である。
【図9】 従来の制御の段階を示す特性図である。
【図10】 レイングヘッドとベルトコンベアとの関係
を示す平面図である。
【図11】 レイングヘッドの側面および正面図であ
る。
【符号の説明】 1 線材、2 コイル、HD1〜HD3 線材検出器、
LH レイングヘッド、CS クロップシャー、4A,
4B,5 L設定器、10 主演算回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕上圧延機の入側にあるクロップシャー
    の前方で、前記仕上圧延機の出側にあるレイングヘッド
    に移送される線材の先端を検出する線材検出器と、この
    線材検出器による先端検出に応じて前記線材の先端クロ
    ップの切断目標長に基づき、将来先端となる切断面が吐
    出される前記レイングヘッドの吐出口の回転角度を演算
    する回転角度演算手段と、前記演算された吐出口の回転
    角度で先端が吐出されるように前記先端クロップの切断
    目標長を修正する目標長修正手段とを備えたことを特徴
    とするレイングヘッド位置制御装置。
  2. 【請求項2】 仕上圧延機の入側にあるクロップシャー
    の前方で、前記仕上圧延機の出側にあるレイングヘッド
    に移送される線材の尾端を検出する線材検出器と、この
    線材検出器による尾端検出に応じて前記線材の尾端クロ
    ップの切断目標長に基づき、将来尾端となる切断面が吐
    出される前記レイングヘッドの吐出口の回転角度を演算
    する回転角度演算手段と、前記演算された吐出口の回転
    角度で尾端が吐出されるように前記先端クロップの切断
    目標長を修正する目標長修正手段とを備えたことを特徴
    とするレイングヘッド位置制御装置。
  3. 【請求項3】 前記修正されたクロップの切断目標長に
    上限値と下限値との制限値を設け、前記切断目標長が上
    限値を超える場合は上限値を出力し、前記下限値を下回
    る場合は下限値を出力し、上下限値の範囲にある時は前
    記目標長修正手段による修正切断目標長を出力する制限
    手段と、前記上限値あるいは下限値をレイングヘッドの
    速度修正量に変換する変換手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1または2に記載のレイングヘッド位置制御
    装置。
JP2000158170A 2000-05-29 2000-05-29 レイングヘッド位置制御装置 Pending JP2001340917A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109093293A (zh) * 2018-08-06 2018-12-28 鞍钢未来钢铁研究院有限公司 一种用于冷轧钢卷卷芯焊接的带头寻位方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040312