JPS6142422A - 棒材コイルラインの切断制御装置 - Google Patents

棒材コイルラインの切断制御装置

Info

Publication number
JPS6142422A
JPS6142422A JP16457684A JP16457684A JPS6142422A JP S6142422 A JPS6142422 A JP S6142422A JP 16457684 A JP16457684 A JP 16457684A JP 16457684 A JP16457684 A JP 16457684A JP S6142422 A JPS6142422 A JP S6142422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shear
bar
cutting
tail end
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16457684A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Komatsu
小松 重之
Takahiro Ogawa
恭弘 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP16457684A priority Critical patent/JPS6142422A/ja
Publication of JPS6142422A publication Critical patent/JPS6142422A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野1 本発明は、棒材コイルラインの切断制御1Pi[に係り
、特に、シャーを有づる棒鋼バーインコイルラインにお
ける圧延材尾端クロップの切断長制御に用いるのに好適
な、仕上圧延機で圧延された棒材の尾端を棒材走行中に
シャーで切断し、ピンチロールで誘導した後、巻取機で
巻取るようにした棒材コイルラインの切断制御装置の改
良に関する。 [従来の技術) 棒鋼仕上圧延機と、該仕上圧延機の出側に配設された、
仕上圧延機を出た圧延材の尾端部分を走行中に切断する
シャーと、前記圧延材をコイル状に巻取る、例えばガレ
ットリーラと、該ガレットリーラへ圧延材を円滑に誘導
するピンチロールとを備えた、いわゆる棒鋼バーインコ
イル設備が知られている。 この棒鋼バーインコイル設備における圧延材尾端部分の
切断長制御に際して、従来は、圧延材尾端部分の走行速
度から圧延材尾端位置の1〜ラツキングを行い、シャー
から前記圧延材尾端までの距離ど、設定された切断長と
を比較し、両者の長さが等しくなった時にシャーが切断
を完了するように、シャーの起動開始から切断完了まで
の切断所要時間を考慮して、シャーに起動指令を出力す
ることが一般的に行われている。 [発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記従来の切断長制御においては、圧延
材尾端部分の複雑な移動推移形態及び複Mな圧延材搬送
速度の変化の全てを包含していなかったため、全ての操
業状態において高精度な切断長制御を行うことは不可能
であった。即ち、仕上圧延1幾を抜けた後の圧延材尾端
の走行速度は、シャー以降の下流設備によって決まり、
例えばピンチロールにより圧延材を誘導している時は、
尾端が前記仕上圧延機を抜けると同時に圧延材搬送速度
がピンチロールの回転速度と等価になる。一方、ピンチ
ロールよりもガレツ]・リーラの方が大きな影響を圧延
材に与えている時には、圧延材搬送速度はガレットリー
ラの回転速度を基に演算されるが、この場合、コイル巻
取径は巻取過程においてガレットリーラの構造上、自動
的に大径から小径へ、小径から大径へと逐次変化するた
め、圧延材搬送速度は巻取速度に応じて変化することと
なる。従って、この速度変動を考慮する必要があるが、
従来は、前記巻取速度を正確に検出することが不可能で
あったため、例えば、圧延材尾端部分が仕上圧延機の入
側にある時にシャーを起動し、切断完了した時には尾端
部分が出側に抜けている場合や、圧延材尾端部分が仕上
圧延機を抜けた後前記シャーを起動し、切断完了づる場
合で、圧延材尾端が仕上圧延機抜けと同時にガレットリ
ーラの巻取速度で搬送される時には、切断長にかなりの
誤差が生じていた。 一方、本発明に関連するものとしては、特開昭56−1
58215で、レーイングコーンにてコイルを形成し、
冷却コンベア上にコイルを巻溝し、冷却コンベア終端に
あるコイル集束装置にてコイルを2分割する線材熱間圧
延設備において、ウオブリング制御あるいは線材速度の
変動によって冷却コンベア上のコイル径やコイル間隔の
ばらつきが生じても、これと無関係に線材を正確に2分
割できる線材2分割制御装置が提案されている。しかし
ながら、この線材2分割制御装置は、本発明とは対象が
異なり、そのまま棒材コイルラインの切断制御に用いる
ことはできなかった。 [発明の目的1 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、切断完了までの棒材尾端の搬送推移過程を予測し
て精度の高い切断制御を行うことができる線材コイルラ
インの切断制御ll装置を提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段1 本発明は、仕上圧延機で圧延された棒材の尾端を棒材走
行中にシャーで切断し、ピンチロールで誘導した後、巻
取機で巻取るようにした棒材コイルラインの切断制御装
置において、仕上圧延機の圧下による棒材の搬送速度を
検出する手段と、巻取機による棒材の巻取速度、又はピ
ンチロールによる棒材の誘導速度を検出する手段と、仕
上圧延機の上流及び仕上圧延機とシャーの間で棒材尾端
の走行位置を検出する手段と、該走(1位1検出手段に
より検出される、シャーによる棒材切断完了時の棒材尾
端位置が、なお仕上圧延機の上流にある時は、前記棒材
搬送速度に基づいてシャー起動指令を出力し、一方、シ
ャーによる棒材切断完了時の棒材尾端位置が、仕上圧延
機を通過している時は、前記棒材巻取速度又は棒材誘導
速度に基づいてシャー起動指令を出力するシャー制御手
段と、を備えることにより、前記目的を達成したもので
ある。
【作用) 本発明においては、シャーによる棒材切断完了時の棒材尾端位置が、なお仕上圧延機の上流にある時は、仕上圧延機の圧下による線材の搬送速度に基づいてシャー起動指令を出力し、一方、シャ−による棒材切断完了時の棒材尾端位置が、仕上圧延機を通過している時は、巻取機による棒材の巻取速度又はピンチロールによる棒材の誘導速度に基づいてシャー起動指令を出力するようにしたので、切断完了までの棒材尾端の搬送推移過程を予測した高精度な切断長制御が可能となる。 【実施例】
以下図面を参照して、本発明が採用された圧延材尾端部
分の高精度切断長制御lI装置の実施例を詳細に説明す
る。 第1図は、実施例の構成及び設備機器の配置関係を示す
ブロック線図であり、圧延材10は、仕上圧延機12、
シャー14、ピンチロール16を経てガレットリーラ1
8により巻取られる。 前記仕上圧延機12の入側と出側には、材料検出器、例
えばホットメタルデテクタ(以下、)−IMDと称する
)22及び24が配設されており、圧延材10の尾端の
通過を検出し、シャー切断長制御開始の信号をシャー制
御器2oに出力するようにされている。 前記仕上圧延機12での圧延材10の伸び率は、圧延材
の入側断面積及び形状と、カリバー形状によっては同一
圧下率でも異なるため、その補正係数が断面変化補正パ
ターン設定器26で設定される。圧下率検出器281よ
、前記仕上圧延1112の圧下率を検出すると共に、前
記断面変化補正パターン設定器26で設定された補正係
数を用いて、前記仕上圧延機12での伸び串λを演算し
て前記シャー制御器20に出力する。 前記仕上圧延l112人側の圧延材搬送速度v1は、該
圧延機用電動機(図示省略)の反負荷側軸端に取付けら
れたパルス発信機30からのパルス信号と、圧延スケジ
ュールより決まる各定数とから、前記シャー制御器20
内部で演算検出される。 前記ピンチロール16での圧延材1oの誘導速度Vpも
、前記仕上圧延機12と同様に、パルス発信機32から
のパルス信号と、リードパターン設定器34により設定
したピンチロール16のリード率、及び圧延スケ−ジュ
ールによって決まる定数とから、前記シャー制御器20
内部で演算される。 前記ガレットリーラ18で巻取られているコイルの巻取
径りの検出は、ガレットリーラ18への圧延材10の放
出方向を、第2図及び第3図に示す如く、放出方向検出
器36の視野範囲内の圧延材10の位置として検出し、
この放出方向信号から、変換器38で予測演算すること
によって行われる。第2図、第3図において、40は抽
出口、36Aは、放出方向検出器36の視野範囲である
。 前記ガレットリーラ18の回転速度Nは、パルス発信機
42の出力に基づいて演算器44で演算検出され、該演
算器44は、前記回転速度Nと前記変換器38で予測演
算されたコイル巻取径りから、次式により巻取速度vA
を演算して前記シャー制御器20に出力する。 ■ρ=πDN、      ・・・・・・・・・(1)
この(1)式において、コイル巻取径りは、前記したよ
うに巻取過程において時々刻々変化するため、最大巻径
をDo、最小巻径をDlとすると、次式の関係が成立す
る。 D i <D=SK<D o   −−−(2)ここで
、Sは、前記放出方向検出器36からの信号で、Kは、
前記変換器38内部で設定されている補正係数である。 従って、前記変換器38で演算出力されるコイルの直径
りは、前記演算器44内部で前記パルス発信l!!42
からのパルス信号により検出された回転速度Nと掛合わ
され、前出(1)式で表わされる巻取速度Vρとしてシ
ャー制御器20に出力される。 前記シャー14の起動開始から切断完了までの切断所要
時間tdは、シャー用電動146の反負荷側軸端に取付
けられたブレード位置検出器、例えばパルス発信機48
からのパルス信号を基に、時間カウンタ50で実測され
る。 前記シャー制御器20から切断指令が出力されると、速
度制御器52は前記電動lI46を駆動させ、シャー1
4が圧延材1oを切断する。シャー制御器20はシャー
14の前記切断所要時間tdを実績値として内部に持っ
ており、この切断所要時間tdを考慮して演算、トラッ
キングを行い、前記速度制御器52に切断指令を出力す
る。この演算に用いる切断所要時間tdの値は、モード
選択器54及び回数設定器56により適宜最適値を選択
することが可能である。 即ち、前記モード選択器54では、平均値設定モードと
前回値設定モードとが選択可能であり、前回値設定モー
ドの場合、シャー制御器20は前回の切断所要時間t 
d 、−、を次回切断時の切断所要時間【dとして採用
し、演算する。一方、平均値設定モードが選択された場
合は、回数設定器56で設定された切断回数0と、この
0回の切断ごとに前記時間カウンタ50で測定される切
断所要時間tdj 、 td2・・・tdiより、次式
に基づいて平均切断所要時間t(1mを演算し、次回切
断時の切断所要時間tdとして採用して演算制御を行う
。 tdm = (tL +tdz +−+tdm ) /
n +・+ (3)圧延材尾端部分の切断長Lcは、切
断長設定器58により設定される。 本実施例の制御、演算機能を全体としてまとめるのは、
前記シャー制都器20であり、これは例えばマイクロコ
ンピュークで構成されている。 以下、実施例の作用を説明する。 まず、圧延材尾端部分が仕上圧延!112の入側にある
時にシャー14が起動され、切断完了した時にも尾端部
分が入側に残留している第1の状態について説明する。 第4図は、この第1の状態における、圧延材尾端がHM
D22を通過し、シャー制御器2oが圧延材尾端のトラ
ッキングを開始してから、シャー14が切断完了するま
での圧延材尾端部分の移動推移を表わした図である。 第4図において、圧延材尾端がHMD22を通過した時
点の圧延材10の搬送速度は、仕上圧延l112の入側
でvlである。次に圧延材尾端部分がある距離進行した
ところで、シャー14が起動を開始し、切断所要時間t
d後に切断完了する。切断された圧延材10は、第4図
の場合においては、断面積の異なった2つの長さに分け
られる。即ち、仕上圧延l112の中心からシャー14
の中心までにある長さL2の圧延材と、仕上圧延機12
の入側に残っている、搬送速度v1で進む長さし3の圧
延材である。このうち、前記L2の圧延材長さは、前記
切断所要時間の過程においても変化なく、仕上圧延!1
12とシャー14の配置距離によって一義的に決まる。 しかしながら、前記L3の圧延材長さは、切断完了時点
から圧延された後、最終的に伸び率λによってLc(1
+λ)の長さとなる。従って、最終的な切断長さLcは
、次式で表わされる。 Lc=12+13(1+λ) ・・・・・・・・・(4
)即ち、圧延材尾端がHMD22より(L+−13)進
んだ時間後にシャー14が切断を完了すればよく、この
時間【×は、仕上圧延!112の入側搬送速度v丁を用
いて、次式で表わされる。 jx=(L+−Lc)/V+  −・−・(5)シャー
14の起動開始のタイミングは、切断所要時間tdを考
慮して、txより更にtd前に起動させることになる。 従って、圧延材尾端がHMD 22を通過してからシャ
ー制御器20が切断指令信号を出力するまでの時間to
は、結局、次式で表わされる。 jc=  tx−td −(L 1’ L 3)  、’  V+  −td=
L’+ /  V+  −(Lc−12)/(V+(1
+λ))−td  −−−−・−(6)前記伸び率λは
、前記断面変化補正パターン設定器26と前記圧下率検
出器28により検出演算される。又、切断長Lcは、前
記切断長設定器80で設定される。 シャー制御器20は、圧延材尾端のトラッキングを開始
し、前記(6)式に基づいてtoを演算し、タイマをセ
ットする。そして、前記HM D 22が圧延材尾端の
通過を検出し、セットされたtCがタイムアツプした時
点で切断指令信号を前配速度制帥器52に出力し、前記
電動機46を駆動させ、即ちシャー14を起動させ、前
記切断所要時間td後に切断を完了する。 次に、圧延材尾端部分が仕上圧延機120入側にある時
にシャーを起動し、切断完了した時には尾端部分が出側
に抜けている第2及び第3の状態について説明する。 第5図は、この第2及び第3の状態を表わしたもので、
この場合、圧延材尾端が仕上圧延!112を抜けると同
時に前記ガレットリーラ18の巻取速度V℃で搬送され
る第2の状態と、同じく前記ピンチロール16の誘導速
度VPで搬送される第3の状態とがある。これは、圧延
材の断面寸法等で何れかが有効に働くものであり、何れ
か一方が状況に応じて選択される。 まず、仕上圧延機12を抜けた後の圧延材尾端の搬送速
度がガレットリーラ18の巻取速度Vλにより決定され
る第2の状態では、シャー制御器20は前記演算器44
からの巻取速度信号に基づいて制御を行う。 前出(1)、(2)式から明らかなように、この第2の
状態における圧延材10の搬送速度は、コイルの巻取(
¥Dに応じて変化するため、圧延材尾端が仕上圧延11
12を抜けてから切断完了までの圧延材の搬送速度は、
第6図に実線で示すような複雑な変化を示す。即ち、圧
延材10が仕上圧延機12に噛込んでいる状態では、圧
延材尾端の搬送速度はvlであるが、仕上圧延機12を
抜1ブると同時に巻取速度Vρに変化する。この巻取速
度Vρは、一般に、第6図に破線で示(J:うな:角形
状の一定パターンの時間の関数となるため、シャー制御
器20は、演算器44から時々刻々出力される巻取速度
の信号に基づいて、このパターンを予測演算する。 第5図において、圧延材尾端がl−IMD22を通過し
てから仕上圧延機12を抜けるまでの時間は、(L+/
V+)で表わされる。次に、圧延材尾端が仕上圧延機1
2を抜けてから切断完了するまでに進行する距離し4は
、圧延材尾端がtl・ID22を通過してから切断完了
するまでの合計時間を【×とすると、予測された巻取速
度Vρを用いて、次式で演算される。 L4=12−Lc ” jLJ%/vβd(・・・・・・・・・(7)この
(7)式の合計時開txには、シャー14の切断所要時
間tdも含まれているため、(Lx−td)の演算を行
うことによって、HMD22を圧延材尾端が通過してか
らシャー14が起動開始するまでの時間tcを、次式で
求めることができる。 to−tx−td      ・・・・・・・・・(8
)前記シャー制御器20は、前出〈7)式から【×を演
算し、更に前出(8)式に基づいて【Cを算出し、材料
尾端がHMD22を通過してから tCの時間後に切断
指令信号を出力する。 次に、圧延材尾端が仕上圧延機12を抜けると同時に、
圧延材1oがピンチロール16の誘導速度vpで搬送さ
れる前記第3の状態について説明する。 一般に、ピンチロールの回転速度は圧延材を円滑安定に
誘導する目的から、圧延速度より若干早めにリード率を
もって設定されるか、あるいは、圧延材尾端が仕上圧延
機12を抜けると同時にある速度変化パターンを設定す
るため、圧延材の搬送速度は、仕上圧延機抜けから切断
完了までの過程において、例えば第7図の実線に示すよ
うな推移を示す。 従って、この第3の状態においても、制御の基16一 本釣な考えは前記第2の状態と同じであるため、前出(
8)式に基づいて演算制御が11ねれる。ただし、この
第3の状態の【×は、ピンチロール16の誘導速度Vp
に基づいて、次式より演算される。 L4=12−Lc 前記ピンチロール16のリード率、及び速度変化のパタ
ーンは、本実施例ではリードパターン設定器34により
設定され、このパターンに基づいて、(9)式の誘導速
度Vpが予測演算される。 シャー11jiIIl器20は前記(9)式に基づいて
 txを演算し、更に前出(8)式より tcを碑出し
、材料尾端がHMD22を通過してから (Cの時間後
に切断指令信号を出力する。 次に、圧延材尾端部分が仕上圧延1112を扱けた後、
シャー14を起動し、切断完了する第4及び第5の状態
について説明する。 この第4及び第5の状態は、圧延+410の搬送速度が
遅く、又、切断長Lcが短い場合に発生するが、何れも
、前記第2又は第3の状態の延長線上にある。即ち、前
出(8)式において、前記合計時間t×が長く、結果的
に前記【Cが長く、このtoがL+/V+より長い場合
、即ち、第8図に示す如く、圧延材尾端が仕上圧延11
12を抜けた後、シャー14を起動させ切断完了する場
合に発生するものである。従って、この第4又は第5の
状態におけるtcも、ガレットリーラ18で圧延材10
を搬送している第4の状態の場合は、前記第2の状態の
場合と同様に前出(7)、(8)式により、一方、ピン
チロール16で圧延材10を搬送している第5の状態の
場合には、前記第3の状態の場合と同様に前出(8)、
(9)式より演算される。 この第4及び第5の状態において、)−IMD 24は
、シャー切断長制卸の最終補正用として機能する。即ち
、圧延材尾端のトラッキング及びシャー切断長制御は、
HMD22により開始されるわけであるが、HMD24
を用いて、切断開始直前に、再度前記tcを演算設定し
直し、可能な限り切断直前の搬送速度を検出することに
より、特に切断長Lcの短い場合における高精度な切断
長制御が可能となる。 前記シャー制御器20は、切断長Lc、JI延材1oの
搬送速度VAN巻取速度V℃、誘導速度νP、ピンチロ
ール16の使用、不使用、及び各設備間距離により、圧
延材尾端部分の切断パターンを前記第1〜第5の状態の
中から自動的に判別する機能を有しており、この自動判
別機能によって該当する演算式を選び出して、前記to
を演算、設定する。 例えば、前記切断長設定器58により設定された切断長
Lcと、前記仕上圧延機12、シャー14間の距11L
2どの長さ比較がなされ、L2<LCであるならば、前
記第1の状態であると判別する。一方、L + >Lc
で、且つピンチロール16が不使用である場合には、前
記第2又は第4の状態であり、ピンチロール16を使用
している場合には、前記第3又は第5の状態であると判
別する。 ピンチロール16の使用、不使用は外部信号より与えら
れる。 又、L2>LCの場合は、前出(8)式に基づいて前記
toを演算するわけであるが、本実施例においては、演
算された toより判断し、to経過後の圧延材尾端位
置が前記HMD24よりも充分下流にあると予測される
時には、前記第4又は第5の状態であると判別して、前
記圧延材尾端が前記)−IMD24を通過した時点で、
切断長制御の最終補正を行う。 本実施例におけるシャー制御器20の演算処理フローを
第9図に示す。 本実施例においては、シャー制御器20をマイクロコン
ピュータで構成しているので、前記の演算処理が、極め
て高速で、且つ高精度で行われる。 又、本実施例においては、前記シャー制御器20に、回
数設定器56で設定された任意回数nのシャーの切断所
要時間の平均値tdmを切断所要時開tdとして設定し
直す第1の学習制m機能と、前回の切断所要時間t d
 、−、を切断所要時間tdとして設定し直す第2の学
習制御機能とを共に備え、モード選択器54で両機能の
何れかを選択できるようにしているので、圧延材10や
ラインに合わせて最適な機能を容易に選択することがで
き、高精度な切断制御を実現できる。なお、シャー1I
IIIl器20に両機能の何れか一方のみを備えたり、
学習制御機能を省略したりすることも可能である。 更に、本実施例においては、圧延材10の巻取速度V℃
を、ガレットリーラ18への圧延材の放出方向信号Sか
ら予測演算されるコイル巻取径りと、ガレットリーラ1
8の回転速度Nとから演舞するようにしているので、巻
取速度v1.を精度良く求めることができる。なお、圧
延材の巻取速度を求める方法は、これに限定されない。 前記実施例は、本発明を、棒鋼バーインコイルラインに
おける圧延材尾端のカット制御に適用したものであるが
、本発明の適用範囲はこれに限定されず、類似の問題点
を有する他の設備にも同様に適用できることは明らかで
ある。 【発明の効果1 以上説明した通り、本発明によれば、切断完了までの圧
延材尾端の搬送推移過程を予測しているので、圧延材尾
端部分のあらゆる切断パターンについて、高精度な切断
が可能となり、歩留りが向上するという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る棒材コイルラインの切断制御装
置の実施例の構成を示すブロック線図、第2図は、前記
実施例で用いられているガレットリーラを示す正面図、
第3図は、同じく平面図、第4図は、前記実施例の作用
を説明劣るだめの、圧延材尾端部分が仕上圧延機の入側
にある時にシャーを起動し、切断完了した時にも尾端部
分が入側に残留している第1の状態における圧延材の搬
送状態を示す縮図、第5図は、同じく、圧延材尾端部分
が仕上圧延機の入側にある時にシャーを起動し、切断完
了した時には尾端部分が出側に抜けている第2及び第3
の状態における圧延材の搬送状態を示す線図、第6図は
、ガレットリーラにより圧延材が搬送されている時の搬
送速度の変化状態を示す線図、第7図は、ピンチロール
により圧延材が搬送されている時の搬送速度の変化状態
の例を示す線図、第8図は、前記実施例の作用を説明す
るための、圧延材尾端部分が仕上圧延機を抜けた後、シ
ャーを起動し、切断完了する第4及び第5の状態におけ
る圧延材の搬送状態を示す線図、第9図は、前記実施例
で用いられているシi7− i制御器の演篩処理フロー
の一例を示す流れ図である。 10・・・圧延材、      12・・・仕上圧′I
i機、14・・・シャー、     16・・・ピンチ
ロール、18・・・ガレットリーラ、 20・・・シャ
ー制引器、22.24・・・HMD、 30.32.42.48・・・パルス発信機、vl・・
・搬送速度、     vp・・・誘導速度、36・・
・放出方向検出器、   Vρ・・・巻取速度、58・
・・切断長設定器、   Lc・・・切断長。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)仕上圧延機で圧延された棒材の尾端を棒材走行中
    にシャーで切断し、ピンチロールで誘導した後、巻取機
    で巻取るようにした棒材コイルラインの切断制御装置に
    おいて、 仕上圧延機の圧下による棒材の搬送速度を検出する手段
    と、 巻取機による棒材の巻取速度、又はピンチロールによる
    棒材の誘導速度を検出する手段と、仕上圧延機の上流及
    び仕上圧延機とシャーの間で棒材尾端の走行位置を検出
    する手段と、 該走行位置検出手段により検出される、シャーによる棒
    材切断完了時の棒材尾端位置が、なお仕上圧延機の上流
    にある時は、前記棒材搬送速度に基づいてシャー起動指
    令を出力し、一方、シャーによる棒材切断完了時の棒材
    尾端位置が、仕上圧延機を通過している時は、前記棒材
    巻取速度又は棒材誘導速度に基づいてシャー起動指令を
    出力するシャー制御手段と、 を備えたことを特徴とする棒材コイルラインの切断制御
    装置。
JP16457684A 1984-08-06 1984-08-06 棒材コイルラインの切断制御装置 Pending JPS6142422A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16457684A JPS6142422A (ja) 1984-08-06 1984-08-06 棒材コイルラインの切断制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16457684A JPS6142422A (ja) 1984-08-06 1984-08-06 棒材コイルラインの切断制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6142422A true JPS6142422A (ja) 1986-02-28

Family

ID=15795790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16457684A Pending JPS6142422A (ja) 1984-08-06 1984-08-06 棒材コイルラインの切断制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6142422A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010029884A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Kobe Steel Ltd 圧延設備における圧延材の搬送速度の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010029884A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Kobe Steel Ltd 圧延設備における圧延材の搬送速度の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3604234A (en) Temperature control system for mill runout table
GB2059316A (en) Temperature control in hot strip mill
US3553992A (en) System for automatically decelerating rolling mills
US6216503B1 (en) Method for setting operating conditions for continuous hot rolling facilities
JPS6142422A (ja) 棒材コイルラインの切断制御装置
JP2744399B2 (ja) 圧延材の冷却制御装置
US4110824A (en) Method and apparatus for continuously processing strand
US3702071A (en) Gauge control method and apparatus for metal rolling mills
JP2795791B2 (ja) 鋼板の冷却制御方法
JP3109067B2 (ja) 熱間連続圧延における板幅制御方法
JP2781860B2 (ja) 棒鋼の切断方法
KR20010043613A (ko) 압연 방법
JP4333162B2 (ja) テンションレベラによる伸び率制御方法
JPH0685933B2 (ja) 熱間仕上圧延における板厚制御方法
JP3488382B2 (ja) 間ピッチ制御方法および装置
JP3194447B2 (ja) 圧延材の冷却制御方法
JPS629711A (ja) 薄板熱間圧延ラインの板幅制御方法
JP2667340B2 (ja) 巻取温度制御装置
JPH07328718A (ja) 巻取設備の鋼板速度検出方法
JPH0212647B2 (ja)
KR100508512B1 (ko) 대구경 선재 권취시 소재 선단 위치 제어 방법
JP2001179333A (ja) 金属帯の巻取装置の制御方法
JPH03221203A (ja) ホットストリップのネッキング防止方法
JPH0532133B2 (ja)
KR101322013B1 (ko) 압연 방법 및 압연 장치