JP2001340177A - 敷寝具 - Google Patents

敷寝具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】暑熱環境下での使用において発生しやすい蓄熱
や発汗による水分が敷寝具内に滞留することがない快適
な敷寝具を提供すること。 【解決手段】 ハード層とソフト層の圧縮反発力が各々
10kg以上と10kg未満であり、且つソフト層の2
0℃×65%RH下での水分率がハード層のものより3
%以上大きい敷寝具で、ソフト層が人体側に面するよう
に積層されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時の寝心地を
改善するための敷寝具に関するものである。更には、使
用時の床つき感がなく、温熱特性、汗の処理機能を有
し、清潔でリサイクルが可能な繊維構造体及びそれを用
いた敷寝具、家具、ベッド、車両用クッション材、生活
資材等の製品の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木綿綿、羊毛綿、ポリエステル硬
綿や、ウレタンフォーム、およびこれらを単体あるいは
積層して用いた敷寝具が多数、提案されている。木綿
綿、羊毛綿、ポリエステル綿では厚みが減少し、へたる
という問題がある。特に、木綿綿、羊毛綿では吸汗性が
あるものの詰め物層に水分が滞留するという問題があ
り、敷寝具の管理においては好ましくない。また、ダニ
の繁殖やかびなどの問題から敬遠される傾向もあるた
め、ウレタンフォームやポリエステル綿を主体として構
成されることが多い。一方、ウレタンフォームやポリエ
ステル綿を詰め綿として用いた場合、クッション性、吸
汗性が低いという課題があるので好ましくない。そのた
め、羊毛などの吸湿性のある繊維素材を巻綿として用い
て詰め物であるポリエステル硬綿を包み込むという改善
も行われている。
【0003】これに対し、特許第2887648号公報
では、綿、合成繊維などを使用した布団において粒状シ
リカゲルを備えた調湿性寝具が提案されている。また、
特開平6−316014号公報では、微細な無数の孔の
あるシートによって吸水・除湿機能を持たせた布団も提
案されている。
【0004】しかし、これらの方法においては、吸湿し
た水分の放出処理や、使用した粒状物の脱落などの点で
問題がある。さらに、吸湿性シート状物としてのもので
あり、敷寝具として使用する際の体圧の分散などについ
ては考慮されていないという問題が存在した。
【0005】また、送風機などの装置を用いて通気除湿
する方法(実開昭55−45839号公報)も採用され
ているが、大きな効果を得るためには装置設備としての
費用必要であり、日常の使用における維持管理が難しい
という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術における、使用時の汗などによる水分が敷寝具内に滞
留するという欠点を改良し、同時に形態保持性、クッシ
ョン性に優れ、蒸れにくさも併せ持つ熱可塑性弾性樹脂
製の網状構造体と、吸湿性に優れた繊維集合体とを積層
させた敷寝具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために次の手段をとるものである。即ち本発明
は、ハード層及びソフト層からなる敷寝具であって、前
記ハード層とソフト層の圧縮反発力が各々10kg以上
と10kg未満であり、且つソフト層の20℃×65%
RH下での水分率がハード層のものより3%以上大きい
ことを特徴とする敷寝具である。そして具体的にはソフ
ト層が人体側に面するように積層されてなることを特徴
とする上記記載の敷寝具、20℃×65%RH下での水
分率が、ソフト層で4%以上、ハード層で1%未満であ
ることを特徴とする上記記載の敷寝具、ハード層が通気
度40cc/cm2 /秒以上の繊維集合体から構成され
てなり、見掛け密度が0.005g/cc〜0.1g/
ccであることを特徴とする上記記載の敷寝具、ソフト
層が、吸湿性を有する繊維を5%以上含む繊維集合体か
ら構成されてなる単層もしくは2層以上の構造体である
ことを特徴とする上記記載の敷寝具、及びハード層の下
面に結露防止層を設けてなることを特徴とする上記記載
の敷寝具である。以下、本発明を詳述する。
【0008】本発明で使用するハード層とは木綿、麻、
椰子殻繊維、ジュートなどのセルロース系繊維や、羊
毛、絹、羽毛などの蛋白質系繊維などの天然繊維、ポリ
エステル、ポリアミド、ポリオレフィンなどの熱可塑性
樹脂からなる合成繊維などの単一または混合したシート
状に成形された繊維集合体である。
【0009】ハード層としては、ポリエステル短繊維と
低融点接着繊維を混綿し、熱圧縮成形して厚みと圧縮特
性を調整した硬綿(ファイバークッション)、発泡ウレ
タンマット等を使用することができるが、より望ましく
は、ゴム弾性を持つ熱可塑性エラストマー100%から
なる連続線条のランダムループを3次元スプリング構造
化したポリエステル系熱可塑性樹脂からなる網状構造体
を用いることができる。その構造および製法について
は、特開平7−238456号公報に記載されているも
のを採用することができる。
【0010】該網状構造体は、連続線条からなるランダ
ムループの3次元スプリング構造を有するため、その上
面と下面との間に大きな空隙を有する。従って、該網状
構造体を敷寝具の詰め物として使用した場合、敷布団の
使用者の体と敷寝具の底面との間に、空気や熱・水分の
移動が可能となり、むれ感の発生を抑制することができ
る。
【0011】該ハード層の厚みは20mm〜50mmで
あることが望ましい。厚みが20mm未満では変形の機
能が著しく低下するため、床つき感を生じたりするため
好ましくない。また、50mmを超えると、折り曲げに
くくなると共に嵩張りすぎたり、重量が増加して収納作
業にも問題を生じるばかりでなく、使用時の安定感が損
なわれることがあるので好ましくない。ハード層の好ま
しい範囲としては25〜45mmである。
【0012】該ハード層の見掛け密度は0.005g/
ccから0.1g/ccであることが望ましい。見掛け
密度が0.005g/cc未満では反発性が失われるの
でクッション材として不適当であり、0.1g/ccを
超えると弾発性が強くなり、寝心地が悪くなる。本発明
の好ましい見掛け密度は0.002〜0.08g/cc
である。
【0013】該ハード層の圧縮反発力は10kg以上で
あることが望ましい。圧縮反発力が10kg未満では身
体の重さを受け止め、床つき感を抑えるクッション材と
して不適当であり、寝心地が悪くなる。
【0014】また、ハード層の通気度が小さいと寝心地
についてはむれ感を生じやすく、また、容易に乾燥しな
いので、衛生面にも問題を生じ、洗濯などが困難であ
る。従って、通気度は40cc/cm2 /秒以上が好ま
しく、更に50cc/cm2 /秒以上であることがより
好ましい。
【0015】さらに、ハード層の20℃×65%RHに
おける水分率は1%未満であることが望ましく、後述す
るソフト層の20℃×65%RHにおける水分率は4%
以上であることが望ましい。即ち、ハード層とソフト層
のハード層の20℃×65%RHにおける水分率の差は
3%以上であることが望ましい。叙上の条件を満たさな
いと、敷布団の使用時に発生した水分(汗)を吸収する
ことができず、さらには水分の滞留を生じてしまう。
【0016】また、該ハード層の周りを、木綿、麻、椰
子殻繊維、ジュートなどのセルロース系繊維や、羊毛、
絹、羽毛などの蛋白質系繊維などの天然繊維、ポリエス
テル、ポリアミド、ポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂
からなる合成繊維、およびこれらの合成繊維に吸湿性、
防ダニ性、抗菌性などの加工を施した単一または混合し
たシート状に成形された繊維集合体によって、実質的に
包み込んでも良い。
【0017】ソフト層は繊維集合体であるが、木綿、
麻、椰子殻繊維、ジュートなどのセルロース系繊維や、
羊毛、絹、羽毛などの蛋白質系繊維などの天然繊維、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリオレフィンなどの熱可塑
性樹脂からなる合成繊維、およびこれらの合成繊維に吸
湿性、防ダニ性、抗菌性などの加工を施した単一または
混合したシート状に成形された繊維集合体などが使用で
き、各種の繊維素材をウェブや不織布状に加工して使用
することができる。また、適宜、同種または異種の繊維
を混合あるいは、シート状にしたものを積層して用いて
も良い。
【0018】ソフト層としては、従来のポリエステル短
繊維と低融点接着繊維を混綿し、熱圧縮成形して厚みと
圧縮特性を調整したシート状の綿や、ポリエステル短繊
維と吸湿性を有する他の繊維とを混合またはシート状態
で積層して使用することができるが、より望ましくは、
ポリエステル繊維にアクリル酸、メタクリル酸などのビ
ニル基を含有した酸および/またはそのアルカリ金属塩
を重合率5%以上でグラフト重合させ末端酸性基をアル
カリ金属塩としたものを用いることができるその詳しい
内容については、特開平12−45181号公報に記載
されている。
【0019】該吸湿性を有するポリエステル短繊維は、
少なくとも5%以上使用することが望ましい。混率が5
%未満では十分な吸湿性能が得られない。好ましくは2
0%以上、使用することが望ましい。
【0020】さらに該吸湿性ポリエステルの使用に際し
ては、通常のポリエステル短繊維と混綿することによる
混合されたシート状綿として使用してもよいし、該吸湿
性ポリエステル短繊維だけからなるのシート状綿とその
他のシート状綿とを積層しても差し支えない。
【0021】該ソフト層の20℃×65%RHにおける
水分率は4%以上であることが望ましい。即ち、敷布団
の使用時に発生した水分(汗)を吸収するためにはソフ
ト層の吸湿能力が必要である。さらに、吸湿した水分を
敷布団に長く滞留させないために、ソフト層とハード層
の20℃×65%RHにおける水分率の差が3%以上で
あることが望ましい。
【0022】該ソフト層の目付は100g/m2 から8
00g/m2 であることが望ましい。目付が100g/
2 未満では体を柔らかく受け止めるクッション材とし
て不適当であり、800g/m2 を超えると不安定にな
り、寝心地が悪くなる。本発明の好ましい目付は250
〜650g/m2 である。
【0023】また、ソフト層の厚みは5mm未満では厚
みが不足し、通気性が損なわれたり、床つき感を生じた
りするため好ましくない。また、50mmを超えると、
嵩張りすぎたり、使用時の安定感が損なわれることがあ
るので好ましくない。ソフト層の厚みの好ましい範囲と
しては10〜35mmである。
【0024】該ソフト層の圧縮反発力は10kg未満で
あることが望ましい。圧縮反発力が10kgを超える
と、身体を横たえたときの柔軟性に欠け、硬さによる違
和感を生し、寝心地が悪くなる。
【0025】上記ソフト層及びハード層からなる敷寝具
を使用するに際し、ソフト層が人体側に面するようにす
ることが望ましい。即ち、ハード層が人体側に面する
と、接触状態が硬くなり寝心地が悪くなるばかりだけで
なく、ソフト層の吸湿能力による汗の移行が抑制されて
しまうためである。
【0026】本発明において、ハード層およびソフト層
に用いる熱可塑性繊維集合体として、主な素材がポリエ
ステル系樹脂による繊維集合体を混合して用いる場合、
同じポリエステル系樹脂による繊維集合体を用いること
がリサイクル性の観点から好ましい。
【0027】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。本明
細書において用いた測定法は下記の通りである。 (イ) 厚さ、目付、見掛け密度 試料を15cm×15cmの大きさに切断し、100g
/cm2 の荷重下で4ケ所の高さを測定し、その平均値
を厚みとした。また、その重量を測定し、重量を面積で
除して目付を、目付を厚みで除した値で見かけ密度を示
した。
【0028】(ハ)圧縮反発力 JIS K 6401に準じ、テンシロンにて直径20
cmの金属板で試料の厚みの75%まで圧縮した時の変
位と反発力を測定した。この時の圧縮率−圧縮反発力曲
線から、圧縮率30%における圧縮反発力(kg)を読
みとった。
【0029】(ニ)通気度 直径10cmに打ち抜いた試料を厚さを十分にカバーで
きる高さを有した内径φ10cmの金属円筒に圧縮ひず
み5%を付与した状態で封入し、そのひずみ分だけの厚
さのパッキンでヨコ漏れがないようシールした後、株式
会社テクノワールド社製の通気度測定器を用いて通気量
を測定し、これを通気度とした。差圧は142Paで行
った。
【0030】(ホ)水分率 試料を約10gを秤量し、絶乾状態で、試料を秤量し
(M0)、20℃×65%RH下で8時間調湿後の試料
についても秤量した(M1)。これらの重量から、
{(M1−M0)/M0}×100(%)を求めた。
【0031】(ヘ) 寝心地および寝床内気候 試料敷布団について、1時間の乾燥後、28℃、75%
RHの環境下に3時間放置し、その後パネラーが3時間
使用して以下の評価を行った(n=5)。 1)むれ感:掛布団(綿100%タオルケット)を掛け
て寝た状態で、被験者がむれ感を感じるまでの時間で判
断した。 1時間以上:○、30分〜1時間:△、30分以下:× 2)床つき感:寝たときに「どすん」と底面に当たった
感じの程度を主観申告で評価した。 感じない:◎、ほとんど感じない:○、やや感じる:
△、感じる:× 3)ゆれ感:寝たときに体が揺動する感じの程度を主観
申告で評価した。 感じない:◎、ほとんど感じない:○、やや感じる:
△、感じる:× 4)寝床内気候:被験者の背中に取り付けた小型温湿度
センサにより、寝床内温湿度を計測した。 (1時間時点)
【0032】(実施例1)ハード層としてポリエステル
系熱可塑性樹脂からなる網状構造体(見掛け密度0.0
4g/cc、厚さ40mm、幅83cm、長さ191c
m)を用いた。ソフト層は、吸湿ポリエステル短繊維を
80%、レギュラーポリエステル短繊維を20%を使用
した目付500g/m2 のシート状綿を用いた。これら
を木綿100%の側地を使用して敷布団に構成した。作
製した布団を28℃×75%RHの環境下において被験
者をソフト層が人体側に面するように寝かせて寝心地を
評価した。結果は、床つき感、ゆれ感は感じられず、1
時間以上経過してもむれ感を感じない敷寝具であるとい
う回答であった。
【0033】(実施例2)実施例1と同じハード層を使
用し、ソフト層には吸湿ポリエステル短繊維100%で
目付250g/m2 のシート状綿を作製し、その上にレ
ギュラーポリエステル短繊維100%で目付250g/
2 のシート状綿を積層したシート状綿を用いた。これ
らを木綿100%の側地を使用して敷布団に構成した。
作製した布団を用いて実施例1と同様に被験者をソフト
層が人体側に面するように寝かせて寝心地を評価した。
結果は、床つき感、ゆれ感は感じられず、1時間以上経
過してもむれ感を感じない敷寝具であるという回答であ
った。
【0034】(実施例3)実施例1と同じハード層を使
用し、ソフト層には吸湿ポリエステル短繊維を50%、
レギュラーポリエステル短繊維50%を混綿して目付5
00g/m2 のシート状綿を作製した。さらに、ハード
層の下部にアクリレート系繊維からなる結露防止シート
を設置した。これらを木綿100%の側地を使用して敷
布団に構成した。作製した布団を用いて実施例1と同様
に被験者をソフト層が人体側に面するように寝かせて寝
心地を評価した。結果は、床つき感、ゆれ感は感じられ
ず、1時間以上経過してもむれ感を感じない敷寝具であ
るという回答であった。
【0035】(実施例4)実施例1と同じハード層、ソ
フト層の構成の布団を用いて被験者をハード層が人体側
に面するように寝かせて寝心地を評価した。結果は、ゆ
れ感は感じられなかったが、ハード層が人体側のため硬
く感じられ、1時間以上経過するとむれ感を感じる敷寝
具であるという回答であった。
【0036】(比較例1)ハード層としてポリウレタン
フォーム(見掛け密度0.08g/cc、厚さ50m
m、幅80cm、長さ190cm)を用いた。ソフト層
は、実施例1と同じ構成である。これらを木を使用して
敷布団に構成した。実施例1と同様の条件で被験者をソ
フト層が人体側に面するように寝かせて寝心地を評価し
た。結果は、ゆれ感はないものの、床つき感があり、3
0分〜1時間でむれ感を感じる敷寝具であるという回答
であった。
【0037】(比較例2)実施例1と同じハード層を使
用し、ソフト層には吸湿ポリエステル短繊維を50%、
レギュラーポリエステル短繊維を50%を使用した目付
830g/m2 のシート状綿を用いた。これらを木綿1
00%の側地を使用して敷布団に構成した。作製した布
団を用いて実施例1と同様の条件で被験者をソフト層が
人体側に面するように寝かせて寝心地を評価した。結果
は、1時間以上経過してもむれ感を感じないものであっ
たが、床つき感は無いが、ゆれ感がある敷寝具であると
いう回答であった。
【0038】(比較例3)実施例1と同じハード層を使
用し、ソフト層には吸湿ポリエステル短繊維を3%、レ
ギュラーポリエステル短繊維を97%使用した目付50
0g/m2 のシート状綿を用いた。これらを木綿100
%の側地を使用して敷布団に構成した。作製した布団を
用いて実施例1と同様の条件で被験者をソフト層が人体
側に面するように寝かせて寝心地を評価した。結果は、
床つき感を無くしたものであったが、むれ感を強く感じ
る敷寝具であるという回答であった。
【0039】上記、各実施例,比較例におけるハード
層、ソフト層の物性、および評価結果について表1に示
した。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明によると暑熱環境下での使用にお
いて発生しやすい蓄熱や発汗による水分が敷寝具内に滞
留するという欠点を改善した快適な敷寝具を提供するこ
とを可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の敷寝具の一例の構造を示す断面図で
ある。
【図2】 図1中のソフト層(1)の構造の一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1:ソフト層、2:ハード層、3:側地、4:結露防止
層、5:レギュラーポリエステル層、 6:吸湿性ポリ
エステル層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲富 伸一郎 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 東洋紡 績株式会社本社内 Fターム(参考) 3B096 AB07 AB10 AD04 BA01 4F100 AK41 AR00A AR00B AR00C AR00D BA02 BA03 BA04 BA07 BA10A BA10C BA10D BA13 BA26 DG03 DG06 DG06A GB71 JA13A JD02 JD02A JD04 JD04A JD04B JD04C JD15A JD15B JD15C JK05A JK05B JK05C JK12A JK13B JK13C JL07D YY00A YY00B YY00C 4L047 AA17 AA21 AB02 AB10 CA07 CB10 CC06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハード層及びソフト層からなる敷寝具で
    あって、前記ハード層とソフト層の圧縮反発力が各々1
    0kg以上と10kg未満であり、且つソフト層の20
    ℃×65%RH下での水分率がハード層のものより3%
    以上大きいことを特徴とする敷寝具。
  2. 【請求項2】 ソフト層が人体側に面するように積層さ
    れてなることを特徴とする請求項1記載の敷寝具。
  3. 【請求項3】 20℃×65%RH下での水分率が、ソ
    フト層で4%以上、ハード層で1%未満であることを特
    徴とする請求項1または2記載の敷寝具。
  4. 【請求項4】 ハード層が通気度40cc/cm2 /秒
    以上の繊維集合体から構成されてなり、見掛け密度が
    0.005g/cc〜0.1g/ccであることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の敷寝具。
  5. 【請求項5】 ソフト層が、吸湿性を有する繊維を5%
    以上含む繊維集合体から構成されてなる単層もしくは2
    層以上の構造体であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の敷寝具。
  6. 【請求項6】 ハード層の下面に結露防止層を設けてな
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の敷
    寝具。
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