JP2001340134A - 棒状化粧品繰出し容器 - Google Patents

棒状化粧品繰出し容器

Info

Publication number
JP2001340134A
JP2001340134A JP2000162185A JP2000162185A JP2001340134A JP 2001340134 A JP2001340134 A JP 2001340134A JP 2000162185 A JP2000162185 A JP 2000162185A JP 2000162185 A JP2000162185 A JP 2000162185A JP 2001340134 A JP2001340134 A JP 2001340134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
diameter
cylindrical portion
outer cylinder
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000162185A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Tsubaki
辰男 椿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2000162185A priority Critical patent/JP2001340134A/ja
Publication of JP2001340134A publication Critical patent/JP2001340134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒状化粧品繰出し容器を、内層部材と外装部
材とで着脱自在に形成し、異る棒状化粧品を有する複数
内層部材を設けて、外装部材に対して内層部材を交換使
用できるよう設けた。 【解決手段】 主筒1と回動筒3と受筒8とからなり、
主筒下部の基筒13を回すことで受筒8が上下動可能とし
た内層部材12と、回動筒3外面へ嵌合させた、下部を大
径筒部22とする上部外筒21と、大内径の中間筒部25内へ
上記大径筒部22を小ストローク下降可能かつ回動可能に
嵌合させると共に下筒部26を上記基筒13外面へ回動不能
に嵌合させた下部外筒24と、該下部外筒の上部外面へ周
壁33下部を嵌合させたキャップ31とで外装部材34を形成
し、下部外筒24に対して上部外筒21を押下げすると基筒
13と下筒部26との係合が外れ、外装部材34に対して内層
部材12を下方引抜き可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は棒状化粧品繰出し容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】主筒下部を除く筒部分を棒状化粧品収納
筒として、該収納筒外面へ上下動不能かつ回動可能に設
けた回動筒に対して、主筒下部を正逆両方向へ回動させ
ることで、上記収納筒内に嵌合された棒状化粧品嵌着受
筒が上下動可能とした棒状化粧品繰出し容器が広く用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】棒状化粧品として棒状
口紅が代表的なものであるが、該棒状口紅は晴れ曇り等
の天候、又昼夜によって色を変えることが多いから上記
繰出し容器を外装部材と内装部材とで形成し、一箇の外
装部材に対して複数の内装部材を用意し、上記天候等に
応じて自由に変更できるようにすると便利である。
【0004】本発明は外装部材に対する内装部材の交換
が容易であるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段として主筒下
部を除く筒部分を棒状化粧品収納筒として、該収納筒外
面へ回動可能に嵌合させた回動筒に対して、主筒下部を
正逆両方向へ回動させることで、上記収納筒内に嵌合さ
れた棒状化粧品嵌着用受筒が上下動可能とした棒状化粧
品繰出し容器において、上記主筒1と回動筒3と受筒8
とが形成する部材を内装部材12として、該内装筒部材外
面へ外装部材34を嵌合させ、該外装部材34は、下部を大
径筒部22とした上部外筒21と、中間筒部25を大内径とし
て該中間筒部の上部内面へ上記大径筒部22を小ストロー
ク下降および回動自在に嵌合させた下部外筒24とで形成
し、又上記主筒1下部を基筒13として、該基筒の外径を
回動筒3とほぼ同外径ないし大外径に、かつ上部外筒21
下部の大径筒部22と下部外筒24の下筒部26とをほぼ同一
内径ないし大径筒部22を大内径に、それぞれ形成して、
回動筒3外面へ上部外筒21を、かつ基筒13外面へ下筒部
26を、それぞれ回動および押下げがそれぞれ不能に嵌合
させ、更に上記基筒13の外面へ係合突条14を、下部外筒
24の下筒部26内面へ上記係合突条14を回動不能に嵌合さ
せた係合凹溝28を、それぞれ周設し、下部外筒24に対す
る内装部材12および上部外筒21の強制押下げにより係合
突条14が係合凹溝28下方へ移動し、該状態から、外装部
材34に対して内装部材12を下方へ抜出すことが可能に形
成した。
【0006】第2の手段として、上記第1の手段を有す
ると共に上記係合突条14を基筒13の下部外面へ周設する
と共に、該係合突条14上方の基筒部分外面と、係合凹溝
28上方の下筒部26部分内面とに、又回動筒3の下部外面
と上部外筒21の大径筒部22内面とに、互いに噛み合う回
止め突条を縦設した。
【0007】第3の手段として、上記第1又は第2の手
段を有すると共に上記上部外筒21の大径筒部22よりも上
方筒部分外面と、下部外筒24の上方筒部内面との間に摩
擦抵抗減少用の硬質回転筒30ないしリングを介在させ
た。
【0008】
【発明の実施の形態】まず従来公知の部分について説明
すると、1は主筒で、該主筒の下部を除く筒部分を棒状
化粧品収納筒2として、該収納筒外面へ回動可能に、か
つ上下動不能に回動筒3を嵌合させている。該回動筒
は、その下端面を主筒下部の上面に設けた上向き段部4
上へ載置させ、又上端面を収納筒上端外面へ周設した突
条5下面へ係合させて上下動不能としている。図示例で
は収納筒2の左右両部に割溝6,6を縦設し、又回動筒
3内面に二条の螺溝7を穿設しているが、これ等を逆に
設けることも一般に行われている。但しこの場合、回動
筒には割溝ではなく、縦溝を設け、又収納筒に設ける螺
溝は螺状の長孔とすることとなる。
【0009】上記収納筒2内へは上下動可能に棒状化粧
品の下端部嵌着用の受筒8を嵌合させる。該受筒外面の
左右からは係合ピン9,9を突出し、これ等ピンを上記
割溝6に挿通させてそのピン先端を螺溝7内へ摺動自在
に係合させている。尚10は棒状化粧品、11はカバーであ
る。
【0010】回動筒3を持ち、主筒1下部を正逆両方向
へ回すことで、受筒8は収納筒2内を上下動するもので
ある。
【0011】本発明にあっては、上記主筒1と回動筒3
と受筒8とを内装部材12とし、後述の上部外筒と下部外
筒とを外装部材としている。
【0012】又本発明にあっては、内装部材の主筒1下
部を上向き段部4を介して収納筒2よりも大外径の基筒
13とし、かつ該基筒下部外面に係合突条14を周設すると
共に該係合突条14上方の基筒部分外面へ多数の第1回り
止め突条15を等間隔に縦設している。又回動筒3外径を
基筒13とほぼ同外径ないし小外径とし、かつ該回動筒の
下部外面にも、第3回り止め突条16を多数等間隔に縦設
している。尚基筒13下面は底板17で閉塞し、該底板外周
を外向きフランジ状に基筒よりも外方へ突設している。
【0013】既述外装部材を形成する、上部外筒と下部
外筒とのうち、上部外筒21は上記収納筒2の外面へ、上
方からの押下げにより嵌合させている。該上部外筒下部
は外向きフランジを介して大径筒部22としており、該大
径筒部内面には既述収納筒2下部外面の第3回り止め突
条16と噛合う第4回り止め突条23を縦設している。従っ
て該上部外筒21は、回動筒3に対して回動不能である。
【0014】下部外筒24は、その下部および上部よりも
中間筒部25を大内径としており、その下部が形成する下
筒部26は中間筒部と同外径として肉厚に形成し、又その
上部が形成する上筒部27は中間筒部上端から内向きフラ
ンジを介して起立させている。尚図示例では、上筒部27
下半を中径部27a としている。
【0015】該下部外筒は図示のようにその中間筒部25
内へ既述上部外筒の大径筒部22を一定ストローク下動可
能に嵌合させるものであり、そのためには下筒部26を図
2のように上記大径筒部とほぼ同一外径の内層筒26a と
中間筒部25を垂下させた外装部分26b とからなる二層と
なし、上記内層筒を外した状態で下部外筒24内へ下方か
ら上部外筒21を差込みして大径筒部22を中間筒部25内へ
入れた後に上記内層筒26a を外装部分26b 内へ嵌合さ
せ、メルト接着等して固着する。内層筒26a の上下方向
中間部には既述基筒13外面の係合突条14を下方からの押
上げにより強制嵌合可能に係合凹溝28を周設しており、
又該係合凹溝上方の内層筒部分内面には既述第1回り止
め突条15と噛合う第2回り止め突条29を縦設している。
【0016】既述上筒部27の上半内径は、上部外筒21の
上部外径とほぼ同径とし、既述中径部27a と上部外筒21
の外面との間には摩擦抵抗を減少させるための硬質回転
筒30を回転可能に嵌合させている。
【0017】31はキャップで、頂壁32外周から垂下させ
た周壁33下部を上記下部外筒24の中径部27a 外面へ着脱
自在に嵌合させている。
【0018】既述各部材は適宜合成樹脂材で形成すれば
よいが、キャップ31は装飾効果向上のために金属製とし
てもよい。
【0019】上記構成において、外装部材34から内層部
材12を外す際は、図1の状態からキャップ31を抜き出し
ておき、下部外筒24と上部外筒21とをそれぞれ持って、
下部外筒24に対して上部外筒21を強制押下げする。する
と図3が示すように基筒13の係合突条14が係合凹溝28下
方へ外れるから、次いで上部外筒21を離し、下部外筒24
下方へ突出した基筒部分を下方へ引出せば外装部材34か
ら内層部材12を外すことが出来る。
【0020】外装部材34内へ内層部材12を嵌合させる場
合は、外装部材の下部内へ内層部材上部を差込み、その
まま内層部材を押上げ、係合突条14を係合凹溝28内へ嵌
合させる。
【0021】棒状化粧品繰出し操作は、上部外筒21を持
ち、下部外筒24を正方向へ回せば受筒8が上昇して該受
筒内へ下部を嵌着させた棒状化粧品10が上昇し、又逆方
向へ回せば受筒8が、従って棒状化粧品も下降する。
【0022】
【発明の効果】本発明は請求項1記載の構成としたか
ら、外装部材34に対して内層部材12を自由に交換でき、
よって必要に応じて棒状化粧品の色を変えることが出来
て便利である。
【0023】又下部外筒24に対して上部外筒21を強制押
下げすることで基筒13の係合突条14を係合凹溝28から外
してその基筒下部を下部外筒下方へ突出させ、該下方突
出部分を下方へ引出すことで外装部材34内から内層部材
12を抜き出すよう設けたから、その抜出しが容易とな
る。
【0024】請求項2のようにすることで基筒13と下部
外筒24との、又回動筒3と上部外筒21との各回り止めを
確実かつ容易に行うことが出来る。
【0025】請求項3のようにすることで、下部外筒24
と上部外筒21との回転時の摩擦抵抗を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器の半断面図である。
【図2】 図1要部の拡大断面図である。
【図3】 図2状態から、下部外筒に対して上部外筒お
よび内層部材を押下げた状態を示す、要部拡大断面図で
ある。
【図4】 容器を内層部材と外装部材とに分離して示す
正面図である。
【符号の説明】
1…主筒 3…回動筒 8…受筒 12…内層部材 21…上部外筒 24…下部外筒 31…キャップ 34…外装部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主筒下部を除く筒部分を棒状化粧品収納
    筒として、該収納筒外面へ回動可能に嵌合させた回動筒
    に対して、主筒下部を正逆両方向へ回動させることで、
    上記収納筒内に嵌合された棒状化粧品嵌着用受筒が上下
    動可能とした棒状化粧品繰出し容器において、 上記主筒1と回動筒3と受筒8とが形成する部材を内装
    部材12として、該内装筒部材外面へ外装部材34を嵌合さ
    せ、 該外装部材34は、下部を大径筒部22とした上部外筒21
    と、中間筒部25を大内径として該中間筒部の上部内面へ
    上記大径筒部22を小ストローク下降および回動自在に嵌
    合させた下部外筒24とで形成し、 又上記主筒1下部を基筒13として、該基筒の外径を回動
    筒3とほぼ同外径ないし大外径に、かつ上部外筒21下部
    の大径筒部22と下部外筒24の下筒部26とをほぼ同一内径
    ないし大径筒部22を大内径に、それぞれ形成して、回動
    筒3外面へ上部外筒21を、かつ基筒13外面へ下筒部26
    を、それぞれ回動および押下げがそれぞれ不能に嵌合さ
    せ、 更に上記基筒13の外面へ係合突条14を、下部外筒24の下
    筒部26内面へ上記係合突条14を回動不能に嵌合させた係
    合凹溝28を、それぞれ周設し、 下部外筒24に対する内装部材12および上部外筒21の強制
    押下げにより係合突条14が係合凹溝28下方へ移動し、該
    状態から、外装部材34に対して内装部材12を下方へ抜出
    すことが可能に形成したことを特徴とする棒状化粧品繰
    出し容器。
  2. 【請求項2】 上記係合突条14を基筒13の下部外面へ周
    設すると共に、該係合突条14上方の基筒部分外面と、係
    合凹溝28上方の下筒部26部分内面とに、又回動筒3の下
    部外面と上部外筒21の大径筒部22内面とに、互いに噛み
    合う回り止め突条を縦設したことを特徴とする、請求項
    1記載の棒状化粧品繰出し容器。
  3. 【請求項3】 上記上部外筒21の大径筒部22よりも上方
    筒部分外面と、下部外筒24の上方筒部内面との間に摩擦
    抵抗減少用の硬質回転筒30ないしリングを介在させたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の棒状化粧品繰出し
    容器。
JP2000162185A 2000-05-31 2000-05-31 棒状化粧品繰出し容器 Pending JP2001340134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000162185A JP2001340134A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 棒状化粧品繰出し容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000162185A JP2001340134A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 棒状化粧品繰出し容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001340134A true JP2001340134A (ja) 2001-12-11

Family

ID=18666115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000162185A Pending JP2001340134A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 棒状化粧品繰出し容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001340134A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142859A (ja) * 2000-08-28 2002-05-21 Takeuchi Kogyo Kk 口紅などの収納容器
JP2010131279A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Katsushika:Kk 棒状化粧料容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142859A (ja) * 2000-08-28 2002-05-21 Takeuchi Kogyo Kk 口紅などの収納容器
JP2010131279A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Katsushika:Kk 棒状化粧料容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2900186C (en) Non-roll stick product containers
KR20170049149A (ko) 나사 회전에 의해 립스틱이 인출 또는 인입되는 립스틱 용기
KR101782508B1 (ko) 회전형 립스틱 용기
JP2001340134A (ja) 棒状化粧品繰出し容器
KR20180040182A (ko) 휴대성과 사용성이 개선된 듀얼 스틱형 화장품 용기
KR200489964Y1 (ko) 화장 도구
JP3096225U (ja) ノック式化粧筆
JP2002223847A (ja) スティック状化粧料用容器
JP4141719B2 (ja) 棒状化粧料繰り出し容器
JPH0418499Y2 (ja)
JP4008191B2 (ja) 棒状化粧料繰出容器
JPS6310100Y2 (ja)
KR102636713B1 (ko) 리필 구조를 갖는 스틱형 화장품 용기
JPS628825Y2 (ja)
JPS6310099Y2 (ja)
JPS5939948Y2 (ja) 繰出し容器
JP2527491Y2 (ja) 棒状化粧品繰出し容器
JP3230926U (ja) Petを用いたオールプラスチック製の透明かつ環境保全型の口紅用カートリッジ
JP4313008B2 (ja) 棒状化粧料容器
JPS6330340Y2 (ja)
JPS6330339Y2 (ja)
JPS6241704Y2 (ja)
JPS6310098Y2 (ja)
JP2006334368A (ja) 口紅等の収納容器
JP2005103108A (ja) 化粧料容器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061027

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070123