JP2001340068A - 湯戻しできる乾燥タコ焼き - Google Patents

湯戻しできる乾燥タコ焼き

Info

Publication number
JP2001340068A
JP2001340068A JP2000162847A JP2000162847A JP2001340068A JP 2001340068 A JP2001340068 A JP 2001340068A JP 2000162847 A JP2000162847 A JP 2000162847A JP 2000162847 A JP2000162847 A JP 2000162847A JP 2001340068 A JP2001340068 A JP 2001340068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
octopus
dried
reconstituted
takoyaki
instant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000162847A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kawabe
義隆 川辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HATSUCHIYANDOU KK
Original Assignee
HATSUCHIYANDOU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HATSUCHIYANDOU KK filed Critical HATSUCHIYANDOU KK
Priority to JP2000162847A priority Critical patent/JP2001340068A/ja
Publication of JP2001340068A publication Critical patent/JP2001340068A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インスタントラーメン等のインスタント食品
と同程度の時間で湯戻しできる乾燥タコ焼きの提供。 【解決手段】 細かく切ったタコを食品結着剤で固めた
タコの固形物を具材として含むタコ焼きを凍結し乾燥し
てなる湯戻しできる乾燥たこ焼き。タコの固形物の大き
さは、他のインスタント食品と同じく3分以内に湯戻し
できる大きさとすることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湯戻しすることに
よって食することができる湯戻しできる乾燥タコ焼きに
関する。
【0002】
【従来の技術】タコ焼きの作り方は、加熱されている鉄
製の焼き型に小麦粉と水を約2:3の割合で溶いたもの
(「たね」という。)を注入具で入れ、次いで、予め準
備した約1cm角のタコ、揚げ玉、刻んだキャベツある
いは紅しょうが等の具材をたねの上に載せた後、さら
に、前記注入具でたねをかけ、タコ焼き用千枚通しで返
しながら焼き具合をみて球状に焼き上げていく。
【0003】タコ焼きの食べ方としては、焼き上がった
タコ焼きをそのまま食したり、だし汁を付けて食した
り、あるいはインスタントラーメン等のインスタント食
品とともに食す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】インスタントラーメン
等のインスタント食品とともに食す場合、具材としてイ
ンスタント麺類とともに湯戻しして食すことが考えられ
る。
【0005】そこで、従来のタコ焼きと同様に、中に約
1cm角のタコを入れて焼き上げ、得られたタコ焼きを
冷凍し、真空乾燥により乾燥状態にした。その後、乾燥
したタコ焼きを湯戻しした。インスタント食品の通常の
湯戻し時間である3分間で湯戻しした結果、型くずれは
なく、皮は通常のタコ焼きと同程度の柔らかさに湯戻し
されていたが、タコのみは湯戻しされてなく、硬くて食
するのに適していなかった。
【0006】また、タコを食せる柔らかさに湯戻しする
には10分以上かかり、且つ長時間の湯戻しのために皮
の部分は崩れ、全体が型くずれしてタコ焼きの丸い形か
らはほど遠いものとなってしまった。
【0007】インスタントラーメン等のインスタント食
品は、通常、インスタント麺や具材等の湯戻し時間は3
分以内である。したがって、乾燥したタコ焼きを湯戻し
して食することができるインスタント食品とする場合、
あるいはインスタント食品とタコ焼きを同時に食するた
めに乾燥タコ焼きを具材として利用しようとする場合、
湯戻しする乾燥タコ焼きの湯戻し時間を従来のインスタ
ント食品の麺などの湯戻し時間と同程度にする必要があ
る。
【0008】しかしながら、従来のタコ焼きをそのまま
凍結乾燥させた乾燥タコ焼きを湯戻しした場合、中のタ
コが乾燥された時に肉が締まって緻密になるため、内部
に水分が浸透しにくくなるために湯戻しに時間が掛かっ
て、従来のインスタント食品と同程度の時間内で湯戻し
することができない。
【0009】そのため、従来のタコ焼きをそのまま凍結
乾燥させても、インスタントラーメン等のインスタント
食品の具材として使用することができないし、また、タ
コ焼き自体をインスタント食品にするにしても、タコの
湯戻しに時間が掛かりすぎるだけでなく、型くずれする
ので、製品化しにくいという問題があった。
【0010】そこで、本発明は、インスタントラーメン
等のインスタント食品と同程度の時間で湯戻しできる乾
燥タコ焼きを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、細かく切った
タコを食品結着剤で固めたタコの固形物を具材として含
むタコ焼きを、凍結し乾燥してなる湯戻しできる乾燥た
こ焼きを特徴とする。
【0012】前記構成において、細かく切ったタコを食
品結着剤で固めたタコの固形物の大きさは、他のインス
タント食品と同じく3分以内に湯戻しできる大きさとす
ることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の乾燥タコ焼きでは、従来
の約1cm角のタコは湯戻しに時間が掛かるという問題
を解決するため、細かく切ったタコを加工澱粉、ガム等
の食品結着剤で固めてタコの固形物とするか、あるいは
焼き上げるときに固形物にして、従来のタコ焼きのタコ
の代わりとするものである。
【0014】細かく切ったタコの大きさは、インスタン
トラーメン等のインスタント食品の一般的な湯戻し時間
である約3分以内でタコが食せる状態にまで湯戻しで
き、且つタコの歯触りを残すため、約2mm前後角にカ
ットする。
【0015】細かく刻んだタコを固めるために使用する
食品結着剤には、従来から食品の決着に使用されてい
る、加工澱粉やガム類等を使用し、例えば、加工澱粉で
ある「スタビローズY」(松谷化学工業株式会社製)を
使用することができる。細かく切ったタコと食品結着剤
の混合割合は、混合物中の食品結着剤が約5質量%とな
るように混合する。
【0016】刻んだタコと食品結着剤の混合物を約1c
m角に成型し、そのまま従来のたこ焼き工程で、従来の
タコに代えて入れて焼き上げる。混合物は約1cm角に
加熱して固形物にするか、あるいは焼き上げるときに固
化させて固形物にする。
【0017】
【実施例】本発明による湯戻しできる乾燥タコ焼きの製
造工程は次のとおりである。
【0018】(1)約2mm角以下に刻んだタコと加工
澱粉を質量比で95:5の割合で混合して固め、約1c
m角にしたタコの固形物を準備する。その他の具材とし
て、揚げ玉、紅しょうが、刻んだキャベツを準備する。
【0019】(2)小麦粉を水に2:3の割合で溶いた
たねを、食用油を引いて熱したタコ焼き型に8分目入れ
て下地とする。
【0020】(3)具材である約1cm角のタコの固形
物、揚げ玉、紅しょうが、刻んだキャベツを下地の上に
載せる。この間に下地は次第に焼けてくる。
【0021】(4)再びたねを入れる。
【0022】(5)焼けてきたら、焼き具合を見ながら
適宜返して丸く焼き上げる。
【0023】(6)焼き上がったタコ焼きを受け皿にと
り−40℃の雰囲気の冷凍庫に入れ、芯温が−18℃以
下になったら取り出す。
【0024】(7)取り出された冷凍状態のタコ焼きを
公知の乾燥機により乾燥させて、乾燥タコ焼きとする。
【0025】得られた直径約38mmの乾燥タコ焼きを
沸騰した湯に入れて3分間湯戻しした。その結果、凍結
乾燥前とほぼ同じ直径約40mm前後に湯戻しされ、型
くずれはなかった。また、食した結果、皮は従来のタコ
焼きと同程度の柔らかさであり、タコも軟らかく湯戻し
されており、従来のたこ焼きと同様の食感で食すること
ができた。
【0026】
【発明の効果】本発明の乾燥タコ焼きは、タコも皮の部
分と同じように水分の吸収が行われて、急速に湯戻しが
行われ、型くずれもないので、湯戻しできるインスタン
ト食品とすることができる。
【0027】また、インスタントラーメン等のインスタ
ント食品中に具材として入れて一緒に湯戻ししても、イ
ンスタント麺等と同じ時間で内部まで湯戻しすることが
できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細かく切ったタコを食品結着剤で固めた
    タコの固形物を具材として含むタコ焼きを凍結し乾燥し
    てなる湯戻しできる乾燥タコ焼き。
  2. 【請求項2】 細かく切ったタコを食品結着剤で固めた
    タコの固形物が3分以内に湯戻しできる大きさであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の湯戻しできる乾燥タコ焼
    き。
JP2000162847A 2000-05-31 2000-05-31 湯戻しできる乾燥タコ焼き Pending JP2001340068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000162847A JP2001340068A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 湯戻しできる乾燥タコ焼き

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000162847A JP2001340068A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 湯戻しできる乾燥タコ焼き

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001340068A true JP2001340068A (ja) 2001-12-11

Family

ID=18666696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000162847A Pending JP2001340068A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 湯戻しできる乾燥タコ焼き

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001340068A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017029072A (ja) * 2015-08-02 2017-02-09 テーブルマーク株式会社 たこ焼き用成形タコ及びこれを使用したたこ焼きの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017029072A (ja) * 2015-08-02 2017-02-09 テーブルマーク株式会社 たこ焼き用成形タコ及びこれを使用したたこ焼きの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4897275A (en) Process for preparing frozen fried food
JPH03502046A (ja) 貯蔵安定性の、復元容易な冷凍食品の製法およびそれにより製造した食品
KR20140070147A (ko) 굳지 않는 찹쌀떡 및 그 제조 방법
KR100921751B1 (ko) 우유 및 견과류를 함유한 영양찰떡 및 그 제조방법
CN103564539B (zh) 一种小包装油炸鱼饼食用前表层脆性提高的方法
WO2013101913A1 (en) Sushi rice capable of being frozen and then conventionally thawed
JP4954140B2 (ja) 凍結乾燥天ぷらの製造方法及び凍結乾燥天ぷら
JP2001340068A (ja) 湯戻しできる乾燥タコ焼き
JP5366218B2 (ja) 焼き物用焙煎穀粉組成物
JP2011010589A (ja) 焼き物用焙煎小麦粉組成物
JP2004180639A (ja) 食品用の耐熱性保形剤
JP6637025B2 (ja) 冷凍天ぷら用バッターミックス
KR100902987B1 (ko) 냉동 두부껍질 제조방법
JP6959183B2 (ja) お好み焼き用ミックス
KR102271932B1 (ko) 쌀 아이스크림 제조 방법 및 그 방법에 의해 제조된 쌀 아이스크림
JP2013172673A (ja) 乾式粉砕うるち米粉を使用したたこ焼き用プレミックス粉及びたこ焼き
JP4214637B2 (ja) 包皮型食品及びその製造方法
JP7254497B2 (ja) 冷凍惣菜及びその製造方法
JP2012125150A (ja) フライ食品用焙煎穀粉組成物
JP7391615B2 (ja) たこ焼き用小麦粉組成物
KR100532209B1 (ko) 볼형 가공 식품의 제조 방법
KR20180064849A (ko) 수수의 유효성분을 함유한 구운 떡 및 이의 제조방법
JP3952342B2 (ja) 蒸気保温に適した饅頭及びその製造方法
JPS62205752A (ja) イカとエビの風味を有する揚せんべいの製造方法
JPS5843068B2 (ja) 油揚げ食品の製造法