JP2001340031A - 土塊マルチング材 - Google Patents

土塊マルチング材

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JP2001340031A
JP2001340031A JP2000162371A JP2000162371A JP2001340031A JP 2001340031 A JP2001340031 A JP 2001340031A JP 2000162371 A JP2000162371 A JP 2000162371A JP 2000162371 A JP2000162371 A JP 2000162371A JP 2001340031 A JP2001340031 A JP 2001340031A
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JP
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soil
mulching material
clod
mass
water
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JP2000162371A
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English (en)
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Takaaki Nagasawa
孝明 長澤
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は雑草の抑制、土壌水分の保持、土壌
浸食防止及び有機汚泥焼却灰の使用による廃棄物のリサ
イクル処分を目的とする。 【解決手段】 有機物を含まない土1に水硬性固化剤2
を添加して撹拌混合し、成形機3にてプレス加工してな
る耐水性及び親水性成形土塊4よりなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は農作物の栽培、公
園、街路等の植樹に当り、土壌の表面を被覆する資材即
ちマルチ(mulch)を複数の固形資材によって形成
する土塊マルチング材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチ(mulch)とは、農作物の栽
培にあたって耕地の土壌の表面を被覆する資材のこと。
また、このような被覆を行うことをマルチング(mul
ching)と言います。土壌浸食防止、土壌水分の保
持、地温調整、雑草の抑制、土壌伝染性の病菌の汚染防
止等を目的としている。
【0003】最近は、一般的な農作物だけでなく高速道
路、一般国道、県道、市道等の植樹帯及び公園、各種公
共施設の樹木、植栽地の主として雑草防止、抑制対策と
して使用されている。
【0004】被覆資材としては、古くから、稲わら、麦
わら、刈り取った野草などが用いられ、敷草、あるい
は、敷わらと呼ばれてきましたが、最近は、ポリエチレ
ンや塩化ビニールフイルムの利用が急速に増加している
他に広葉樹皮(糊剤入)チップ、バーク(粘結剤入)も
ある。
【0005】近年特に都市緑化がすすみ、高速道路、国
道、県道、市町村道に植樹帯が設けられ、又公園、図書
館、学校等各公共施設、民間では、ホテル、レストラ
ン、工場等の緑化が大幅にすすみ、結果、その維持管理
費も年々増加一途を辿っている。
【0006】環境問題や、住環境の整備が進めば進む
程、管理費用は増加すると考えられる。
【0007】樹木の管理は通常、剪定、植替、雑草除
去、潅水、施肥に分けられるが、どれ一つ欠かすことは
できないし、又、毎年行われねばならない。
【0008】維持管理費の内、雑草除去は、全く単純作
業であるが全て人力を要し、従って人件費が大変大きな
ウエイトをしめしている。
【0009】一方、我国の出生人口は年々減少し、今後
急速に労働人口が減少するから、除草作業等の単純作業
員は減少し、従って除草作業コストは上昇するという問
題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は農作物の栽
培、公園、街路等の緑化植栽に当り、次の事項を目的と
する。 雑草の抑制、土壌水分の保持、土壌浸食防止。 雑草の抑制、防除による維持管理費の削減。 汚泥焼却灰等の使用による環境問題に対する貢献。 ネット状袋入りにすることによる作業能率向上。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は有機物を含まない土に水硬性固化剤を添加し
て撹拌混合し、成形機にてプレス加工してなる耐水性・
親水性成形土塊よりなる土塊マルチング材上記土には真
砂土、粘土、シラス、建設残土、無機性ヘドロ等を用い
る上記第1発明記載の土塊マルチング材汚泥焼却灰を添
加する上記第1又は第2発明記載の土塊マルチング材ネ
ット状袋に複数の耐水性・親水性土塊を収容した上記第
1〜第3発明のいずれかに記載の土塊マルチング材によ
って構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】有機物を含まない土1とは、床の
間の壁などに塗る真砂土で正土、床土とも称し白っぽい
淡黄色で花崗岩のような白色系酸性岩の風化した土で、
農耕用土壌、腐葉土では無く、木質を含まない建設残
土、無機性汚泥、無機性ヘドロ等である。
【0013】水硬性固化剤2は石膏粉、セメント、石灰
粉及び無機系化合物例えば次式に示すエトリンガイト等
で、これを添加し撹拌混合して原料とし、成形機3の供
給ホッパHに投入する。
【0014】
【化1】
【0015】上記ホッパH内には排出口nの内部に回転
撹拌機6を設け、さらに混合率を高めると同時に排出口
nに形成される原料によるブリッジを解して下方の成形
機3に混合原料7の適量を連続的に供給する。
【0016】上記成形機3は排出口nの直下に軸支した
2個の回転ローラ8,8’よりなり、一方の回転ローラ
8は機台9に固定した軸受10に回転軸11の両端部が
軸支され、減速駆動電動機12によって矢印aの方向に
回転し、他方の回転ローラ8’はその回転軸11’の両
端が水平ガイド13に摺動自在に支持され、一方の上記
ローラ8の回転軸11に設けた駆動歯車14と他方の回
転軸11’に設けた従動歯車14’とを中間歯車15,
15’を介して噛合させることによって両回転ローラ
8,8’を反対方向(矢印a,b)に回転させる。
【0017】そして他方の回転軸11’を一方の回転軸
11側に向って発条又はエヤシリンダー16で押圧し、
両ローラ8,8’を圧接し、両ローラ8,8’の対称位
置に形成した対応成形凹型17,17内に上記混合原料
7を上方から投入し、矢印a,b方向に回動する対応成
形凹型17,17内に該原料7をプレスして該原料7を
圧搾成形し、水硬反応により耐水性及び親水性の成形土
塊4となし、両ローラ8,8’の回転に伴って直下の搬
出コンベヤ18上に落下させて上記成形土塊4として搬
出する。
【0018】搬出された製品(上記土塊4)は養生する
ことによって堅牢な土塊マルチング材が得られる。
【0019】上記水硬性固化剤2と共に有機汚泥の焼却
灰を添加することによって原料7の増量を計り、該焼却
灰を有効利用する。
【0020】このように成形された上記土塊4は水に溶
解又は崩壊することのない耐水性土塊であり、しかも水
を弾くことのない水に濡れ易い親水性土塊であって、大
きさは大は豆炭やおた福豆程度であり、小は大豆、とう
豆程度の大きさに成形固化される。
【0021】そして合成樹脂製又は植物繊維製のネット
状袋5に収容して用いることができ、厚さ2〜5cm最
大1m角のネット状袋5に収容したまた用いることがで
きる。
【0022】上記マルチング材(上記土塊4)は水に溶
けず、水によって崩れず、プレス加工によって耐久性に
富む堅牢な土塊であってバラ状又は上記ネット状袋5に
収容して樹木等の根元に厚さ2〜5cmに敷設し、雑草
防止及び抑制することができる。
【0023】尚図中19で示すものは中央植樹帯、20
は畝、21はプランター、22は植木鉢である。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので有機
物を含まない土を水硬性固化剤を添加してプレス加工に
より耐水性及び親水性成形土塊が容易に得られ、マルチ
ング材として有効利用し得る効果がある。
【0025】又汚泥焼却灰を一定量混入することによ
り、年々増加する汚泥焼却灰の有効利用が出来る。 建設残土、ヘドロ、シラス等の再利用が出来る。 現在、産業廃棄物の処理は大きな社会問題である。 、により、多少なりともこの問題に貢献出来る。 原料が土であり、且つ建設残土等利用し、更に汚泥焼
却灰を加えるので、安価である。 ネット袋に入れて敷設するので、作業が簡単であり、
敷設費が非常に安くなる。又、取り外しが簡単であり、
植替え等楽々出来るし、何度でも再利用が出来る。しか
も簡単に出来る。 勿論ネット袋に入れず、土塊のまま使用することが出
来る。 本品は元来が土であり、敷設しても全く自然である。
違和感がない。 本品を使用することにより、雑草の発生を殆ど抑制し
得て、維持管理費は激減する。 本品はプレス加工した堅牢な土塊であるが、何らかの
事情で崩潰しても元来が土であり全く無害である。しか
も何度でも再利用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の土塊マルチング材の製造状態の縦断正
面図である。
【図2】回転ローラの駆動歯車群である。
【図3】中央植樹帯の斜視図である。
【図4】ネット状袋の斜視図である。
【図5】(イ)図は畝の縦断面図である。(ロ)図はプラン
ターの縦断面図である。(ハ)図は植木鉢の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 土 2 水硬性固化剤 3 成形機 4 耐水性及び親水性成形土塊 5 ネット状袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 28/00 C04B 28/02 28/02 28/12 28/12 28/14 28/14 (C04B 28/00 //(C04B 28/00 14:10 Z 14:10 14:14 14:14 18:16 18:16 18:10 Z 18:10 18:30) 18:30) B09B 3/00 ZAB

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機物を含まない土に水硬性固化剤を添
    加して撹拌混合し、成形機にてプレス加工してなる耐水
    性・親水性成形土塊よりなる土塊マルチング材。
  2. 【請求項2】 上記土には真砂土、粘土、シラス、建設
    残土、無機性ヘドロ等を用いる請求項1記載の土塊マル
    チング材。
  3. 【請求項3】 汚泥焼却灰を添加する請求項1又は2記
    載の土塊マルチング材。
  4. 【請求項4】 ネット状袋に複数の耐水性・親水性土塊
    を収容した請求項1〜3のいずれかに記載の土塊マルチ
    ング材。
JP2000162371A 2000-05-31 2000-05-31 土塊マルチング材 Pending JP2001340031A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004047519A1 (ja) * 2002-11-25 2004-06-10 National Institute For Rural Engineering 抑草マルチング組成物
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CN112777984A (zh) * 2021-01-08 2021-05-11 黄河勘测规划设计研究院有限公司 一种黄土地区淤地坝筑坝材料的固化剂

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