JP2008088717A - 駐車場床構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】床面に植生されたシバ等の低木草類の植物が頻繁な車の出入りに耐えて育成される駐車場床構造を提供しようとする。
【解決手段】透水層と、その上面に積層されたブロック層とを含み、該ブロック層が、上下に貫通する貫通孔が形成された成形体からなるブロックを含むブロック群が敷き詰められてなり、前記貫通孔に植物が植生される培土が充填された駐車場床構造であり、また、透水層と、その上面に積層されたブロック層とを含み、該ブロック層が、上下方向の溝が形成された成形体からなるブロックを含むブロック群が敷き詰められてなり、前記成形体の該溝の内壁面と、該成形体に隣接のブロックの外壁面とで囲まれた空間に、植物が植生される培土が充填された駐車場床構造である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、駐車場床構造に関する。
屋外や屋上に設けられた駐車場の床は、コンクリートやアスファルトのものが大半であり、ヒートアイランド現象の主要な発生源のひとつである。
この床の上面に芝などの植物を植生させてヒートアイランド現象を緩和させることが考えられるが、駐車場の床を土の層にして植物を植生させたとしても、頻繁な車の出入りにより植物が踏み潰されて育成せず、対策として機能しなかった。
また、地面にブロックを互いに間隔をあけて敷設し、その間隔(目地)に土を入れ、その土に芝を植生することも開示されている(例えば、特許文献1参照)が、頻繁な車の出入りによりブロックが移動して不安定である。さらに、停車時のハンドル操作(地切りハンドル操作)によるタイヤの鉛直方向を軸とする回転によりブロックに力が作用しブロックがその力で水平面内で回転し目地の土を押して移動しやすい。また、このような態様において、目地間隔を保つスペーサを用いることが開示されている(例えば、特許文献2参照)が、これとて頻繁な車の出入りが長期わたるとブロックやスペーサが移動する現象が避けられず、このハンドル操作によるタイヤの回転によるブロックやスペーサの回転移動も避けられない。
一方、植物を植生させる床としては透水性とともに保水性が必要である。このため、舗装ブロックの下部に人工的な水溜りを設ける(例えば、特許文献3参照)ことが開示されているが、このようなブロックは植生用の培土を保持せず植物の育成には不適である。
また、保水性機能を有する舗装体としては、このほかに、空隙率が10〜40%で、空隙部分に最大吸水率30〜80%の保水性注入材を含み、この保水性注入材の組成が、セメント系結合材100質量部、保水性材料5〜60質量部及び水60〜200質量部からなる混練物であるものが開示されている(例えば、特許文献4参照)。しかし、この舗装体も植生用の培土を保持せず植物の育成には不適である。
特開2006−45843号公報 特開2006−9480号公報 特開平8−85907号公報 特開2005−48403号公報
本発明の目的は、床面に植生されたシバ等の低木草類の植物が頻繁な車の出入りに耐えて育成される駐車場床構造を提供しようとすることである。
本発明の要旨とするところは、透水層と、該透水層の上面に積層されたブロック層とを含み、該ブロック層が、上下に貫通する貫通孔が形成された成形体からなるブロックを含むブロック群が敷き詰められてなり、前記貫通孔に植物が植生されることとなる培土が充填された駐車場床構造であることにある。
また、本発明の要旨とするところは、透水層と、該透水層の上面に積層されたブロック層とを含み、該ブロック層が、上下方向の溝が形成された成形体からなるブロックを含むブロック群が敷き詰められてなり、前記成形体の該溝の内壁面と、該成形体に隣接のブロックの外壁面とで囲まれた空間に、植物が植生されることとなる培土が充填された駐車場床構造であることにある。
前記成形体は、複数の要素基体を組み合わせてなり得る。
前記駐車場床構造においては、前記成形体がコンクリートの粉砕物を50重量%以上含む骨材がセメントで結合されてなり得る。
前記骨材は、前記コンクリートの粉砕物100重量部に対して5〜50重量部の汚泥固化体の粉砕物を含み得、該汚泥固化体が建設汚泥を固化剤及び混和剤を添加混合して硬化させたのち解砕したものであり得る。
前記駐車場床構造においては、前記培土が
まさ土、サバ土から選択される1種以上の土 25〜40容量%
パーライト 15〜40容量%
堆肥性肥料 25〜45容量%
ぼら土、鹿沼土から選択される1種以上の土 10〜25容量%
を含んでなる培土−1、
まさ土、サバ土から選択される1種以上の土 25〜40容量%
パーライト 30〜45容量%
堆肥性肥料 25〜45容量%
を含んでなる培土−2、
から選択される基本培土と、
前記基本培土1000リットルに対して0.5〜30kgの肥料とを含み得、
前記堆肥性肥料が、針葉樹の樹皮から得られるバーク堆肥、樹木の葉から得られる堆肥と粒子状の木に粘土をまぶして焼成したセラミック・炭複合物との混合物、から選択され得、
前記肥料が、化学肥料、天然物由来肥料から選択され得る。
さらに、前記駐車場床構造においては、前記培土が
まさ土、サバ土から選択される1種以上の土 30〜50容量%
パーライト 10〜20容量%
樹木の葉から得られる堆肥30〜40容量%
粒子状の木に粘土をまぶして焼成したセラミック・炭複合物 1〜5容量%
炭粉 5〜10容量%
遅効性有機肥料 0.1〜1容量%
を含んでなり得る。
前記透水層は砂状物の層を含み得る。
前記駐車場床構造においては、前記透水層の下側に石塊状物の集合体を主体とする層が敷設され得、該石塊状物が、建設汚泥を固化剤及び混和剤を添加混合して硬化させたさせたのち解砕した汚泥固化体を含み得る。
前記駐車場床構造においては、前記培土に給水する給水手段が前記ブロック層の下側に設けられ得る。
本発明によると、床面に植生されたシバ等の低木草類の植物が頻繁な車の出入りに耐えて育成される駐車場床構造が提供される。
本発明の実施態様を説明する。図1に本発明の駐車場床構造に用いられる成形体4の形状を示す。成形体4は外形状が立方体あるいは直方体のブロックからなり、上下に貫通する貫通孔8が形成されている。貫通孔8の断面形状や数はとくには限定されないが、図1に示すように、成形体4が上面視田の字状に見えるように形成されていることが、1個の成形体4あたりの貫通孔8の開口面積の総和を大きくし、かつ成形体4の側壁10や内部壁12の強度を大きくするうえで、さらに加えて敷設後の美観のうえで好ましい。
図2に、成形体4が敷設されてなる駐車場床構造2を示す。駐車場床構造2は透水層16と、透水層16の上面に積層されたブロック層6とを含む。ブロック層6は、成形体4からなるブロックを含むブロック群が敷き詰められてなる。成形体4は、透水層16の上面に隣設の成形体4同士が実質的に面接して格子状に敷き詰められて、貫通孔8には植物20が植生されることとなる培土18が充填されている。
透水層16の材質は透水性を有して透水層16が成形体4を支承するものであればとくには限定されないが、砂、砂状物、多孔質の樹脂からなる板状体、繊維集合体シートなどが例示される。また、保水性を有するものであることがさらに好ましい。透水層16の厚さは10〜50mmであることが好ましい。20〜30mmであることがさらに好ましい。
透水層16として、汚泥固化体の粉砕物を層状に敷設したものを用いることが、駐車場床構造の保水性と透水性を良好にするうえで最も好ましい。汚泥固化体の粉砕物は砂と混合されて用いられてもよい。
さらに、本発明の駐車場床構造においては、透水層16の下側に図2(c)に示すように石塊状物42の層40が設けられてることが、駐車場床構造の保水性と透水性を良好にするうえでさらに好ましい。石塊状物42は河砂利等の天然石であってもよいが、砕石であることが好ましい。石塊状物42の径は10〜60mmが好ましい。石塊状物42は汚泥固化体を解砕した砕石状物であることが保水性と透水性を良好にするうえで最も好ましい。このような石塊状物42としては、例えば、大幸工業株式会社製 商品名;ポリナイト;C−20(粒径:20mmアンダー)、C−30(粒径:30mmアンダー)などが好適に用いられる。石塊状物の層40の厚さは80〜100mmであることが好ましい。石塊状物42としては、河砂利や砕石と、、汚泥固化体を解砕した砕石状物とが混合されたものであってもよい。
本発明の他の態様の一例においては、図3に示すように、成形体4が中実のブロック22と混在して敷設されてもよい。
また、本発明のさらに他の態様の駐車場床構造2aにおいては、図4に示すように、成形体が、上下方向の溝30が形成された成形体4aであってもよい。この場合は、成形体4aからなるブロック同士が接して敷き詰められたときに、成形体4aの溝30の内壁面32と、成形体4aに隣接の成形体4aからなるブロックの外壁面34とで囲まれた孔空間36に、植物が植生されることとなる培土が充填される。
本発明に用いられる成形体の上面には、図5に示すように、貫通孔8(あるいは孔空間36)の上縁11と成形体(4)の外周上縁9との間にわたって浅溝13が形成されている態様が好ましい。浅溝13は隣り合う貫通孔8(あるいは孔空間36)の上縁11の間にわたっても形成されていることが好ましい。浅溝13は導水路となって貫通孔8(あるいは孔空間36)に充填されている培土の表面の水はけを良好にする。
図6に示す駐車場床構造2bに用いられて敷き詰められている成形体4bのように、外周面が凹凸47を有してもよい。互いに隣接の成形体について、一方の成形体の凹部に、その成形体に隣接の他方の成形体の凸部を食い込ませるようにして、成形体同士が面接触することにより、敷設構造が安定し、ハンドルの地切りに対しても、タイヤによるブロックの移動を防止する効果がさらに高まる。
本発明のまたさらに他の態様においては、図7に示すように、成形体4cが複数個の要素基体(例えば、要素基体5a、要素基体5b、要素基体5c、)を組み合わせてなるものであってもよい。
成形体が複数個の要素基体を組合されてなる場合、その複数個の要素基体のなかに、互いに形状が異なるものあるいは互いに形状が同じものが含まれていてもよい。
本発明の駐車場床構造のこれらの構成においては、成形体が、隣りあった成形体同士が隙間無く配置されるように、床面に敷設されているので、敷設面の上を車が頻繁に往行してもブロックが水平方向に移動することがほとんどない。また、停車時のハンドル操作によるタイヤの鉛直方向を軸とする回転による力がそのタイヤを支える成形体に作用しても、その成形体がその力で水平面内で回転し移動するということがほとんどない。
貫通孔8や孔空間36の開口のサイズは、駐車する自動車のタイヤの接地部全体が開口周縁に囲まれた領域の内側に収まるサイズ未満のサイズでなければならない。好ましくは、縱横とも5〜15cmである。この開口のサイズがこの範囲を超えて小さくなると緑化という目的に対しては不十分であり、この開口のサイズがこの範囲を超えて大きくなると培土18に植生された植物が駐車時にタイヤにかかる荷重全体をほぼ受けることになり、植物がタイヤに踏み潰されて育ちにくい。また、植物がタイヤに踏み潰されて育ちにくい点を回避するためには、この開口の形状は一方の幅が15cm以下で、この幅方向と直交する方向の幅(他方の幅)が一方の幅より大きい帯形状であってもよい。この場合、その一方の幅は5cm以上であることが緑化という目的に対して好ましい。ただし、この場合、他方の幅は100cm以下であることが好ましい。他方の幅がこの範囲を超えて大きくなると成形体のサイズが大きくなり製造や施工の操作がやりにくくなる。また、成形体の壁が長くなって成形体が曲げの力により破壊されやすくなる。
成形体(成形体4、成形体4a、成形体4b、成形体4cなど)は保水性を有する素材からなることが培土18への持続的な水分補給の効果があり、植物の育成のうえで好ましい。とくには、コンクリートを破砕・粉砕して得られるコンクリートの粉砕物である再生砂を50重量%以上含む骨材がセメントで結合されてなる成形体であることが培土18への持続的な水分補給の効果と成形体の強度を確保するうえで好ましい。
再生砂には硬化したモルタル成分が大略20重量%ほど含まれており、このモルタル成分は気泡を含有しており、これにより、再生砂の粒子が多孔質となっているので、再生砂の粒子をセメントで結着して成形してなる成形体は保水性に優れ、本発明の好適に用いられる。
再生砂の粒子径はふるい目の開き5mmアンダーであることが好ましい。なお、再生砂の製造においては、この成形前にコンクリートの粉砕物を水洗して粉砕物中のアルカリ成分を除去することが好ましい。
成形体の製造においては、骨材として再生砂100重量部に対して5〜50重量部の汚泥固化体の粉砕物が加えられて用いられることが、成形体の保水性を高め培土18への持続的な水分補給をするうえでさらに好ましい。この汚泥固化体は建設汚泥を固化剤及び混和剤を添加混合して硬化させたのち解砕したものである。建設汚泥とは、廃ベントナイト泥水、泥水シールド工法などで生じる廃泥水、地下鉄工事等において掘削される含水率が高く粒子の微細な泥状の掘削土等である。
汚泥固化体の粉砕物の添加量がこの範囲を超えて小さくなると成形体の保水性をこの添加によりさらに高める効果がほとんど得られない。汚泥固化体の粉砕物の添加量がこの範囲を超えて大きくなると成形体の強度が本発明の駐車場床構造における舗装面に敷設する敷設物としては不十分となる。
この汚泥固化体は脱水した建設汚泥を、セメントを主成分とする固化剤、水溶性ポリマーないしは油性エマルジョン型ポリマーの薬剤からなる分散剤、結合剤等の混和剤を混合して混合土となし、この混合土を圧力下で脱余剰水および脱気泡を行って塊体を形成し、塊体を養生後に解砕して得られるものであり、例えば、特許第001813号公報に記載の方法により製造することができる。
また、本発明においては、貫通孔8あるいは孔空間36に充填する培土18も透水性と保水性に優れることが好ましい。
この培土としては、
まさ土、サバ土から選択される1種以上の土 25〜40容量%
パーライト 15〜40容量%
堆肥性肥料 25〜45容量%
ぼら土、鹿沼土から選択される1種以上の土 10〜25容量%
を含んでなる培土−1、
まさ土、サバ土から選択される1種以上の土 25〜40容量%
パーライト 30〜45容量%
堆肥性肥料 25〜45容量%
を含んでなる培土−2、
から選択される基本培土と、
この基本培土1000リットルに対して0.5〜30kgの肥料とからなる用土を主成分とし、
この堆肥性肥料が、針葉樹の樹皮から得られるバーク堆肥、樹木の葉から得られる堆肥と粒子状の木に粘土をまぶして焼成したセラミック・炭複合物との混合物、から選択され、
前記肥料が、化学肥料、天然物由来肥料から選択されたものであることが、透水性と保水性を兼ね備え、培土18に植生された植物の育成のうえで好ましい。
さらに、本発明において用いられる培土18としては
まさ土、サバ土から選択される1種以上の土 30〜50容量%
パーライト 10〜20容量%
樹木の葉から得られる堆肥30〜40容量%
粒子状の木に粘土をまぶして焼成したセラミック・炭複合物 1〜5容量%
炭粉 5〜10容量%
遅効性有機肥料 0.1〜1容量%
からなる用土を主成分とするものであることが、培土18に植生された植物の根付きと育成のうえで最も好ましい。
遅効性有機肥料は、マグカリン(商品名)などの、有機物由来の肥料の粒子を土中の物質により分解あるいは溶解される樹脂被膜で被覆した肥料である。
また、このような配合の培土は、比重が0.7〜1.3と小さく、駐車場床構造を軽量化することができ、本発明の駐車場床構造が建造物の屋上に設置される場合は、このような配合の培土を用いることがとくに好ましい。
天然物由来肥料としては、カキガラ、ミネラル成分、有機カリ、ゼオライト、魚粉、貝化石などの天然物や天然物由来の成分を含有するものや有機肥料成分を含有するものから選択される複数種が配合されたものであることが好ましい。
本発明の駐車場床構造において、培土18に植生する低木草類の植物としてはとくに限定されないが、例えば、タマリュウ、シバ、コーライシバ、ノシバ、改良ノシバなどが好適に用いられる。
また、本発明の駐車場床構造においては、エンジンからの熱によって駐車時のエンジン直下に当たる領域の植物が枯れやすい傾向にある。この対策としてその領域の部分の培土に水を頻繁に供給し、その水による水冷効果やその水の蒸発による冷却効果によりその領域の部分の培土及び植物の温度の上昇を防ぐことが有効である。このためには、培土に給水する給水手段がブロック層の下側に設けられることが好ましい。給水手段がブロック層の下側に設けられることにより、ブロック層を構成する本発明に用いる成形体を常時保水状態に維持することが効率的になされ、植物の枯れを確実に防止できる。
図8にこの給水手段の一例を示す。図8において、駐車場床構造2の透水層16に水平方向に延出する潅水用パイプ60が埋設されている。潅水用パイプ60は樹脂あるいは金属製のパイプであることが好ましく、壁面に図9(a)に示すような水を排出するための孔62が形成されている。あるいは、図9(b)に示すように、孔62に、元圧にかかわらず孔62からの吐出流量を一定にする流量制御弁63が取り付けられていることが好ましい。孔62は潅水用パイプ60の長手方向に沿った所定の間隔で設けられている。潅水用パイプ60としては、例えば、住化農業資材社製:商品名スミラムなどが好適に用いられる。
図10に潅水用パイプ60の敷設の態様を示す。潅水用パイプ60は各台ごとの駐車域64に、駐車状態の車65の幅方向に関する中央部の位置に駐車状態の車の前後方向に延出して敷設される。符号67は各台ごとの駐車域64の境界である。
ブロック層6の潅水用パイプ60の上方に当たる領域は、エンジンからの熱によって駐車時に温度が上昇する領域である。駐車域64ごとに配された潅水用パイプ60はそれぞれ共通のメイン給水管66から枝分かれするようにメイン給水管66に接続される。
図11に、圧力水源70から開閉弁72やメイン給水管66を介して潅水用パイプ60に通水する通水経路を示す。メイン給水管66に設置された開閉弁72の開閉はタイマーを内蔵した弁制御回路置74により制御され、所定の時間帯に開状態となるように制御される。図8〜図11に示す態様においては、潅水用パイプ60、メイン給水管66、圧力水源70、開閉弁72、弁制御回路74で給水手段80が構成される。メイン給水管66には給水ポンプから水が供給されてもよい。
図2に示す構成の駐車場床構造を、成形体、培土、透水層、石塊状物の層の材質の種類を変えた表1に示すケースにつき製作し商店の屋外駐車場に設置した。
Figure 2008088717
成形体
図1に示す形状のものを用いた。成形体の寸法(cm)は、a=10、b1=b2=35、c=5、d1=d2=10である。

A:コンクリート砂利(C−25)70重量%、セメント成分29重量%混和剤1重量%の素材からなる(曲げ強度4.7MPa、吸水率2.0%)
B:再生砂(粒径:5mmアンダー)95重量部、セメント25重量部、砕石20重量部、水10重量部、混和剤1重量部からなる固形物前駆体を固化させてなる成形体。(曲げ強度4.5MPa、吸水率10.3%)
C:再生砂(粒径:6mmアンダー)50重量部、汚泥固化体を解砕した砕石状物(大幸工業株式会社製 商品名;ポリナイト;C−6(粒径:6mmアンダー))20重量部、セメント重量部、混和剤1重量部と、このセメントに対して30重量%の水からなる固形物前駆体を固化させてなる成形体。(曲げ強度4.0MPa、吸水率26.7%)

培土
1:山砂
2: まさ土30容量%
パーライト 20容量%
針葉樹の樹皮から得られるバーク堆肥 30容量%
ぼら土20容量%
からなる基本培土1000リットルに対して3kgの配合比で化学肥料を混合したもの
3: まさ土20容量%、サバ土20容量%
パーライト 25容量%
樹木の葉から得られる堆肥と粒子状の木に粘土をまぶして焼成したセラミック・炭複合物とを1:1の容量比で混合したもの 25容量%
汚泥固化体を解砕した砕石状物(大幸工業株式会社製 商品名;ポリナイト;C−6)10容量%
からなる基本培土1000リットルに対して5kgの配合比で天然物由来肥料を混合したもの。
(天然物由来肥料の配合(重量%);カキガラ:50%、ミネラル分(商品名:長寿)5%、有機加里ペレット5%、ゼオライト15%、魚粕(商品名:ベテラン)、5%、ランドパック5%、グアノ5%、貝化石10%)
4.まさ土 40容量%
パーライト 15容量%
樹木の葉から得られる堆肥35容量%
粒子状の木に粘土をまぶして焼成したセラミック・炭複合物 3容量%
炭粉 6.7容量%
遅効性有機肥料(商品名マグカリン) 0.3容量%

透水層(厚さ20mm)
イ.山砂
ロ.山砂50重量%、汚泥固化体を解砕した砕石状物(大幸工業株式会社製 商品名;ポリナイト;C−6)50重量%、
ハ,汚泥固化体を解砕した砕石状物(大幸工業株式会社製 商品名;ポリナイト;C−20)

石塊状物の層(厚さ80mm)
a.:砕石(C−40)
b.:汚泥固化体を解砕した砕石状物(大幸工業株式会社製 商品名;ポリナイト;C−20)
表1に示す各実施例のケースにつき、培土にはタマリュウを植生し、半年間の育成状況を観察した。育成時、1週間ごとに水やりを行った。表1にタマリュウの育成状況を示す。
その他、本発明は、主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
本発明の駐車場床構造に用いられる成形体の形状の一例を示す斜視図である。 本発明の駐車場床構造の構成を示し、図2(a)は上面図、図2(b)は断面模式図、図2(c)は、図2(b)と異なる態様の断面模式図である。 本発明の駐車場床構造の他の態様の一例を示す上面図である。 本発明の駐車場床構造のさらに他の態様の一例を示す上面図である。 本発明の駐車場床構造に用いられる成形体の形状のさらに他の一例を示す斜視図である。 本発明の駐車場床構造の他の態様の他の一例を示す上面図である。 本発明の駐車場床構造に用いられる成形体の形状の他の一例を示す上面図である。 本発明の駐車場床構造に用いられる給水手段における潅水用パイプの設置状態を示す断面模式図である。 潅水用パイプの断面図である。 潅水用パイプの敷設の態様を示す上面模式図である。 本発明の駐車場床構造に用いられる給水手段における通水経路を示す説明図である。
符号の説明
2、2a、2b:駐車場床構造
4、4a、4b、4c:成形体
5a、5b、5c:要素基体
8:貫通孔
14:基盤
16:透水層
18:培土
20:植物
30:溝
36:孔空間
40:石塊状物の層
42:石塊状物
80:給水手段

Claims (10)

  1. 透水層と、該透水層の上面に積層されたブロック層とを含み、該ブロック層が、上下に貫通する貫通孔が形成された成形体からなるブロックを含むブロック群が敷き詰められてなり、前記貫通孔に植物が植生されることとなる培土が充填された駐車場床構造。
  2. 透水層と、該透水層の上面に積層されたブロック層とを含み、該ブロック層が、上下方向の溝が形成された成形体からなるブロックを含むブロック群が敷き詰められてなり、前記成形体の該溝の内壁面と、該成形体に隣接のブロックの外壁面とで囲まれた空間に、植物が植生されることとなる培土が充填された駐車場床構造。
  3. 前記成形体が複数の要素基体を組み合わせてなる請求項1または2に記載の駐車場床構造。
  4. 前記成形体がコンクリートの粉砕物を50重量%以上含む骨材がセメントで結合されてなる請求項1−3のいずれかに記載の駐車場床構造。
  5. 前記骨材が前記コンクリートの粉砕物100重量部に対して5〜50重量部の汚泥固化体の粉砕物を含み、
    該汚泥固化体が建設汚泥を固化剤及び混和剤を添加混合して硬化させたのち解砕したものである請求項4に記載の駐車場床構造。
  6. 前記培土が
    まさ土、サバ土から選択される1種以上の土 25〜40容量%
    パーライト 15〜40容量%
    堆肥性肥料 25〜45容量%
    ぼら土、鹿沼土から選択される1種以上の土 10〜25容量%
    を含んでなる培土−1、
    まさ土、サバ土から選択される1種以上の土 25〜40容量%
    パーライト 30〜45容量%
    堆肥性肥料 25〜45容量%
    を含んでなる培土−2、
    から選択される基本培土と、
    前記基本培土1000リットルに対して0.5〜30kgの肥料とを含み、
    前記堆肥性肥料が、針葉樹の樹皮から得られるバーク堆肥、樹木の葉から得られる堆肥と粒子状の木に粘土をまぶして焼成したセラミック・炭複合物との混合物、から選択され、
    前記肥料が、化学肥料、天然物由来肥料から選択された、
    請求項1−5のいずれかに記載の駐車場床構造。
  7. 前記培土が
    まさ土、サバ土から選択される1種以上の土 30〜50容量%
    パーライト 10〜20容量%
    樹木の葉から得られる堆肥30〜40容量%
    粒子状の木に粘土をまぶして焼成したセラミック・炭複合物 1〜5容量%
    炭粉 5〜10容量%
    遅効性有機肥料 0.1〜1容量%
    を含んでなる請求項1−5のいずれかに記載の駐車場床構造。
  8. 前記透水層が砂状物の層を含む請求項1−7のいずれかに記載の駐車場床構造。
  9. 前記透水層の下側に石塊状物の集合体を主体とする層が敷設され、該石塊状物が、建設汚泥を固化剤及び混和剤を添加混合して硬化させたさせたのち解砕した汚泥固化体を含む、請求項1−8のいずれかに記載の駐車場床構造。
  10. 前記培土に給水する給水手段が前記ブロック層の下側に設けられた請求項1−9のいずれかに記載の駐車場床構造。
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