JP2001339702A - Catvシステムのヘッドエンド - Google Patents

Catvシステムのヘッドエンド

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JP2001339702A
JP2001339702A JP2000160018A JP2000160018A JP2001339702A JP 2001339702 A JP2001339702 A JP 2001339702A JP 2000160018 A JP2000160018 A JP 2000160018A JP 2000160018 A JP2000160018 A JP 2000160018A JP 2001339702 A JP2001339702 A JP 2001339702A
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義和 伊東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星デジタル放送対応のCATVシステムの
ヘッドエンドにおいて、システムの異常を正確に検出で
きるようにする。 【解決手段】 ヘッドエンド1は、PC(パソコン)5
と、BSデジタル放送信号を受信するアンテナ3からの
受信信号を受けて、PC5により指定されたサービスI
Dの放送データを含む信号を選局すると共に、その信号
から前記サービスIDの放送データを抽出し、そのデー
タをCATV用放送信号に変換して幹線13へ出力する
複数の選局変換装置7とを備える。そしてPC5は、B
Sデジタル放送信号に含まれている番組情報を選局変換
装置7から取得すると共に、幹線13の信号をモニタ
し、選局変換装置7の何れかから放送信号が出ていない
ことを検出すると、取得している最新の番組情報を解析
して、その選局変換装置7に該当するサービスIDが放
送中なら、その装置7が異常と判断して通報を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CATVシステム
のヘッドエンドに関するものであり、特に、デジタル放
送信号を受信するアンテナからの受信信号を受けて、そ
れに含まれている各チャンネルの放送データを所定周波
数帯のCATVシステム用の放送信号に変換し、その放
送信号をCATVシステムの幹線へと送出するデジタル
放送対応のヘッドエンドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人工衛星を用いたデジタル放送
(衛星デジタル放送)の普及が進んでいる。そして、デ
ジタル放送では、番組のチャンネル(デジタル放送で
は、サービスと呼ばれる)を容易に多チャンネル化する
ことができる上に、本来のテレビ放送情報としての映像
情報及び音声情報に加えて、EPG(電子プログラムガ
イド)用の番組情報などの付加情報も併せて伝送され
る。そして、放送衛星(BS)を用いたデジタル放送
(BSデジタル放送)が、平成12年12月から本格的
に開始される予定である。
【0003】ここで、例えば、人工衛星からのデジタル
放送信号を受信して端末側に伝送するCATVシステム
を構築する場合、そのヘッドエンドは、以下のような構
成を採ることとなる。まず、ヘッドエンドには、人工衛
星の各トランスポンダから送信されてくるデジタル放送
信号を受信するアンテナと、そのアンテナからの受信信
号を受けて、事前に指定された指定チャンネルの放送デ
ータが含まれているトランスポンダからの受信信号を選
局すると共に、その選局した受信信号から前記指定チャ
ンネルの放送データ(映像データ及び音声データ)を抽
出し、該放送データを所定周波数帯のCATVシステム
用の放送信号に変換して、同軸ケーブルからなる幹線へ
と出力する選局変換装置とが設けられる。そして、選局
変換装置は、そのCATVシステムが端末側へ提供すべ
き衛星デジタル放送の各チャンネル(所謂サービスI
D)毎に、1つずつ設けられることとなる。
【0004】また更に、ヘッドエンドには、各選局変換
装置が正常に動作しているか否かを判定する情報処理装
置と、何れかの選局変換装置が異常となった場合に、そ
の選局変換装置に代えて用いられる予備の選局変換装置
(以下、予備選局変換装置という)とが設けられること
となる。
【0005】そして、情報処理装置は、何れかの選局変
換装置が異常になったことを検知すると、例えば、その
旨をCATVのセンター(以下、CATVセンターとい
う)にいるオペレータへ報知する。この場合、オペレー
タは、情報処理装置によって異常と判定された選局変換
装置の動作を停止させると共に、その選局変換装置が受
け持っていたチャンネル(サービスID)の放送信号
が、予備選局変換装置から出力されるように、設定を手
動で切り替えれば良い。また、オペレータの手を介さず
に、情報処理装置が、自動的に設定を切り替えるように
構成することも考えられる。
【0006】一方、情報処理装置にて、各選局変換装置
が正常に動作しているか否かを判定するための手法とし
ては、アナログ放送信号だけを扱っていた旧来のヘッド
エンドと同じ手法を用いることが考えられる。つまり、
各選局変換装置から幹線へとテレビ放送信号が正常に出
力されているか否かを監視し、出力の停波した選局変換
装置があれば、その選局変換装置が異常であると判定す
るのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成した衛星デジタル放送対応のCATVシステ
ムのヘッドエンドでは、食の影響によって衛星のトラン
スポンダが動作不能な期間や深夜などにおいて、あるチ
ャンネル(サービスID)の放送自体がなくなった場合
に、そのチャンネルに対応するCATVシステム用の放
送信号を出力していた選局変換装置が異常であると誤判
定されてしまう。
【0008】そして、このような誤判定が起こると、異
常ではない選局変換装置に代えて、予備選局変換装置が
用いられることとなるため、他の選局変換装置が本当に
異常となった場合に、予備選局変換装置を適用すること
ができなくなり、CATVのサービスに支障をきたす虞
がある。尚、予備選局変換装置は、あくまでも予備であ
るため、通常、1つ或いは2つ程度しか設けられないこ
とが多い。
【0009】一方、CATVセンターにオペレータを常
時配備せずに、ヘッドエンドの情報処理装置が、何れか
の選局変換装置が異常になったことを検知すると、その
旨をCATVシステムの管理者へ何等かの方法で通報
し、その通報を受けた管理者がCATVセンターに出向
いて予備選局変換装置への切り替えを行う、といった管
理方法も考えられる。そして、この場合には、管理者に
対して、不必要に通報が与えられてしまうという問題が
ある。
【0010】本発明はこうした問題に鑑みなされたもの
であり、デジタル放送対応のCATVシステムのヘッド
エンドにおいて、システムの異常を正確に検出できるよ
うにすることを第1の目的とし、更に、そのヘッドエン
ドの保守管理を非常に容易にすることを第2の目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1に記載のCATVシ
ステムのヘッドエンドは、デジタル放送に対応したもの
であり、選局変換手段と異常判定手段とを備えている。
【0012】そして、選局変換手段は、デジタル放送信
号を受信するアンテナからの受信信号を受けて、その受
信信号から、事前に指定された指定チャンネルの放送デ
ータを抽出すると共に、該放送データを所定周波数帯の
CATVシステム用の放送信号に変換して、CATVシ
ステムの幹線へと出力する。また、異常判定手段は、上
記選局変換手段が正常に動作しているか否かを判定す
る。
【0013】ここで特に、異常判定手段は、前記デジタ
ル放送信号から常時或いは定期的に番組情報を取得する
番組情報取得手段と、前記選局変換手段から前記CAT
Vシステム用の放送信号が正常に出力されているか否か
を判定する出力判定手段とを備えている。
【0014】そして更に、異常判定手段は、出力判定手
段により前記選局変換手段からCATVシステム用の放
送信号が正常に出力されていないと判定されると、前記
番組情報取得手段によって取得されている番組情報に基
づいて、前記選局変換手段がCATVシステム用の放送
信号に変換している指定チャンネルが放送中であるか否
かを判定し、その指定チャンネルが放送中であれば、選
局変換手段が異常であると判定する。
【0015】つまり、本発明のヘッドエンドでは、デジ
タル放送信号には本来のテレビ放送情報(映像情報及び
音声情報)に加えて番組情報(いつ、どのチャンネル
で、どの様な番組が放送されているかを示すデータ)が
含まれていることに着目して、デジタル放送信号から番
組情報を常時或いは定期的に取得するようにしている。
そして、選局変換手段からCATVシステム用の放送信
号が正常に出力されていないと判定すると、その時に取
得している最新の番組情報を解析して、その選局変換手
段がCATVシステム用の放送信号に変換している指定
チャンネルの放送自体が無い場合(即ち、放送局からの
放送データ自体が停波している場合)には、異常と判定
しないようにしている。換言すれば、その指定チャンネ
ルが放送中であるにも拘わらず、該指定チャンネルに対
応する選局変換手段からCATVシステム用の放送信号
が正常に出力されていない場合にのみ、その選局変換手
段が異常であると判定するようにしている。
【0016】このため、本発明のCATVシステムのヘ
ッドエンドによれば、深夜などにおいて、放送局からの
あるチャンネルの放送自体がなくなった場合に、そのチ
ャンネルに対応するCATVシステム用の放送信号を出
力していた選局変換手段が誤って異常と判定されてしま
うことがなく、システムの異常(特に選局変換手段の異
常)を正確に検出することができる。
【0017】また、本発明のヘッドエンドでは、番組情
報が自動的に取得されるため、最新の番組情報を人の手
によってセットしてやる必要もない。つまり、人手によ
って最新の番組情報を記憶させるように構成することも
考えられるが、このように構成したのでは、手間がかか
る上に、確実性が低い。これに対して、本発明によれ
ば、確実な異常判定を手間なく実現できる。
【0018】次に、請求項2に記載のCATVシステム
のヘッドエンドでは、請求項1のヘッドエンドにおい
て、更に、前記選局変換手段が異常となった場合に、そ
の選局変換手段に代えて用いられる予備選局変換手段
と、報知手段と、切替手段とを備えている。
【0019】そして、報知手段は、異常判定手段によっ
て前記選局変換手段が異常であると判定されると、一般
公衆回線を介して、CATVシステムの管理者が所有し
ている端末装置へ、前記選局変換手段が異常であること
を通報する。また、切替手段は、前記管理者の端末装置
から一般公衆回線を介して所定の指示情報が与えられる
と、その指示情報に従い、異常判定手段により異常であ
ると判定された選局変換手段に代えて、前記予備選局変
換手段を動作させる。
【0020】このような請求項2のヘッドエンドによれ
ば、管理者への異常通報(異常の発生を示す通報)が正
確なものになると共に、その通報を受けた管理者は、C
ATVセンターへ出向かなくても、自分の端末装置から
指示情報を送信するだけで、ヘッドエンドの保守管理を
行うことができる。また、このヘッドエンドによれば、
深夜などにおいて、CATVセンターにオペレータを常
時配備する必要がないため、保守管理のための人件費を
削減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。まず図1は、本発明が適用された実施例の
CATVシステムのヘッドエンド1の構成を表す構成図
である。
【0022】本実施例のヘッドエンド1は、地上からの
デジタル放送用の電波を中継する放送衛星(以下、BS
という)の各トランスポンダから送信されてくるデジタ
ル放送信号を受信する衛星受信アンテナ(以下、単にア
ンテナという)3と、当該ヘッドエンド1を制御する情
報処理装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、P
Cという)5とを備えている。
【0023】尚、BSのトランスポンダは、BSデジタ
ル放送用の無線伝送路として割り当てられている12G
Hz帯の第1,第3,第13,及び第15の各無線チャ
ンネル毎に、1つずつ存在している。また、アンテナ3
は、反射鏡3aと、支持腕3bを介して反射鏡3aの焦
点位置に配置された受信部3cとからなる、オフセット
型のパラボラアンテナである。そして、受信部3cは、
反射鏡3aにて集波された各トランスポンダからのデジ
タル放送信号(放送電波)を受信すると共に、その受信
した信号を1GHz帯の中間周波信号(以下、BS−I
Fという)に周波数変換して、受信信号として出力す
る。
【0024】そして更に、本実施例のヘッドエンド1
は、アンテナ3からの受信信号(即ち、上記受信部3c
から出力されるBS−IF)を受けて、PC5により事
前に指定されたサービスID(指定チャンネルに相当)
の放送データが含まれているトランスポンダからの受信
信号を選局すると共に、該選局した受信信号から前記指
定されたサービスIDの放送データを抽出し、その放送
データを、当該CATVシステムにおける伝送周波数
(例えば90〜770MHz)内の所定周波数帯(帯域
幅6MHz)のテレビ放送信号(即ち、CATVシステ
ム用の放送信号)に変換して出力する複数の選局変換装
置7−1〜7−nと、それら選局変換装置7−1〜7n
と同じ構成を有した予備の選局変換装置(以下、予備装
置という)9と、アンテナ3からの受信信号を分配して
各選局変換装置7−1〜7−nと予備装置9との各々に
供給する分配回路11と、各選局変換装置7−1〜7−
nと予備装置9との出力を混合して、当該CATVシス
テムの同軸ケーブルからなる幹線(基幹伝送路)13へ
と送出する混合出力回路(MIX)15とを備えてい
る。
【0025】尚、サービスIDとは、BSデジタル放送
において、番組のチャンネル番号に相当するものであ
る。そして、選局変換装置7−1〜7−nは、当該CA
TVシステムが端末側へと提供すべきBSデジタル放送
の各チャンネル(サービスID)毎に、1つずつ設けら
れている。また、予備装置9は、選局変換装置7−1〜
7−nの何れかが異常となった場合に、その異常となっ
た選局変換装置に代えて用いられるものであり、通常時
においては、混合出力回路15へ信号を出力しないよう
に設定される。
【0026】また更に、本実施例のヘッドエンド1に
は、VHFアンテナ53と、UHFアンテナ55と、そ
れら両アンテナ53,55の受信信号を混合して混合出
力回路15へ供給する混合器57とが設けられている。
そして、本ヘッドエンド1においては、VHFアンテナ
53とUHFアンテナ55との各々によって受信される
地上波も、混合出力回路15から幹線13に送出され
る。
【0027】次に、選局変換装置7−1〜7−nと予備
装置9とについて具体的に説明する。尚、前述したよう
に、予備装置9も選局変換装置7−1〜7−nの各々と
同じものであるため、以下の説明においては、選局変換
装置7−1〜7−nの各々と予備装置9とを総称して、
選局変換装置7という。
【0028】図2に示すように、選局変換装置7は、P
C5との間でデータをやり取りしつつ当該選局変換装置
7を制御するマイクロコンピュータ(以下、CPUとい
う)21と、アンテナ3からのBS−IFが入力される
チューナモジュール23と、CAデスクランブル部2
5,MPEG2デマルチプレクサ(MPEG2−DEM
UX)27,アナログ映像信号生成部29,アナログ音
声信号生成部31,及び変調部33とを備えている。
【0029】ここで、CPU21は、各選局変換装置7
毎のRS232Cケーブル17を介して、図1に示す如
く、ヘッドエンド1に設けられている信号変換器19と
接続され、その信号変換器19は、PC5から伸びたU
SBケーブル20に接続されている。つまり、信号変換
器19は、PC5からUSBケーブル20に出力される
データ信号を、RS232C規格の信号に変換して、各
選局変換装置7のCPU21に出力し、また、各選局変
換装置7のCPU21からRS232Cケーブル17の
各々に出力されるデータ信号を、USB規格の信号に変
換して、PC5に出力する。
【0030】そして、選局変換装置7においては、PC
5から、上記USBケーブル20,信号変換器19,及
びRS232Cケーブル17を介して、CPU21へ、
当該選局変換装置7がCATVシステム用の放送信号に
変換すべきBSデジタル放送のサービスID(指定チャ
ンネルに相当し、以下、受信サービスIDという)と、
その受信サービスIDの放送を、当該CATVシステム
における伝送周波数内のどの放送チャンネルの放送信号
に変換するかを示す出力チャンネルとが指示される。
【0031】すると、CPU21は、PC5から指示さ
れた受信サービスIDをMPEG2デマルチプレクサ2
7へ通達すると共に、その受信サービスIDの放送デー
タを含んだデジタル放送信号を出力しているトランスポ
ンダのトランスポンダ番号(即ち、上記第1,第3,第
13,及び第15の4つの無線チャンネルのうちの何れ
かであり、以下、このトランスポンダ番号のことを「無
線チャンネル」ともいう)を特定して、チューナモジュ
ール23へ、BS−IFから上記特定した無線チャンネ
ルの信号を選局させるための制御信号を出力する。ま
た、CPU21は、PC5から指示された出力チャンネ
ルを変調部33に通達する。
【0032】そして、チューナモジュール23は、CP
U21からの上記制御信号に従い、BS−IFから、受
信サービスIDの放送データが含まれている無線チャン
ネルの信号を選局すると共に、その選局した信号を、周
知の復調及び復号化により、デジタルデータのビットス
トリームであるトランスポートストリーム(以下、TS
という)に変換して出力する。
【0033】また、チューナモジュール23は、TSへ
の変換を行う際に、データの誤り検出及び訂正の処理も
行っており、その誤り検出で得たデータの誤り率を示す
ビットエラー情報を、CPU21へ出力する。そして、
CPU21は、そのビットエラー情報を、上記RS23
2Cケーブル17,信号変換器19,及びUSBケーブ
ル20を介して、PC5に送信する。
【0034】尚、TSには、該当する無線チャンネルで
伝送される複数のサービスIDの放送データ(映像デー
タ及び音声データ)だけではなく、他の付加情報(詳し
くは、付加情報のデータ)も多重化されており、その付
加情報には、少なくとも、BSデジタル放送の選局動作
を実現するための選局情報(PAT:Program Associat
ion Table やPMT:Program Map Table など)や、E
PG用の番組情報(いつ、どのサービスIDで、どの様
な番組が放送されているかを示すデータ)が含まれてい
る。
【0035】チューナモジュール23から出力されるT
Sは、CA(コンディショナルアクセスシステム)用の
CAデスクランブル部25に入力される。そして、その
TSは、それが有料放送等でスクランブルされいている
ビットストリームであれば、このCAデスクランブル部
25にて、正規のビットストリームに戻された後、MP
EG2デマルチプレクサ27に入力される。尚、チュー
ナモジュール23からのTSがスクランブルされていな
いものであれば、そのTSは、CAデスクランブル部2
5をそのまま通過して、MPEG2デマルチプレクサ2
7に入力される。
【0036】MPEG2デマルチプレクサ27は、CA
デスクランブル部25からのTSをデコードして、その
TSから、CPU21より通達された受信サービスID
の放送データである映像データ及び音声データの各々
と、上記付加情報とを分離する。そして更に、MPEG
2デマルチプレクサ27は、上記分離した受信サービス
IDの映像データと音声データとを、夫々、アナログ映
像信号生成部29とアナログ音声信号生成部31とに出
力すると共に、上記分離した付加情報をCPU21に出
力する。
【0037】そして、アナログ映像信号生成部29は、
MPEG2デマルチプレクサ27からの映像データをア
ナログの映像信号(NTSC信号)に変換して変調部3
3へ出力し、また、アナログ音声信号生成部31は、M
PEG2デマルチプレクサ27からの音声データをアナ
ログの音声信号に変換して変調部33へ出力する。
【0038】そして更に、変調部33は、上記アナログ
映像信号とアナログ音声信号とを、CPU21より通達
された出力チャンネルに該当する周波数帯のテレビ放送
信号に再変調して、混合出力回路15へと出力する。
尚、変調部33は、音声に関する変調動作が、CPU2
1からの音声モード切換信号によって制御されるように
なっている。
【0039】ところで、CPU21は、当該選局変換装
置7に電源が投入された初期動作時であって、PC5か
ら未だ受信サービスIDが指示されていない時に、上記
4つの無線チャンネルのうちのデフォルトの無線チャン
ネルをチューナモジュール23に選局させて、その際
に、MPEG2デマルチプレクサ27から出力される付
加情報を記憶する。
【0040】そして、CPU21は、PC5から受信サ
ービスIDが指示されると、上記初期動作時に記憶した
付加情報に基づいて、その受信サービスIDの放送デー
タを含んだデジタル放送信号を出力しているトランスポ
ンダのトランスポンダ番号(無線チャンネル)を特定
し、その特定した無線チャンネルをチューナモジュール
23に選局させる。つまり、付加情報には、選局情報と
して、どのサービスIDの放送データがどの無線チャン
ネルで送信されているのかを示すデータが含まれている
からである。
【0041】また、その後、CPU21は、MPEG2
デマルチプレクサ27から逐次出力される最新の付加情
報のうちの少なくとも番組情報を、上記チューナモジュ
ール23からのビットエラー情報と共に、RS232C
ケーブル17,信号変換器19,及びUSBケーブル2
0を介して、PC5に出力する。
【0042】以上のような選局変換装置7を複数備えた
本実施例のヘッドエンド1において、PC5は、通常時
には、予備装置9以外の各選局変換装置7−1〜7−n
のCPU21へ、当該CATVシステムが端末側へ提供
すべきBSデジタル放送の各サービスIDを、受信サー
ビスIDとして夫々指示すると共に、その受信サービス
IDの各々に対応した出力チャンネルを指示する。ま
た、予備装置9については、電源供給自体を遮断する
か、或いは、その予備装置9のCPU21へ該予備装置
9の各部の動作を停止させる指令を与える。
【0043】このため、通常時には、選局変換装置7−
1〜7−nの各々から混合出力回路15へ、各受信サー
ビスIDの放送データを夫々当該CATVシステム用に
再変調した各放送チャンネルのテレビ放送信号が出力さ
れ、その各放送チャンネルのテレビ放送信号が混合出力
回路15により混合されて、幹線13へと送出されるこ
ととなる。
【0044】一方また、本実施例のヘッドエンド1に
は、各選局変換装置7−1〜7−nが正常に動作してい
るか否かをPC5にて判定するために、図1に示す如
く、チューナ35と、混合出力回路15から幹線13に
送出される信号(以下、幹線信号という)を分岐させて
チューナ35に入力させる分岐回路37とが設けられて
いる。また、ヘッドエンド1には、PC5を一般公衆回
線(ここでは電話回線)39に接続するためのモデム4
1が設けられている。
【0045】そして、チューナ35は、図3に示すよう
に、幹線信号から、PC5より出力される選局信号によ
って指示される放送チャンネルのテレビ放送信号を選局
する選局部43と、該選局部43によって選局された信
号からアナログの映像信号を取り出して、その映像信号
に同期信号が正常に含まれているか否かを判定すると共
に、その判定結果を示す同期信号の有/無信号をPC5
に出力する同期信号検出部45とから構成されている。
尚、同期信号検出部45は、同期信号の有/無信号とし
て、例えば、上記映像信号に同期信号が正常に含まれて
いればハイレベルの信号を、そうでなければロウレベル
の信号を出力する。
【0046】そして更に、本実施例のヘッドエンド1に
おいて、PC5は、図4に示す異常監視処理を行うこと
により、各選局変換装置7−1〜7−nが正常に動作し
ているか否かを監視している。尚、図4の異常監視処理
は、各選局変換装置7−1〜7−nの1つずつについて
順繰りに実行される。また、以下の図4に関する説明に
おいて、各選局変換装置7−1〜7−nのうち、現在監
視対象としている選局変換装置を、監視対象の選局変換
装置という。一方、図示はしていないが、PC5は、各
選局変換装置7−1〜7−nのCPU21から送られて
くる前述の番組情報を夫々更新して記憶する、番組情報
記憶処理も定期的に行っている。
【0047】図4に示すように、PC5で実行される異
常監視処理では、まず最初のステップ(以下、単にSと
記す)110にて、監視対象の選局変換装置から出力さ
れているテレビ放送信号に、同期信号が正常に含まれて
いるか否かを監視する。具体的には、監視対象の選局変
換装置が出力している当該CATVシステムの放送チャ
ンネル(即ち、監視対象の選局変換装置のCPU21に
指示している出力チャンネル)のテレビ放送信号を、チ
ューナ35の選局部43に選局させ、その際にチューナ
35の同期信号検出部45から出力される同期信号の有
/無信号をモニタする。
【0048】そして、続くS120にて、上記同期信号
の有/無信号に基づいて、監視対象の選局変換装置から
出力されているテレビ放送信号に同期信号が正常に含ま
れているか否かを判定し、同期信号が正常に含まれてい
れば、監視対象の選局変換装置を切り替えて、上記S1
10及びS120の処理を行う。
【0049】一方、S120にて、監視対象の選局変換
装置から出力されているテレビ放送信号に同期信号が正
常に含まれていないと判定した場合には、監視対象の選
局変換装置の出力が停波していることから、S130に
進んで、監視対象の選局変換装置のCPU21に指示し
ている受信サービスIDを取得し、続くS140にて、
現在の時刻を取得する。
【0050】そして更に、続くS150にて、上記番組
情報記憶処理によって記憶している最新の番組情報を解
析する。尚、この時に、PC5は、各選局変換装置7−
1〜7−nのうち、監視対象の選局変換装置のCPU2
1から取得している最新の番組情報を解析するが、監視
対象の選局変換装置以外の選局変換装置から取得してい
る番組情報を用いることも可能である。
【0051】そして、続くS160にて、S150での
解析結果と現在時刻とから、監視対象の選局変換装置の
CPU21に指示している受信サービスIDが、現在、
放送局から実際に放送中であるか否かを判定する。ここ
で、S160にて、受信サービスIDが現在放送中でな
いと判定した場合には、監視対象の選局変換装置がCA
TVシステム用のテレビ放送信号に変換しているサービ
スIDの放送自体がその時点で存在せず、監視対象の選
局変換装置の出力が停波したのは異常ではないと判断す
る。そして、この場合には、監視対象の選局変換装置を
切り替えて、上記S110からの処理を再び行う。
【0052】これに対し、S160にて、受信サービス
IDが現在放送中であると判定した場合には、監視対象
の選局変換装置に異常が生じていると判断して、S17
0に進む。このS170では、監視対象の選局変換装置
のCPU21から送られて来ている前述のビットエラー
情報から、その監視対象の選局変換装置のチューナモジ
ュール23が選局している信号のC/N(CN比)をマ
ップ補間などの手法によって算出すると共に、その算出
したC/Nが、正常と見なされる所定値以上であるか否
かを判定する。
【0053】そして、C/Nが所定値以上であると判定
した場合には、監視対象の選局変換装置にてトランスポ
ンダからのデジタル放送信号は正常に受信できているも
のの、その選局変換装置から幹線13への出力が停波し
ていることから、S180に進んで、その時の監視対象
の選局変換装置(即ち、異常と判断した選局変換装置)
と、その選局変換装置におけるチューナモジュール23
よりも後段の部分に異常が生じていることとを示す第1
種の異常通報を行う。
【0054】この第1種の異常通報は、ヘッドエンド1
が設けられているCATVセンターに当該CATVシス
テムの管理者がいる時間帯には、そのCATVセンター
内のランプやブザーなどを作動させたり、当該PC5に
接続されたディスプレイに表示を行うことにより実施さ
れる。また、CATVセンターに管理者がいない時間帯
には、異常と判断した選局変換装置と、その選局変換装
置におけるチューナモジュール23よりも後段の部分に
異常が生じていることとを示す異常通報データを、モデ
ム41及び一般公衆回線39を介して、管理者の端末装
置(例えば、図1に示すように、管理者の自宅にあるP
C47や、管理者が所有している携帯電話49)へ送信
する。尚、管理者の端末装置が携帯電話49である場合
には、その携帯電話49に接続されたPC51に、異常
通報内容を表示させるようにすれば良い。
【0055】また、上記S170にて、C/Nが所定値
以下であると判定した場合には、S190に移行して、
その時の監視対象の選局変換装置(即ち、異常と判断し
た選局変換装置)と、アンテナ3からその選局変換装置
までの間に異常が生じていることとを示す第2種の異常
通報を行う。
【0056】尚、この第2種の異常通報も、上記第1種
の異常通報と同様に、CATVセンターに管理者がいる
時間帯には、そのCATVセンター内のランプやブザー
などを作動させたり、当該PC5に接続されたディスプ
レイに表示を行うことにより実施される。また、CAT
Vセンターに管理者がいない時間帯には、異常と判断し
た選局変換装置と、アンテナ3からその選局変換装置ま
での間に異常が生じていることとを示す異常通報データ
を、モデム41及び一般公衆回線39を介して、管理者
の端末装置47,49へ送信する。
【0057】そして、PC5は、上記S180及びS1
90の何れかの処理を行った後、監視対象の選局変換装
置を切り替えて、上記S110からの処理を再び行う。
一方、PC5は、管理者の端末装置47,49から一般
公衆回線39及びモデム41を介して所定のコマンド
(指示情報に相当)が与えられると、そのコマンドに従
い、上記S160にて異常であると判定した選局変換装
置に代えて、予備装置9を動作させる。
【0058】即ち、PC5は、図4の異常監視処理と並
行して、図5に示すバックアップ処理を実行しており、
このバックアップ処理では、まずS210にて、管理者
の端末装置47,49から一般公衆回線39を介して、
異常な選局変換装置に代えて予備装置9を作動させるこ
とを指示する切替コマンドが送られて来たか否かを判定
する。
【0059】そして、切替コマンドが送られて来ていな
ければ、S210の判定を再び行うが、切替コマンドが
送られて来たならば、S220に進んで、上記S160
にて異常であると判定した選局変換装置に代えて、予備
装置9を動作させる。具体的には、まず、異常であると
判定した選局変換装置への電源供給自体を遮断するか、
その選局変換装置のCPU21に、該装置の各部の動作
を停止させる。そして、予備装置9に電源を供給すると
共に、該予備装置9のCPU21へ、異常と判定した選
局変換装置のCPU21へ指示していた受信サービスI
D及び出力チャンネルと全く同じ、受信サービスIDと
出力チャンネルとを指示する。これにより、異常と判定
した選局変換装置に代わって予備装置9が動作すること
となる。
【0060】以上のように、本実施例のヘッドエンド1
では、PC5が、BSのトランスポンダから送信されて
くるデジタル放送信号に含まれている番組情報を逐次取
得すると共に、選局変換装置7−1〜7−nの何れかか
らCATVシステム用の放送信号が正常に出力されてい
ないと判定すると(S120:NO)、その時に取得し
ている最新の番組情報を解析して、その選局変換装置が
CATVシステム用の放送信号に変換しているサービス
IDの放送自体が無ければ、異常とは判定せず(S16
0:NO)、逆に、そのサービスIDの放送が放送中で
あれば、本当に選局変換装置が異常であると判定して、
異常通報を行うようにしている(S160:YES,S
180,S190)。
【0061】このため、本実施例のヘッドエンド1によ
れば、食の影響や深夜などにおいて、放送局からの、あ
るサービスIDの放送自体がなくなった場合に、そのサ
ービスIDに対応するCATVシステム用の放送信号を
出力していた選局変換装置7−1〜7−nが誤って異常
と判定されてしまうことがなく、システムの異常を正確
に検出することができる。
【0062】しかも、本実施例のヘッドエンド1では、
デジタル放送信号に含まれている番組情報を用いている
ため、最新の番組情報を人の手によってセットしてやる
必要もない。よって、確実な異常判定を手間なく実現す
ることができる。更に、本実施例のヘッドエンド1にお
いて、PC5は、CATVセンターに当該CATVシス
テムの管理者がいない場合に、選局変換装置7−1〜7
−nの何れかが異常であると判定すると、一般公衆回線
39を介して、管理者が所有している端末装置47,4
9へ異常通報を行い(S180,S190)、また、そ
の管理者の端末装置47,49から一般公衆回線39を
介して切替コマンドが与えられると(S210:YE
S)、その切替コマンドに従い、異常であると判定した
選局変換装置に代えて予備装置9を動作させるようにし
ている(S220)。
【0063】このため、本実施例のヘッドエンド1によ
れば、管理者への異常通報が正確なものになるだけでは
なく、その通報を受けた管理者は、CATVセンターへ
出向かなくても、自分の端末装置47,49から切替コ
マンドを送信するだけで、当該ヘッドエンド1の保守管
理を行うことができる。尚、図1に例示するように、管
理者の端末装置が携帯電話49である場合には、管理者
は、その携帯電話49にPC51を接続して、ヘッドエ
ンド1のPC5へ切替コマンドを送信すれば良い。
【0064】そして更に、本実施例のヘッドエンド1に
よれば、深夜などにおいて、CATVセンターにオペレ
ータを常時配備する必要がないため、保守管理のための
人件費を削減することができる。また、本実施例のヘッ
ドエンド1では、PC5が前述した図4におけるS17
0の判定を行っているため、選局変換装置7−1〜7−
n内の異常箇所も、ある程度特定することができ、保守
作業が容易となる。
【0065】尚、上記実施例では、選局変換装置7−1
〜7−nが選局変換手段に相当し、予備装置9が予備選
局変換手段に相当し、チューナ35及び分岐回路37と
PC5(特に、前述の番組情報記憶処理及び図4のS1
10〜S170の処理)とが異常判定手段に相当してい
る。そして、PC5が実行する処理のうち、番組情報記
憶処理が番組情報取得手段に相当し、図4のS110及
びS120の処理が出力判定手段に相当している。ま
た、図4のS180及びS190の処理が報知手段に相
当し、図5のバックアップ処理が切替手段に相当してい
る。
【0066】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例で
は、図5のバックアップ処理により、管理者からのコマ
ンドに応じて、予備装置9への切り替えを行うように構
成したが、PC5が、図4のS180或いはS190に
て、前述の異常通報を行うと共に、異常と判定した選局
変換装置に代えて予備装置9を動作させるようにしても
良い。
【0067】また、選局変換装置7−1〜7−nは、複
数ではなく1つのみでも良い。また、予備装置9は、1
つではなく複数設けるようにしても良い。一方、各選局
変換装置7−1〜7−nのCPU21が、チューナモジ
ュール23からのビットエラー情報に基づきC/Nを算
出して、そのC/Nの値を表すデータをPC5へ送信す
るようにしても良い。この場合、PC5は、図4のS1
70にて、C/Nを算出する必要が無くなる。
【0068】また、各選局変換装置7−1〜7−nの変
調部33での変調方式は、適用されるCATVシステム
の形態に合ったものであれば良く、チューナ35は、そ
の変調部33の変調方式に合ったものであれば良い。つ
まり、チューナ35は、各選局変換装置7−1〜7−n
の変調部33から出力される信号を夫々選局して、その
信号が正常なテレビ放送信号であるか否かを確認できる
構成のものであれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のCATVシステムのヘッドエンドの
構成を表す構成図である。
【図2】 図1の各選局変換装置及び予備装置の構成を
表すブロック図である。
【図3】 図1のチューナの構成を表すブロック図であ
る。
【図4】 実施例のヘッドエンドに設けられたPCで実
行される異常監視処理を表すフローチャートである。
【図5】 実施例のヘッドエンドに設けられたPCで実
行されるバックアップ処理を表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…ヘッドエンド、3…アンテナ、3a…反射鏡、3b
…支持腕、3c…受信部、5…PC(パーソナルコンピ
ュータ)、7−1〜7−n…選局変換装置、9…予備装
置(予備の選局変換装置)、11…分配回路、13…幹
線、15…混合出力回路、17…RS232Cケーブ
ル、19…信号変換器、20…USBケーブル、21…
CPU(マイクロコンピュータ)、23…チューナモジ
ュール、25…CAデスクランブル部、27…MPEG
2デマルチプレクサ、29…アナログ映像信号生成部、
31…アナログ音声信号生成部、33…変調部、35…
チューナ、37…分岐回路、39…一般公衆回線、41
…モデム、43…選局部、45…同期信号検出部、4
7,49…管理者の端末装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送信号を受信するアンテナか
    らの受信信号を受けて、その受信信号から、事前に指定
    された指定チャンネルの放送データを抽出すると共に、
    該放送データを所定周波数帯のCATVシステム用の放
    送信号に変換して、前記CATVシステムの幹線へと出
    力する選局変換手段と、 該選局変換手段が正常に動作しているか否かを判定する
    異常判定手段と、 を備えたCATVシステムのヘッドエンドであって、 前記異常判定手段は、 前記デジタル放送信号から番組情報を取得する番組情報
    取得手段と、前記選局変換手段から前記CATVシステ
    ム用の放送信号が正常に出力されているか否かを判定す
    る出力判定手段とを備えると共に、 該出力判定手段により前記選局変換手段から前記放送信
    号が正常に出力されていないと判定されると、前記番組
    情報取得手段によって取得されている番組情報に基づい
    て、前記選局変換手段がCATVシステム用の放送信号
    に変換している指定チャンネルが放送中であるか否かを
    判定し、その指定チャンネルが放送中であれば、前記選
    局変換手段が異常であると判定するように構成されてい
    ること、 を特徴とするCATVシステムのヘッドエンド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のCATVシステムのヘ
    ッドエンドにおいて、 前記選局変換手段が異常となった場合に、該選局変換手
    段に代えて用いられる予備選局変換手段と、 前記異常判定手段により前記選局変換手段が異常である
    と判定されると、一般公衆回線を介して、前記CATV
    システムの管理者が所有している端末装置へ、前記選局
    変換手段が異常であることを通報する報知手段と、 前記管理者の端末装置から一般公衆回線を介して与えら
    れる指示情報に従い、前記異常判定手段により異常であ
    ると判定された選局変換手段に代えて、前記予備選局変
    換手段を動作させる切替手段と、 を備えていることを特徴とするCATVシステムのヘッ
    ドエンド。
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