JP2001339050A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001339050A
JP2001339050A JP2000160022A JP2000160022A JP2001339050A JP 2001339050 A JP2001339050 A JP 2001339050A JP 2000160022 A JP2000160022 A JP 2000160022A JP 2000160022 A JP2000160022 A JP 2000160022A JP 2001339050 A JP2001339050 A JP 2001339050A
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cell transistor
wiring
electrode
semiconductor device
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Miki Miyajima
幹 宮嶋
Masahiko Takeuchi
雅彦 竹内
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H10B12/01Manufacture or treatment
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルトランジスタの特性を、確実にかつ安定
した状態で測定することのできるセルトランジスタTE
Gを得るための半導体装置の電極からの引出し配線構造
を得る。 【解決手段】 領域から延びるように設けられた、スト
レージノード(SN)ポリ溝11が設けられ、このスト
レージノード(SN)ポリ溝11の内壁には、溝型引出
電極12Aが形成されている。さらに、ストレージノー
ド(SN)ポリ溝11の上方において、溝型引出電極1
2Aから延在する延長パッド電極部12Bが設けられて
いる。さらに、この延長パッド電極部12Bを貫通し、
延長パッド電極部12Bの上層において、アルミ配線8
と延長パッド電極部12Bとを接続するコンタクトプラ
グ7が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、より特定的には半導体装置のセルトランジスタの特
性を測定するための特性測定専用素子を備えた半導体装
置の配線構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化にともないチップ
サイズが縮小されるものの、半導体装置の記憶容量はそ
の増大を要求されるため、たとえば、半導体装置の構造
は近年複雑になっている。
【0003】一方、半導体装置には、その開発におい
て、回路、デバイスおよびプロセス等の評価を行なうた
めの特性測定専用素子(以下、TEGと称する)が設け
られる。半導体装置のセルトランジスタの評価を行なう
セルトランジスタTEGを設ける場合には、たとえば、
セルトランジスタに設けられるストレージノードから電
気的なコンタクト配線を引き出し、セルトランジスタT
EGが設けられる。
【0004】上述したように、近年半導体装置の構造は
複雑になっていることから、ストレージノードの構造も
複雑になり、その製造方法も複雑になる。
【0005】しかし、半導体装置の構造および製造方法
が複雑になっても、セルトランジスタTEGの評価は正
確に実行される必要があり、セルトランジスタTEGを
設けるための半導体装置の電極からの引出し配線構造が
重要となる。
【0006】(従来の技術の構成)図23に従来の厚膜
スタックキャパシタ構造を有するセルトランジスタに設
けられるのセルトランジスタTEGの断面構造を示す。
このセルトランジスタTEGの構造によれば、半導体基
板であるシリコン基板100の主表面の所定領域には、
ソース/ドレイン領域を規定する活性領域20および素
子分離酸化膜30設けられている。
【0007】シリコン基板100の上にはゲート絶縁膜
1Aを介在してトランスファゲート1Bが設けられてお
り、このトランスファゲート1Bは、窒化膜1Dおよび
TEOS(Tetra Etyle Ortho Silicate)膜1Cに
より覆われている。
【0008】活性領域20の一つの領域には、ビット線
コンタクトプラグ4Bを介在してビット線(BL)2が
接続され、活性領域20の他の領域にはストレージノー
ドコンタクト(SC)プラグ4Sを介在してストレージ
ノード(SN電極)5が接続されている。なお、トラン
スファゲート1B、窒化膜1D、TEOS膜1C、およ
び、ビット線(BL)2は、BPTEOS層間膜3によ
り覆われている。
【0009】表面が平坦化されたBPTEOS層間膜3
の上には、膜厚さが500nmのドープトポリシリコン
を堆積して形成されたストレージノード電極5が設けら
れ、厚膜スタックキャパシタ構造が採用されている。な
お、ストレージノード電極5はTEOS膜からなるコン
タクト層間膜6により覆われている。
【0010】このストレージノード電極5には、タング
ステンからなるコンタクトプラグ7、および、このコン
タクトプラグ7によって、ストレージノード電極5に電
気的に接続されるアルミ配線8が設けられている。な
お、上記構成を有するセルトランジスタTEGは、DR
AM(Dynamic Random Access Memory)製造技術に
より、メモリセル領域のトランジスタと同じ工程に基づ
き形成される。
【0011】ここで、上記構造よりなるセルトランジス
タTEGは、図23に示すように、ストレージノード電
極5はドープトポリシリコンを500nmデポした厚膜
スタック構造が採用されていることから、層間膜6にタ
ングステンプラグ7を設けるためのコンタクトホール6
aをエッチングにより形成する場合に、エッチングによ
りコンタクトホール6aがストレージノード電極5を突
き抜けることはない。その結果、セルトランジスタTE
Gのストレージノード側の配線を確実に形成および確保
することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、DR
AMの製造技術により、メモリセル領域のトランジスタ
と同じ工程に基づき形成されるセルトランジスタTEG
を製造するにあたり、従来の厚膜スタックキャパシタ構
造では、ストレージノード電極5を構成するドープトポ
リシリコンの膜厚さが500nmと厚膜であるため、エ
ッチングによりコンタクトホール6aがストレージノー
ド電極5を突き抜けることがなく、セルトランジスタT
EG用のタングステンプラグ7およびアルミ配線8を設
けることができた。
【0013】しかし、大容量キャパシタを得るために、
ストレージノード構造が厚膜スタックキャパシタ構造か
ら円筒構造に移行した場合、ストレージノード電極5を
構成するドープトポリシリコンの膜厚さが50nmと従
来構造と比べ約1/10となるため、従来のセルトラン
ジスタTEGに用いられてた配線構造ではストレージノ
ード側のコンタクトを確実に得られないという問題が生
じる。
【0014】したがって、この発明の目的は、セルトラ
ンジスタの特性を、確実にかつ安定した状態で測定する
ことのできるセルトランジスタTEGを得るための半導
体装置の電極からの引出し配線構造を得ることを目的と
した、半導体装置およびその製造方法を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた半導
体装置の一つの局面においては、セルトランジスタ形成
領域および配線領域を有するセルトランジスタ特性測定
専用素子を備える半導体装置であって、上記セルトラン
ジスタ形成領域に設けられる円筒型ストレージノード電
極と上記配線領域とを電気的に接続するための接続構造
を有し、上記セルトランジスタ形成領域と上記配線領域
とは平面的に見て異なる領域に配置され、上記接続構造
は、溝部の側壁に沿った溝型引出電極を有する。
【0016】上記円筒型ストレージノード電極に接続さ
れる溝型引出電極を採用することにより、配線領域の近
傍にまで溝型の電極が引出されることから、円筒キャパ
シタ構造を用いたセルトランジスタのセルトランジスタ
特性測定専用素子の場合であっても、円筒型ストレージ
ノード電極に接する溝型の電極を介して、円筒型ストレ
ージノード電極と配線領域とのコンタクトを確実に形成
することが可能となる。その結果、特性測定専用素子を
用いて、安定した状態でトランジスタ特性を測定できる
ことが可能になる。
【0017】また、上記発明において好ましくは、上記
接続構造は、上記溝部上方において、上記溝型引出電極
から延在する延長パッド電極部と、上記延長パッド電極
部を貫通し、上記溝型引出電極よりも上層に設けられた
上記配線領域と上記延長パッド電極とを接続するコンタ
クトプラグとを備える。
【0018】この構成により、コンタクトプラグの側壁
と延長パッド電極部とが確実に接続され、円筒型ストレ
ージノード電極の接する溝型の電極(延長パッド電極部
に接続)と配線領域(コンタクトプラグに接続)との電
気的接続を確実に形成することが可能となる。その結
果、安定した状態でトランジスタ特性を測定できること
が可能になる。
【0019】また、上記発明において好ましくは、上記
接続構造は、上記溝型引出電極よりも下層に配置される
導電層と、上記溝型引出電極と上記導電層とを接続する
第1コンタクトプラグと、上記導電層よりも上層であ
り、上記溝型引出電極よりも下層に設けられた配線層
と、上記配線層と上記導電層とを接続する第2コンタク
トプラグと、上記配線層と上記配線領域とを接続する第
3コンタクトプラグとを備える。また、好ましくは、上
記導電層は、ゲート電極層またはランディングパットで
ある。
【0020】また、上記発明において好ましくは、上記
接続構造は、上記溝型引出電極よりも下層に設けられる
配線層と、上記溝型引出電極と前記配線層とを接続する
第1コンタクトプラグと、上記配線層と上記配線領域と
を接続する第2コンタクトプラグとを備える。
【0021】また、上記発明において好ましくは、上記
接続構造は、上記溝型引出電極よりも下層に設けられ、
上記溝型引出電極の下端部が直接接続される配線層と、
上記配線層と上記配線領域とを接続するコンタクトプラ
グとを備える。また、好ましくは、上記配線領域はアル
ミ配線層である。
【0022】また、この発明に基づいた半導体装置のさ
らに他の局面においては、セルトランジスタ形成領域お
よび配線領域を有するセルトランジスタ特性測定専用素
子を備える半導体装置であって、上記セルトランジスタ
形成領域と上記配線領域とは平面的に見て略同一領域に
配置され、上記接続構造は、上記円筒型ストレージノー
ド電極と上記配線領域とを接続するコンタクトプラグを
有する。
【0023】上記各構成を採用することによっても、円
筒型ストレージノード電極と配線領域との間の電気的接
続を確実に確保することが可能になり、安定した状態で
トランジスタ特性を測定できることが可能になる。
【0024】この発明に基づいた半導体装置のさらに他
の局面においては、セルトランジスタ形成領域を有する
セルトランジスタ特性測定専用素子を備える半導体装置
であって、上記セルトランジスタ形成領域は、略細長形
状の活性領域と、上記活性領域の長手方向に対して直行
する方向に設けられるゲート電極と、上記ゲート電極の
上方において上記活性領域の長手方向に延び、上記活性
領域と平面的に見て重ならないように設けられるビット
線と、上記配線領域の下方に配置され上記活性領域と接
続されるランディングパッドと、上記ランディングパッ
ドと、上記配線領域とを接続するコンタクトプラグとを
備える。
【0025】上記構成によれば、ランディングパッドお
よびコンタクトプラグを介在して、活性領域と配線領域
とが確実に電気的に接続される。その結果、セルトラン
ジスタの活性領域から配線を引出すことが可能になり、
安定した状態でトランジスタ特性を測定できることが可
能になる。
【0026】この発明に基づいた半導体装置のさらに他
の局面においては、上記発明において好ましくは、セル
トランジスタ形成領域および配線領域を有するセルトラ
ンジスタ特性測定専用素子を備える半導体装置であっ
て、上記セルトランジスタ形成領域は、略細長形状の活
性領域と、上記活性領域の長手方向に対して直行する方
向に設けられるゲート電極と、上記ゲート電極の上方に
おいて上記活性領域の長手方向に延び、上記活性領域と
平面的に見て重ならないように設けられるビット線とを
備え、上記配線領域は、上記セルトランジスタ形成領域
の上方に層間膜を介在して設けられ、上記配線領域とビ
ット線とを接続するコンタクトプラグを有する。また、
上記発明において好ましくは、上記コンタクトプラグ
は、2段構造を有する。
【0027】上記構成によれば、コンタクトプラグによ
り活性領域と配線領域とが確実に電気的に接続される。
その結果、セルトランジスタの活性領域から配線を引出
すことが可能になり、安定した状態でトランジスタ特性
を測定できることが可能になる。
【0028】この発明に基づいた半導体装置の製造方法
の一つの局面においては、セルトランジスタ形成領域お
よび配線領域を有するセルトランジスタ特性測定専用素
子を備える半導体装置の製造方法であって、円筒型スト
レージノード電極を備える上記セルトランジスタ形成領
域を形成する工程と、上記円筒型ストレージノード電極
に接続するコンタクトプラグを形成する工程と、上記コ
ンタクトプラグに接続する配線領域を形成する工程とを
備える。
【0029】上記工程からなる半導体装置を製造するこ
とにより、円筒型ストレージノード電極と配線領域とが
コンタクトプラグにより確実に接続される。その結果、
円筒型ストレージノード電極から確実に配線を引出すこ
とが可能になり、安定した状態でトランジスタ特性を測
定できることが可能になる。
【0030】この発明に基づいた半導体装置の製造方法
の他の局面においては、セルトランジスタ形成領域およ
び配線領域を有するセルトランジスタ特性測定専用素子
を備える半導体装置の製造方法であって、略細長形状の
活性領域と、上記活性領域の長手方向に対して直行する
方向に設けられるゲート電極と、上記ゲート電極の上方
において前記活性領域の長手方向に延び、上記活性領域
と平面的に見て重ならないように設けられるビット線と
を備える上記セルトランジスタ形成領域を形成する工程
と、上記セルトランジスタ形成領域を覆う層間膜を形成
する工程と、上記層間膜に埋め込まれ、上記活性領域に
接続する第1コンタクトプラグおよび第2コンタクトプ
ラグを形成する工程と、上記層間膜の上面に、上記第2
コンタクトプラグに接する上記配線領域を形成する工程
とを備える。
【0031】上記工程からなる半導体装置を製造するこ
とにより、配線領域と活性領域と第1コンタクトプラグ
および第2コンタクトプラグにより確実に接続される。
その結果、活性領域から確実に配線を引出すことが可能
になり、安定した状態でトランジスタ特性を測定できる
ことが可能になる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明に基づいた、種々
の引出し配線構造を有するセルトランジスタTEGの各
実施の形態における構造について、図を参照しながら説
明する。なお、図1は、以下に示す実施の形態1〜5に
おけるストレージノード電極からの引出し配線構造を有
するセルトランジスタTEGの平面構造を示す模式図で
ある。同図において、領域1000には、半導体装置の
メモリセルに形成されるセルトランジスタと同一構造を
有するセルトランジスタ形成領域が示され、領域200
0には、セルトランジスタの特性評価に用いられる素子
配線領域が示されている。また、領域1000と領域2
000とは、図示するように、平面的に見て異なる領域
に配置されている。
【0033】なお、下記に示す各実施の形態において
は、本来であればキャパシタを構成するために、ストレ
ージノード電極の上に誘電体膜層を介在してセルプレー
トが設けられるが、誘電体膜層およびセルプレートにつ
いては、本発明の本質的部分ではないめ、図示およびそ
の説明を省略するものとする。
【0034】(実施の形態1)まず、図1〜図3を参照
して、本実施の形態におけるセルトランジスタTEGの
引出し配線構造について説明する。なお、図2は図1中
X矢視線にしたがった断面構造を示す図であり、図3は
図1中X1矢視線にしたがった断面構造を示す図であ
る。
【0035】(構成)まず、図1および図2を参照し
て、このセルトランジスタTEGの領域1000の構造
について説明する。このセルトランジスタTEGは、半
導体基板であるシリコン基板100の主表面の所定領域
において、素子分離領域30によりそれぞれ分離され、
ソース/ドレイン領域を規定する略細長形状の活性領域
20と、この活性領域20の長手方向に対して直行する
方向に沿って、シリコン基板100の上にゲート絶縁膜
1Aを介在して設けられたトランスファゲート1Bと、
このトランスファゲート1Bを覆うように設けられる窒
化膜1DおよびTEOS膜1Cとを有する。また、トラ
ンスファゲート1Bの上方において、活性領域20の長
手方向に延び、活性領域20と平面的に見て重ならない
ように配置される、タングステン等からなるビット線
(BL)2が設けられている。
【0036】活性領域20には、図2に示すように、ポ
リシリコンなどからなるランディングパッド13が設け
られ、さらに、ストレージノードコンタクト4を介在し
て、ランディングパッド13に円筒型ストレージノード
(SN)電極12が接続されている。また、ストレージ
ノード(SN)ポリ溝11が、領域2000に延びるよ
うに設けられ、ストレージノード(SN)ポリ溝11の
内壁には、膜厚が50nmのドープトポリシリコン膜か
らなる溝型引出電極12Aが形成されている。
【0037】次に、図1および図3を参照して、このセ
ルトランジスタTEGの領域2000の構造について説
明する。本実施の形態の領域2000においては、素子
分離領域30の上方に、上記したゲート絶縁膜1A、窒
化膜1DおよびTEOS膜1Cと同一工程で製造された
層間絶縁層101が設けられ、この層間絶縁層101の
上方には、領域1000から延びるように設けられた、
ストレージノード(SN)ポリ溝11が設けられ、この
ストレージノード(SN)ポリ溝11の内壁には、膜厚
が50nmのドープトポリシリコン膜からなる溝型引出
電極12Aが形成されている。さらに、本実施の形態の
特徴的構造として、ストレージノード(SN)ポリ溝1
1の上方において、溝型引出電極12Aから延在し、膜
厚が20nmのドープトポリシリコン膜からなる延長パ
ッド電極部12Bが設けられている。なお、溝型引出電
極12Aは、円筒型ストレージノード(SN)電極12
の形成時に、20nmの薄膜ドープトポリシリコン膜を
堆積し、ライン状パターンを用いてエッチングを行なう
ことにより形成される。
【0038】さらに、この延長パッド電極部12Bを貫
通し、延長パッド電極部12Bの上層において、TEO
S膜からなるコンタクト層間膜6を介在して設けられた
配線領域としてのアルミ配線8と、延長パッド電極部1
2Bとを接続するタングステンのコンタクトプラグ7と
が設けられている。
【0039】このようにして、溝型引出電極12Aが、
電気的に領域2000のアルミ配線8まで引出される。
なお、延長パッド電極部12B、コンタクトプラグ7お
よびアルミ配線8は半導体基板100上にDRAM技術
を用いて。メモリセル形成工程と同じに形成される。
【0040】(作用・効果)上記したように、ストレー
ジノード(SN)電極12に接続された溝型引出電極1
2Aが、領域2000のアルミ配線8まで引出される引
出構造を採用することにより、円筒キャパシタ構造を用
いたセルトランジスタのセルトランジスタTEGにおい
て、ドープトポリシリコン膜12が薄膜であっても、溝
型引出電極12Aを配線領域の近傍にまで引出し、溝型
引出電極12Aに接続する延長パッド電極部12Bに対
して側壁コンタクトによりコンタクトプラグ7を電気的
に接続させている。これにより、ストレージノード(S
N)電極12とアルミ配線8とを電気的に確実に接続す
ることが可能になる。その結果、安定した状態でトラン
ジスタ特性を測定できることが可能になる。
【0041】(実施の形態2)次に、図1および図4を
参照して、本実施の形態におけるセルトランジスタTE
Gの引出し配線構造について説明する。なお、図4は図
1中X2矢視線にしたがった断面構造を示す図である。
また、セルトランジスタTEGの領域1000の構造に
ついては、上記実施の形態と同じであるため、領域20
00の構造についてのみ説明する。
【0042】(構成)本実施の形態における引出し構造
について、図4を参照して説明する。領域2000に位
置する溝型引出電極12Aの下方に、トランスファゲー
ト1Bと同一工程で製造されるゲート電極層101Bを
配置し、溝型引出電極12Aの溝の下端部からゲート電
極層101Bに接続するコンタクトプラグ4を設ける。
【0043】また、ゲート電極層101Bよりも上層で
あって、溝型引出電極12Aの下端部よりも下層に、ビ
ット線(BL)2と同一工程で製造される配線層として
のビット線層102を配置し、このビット線層102と
ゲート電極層101Bとを、コンタクトプラグ10で接
続する。さらに、図1に示すように、ビット線層102
とアルミ配線8とをコンタクトプラグ7により接続す
る。
【0044】(作用・効果)上記した構成においても、
溝型引出電極12Aからの電気的接続を、ストレージノ
ードコンタクトプラグ4、ゲート電極層101B、コン
タクトプラグ10、ビット線層102、および、コンタ
クトプラグ7を介して、アルミ配線8へ引出すことが可
能になり、上記実施の形態1と同等の作用効果を得るこ
とができる。
【0045】(実施の形態3)次に、図1および図5を
参照して、本実施の形態におけるセルトランジスタTE
Gの引出し配線構造について説明する。なお、図5は図
1中X3矢視線にしたがった断面構造を示す図である。
また、セルトランジスタTEGの領域1000の構造に
ついては、上記実施の形態1と同じであるため、領域2
000の構造についてのみ説明する。
【0046】(構成)本実施の形態における引出し構造
について、図5を参照して説明する。領域2000に位
置する溝型引出電極12Aの下方に、ゲート電極間のセ
ルフアラインコンタクトエッチング技術を用いて、ポリ
シリコンなどからなるランディングパッド9を形成し、
溝型引出電極12Aの下端部からランディングパッド9
に接続するコンタクトプラグ4を設ける。
【0047】また、ランディングパッド9よりも上層で
あって、溝型引出電極12Aの下端部よりも下層に、ビ
ット線(BL)2と同一工程で製造される配線層として
のビット線層102を配置し、このビット線層102と
ランディングパッド9とを、コンタクトプラグ10で接
続する。さらに、図1に示すように、ビット線層102
とアルミ配線8とをコンタクトプラグ7により接続す
る。
【0048】(作用・効果)上記した構成においても、
上記実施の形態2の構成と同様に、溝型引出電極12A
からの電気的接続を、ランディングパッド9、ゲート電
極層101B、コンタクトプラグ10、ビット線層10
2、および、コンタクトプラグ7を介して、アルミ配線
8へ引出すことが可能になり、上記実施の形態1と同等
の作用効果を得ることができる。
【0049】(実施の形態4)次に、図1および図6を
参照して、本実施の形態におけるセルトランジスタTE
Gの引出し配線構造について説明する。なお、図6は図
1中X4矢視線にしたがった断面構造を示す図である。
また、セルトランジスタTEGの領域1000の構造に
ついては、上記実施の形態1と同じであるため、領域2
000の構造についてのみ説明する。
【0050】(構成)本実施の形態における引出し構造
について、図6を参照して説明する。領域2000に位
置する溝型引出電極12Aの下方に、ビット線(BL)
2と同一工程で製造される配線層としてのビット線層1
02を配置し、このビット線層102と溝型引出電極1
2Aとを、コンタクトプラグ4で接続する。さらに、図
1に示すように、ビット線層102とアルミ配線8とを
コンタクトプラグ7により接続する。
【0051】(作用・効果)上記した構成においても、
上記実施の形態2の構成と同様に、溝型引出電極12A
から電気的接続を、コンタクトプラグ4、ビット線層1
02、および、コンタクトプラグ7を介して、アルミ配
線8へ引出すことが可能になり、上記実施の形態1と同
等の作用効果を得ることができる。
【0052】(実施の形態5)次に、図1および図7を
参照して、本実施の形態におけるセルトランジスタTE
Gの引出し配線構造について説明する。なお、図7は図
1中X5矢視線にしたがった断面構造を示す図である。
また、セルトランジスタTEGの領域1000の構造に
ついては、上記実施の形態1と同じであるため、領域2
000の構造についてのみ説明する。
【0053】(構成)本実施の形態における引出し構造
について、図7を参照して説明する。領域2000に位
置する溝型引出電極12Aの下方に、ビット線(BL)
2と同一工程で製造される配線層としてのビット線層1
02を配置し、このビット線層102に溝型引出電極1
2Aの下端部を直接接続させる。さらに、図1に示すよ
うに、ビット線層102とアルミ配線8とをコンタクト
プラグ7により接続する。
【0054】なお、ストレージノード(SN)ポリ溝1
1は、上記実施の形態で形成されるコンタクトプラグ4
のコンタクトホールに比べ開口面積が大きいためエッチ
ング時のエッチングレートが速く、そのためビット線層
102上のBPTEOS層間膜をオーバエッチせずに、
制御することが困難な場合が生じる。そこで、本実施の
形態においては、ストレージノード(SN)ポリ溝11
を積極的にビット線層102に到達するまで、エッチン
グするようにしたものである。
【0055】(作用・効果)上記した構成においても、
上記実施の形態2の構成と同様に、溝型引出電極12A
から電気的接続を、ビット線層102、および、コンタ
クトプラグ7を介して、アルミ配線8へ引出すことが可
能になり、上記実施の形態1と同等の作用効果を得るこ
とができる。
【0056】(実施の形態6)上記実施の形態1〜5に
おける5種類の引出し構造の組合わせを、図1の平面構
造に示すように、領域2000に適用することにより、
さらに安定した状態でトランジスタ特性を測定でき、ま
た配線およびコンタクトの抵抗の低下を図ることが可能
となる。
【0057】(実施の形態7)次に、図8および図9を
参照して、本実施の形態におけるセルトランジスタTE
Gの引出し配線構造について説明する。なお、図8はセ
ルトランジスタTEGの平面構造を示す模式図であり、
図9は図8中X8矢視線にしたがった断面構造を示す図
である。
【0058】(構成)両図を参照して、このセルトラン
ジスタTEGの構造について説明する。半導体基板であ
るシリコン基板100の主表面の所定領域において、素
子分離領域30によりそれぞれ分離され、ソース/ドレ
イン領域を規定する略細長形状の活性領域20と、この
活性領域20の長手方向に対して直行する方向に沿っ
て、シリコン基板100の上にゲート絶縁膜1Aを介在
して設けられたトランスファゲート1B有するセルトラ
ンジスタを備える。また、トランスファゲート1Bの上
方において、活性領域20の長手方向に延び、活性領域
20と平面的に見て重ならないように配置される、タン
グステン等からなるビット線(BL)2が設けられてい
る。
【0059】活性領域20には、ポリシリコンなどから
なるランディングパッド13Aが、ビット線コンタクト
およびストレージノードコンタクトと同一製造工程にお
いて設けられ、さらに、コンタクトプラグ10を介在し
て、ランディングパッド13Aにビット線(BL)2が
接続される。ランディングパッド13Aは、トランスフ
ァゲート1Bと同一方向に延びる短冊形状を有する。
【0060】(作用・効果)この構造により、ランディ
ングパッド13A、コンタクトプラグ10およビット線
(BL)2を介して、セルトランジスタの活性領域を利
用して、セルトランジスタ特性を測定することが可能に
なる。また、配線とコンタクトの抵抗を小さくすること
も可能になる。さらに、ビット線(BL)2を形成した
後にセルトランジスタ特性の測定が可能となることか
ら、セルトランジスタTEGでの製造工程数を少なくす
ることも可能になる。
【0061】(実施の形態8)次に、図10を参照し
て、本実施の形態におけるセルトランジスタTEGの引
出し配線構造について説明する。なお、図10はセルト
ランジスタTEGの平面構造を示す模式図である。
【0062】(構成)本実施の形態におけるセルトラン
ジスタTEGの引出し配線構造は、上述した実施の形態
7における引出し配線構造と基本的構造は同じである。
相違点は、ランディングパッド13Aの長さを、図10
に示すように、トランスファゲート1Bの延びる方向に
長くしたランディングパッド13Bを設け、コンタクト
をとった活性領域20から離れた位置に設けられたビッ
ト線(BL)2に対しコンタクトプラグ10を介在させ
てランディングパッド13Aに接続される構造を採用し
ている。
【0063】(作用・効果)上記構成を採用することに
よっても、上述した実施の形態7における引出し配線構
造と同様の作用効果を得ることが可能になる。
【0064】(実施の形態9)次に、図11および図1
2を参照して、本実施の形態におけるセルトランジスタ
TEGの引出し配線構造について説明する。なお、図1
1はセルトランジスタTEGの平面構造を示す模式図で
あり、図12は図11中X11矢視線にしたがった断面
構造を示す図である。
【0065】両図を参照して、このセルトランジスタT
EGは、半導体基板であるシリコン基板100の主表面
の所定領域において、素子分離領域30によりそれぞれ
分離され、ソース/ドレイン領域を規定する略細長形状
の活性領域20と、この活性領域20の長手方向に対し
て直行する方向に沿って、シリコン基板100の上にゲ
ート絶縁膜を介在して設けられたトランスファゲート1
Bと有するセルトランジスタを備える。また、トランス
ファゲート1Bの上方において、活性領域20の長手方
向に延び、活性領域20と平面的に見て重ならないよう
に配置される、タングステン等からなるビット線(B
L)2が設けられている。
【0066】活性領域20には、図12に示すように、
ポリシリコンなどからなるランディングパッド13が設
けられ、さらに、ストレージノードコンタクトプラグ1
0を介在して、ランディングパッド13にストレージノ
ード(SN)ポリ溝14の側壁に設けられる円筒型スト
レージノード(SN)電極15が接続されている。円筒
型ストレージノード(SN)電極15は、表面が平坦化
されたコンタクト層間膜6により覆われており、このコ
ンタクト層間膜6の上層には、アルミ配線8が設けられ
ている。また、円筒型ストレージノード(SN)電極1
5とアルミ配線8とを接続するためのコンタクトプラグ
7が設けられている。
【0067】(製造方法)次に、上記構成からなるセル
トランジスタTEGの製造方法について、図13〜図1
6を参照して説明する。なお、図13〜図16は、図1
2に示すセルトランジスタTEGの断面構造にしたがっ
た製造工程を示す断面図である。
【0068】図13を参照して、DRAMの製造技術を
用いて、シリコン基板100の主表面の所定領域に、素
子分離領域30、ソース/ドレイン領域を規定する活性
領域20、トランスファゲート1B、ビット線(BL)
2、ポリシリコンなどからなるランディングパッド1
3、および、ストレージノードコンタクト10を形成す
る。その後、ストレージノードコンタクト10の上層
に、膜圧さ1700nmのコンタクト層間膜16を堆積
する。
【0069】次に、図14を参照して、写真製版技術を
用いて、コンタクト層間膜16をドライエッチングを用
いてパターニングを行ない、ストレージノード(SN)
ポリ溝14を形成する。その後、図15を参照して、ス
トレージノード(SN)ポリ溝14の内壁に膜厚さが5
0nmのドープトポリシリコンを堆積し、円筒型ストレ
ージノード(SN)電極15を形成する。さらに、円筒
型ストレージノード(SN)電極15の上に、TEOS
膜を300nm堆積し、コンタクト層間膜6を形成す
る。
【0070】次に、図16を参照して、コンタクト層間
膜6の上面を平坦化した後、写真製版技術を用いて開口
パターンを形成した後、ドライエッチングにより円筒型
ストレージノード(SN)電極15に通じるコンタクト
ホール7aをコンタクト層間膜6に開口する。その後、
コンタクトホール7aにチタンナイトライドのバリアメ
タル膜を堆積し、さらに、タングステンを堆積し、コン
タクト層間膜6上のタングステンをドライエッチングに
より除去して、コンタクトプラグ7を完成させる。その
後、コンタクト層間膜6の表面にアルミ層を堆積し、写
真製版によりパターニングを行ない、図12に示すよう
に、アルミ配線8を完成させる。
【0071】(作用・効果)上記した本実施の形態にお
けるセルトランジスタTEGの構造および製造方法によ
れば、円筒型ストレージノード(SN)電極15は、コ
ンタクトホール7aの重ね合わせの位置がずれた場合に
も、コンタクトホール7aをエッチングにより形成する
際に、円筒型ストレージノード(SN)電極15のエッ
チングレートは、コンタクト層間膜6のエッチングレー
トよりも遅いため、ビット線(BL)2にまでエッチン
グが到達して、円筒型ストレージノード(SN)電極1
5とビット線(BL)2とが短絡するすることを防止す
ることができる。
【0072】また、本引出し構造により、円筒型ストレ
ージノード(SN)電極15とアルミ配線8とを電気的
に確実にコンタクトさせることができるめ、安定した状
態で、トランジスタ特性を測定できる。また、図1で示
すような領域2000を形成するための領域が不要であ
るため、セルトランジスタTEGの平面面積を小さくす
ることが可能になる。
【0073】(実施の形態10)次に、図17および図
18を参照して、本実施の形態におけるセルトランジス
タTEGの引出し配線構造について説明する。なお、図
17はセルトランジスタTEGの平面構造を示す模式図
であり、図18は図17中X17矢視線にしたがった断
面構造を示す図である。
【0074】両図を参照して、このセルトランジスタT
EGは、半導体基板であるシリコン基板100の主表面
の所定領域において、素子分離領域30によりそれぞれ
分離され、ソース/ドレイン領域を規定する略細長形状
の活性領域20と、この活性領域20の長手方向に対し
て直行する方向に沿って、シリコン基板100の上にゲ
ート絶縁膜を介在して設けられたトランスファゲート1
Bと有するセルトランジスタを備える。また、トランス
ファゲート1Bの上方において、活性領域20の長手方
向に延び、活性領域20と平面的に見て重ならないよう
に配置される、タングステン等からなるビット線(B
L)2およびダミービット線19が設けられている。
【0075】活性領域20には、図18に示すように、
ポリシリコンなどからなるランディングパッド13が設
けられている。ランディングパッド13の上層には、第
1コンタクト層間膜16が設けられ、この第1コンタク
ト層間膜16の上層には、第2コンタクト層間膜18が
設けられ、さらに、この第2コンタクト層間膜18の上
層には、第3コンタクト層間膜6が設けられている。
【0076】第3コンタクト層間膜6の上層には、アル
ミ配線8が設けられ、このアルミ配線8とランディング
パッド13およびダミービット19とを接続する第1コ
ンタクトプラグ17および第2コンタクトプラグ7が設
けられている。
【0077】(製造方法)次に、上記構成からなるセル
トランジスタTEGの製造方法について、図19〜図2
2を参照して説明する。なお、図19〜図22は、図1
8に示すセルトランジスタTEGの断面構造にしたがっ
た製造工程を示す断面図である。
【0078】図19を参照して、DRAMの製造技術を
用いて、シリコン基板100の主表面の所定領域に、素
子分離領域30、ソース/ドレイン領域を規定する活性
領域20、トランスファゲート1B、ビット線(BL)
2、ダミービット線19、ポリシリコンなどからなるラ
ンディングパッド13、および、コンタクトプラグ10
を形成する。その後、コンタクトプラグ10の上層に、
膜厚さ1000nmの第1コンタクト層間膜16を堆積
する。
【0079】次に、図20を参照して、写真製版技術を
用いて、第1コンタクト層間膜16にコンタクトホール
を開口する。このとき、第1コンタクト層間膜16のエ
ッチングは、ダミービット線19の表面でエッチングが
停止するように制御する。コンタクトホール内に、チタ
ンナイトライドのバリアメタル膜を堆積し、その後タン
グステンを堆積する。その後、第1コンタクト層間膜1
6上のタングステンに対してCMP処理を行ない、第1
コンタクト層間膜16および第1コンタクトプラグ17
の表面の平坦化を行ない、第1コンタクトプラグ17を
完成させる。
【0080】次に、図21を参照して、第1コンタクト
層間膜16および第1コンタクトプラグ17の表面に、
BPTEOS膜を700nm堆積して第2コンタクト層
間膜18を形成した後、さらに、第3コンタクト層間膜
6を堆積する。
【0081】次に、図22を参照して、写真製版技術を
用いて、第2コンタクト層間膜18および第3コンタク
ト層間膜6にコンタクトホールを開口する。このとき、
第2コンタクト層間膜18のエッチングは、第1コンタ
クトプラグ17の表面でエッチングが停止するように制
御する。コンタクトホール内に、チタンナイトライドの
バリアメタル膜を堆積し、その後タングステンを堆積す
る。その後、第3コンタクト層間膜6上のタングステン
に対してCMP処理を行ない、第3コンタクト層間膜6
および第2コンタクトプラグ7の表面の平坦化を行な
い、第2コンタクトプラグ7を完成させる。その後、第
3コンタクト層間膜6の表面にアルミ層を堆積し、写真
製版によりパターニングを行ない、図18に示すよう
に、アルミ配線8を完成させる。
【0082】(作用・効果)上記した本実施の形態にお
けるセルトランジスタTEGの構造および製造方法によ
れば、コンタクト層間膜の堆積を2回以上に分け、第1
のコンタクト層間膜17の形成時に、第1コンタクトプ
ラグ17を形成することにより、第1コンタクトプラグ
17をコンタクトプラグ10に位置精度よくコンタクト
させることができる。
【0083】また、本引出し構造により、活性領域20
とアルミ配線8とを電気的に確実にコンタクトさせるこ
とができるため、安定した状態で、トランジスタ特性を
測定できる。また、図1で示すような領域2000を形
成するための領域が不要であるため、セルトランジスタ
TEGの平面面積を小さくすることが可能になる。
【0084】以上、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0085】
【発明の効果】この発明に基づいた半導体装置のおよび
その製造方法によれば、配線領域へのコンタクトを確実
に形成することが可能となため、特性測定専用素子を用
いて、安定した状態でトランジスタ特性を測定できるこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1〜5におけるストレージノード
電極からの引出し配線構造を有するセルトランジスタT
EGの平面構造を示す模式図である。
【図2】 図1中X矢視線にしたがった断面構造を示す
図である。
【図3】 図1中X1矢視線にしたがった断面構造を示
す図である。
【図4】 図1中X2矢視線にしたがった断面構造を示
す図である。
【図5】 図1中X3矢視線にしたがった断面構造を示
す図である。
【図6】 図1中X4矢視線にしたがった断面構造を示
す図である。
【図7】 図1中X5矢視線にしたがった断面構造を示
す図である。
【図8】 実施の形態7におけるセルトランジスタTE
Gの平面構造を示す模式図である。
【図9】 図8中X8矢視線にしたがった断面構造を示
す図である。
【図10】 実施の形態8におけるセルトランジスタT
EGの平面構造を示す模式図である。
【図11】 実施の形態9におけるセルトランジスタT
EGの平面構造を示す模式図である。
【図12】 図11中X11矢視線にしたがった断面構
造を示す図である。
【図13】 実施の形態9におけるセルトランジスタT
EGの製造方法を示す第1工程断面図である。
【図14】 実施の形態9におけるセルトランジスタT
EGの製造方法を示す第2工程断面図である。
【図15】 実施の形態9におけるセルトランジスタT
EGの製造方法を示す第3工程断面図である。
【図16】 実施の形態9におけるセルトランジスタT
EGの製造方法を示す第4工程断面図である。
【図17】 実施の形態10におけるセルトランジスタ
TEGの平面構造を示す模式図である。
【図18】 図17中X17矢視線にしたがった断面構
造を示す図である。
【図19】 実施の形態10におけるセルトランジスタ
TEGの製造方法を示す第1工程断面図である。
【図20】 実施の形態10におけるセルトランジスタ
TEGの製造方法を示す第2工程断面図である。
【図21】 実施の形態10におけるセルトランジスタ
TEGの製造方法を示す第3工程断面図である。
【図22】 実施の形態10におけるセルトランジスタ
TEGの製造方法を示す第4工程断面図である。
【図23】 従来技術におけるセルトランジスタTEG
の断面構造図である。
【符号の説明】
1A ゲート絶縁膜、1B トランスファゲート、1C
TEOS膜、1D窒化膜、2 ビット線(BL)、4
ストレージノードコンタクト、11 ストレージノー
ド(SN)ポリ溝、6 コンタクト層間膜、7 コンタ
クトプラグ、7a コンタクトホール、8 アルミ配
線、9 ランディングパッド、10 コンタクトプラ
グ、12 円筒型ストレージノード(SN)電極、12
A 溝型引出電極、12B 延長パッド電極部、13
ランディングパッド、13A ランディングパッド、1
3B ランディングパッド、14 ストレージノード
(SN)ポリ溝、15 円筒型ストレージノード(S
N)電極、16 コンタクト層間膜、17 第1コンタ
クトプラグ、18 第2コンタクト層間膜、19 ダミ
ービット線、20 活性領域、30 素子分離領域、1
00 シリコン基板、101 層間絶縁層、101B
ゲート電極層、102 ビット線層、1000 領域、
2000 領域。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/768 H01L 27/10 621C 27/108 681Z 21/8242 Fターム(参考) 4M106 AB01 AB07 AB15 AB16 AB17 BA14 CA01 CA04 5F033 HH04 HH08 HH19 JJ04 JJ19 JJ33 KK01 KK04 LL04 NN07 NN13 NN16 NN20 NN40 QQ24 QQ37 QQ48 RR04 SS04 VV12 VV16 XX03 5F038 CA02 CD18 DF05 DT12 EZ20 5F083 AD24 AD31 AD48 JA36 JA39 JA40 MA05 MA06 MA16 MA17 NA01 ZA20

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルトランジスタ形成領域および配線領
    域を有するセルトランジスタ特性測定専用素子を有し、
    前記セルトランジスタ形成領域に設けられる円筒型スト
    レージノード電極と前記配線領域とを電気的に接続する
    ための接続構造を備える、半導体装置であって、 前記セルトランジスタ形成領域と前記配線領域とは平面
    的に見て異なる領域に配置され、 前記セルトランジスタ形成領域から前記配線領域に延び
    るように設けられた溝部と、 前記溝部の側壁に沿って設けられた溝型引出電極と、を
    有する、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記接続構造は、 前記溝部上方において、前記溝型引出電極から延在する
    延長パッド電極部と、 前記延長パッド電極部を貫通し、前記溝型引出電極より
    も上層に設けられた前記配線領域と前記延長パッド電極
    とを接続するコンタクトプラグと、を含む、請求項1に
    記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記接続構造は、 前記溝型引出電極よりも下層に配置される導電層と、 前記溝型引出電極と前記導電層とを接続する第1コンタ
    クトプラグと、 前記導電層よりも上層であり、前記溝型引出電極よりも
    下層に設けられる配線層と 前記配線層と前記導電層とを接続する第2コンタクトプ
    ラグと、 前記配線層と前記配線領域とを接続する第3コンタクト
    プラグと、を含む、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記導電層は、ゲート電極層またはラン
    ディングパットである、請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記接続構造は、 前記溝型引出電極よりも下層に設けられる配線層と、 前記溝型引出電極と前記配線層とを接続する第1コンタ
    クトプラグと、 前記配線層と前記配線領域とを接続する第2コンタクト
    プラグと、を有する、請求項1に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記接続構造は、 前記溝型引出電極よりも下層に設けられ、前記溝型引出
    電極に下端部が直接接続される配線層と、 前記配線層と前記配線領域とを接続するコンタクトプラ
    グと、を有する、請求項1に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記配線領域はアルミ配線層である、請
    求項1から6のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 セルトランジスタ形成領域および配線領
    域を有するセルトランジスタ特性測定専用素子を有し、
    前記セルトランジスタ形成領域に設けられる円筒型スト
    レージノード電極と前記配線領域とを電気的に接続する
    ための接続構造を備える、半導体装置であって、 前記セルトランジスタ形成領域と前記配線領域とは平面
    的に見て略同一領域に配置され、 前記接続構造は、前記円筒型ストレージノード電極と前
    記配線領域とを接続するコンタクトプラグを有する、半
    導体装置。
  9. 【請求項9】 前記配線領域はビット線配線層である、
    請求項8に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 セルトランジスタ形成領域を有するセ
    ルトランジスタ特性測定専用素子を備える半導体装置で
    あって、 前記セルトランジスタ形成領域は、 略細長形状の活性領域と、 前記活性領域の長手方向に対して直行する方向に設けら
    れるゲート電極と、 前記ゲート電極の上方において前記活性領域の長手方向
    に延び、前記活性領域と平面的に見て重ならないように
    設けられるビット線と、 前記配線領域の下方に配置され前記活性領域と接続され
    るランディングパッドと、 前記ランディングパッドと前記ビットとを接続するコン
    タクトプラグと、を備える、半導体装置。
  11. 【請求項11】 セルトランジスタ形成領域および配線
    領域を有するセルトランジスタ特性測定専用素子を備え
    る半導体装置であって、 前記セルトランジスタ形成領域は、 略細長形状の活性領域と、 前記活性領域の長手方向に対して直行する方向に設けら
    れるゲート電極と、 前記ゲート電極の上方において前記活性領域の長手方向
    に延び、前記活性領域と平面的に見て重ならないように
    設けられるビット線と、を備え、 前記配線領域は、前記セルトランジスタ形成領域の上方
    に層間膜を介在して設けられ、前記配線領域と前記活性
    領域とを接続するコンタクトプラグを有する、半導体装
    置。
  12. 【請求項12】 前記コンタクトプラグは、2段構造を
    有する、請求項11に記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 セルトランジスタ形成領域および配線
    領域を有するセルトランジスタ特性測定専用素子を備え
    る半導体装置の製造方法であって、 円筒型ストレージノード電極を備える前記セルトランジ
    スタ形成領域を形成する工程と、 前記円筒型ストレージノード電極に接続するコンタクト
    プラグを形成する工程と、 前記コンタクトプラグに接続する配線領域を形成する工
    程とを備える、半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 セルトランジスタ形成領域および配線
    領域を有するセルトランジスタ特性測定専用素子を備え
    る半導体装置の製造方法であって、 略細長形状の活性領域と、前記活性領域の長手方向に対
    して直行する方向に設けられるゲート電極と、前記ゲー
    ト電極の上方において前記活性領域の長手方向に延び、
    前記活性領域と平面的に見て重ならないように設けられ
    るビット線とを備える、前記セルトランジスタ形成領域
    を形成する工程と、 前記セルトランジスタ形成領域を覆う層間膜を形成する
    工程と、 前記層間膜に埋め込まれ、前記活性領域に接続する第1
    コンタクトプラグおよび第2コンタクトプラグを形成す
    る工程と、 前記層間膜の上面に、前記第2コンタクトプラグに接す
    る前記配線領域を形成する工程と、を備える、半導体装
    置の製造方法。
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