JPH07254648A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH07254648A
JPH07254648A JP6043626A JP4362694A JPH07254648A JP H07254648 A JPH07254648 A JP H07254648A JP 6043626 A JP6043626 A JP 6043626A JP 4362694 A JP4362694 A JP 4362694A JP H07254648 A JPH07254648 A JP H07254648A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリセル占有面積がさらに縮小化されて
も、良好なビット線コンタクトを実現することができ、
且つ十分なキャパシタ容量を確保することのできるメモ
リセル構造を実現したDRAMを提供することにある。 【構成】 基板表面より上に突出した円筒型のストレー
ジノード21bを有するキャパシタと、スイッチング素
子として機能するトランジスタと、からメモリセルを構
成したスタックドキャパシタ構造のDRAMにおいて、
トランジスタのビット線33との接続部にストレージノ
ード21bと同一構成のビット線コンタクト用パッド2
1aが形成され、このパッド21内に導電材24が埋込
み形成されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係わ
り、特にトランジスタとキャパシタからなるメモリセル
を有するダイナミック型の半導体記憶装置(DRAM)
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DRAMなどの半導体集積回路は
集積化の一途を辿り、これに伴ない電荷(情報)を蓄積
するキャパシタの面積も微細化が進められている。この
ようにキャパシタ面積が減少すると、キャパシタ容量が
減少しこの結果、メモリ内容が誤って読み出されたり、
或いはα線等によりメモリ内容が破壊されるソフトエラ
ーなどが問題になってくる。
【0003】上記の問題を解決するため、MOSキャパ
シタをメモリセル領域上に積層したいわゆる、「スタッ
クドキャパシタ構造」が提案されている。スタックドキ
ャパシタ構造では、ストレージノード電極を素子分離領
域上に拡大することができ、また電極の厚さを厚くする
ことで電極の側面もキャパシタ面積として3次元的に利
用することができるため、プレーナ構造の数倍の容量を
得ることができる。
【0004】しかしながら、このようなスタックドキャ
パシタ構造のDRAMにおいても、素子の微細化が進む
につれてメモリセル占有面積が縮小されるため、十分な
キャパシタ容量をかせぐためにストレージノード電極の
実効的な高さを高くすることが要求される。この場合、
後に形成するビット線コンタクトを深く形成しなければ
ならず、コンタクトの形成が困難になるという問題があ
った。
【0005】そこで、ストレージノード電極をビット線
コンタクトの下部にも設け、それをプラグとして用いる
ことで、ビット線コンタクトの深さを浅くする構造が提
案された。しかし、この構造は、単純スタック構造にお
いては有効であるものの、よりキャパシタ面積をかせぐ
ことのできる円筒型ストレージノード電極を用いた場合
には次のような問題を招く。
【0006】図10は、スタックドキャパシタを有する
DRAMのメモリセル構造を示す断面図である。Si基
板10上にソース・ドレイン拡散領域15及びゲート電
極13を有するMOSトランジスタが形成され、拡散領
域15上には円筒型のストレージノード電極21(21
a,21b)が形成され、このストレージ電極21の表
面にゲート絶縁膜27を介してプレート電極28が形成
されている。ここで、21bが本来のストレージノード
電極で、21aはビット線コンタクト用パッド電極とな
る。そして、これらの上に層間絶縁膜31が堆積され、
ビット線コンタクト39を設けてビット線33が形成さ
れている。なお、38はプレート電極28とビット線3
3とを絶縁するための絶縁膜である。
【0007】この図に示すように、ストレージノード電
極21上にキャパシタ絶縁膜27を介してこれを覆うプ
レート電極28を形成後に、ビット線コンタクト部分の
プレート電極28及びキャパシタ絶縁膜27を選択的に
除去し、プラグとなるストレージノード電極21bの上
面を露出させると、ビット線33と電気的に導通させる
ことはできるものの、接触面積が小さいため、コンタク
ト抵抗が大きくなるという問題があった。また、円筒型
のビット線コンタクト用パッド電極21bをプラグとす
るため、ビット線コンタクトの抵抗はより大きくなり、
読み出し/書き込み動作に悪影響を与えてしまうという
問題があった。
【0008】さらに、キャパシタ絶縁膜27として、従
来のSiN膜やSiN/SiO2 積層膜以外の、より誘
電率の大きな例えばTa25 等を使用した場合、次の
ような問題が生じてくる。即ち、これらの高誘電体膜を
使用した場合、プレート電極28としてTiNなどの金
属膜が必要となるが、これらの材料はストレージノード
電極21(例えば、ポリシリコン)に対して選択比をも
って加工することが難しいため、図11に示すように、
ストレージノード電極21bを露出させることがそもそ
も困難になるという問題である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、スタ
ックドキャパシタ型メモリセル構造のDRAMにおいて
は、円筒型ストレージノード構造を採用した場合、スト
レージノード電極をプラグとしたビット線コンタクトの
形成が困難であるという問題があった。
【0010】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、円筒型スタックドキャ
パシタ構造においても良好なビット線コンタクトを実現
することができ、十分なキャパシタ容量と低抵抗のビッ
ト線コンタクトを実現し得る半導体記憶装置及びその製
造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、次のような構成を採用している。即ち本発
明(請求項1)は、基板表面より上に突出し少なくとも
上部が筒状に形成されたストレージノードを有するキャ
パシタと、スイッチング素子として機能するトランジス
タとから、メモリセルを構成した半導体記憶装置におい
て、トランジスタのビット線との接続部にストレージノ
ードと同一構成のビット線コンタクト用パッドが形成さ
れ、このパッド内に導電材が埋込み形成されてなること
を特徴とする。
【0012】また本発明(請求項2)は、上記構成の半
導体記憶装置の製造方法において、半導体基板上にMO
Sトランジスタを形成する工程と、MOSトランジスタ
を形成した基板上に第1の層間絶縁膜を形成する工程
と、第1の層間絶縁膜を選択的に除去し、ストレージノ
ードコンタクト及び第1のビット線コンタクトを形成す
る工程と、各コンタクトの少なくとも側壁に導電膜を堆
積してストレージノード電極及びコンタクト用パッド電
極を形成する工程と、各コンタクトを埋め込むように第
2の層間絶縁膜を形成する工程と、第2の層間絶縁膜を
選択的に除去して第2のビット線コンタクトを形成する
工程と、第2のビット線コンタクト内に導電材を充填す
る工程と、次いで第1及び第2の層間絶縁膜を除去する
工程と、各電極の表面にキャパシタ絶縁膜及びプレート
電極を順に積層してキャパシタを形成する工程と、導電
材上のキャパシタ絶縁膜及びプレート電極を除去し該導
電材の上部を露出させる工程と、導電材と接続するよう
にビット線を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0013】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) ストレージノード及びビット線コンタクト用パッド
は、円筒状に形成されていること。 (2) 導電材とビット線との接点が、プレート電極の上面
よりも高い位置にあること。 (3) 導電材の上部が露出された後に全面に第3の絶縁膜
が形成され、この絶縁膜の表面が導電材の上部と同じ高
さであること。 (4) MOSトランジスタが直列接続されてNAND型セ
ルを構成していること。
【0014】
【作用】本発明によれば、ストレージノード電極と同一
層でビット線コンタクト領域にプラグ電極(ビット線コ
ンタクト用パッドと導電材)を形成できるため、ストレ
ージノード高さが増加してもプラグ電極も同時に高くな
る。従って、ビット線コンタクトはこのプラグ電極の上
に形成すればよいため、ビット線コンタクトの形成が容
易になり、且つプレート電極とビット線のショートの危
険がない構造が実現できる。
【0015】また、ビット線コンタクト用パッド内に導
電材を埋め込むことによりプラグは最終的に円柱型とな
るため、ビット線との接触抵抗及びプラグ自体の抵抗を
下げることができる。これにより、十分なキャパシタ容
量と良好なビット線コンタクトを実現することが可能と
なる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しつつ詳細に説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施例に係わるDR
AMのメモリセル構造を説明するためのもので、(a)
は平面図、(b)は(a)の矢視A−A′断面図であ
る。
【0017】p型Si基板10のフィールド絶縁膜11
で囲まれた素子領域に、ゲート絶縁膜を介して多結晶シ
リコンからなるゲート電極13が形成され、ゲート電極
13の上部及び側部に窒化シリコン膜14,16が形成
されている。ゲート電極13に隣接する基板表面にはn
- 型拡散層からなるソース・ドレイン領域15が形成さ
れ、これによりMOSトランジスタが構成されている。
【0018】トランジスタのソース・ドレイン領域15
のうち、キャパシタを接続すべき部分上には円筒型のス
トレージノード電極21bが形成されている。さらに、
ビット線と接続すべき部分には、ストレージノード電極
21bと同様の構成のビット線コンタクト用パッド電極
21aが形成されている。ビット線コンタクト用パッド
電極21aの内部には導電材24aが埋込み形成され、
この導電材24aはパッド電極21aの上端よりも上に
突出している。ストレージノード電極21bの表面には
ゲート絶縁膜27を介してプレート電極28が形成され
ている。
【0019】そして、これら各部を埋込み表面を平坦化
するように層間絶縁膜31が形成され、層間絶縁膜31
上には導電材24aと接続するようにビット線33が形
成されている。
【0020】本実施例のDRAMセルは、スタックド型
キャパシタをビット線33の下に形成した構造におい
て、円筒型ストレージノード電極21bの形成と同時に
ビット線コンタクト用のパッド電極21bを形成してお
き、このパッド電極21b内にポリシリコン等の導電材
24aで埋め込んでプラグ電極を形成し、プレート電極
28の最上面より高いところで、プラグ電極にビット線
33を導通させることを特徴とする。
【0021】このように、円筒型のパッド電極21a内
部を導電材24aで埋め込んだ円柱状プラグ電極にビッ
ト線コンタクトを取ることにより、大きな接触面積が得
られ、接触抵抗を下げることができる。さらに、プラグ
自体の抵抗も下げることができる。また、埋め込んだ導
電材上面の高さをプレート電極上面より高い位置に形成
することにより、ビット線33とプレート電極28との
ショートを防ぐことができる。
【0022】次に、本実施例のDRAMセルの製造方法
について、図2〜図5を用いて説明する。まず、図2
(a)に示すように、比抵抗5Ω・cm程度のp型シリ
コン基板10の表面に、通常のLOCOS法により、フ
ィールド酸化膜11を形成後、膜厚10nm程度の酸化
シリコン膜からなるゲート絶縁膜12を形成する。さら
に、この上に、150nm程度の第1の多結晶シリコン
膜13及び150nm程度の窒化シリコン膜14を堆積
し、フォトリソグラフィ技術及びRIE技術を用いてゲ
ート電極13を形成する。
【0023】そして、このゲート電極13をマスクとし
て、As或いはPイオンをイオン注入し、n- 型拡散層
からなるソース・ドレイン領域15を形成する。さら
に、膜厚100nm程度の窒化シリコン膜16を全面に
堆積し、RIE法により全面をエッチングすることによ
りゲート電極13の側壁に自己整合的に側壁絶縁膜16
を残置する。
【0024】次いで、図2(b)に示すように、薄い窒
化シリコン膜17を全面に堆積した後、CVD法などに
よりSiO2 膜或いはBPSG膜等を、例えば300n
m〜1000nm堆積し、第1の層間絶縁膜18を形成
する。この絶縁膜18の厚さにより、キャパシタ電極の
高さが決定する。続いて、RIE法により絶縁膜18
に、ストレージノードコンタクト19及び第1のビット
線コンタクト20を同時に開口する。
【0025】次いで、図2(c)に示すように、全面に
第2の多結晶シリコン膜21を堆積し、P或いはAsに
よるドーピングを行う。さらに、第2の層間絶縁膜22
を堆積し表面を平坦化する。層間絶縁膜22としては、
SiO2 ,BPSGいずれでもよい。
【0026】次いで、第3(a)に示すように、ビット
線コンタクト部に再度、第2のビット線コンタクト23
を開口し、これを埋め込むように、第3の多結晶シリコ
ン膜24を堆積する。
【0027】次いで、図3(b)に示すように、第3の
多結晶シリコン膜24を全面エッチバックすることによ
り、コンタクト23内部にのみ多結晶シリコン膜(導電
材)24aを残置する。このコンタクト23内に残った
多結晶シリコン膜24aが、後にビット線コンタクトの
プラグとなる。ここで、導電材として多結晶シリコン膜
を例にあげたが、W,Ti,Alなどの金属或いは、W
Si,TiSiなどの化合物、若しくは積層構造を持っ
た導電材でもかまわない。
【0028】次いで、図3(c)に示すように、第2の
層間絶縁膜22を全面エッチバックし、ストレージノー
ドコンタクト部のくぼみ内に絶縁膜22を残し、且つ第
2の多結晶シリコン膜21の表面を露出させる。エッチ
バックは、RIE法を用いてもよいし、ウェット法によ
る等方エッチングを用いてもよい。
【0029】ここで、図4(a)に示すように、RIE
法により、第2の多結晶シリコン膜21を全面エッチバ
ックする。すると、多結晶シリコン21は第1の層間絶
縁膜18上で分離され、円筒形のストレージノード電極
21bが形成される。この際、同時にビット線コンタク
ト用パッド電極21aも分離形成される。
【0030】次いで、図4(b)に示すように、ウェッ
トエッチングによって、第1の層間絶縁膜18を完全に
除去する。この時点でストレージノード電極21b及び
プラグ電極(21a,24a)が完成する。
【0031】次いで、図4(c)に示すように、キャパ
シタ絶縁膜27及びプレート電極となる第4の多結晶シ
リコン膜28を堆積し、P等のドーピングを行す。その
後、図5(a)に示すように、全面にレジスト29を塗
布した後、フォトリソグラフィにより、第3のビット線
コンタクト30を開口し、CDE(Chemical Dry Etchi
ng)等により、ビット線プラグ上の多結晶シリコン膜2
8を除去すると同時に、プレート電極を形成する。
【0032】次いで、図5(b)に示すように、第3の
層間絶縁膜31を堆積した後、CMP(Chemical Mecha
nical Polishing )法などを用いて、ビット線コンタク
トプラグ上部が露出するまでエッチバックし、ビット線
プラグと同じ高さに表面平坦化する。
【0033】この後は、ビット線コンタクトプラグと導
通するようにビット線33を形成することにより、前記
図1に示した構造のメモリセルを得ることができる。以
上のプロセスによりプラグ電極をストレージノード電極
と同じ若しくはそれより高く形成することができるた
め、ビット線コンタクトの形成が極めて容易になる。
【0034】また、図3(a)において、第2の層間絶
縁膜22への開口をRIE法によって行ったが、図6に
示すように、ウェットエッチングによる等方エッチング
を用いることで、プラグ電極上面の表面積を大きくする
こともできる。なお、図6において61はレジストであ
る。
【0035】(実施例2)図7は、本発明の第2の実施
例に係わるDRAMのメモリセル構造を示す断面図であ
る。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その
詳しい説明は省略する。
【0036】本実施例の基本的な構成は第1の実施例と
同様であるが、本実施例では図7に示すように、プレー
ト電極71をプラグ電極上でRIEにより加工,開口
し、絶縁膜72をビット線コンタクト側壁に形成するこ
とにより、プレート電極71とビット線33の絶縁を保
っている。
【0037】本実施例の構造によれば、プレート電極7
1に、金属材料等の多結晶シリコンに対して、加工選択
比を得られない材料を用いた場合にも、良好なビット線
コンタクトを形成できる。
【0038】(実施例3)図8は、本発明の第3の実施
例に係わるDRAMのメモリセル構造を説明するための
もので、(a)は平面図、(b)は(a)の矢視A−
A′断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号
を付して、その詳しい説明は省略する。
【0039】この実施例でも基本構成は第1の実施例と
同様であるが、本実施例では図8に示すように、トラン
ジスタとスタックドキャパシタを複数個直列に接続して
NAND型メモリセルを構成している。
【0040】このような構成であっても、第1の実施例
と同様の効果が得られるのは勿論のことである。 (実施例4)図9は、本発明の第4の実施例に係わるD
RAMのメモリセル構造を示す断面図である。なお、図
1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は
省略する。
【0041】これまでの実施例では、円筒型ストレージ
ノード電極の製造法として、コンタクトホールの内壁に
多結晶シリコン膜を残置する方法を示したが、本実施例
では、円柱型の絶縁膜の周囲に、多結晶シリコンを残す
場合のビット線プラグ形成法について示す。
【0042】即ち、ストレージノードコンタクト及びビ
ット線コンタクトを形成した後に、第2の多結晶シリコ
ン膜91を堆積し、n型のドーピングを行う。さらに、
円筒型キャパシタの芯となる絶縁膜92を堆積した後、
フォトリソグラフィとRIE法により、絶縁膜92及び
第2の多結晶シリコン膜91を円柱(若しくは直方体)
型に加工する。ここで、第3の多結晶シリコン膜93を
全面に堆積し、n型のドーピングを行った後に、全面R
IEにより、第3の多結晶シリコン膜93を円筒状に側
壁残しすることで、ストレージノード電極が完成する。
【0043】さらに、第1の層間絶縁膜94を堆積し、
ビット線コンタクトを開口し、ビット線プラグ95を第
1の実施例と同様にビット線コンタクトホールの内部に
残置せしめる。この後は、第1の層間絶縁膜94を除去
し、前述したようにキャパシタ絶縁膜及びプレート電極
等を形成すればよい。
【0044】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではない。実施例ではストレージノードを円筒
形としたが、必ずしも円筒形に限らず、筒状であればよ
い。さらに、全体が筒状である必要はなく、少なくとも
上部が筒状に形成されたものであれば本発明を適用する
ことができる。また、各部の材料、膜厚等の条件は仕様
に応じて適宜変更可能である。その他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ビ
ット線コンタクト用パッド内に導電材を埋込む構成とし
ているので、円筒型スタックドキャパシタ構造において
も良好なビット線コンタクトを実現することができ、十
分なキャパシタ容量と低抵抗のビット線コンタクトを実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係わるDRAMのメモリセル構
造を示す平面図と断面図。
【図2】第1の実施例におけるメモリセルの製造工程を
示す断面図。
【図3】第1の実施例におけるメモリセルの製造工程を
示す断面図。
【図4】第1の実施例におけるメモリセルの製造工程を
示す断面図。
【図5】第1の実施例におけるメモリセルの製造工程を
示す断面図。
【図6】第1の実施例におけるメモリセルの製造方法の
変形例を示す断面図。
【図7】第2の実施例に係わるDRAMのメモリセル構
造を示す断面図。
【図8】第3の実施例に係わるDRAMのメモリセル構
造を示す平面図と断面図。
【図9】第4の実施例に係わるDRAMのメモリセル構
造を示す断面図。
【図10】従来のDRAMのメモリセル構造を示す断面
図。
【図11】従来のDRAMのメモリセルにおける問題点
を説明するための断面図。
【符号の説明】
10…p型Si基板 11…フィールド絶縁膜 12…ゲート絶縁膜 13…第1の多結晶シリコン膜(ゲート電極) 15…n- 型拡散層(ソース・ドレイン領域) 16…側壁絶縁膜 18…第1の層間絶縁膜 19…ストレージノードコンタクト 20…第1のビット線コンタクト 21…第2の多結晶シリコン膜 21a…ビット線コンタクト用パッド 22b…ストレージノード 22…第2の層間絶縁膜 23…第2のビット線コンタクト 24…第3の多結晶シリコン膜 24a…埋込み導電材 27…キャパシタ絶縁膜 28…第4の多結晶シリコン膜(プレート電極) 30…第3のビット線コンタクト 31…第3の層間絶縁膜 33…ビット線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板表面より上に突出し少なくとも上部が
    筒状に形成されたストレージノードを有するキャパシタ
    と、スイッチング素子として機能するトランジスタとか
    らメモリセルを構成した半導体記憶装置において、 前記トランジスタのビット線との接続部に前記ストレー
    ジノードと同一構成のビット線コンタクト用パッドが形
    成され、このパッド内に導電材が埋込み形成されてなる
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】半導体基板上にMOSトランジスタを形成
    する工程と、前記MOSトランジスタを形成した基板上
    に第1の層間絶縁膜を形成する工程と、第1の層間絶縁
    膜を選択的に除去し、ストレージノードコンタクト及び
    第1のビット線コンタクトを形成する工程と、前記各コ
    ンタクトの少なくとも側壁に導電膜を堆積してストレー
    ジノード電極及びコンタクト用パッド電極を形成する工
    程と、前記各コンタクトを埋め込むように第2の層間絶
    縁膜を形成する工程と、第2の層間絶縁膜を選択的に除
    去し、第2のビット線コンタクトを形成する工程と、第
    2のビット線コンタクト内に導電材を充填する工程と、
    次いで第1及び第2の層間絶縁膜を除去する工程と、前
    記各電極の表面にキャパシタ絶縁膜及びプレート電極を
    順に積層してキャパシタを形成する工程と、前記導電材
    上のキャパシタ絶縁膜及びプレート電極を除去し該導電
    材の上部を露出させる工程と、前記導電材と接続するよ
    うにビット線を形成する工程とを含むことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6653230B2 (en) 1999-02-10 2003-11-25 Nec Corporation Semiconductor device having concave electrode and convex electrode and method of manufacturing thereof
JP2012204560A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Elpida Memory Inc 半導体装置及びその製造方法
JP2013504179A (ja) * 2009-09-01 2013-02-04 ラムバス・インコーポレーテッド 階層ビット線を有する半導体メモリ素子

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