JP2001338968A - 半導体製造ライン - Google Patents

半導体製造ライン

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JP2001338968A
JP2001338968A JP2000160830A JP2000160830A JP2001338968A JP 2001338968 A JP2001338968 A JP 2001338968A JP 2000160830 A JP2000160830 A JP 2000160830A JP 2000160830 A JP2000160830 A JP 2000160830A JP 2001338968 A JP2001338968 A JP 2001338968A
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Japan
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semiconductor manufacturing
transfer
transport
shop
manufacturing line
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Takehide Hayashi
武秀 林
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KAAPU KK
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本願発明は半導体製造工場において、半導体
の需要の流れ応じて、製造装置の柔軟なレイアウトが可
能な半導体製造ラインを提供すること。 【解決手段】 各種半導体製造装置及び搬送手段が配置
されるフロア1を複数の段階、例えばフェーズ1からフ
ェーズ4に区分し、さらに各フェーズを、図示のフェー
ズ1のように、例えばステップ1とステップ2に区分し
ている。そして、フェーズ1のステップ1に特定された
フロアを作業エリアとし、各種半導体製造装置を配置
し、半導体を完成させるようになっている。この実施形
態では、フェーズ1のステップ1により、例えばウェー
ハ月産5000枚から7000枚のミニファブを形成
し、その後、需要の増大に応じて、フェーズ1のステッ
プ2を増設し、さらにフェーズ2、3、4を増設するレ
イアウトとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程の
内、ウェーハ処理工程における半導体製造ラインに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ウェーハ処理工程と、その工程に対応す
る従来の半導体製造装置のレイアウトについて説明す
る。前記ウェーハ処理工程として、モノリシックICの
場合を例示する。まず、所定径のシリコンウェーハに、
例えばn形エピタキシャル成長層を形成し、その層の上
に酸化膜を形成する。次に、レジストを施し、写真技術
を利用して酸化膜に切込みを作る。そして不要部分を除
去し、前記切込みから不純物を拡散してn形層をp形層
に変え、それぞれ分離されたpn層を形成する。次に、
各pn層上に残っている酸化膜を露光して、再び切込み
を作り、そこにp形不純物を拡散させる。このような諸
工程を繰返した後、配線工程により配線個所にアルミを
蒸着させて前記ウェーハ処理工程を終える。
【0003】上記処理工程に対応する製造装置は、図1
6に示したように、露光装置からなるショップ100、
エッチング装置からなるショップ200、薄膜形成装置
からなるショップ300、ドーピング装置からなるショ
ップ400、洗浄装置からなるショップ500等を配置
していた。このようにレイアウトされた各ショップ内
(工程内)及び各ショップ間(工程間)のウェーハの搬
送システムは、図17に示すようであった。工程内搬送
600では、AGV(オートマテック ガイデッド ビ
ークル)、RGV(レール ガイデッド ビークル)、
PGV(パーソン ガイデッド ビークル)、OHT等
を使って、カセットを搬送する。他方、工程間搬送70
0では主としてモノレール等でカセットを搬送してい
た。そして、工程内搬送600と工程間搬送700のタ
イミング調整を図るために、各ショップ100〜500
にはバッファとしてストッカ(自動倉庫)800を配置
していた。以上のような製造装置のレイアウトを、ここ
ではジョブ・ショップという。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このジョブ・ショップ
は、同一仕様のICを大量に製造する場合に適したレイ
アウトであるが、多種多様な仕様のICを少量生産する
等の需要の変化がおきてくると、次のように不都合が顕
在化してきた。
【0005】前記ジョブ・ショップのレイアウト上、工
程間搬送700の頻度が多くなり、搬送制御の複雑性、
搬送時間の増大等、搬送に費やされる無駄なエネルギー
が膨大なものとなっている。また、工程間搬送700と
工程内搬送600では、上述のように搬送体系が相違す
ることから、ストッカ800が中継点として機能してい
たが、ストッカ800を経由することによる作業手順の
煩雑さ、設置によるコスト、時間的なロス等があった。
さらに、半導体工場を立上げる場合に、一度に巨額の投
資を必要とし、半導体産業の不況時には、それらの設備
の維持が重荷になってしまう場合があった。
【0006】そこで、本願発明は半導体製造工場におい
て、半導体の需要に応じて、製造装置の柔軟なレイアウ
トが可能な半導体製造ラインを提供すること、また、ウ
ェーハの効率的な搬送が可能な半導体製造ラインを提供
すること、ひいては半導体製造工場での生産性向上、コ
ストダウン、省エネルギーを同時に解決する半導体製造
ラインを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、半導体製造ラインを上記ジョブ・ショップ方式か
ら、フロー・ショップ方式に変えるものである。即ち、
本願発明は、一連の製造工程を処理する複数の半導体製
造装置から構成されるショップをフロアに一以上配置し
たものである(請求項1に記載の発明)。
【0008】このフロー・ショップ方式によれば、各シ
ョップにて一つのプロセス形成工程が完了するので、前
記ジョブ・ショップ方式のように各ショップ間で頻繁な
搬送を行う必要がなくなり、ウェーハの工程間の搬送回
数を削減することができる。よって、搬送時間、その搬
送に伴うウェーハの受渡し時間等、これら生産性に無関
係な時間を削除することにより、生産性を向上させるこ
とができる。
【0009】前記半導体製造ラインにおいて、前記ショ
ップ内及び前記ショップ間に亘ってウェーハをダイレク
トに搬送する搬送手段を設けることが好ましい(請求項
2に記載の発明)。
【0010】このダイレクト搬送によれば、各ショップ
でのストッカにより搬送タイミングの調整の必要がなく
なり、搬送時間の大幅な削減を図ることができる。ま
た、各ショップのストッカが不要となるので、この点よ
りコストを削減させることができる。
【0011】前記半導体製造ラインにおいて、製造規模
の拡大に応じて前記ショップを増設できるミニファブ化
に対応して、前記搬送手段を増設するようにしてもよい
(請求項3に記載の発明)。
【0012】前記フロー・ショップ方式では、既存の半
導体製造ラインからなるミニファブによって、半導体I
Cの製造を完結することができるので、需要が増大すれ
ば、既存のミニファブを稼動させながら、同時に需要増
大に応じて次のミニファブや前記搬送手段を増設すれば
よい。よって、需要の増大や景気の波に乗って設備投資
を行うことが可能な半導体製造ラインを提供することが
できる。
【0013】前記半導体製造ラインの前記搬送手段にお
いて、半導体製造装置の故障等に対応できる保管庫を備
えるようにしてもよい(請求項4に記載の発明)。この
保管庫は、クリーンルーム仕様となっており、半導体製
造装置が故障した場合に、搬送容器に収容されたウェー
ハを一時的に保管するもの、また搬送容器の搬送のタイ
ミングを調整するものであるが、上記ジョブ・ショップ
方式における保管庫とは、その性格が異なる。即ち、ジ
ョブ・ショップ方式の場合には、搬送体系上、各工程毎
の保管庫は必須であったが、ダイレクト搬送が可能なフ
ロー・ショップ方式では、各ショップ毎の保管庫は必ず
しも必要ではない。よって、設置個数としては、例え
ば、複数ショップにつき1台にすることが可能で、この
点より施工コストやランニングコストのダウンを図るこ
とができる。
【0014】前記搬送手段を構成する搬送路は、搬送専
用の領域とすることが望ましい(請求項5に記載の発
明)。発塵源としての作業員の進入を阻止するととも
に、半導体製造ラインに占める搬送路領域の面積の最小
化を図る。この搬送路の最小化は、後述するクリーン簡
易トンネル等により搬送路自体の局所クリーン化を図る
場合に、その施工コスト、維持コストを低減させ、所謂
省エネルギーの要請に応えることができる。本願におい
て局所クリーン化とは、清浄度がクラス1,000或は
10,000の環境のクリーンルームで半導体を製造で
きるようにすることである。
【0015】前記搬送手段を構成する搬送台車は、床上
モノレールであることが望ましい(請求項6に記載の発
明)。この床上モノレールは、フロアに固定された支柱
間に架渡されたレールを走行する台車であり、フロア面
積に対する搬送路の占有割合を低くすることができる。
その他、有軌道車として、フロア上に設置されたレール
を走行する床上レールガイドタイプ、フロア上に設置さ
れた簡易なガイドに沿って走行する床上ガイドタイプ、
フロア下に設置されたレールを走行する床下レールガイ
ドタイプのものでもよい。また、無軌道車として、前記
AGVでもよい。
【0016】前記搬送台車により搬送される搬送容器
は、密閉されていることが好ましい(請求項7に記載の
発明)。これは局所クリーン化を図るものである。同様
に局所クリーン化を図ることができるものとして、後述
するアクティブBOXでもよい。
【0017】前記搬送台車は、ファンフィルタユニット
と防塵ドアを取付けた構成でもよい(請求項8に記載の
発明)。半導体製造ラインによっては、密閉せずにウェ
ーハを裸で収容する搬送容器を用いている場合がある。
この発明のように搬送台車にファンフィルタユニットと
防塵ドアを取付けることにより、局所クリーン化を図る
ことができる。
【0018】前記搬送路をクリーン簡易トンネルで覆う
ようにしてもよい(請求項9に記載の発明)。クリーン
簡易トンネルは、搬送路の上部にファンフィルタユニッ
トを配置し、そのファンフィルタユニットの両側に防塵
手段としての防塵用カーテン、パネル等を取付け、且
つ、その防塵手段の範囲から搬送台車の駆動部を除いた
ものである。このクリーン簡易トンネルにより、ウェー
ハを枚葉処理する場合にも、局所クリーン化を図ること
ができる。
【0019】次に、上記半導体製造ラインにおける搬送
台車の制御方法に関する発明について説明する。前記搬
送手段を構成する搬送台車は、各ショップに所属すると
共に、その内の指定数台が、各ショップ間の搬送を担う
ように、制御手段により制御される(請求項10に記載
の発明)。一連の製造工程を処理する複数の半導体製造
装置を備えたショップからなるフロー・ショップ方式で
は、各ショップの最終工程を終えたウェーハを受取る搬
送台車が、次工程のショップにウェーハを搬送する役割
を果すことができる。そして、このような台車であっ
て、前記制御手段により指定された台車にショップ間の
搬送を任せ、他の台車はショップ内搬送を専らにするこ
とにより、各ショップ間の搬送を担う台車数を減らすこ
とができ、搬送の制御が易しくなる。この場合、各ショ
ップでの搬送台車数は、そのショップでの処理能力を常
に上回る台車数を投入することが好ましい。
【0020】前記発明において、前記制御手段と前記搬
送台車間のコミュニケーションを図るため、前記制御手
段及び前記搬送台車には、それぞれ信号入出力手段を備
えていると共に、前記搬送台車は、前記信号入出力手段
から搬送司令信号を受取り、自己の搬送制御装置によ
り、搬送先ショップへの最短ルートを判断し走行する
(請求項11に記載の発明)。
【0021】即ち、前記搬送台車の搬送制御装置のメモ
リには、搬送路に関するデータが書込まれており、台車
はそのデータに基づいて走行する。
【0022】前記発明において、前記搬送手段を構成す
る搬送路の分岐点に、その分岐点への進入を制御する交
通信号入出力手段を配置するようにしてもよい(請求項
12に記載の発明)。搬送台車が分岐点に進入できるか
否かは、交通信号入出力手段により制御するので、分岐
点の構造が簡単になる。
【0023】
【発明の実施の形態】実施形態に係る半導体製造ライン
の構成例を図面に基づいて説明する。図1は、同製造ラ
インの平面図である。この図1及び後述する各図におい
て、同一構成は、同一符号を付けることにより、重複し
た説明を省略する。
【0024】前記製造ラインは、図1に示したように、
各種半導体製造装置及び搬送手段が配置されるフロア1
を複数の段階、例えばフェーズ1からフェーズ4に区分
し、さらに各フェーズを、図示のフェーズ1のように、
例えばステップ1とステップ2に区分している。そし
て、フェーズ1のステップ1に特定されたフロアを作業
エリアとし、各種半導体製造装置を配置し、半導体を完
成させるようになっている。この実施形態では、フェー
ズ1のステップ1により、例えばウェーハ月産5000
枚から7000枚のミニファブを形成し、その後、需要
の増大に応じて、フェーズ1のステップ2を増設し、さ
らにフェーズ2、3、4を増設できるレイアウトとなっ
ている。
【0025】よって、初期投資を押さえ、半導体の需要
の変化に柔軟に対応できる製造ラインになっている。
【0026】前記各種半導体製造装置は、一連の製造工
程を処理する複数の製造装置を同一のベイに配置し、各
ショップ2〜5を構成している。例えば、図1に示した
ように、ウェーハ処理工程を、ゲート形成工程ショップ
2と、不純物導入/ウェル形成ショップ3と、配線工程
ショップ4と、CMP工程ショップ5に分ける。前記ゲ
ート形成工程ショップ2には、例えばスパッタリング装
置20、洗浄装置21、レジスト装置22、露光装置2
3等を配置する。前記不純物導入/ウェル形成工程ショ
ップ3には、例えばイオン注入装置30、酸化装置3
1、洗浄装置32、熱拡散装置33等を配置する。前記
配線工程ショップ4には、例えば酸化装置40、レジス
ト装置41、露光装置42、蒸着装置43等を配置す
る。さらに前記CMP工程ショップ5には、例えばラッ
ピング装置50やポリッシング装置51が配置されてい
る。
【0027】このようなフロー・ショップ方式によれ
ぱ、各ショップ内において、ウェーハ処理工程につき連
続的な処理が行われ、一連の処理工程が完了することに
なり、ウェーハのショップ間の搬送回数を減らすことが
できる。
【0028】前記搬送手段は、各ショップ2〜5の内ル
ープ状搬送路24、34、44、52と、各ショップ間
を結ぶ外ループ状搬送路6と、外ループ状搬送路6から
各内ループ状搬送路24〜44、52に進入する進入路
25、35、45、53と、内ループ状搬送路24〜4
4、52から外ループ状搬送路6に進出する進出路2
6、36、46、54と、前記外ループ状搬送路6での
進行方向を反転させる反転ループ状搬送路60,61を
備えている。これら各搬送路24〜44、52、6、進
入路25〜45、53、進出路26〜46、54及び反
転ループ状搬送路60,61は、連続しており、ショッ
プ内及びショップ間に亘るダイレクト搬送路となってい
る。
【0029】よって、前記搬送手段を構成する搬送台車
は、上記搬送路全体を走行できるので、従来のように、
各ショップ毎のストッカが不要となる。この実施形態に
おいては、各製造装置の故障に対応でき、また搬送のタ
イミングを調整できる保管庫としのストッカSは、例え
ば各フェーズ毎に設ければよい。
【0030】上記搬送路は、搬送専用の領域とすること
で、搬送路幅を、約1乃至1.5メール幅とする。よっ
て、フロア1に占める搬送路の面積を極小化することが
可能である。このことは後述する他の実施形態におい
て、前記搬送路領域を高清浄度、例えばクラス1〜10
に構築する場合に、施工コスト、メンテナンスコストを
大幅に削減することができ、省エネルギー、即ち、地球
環境に優しい半導体工場に繋がる。
【0031】半導体製造装置等の搬出入及びメンテナン
スは、搬送路外部、例えば工場ショップエンド通路1A
(図1参照)より行う。以上の搬送路の構成は、フロー
・ショップ方式のみならずジョブ・ショップ方式でも有
効である。
【0032】次に上記搬送路に沿って走行する搬送台
車、その台車により搬送される搬送容器の実施形態を図
2及び図3に基づいて説明する。図2は搬送台車及び半
導体製造装置のローダ/アンローダ部の正面図、図3は
同要部斜視図である。
【0033】この実施形態では、前記搬送台車として、
図2及び図3に示したように、空間走行車としての床上
モノレール8を採用している。床上モノレール8は、リ
ニア誘導モータを駆動部として走行する台車本体80
と、この台車80を走行案内する支柱レール81からな
り、この台車本体80には搬送容器として、密閉B0X
9を載せる。
【0034】前記台車本体80には、前記半導体製造装
置20等のローダ/アンローダ部20A等との間で、前
記密閉B0X9の受渡しを行う移載ロボット90Aが設
けられており、この移載ロボット90Aは、例えば、B
OX9を横方向に受渡すことができる機能を備えていれ
ばよい。このような一方向の移載ロボット90Aによれ
ば、移載時間を短縮することができ、発明者は移載時間
として約5秒を想定している。即ち、OHT(オーバー
ヘッド ホイスト トランスポート)によるボックスの
昇降動作や床下設置搬送路の様に地上へのボックス移載
のための特別なローダ/アンローダ部は不要である。よ
って、搬送時間の短縮化、搬送システムの単純化による
システム自体の信頼性の向上、搬送システムのトータル
コストの削減を図ることができる。
【0035】前記支柱レール81は、前記搬送路6等に
沿って、所定間隔毎にフロア1に固定するもので、その
高さ寸法は、前記密閉BOX9の受渡しをスムースに行
える高さ、即ち、前記各半導体製造装置20等のローダ
/アンローダ部20Aに前記BOX9をスムースに移載
できることを基準に決定される。現状では、各半導体製
造装置20等のローダ/アンローダ部20Aの高さ寸法
である900mmが基準となる。
【0036】前記密閉BOX9は、内部に収容したウエ
ーハを高清浄度に保って、局所クリーン化を図るもの
で、開閉ドアを前面に形成したFOUP(フロント オ
ープンユニファイド ポット)や開閉ドアを下面に形成
したSMIF(スタンダードメカニカル インターフェ
イス)ポッドを用いる。よって作業エリアのクリーン度
をクラス1000〜10000に下げることができる。
【0037】次に、図4〜図7に基づいて、前記搬送路
に沿って設けられる搬送システムの他の実施形態につい
て説明する。図4は第2実施形態に係る搬送システムの
正面図、図5は同斜視図、図6は第3実施形態に係る搬
送システムに用いる搬送台車の斜視図、図7は第4実施
形態に係る搬送システムに用いる搬送容器の斜視図であ
る。
【0038】第2実施形態が、前記搬送手段(以下、第
1実施形態に係る搬送システムという)と異なる構成
は、搬送容器を密閉BOX9から裸カセット9Aに変え
たこと、台車本体80Aの上部にファンフィルタユニッ
ト(以下、FFUという)82を取付け、ダウンフロー
をウェーハに当てて、高清浄度を維持していること、ま
た、前記ローダ/アンローダ部20Aの上方の天井チャ
ンバーにもFFU83を設置し、裸カセット9Aのウェ
ーハが、高清浄度を維持できるようにしていることであ
る。
【0039】前記FFU82は、例えば、HEPA、U
LPA或はケミカルフィルタとファンからなり、このフ
ァンに対する電力は、無接触給電されている前記台車本
体80Aから与えられる。なお、前記台車本体80Aに
は、防塵用のドア82Aが取付けられ、高清浄度化が徹
底されている。その他の構成は、第1実施形態の搬送シ
ステムと同一であるので、同一の作用効果を奏する。
【0040】第3実施形態に係る搬送システムが、上記
第2実施形態に係る搬送システムと異なる構成は、図6
に示したように、前記FFU82を台車本体80Bの側
部であって、且つ、前記ローダ/アンローダ部20Aに
向けて水平層流を形成できるように取付けた点にある。
このFFU82により、台車本体80B内を陽圧に維持
でき、且つ、水平層流が台車本体80Bの開口部84か
ら放出されているので、開口部84から塵等が侵入する
おそれもなく、防塵用のドアを取外すことができる。よ
って、ドアオープンナーの設備費用を削減することがで
きる。
【0041】なお、前記台車本体80Bが、前記ローダ
/アンローダ20A側に停止した時点で、前記FFU8
2のファンが停止される。この第3実施形態でも、ロー
ダ/アンローダ部20Aでは、FFU83により、上部
から下方に向って、ダウン層流が形成されており(図4
参照)、前記ファンの回転が停止することで、台車本体
80Bの水平層流との競合が避られ、乱気流の発生を防
ぐことができる。その他の構成は、第1,第2実施形態
の搬送システムと同一であるので、同一の作用効果を奏
する。
【0042】第4実施形態に係る搬送システムでは、第
1実施形態に係る密閉BOX9の代わりに、図7に示し
たようなアクティブBOX9Bを採用している。このア
クティブBOX9Bは、カセット本体90とカセットカ
バー91と前記FFU82とから構成されている。前記
カバー91の底面には、前記カセット本体90及び前記
カバー91を洗浄する際に必要となる1以上の水抜き孔
92が設けられている。前記FFU82が形成する水平
層流により、塵埃の侵入を防ぐためのシール性は問題と
ならず、ドアが存在しない開口面93や前記水抜き孔9
2を設けることができる。
【0043】前記FFU82のファン等への電力は、前
記台車本体80から供給されるようになっており、FF
U82の筐体底面には、電極94が設けられ、この電極
94に対応するように、台車本体80側にも電極が設け
られている。その他の構成は、上記各実施形態と同一で
あり、同様な作用効果を奏する。
【0044】引続き、図8及び図9に基づいて、搬送シ
ステムの他の実施形態について説明する。図8(イ)
は、第5実施形態の搬送システムに用いる搬送台車の概
略を示すもので、第1実施形態と異なる点は、台車とし
て床上ガイドタイプの床上ガイドRGV8Aを用いたこ
とである。RGV8Aは、前記搬送路に沿って設けられ
た一条の案内レール85にガイドされるものであり、そ
の案内レール85に対となるガイド受部86がRGV8
A側に設置されている。このようなRGV8Aによれ
ば、案内レール85や分岐点の構造も比較的簡単に構成
することができ、設備費を抑えることができる。例え
ば、分岐点の構造として、図8(ロ)のように、案内レ
ール85にガイド受部86用の切欠きや車輪用の切欠き
を設ければよく、案内レール85に特別な仕掛けは不要
である。搬送容器としての密閉ボックス9を載せる点、
密閉ボックス9の代わりにアクティブボックス9Bを載
せる点を初め、上記各実施形態と同一にすれば、同一の
作用効果を奏する。
【0045】図9は、第6実施形態に係る搬送システム
の概略を示すもので、第5実施形態の搬送システムと異
なる点は、前記FFU82及び゛防塵ドア82Aを組み
込んだRGV8Bとしたこと、天井チャンバーにもFF
U83を設置し、裸カセット9Aが高清浄度を維持でき
るようにしていることである。その他の構成について
は、他の実施形態と同一にすれば、同一の作用効果を奏
する。
【0046】上記以外の搬送台車として、図10(イ)
に示した有軌道車の床上レールガイドタイプ8C(第7
実施形態)のもの、図10(ロ)に示した床下レールガ
イドタイプ8D(第8実施形態)のものでもよい。この
ような搬送台車に上記各実施形態と同様な構成を施せ
ば、同一の作用効果を得ることができる。
【0047】以上の各搬送システムの実施形態は、有軌
道車を用いているが、次に説明するように、無軌道車で
もよい。即ち、図11に示したように、無軌道車として
のAGV8Eにより密閉カセット9又はアクティブボッ
クス9Bを搬送してもよいし(第9実施形態)、図12
のように前記FFU82及び防塵ドア82Aを組み込ん
だAGV8Fとし、天井チャンバーにもFFU83を設
置してもよい(第10実施形態)。
【0048】前記AGV8E、8Fは、動力源にバッテ
リを使うため、それらの側面下部には、充電プラグ88
が半導体製造装置20等のローダ/アンローダ部20A
側に配置された充電ガイド87に出没可能に取付けら
れ、搬送容器の移載時間を利用して、急速充電できるよ
うになっている。また充電器88Aを用いて、走行中に
も充電できるようにしてもよい。その他の構成について
は、他の実施形態と同一の構成とすれば、同一の作用効
果を奏する。
【0049】以上の各実施形態は、密閉ボックス9、裸
ボックス9A、アクティブボックス9B等の搬送容器を
用いているが、次に説明するように、枚葉処理用の搬送
システムを設けてもよい。この搬送システムは、図13
に示したように、前記搬送路に沿って、クリーン簡易ト
ンネルを設けた点に特徴がある。クリーン簡易トンネル
62は、搬送路の上方にFFU83を配置すると共に、
そのFFU83に沿って、搬送台車8A等に設けられた
ウエーハ載置部89の両サイドを覆うカーテン63から
構成されている。前記カーテン63は、図13に示した
ように前記ローダ/アンローダ部20Aでは、切り欠か
れている。なお、前記ウエーハ載置部89には枚葉ウェ
ーハ移載用のロボット64が取付けられている。
【0050】このようなクリーン簡易トンネルにより、
施工コスト、メンテナンスコストを大幅に削減すること
ができ、省エネルギー、即ち、地球環境に優しい半導体
工場を提供することができる。
【0051】次に、前記各搬送台車に対する制御方法に
ついて、図14及び図15を参照しつつ、前記床上モノ
レール8を用いて説明する。図14は、制御手段の構成
例図、図15は図1に示した搬送路の内、前記ゲート形
成工程ショップ2付近の拡大搬送路図である。
【0052】前記各搬送台車に対する制御方法は、図1
4に示したようなCIM(Computer Inte
grated Manufacturing)システム
によって運用されている。このCIMシステムは、ホス
トコンピュータ7に接続された生産制御装置70と、こ
の生産制御装置70にラン接続された搬送制御装置7
1、前記ゲート形成工程ショップ2を制御するゲート形
成工程制御装置72、前記不純物導入/ウェル形成工程
ショップ3を制御する不純物導入/ウェル形成工程制御
装置73、前記配線工程ショップ4を制御する配線工程
ショップ制御装置74、前記CMP工程ショップ5を制
御するCMP工程ショップ制御装置75からなる。そし
て、例えば前記ゲート形成工程制御装置72には、図1
4に示したように、洗浄装置、露光装置等が接続されて
いる。
【0053】前記CIMシステムにより、前記床上モノ
レール8の指示は、生産計画を管理する前記生産制御装
置70を通じ前記搬送制御装置71に伝えられる。そし
て、前記搬送制御装置71は、前記床上モノレール8、
ストッカS、移載ロボット等を一元的にコントロールす
る。
【0054】前記搬送制御装置71には、前記搬送路に
沿って配置された信号線が接続され、図15に示したよ
うに、信号線の要所に、信号入出力手段としての光伝送
装置76…が配置されている。一方、床上モノレール8
には、前記光伝送装置76との間で信号をやり取りし、
前記CIMシステムと前記床上モノレール8との間のコ
ミニュケーションを図る光伝送装置と、搬送制御装置
(それぞれ図示せず)が搭載されている。台車側の前記
搬送制御装置を構成するメモリには、搬送路データ、自
己の走行位置を基準とした搬送先への最短搬送路データ
等が書き込まれいる。
【0055】上記CIMシステムにおいて、各床上モノ
レール8は、各ショップ2~5に所属するものとして、
前記各内ループ状搬送路24、34、44、52内を走
行することを制御原則とする。そして、搬送制御を簡単
に行うため、各ショップの処理能力に必要な搬送能力に
対し、それを上回るように各床上モノレール台数を配置
していて、他ショップへの搬送受渡し用の台車を確保で
きるようにしている。
【0056】次にその制御手順を図15に基づいて説明
する。前記ゲート形成工程ショップ2においては、床上
モノレール4台が配置されており、各台車は、通常は同
ショップ内で各半導体製造装置20等のローダ/アンロ
ーダ部20Aとの間で搬送容器の受渡しを行っている。
【0057】この時に、前記搬送制御装置71から光伝
送装置76を介して、次工程の不純物導入/ウェル形成
工程ショップ3への搬送司令信号を受信した台車8a
は、処理終了済のウェーハを収容した搬送容器の積込み
が完了したこと等を確認し、その位置から前記不純物導
入工程ショップ3のイオン注入装置までの最短搬送路デ
ータをメモリから読出し、駆動部を制御する。なお、前
記搬送司令信号を受信した台車は1台であったが、複数
台で指定される場合もある。
【0058】そして、台車8aは、搬送路24の分岐点
に設けられ、且つ、前記搬送制御装置71に接続されて
いる交通信号入出力手段としての光伝送装置77aより
青信号を受取り、ループ24、進出路26を抜出し分岐
点を通過する。この時、左方から分岐点に進入してくる
台車8bがある場合、交通信号入出力手段としての光伝
送装置77b又は77cより、前記台車8bは赤信号を
受けて停止する。
【0059】前記不純物導入/ウェル工程ショップ3の
イオン注入装置のローダ/アンローダ部での受渡しを終
えた台車8aは、その時点で、同ショップや他のショッ
プを経由する前記ゲート形成工程ショップ2への搬送司
令信号を受けていれば、その指示に従うが、搬送司令が
ない場合には、そのまま前記ゲート形成工程ショップ2
に戻る。
【0060】以上のCIMシステムによる制御方法によ
れば、前記搬送制御装置71が、各床上モノレール8を
一元的に制御することができる、また、各床上モノレー
ル8は、各ショップのループ内を走行することを制御原
則とするので制御が簡単である、また、各ショップ2~
5の最終工程を終えたウェーハを受取る各床上モノレー
ル8が、次工程のショップ等へのウェーハ搬送を担当
し、他のモノレール8はショップ2内の搬送を担当する
ことにより、各ショップ間搬送を担う台車数を減らすこ
とができ、搬送の制御が易しくなる、という効果を得る
ことができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、各ショ
ップにて一つのプロセス形成工程が完了するので、ジョ
ブ・ショップ方式のように各ショップ間で頻繁な搬送を
行う必要がなくなり、ウェーハの工程間の搬送回数を削
減することができる。よって、搬送時間、その搬送に伴
うウェーハの受渡し時間等、これら生産性に無関係な時
間を削除することにより、生産性を向上させることがで
きる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、各ショッ
プでのストッカにより搬送タイミングの調整の必要がな
くなり、搬送時間の大幅な削減を図ることができる。ま
た、各ショップのストッカの配置が不要となるので、こ
の点よりコストを削減させることができる。
【0063】請求項3に記載の発明では、既存の半導体
製造ラインからなるミニファブによって、半導体ICの
製造を完結することができるので、需要が増大すれば、
既存のミニファブを稼動させながら、同時に需要増大に
応じて次のミニファブや前記搬送手段を増設することが
できる。よって、需要の増大や景気の波に乗って設備投
資を行うことができる半導体製造ラインを提供すること
ができる。
【0064】請求項4に記載の発明の保管庫は、クリー
ンルーム仕様となっており、半導体製造装置が故障した
場合に、搬送容器に収容されたウェーハを一時的に保管
するもの、また搬送容器の搬送のタイミングを調整する
ものであるが、上記ジョブ・ショップ方式における保管
庫とは、その性格が異なる。即ち、ジョブ・ショップ方
式の場合には、搬送体系上、各工程毎の保管庫は必須で
あったが、ダイレクト搬送が可能なフロー・ショップ方
式では、各ショップ毎の保管庫は必ずしも必要ではな
い。よって、設置個数としては、例えば、複数ショップ
につき1台にすることが可能で、この点より施工コスト
やランニングコストのダウンを図ることができる。
【0065】請求項5に記載の発明によれば、発塵源と
しての作業員の進入を阻止するとともに、半導体製造ラ
インに占める搬送路領域の面積の最小化を図ることがで
きる。この搬送路の最小化は、クリーン簡易トンネル等
により搬送路自体の局所クリーン化を図る場合に、その
施工コスト、維持コストを低減させ、所謂省エネルギー
の要請に応えることができる。
【0066】請求項6に記載の発明の床上モノレール
は、フロアに固定された支柱間に架渡されたレールを走
行する台車であり、フロア面積に対する搬送路の占有割
合を低くすることができる。
【0067】請求項7及び8に記載の発明は局所クリー
ン化を図るものである。
【0068】請求項9に記載の発明のクリーン簡易トン
ネルにより、ウェーハを枚葉処理する場合にも、局所ク
リーン化を図ることができる。
【0069】請求項10及び11に記載の発明によれ
ば、各ショップ間の搬送を担う台車数を減らすことがで
き、搬送の制御が易しくなる。
【0070】請求項12に記載の発明によれば、搬送台
車が分岐点に進入できるか否かは、交通信号入出力手段
により制御するので、分岐点におけるレールの切換え等
の複雑な構造を必要としいない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る半導体製造ラインの平面図、
【図2】 実施形態に係る搬送システムの正面図、
【図3】 同搬送システムの斜視図、
【図4】 第2実施形態に係る搬送システムの正面図、
【図5】 同搬送システムの斜視図、
【図6】 第3実施形態に係る搬送システムの斜視図、
【図7】 第4実施形態に係る搬送システムの斜視図、
【図8】 (イ)及び(ロ) 第5実施形態に係る搬送
システムの正面図、
【図9】 第6実施形態に係る搬送システムの正面図、
【図10】 (イ)及び(ロ)第7及び第8実施形態に
係る搬送システムの斜視図、
【図11】 第9実施形態に係る搬送システムの正面
図、
【図12】 第10実施形態に係る搬送システムの正面
図、
【図13】 第11実施形態に係る搬送システムの正面
図、
【図14】 実施形態に係るCIMシステムの構成例
図、
【図15】 実施形態に係るCIMシステムの構成例
図、
【図16】 従来例に係る半導体製造ラインの平面図、
【図17】 従来例に係る半導体製造ラインの概念図、
【符号の説明】
1 フロア 1A 工場ショップエンド通路 2 ゲート形成工程ショップ 20 スパッタリング装置 20A ロー
ダ/アンローダ部 21 洗浄装置 22 レジスト装置 23 露光装
置 24 34 44 52 内ループ状搬送路 25 35 45 53 進入路 26 36 46 54 進出路 3 不純物導入/ウェル形成ショップ 30 イオン注入装置 31 酸化装
置 32 洗浄装置 33 熱拡散
装置 4 配線工程ショップ 40 酸化装置 41 レジス
ト装置 42 露光装置 43 蒸着装
置 5 CMP工程ショップ 50 ラッピング装置 51 ポリッ
シング装置 6 外ループ状搬送路 60 61
反転ループ状搬送路 62 クリーン簡易トンネル 63 カーテ
ン 64 移載用のロボット 70 生産制御装置 71 搬送制
御装置 72 ゲート形成工程制御装置 73 不純物導入/ウェル形成工程制御装置 74 配線工程ショップ制御装置 75 CMP工程ショップ制御装置 76 77a 77b 77c 光伝送装置 8 床上モノレール 8A 8B
床上ガイドRGV 8a 8b 台車 80 80A 80B 台車本体 81 支柱レール 82 83
FFU 8C 8D 8E 8F 搬送台車 82A 防塵用のドア 84 開口部 85 案内レール 86 ガイド
受部 88 充電プラグ 87 充電ガ
イド 88A 充電器 89 ウエー
ハ載置部 9 密閉B0X 9A 裸カセ
ット 9B アクティブBOX 90A 移載ロボット 90 カセット本体 91 カセッ
トカバー 92 水抜き孔 93 開口面 94 電極 100 200 300 400 500 ショップ 600 工程内搬送 700 工程
間搬送 800 S ストッカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 1/137 B65G 1/137 A 49/00 49/00 A 49/07 49/07 Z H01L 21/02 H01L 21/02 Z Fターム(参考) 3C042 RB23 RB36 RB38 RK04 RK23 RK29 3F022 AA08 BB08 CC02 EE05 FF01 LL12 MM04 MM08 MM11 MM44 NN31 5F031 CA02 DA01 DA08 EA14 FA01 FA03 FA07 FA09 FA15 GA02 GA43 GA47 GA58 GA59 LA08 MA06 MA09 NA02 NA08 NA16 NA18 PA02 PA05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の製造工程を処理する半導体製造ラ
    インにおいて、 一連の製造工程を処理する複数の半導体製造装置から構
    成されるショップを一以上配置したことを特徴とする半
    導体製造ライン。
  2. 【請求項2】 前記ショップ内及び前記ショップ間に亘
    ってウェーハをダイレクトに搬送する搬送手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体製造ライン。
  3. 【請求項3】 製造規模の拡大に応じて前記ショップを
    増設できるミニファブ化に対応して、前記搬送手段を増
    設することを特徴とする請求項2に記載の半導体製造ラ
    イン。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段は、半導体製造装置の故障
    等に対応できる保管庫を備えていることを特徴とする請
    求項2又は請求項3に記載の半導体製造ライン。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段を構成する搬送路は、搬送
    専用の領域とすることを特徴とする請求項2乃至4の何
    れかに記載の半導体製造ライン。
  6. 【請求項6】 前記搬送手段を構成する搬送台車は、床
    上モノレールであることを特徴とする請求項2乃至5の
    何れかに記載の半導体製造ライン。
  7. 【請求項7】 前記搬送台車により搬送される搬送容器
    は、密閉されていることを特徴とする請求項6に記載の
    半導体製造ライン。
  8. 【請求項8】 前記搬送台車は、ファンフィルタユニッ
    トと防塵ドアを備えていることを特徴とする請求項6に
    記載の半導体製造ライン。
  9. 【請求項9】 前記搬送路は、クリーン簡易トンネルで
    覆われていることを特徴とする請求項5に記載の半導体
    製造ライン。
  10. 【請求項10】 一連の製造工程を処理する複数の半導
    体製造装置から構成されるショップ内及び前記ショップ
    間に亘ってウェーハをダイレクトに搬送する搬送手段
    が、制御手段により制御される半導体製造ラインにおい
    て、 前記搬送手段を構成する搬送台車は、各ショップに所属
    すると共に、その内の指定数台が、各ショップ間の搬送
    を担うことを特徴とする半導体製造ライン。
  11. 【請求項11】 前記制御手段と前記搬送台車間のコミ
    ュニケーションを図るため、前記制御手段及び前記搬送
    台車は、それぞれ信号入出力手段を備えていると共に、 前記搬送台車は、前記信号入出力手段を介して搬送司令
    信号を受取り、自己の搬送制御装置により、搬送先ショ
    ップへの最短ルートを判断し走行することを特徴とする
    請求項10に記載の半導体製造ライン。
  12. 【請求項12】 前記搬送手段を構成する搬送路の分岐
    点には、その分岐点への進入を制御する交通信号入出力
    手段が配置されていることを特徴とする請求項11に記
    載の半導体製造ライン。
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