JP2001336878A - 乾燥装置及び乾燥方法 - Google Patents
乾燥装置及び乾燥方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】最適な波長の遠赤外線及び最適な照射量の紫外
線を被乾燥物体に有効的に、及び効率的に被乾燥物体に
放射することができ、よって、被乾燥物体の種類や厚さ
にかかわずに被乾燥物体を変形することなく、歩留り良
くかつ乾燥に要する時間を短縮する。 【解決手段】乾燥装置は、遠赤外線放射装置と、紫外線
照射装置を備える。遠赤外線放射装置において、遠赤外
線放射体は、搬送路を挟んで上下側の位置にそれぞれ複
数個配設され、かつ互いにずらして設けられる。遠赤外
線放射装置の乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放射時
間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被乾
燥物体との距離を制御して被乾燥物体の表面温度を約1
80℃〜約250℃に設定めるする。被乾燥物体は、紫
外線照射装置に入る前に約80℃〜約180℃に冷却さ
れる。紫外線照射体から照射される紫外線の照射量は、
約200mJ/cm2以上、好ましくは約300mJ/
cm2〜約800mJ/cm2である。
線を被乾燥物体に有効的に、及び効率的に被乾燥物体に
放射することができ、よって、被乾燥物体の種類や厚さ
にかかわずに被乾燥物体を変形することなく、歩留り良
くかつ乾燥に要する時間を短縮する。 【解決手段】乾燥装置は、遠赤外線放射装置と、紫外線
照射装置を備える。遠赤外線放射装置において、遠赤外
線放射体は、搬送路を挟んで上下側の位置にそれぞれ複
数個配設され、かつ互いにずらして設けられる。遠赤外
線放射装置の乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放射時
間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被乾
燥物体との距離を制御して被乾燥物体の表面温度を約1
80℃〜約250℃に設定めるする。被乾燥物体は、紫
外線照射装置に入る前に約80℃〜約180℃に冷却さ
れる。紫外線照射体から照射される紫外線の照射量は、
約200mJ/cm2以上、好ましくは約300mJ/
cm2〜約800mJ/cm2である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遠赤外線及び紫外線
を利用して被乾燥物体を乾燥する乾燥装置及び乾燥方法
に関する。
を利用して被乾燥物体を乾燥する乾燥装置及び乾燥方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、遠赤外線及び紫外線を利
用した乾燥装置は知られている。特に、被乾燥物体がア
クリル樹脂を塗布したエポキシ樹脂からなる薄膜基板で
ある場合、被乾燥物体の最適な波長をもつ遠赤外線で乾
燥すると、被乾燥物体が高温になり、樹脂が焼け、また
基板が変形をする等の問題を生じていた。そのために、
最大吸光度に相当する波長より波長帯域を長波長側にず
らして放射しているために、乾燥に時間がかかり、しか
も品質に問題があった。
用した乾燥装置は知られている。特に、被乾燥物体がア
クリル樹脂を塗布したエポキシ樹脂からなる薄膜基板で
ある場合、被乾燥物体の最適な波長をもつ遠赤外線で乾
燥すると、被乾燥物体が高温になり、樹脂が焼け、また
基板が変形をする等の問題を生じていた。そのために、
最大吸光度に相当する波長より波長帯域を長波長側にず
らして放射しているために、乾燥に時間がかかり、しか
も品質に問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
を解決するためになされたもので、最適な波長の遠赤外
線及び最適な照射量の紫外線を被乾燥物体に有効的に、
及び効率的に被乾燥物体に放射することにより、被乾燥
物体の種類や厚さにかかわずに被乾燥物体を変形するこ
となく、歩留り良くかつ乾燥に要する時間を短縮するこ
とができる乾燥装置及び乾燥方法を提供することを目的
とする。
を解決するためになされたもので、最適な波長の遠赤外
線及び最適な照射量の紫外線を被乾燥物体に有効的に、
及び効率的に被乾燥物体に放射することにより、被乾燥
物体の種類や厚さにかかわずに被乾燥物体を変形するこ
となく、歩留り良くかつ乾燥に要する時間を短縮するこ
とができる乾燥装置及び乾燥方法を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の乾燥装
置は、被乾燥物体を搬送するための搬送路体と;前記搬
送路を挟んで上側及び又は下側の位置にそれぞれ複数個
配設された遠赤外線放射体と;被乾燥物体と前記遠赤外
線放射体との距離を可変するための昇降装置と;前記遠
赤外線から放射される遠赤外線によって被乾燥物体を乾
燥させるための乾燥室と;前記遠赤外線放射体から発生
する熱によって昇温される温風を循環するための温風循
環経路と;乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放射時間、
遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物
体との距離を制御して前記乾燥室内の被乾燥物体の表面
温度を約180℃〜約250℃するための制御装置と、
を備える遠赤外線放射装置を有する。
置は、被乾燥物体を搬送するための搬送路体と;前記搬
送路を挟んで上側及び又は下側の位置にそれぞれ複数個
配設された遠赤外線放射体と;被乾燥物体と前記遠赤外
線放射体との距離を可変するための昇降装置と;前記遠
赤外線から放射される遠赤外線によって被乾燥物体を乾
燥させるための乾燥室と;前記遠赤外線放射体から発生
する熱によって昇温される温風を循環するための温風循
環経路と;乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放射時間、
遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物
体との距離を制御して前記乾燥室内の被乾燥物体の表面
温度を約180℃〜約250℃するための制御装置と、
を備える遠赤外線放射装置を有する。
【0005】請求項2に記載の乾燥装置は、被乾燥物体
を搬送するための搬送路体と;前記搬送路を挟んで上側
及び又は下側の位置にそれぞれ複数個配設された遠赤外
線放射体と、被乾燥物体と前記遠赤外線放射体との距離
を可変するための昇降装置と、前記遠赤外線から放射さ
れる遠赤外線によって被乾燥物体を乾燥させるための乾
燥室と、前記遠赤外線放射体から発生する熱によって昇
温される温風を循環するための温風循環経路と、乾燥室
内の温度、遠赤外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の
表面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離を制御
して前記乾燥室内の被乾燥物体の表面温度を約180℃
〜約250℃するための制御装置と、を備える遠赤外線
放射装置と;前記遠赤外線の放射された前記被乾燥物体
に紫外線を照射するための紫外線照射体と、該紫外線照
射体から照射される紫外線の照射量は、約200mJ/
cm2以上、好ましくは約300mJ/cm2〜約80
0mJ/cm2であり、を備える紫外線照射装置と;を
備える。
を搬送するための搬送路体と;前記搬送路を挟んで上側
及び又は下側の位置にそれぞれ複数個配設された遠赤外
線放射体と、被乾燥物体と前記遠赤外線放射体との距離
を可変するための昇降装置と、前記遠赤外線から放射さ
れる遠赤外線によって被乾燥物体を乾燥させるための乾
燥室と、前記遠赤外線放射体から発生する熱によって昇
温される温風を循環するための温風循環経路と、乾燥室
内の温度、遠赤外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の
表面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離を制御
して前記乾燥室内の被乾燥物体の表面温度を約180℃
〜約250℃するための制御装置と、を備える遠赤外線
放射装置と;前記遠赤外線の放射された前記被乾燥物体
に紫外線を照射するための紫外線照射体と、該紫外線照
射体から照射される紫外線の照射量は、約200mJ/
cm2以上、好ましくは約300mJ/cm2〜約80
0mJ/cm2であり、を備える紫外線照射装置と;を
備える。
【0006】請求項3に記載の乾燥装置は、被乾燥物体
を搬送するための搬送路と;前記搬送路を挟んで上側及
び又は下側の位置にそれぞれ複数個配設された遠赤外線
放射体と、被乾燥物体と前記遠赤外線放射体との距離を
可変するための昇降装置と、前記遠赤外線から放射され
る遠赤外線によって被乾燥物体を乾燥させるための乾燥
室と、前記遠赤外線放射体から発生する熱によって昇温
される温風を循環するための温風循環経路と、乾燥室内
の温度、遠赤外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の表
面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離を制御し
て前記乾燥室内の被乾燥物体の表面温度を約180℃〜
約250℃するための制御装置と、前記乾燥室の出口に
乾燥室内の熱風を大気へ放出することを防止するための
遮閉手段と、を備える遠赤外線放射装置と;前記遠赤外
線放射体から遠赤外線が放射された前記被乾燥物体に紫
外線を照射するための紫外線照射体と、該紫外線照射体
から照射される紫外線の照射量は、約200mJ/cm
2以上、好ましくは約300mJ/cm2〜約800m
J/cm2であり、を備える紫外線照射装置と;前記遠
赤外線放射装置と前記紫外線照射装置との間に配設さ
れ、前記遠赤外線の放射によって加熱された被乾燥物体
を冷却するための冷却装置と、該被乾燥物体の温度は、
該紫外線照射装置に入る時、約80℃〜約180℃、好
ましくは約100℃〜約130℃である;を備える。
を搬送するための搬送路と;前記搬送路を挟んで上側及
び又は下側の位置にそれぞれ複数個配設された遠赤外線
放射体と、被乾燥物体と前記遠赤外線放射体との距離を
可変するための昇降装置と、前記遠赤外線から放射され
る遠赤外線によって被乾燥物体を乾燥させるための乾燥
室と、前記遠赤外線放射体から発生する熱によって昇温
される温風を循環するための温風循環経路と、乾燥室内
の温度、遠赤外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の表
面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離を制御し
て前記乾燥室内の被乾燥物体の表面温度を約180℃〜
約250℃するための制御装置と、前記乾燥室の出口に
乾燥室内の熱風を大気へ放出することを防止するための
遮閉手段と、を備える遠赤外線放射装置と;前記遠赤外
線放射体から遠赤外線が放射された前記被乾燥物体に紫
外線を照射するための紫外線照射体と、該紫外線照射体
から照射される紫外線の照射量は、約200mJ/cm
2以上、好ましくは約300mJ/cm2〜約800m
J/cm2であり、を備える紫外線照射装置と;前記遠
赤外線放射装置と前記紫外線照射装置との間に配設さ
れ、前記遠赤外線の放射によって加熱された被乾燥物体
を冷却するための冷却装置と、該被乾燥物体の温度は、
該紫外線照射装置に入る時、約80℃〜約180℃、好
ましくは約100℃〜約130℃である;を備える。
【0007】請求項4に記載の乾燥装置は、被乾燥物体
を搬送するための搬送路と;遠赤外線放射体と、前記遠
赤外線放射体から放射される遠赤外線によって被乾燥物
体を乾燥させるための乾燥室と、被乾燥物体の一方側に
配設される反射板と他方側に配設される断熱材と、該反
射板は、遠赤外線放射体と対向して配設され、被乾燥物
体と前記遠赤外線放射体との距離を可変するための昇降
装置と、前記遠赤外線放射体から発生する熱によって昇
温される温風を循環するための温風循環経路と、乾燥室
内の温度、遠赤外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の
表面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離を制御
して前記乾燥室内の被乾燥物体の表面温度を約180℃
〜約250℃するための制御装置と、を備える遠赤外線
放射装置と;前記遠赤外線放射体から遠赤外線が放射さ
れた前記被乾燥物体に紫外線を照射するための紫外線照
射体と、該紫外線照射体から照射される紫外線の照射量
は、約200mJ/cm2以上、好ましくは約300m
J/cm2〜約800mJ/cm2であり、を備える紫
外線照射装置と;を備える。
を搬送するための搬送路と;遠赤外線放射体と、前記遠
赤外線放射体から放射される遠赤外線によって被乾燥物
体を乾燥させるための乾燥室と、被乾燥物体の一方側に
配設される反射板と他方側に配設される断熱材と、該反
射板は、遠赤外線放射体と対向して配設され、被乾燥物
体と前記遠赤外線放射体との距離を可変するための昇降
装置と、前記遠赤外線放射体から発生する熱によって昇
温される温風を循環するための温風循環経路と、乾燥室
内の温度、遠赤外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の
表面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離を制御
して前記乾燥室内の被乾燥物体の表面温度を約180℃
〜約250℃するための制御装置と、を備える遠赤外線
放射装置と;前記遠赤外線放射体から遠赤外線が放射さ
れた前記被乾燥物体に紫外線を照射するための紫外線照
射体と、該紫外線照射体から照射される紫外線の照射量
は、約200mJ/cm2以上、好ましくは約300m
J/cm2〜約800mJ/cm2であり、を備える紫
外線照射装置と;を備える。
【0008】請求項5に記載の乾燥装置は、前記上側に
配設されている前記遠赤外線放射体の位置と、下側に配
設されている前記遠赤外線放射体の位置とは、互いにづ
れていることを特徴とする。
配設されている前記遠赤外線放射体の位置と、下側に配
設されている前記遠赤外線放射体の位置とは、互いにづ
れていることを特徴とする。
【0009】請求項6に記載の乾燥装置は、前記紫外線
照射体が、複数個配設されていることを特徴とする。
照射体が、複数個配設されていることを特徴とする。
【0010】請求項7に記載の乾燥装置は、前記紫外線
照射体が、前記搬送路の上側及び又は下側に配設されて
いることを特徴とする。
照射体が、前記搬送路の上側及び又は下側に配設されて
いることを特徴とする。
【0011】請求項8に記載の乾燥装置は、前記上側に
配設されている前記紫外線照射体の位置と、下側に配設
されている前記紫外線照射体の位置とは、互いにづれて
いることを特徴とする。
配設されている前記紫外線照射体の位置と、下側に配設
されている前記紫外線照射体の位置とは、互いにづれて
いることを特徴とする。
【0012】請求項9に記載の乾燥装置は、被乾燥物体
と前記紫外線照射体との距離を可変するための昇降装置
をさらに備えることを特徴とする。
と前記紫外線照射体との距離を可変するための昇降装置
をさらに備えることを特徴とする。
【0013】請求項10に記載の乾燥装置は、温風を前
記乾燥室に向けてダウンフローするためのプレナム室を
備えることを特徴とする。
記乾燥室に向けてダウンフローするためのプレナム室を
備えることを特徴とする。
【0014】請求項11に記載の乾燥装置は、前記遠赤
外線放射装置を複数台配設してなり、各遠赤外線放射装
置における乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放射時間、
遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物
体との距離をそれぞれ独立して制御してなることを特徴
とする。
外線放射装置を複数台配設してなり、各遠赤外線放射装
置における乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放射時間、
遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物
体との距離をそれぞれ独立して制御してなることを特徴
とする。
【0015】請求項12に記載の乾燥装置は、前記被乾
燥物体はプリント基板であることを特徴とする。
燥物体はプリント基板であることを特徴とする。
【0016】請求項13に記載の乾燥方法は、被乾燥物
体に遠赤外線を放射する工程と;乾燥室内の温度、遠赤
外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤
外線放射体と被乾燥物体との距離を制御して前記乾燥室
内の被乾燥物体の表面温度を約180℃〜約250℃に
制御する工程と;前記遠赤外線の放射された被乾燥物体
を約80℃〜約180℃、好ましくは約100℃〜約1
30℃に冷却する工程と;前記冷却された被乾燥物体に
照射量約200mJ/cm2以上、好ましくは約300
mJ/cm2〜約800mJ/cm2の紫外線を照射す
る工程と;を備える。
体に遠赤外線を放射する工程と;乾燥室内の温度、遠赤
外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤
外線放射体と被乾燥物体との距離を制御して前記乾燥室
内の被乾燥物体の表面温度を約180℃〜約250℃に
制御する工程と;前記遠赤外線の放射された被乾燥物体
を約80℃〜約180℃、好ましくは約100℃〜約1
30℃に冷却する工程と;前記冷却された被乾燥物体に
照射量約200mJ/cm2以上、好ましくは約300
mJ/cm2〜約800mJ/cm2の紫外線を照射す
る工程と;を備える。
【0017】請求項14に記載の乾燥方法は、被乾燥物
体に遠赤外線を放射する工程と;乾燥室内の温度、遠赤
外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤
外線放射体と被乾燥物体との距離を制御して前記乾燥室
内の被乾燥物体の表面温度を約180℃〜約250℃に
制御する工程と;前記遠赤外線の放射された被乾燥物体
を約80℃〜約180℃、好ましくは約100℃〜約1
30℃に冷却する工程と;前記冷却された被乾燥物体に
照射量約200mJ/cm2以上、好ましくは約300
mJ/cm2〜約800mJ/cm2の紫外線を照射す
る工程と;前記紫外線を照射した被乾燥物体を冷却する
工程と;を備える。
体に遠赤外線を放射する工程と;乾燥室内の温度、遠赤
外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤
外線放射体と被乾燥物体との距離を制御して前記乾燥室
内の被乾燥物体の表面温度を約180℃〜約250℃に
制御する工程と;前記遠赤外線の放射された被乾燥物体
を約80℃〜約180℃、好ましくは約100℃〜約1
30℃に冷却する工程と;前記冷却された被乾燥物体に
照射量約200mJ/cm2以上、好ましくは約300
mJ/cm2〜約800mJ/cm2の紫外線を照射す
る工程と;前記紫外線を照射した被乾燥物体を冷却する
工程と;を備える。
【0018】請求項15に記載の乾燥方法は、前記遠赤
外線の放射された被乾燥物体の冷却工程を強制冷却又は
自然冷却によって行うことを特徴とする。
外線の放射された被乾燥物体の冷却工程を強制冷却又は
自然冷却によって行うことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る乾燥装置の実施例を
添付図面を参照して以下に説明する。被乾燥物体は、ア
ルミニウム等の金属板やアクリル樹脂、エポキシ樹脂、
ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂基板とその上に塗布
されたフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等
の合成樹脂層、銅ペースト、銀ペースト、ハンダ、イン
ク等とから構成される。以下は、基板上にレジスト、イ
ンクを塗布してなる厚さ約0.1〜0.6mmのプリン
ト基板を乾燥する場合を説明するが、該プリント基板の
乾燥に限定されるものではない。また、乾燥は、加温を
含む。
添付図面を参照して以下に説明する。被乾燥物体は、ア
ルミニウム等の金属板やアクリル樹脂、エポキシ樹脂、
ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂基板とその上に塗布
されたフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等
の合成樹脂層、銅ペースト、銀ペースト、ハンダ、イン
ク等とから構成される。以下は、基板上にレジスト、イ
ンクを塗布してなる厚さ約0.1〜0.6mmのプリン
ト基板を乾燥する場合を説明するが、該プリント基板の
乾燥に限定されるものではない。また、乾燥は、加温を
含む。
【0020】一般に、波長と遠赤外線放射体の表面温度
とは関連し、また遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離
によって被乾燥物体の表面温度は可変する。図1は、波
長と遠赤外線放射体の表面温度の関係を示す。該図に示
されているように波長の短いほど遠赤外線放射体の表面
温度は高くなる。すなわち、該図より、波長;3.58
〜6.46μmの範囲において、遠赤外線放射体の表面
温度は、約540℃〜約170℃になる。
とは関連し、また遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離
によって被乾燥物体の表面温度は可変する。図1は、波
長と遠赤外線放射体の表面温度の関係を示す。該図に示
されているように波長の短いほど遠赤外線放射体の表面
温度は高くなる。すなわち、該図より、波長;3.58
〜6.46μmの範囲において、遠赤外線放射体の表面
温度は、約540℃〜約170℃になる。
【0021】図2は、遠赤外線放射体の出力を340ワ
ット、遠赤外線放射体の表面温度を540℃、波長;
3.58μmの遠赤外線放射体を使用し、遠赤外線放射
体と被乾燥物体との距離を可変することにより得られる
被乾燥物体の表面温度を示す。なお、被乾燥物体の基板
は、0.6mm厚さのアルミニウム板を使用した。該図
より前記距離が、50〜150mmにおいて、被乾燥物
体の表面温度は、約150℃〜約70℃となる。
ット、遠赤外線放射体の表面温度を540℃、波長;
3.58μmの遠赤外線放射体を使用し、遠赤外線放射
体と被乾燥物体との距離を可変することにより得られる
被乾燥物体の表面温度を示す。なお、被乾燥物体の基板
は、0.6mm厚さのアルミニウム板を使用した。該図
より前記距離が、50〜150mmにおいて、被乾燥物
体の表面温度は、約150℃〜約70℃となる。
【0022】かくして、遠赤外線を放射する金属板表面
の温度を可変して被乾燥物体の乾燥にとって最適な遠赤
外線を放射するための遠赤外線波長帯域を設定する。前
記遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離を制御して被乾
燥物体の表面温度を所定の温度に設定する。この後、前
記遠赤外線放射体から被乾燥物体に前記設定された波長
の遠赤外線を放射する。前記遠赤外線放射体から生じた
熱を利用した温風を温風循環閉経路内に通して被乾燥物
体に供給する。
の温度を可変して被乾燥物体の乾燥にとって最適な遠赤
外線を放射するための遠赤外線波長帯域を設定する。前
記遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離を制御して被乾
燥物体の表面温度を所定の温度に設定する。この後、前
記遠赤外線放射体から被乾燥物体に前記設定された波長
の遠赤外線を放射する。前記遠赤外線放射体から生じた
熱を利用した温風を温風循環閉経路内に通して被乾燥物
体に供給する。
【0023】本実施例において、遠赤外線放射体の波
長;4.2〜4.6μm、遠赤外線放射体と被乾燥物体
との距離;90mm〜120mmに制御して被乾燥物体
の表面温度を約180℃〜約250℃にした。
長;4.2〜4.6μm、遠赤外線放射体と被乾燥物体
との距離;90mm〜120mmに制御して被乾燥物体
の表面温度を約180℃〜約250℃にした。
【0024】ここで使用される前記遠赤外線放射体1
は、図3に示されるように所定の曲率半径Rの凸面形状
を有するほぼ円形状のアルミニウム又はステンレス等の
金属板2に遠赤外線放射層3を備え、該金属板をコイル
等の加熱装置4で所定の温度に加熱するように構成され
る。遠赤外線放射体は、被乾燥物体の基板に塗布された
樹脂材料のもつ最大吸光度に相当する波長;約3〜約6
μmの遠赤外線を放射する。また、前記金属板が、熱に
より変形しないように保持し及び又は所定の形状を形成
するように保持/形成部5を有する保持/形成板6を配
設している。さらに、コイル4と金属板2及びコイル4
と保持/形成板6との間には絶縁板8を備える。符号7
は、ソケットであり、符号9はリード線である。
は、図3に示されるように所定の曲率半径Rの凸面形状
を有するほぼ円形状のアルミニウム又はステンレス等の
金属板2に遠赤外線放射層3を備え、該金属板をコイル
等の加熱装置4で所定の温度に加熱するように構成され
る。遠赤外線放射体は、被乾燥物体の基板に塗布された
樹脂材料のもつ最大吸光度に相当する波長;約3〜約6
μmの遠赤外線を放射する。また、前記金属板が、熱に
より変形しないように保持し及び又は所定の形状を形成
するように保持/形成部5を有する保持/形成板6を配
設している。さらに、コイル4と金属板2及びコイル4
と保持/形成板6との間には絶縁板8を備える。符号7
は、ソケットであり、符号9はリード線である。
【0025】本発明に係る乾燥装置は、遠赤外線放射装
置と紫外線照射装置とを備える。図4は、遠赤外線放射
装置10の正面図である。該図に示すように、遠赤外線
放射装置10は、被乾燥物体11を乾燥するための乾燥
室12と、被乾燥物体を搬送するため乾燥室内に長手方
向に延出して設けられ、かつ平面搬送路を形成する搬送
路体13と、搬送路体の上側及び又は下側に所定の間隔
をもって複数個配設した遠赤外線放射体15と、前記遠
赤外線放射体を取り付けた枠体14、と、遠赤外線放射
体から発生した熱を含む温風を循環路16を介して乾燥
室へ供給するための温風循環経路17と、循環路16か
ら導入される温風を乾燥室へ向けてダウンフローさせる
ためのプレナム室18と、プレナム室18からの温風を
搬送路体13へ向けて噴出するために複数個配設された
遠赤外線放射体15の所定の間隔に設けられた温風噴出
口23と、温風の一部を大気に排出する排気路19とを
備える。なお、遠赤外線放射装置10の枠体は、断熱材
で作られる。
置と紫外線照射装置とを備える。図4は、遠赤外線放射
装置10の正面図である。該図に示すように、遠赤外線
放射装置10は、被乾燥物体11を乾燥するための乾燥
室12と、被乾燥物体を搬送するため乾燥室内に長手方
向に延出して設けられ、かつ平面搬送路を形成する搬送
路体13と、搬送路体の上側及び又は下側に所定の間隔
をもって複数個配設した遠赤外線放射体15と、前記遠
赤外線放射体を取り付けた枠体14、と、遠赤外線放射
体から発生した熱を含む温風を循環路16を介して乾燥
室へ供給するための温風循環経路17と、循環路16か
ら導入される温風を乾燥室へ向けてダウンフローさせる
ためのプレナム室18と、プレナム室18からの温風を
搬送路体13へ向けて噴出するために複数個配設された
遠赤外線放射体15の所定の間隔に設けられた温風噴出
口23と、温風の一部を大気に排出する排気路19とを
備える。なお、遠赤外線放射装置10の枠体は、断熱材
で作られる。
【0026】なお、前記搬送路体の下側に配置した遠赤
外線放射体に代えてステンレス製の反射板を配設しても
よい。さらに、該反射板は、その表面に遠赤外線を放射
する遠赤外線放射層を設けることが好ましい。また、前
記搬送路体の上側に配置した遠赤外線放射体に代えてス
テンレス製の反射板を配設し、そして下側に遠赤外線放
射体を設けてもよい。
外線放射体に代えてステンレス製の反射板を配設しても
よい。さらに、該反射板は、その表面に遠赤外線を放射
する遠赤外線放射層を設けることが好ましい。また、前
記搬送路体の上側に配置した遠赤外線放射体に代えてス
テンレス製の反射板を配設し、そして下側に遠赤外線放
射体を設けてもよい。
【0027】遠赤外線放射体15は、前記搬送路体の上
側及び下側に所定の間隔をもって複数個配設されてい
る。この場合、上側の遠赤外線放射体15の位置と下側
の遠赤外線放射体15の位置とはずれて配置されること
が好ましい。より好ましくは、上側の噴出装置23の位
置に対向する位置に下側の遠赤外線放射体15が配設さ
れる。
側及び下側に所定の間隔をもって複数個配設されてい
る。この場合、上側の遠赤外線放射体15の位置と下側
の遠赤外線放射体15の位置とはずれて配置されること
が好ましい。より好ましくは、上側の噴出装置23の位
置に対向する位置に下側の遠赤外線放射体15が配設さ
れる。
【0028】前記遠赤外線放射体を取り付けた枠体及び
プレナム室18は、昇降手段である駆動装置20に取付
られ、そして昇降手段よって一体的に上下方向に10〜
300mmの範囲で移動にすることができる。この移動
によって、被乾燥物体と前記遠赤外線放射体との距離は
可変される。一方、枠体及びプレナム室との間隔は一定
に保持される。
プレナム室18は、昇降手段である駆動装置20に取付
られ、そして昇降手段よって一体的に上下方向に10〜
300mmの範囲で移動にすることができる。この移動
によって、被乾燥物体と前記遠赤外線放射体との距離は
可変される。一方、枠体及びプレナム室との間隔は一定
に保持される。
【0029】前記乾燥室内の温度は、常に所定の温度に
なるように制御される。すなわち、乾燥室内の温度が、
所定の温度より上昇すると排気路19に設けられている
調節弁21が開く。そして乾燥装置内を循環する温風の
一部は大気に放出され、その結果循環する温風の温度は
下がる。このように、前記乾燥室内で遠赤外線放射体の
発熱によって生じた温風の温度は調節弁21によって温
度調節され、乾燥室内は常に所定の温度の温風が供給さ
れる。
なるように制御される。すなわち、乾燥室内の温度が、
所定の温度より上昇すると排気路19に設けられている
調節弁21が開く。そして乾燥装置内を循環する温風の
一部は大気に放出され、その結果循環する温風の温度は
下がる。このように、前記乾燥室内で遠赤外線放射体の
発熱によって生じた温風の温度は調節弁21によって温
度調節され、乾燥室内は常に所定の温度の温風が供給さ
れる。
【0030】前記遠赤外線放射体で発生した温風は、前
記乾燥室12からその下方に設けられた循環ブロワー2
2によって装置内を循環する。すなわち、温風は、乾燥
室12から循環路16を通って乾燥室の上方に配設され
たプレナム室18に導入される。なお、前記乾燥室は、
被乾燥物体を収納する空間によって構成される。
記乾燥室12からその下方に設けられた循環ブロワー2
2によって装置内を循環する。すなわち、温風は、乾燥
室12から循環路16を通って乾燥室の上方に配設され
たプレナム室18に導入される。なお、前記乾燥室は、
被乾燥物体を収納する空間によって構成される。
【0031】図5は、他の遠赤外線放射装置を示す正面
図である。該図に示される遠赤外線放射装置40におい
て、遠赤外線放射装置の枠体42は、断熱材で作られて
いる。枠体の側壁の一部43はメンテナンス用に取り外
し可能に作られている。該枠体内に配設されている乾燥
室32は、反射板44と断熱板46とを備える囲ぎょう
体48によって囲ぎょうされている。なお、該反射板
は、遠赤外線放射体15に対向する側に遠赤外線を放射
する遠赤外線放射層を設けることが好ましい。
図である。該図に示される遠赤外線放射装置40におい
て、遠赤外線放射装置の枠体42は、断熱材で作られて
いる。枠体の側壁の一部43はメンテナンス用に取り外
し可能に作られている。該枠体内に配設されている乾燥
室32は、反射板44と断熱板46とを備える囲ぎょう
体48によって囲ぎょうされている。なお、該反射板
は、遠赤外線放射体15に対向する側に遠赤外線を放射
する遠赤外線放射層を設けることが好ましい。
【0032】該乾燥室は、被乾燥物体を搬送する搬送ベ
ルト13を長手方向に配設している。そして、該被乾燥
物体に向けて搬送ベルト13の上方に配設されている複
数の遠赤外線放射体15から遠赤外線が放射される。遠
赤外線放射体から発生する熱によって乾燥室内の空気
は、温風となり、そして前記囲ぎょう体の外側を循環す
る。なお、被乾燥物体と前記遠赤外線放射体との距離
は、昇降装置(図示せず)によって可変される。
ルト13を長手方向に配設している。そして、該被乾燥
物体に向けて搬送ベルト13の上方に配設されている複
数の遠赤外線放射体15から遠赤外線が放射される。遠
赤外線放射体から発生する熱によって乾燥室内の空気
は、温風となり、そして前記囲ぎょう体の外側を循環す
る。なお、被乾燥物体と前記遠赤外線放射体との距離
は、昇降装置(図示せず)によって可変される。
【0033】前記囲ぎょう体を構成している反射板44
は、搬送ベルトの下側に配設されている。一方、断熱板
46は、搬送ベルトの上側及び左右の両側に配設されて
いる。乾燥室内を循環している温風を大気に放出するた
めの第1排気ダクト50と、前記乾燥室内で被乾燥物体
から出る気化した溶剤等を大気に放出するための第2排
気ダクト52とを配設する。
は、搬送ベルトの下側に配設されている。一方、断熱板
46は、搬送ベルトの上側及び左右の両側に配設されて
いる。乾燥室内を循環している温風を大気に放出するた
めの第1排気ダクト50と、前記乾燥室内で被乾燥物体
から出る気化した溶剤等を大気に放出するための第2排
気ダクト52とを配設する。
【0034】図6は、複数台の遠赤外線放射装置を配設
してなる遠赤外線放射装置の概略断面図である。ここ
で、上述と同じ装置には同じ番号を付ける。該図におい
て、各遠赤外線放射装置における乾燥室内の温度、遠赤
外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤
外線放射体と被乾燥物体との距離は、それぞれ独立して
制御される。
してなる遠赤外線放射装置の概略断面図である。ここ
で、上述と同じ装置には同じ番号を付ける。該図におい
て、各遠赤外線放射装置における乾燥室内の温度、遠赤
外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤
外線放射体と被乾燥物体との距離は、それぞれ独立して
制御される。
【0035】前記乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放射
時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被
乾燥物体との距離の少なくとも1つは各遠赤外線放射装
置において異なって設定され、又は全て同じに設定され
る。また、前記遠赤外線放射装置内の温度は、搬送入り
口側で最も低く設定される。これらの制御は、1つの遠
赤外線放射装置に取付られた制御装置により行われる。
また、各遠赤外線放射装置の電圧または電流の制御は、
電圧制御素子や電流制御素子を使用して行われ、消費電
力を少なくすることができる。
時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被
乾燥物体との距離の少なくとも1つは各遠赤外線放射装
置において異なって設定され、又は全て同じに設定され
る。また、前記遠赤外線放射装置内の温度は、搬送入り
口側で最も低く設定される。これらの制御は、1つの遠
赤外線放射装置に取付られた制御装置により行われる。
また、各遠赤外線放射装置の電圧または電流の制御は、
電圧制御素子や電流制御素子を使用して行われ、消費電
力を少なくすることができる。
【0036】図7は、本発明に係る乾燥装置の構成図で
ある。該図において、乾燥装置60は、遠赤外線放射装
置10A、10B、10Cと、遠赤外線放射装置10C
の後に配設され、遠赤外線放射の後工程に紫外線を照射
するための紫外線照射装置62を備える。各遠赤外線放
射装置は、上述した構成を使用する。なお、遠赤外線放
射装置は3台に限らずに1台又は複数台配置してもよ
い。この場合、紫外線照射装置に隣接する遠赤外線放射
装置10Cは、その出口側に遠赤外線放射熱が紫外線照
射装置に伝わることを防止するために例えば、エアーカ
ーテン等の断熱装置を設けることが好ましい。
ある。該図において、乾燥装置60は、遠赤外線放射装
置10A、10B、10Cと、遠赤外線放射装置10C
の後に配設され、遠赤外線放射の後工程に紫外線を照射
するための紫外線照射装置62を備える。各遠赤外線放
射装置は、上述した構成を使用する。なお、遠赤外線放
射装置は3台に限らずに1台又は複数台配置してもよ
い。この場合、紫外線照射装置に隣接する遠赤外線放射
装置10Cは、その出口側に遠赤外線放射熱が紫外線照
射装置に伝わることを防止するために例えば、エアーカ
ーテン等の断熱装置を設けることが好ましい。
【0037】また、図8は、本発明に係る乾燥装置のさ
らに他の構成図である。該図において、乾燥装置70
は、遠赤外線放射装置10A、10B、10Cと、遠赤
外線放射装置10Aの前に配設され、遠赤外線放射の前
工程に紫外線照射体62を配置する構成をとることもで
きる。遠赤外線放射装置10A、10B、10Cは、上
述の遠赤外線放射装置を使用する。
らに他の構成図である。該図において、乾燥装置70
は、遠赤外線放射装置10A、10B、10Cと、遠赤
外線放射装置10Aの前に配設され、遠赤外線放射の前
工程に紫外線照射体62を配置する構成をとることもで
きる。遠赤外線放射装置10A、10B、10Cは、上
述の遠赤外線放射装置を使用する。
【0038】一方、図9は、本発明に係る乾燥装置のさ
らに他の構成図である。該図において、乾燥装置80
は、遠赤外線放射装置10A、10B、10Cと、該遠
赤外線放射装置10Aの前に配設されたマイクロ波発生
装置82とを備える。ここでは、被乾燥物体に遠赤外線
を放射する前にマイクロ波を照射する。マイクロ波の照
射は、被乾燥物体が水分を多く含む場合に適用される。
そして、マイクロ波の照射時間は、被乾燥物体の水分量
によって調節される。
らに他の構成図である。該図において、乾燥装置80
は、遠赤外線放射装置10A、10B、10Cと、該遠
赤外線放射装置10Aの前に配設されたマイクロ波発生
装置82とを備える。ここでは、被乾燥物体に遠赤外線
を放射する前にマイクロ波を照射する。マイクロ波の照
射は、被乾燥物体が水分を多く含む場合に適用される。
そして、マイクロ波の照射時間は、被乾燥物体の水分量
によって調節される。
【0039】また、図10は、本発明に係る乾燥装置の
さらに他の構成図である。該図において、乾燥装置90
は、遠赤外線放射装置10A、10B、10Cと、該遠
赤外線放射装置10Aの前に配設された予備加熱装置9
2とを備える。遠赤外線放射装置10A、10B、10
Cは、上述の遠赤外線放射装置を使用する。さらに、遠
赤外線放射装置10Cの後に配設され、遠赤外線放射の
後工程に紫外線を照射するための紫外線照射装置62を
備える。
さらに他の構成図である。該図において、乾燥装置90
は、遠赤外線放射装置10A、10B、10Cと、該遠
赤外線放射装置10Aの前に配設された予備加熱装置9
2とを備える。遠赤外線放射装置10A、10B、10
Cは、上述の遠赤外線放射装置を使用する。さらに、遠
赤外線放射装置10Cの後に配設され、遠赤外線放射の
後工程に紫外線を照射するための紫外線照射装置62を
備える。
【0040】図11は、本発明に係る乾燥装置のさらに
他の構成図である。該図において、乾燥装置200は、
遠赤外線放射装置10A、10B、10Cと、冷却手段
94と、紫外線照射装置62とを備える。かくして、被
乾燥物体が、遠赤外線放射装置10Cから出て紫外線照
射装置62に入る時、被乾燥物体の表面温度は約180
℃〜約80℃、好ましくは約130℃〜約100℃にな
っていることが好ましい。よって、紫外線照射装置の前
方、すなわち遠赤外線放射装置10Cと紫外線照射装置
62との間に冷却手段94を設置する。
他の構成図である。該図において、乾燥装置200は、
遠赤外線放射装置10A、10B、10Cと、冷却手段
94と、紫外線照射装置62とを備える。かくして、被
乾燥物体が、遠赤外線放射装置10Cから出て紫外線照
射装置62に入る時、被乾燥物体の表面温度は約180
℃〜約80℃、好ましくは約130℃〜約100℃にな
っていることが好ましい。よって、紫外線照射装置の前
方、すなわち遠赤外線放射装置10Cと紫外線照射装置
62との間に冷却手段94を設置する。
【0041】図12は、本発明に係る乾燥装置のさらに
他の構成図である。該図において、乾燥装置300は、
遠赤外線放射装置10A、10B、10Cと、冷却手段
94と、紫外線照射装置62と、冷却装置94とを備え
る。被乾燥物体が、紫外線照射装置から出てくる時、プ
リント基板にような薄厚の被乾燥物体の表面は高温度に
なっているため、反りをもって出てくる。この反りをな
くすために、紫外線照射装置から出て来た被乾燥物体の
温度を下げることが要求される。そこで、紫外線照射装
置の後方に冷却装置96を設置する。
他の構成図である。該図において、乾燥装置300は、
遠赤外線放射装置10A、10B、10Cと、冷却手段
94と、紫外線照射装置62と、冷却装置94とを備え
る。被乾燥物体が、紫外線照射装置から出てくる時、プ
リント基板にような薄厚の被乾燥物体の表面は高温度に
なっているため、反りをもって出てくる。この反りをな
くすために、紫外線照射装置から出て来た被乾燥物体の
温度を下げることが要求される。そこで、紫外線照射装
置の後方に冷却装置96を設置する。
【0042】前記冷却手段94は、遠赤外線放射装置1
0Cと紫外線照射装置62との間の距離を約500mm
にして被乾燥物体の温度を自然に冷却させてなること、
又は電気的クーラである。一方、前記冷却装置96は、
電気的クーラである。
0Cと紫外線照射装置62との間の距離を約500mm
にして被乾燥物体の温度を自然に冷却させてなること、
又は電気的クーラである。一方、前記冷却装置96は、
電気的クーラである。
【0043】上述の紫外線照射装置62の構成は図13
及び図14に示される。紫外線照射装置の光源100
は、メタハライド ランプ、水銀ランプである。なお、
ここで使用した光源はの波長は、365nmを使用し
た。光源100は、光源からの光を反射するためのコー
ルドミラー102を備える。紫外線の照射時間は、約1
0秒、照射量は、200mJ/cm2以上、好ましくは
300mJ/cm2〜800mJ/cm2である。紫外
線の照射量が、200mJ/cm2以下の時、被乾燥物
体の表面に塗布されている樹脂やインクが剥がれたり、
気泡が発生するので好ましくない。
及び図14に示される。紫外線照射装置の光源100
は、メタハライド ランプ、水銀ランプである。なお、
ここで使用した光源はの波長は、365nmを使用し
た。光源100は、光源からの光を反射するためのコー
ルドミラー102を備える。紫外線の照射時間は、約1
0秒、照射量は、200mJ/cm2以上、好ましくは
300mJ/cm2〜800mJ/cm2である。紫外
線の照射量が、200mJ/cm2以下の時、被乾燥物
体の表面に塗布されている樹脂やインクが剥がれたり、
気泡が発生するので好ましくない。
【0044】紫外線照射装置は、搬送方向に複数個、好
ましくは2個の紫外線照射光源100を並設する。又は
搬送路を介して上下に紫外線照射光源100の位置をず
らして配設される。すなわち、搬送速度が、早くなる
と、1個の紫外線照射光源では十分に被乾燥物表面を照
射するすることができないためである。また、紫外線照
射光源は上下に移動することができる。
ましくは2個の紫外線照射光源100を並設する。又は
搬送路を介して上下に紫外線照射光源100の位置をず
らして配設される。すなわち、搬送速度が、早くなる
と、1個の紫外線照射光源では十分に被乾燥物表面を照
射するすることができないためである。また、紫外線照
射光源は上下に移動することができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明に係る乾燥装置及び
乾燥方法は、最適な波長の遠赤外線及び最適な照射量の
紫外線を被乾燥物体に有効的に、及び効率的に被乾燥物
体に放射することができ、よって、被乾燥物体の種類や
厚さにかかわずに被乾燥物体を変形することなく、歩留
り良くかつ乾燥に要する時間を短縮することができる。
乾燥方法は、最適な波長の遠赤外線及び最適な照射量の
紫外線を被乾燥物体に有効的に、及び効率的に被乾燥物
体に放射することができ、よって、被乾燥物体の種類や
厚さにかかわずに被乾燥物体を変形することなく、歩留
り良くかつ乾燥に要する時間を短縮することができる。
【図1】図1は、被乾燥物体の表面温度と被乾燥物体と
遠赤外線放射体との距離との関係を示す図である。
遠赤外線放射体との距離との関係を示す図である。
【図2】図2は、被乾燥物体の表面温度と遠赤外線放射
体の波長との関係を示す図である。
体の波長との関係を示す図である。
【図3】図3は、遠赤外線放射体を示す概略断面図であ
る。
る。
【図4】図4は、本発明に係る遠赤外線放射装置を示す
正面図である。
正面図である。
【図5】図5は、本発明に係る他の遠赤外線放射装置を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図6】図6は、本発明に係る乾燥装置を示す概略図で
ある。
ある。
【図7】図7は、本発明に係る乾燥装置を示す構成図で
ある。
ある。
【図8】図8は、本発明に係る他の乾燥装置を示す構成
図である。
図である。
【図9】図9は、本発明に係るさらに他の乾燥装置を示
す構成図である。
す構成図である。
【図10】図10は、本発明に係るさらに他の乾燥装置
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図11】図11は、本発明に係るさらに他の乾燥装置
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図12】図12は、本発明に係るさらに他の乾燥装置
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図13】図13は、本発明に係る紫外線照射装置を示
す要部概略図である。
す要部概略図である。
【図14】図14は、本発明に係る他の紫外線照射装置
を示す要部概略図である。
を示す要部概略図である。
1、15;遠赤外線放射体 10、10A、10B,10C;遠赤外線放射装置 11;被乾燥物 12;乾燥室 13;搬送路体 16;循環路 17;温風循環路経路 18;プレナム室 19;排気路 20;昇降手段 23;温風噴出口 44;反射板 60、70、80、90、200、300;乾燥装置 62;紫外線照射装置 82;マイクロ波発生装置 92;予備加熱装置 94;冷却手段 96;冷却装置 100;紫外線光源
Claims (15)
- 【請求項1】 被乾燥物体を搬送するための搬送路体
と;前記搬送路を挟んで上側及び又は下側の位置にそれ
ぞれ複数個配設された遠赤外線放射体と;被乾燥物体と
前記遠赤外線放射体との距離を可変するための昇降装置
と;前記遠赤外線から放射される遠赤外線によって被乾
燥物体を乾燥させるための乾燥室と;前記遠赤外線放射
体から発生する熱によって昇温される温風を循環するた
めの温風循環経路と;乾燥室内の温度、遠赤外線放射の
放射時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体
と被乾燥物体との距離を制御して前記乾燥室内の被乾燥
物体の表面温度を約180℃〜約250℃するための制
御装置と、を備える遠赤外線放射装置を有する乾燥装
置。 - 【請求項2】 被乾燥物体を搬送するための搬送路体
と;前記搬送路を挟んで上側及び又は下側の位置にそれ
ぞれ複数個配設された遠赤外線放射体と、被乾燥物体と
前記遠赤外線放射体との距離を可変するための昇降装置
と、前記遠赤外線から放射される遠赤外線によって被乾
燥物体を乾燥させるための乾燥室と、前記遠赤外線放射
体から発生する熱によって昇温される温風を循環するた
めの温風循環経路と、乾燥室内の温度、遠赤外線放射の
放射時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体
と被乾燥物体との距離を制御して前記乾燥室内の被乾燥
物体の表面温度を約180℃〜約250℃するための制
御装置と、を備える遠赤外線放射装置と;前記遠赤外線
の放射された前記被乾燥物体に紫外線を照射するための
紫外線照射体と、該紫外線照射体から照射される紫外線
の照射量は、約200mJ/cm2以上、好ましくは約
300mJ/cm2〜約800mJ/cm2であり、を
備える紫外線照射装置と;を備える乾燥装置。 - 【請求項3】 被乾燥物体を搬送するための搬送路と;
前記搬送路を挟んで上側及び又は下側の位置にそれぞれ
複数個配設された遠赤外線放射体と、被乾燥物体と前記
遠赤外線放射体との距離を可変するための昇降装置と;
前記遠赤外線から放射される遠赤外線によって被乾燥物
体を乾燥させるための乾燥室と、前記遠赤外線放射体か
ら発生する熱によって昇温される温風を循環するための
温風循環経路と、乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放射
時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被
乾燥物体との距離を制御して前記乾燥室内の被乾燥物体
の表面温度を約180℃〜約250℃するための制御装
置と、前記乾燥室の出口に乾燥室内の熱風を大気へ放出
することを防止するための遮閉手段と、を備える遠赤外
線放射装置と;前記遠赤外線放射体から遠赤外線が放射
された前記被乾燥物体に紫外線を照射するための紫外線
照射体と、該紫外線照射体から照射される紫外線の照射
量は、約200mJ/cm2以上、好ましくは約300
mJ/cm2〜約800mJ/cm2であり、を備える
紫外線照射装置と;前記遠赤外線放射装置と前記紫外線
照射装置との間に配設され、前記遠赤外線の放射によっ
て加熱された被乾燥物体を冷却するための冷却手段と、
該被乾燥物体の温度は、該紫外線照射装置に入る時、約
80℃〜約180℃、好ましくは約100℃〜約130
℃である;を備える乾燥装置。 - 【請求項4】 被乾燥物体を搬送するための搬送路と;
遠赤外線放射体と、前記遠赤外線放射体から放射される
遠赤外線によって被乾燥物体を乾燥させるための乾燥室
と、被乾燥物体の一方側に配設される反射板と他方側に
配設される断熱材と、該反射板は、遠赤外線放射体と対
向して配設され、被乾燥物体と前記遠赤外線放射体との
距離を可変するための昇降装置と、前記遠赤外線放射体
から発生する熱によって昇温される温風を循環するため
の温風循環経路と、乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放
射時間、遠赤外線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と
被乾燥物体との距離を制御して前記乾燥室内の被乾燥物
体の表面温度を約180℃〜約250℃するための制御
装置と、を備える遠赤外線放射装置と;前記遠赤外線放
射体から遠赤外線が放射された前記被乾燥物体に紫外線
を照射するための紫外線照射体と、該紫外線照射体から
照射される紫外線の照射量は、約200mJ/cm2以
上、好ましくは約300mJ/cm2〜約800mJ/
cm2であり、を備える紫外線照射装置と;を備える乾
燥装置。 - 【請求項5】該上側に配設されている前記遠赤外線放射
体の位置と、下側に配設されている前記遠赤外線放射体
の位置とは、互いにづれていることを特徴とする請求項
1、2、3又は4記載の乾燥装置。 - 【請求項6】 前記紫外線照射体は、複数個配設されて
いることを特徴とする請求項2、3又は4記載の乾燥装
置。 - 【請求項7】 前記紫外線照射体は、前記搬送路の上側
及び又は下側に配設されていることを特徴とする請求項
6記載の乾燥装置。 - 【請求項8】該上側に配設されている前記紫外線照射体
の位置と、下側に配設されている前記紫外線照射体の位
置とは、互いにづれていることを特徴とする請求項7記
載の乾燥装置。 - 【請求項9】被乾燥物体と前記紫外線照射体との距離を
可変するための昇降装置をさらに備えることを特徴とす
る請求項2、3又は4記載の乾燥装置。 - 【請求項10】温風を前記乾燥室に向けてダウンフロー
するためのプレナム室を備えることを特徴とする請求項
1、2又は3記載の乾燥装置。 - 【請求項11】 前記遠赤外線放射装置を複数台配設し
てなり、各遠赤外線放射装置における乾燥室内の温度、
遠赤外線放射の放射時間、遠赤外線放射体の表面温度、
遠赤外線放射体と被乾燥物体との距離をそれぞれ独立し
て制御してなることを特徴とする請求項1、2、3又は
4記載の乾燥装置。 - 【請求項12】 前記被乾燥物体はプリント基板である
ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の乾燥装
置。 - 【請求項13】 被乾燥物体に遠赤外線を放射する工程
と;乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放射時間、遠赤外
線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物体との
距離を制御して前記乾燥室内の被乾燥物体の表面温度を
約180℃〜約250℃に制御する工程と;前記遠赤外
線の放射された被乾燥物体を約80℃〜約180℃、好
ましくは約100℃〜約130℃に冷却する工程と;前
記冷却された被乾燥物体に照射量約200mJ/cm2
以上、好ましくは約300mJ/cm2〜約800mJ
/cm2の紫外線を照射する工程と;を備える乾燥方
法。 - 【請求項14】 被乾燥物体に遠赤外線を放射する工程
と;乾燥室内の温度、遠赤外線放射の放射時間、遠赤外
線放射体の表面温度、遠赤外線放射体と被乾燥物体との
距離を制御して前記乾燥室内の被乾燥物体の表面温度を
約180℃〜約250℃に制御する工程と;前記遠赤外
線の放射された被乾燥物体を約80℃〜約180℃、好
ましくは約100℃〜約130℃に冷却する工程と;前
記冷却された被乾燥物体に照射量約200mJ/cm2
以上、好ましくは約300mJ/cm2〜約800mJ
/cm2の紫外線を照射する工程と;前記紫外線を照射
した被乾燥物体を冷却する工程と;を備える乾燥方法。 - 【請求項15】前記遠赤外線の放射された被乾燥物体の
冷却工程を強制冷却又は自然冷却によって行うことを特
徴とする請求項13又は14記載の乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000197282A JP2001336878A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 乾燥装置及び乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000197282A JP2001336878A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 乾燥装置及び乾燥方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001336878A true JP2001336878A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18695626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000197282A Pending JP2001336878A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 乾燥装置及び乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001336878A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101077702B1 (ko) | 2010-04-23 | 2011-10-27 | 승현창 | 중적외선 램프를 이용한 알루미늄 휠 건조장치 |
KR101647603B1 (ko) * | 2015-11-04 | 2016-08-10 | 김수용 | 근적외선 복사열을 이용한 석면물질 무해화 처리장치 |
CN110108095A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-08-09 | 佛山市蓝之鲸科技有限公司 | 陶瓷泥料微波热风联合烘干设备 |
KR102335863B1 (ko) * | 2021-04-21 | 2021-12-06 | 주식회사 신우이엔지 | 농수산물 연속 복합식 건조시스템 |
KR102421811B1 (ko) * | 2021-12-30 | 2022-07-14 | 이동재 | 도장 강판의 하도 건조장치 |
-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000197282A patent/JP2001336878A/ja active Pending
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