JP2001272167A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JP2001272167A
JP2001272167A JP2000157363A JP2000157363A JP2001272167A JP 2001272167 A JP2001272167 A JP 2001272167A JP 2000157363 A JP2000157363 A JP 2000157363A JP 2000157363 A JP2000157363 A JP 2000157363A JP 2001272167 A JP2001272167 A JP 2001272167A
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JP2000157363A
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Sho Suzuki
▲しょう▼ 鈴木
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Daito Seiki KK
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Daito Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠赤外線等の熱源を使用した乾燥装置を使用し
ても薄いプリント基板の熱による反り等の変形を生じる
ことなしに搬送できる。 【解決手段】乾燥装置は、被乾燥物を搬送する搬送路1
4と、該搬送路の上方及び又は下方に配設された遠赤外
線放射体16、18と、前記遠赤外線放射体により熱せ
られた温風を循環させるための温風循環路20と、前記
搬送路を移動する被乾燥物の熱による変形を防止するた
め該搬送路に設けられた変形防止装置50とを備える。
変形防止装置50は、搬送路の両側に配設された挟持装
置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厚さ数ミリ以下のプリ
ント基板を載置して搬送する搬送装置を備える乾燥装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、携帯電話等の携帯情報端末の小型
化に伴いプリント基板の厚さは、薄くなってきている。
すなわち、最近の携帯電話では、厚さ1mm以下のポリ
イミド樹脂からなるプリント基板が使用されている。こ
のような薄いプリント基板上に塗布されたインクを乾燥
しようとすると、プリント基板が薄いために高温乾燥す
ることができない。すなわち、薄いプリント基板を高温
に加熱するとプリント基板自身が熱の影響により変形し
たり、又は融け出すこともある。
【0003】そこで、一般に、プリント基板に塗布され
たインクを乾燥するための乾燥炉は、温風を熱源とし
て、温風を乾燥炉内に循環して搬送路体上に載置された
プリント基板に塗布されたインクを数時間から数十時間
を要して乾燥している。このように長い時間をかける温
風乾燥は、上述したプリント基板の変形を防止するため
に使用される。
【0004】しかし一方で、乾燥工程の効率化が要望さ
れてきている。すなわち、乾燥時間の短縮化である。そ
こで遠赤外線等の熱源を使用した乾燥装置が使用されて
きている。このような高温の熱源を使用すれば、薄いプ
リント基板は、反り等の変形を生じて使いものにならな
い。
【0005】
【発明が解決しようする課題】本発明は、上述の欠点を
艦がみてなされたものであり、その目的は、遠赤外線等
の熱源を使用した乾燥装置を使用しても薄いプリント基
板の熱による反り等の変形を生じることなしに薄いプリ
ント基板を乾燥できる乾燥装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の乾燥装置は、
被乾燥物を搬送する搬送路と、該搬送路の上方及び又は
下方に配設された熱源と、前記搬送路を移動する被乾燥
物の熱による変形を防止するため該搬送路に設けられた
変形防止装置とを備える。
【0007】請求項2の乾燥装置は、被乾燥物を搬送す
る搬送路と、該搬送路の上方及び又は下方に配設された
遠赤外線放射体と、前記遠赤外線放射体により熱せられ
た温風を循環させるための温風循環路と、前記搬送路を
移動する被乾燥物の熱による変形を防止するため該搬送
路に設けられた変形防止装置とを備える乾燥装置。
【0008】請求項3の乾燥装置は、被乾燥物を搬送す
る搬送路と、該搬送路の上方及び又は下方に配設された
遠赤外線放射体と、前記遠赤外線放射体により熱せられ
た温風を循環させるための温風循環路とを備えた遠赤外
線放射炉と;前記搬送路の上方及び又は下方に配設され
た紫外線照射体を備え、かつ該遠赤外線放射炉の前方又
は後方に設置された紫外線照射炉と;前記搬送路を移動
する被乾燥物の熱による変形を防止するため該搬送路の
両側に設けられた挟持装置とを備える乾燥装置。
【0009】請求項4の乾燥装置は、前記温風循環路
が、前記搬送路の上方に設けられた第1の温風循環路と
前記搬送路の下方に設けられた第2の温風循環路と、温
風を該第1の温風循環路と第2の温風循環路において搬
送路にほぼ平行に流すための温風平行流形成装置とを備
えることを特徴とする。
【0010】請求項5の乾燥装置は、前記変形防止装置
が、前記搬送路の両側で被乾燥物を上側及び下側から挟
持する挟持手段を備えることを特徴とする。
【0011】請求項6の乾燥装置は、前記挟持手段が、
被乾燥物の上側に配設されたチューンと下側に配設され
たチューンとからなることを特徴とする。
【0012】請求項7の乾燥装置は、前記挟持手段が、
被乾燥物の上側に配設された押えワイヤと下側に配設さ
れたチューンとからなることを特徴とする。
【0013】請求項8の乾燥装置は、前記挟持手段は、
上下方向及び幅方向に移動可能であることを特徴とす
る。
【0014】請求項9の乾燥装置は、前記ワイヤは、搬
送路の入り口から出口に向かって幅広に設けられている
ことを特徴とする。
【0015】請求項10の乾燥装置は、前記搬送路体
は、その下側に編目状のネットを配設してなることを特
徴とする。
【0016】請求項11の乾燥装置は、被乾燥物を搬送
する搬送路と;該搬送路に両側に設けられて被乾燥物の
熱による変形を防止するための挟持装置と;前記搬送路
の上方及び又は下方に配設された遠赤外線放射体と、該
遠赤外線放射体により熱せられた温風を循環させるため
の温風循環路と、該温風循環路は、前記搬送路の上方に
設けられた第1の温風循環路と、前記搬送路の下方に設
けられた第2の温風循環路と、温風の吐き出し量を調節
するための温風吐き出し機構を備える温風吐き出し装置
と、前記吐き出された温風を吸い込むための温風吸い込
み装置とを備え、大気より空気を前記遠赤外線放射炉内
へ供給するための空気供給装置とを備える遠赤外線放射
炉と;前記遠赤外線放射炉の前方又は後方に設置され、
かつ前記搬送路の上方及び又は下方に配設された紫外線
照射体を備える紫外線照射炉とを備えてなる。
【0017】請求項12の乾燥装置は、被乾燥物を搬送
する搬送路と;該搬送路に両側に設けられて被乾燥物の
熱による変形を防止するための挟持装置と;前記搬送路
の上方及び又は下方に配設された遠赤外線放射体と、該
遠赤外線放射体により熱せられた温風を循環させるため
の温風循環路と、遠赤外線放射炉内を循環する温度が所
定の値より高温になった時、大気より空気を前記遠赤外
線放射炉内へ供給して該炉内の温度を所定の値に維持す
る炉内温度維持装置とを備える遠赤外線放射炉と;前記
遠赤外線放射炉の前方又は後方に設置され、かつ前記搬
送路の上方及び又は下方に配設された紫外線照射体とを
備える紫外線照射炉とを備えてなる。
【0018】請求項13の乾燥装置は、被乾燥物を搬送
する搬送路と;該搬送路に両側に設けられて被乾燥物の
熱による変形を防止するための挟持装置と;前記搬送路
の上方及び又は下方に配設された遠赤外線放射体と、該
遠赤外線放射体により熱せられた温風を循環させるため
の温風循環路と、該温風循環路は、前記搬送路の上方に
設けられた第1の温風循環路と、前記搬送路の下方に設
けられた第2の温風循環路と、温風の吐き出し量を調節
するための温風吐き出し機構を備える温風吐き出し装置
と、前記吐き出された温風を吸い込むための温風吸い込
み装置とを備え、大気より空気を前記遠赤外線放射炉内
へ供給するための空気供給装置とを備える遠赤外線放射
炉を備え、遠赤外線放射炉内を循環する温度が所定の値
より高温になった時、大気より空気を前記遠赤外線放射
炉内へ供給して該炉内の温度を所定の値に維持してな
る。
【0019】請求項14の乾燥装置は、搬送路と、該搬
送路の上方及び又は下方に配設された複数個の遠赤外線
放射体と、該遠赤外線放射体から発生する熱を循環する
ための循環装置とを備え、前記遠赤外線放射体と被乾燥
物との距離は、該遠赤外線放射体配置のX方向におい
て、その中心が高く、両側が低くなる放物線又は階段状
をなすように設定され、かつ該遠赤外線放射体配置のY
方向において、その中心が高く両側が低くなる放物線又
は階段状をなすように設定されてなる。
【0020】請求項15の乾燥装置は、前記前記遠赤外
線放射体と被乾燥物との距離の高低が、約30mm〜約
70mmであることを特徴とする。
【0021】請求項16の乾燥装置は、前記搬送路の両
側で被乾燥物を上側及び下側から挟持する挟持手段を備
える。
【0022】請求項17の乾燥装置は、前記挟持手段
が、被乾燥物の上側に配設されたチューンと下側に配設
されたチューンとからなることを特徴とする。
【0023】請求項18の乾燥装置は、前記挟持手段
が、被乾燥物の上側に配設された押えワイヤと下側に配
設されたチューンとからなることを特徴とする。
【0024】請求項19の搬送装置は、前記搬送路の両
側で被乾燥物を上側及び下側から挟持する挟持手段を備
え、前記挟持手段は、被乾燥物の上側に配設されたチュ
ーンと下側に配設されたチューンとからなり、かつ前記
両側に配設された一対のチューン間に棒体が配設されて
なる搬送装置を備える。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る乾燥装置の一
実施例を添付図面を参照して詳述する。図1は、乾燥装
置10の概略図である。図2は、遠赤外線放射炉の正面
図である。該図において、乾燥装置10は、遠赤外線放
射炉12と紫外線照射炉13とを備える。また、乾燥装
置10は、遠赤外線放射炉12のみで構成してもよい。
【0026】該図において、遠赤外線放射炉12は、3
台連続して設置されているが、1台でも又は他の複数台
であってもよい。また、被乾燥物は、紫外線照射炉13
で紫外線の照射を受けた後に、遠赤外線放射炉12で遠
赤外線の放射を受ける。また、被乾燥物は、遠赤外線放
射炉12で遠赤外線の放射を受けた後に、紫外線照射炉
13で紫外線の照射を受けてもよい。なお、符号14
は、搬送路である。
【0027】該実施例において、被乾燥物は、厚さ0.
1mm〜数mmのプリント基板である。プリント基板の
他に薄い被乾燥物に適用できる。
【0028】遠赤外線放射炉12は、被乾燥物を搬送す
る搬送路14と、該搬送路の上方及び又は下方に配設さ
れた遠赤外線放射体16、18と、前記遠赤外線放射体
により熱せられた温風を循環させるための温風循環路2
0とを備える。温風循環路20は、前記搬送路の上方に
設けられた第1の温風循環路22と前記搬送路の下方に
設けられた第2の温風循環路24を備える。該遠赤外線
放射体16、18は、それぞれ上下に移動可能に設けら
れている。かくして、遠赤外線放射体は、被乾燥物の乾
燥に最適な波長を放射しつつ、被乾燥物の表面温度を高
く又は低くすることができる。さらに、搬送路14の下
側は、被乾燥物の落下を防止する複数本の落下防止ワイ
ヤ15を長手方向に配設している(図7参照)。
【0029】遠赤外線放射体16、18は、円形又は長
方形の形状を備える。円形又は長方形の遠赤外線放射体
は、千鳥状に配置されている。遠赤外線放射体の配置
は、図3に示される。ここで、遠赤外線放射体は、ステ
ンレス板やアルミニウム板の表面に陽極酸化処理を施し
た遠赤外線放射層をもって形成され、そして、ヒータ等
の熱源によって加熱されて遠赤外線を放射する。
【0030】前記図3に示された遠赤外線放射体の配置
のX方向における被乾燥物表面の温度分布は、図4及び
図5に示される。図4から明らかのように、X方向の中
心の温度が、その左右の両側の温度に比べて高い。同様
な現象はY方向においても同じである。そこで、この現
象を補正するために、前記遠赤外線放射体と被乾燥物と
の距離を該遠赤外線放射体配置のX方向の中心において
高く、両側が低くなるように放物線又は階段状に設定し
た。同様に、該遠赤外線放射体配置のY方向の中心が高
く両側が低くなる放物線又は階段状をなすように設定し
た。なお、このような該距離の設定は、遠赤外線放射炉
が複数設置される場合、各炉で独立して行われる。
【0031】その結果は、図5に示されている。該図か
ら明らかなように、X方向の中心に設置された遠赤外線
放射体からの温度が、下がり、両側の温度分布にほぼ同
じになり、よって炉内の温度分布がほぼ均一になってい
る。同様に、Y方向についても同様な結果が、得られ
た。すなわち、前記遠赤外線放射体と被乾燥物との距離
を、左右;約100mm、真中;約130mmから約1
70mmに放物線又は階段状に設定した。その結果、図
5において示されるように、真中に配置された遠赤外線
放射体からの放射による被乾燥物表面の温度の曲線は、
高さ補正前の温度に比べて約25℃下がり、かくして、
左右に配置された遠赤外線放射体からの放射による被乾
燥物表面の温度の曲線とほぼ同じ曲線にすることができ
た。この場合、被乾燥物表面の温度は、約150℃近辺
に設定される。さらに、左右;約150mm、真中;約
180mmから約200mmに放物線又は階段状に設定
しても同様な結果が得られた。
【0032】第1及び第2の温風循環路22、24は、
前記搬送路14の両側に設置された温風の吐き出し量調
節機構25を備える温風吐き出し装置26と、該温風吐
き出し装置26から吐き出された温風を吸い込むための
温風吸い込み機構を備える温風吸い込み装置28と、吸
い込んだ温風を循環するための循環風量調節機構を備え
る循環装置30と、これらをつなぐ温風配管32とを備
える。温風吐き出し量調節機構25は、図6に示される
ように、羽体25を回動することによって温風の吐き出
し量を調整することができる。一方、吸い込み機構は、
複数のスリットを備える。よって、温風は、該第1の温
風循環路と第2の温風循環路において搬送路にほぼ平行
に流れる。かくして、温風を該第1の温風循環路と第2
の温風循環路において搬送路にほぼ平行に流すための温
風平行流形成装置が形成される。
【0033】さらに、排出量を調節するための排気ダン
パー34を備える排気装置36が、配管32の上部に取
付られている。大気からの空気が、遠赤外線放射炉の上
部に配設された循環装置38から空気供給口40を通し
て上方に配置された遠赤外線放射体16に向かって炉内
へ供給される。かくして、遠赤外線放射炉内の温度が上
昇すると、排気ダンパー34が開き循環している温風を
大気に放出する。同時に、大気からの空気が、空気供給
口40を通して炉内に導入される。よって、炉内の温度
は、常に所定の値に維持される。
【0034】前記搬送路を移動する被乾燥物の熱による
変形を防止するため変形防止装置50が、搬送路14の
両側、すなわち被乾燥物の両側で被乾燥物の非有効領域
に設けられる。変形防止装置50は、図7及び図8に示
される構成を備える。すなわち、変形防止装置は、被乾
燥物の両側で、かつ被乾燥物を上下で挟持する挟持手段
を備える。
【0035】図7における挟持手段は、被乾燥物の両側
で、かつ被乾燥物を上下から挟持するように配設された
チェーン52、54からなる。一方、図8における挟持
手段55は、被乾燥物の両側で、かつ被乾燥物を上下か
ら挟持するように配設された押えワイヤ56とチェーン
58からなる。なお、押えワイヤ56は、ワイヤ押え具
60でもって押えられている。これら挟持手段は、駆動
装置(図示せす)により長手方向に回動され、よって被
乾燥物は挟持されて遠赤外線放射炉12及び紫外線照射
炉13内を長手方向に移動する。
【0036】図7において、チェーン52、54は、一
連のチェーン鎖から構成される。一方、図8において、
押えワイヤ56が、チェーン58の中央の凹部に位置す
る個所に配設される。しかも、1対の押えワイヤは、図
9に示すように、乾燥炉の入口から出口方向(X方向)
に向かって幅が広くなるように配設される。かくして、
被乾燥物が熱によって膨張した際にも常に被乾燥物を押
し付けることができる。なお、押えワイヤ56は、常に
チェーン58鎖の中央の凹部に位置するように押え具6
0によって押さえられる(図10参照)。
【0037】また、被乾燥物が、薄くない場合、図11
に示されるように、搬送路の両側に配設された前記チェ
ーン52、54のスプロケット62にステンレス製のロ
ッド64を取り付けて使用される。かくして、被乾燥物
は、このロッド状に載置され、そしてチエーンの駆動に
伴って移動される。
【0038】上述した挟持手段は、図示されない上下方
向移動装置及び幅方向移動装置によって上下方向及び幅
方向に移動されることができる。かくして、厚さの異な
る被乾燥物及び幅の異なる被乾燥物に対しても常に挟持
手段を所定の位置に設置することができる。
【0039】搬送路14を構成するチューンやロッド
が、回動中に発生するダクトを給気するための給気装置
42が、設けられる。なお、チェーンは、駆動装置44
によって回動される。
【0040】上述した紫外線照射炉13は、搬送炉の上
下方向に、かつお互いに設置位置をずらして配置された
紫外線照射体70を備える(図1を参照)。紫外線照射
体70は、上下方向に移動可能に設けられている。紫外
線照射体は、300mJ/cm以上、好ましくは60
0mJ/cm以上の紫外線を照射する。
【0041】
【発明の効果】本発明の乾燥装置によれば、遠赤外線等
の熱源を使用した乾燥装置を使用しても薄いプリント基
板の熱による反り等の変形なしに薄いプリント基板を搬
送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る乾燥装置の一実施例を示
す概略図である。
【図2】図2は、図1に示す乾燥装置の構成する遠赤外
線放射炉を示す正面図である。
【図3】図3は、遠赤外線放射体の配置を示す平面図で
ある。
【図4】図4は、遠赤外線放射体の配置のX方向におけ
る被乾燥物表面の温度分布を示す図である。
【図5】図5は、補正された図4の被乾燥物表面の温度
分布を示す図である。
【図6】図6は、図1の遠赤外線放射炉内の空気吐き出
し装置を示す概略図である。
【図7】図7は、本発明に係る挟持装置を示す概略図で
ある。
【図8】図8は、本発明に係る他の挟持装置を示す概略
図である。
【図9】図9は、図8のワイヤの配置を示す概略図であ
る。
【図10】図10は、図8のワイヤの押え装置を示す概
略図である。
【図11】図11は、搬送装置を示す概略図である。
【符号の説明】
10;乾燥装置 11;被乾燥物 12;遠赤外線放射炉 13;紫外線照射炉 14;搬送路 15;落下防止ワイヤ 16、18;遠赤外線放射体 20;温風循環路 22;第1の温風循環路 24;第2の温風循環路 25;温風吹き出し量調節機構 26;温風吹き出し装置 28;温風吸い込み装置 30;温風循環用装置 32;温風用配管 34;排気ダンパー 36;排気装置 38;空気循環用装置 40;空気供給口 50;変形防止装置、挟持装置 52、54;チェーン 56;押えワイヤ 60;ワイヤ押え具 62;スプロケット 64;ロッド 70;紫外線照射体

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥物を搬送する搬送路と、該搬送路
    の上方及び又は下方に配設された熱源と、前記搬送路を
    移動する被乾燥物の熱による変形を防止するため該搬送
    路に設けられた変形防止装置とを備える乾燥装置。
  2. 【請求項2】 被乾燥物を搬送する搬送路と、該搬送路
    の上方及び又は下方に配設された遠赤外線放射体と、前
    記遠赤外線放射体により熱せられた温風を循環させるた
    めの温風循環路と、前記搬送路を移動する被乾燥物の熱
    による変形を防止するため該搬送路に設けられた変形防
    止装置とを備える乾燥装置。
  3. 【請求項3】 被乾燥物を搬送する搬送路と;該搬送路
    の上方及び又は下方に配設された遠赤外線放射体と、前
    記遠赤外線放射体により熱せられた温風を循環させるた
    めの温風循環路とを備えた遠赤外線放射炉と;前記搬送
    路の上方及び又は下方に配設された紫外線照射体を備
    え、かつ該遠赤外線放射炉の前方又は後方に設置された
    紫外線照射炉と;前記搬送路を移動する被乾燥物の熱に
    よる変形を防止するため該搬送路の両側に設けられた挟
    持装置と;を備える乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記温風循環路は、前記搬送路の上方に
    設けられた第1の温風循環路と、前記搬送路の下方に設
    けられた第2の温風循環路と、温風を該第1の温風循環
    路と第2の温風循環路において搬送路にほぼ平行に流す
    ための温風平行流形成装置とを備えることを特徴とする
    請求項1、2又は3記載の乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記変形防止装置は、前記搬送路の両側
    で被乾燥物を上側及び下側から挟持する挟持手段を備え
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の乾燥装置。
  6. 【請求項6】 前記挟持手段は、被乾燥物の上側に配設
    されたチューンと下側に配設されたチューンとからなる
    ことを特徴とする請求項5記載の乾燥装置。
  7. 【請求項7】 前記挟持手段は、被乾燥物の上側に配設
    された抑えワイヤと下側に配設されたチューンとからな
    ることを特徴とする請求項5記載の乾燥装置。
  8. 【請求項8】 前記挟持手段は、上下方向及び幅方向に
    移動可能であることを特徴とする請求項5記載の乾燥装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ワイヤは、搬送路の入り口から出口
    に向かって幅広に設けられていることを特徴とする請求
    項7記載の乾燥装置。
  10. 【請求項10】 前記搬送路体は、その下側に編目状の
    ネットを配設してなることを特徴とする請求項1、2又
    は3記載の乾燥装置。
  11. 【請求項11】 被乾燥物を搬送する搬送路と;該搬送
    路に両側に設けられて被乾燥物の熱による変形を防止す
    るための挟持装置と;前記搬送路の上方及び又は下方に
    配設された遠赤外線放射体と、該遠赤外線放射体により
    熱せられた温風を循環させるための温風循環路と、該温
    風循環路は、前記搬送路の上方に設けられた第1の温風
    循環路と、前記搬送路の下方に設けられた第2の温風循
    環路と、温風の吐き出し量を調節するための温風吐き出
    し機構を備える温風吐き出し装置と、前記吐き出された
    温風を吸い込むための温風吸い込み装置とを備え、大気
    より空気を前記遠赤外線放射炉内へ供給するための空気
    供給装置とを備える遠赤外線放射炉と;前記遠赤外線放
    射炉の前方又は後方に設置され、かつ前記搬送路の上方
    及び又は下方に配設された紫外線照射体を備える紫外線
    照射炉と;を備えてなる乾燥装置。
  12. 【請求項12】 被乾燥物を搬送する搬送路と;該搬送
    路に両側に設けられて被乾燥物の熱による変形を防止す
    るための挟持装置と;前記搬送路の上方及び又は下方に
    配設された遠赤外線放射体と、該遠赤外線放射体により
    熱せられた温風を循環させるための温風循環路と、遠赤
    外線放射炉内を循環する温度が所定の値より高温になっ
    た時、大気より空気を前記遠赤外線放射炉内へ供給して
    該炉内の温度を所定の値に維持する炉内温度維持装置と
    を備える遠赤外線放射炉と;前記遠赤外線放射炉の前方
    又は後方に設置され、かつ前記搬送路の上方及び又は下
    方に配設された紫外線照射体を備える紫外線照射炉と;
    を備えてなる乾燥装置。
  13. 【請求項13】 被乾燥物を搬送する搬送路と;該搬送
    路に両側に設けられて被乾燥物の熱による変形を防止す
    るための挟持装置と;前記搬送路の上方及び又は下方に
    配設された遠赤外線放射体と、該遠赤外線放射体により
    熱せられた温風を循環させるための温風循環路と、該温
    風循環路は、前記搬送路の上方に設けられた第1の温風
    循環路と、前記搬送路の下方に設けられた第2の温風循
    環路と、温風の吐き出し量を調節するための温風吐き出
    し機構を備える温風吐き出し装置と、前記吐き出された
    温風を吸い込むための温風吸い込み装置と、大気より空
    気を前記遠赤外線放射炉内へ供給するための空気供給装
    置とを備える遠赤外線放射炉を備え、遠赤外線放射炉内
    を循環する温度が所定の値より高温になった時、大気よ
    り空気を前記遠赤外線放射炉内へ供給して該炉内の温度
    を所定の値に維持してなる乾燥装置。
  14. 【請求項14】 搬送路と、該搬送路の上方及び又は下
    方に配設された複数個の遠赤外線放射体と、該遠赤外線
    放射体から発生する熱を循環するための循環装置とを備
    え、前記遠赤外線放射体と被乾燥物との距離は、該遠赤
    外線放射体配置のX方向において、その中心が高く、両
    側が低くなる放物線又は階段状をなすように設定され、
    かつ該遠赤外線放射体配置のY方向において、その中心
    が高く両側が低くなる放物線又は階段状をなすように設
    定されてなる乾燥装置。
  15. 【請求項15】 前記遠赤外線放射体と被乾燥物との距
    離の高低は、約30mm〜約70mmであることを特徴
    とする請求項14記載の乾燥装置。
  16. 【請求項16】 前記搬送路の両側で被乾燥物を上側及
    び下側から挟持する挟持手段を備える乾燥装置。
  17. 【請求項17】 前記挟持手段は、被乾燥物の上側に配
    設されたチューンと下側に配設されたチューンとからな
    ることを特徴とする請求項16記載の乾燥装置。
  18. 【請求項18】 前記挟持手段は、被乾燥物の上側に配
    設された押えワイヤと下側に配設されたチューンとから
    なることを特徴とする請求項16記載の乾燥装置。
  19. 【請求項19】 前記搬送路の両側で被乾燥物を上側及
    び下側から挟持する挟持手段を備え、前記挟持手段は、
    被乾燥物の上側に配設されたチューンと下側に配設され
    たチューンとからなり、かつ前記両側に配設された一対
    のチューン間に棒体が配設されてなる搬送装置を備える
    乾燥装置。
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